JP5105152B2 - 近接スキャン露光装置及びその制御方法 - Google Patents

近接スキャン露光装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5105152B2
JP5105152B2 JP2007159196A JP2007159196A JP5105152B2 JP 5105152 B2 JP5105152 B2 JP 5105152B2 JP 2007159196 A JP2007159196 A JP 2007159196A JP 2007159196 A JP2007159196 A JP 2007159196A JP 5105152 B2 JP5105152 B2 JP 5105152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
foreign matter
mask
exposure
allowable value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007159196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008311517A (ja
Inventor
俊之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Technology Co Ltd
Original Assignee
NSK Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Technology Co Ltd filed Critical NSK Technology Co Ltd
Priority to JP2007159196A priority Critical patent/JP5105152B2/ja
Priority to KR1020097020367A priority patent/KR101111933B1/ko
Priority to PCT/JP2008/056413 priority patent/WO2008120785A1/ja
Priority to KR1020117014245A priority patent/KR101111934B1/ko
Priority to TW97112393A priority patent/TW200907590A/zh
Publication of JP2008311517A publication Critical patent/JP2008311517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5105152B2 publication Critical patent/JP5105152B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、近接スキャン露光装置及びその制御方法に関し、より詳細には、基板を搬送しながら露光する際に、基板に付着する異物との接触を防止する近接スキャン露光装置及びその制御方法に関する。
大型の薄形テレビ等に用いられる液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の大型のフラットパネルディスプレイは、基板上にマスクのパターンを分割逐次露光方式で近接露光転写することで製造される。従来のこの種の分割逐次露光装置としては、例えば、被露光材としての基板より小さいマスクを用い、該マスクをマスクステージで保持すると共に基板をワークステージで保持して両者を近接して対向配置し、この状態でワークステージをマスクに対してステップ移動させて各ステップ毎にマスク側から基板にパターン露光用の光を照射することにより、マスクに描かれた複数のマスクパターンを基板上に露光転写して一枚の基板に複数のディスプレイ等を作成するようにしたものが知られている。また、特許文献1では、一定速度で搬送されている基板に対して、露光用光をマスクを介して照射し、基板上にマスクのパターンを露光転写する近接スキャン露光方法が知られている。
特開2006−292955号公報
特許文献1に記載の露光装置では、近接スキャン露光方式であるため、基板上に異物があった場合、異物の大きさによってはマスクと接触し、マスクを傷つけてしまうという問題がある。特に、小型のマスクが使用される場合には、マスクの撓みによるマスク平坦度のうねりが比較的小さいので、露光精度を向上させるべくマスクと基板の間のギャップが小さく設定されており、異物によりマスクが傷つけられる可能性がより高くなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送される基板上に異物が存在する場合であっても、マスクを傷つけることがなく、高精度に露光を行うことができる近接スキャン露光装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 基板を所定方向に搬送する基板搬送機構と、
パターンを形成した複数のマスクをそれぞれ保持し、前記所定方向と交差する方向に沿って千鳥状に配置される複数のマスク保持部と、
前記各マスク保持部をそれぞれ駆動する複数のマスク駆動部と、
前記複数のマスク保持部の上部にそれぞれ配置され、露光用光を照射する複数の照射部と、
を備え、前記所定方向に搬送される基板に対して前記複数のマスクを介して前記露光用光を照射し、前記基板に前記複数のマスクのパターンを露光する近接スキャン露光装置であって、
前記複数のマスク保持部より搬入側の前記基板搬送機構上には、前記基板上の異物を検出するための異物検出機構が設けられ、
前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値を越えるとき、前記マスク駆動部を駆動して前記マスク保持部を前記基板から退避させ、
前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値内であるとき、前記異物の幅が許容値内であるかを判断し、
前記異物が露光領域内に位置する場合には、幅が許容値内の前記異物が有ったまま露光が行われたこと、あるいは、幅が許容値外の前記異物が有ったまま露光が行われたことを生産情報として通知するとともに、露光情報として記憶することを特徴とする近接スキャン露光装置。
(2) 前記基板搬送機構は、前記基板を浮上させて保持する浮上ユニットを有することを特徴とする請求項1に記載の近接スキャン露光装置。
(3) 前記基板搬送機構は、前記基板の前記所定方向と交差する方向における一端を吸着して保持する吸着部を有することを特徴とする請求項2に記載の近接スキャン露光装置。
(4) 前記異物が検出されないとき、前記基板と前記マスクとのギャップが100〜200μmとなる位置で露光されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の近接スキャン露光装置。
(5) 基板を所定方向に搬送する基板搬送機構と、パターンを形成した複数のマスクをそれぞれ保持し、前記所定方向と交差する方向に沿って千鳥状に配置される複数のマスク保持部と、前記各マスク保持部をそれぞれ駆動する複数のマスク駆動部と、前記複数のマスク保持部の上部にそれぞれ配置され、露光用光を照射する複数の照射部と、前記複数のマスク保持部より搬入側の前記基板搬送機構上に設けられ、前記基板上の異物を検出するため異物検出機構と、を備え、前記所定方向に搬送される基板に対して前記複数のマスクを介して前記露光用光を照射し、前記基板に前記複数のマスクのパターンを露光する近接スキャン露光装置の制御方法であって、
前記搬送される基板上の異物の有無を前記異物検出機構によって検出する工程と、
前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値を越えるとき、前記マスク駆動部を駆動して前記マスク保持部を前記基板から退避させる工程と、
前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値内であるとき、前記異物の幅が許容値内であるかを判断する工程と、
前記異物が露光領域内に位置する場合には、幅が許容値内の前記異物が有ったまま露光が行われたこと、あるいは、幅が許容値外の前記異物が有ったまま露光が行われたことを生産情報として通知するとともに、露光情報として記憶する工程と、
を備えることを特徴とする近接スキャン露光装置の制御方法。
本発明の近接スキャン露光装置によれば、複数のマスク保持部より搬入側の基板搬送機構上に、基板上の異物を検出するための異物検出機構が設けられるので、搬送される基板上に異物が存在する場合であっても、異物がマスクの下方に達する前に異物が検出され、マスクを傷つけることがなく、高精度に露光を行うことができる。
また、本発明の近接スキャン露光装置の制御方法によれば、搬送される基板上の異物の有無を異物検出機構によって検出する工程と、異物が検出され、且つ、異物の高さが許容値を越えるとき、マスク駆動部を駆動してマスク保持部を基板から退避させる工程と、を備える。これにより、異物がマスクの下方に達する前に異物が検出されると、異物の大きさに応じてマスクを基板から退避させることができ、マスクを傷つけることがなく、高精度に露光を行うことができる。
以下、本発明に係る近接スキャン露光装置及び露光方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、本実施形態の近接スキャン露光装置1の構成について概略説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態のスキャン露光装置1は、基板(カラーフィルタ基板)Wを浮上させて支持すると共に、所定方向(図1のX方向)に搬送する基板搬送機構10と、複数のマスクMをそれぞれ保持し、所定方向と交差する方向(図1のY方向)に沿って千鳥状に二列配置された複数(図1に示す実施形態において、左右それぞれ6個)のマスク保持部11と、マスク保持部11を駆動するマスク駆動部12と、複数のマスク保持部11の上部にそれぞれ配置されて露光用光を照射する複数の照射部14と、スキャン露光装置1の各作動部分の動きを制御する制御部15と、を主に備える。
基板搬送機構10は、基板WをX方向に搬送する領域、即ち、複数のマスク保持部11の下方領域、及びその下方領域からX方向両側に亘る領域に設けられた浮上ユニット16と、基板WのY方向一側(図1において上辺)を保持してX方向に搬送する基板駆動ユニット17とを備える。浮上ユニット16は、複数のフレーム19上にそれぞれ設けられた複数の排気エアパッド20及び吸排気エアパッド21を備え、ポンプ(図示せず)やソレノイドバルブ(図示せず)を介して排気エアパッド20や吸排気エアパッド21からエアを排気或いは、吸排気する。基板駆動ユニット17は、図1に示すように、浮上ユニット16によって浮上、支持された基板Wの一端を保持する吸着パッド22を備え、モータ23、ボールねじ24、及びナット(図示せず)からなるボールねじ機構25によって、ガイドレール26に沿って基板WをX方向に搬送する。なお、図2に示すように、複数のフレーム19は、地面にレベルブロック18を介して設置された装置ベース27上に他のレベルブロック28を介して配置されている。また、基板Wは、ボールねじ機構25の代わりに、リニアサーボアクチュエータによって搬送されてもよい。
マスク駆動部12は、フレーム(図示せず)に取り付けられ、マスク保持部11をX方向に沿って駆動するX方向駆動部31と、X方向駆動部31の先端に取り付けられ、マスク保持部11をY方向に沿って駆動するY方向駆動部32と、Y方向駆動部32の先端に取り付けられ、マスク保持部11をθ方向(X,Y方向からなる水平面の法線回り)に回転駆動するθ方向駆動部33と、θ方向駆動部33の先端に取り付けられ、マスク保持部11をZ方向(X,Y方向からなる水平面の鉛直方向)に駆動するZ方向駆動部34と、を有する。これにより、Z方向駆動部34の先端に取り付けられたマスク保持部11は、マスク駆動部12によってX,Y,Z,θ方向に駆動可能である。なお、X,Y,θ,Z方向駆動部31,32,33,34の配置の順序は、適宜変更可能である。
また、図1に示すように、千鳥状に二列配置された搬入側及び搬出側マスク保持部11a,11b間には、各マスク保持部11a,11bのマスクMを同時に交換可能なマスクチェンジャ2が配設されている。マスクチェンジャ2により搬送される使用済み或いは未使用のマスクMは、マスクストッカ3,4との間でローダー5により受け渡しが行われる。なお、マスクストッカ3,4とマスクチェンジャ2とで受け渡しが行われる間にマスクプリアライメント機構(図示せず)によってマスクMのプリアライメントが行われる。
図2に示すように、マスク保持部11の上部に配置される照射部14は、光源6、ミラー7、オプチカルインテグレータ(図示せず)、シャッター(図示せず)等を備える。光源6としては、紫外線を含んだ露光用光ELを放射する、例えば超高圧水銀ランプ、キセノンランプ又は紫外線発光レーザが使用される。
このような近接スキャン露光装置1は、浮上ユニット16の排気エアパッド20及び吸排気エアパッド21の空気流によって基板Wを浮上させて保持し、基板Wの一端を基板駆動ユニット17で吸着してX方向に搬送する。そして、マスク保持部11の下方に位置する基板Wに対して、照射部14からの露光用光ELがマスクMを介して照射され、マスクMのパターンを基板Wに塗布されたカラーレジストに転写する。
また、図2に示すように、複数のマスク保持部11より搬入側の基板搬送機構10上には、基板W上のごみ等の異物を検出するための異物検出機構40が設けられている。異物検出機構40は、ごみの有無を検出すると共に、ごみの大きさ、即ち、高さや幅を検出可能であり、その検出結果を制御部15へ送る。そして、この異物検出機構40によって基板W上に付着したごみが検出されると、制御部15は、ごみの高さに応じてマスク駆動部12を駆動し、ごみの接触によるマスクMの破損を防止する。以下、その具体的な処理について、図3を参照して説明する。
まず、基板Wは、基板搬送機構10の浮上ユニット16によって浮上支持されるとともに、基板駆動ユニット17の吸着パッド22に吸着される。この状態で、基板駆動ユニット17のボールねじ機構25が駆動することで、基板Wがマスク保持部11に向けて搬送される。
そして、異物検出機構40は基板Wがごみ検出エリア範囲内に搬送されたことを検出すると(ステップS1)、ごみの検出動作を開始する(ステップS2)。ここで、検出動作中、ごみの検出がなければ(ステップS3)、基板Wはそのまま搬送され(ステップS4)、マスクMと基板Wとのギャップが正規ギャップ(例えば、100〜400μm、好ましくは、100〜200μm)となる位置で露光される。一方、検出動作中、ごみが検出されると(ステップS3)、制御部15は、異物検出機構40で検出されたごみの大きさ(高さ)が許容値内かどうか判断する(ステップS5)。
ごみの高さが許容値を越えている場合には、マスク駆動部12のZ方向駆動部34を駆動して、マスク保持部11をごみとの干渉領域から上方に退避させ、ごみの接触によるマスクMの破損を防止する(ステップS6)。そして、ごみが露光領域内に位置するかどうかを判断し(ステップS7)、ごみが露光領域内を通過するまで、マスク保持部11を上方に退避させておく。なお、マスク保持部11が上方に退避している間も、基板Wは搬送されており、露光は継続的に行われている。
また、ごみが露光領域を通過した場合には、Z方向駆動部34を駆動して、マスク保持部11を正規ギャップとなる位置に移動させ、露光が行われる(ステップS8)。また、ステップS8では、制御部15は、生産情報として、特定のエリアにおいて許容範囲外のごみが有ったまま露光が行われたことを運転者に通知したり、露光情報として記憶部(図示せず)に記憶する。
一方、ステップS5において、ごみの高さが許容値内である場合には、ごみの幅が許容値内であるかどうかの判断を行いながら(ステップS9)、基板Wをそのまま搬送して露光が行われる。そして、ごみの幅が許容値内である場合には、生産情報として、特定のエリアにおいて許容範囲内のごみが有ったまま露光が行われたことを運転者に通知したり、露光情報として記憶部に記憶する(ステップS10)。また、ごみの幅が許容値外である場合には、生産情報として、特定のエリアにおいて許容範囲外のごみが有ったまま露光が行われたことを運転者に通知したり、露光情報として記憶部に記憶する(ステップS11)。
従って、本実施形態の近接スキャン露光装置1によれば、複数のマスク保持部11より搬入側の基板搬送機構10上に、基板W上のごみを検出するための異物検出機構40が設けられるので、搬送される基板W上にごみが存在する場合であっても、ごみがマスクMの下方に達する前にごみが検出され、クリーン度が多少低い環境下でも、マスクMを傷つけることなく露光が行われる。また、近接スキャン露光装置1は、マスクの平坦度が良好な複数の小型のマスクMを用いて露光が行われるので、マスクMと基板Wとの間のギャップも小さく設定でき、ごみによるマスクMの損傷を確実に防止できると共に、高精度な露光を実現することができる。
また、本実施形態の近接スキャン露光装置1の制御方法によれば、搬送される基板W上のごみの有無を異物検出機構40によって検出する工程と、ごみが検出され、且つ、ごみの高さが許容値を越えるとき、マスク駆動部12を駆動してマスク保持部11を基板Wから退避させる工程と、を備える。これにより、ごみがマスクMの下方に達する前に、ごみの有無、ごみの高さに応じてマスクMを基板Wから退避させることができ、マスクMを傷つけることなく、高精度に露光を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、適宜、変更、改良等が可能である。
上記実施形態においては、基板搬送機構10は、浮上ユニット16と基板駆動ユニット17によって基板Wを浮上して保持しながら搬送する場合について述べたが、これに限らず、基板を上面に載置しながら保持及び搬送するものであってもよい。
そして、上記実施形態においては、基板Wがカラーフィルタ基板である場合について述べたが、これに限られず、所定の露光パターンを形成するものであれば半導体基板等如何なるものであってもよい。
本発明の実施形態である近接スキャン露光装置の平面図である。 図1における近接スキャン露光装置の正面図である。 ごみ検出時の露光装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 近接スキャン露光装置
10 基板搬送機構
11 マスク保持部
12 マスク駆動部
14 照射部
15 制御部
40 異物検出機構
EL 露光用光
M マスク
W カラーフィルタ基板(基板)

Claims (5)

  1. 基板を所定方向に搬送する基板搬送機構と、
    パターンを形成した複数のマスクをそれぞれ保持し、前記所定方向と交差する方向に沿って千鳥状に配置される複数のマスク保持部と、
    前記各マスク保持部をそれぞれ駆動する複数のマスク駆動部と、
    前記複数のマスク保持部の上部にそれぞれ配置され、露光用光を照射する複数の照射部と、
    を備え、前記所定方向に搬送される基板に対して前記複数のマスクを介して前記露光用光を照射し、前記基板に前記複数のマスクのパターンを露光する近接スキャン露光装置であって、
    前記複数のマスク保持部より搬入側の前記基板搬送機構上には、前記基板上の異物を検出するための異物検出機構が設けられ、
    前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値を越えるとき、前記マスク駆動部を駆動して前記マスク保持部を前記基板から退避させ、
    前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値内であるとき、前記異物の幅が許容値内であるかを判断し、
    前記異物が露光領域内に位置する場合には、幅が許容値内の前記異物が有ったまま露光が行われたこと、あるいは、幅が許容値外の前記異物が有ったまま露光が行われたことを生産情報として通知するとともに、露光情報として記憶することを特徴とする近接スキャン露光装置。
  2. 前記基板搬送機構は、前記基板を浮上させて保持する浮上ユニットを有することを特徴とする請求項1に記載の近接スキャン露光装置。
  3. 前記基板搬送機構は、前記基板の前記所定方向と交差する方向における一端を吸着して保持する吸着部を有することを特徴とする請求項2に記載の近接スキャン露光装置。
  4. 前記異物が検出されないとき、前記基板と前記マスクとのギャップが100〜200μmとなる位置で露光されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の近接スキャン露光装置。
  5. 基板を所定方向に搬送する基板搬送機構と、パターンを形成した複数のマスクをそれぞれ保持し、前記所定方向と交差する方向に沿って千鳥状に配置される複数のマスク保持部と、前記各マスク保持部をそれぞれ駆動する複数のマスク駆動部と、前記複数のマスク保持部の上部にそれぞれ配置され、露光用光を照射する複数の照射部と、前記複数のマスク保持部より搬入側の前記基板搬送機構上に設けられ、前記基板上の異物を検出するため異物検出機構と、を備え、前記所定方向に搬送される基板に対して前記複数のマスクを介して前記露光用光を照射し、前記基板に前記複数のマスクのパターンを露光する近接スキャン露光装置の制御方法であって、
    前記搬送される基板上の異物の有無を前記異物検出機構によって検出する工程と、
    前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値を越えるとき、前記マスク駆動部を駆動して前記マスク保持部を前記基板から退避させる工程と、
    前記異物が検出され、且つ、前記異物の高さが許容値内であるとき、前記異物の幅が許容値内であるかを判断する工程と、
    前記異物が露光領域内に位置する場合には、幅が許容値内の前記異物が有ったまま露光が行われたこと、あるいは、幅が許容値外の前記異物が有ったまま露光が行われたことを生産情報として通知するとともに、露光情報として記憶する工程と、
    を備えることを特徴とする近接スキャン露光装置の制御方法。
JP2007159196A 2007-04-03 2007-06-15 近接スキャン露光装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP5105152B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159196A JP5105152B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 近接スキャン露光装置及びその制御方法
KR1020097020367A KR101111933B1 (ko) 2007-04-03 2008-03-31 노광 장치 및 노광 방법
PCT/JP2008/056413 WO2008120785A1 (ja) 2007-04-03 2008-03-31 露光装置及び露光方法
KR1020117014245A KR101111934B1 (ko) 2007-04-03 2008-03-31 노광 장치 및 노광 방법
TW97112393A TW200907590A (en) 2007-04-03 2008-04-03 Exposure apparatus and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159196A JP5105152B2 (ja) 2007-06-15 2007-06-15 近接スキャン露光装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008311517A JP2008311517A (ja) 2008-12-25
JP5105152B2 true JP5105152B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=40238856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007159196A Expired - Fee Related JP5105152B2 (ja) 2007-04-03 2007-06-15 近接スキャン露光装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5105152B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134937A (ja) * 2009-11-30 2011-07-07 Nsk Ltd 近接スキャン露光装置及びその制御方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3644246B2 (ja) * 1998-04-10 2005-04-27 三菱電機株式会社 X線露光方法
JP2000187333A (ja) * 1998-12-24 2000-07-04 Sony Corp 露光装置および露光装置におけるギャップ異常検出方法
JP4488685B2 (ja) * 2003-03-12 2010-06-23 大日本印刷株式会社 露光装置
US7158208B2 (en) * 2004-06-30 2007-01-02 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP4490779B2 (ja) * 2004-10-04 2010-06-30 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
JP2006235533A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nikon Corp 露光装置及びマイクロデバイスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008311517A (ja) 2008-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5150949B2 (ja) 近接スキャン露光装置及びその制御方法
JP4787872B2 (ja) 基板搬送処理装置
TWI743614B (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
KR20090128436A (ko) 노광 장치 및 노광 방법
JP2007173368A (ja) 塗布処理装置及び塗布処理方法
JP2010098125A (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
JP2009295950A (ja) スキャン露光装置およびスキャン露光方法
JP5068107B2 (ja) 露光装置用基板搬送機構及びその制御方法
WO2014024483A1 (ja) 物体交換方法、物体交換システム、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、及びデバイス製造方法
JP4942401B2 (ja) 露光装置及び露光方法
JP5983810B1 (ja) 光照射装置
JP5105152B2 (ja) 近接スキャン露光装置及びその制御方法
WO2013150787A1 (ja) 物体搬送システム、露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、物体保持装置、物体搬送装置、物体搬送方法、及び物体交換方法
US10613432B2 (en) Mask treating apparatus
CN116520649A (zh) 基板搬运、曝光装置、方法、平板显示器及元件制造方法
JP2009003365A (ja) 近接スキャン露光装置及びその制御方法
JP2009265313A (ja) スキャン露光装置並びにスキャン露光方法
JP2011134937A (ja) 近接スキャン露光装置及びその制御方法
JP2011118364A (ja) 近接スキャン露光装置及びその制御方法
JP7355174B2 (ja) 基板搬送装置、露光装置、フラットパネルディスプレイ製造方法、デバイス製造方法、基板搬送方法、及び露光方法
JP2011095718A (ja) 近接露光装置及びその近接露光方法
JP2010049015A (ja) スキャン露光装置、及び液晶ディスプレイ用基板
JP2012173512A (ja) 近接露光装置及びその近接露光方法
JP2007201001A (ja) 露光装置
JP2012226210A (ja) 近接スキャン露光装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5105152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees