JP3644246B2 - X線露光方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はマスク破損を防止するためのX線露光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来のX線露光装置の構成図であり、NTT R&D Vol.43 No.6 1994に記載されているものである。図において、26はウエハカセット、28はウエハステージ、29はウエハステージ28を水平、垂直方向に移動させる縦型XYステージ、25はマスクステージ、30は取り出し窓、31はX線である。
【0003】
次に、このX線露光装置を用いたX線露光方法を説明する。
X線露光装置にセットされたウエハカセット26内のウエハ7は、ウエハ搬送装置(図示を省略)によってウエハステージ28に運ばれる。ウエハ7を吸着したウエハステージ28は、マスクステージ25と対向するように位置を変え水平垂直方向に移動できる縦型XYステージ29に保持される。次いで、マスクステージ25に装着されたX線マスクとウエハ7を、20μm〜40μmの間の所定の微小間隔(マスク−ウエハ間ギャップ)に位置調整を行う。ウエハステージ28はギャップ方向と回転方向にウエハ7の位置調整ができ、マスクステージ25はX線マスクの位置制御を行うことができる。さらに、アライメント光学ユニット(図示を省略)を用いてX線マスクとウエハ7との相対位置を検出することで精密な位置合わせを行うことができるようになっている。X線マスクとウエハ7の位置調整が完了するとX線31をX線マスクに照射し、ウエハ7にX線マスクパターンが転写されることになる。このX線露光装置では、縦型XYステージ29を用い、ウエハ7を移動させた後、位置調整とX線露光を繰り返していくことでウエハ全面にわたりX線マスクパターンを転写することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のX線露光装置では、X線マスクと対向したウエハ面上に異物が存在したりX線マスク上に異物が存在した場合でも、異物を検出することなくマスク−ウエハ間ギャップの調整を行うため、異物の大きさがマスク−ウエハ間ギャップより大きい場合には、X線マスクは異物と接触し破損するという問題点があった。
【0005】
また、ウエハとウエハステージとの間に異物がある場合には、ウエハが局所的に盛り上がるため、X線マスクはウエハと接触して破損するという問題点があった。
【0006】
また、たとえX線マスクが破損しなくても、異物が存在している領域は転写パターン欠陥になってしまうという問題点があった。
【0007】
また、異物が見つかった場合でもX線露光装置では異物を除去できないため、X線露光装置よりウエハを搬出し異物除去を行なった後に、もう一度X線露光装置にセットしなければならず工程数が増加するという問題点があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、異物検出もしくは異物除去を行うことのできるX線露光装置を得ることを目的としており、X線マスクの破損を防止する、あるい転写パターン欠陥の発生を防止することのできるX線露光方法、X線露光装置およびX線マスクを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1のX線露光方法は、ウエハの上面にレジストを成膜した面の上にマスクを、所定のマスク−ウエハ間間隔で配置し、X線を照射して上記マスクのパターンを上記レジストに転写するX線露光方法であって、上記マスクのウエハと対向する側の面上、あるいは上記ウエハのレジスト塗布後の上面または下面、あるいは上記ウエハのレジスト未塗布の上面または下面の異物を、レーザ光源とレーザ受信部を対向して配置し、異物を透過した後のレーザ光の位相を測定することにより検出する工程を備えるものである。
【0029】
本発明に係る第2のX線露光方法は、ウエハの上面にレジストを成膜した面の上にマスクを、所定のマスク−ウエハ間間隔で配置し、X線を照射して上記マスクのパターンを上記レジストに転写するX線露光方法であって、上記マスクのウエハと対向する側の面上、あるいは上記ウエハのレジスト塗布後の上面または下面、あるいは上記ウエハのレジスト未塗布の上面または下面の異物を、レーザ光源とレーザ受信部をウエハ面と平行な面上に配置し、異物によって散乱した後のレーザ光の位相を測定することにより検出する工程を備えるものである。
【0033】
本発明に係る第11のX線露光方法は、上記第1のX線露光方法において、異物の検出を、ウエハ上に塗布されたレジストの塗布状態を画像信号として取り込み画像処理により行うものである。
【0064】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて、この発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるX線露光装置内の異物検出方法を説明するための模式図である。図1において、1はX線露光装置、2はレーザ光源、3はレーザ受信部、4はレーザ光、5は透過光、6はX線マスク、7はウエハ、8はウエハステージ、9は異物、10は位置検出器、11は検出回路であり、ウエハステージ8上に吸着されたウエハ7の上面にはレジスト膜が塗布されている。露光に際しては、ウエハ7の上面とX線マスク6とを10μm〜40μmの間の所定の微小間隔d(マスク−ウエハ間ギャップ)に位置調整を行い、X線マスク6の上方からX線を照射し、ウエハ7の上面のレジストにX線マスク6のマスクパターンを転写する。
【0065】
X線露光装置1内に設置されたレーザ光源2から、ウエハステージ8上に吸着されたウエハ7の上面と平行にレーザ光4を発信し、レーザ受信部3でウエハ上を透過した透過光5を受信している。レーザ光4とウエハ7までの距離を位置検出器10によって一定に調整した後、その距離を保持したまま、紙面と垂直方向にステージだけを水平移動させる。この時、レーザ光源2とレーザ受信部3は動かないため、レーザ光4はウエハ7上の全面を移動することになる。
【0066】
異物9にレーザ光4が当たると、その一部は散乱もしくは吸収されレーザ受信部3の光量が減少するために、検出回路11を用いて容易に異物の有無を検出できる。また、ウエハ7の代わりにマスク6をレーザ光に近づけることでマスク6上の異物も検出できる。この時、レーザ光4とウエハ7またはマスク6との距離をマスク−ウエハ間間隔の半分の距離に調節することによって、マスク−ウエハ間間隔の半分以上の大きさ(最大長さまたは高さ)の異物を検出することができる。
また、ウエハ7やマスク6を移動させずに、レーザ光源2とレーザ受信部3とをともにウエハ面やマスク面と平行に移動させることによって、ウエハ7やマスク6上の異物を検出することができる。
【0067】
図2は、ウエハ7とマスクステージ8との間に異物9が挟まれている様子を表す。ウエハ7はマスクステージ8に吸着されているため、異物9の大きさに対応して盛り上がる。レーザ光4は盛り上がった箇所にあたり散乱されるので、レーザ受信部3の光量の減少としてウエハ7とステージ8との間に挟まれている異物9を検出することができ、また、予め光量の減少と異物の大きさとの関係を測定した結果に基づいて異物の大きさを判定することもできる。従って、本実施例の異物検出方法ではウエハ7裏面に付着した異物9やステージ8上の異物9についても検出し、その大きさを判定することができる。
また、異物9の検出に散乱光を用いてもよい。この場合は、ウエハに対して垂直方向には通常、マスクステージやアライメント光学系などがあり検出器を設置することが困難である。従って、光源と検出器ともウエハ面と平行な方向に設置するとよい。
【0068】
本実施の形態は異物検出方法に関するものであるが、レーザ光の強度をあげることによって異物除去方法として用いることができる。
【0069】
実施の形態2.
図3は本実施の形態2におけるX線露光装置内の異物検出方法を説明するための模式図であり、ウエハ上方から見た鳥瞰図である。図3において、15は散乱光、25はX線マスクステージ、50はレーザ光拡大器である。
【0070】
X線露光装置1内に設定されたレーザ光源2から発信したレーザ光4はレーザ光拡大器50によってX線マスク6の全面にわたり扇状に拡大された後、X線マスク6とウエハ7の間を通過しレーザ受信部3に届いている。レーザ光4はあらかじめX線マスクステージ25上に固定されたX線マスク6と平行、かつX線マスク6からマスク−ウエハ間間隔の半分程度の距離になるように位置検出器10によって調整されている。露光を行うためにはX線マスク6に対してウエハ7が位置合わせを行こなう。この時、異物9にレーザ光4が当たるとその一部は散乱もしくは吸収され、レーザ受信部3の光量が減少するため、検出回路11を用いて容易に異物の有無を検出できる。
【0071】
また、本実施の形態では、レーザ光4をレーザ光拡大器50により扇状に拡大しているため、異物9によってレーザ光強度が低下する領域は異物9の大きさより拡大することになり、異物9の有無を検出するために分解能の高いレーザ受信部3を用意する必要がなく、安価に装置を構成できる。
【0072】
さらに露光中、露光前後にかかわらず、X線マスク全面にわたり、異物の有無をリアルタイムに検出することができるため、より確実に異物9との接触によるマスク破損を防止することができる。
【0073】
また、レーザ光拡大器50に入る前のレーザ光の直径を数μm以下にするとマスク−ウエハ間間隔より十分細いのでレーザ受信部3に入るレーザ光のうち、ウエハ7やX線マスク6等、異物以外から散乱されたレーザ光の割合が減少するため、レーザ受信部3に入るノイズを減らすことができ、異物検出精度をあげることができる。
【0074】
また、レーザ光の直径を数μm以上にすると、レーザ光源2に高い加工精度を要求する必要がないため、安価に装置を構成できる。
【0075】
また、レーザ受信部3を、ウエハ面と平行な面上で、かつレーザ光4が直接入射しない位置に設置し、異物からの散乱光だけを受信すると、レーザ光4の影響を受けないため、異物の有無をより確実に検出することができる。
【0076】
また、本実施の形態ではレーザ光拡大器50によってX線マスク全面にわたりレーザ光を拡大しているが、より幅の広いレーザ光を用いるとレーザ光拡大器50を用いずに異物検出を行うことができる。
【0077】
また、本実施の形態ではレーザ受信部3でレーザ光強度を計測しているが、レーザ光の位相を計測すると有機物などの透明に近い異物も検出することができる。
【0078】
また、レーザ受信部3として一台以上のCCDカメラを用い、画像処理によって異物を検出しても良い。
【0079】
また、レーザ受信部3としてより小さなレーザ受信部の集合体として構成しても良い。
【0080】
参考例1.
図4は、本参考例1におけるX線露光装置内の異物検出方法を説明するための模式図である。図4において、12はCCDカメラ、13は光源、14は参照光、15は散乱光、16は反射光である。
【0081】
光源13からの参照光14をウエハ7に照射する。参照光14はウエハ7で反射され、その反射角度はおおむねウエハ7への入射角と等しくなる。ウエハ7上に異物9があると参照光14は異物9によって散乱され反射光16とは異なる角度にも散乱される。反射光16と異なる角度に散乱された散乱光15をCCDカメラ12で電気信号に変換し、検出回路11を通すことで異物9を検出することができる。また、予め散乱光の強度と異物の大きさとの関係を測定した結果に基づいて異物9の大きさも判定することができる。
【0082】
また、ウエハ7には回路パターンが形成されているものもあるが、CCDカメラ12の位置と光源13の位置を調整することで回路パターンからの散乱光とは区別して異物9からの散乱光15を検出することができる。
【0083】
参照光14としては白色光を用いると安価に装置を構成できる。また、白色光の代わりに可視光、レーザ光、赤外線を用いても良い。
【0084】
また、CCDカメラ12を用いるとウエハ7全面の異物9の位置が特定できるため、異物9を避けて露光することができ、ウエハ7を無駄にすることがないという利点がある。
【0085】
また、本参考例において、ウエハ7の場合について説明したが、X線マスク6に対してもウエハ7の場合と同様にして異物9を検出することができる。
【0086】
参考例2.
図5は、本参考例2におけるX線露光装置内の異物検出方法および異物除去方法を説明するための模式図である。図5において、28はウエハステージ、56はワイヤ、57はワイヤ取り付け部である。
【0087】
以下、ワイヤを用いた異物検出・除去方法について説明する。
ウエハ7を吸着しているウエハステージ28に、ワイヤ取り付け部57を介してワイヤ56が、一定の張力で、ウエハステージ28に対して平行かつウエハ7の外側を通るように取り付けられている。さらに、ワイヤ56の状態は検出回路11を用いてモニタしている。ウエハ7を露光する前にワイヤ56をマスク面からマスク−ウエハ間隔の半分程度の距離に設定した後、X線マスク面と平行にX線マスク6の外側からマスク全面を走査する。走査方向に対してウエハ7より前方にワイヤ56を設置しているのでワイヤ56より先にウエハ7が異物9と接触することはない。ワイヤ56と接触したX線マスク6上の異物9はワイヤ56によって除去されるため、異物9がX線マスク6を破損することはない。
【0088】
また、本参考例では、検出回路11によって、例えばワイヤに発生した張力を測定する等、ワイヤ56の状態をモニタしているため、マスクごとに異物の有無を確認できる。さらに、異物の付着力が強く、異物除去の際にX線マスク6を破損させる可能性がある場合には、ワイヤの走査を停止するなどの処置を実施し、マスク破損を防止することができる。
【0089】
なお、上記参考例では、マスクに対してワイヤを走査したが、ワイヤに対しウエハを走査し、異物を検出・除去することもできる。
【0090】
また、ワイヤの代わりに平板を設け、この平板と平行にマスク−ウエハ間間隔の半分程度以下の距離に保持したウエハ、またはX線マスクを走査するようにしてもよい。
【0091】
参考例3.
図6は、本参考例3におけるX線露光装置内の異物除去方法を説明するための模式図である。図6において、17は気体の吹き出し口、18は気体の吸入口、19は気体である。
【0092】
フィルタを通したクリーンな気体19を吹き出し口17よりウエハ7に向かって吹き付ける。異物9の付着力以上の力で気体19が異物9と衝突すると、異物9はウエハ7から剥離し、気体19とともに飛散して、ウエハ7上から除去することができる。この時、ステージ8を動かしウエハ7に当たる気体19の場所を変えながら吹き付けることによって、ウエハ7全面において異物9を除去することができる。
【0093】
さらに、吸入口18より気体19とともに異物9を吸入することで、ウエハ7への異物9の再付着を防止することができる。
【0094】
気体19には、露光雰囲気に合わせて空気やHeを用いたが、露光に影響を及ぼさない清浄な気体であれば良い。
【0095】
また、気体の代わりに液体、ドラスアイス、氷、気体と液体の混合体を用いても良い。また、ドライアイスとしてAr(アルゴンガス)などの不活性ガスを用いると、基板に対して化学変化を起こさずに異物を除去することができる。またドライアイス、としてCO2 を用いると、安価に装置を構成することができる。
【0096】
以上は、気体、液体または氷などを吹き付ける方法を示したが、ブラシを用いることによって極めて簡単に異物を除去することもできる。
【0097】
参考例4.
図7は、本参考例4におけるX線露光装置内の異物除去方法を説明するための模式図である。図7において、20は帯電体、21は吸着体、22は電圧電源である。
【0098】
ステージ8に吸着されたウエハ7と帯電体20を対向させて配置する。帯電体20は下面の吸着体21と一体化している。帯電体20とステージ8との間に電圧電源22を用いて電圧を印加し吸着体21とウエハ7を帯電させる。この時、ウエハ7上の異物9は帯電体20とは逆符号に帯電することになり静電気力によって帯電体20へ引っ張られる。印加電圧を上げていき異物9の付着力より静電気力が強くなると、異物9はウエハ7から離れ、帯電体20下面の吸着体21に吸着される。
【0099】
また、一度吸着した異物9が吸着体21より離れることはないので再付着を防止することができる。
【0100】
なお、上記参考例では、ウエハと対向して帯電体を設け、異物を帯電させて異物を静電気力により吸着体に吸着するようにしたが、ウエハまたはマスクと対向した平板を設け、平板とマスクステージまたはウエハステージとの間に電圧電源を用いて電圧を印加し、平板と上記ウエハまたはマスクとの間で放電を発生させることにより異物除去を行うようにしてもよい。
【0101】
参考例5.
図8は、本参考例5におけるX線露光装置内の異物除去方法を説明するための模式図である。図8において、23は振動発生器、24は振動体、25はX線マスクステージである。
【0102】
X線マスク6をX線マスクステージ25に保持したまま振動体24を接触させ、振動発生器23からの振動を振動体24を通してX線マスク6に伝えて振動させる。X線マスク6は、厚さ2mmのSiの上に厚さ2μmのSiN膜等のメンブレンと0.5μmTa等の吸収体が成膜されおり、その露光領域はX線を透過させる必要があるため、Siを除去しメンブレンと吸収体からなる薄膜で形成されている。振動体24をこの薄膜に直接接触させるとX線マスク6が破損する危険があるが、X線マスク6の露光領域外に接触させることでX線マスク6を破損することなく振動させることができる。X線マスク6を異物9の付着力よりも大きい力で振動させると異物9がX線マスク6から剥離し、除去することができる。この時、異物9の付着力はその大きさや種類により異なるため振動の周波数と振幅を適切に選択することによって効果的に異物9を除去することができる。
【0103】
また、ステージ8上に保持されているウエハ7の場合は、ウエハエッジ部に振動体24を接触させて振動させる。露光前のウエハ7にはレジストが塗布されているがウエハエッジ部ではレジストが除去されているため振動体24を接触させてもレジストが付着することがなく、振動体24が汚染されることはない。振動体24が汚染されると、振動体24からウエハ7に異物を付着させることになるので、振動体24が汚染されないようにすることは重要なことである。
【0104】
参考例6.
図9は、本参考例6におけるX線露光方法を説明するための模式図である。図9において、1はX線露光装置、6はX線マスク、7はウエハ、9は異物、31はX線、32はレジスト塗布装置、33はレジスト、34は信号線、35は異物検出装置、36は異物除去装置、37は洗浄装置である。
【0105】
X線マスク6は異物検出装置35に移動し、異物検出装置35はX線マスク6上の異物9の有無および位置の検出を行い、異物9の大きさ(最大長さあるいは高さ)を求める。異物9の大きさが、マスク−ウエハ間間隔をdとしたとき、d/2以上である場合、X線マスク6は異物除去装置36に移動し、信号線34を介して異物検出装置35から送られた異物9のX線マスク6上の位置情報にもとづいて、異物除去装置36は異物9の除去を行なう。また、より確実な方法としては、異物9が検出された場合は全て異物除去装置36に移動し、異物9の除去を行う。また、さらに確実に異物除去を行うためには、X線マスク6は洗浄装置37に移動し洗浄が行われ、その後、異物検出装置35に戻る。異物検出装置35によって異物が付着していないことが確認されたX線マスク6は、X線露光装置1に移動し、X線マスク6のインストールが行われ、完了するとウエハ7が運ばれてくるまで待機する。
【0106】
レジスト塗布装置32によって、前工程で成膜されたウエハ7上に、感光性高分子であるレジスト33を塗布する。レジスト33を塗布されたウエハ7は異物検出装置35に移動し、異物検出装置35はウエハ上の異物の有無および位置の検出を行い、異物9の大きさ(最大長さあるいは高さ)を求める。異物9の大きさが、マスク−ウエハ間間隔をdとしたとき、d/2以上である場合、ウエハ7は異物除去装置36に移動し、信号線34を介して異物検出装置35から送られた異物9のウエハ上の位置情報にもとづいて、異物検出装置35は異物9の除去を行なう。また、より確実な方法としては、異物9が検出された場合は全て異物除去装置36に移動し、異物9の除去を行う。また、さらに、確実に異物除去を行うためには、ウエハ7は洗浄装置37に移動し洗浄が行われた後、再びレジスト塗布装置32に戻る。異物検出装置35によって異物が付着していないことが確認されたウエハ7はX線露光装置1に移動し、X線マスク6と所定のマスク−ウエハ間ギャップになるように位置調整を行う。この時、すでにウエハ7上とX線マスク6上に異物がないことを確認しているため、異物との接触によるX線マスクの破損は起こり得ない。位置調整が完了するとX線マスク6にX線31を照射し、ウエハ7にX線マスクパターンを転写する。
【0107】
本参考例では異物検出後に異物除去を行い、その後に露光を実施しているが、より確実にX線マスクの破損を防止するため、異物9の大きさが、マスク−ウエハ間間隔をdとしたとき、d/2以上である場合、異物が検出されたウエハ7またはX線マスク6は露光しないようにしても良い。また、異物が検出されたウエハ7またはX線マスク6は全て露光しないようにすればより確実にX線マスクの破損を防止することができる。
【0108】
また、ウエハ7上の異物を除去しなくても、X線露光装置1は異物検出装置35から信号線34を介して送られる異物の大きさ、高さ、ウエハ7上の位置情報にもとづいて、異物を避けて露光することができる。
【0109】
また、ウエハ7またはX線マスク6は異物除去後に洗浄装置37に移動せず、再び異物検出装置35に移動し異物検査をやり直しても良い。
【0110】
また、ウエハ7またはX線マスク6は異物検出をおこなわずに、全面の異物除去を行ってから露光しても良いし、さらに異物除去を行った後に洗浄装置37を用いて洗浄してから露光しても良い。
【0111】
また、レジスト塗布前にもウエハ7の異物除去を行うと、さらに確実に異物を除去することができる。
【0112】
また、ウエハ7またはX線マスク6の異物検出および異物除去を複数の検出方法や複数の除去方法と組み合わせて実施するとさらに確実に異物の検出と除去を行うことができる。
【0113】
また、本参考例では異物検出装置35がX線露光装置1と分離しているがインライン化するため一体化しても良いし、X線露光装置1内部に異物検出機構や異物除去機構を含んでいても良い。
【0114】
参考例7.
図10は、本参考例7におけるX線露光方法を説明するための模式図であり、図11は、本参考例7におけるウエハ上に異物が有る場合のレジスト成膜後のレジスト成膜状態を示すウエハ直上より見た模式図である。図10において、38は異物高さ測定器である。
【0115】
レジスト塗布装置32によって、前工程で成膜されたウエハ7上に感光性高分子からなるレジスト33を、ウエハ7の中心直上より吐出しながら回転塗布を行う。回転塗布終了後には、ウエハ7上に所定の膜厚のレジスト33が成膜される。レジスト膜厚は通常1μm程度であるので、レジスト塗布前に高さ数μm以上の異物9がウエハ7に付着していると、レジスト33は回転塗布時に異物9に当たり散乱し、図11に示すようにウエハ上に大きなレジスト成膜状態の変化(ストリエーション33a)を引き起こす。ストリエーション33aの大きさは、異物9の大きさが直径数μm程度のものでも数mm以上の大きさに達する。従って、異物検出装置35では、レジスト成膜状態の画像を取り込み画像処理を行い、ストリエーション33aの有無を識別することで異物の有無の判定を行う。また、ストリエーション33aはウエハ中心方向から異物を起点として放射線上に広がるので、ストリエーション33aの起点を求めることによって、ウエハ7上の異物の座標を決めることができる。次に、異物があるウエハ7は異物高さ測定器に送られ、異物検出装置35から信号線34を通して送られた異物の位置情報にもとづいて各異物ごとにその高さを測定する。大きさ数μm程度の異物は異物に当てたレーザ光からの反射光を計測することで容易に高さを測定することができる。異物検出装置35によって異物が付着していないことが確認されたウエハ7はX線露光装置1に移動し、X線マスク6と所定のマスク−ウエハ間ギャップになるように位置調整を行う。この時、すでにウエハ7上に異物がないことを確認しているため、異物との接触によるX線マスクの破損は起こり得ない。位置調整が完了するとX線マスク6にX線31を照射し、ウエハ7にX線マスクパターンを転写する。
【0116】
本参考例では微細な異物の有無をストリエーション33aを通して拡大して検出しているため、異物検出装置として高い精度が必要なく安価に装置を構成することができる。
【0117】
また、ウエハ7全面のストリエーション33aの有無と異物の高さ測定を1分以内に判定でき、他のウエハのプロセス処理時間中に異物検出と異物の高さ測定が完了するので、スループットを下げることなくレジスト塗布装置32と異物検出装置35と異物高さ測定器38とX線露光装置1をインラインで処理することができる。
【0118】
また、X線露光装置1は、異物検出装置35から信号線34を介して送られる異物の大きさ、高さ、ウエハ7上の位置情報にもとづいて、異物を避けて露光することができる。
【0119】
また、異物の高さがマスク−ウエハ間ギャップの半分未満ならば、エッチング面積を合わせるため異物がある領域でも露光しても良い。エッチング面積によりエッチング速度が変化し寸法変動の要因となるため、寸法制御性を確保するためにエッチング面積を同じにすることは重要なことである。
【0120】
参考例8.
図12は、本参考例8におけるX線露光装置内のX線マスク−ウエハ間ギャップ設定方法を説明するための断面模式図である。図12において、39はマスクガード、40はX線マスク−ウエハ間ギャップの基準面である。
【0121】
X線マスク−ウエハ間ギャップの半分程度の長さ以上の高さをもつマスクガード39をX線マスク6の表面に装着したX線マスク6を、X線露光装置1にインストールする。X線マスク6は、ウエハ7の外にあるX線マスク−ウエハ間ギャップの基準面40に対して所定のX線マスク−ウエハ間ギャップになるように位置調整を行う。次いで、ステージ8上に吸着されたウエハ7を、X線マスク−ウエハ間ギャップの基準面40と同じ高さになるように位置調整する。位置調整はレーザ光を用いた位相差検出により実施している。次に、X線マスク6とウエハ7をX線マスク−ウエハ間ギャップの基準面40に対する相対位置を保持したままステージ8をウエハ7上の目的の露光フィールドに移動した後、X線露光を開始する。露光終了後、次のフィールドへもX線マスク−ウエハ間ギャップを保持したまま移動を行い、順次露光を行なっていく。この時、X線マスク6に装着されているマスクガード39と接触した異物9は、マスクガード39により削られたり、はね飛ばされたりするためX線マスク面と異物が接触することはなく、X線マスクの破損を防止することができる。
【0122】
本参考例ではウエハ上に、X線マスク−ウエハ間ギャップ以上の高さをもつ異物9が存在しても、X線マスクが破損することがない。
【0123】
また、マスクガード39は異物との接触により汚染された場合には取り外して交換することができる。
【0124】
また、所定のX線マスク−ウエハ間ギャップに適した厚さのマスクガード39を選択することができる。
【0125】
また、マスクガードは、X線マスク作製時に一体形成するとマスクガード39の装着に伴う位置歪みを最小限にすることができる。
【0126】
参考例9.
図13は、本参考例9におけるX線露光装置内のX線露光方法を説明するための模式図である。図13において、51は異物数計測器、52は露光雰囲気供給口、53は露光雰囲気取り込み口、54はX線マスクホルダー、55は露光雰囲気の気流の流れである。
【0127】
X線露光装置1内では温度調整、パーティクル除去フィルタ、ケミカルフィルタよって品質管理された露光雰囲気が常時、露光雰囲気供給口52から供給され、露光雰囲気取り込み口53に取り込まれている。露光雰囲気の気体の流れ55の途中に設置された異物数計測器51は常時、露光雰囲気内の浮遊異物の数や大きさの計測を行い、所定の大きさ以上の浮遊異物が検出された場合や異物数が増えた場合には、露光の停止または注意信号をX線露光装置使用者に知らせることができる。そのため、X線マスク6に異物が付着する前に装置メンテナンス等の適切な処置を実施でき、X線マスクの破損を防止することができる。
さらに、X線露光装置1内にはX線マスクホルダー54内にマスク設計パターンの同じX線マスク6が2つ以上インストールされている。一方のX線マスク6を用いた露光中に異物数計測器51が異物を検出した場合、使用中のX線マスク6上に異物が付着している可能性があるため、検査を実施する必要がある。このとき、もう一つのX線マスク6と即座に交換を行うことにより、異物が付着している可能性のあるX線マスク6を検査している時にも継続して露光を実施できるため、スループットの低下を最小限にすることができる。
【0128】
本参考例では、異物数計測器51は露光雰囲気供給口52や露光雰囲気取り込み口の直後に設置されているがX線マスク6に近接した位置でも良いし、さらに複数の場所に異物数計測器51を設置しても良い。
【0129】
【発明の効果】
本発明に係る第1のX線露光方法によれば、ウエハの上面にレジストを成膜した面の上にマスクを、所定のマスク−ウエハ間間隔で配置し、X線を照射して上記マスクのパターンを上記レジストに転写するX線露光方法であって、上記マスクのウエハと対向する側の面上、あるいは上記ウエハのレジスト塗布後の上面または下面、あるいは上記ウエハのレジスト未塗布の上面または下面の異物を、レーザ光源とレーザ受信部を対向して配置し、異物を透過した後のレーザ光の位相を測定することにより検出する工程を備えるので、異物が付着している場合には露光を行わない等の措置が実施できるため、異物との接触によるX線マスクの破損を防止することができる。
また、X線露光装置内部で異物検出を行うため、X線露光装置外で付着した異物でもX線露光装置内部で付着した異物でも検出することができ、より確実にX線マスクの破損を防止できる。
また、X線マスク破損に伴うX線マスクの再作製が不要となるため転写コストを下げることができる。
また、異物検出により、転写パターン欠陥になることが予想される場合には露光を行わないこともでき、転写パターン欠陥の発生を予防できる。
さらに、有機物などの透明に近い異物も検出することができる。
【0149】
本発明に係る第2のX線露光方法によれば、ウエハの上面にレジストを成膜した面の上にマスクを、所定のマスク−ウエハ間間隔で配置し、X線を照射して上記マスクのパターンを上記レジストに転写するX線露光方法であって、上記マスクのウエハと対向する側の面上、あるいは上記ウエハのレジスト塗布後の上面または下面、あるいは上記ウエハのレジスト未塗布の上面または下面の異物を、レーザ光源とレーザ受信部をウエハ面と平行な面上に配置し、異物によって散乱した後のレーザ光の位相を測定することにより検出する工程を備えるので、有機物などの透明に近い異物も検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るX線露光装置内の異物検出方法の模式図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る異物検出方法とウエハとステージとの間に異物が挟まれている様子を表す模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るX線露光装置内の異物検出方法の模式図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るX線露光装置内の異物検出方法の模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係るX線露光装置内の異物検出・除去方法の模式図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係るX線露光装置内の異物除去方法の模式図である。
【図7】 この発明の実施の形態6に係るX線露光装置内の異物除去方法の模式図である。
【図8】 この発明の実施の形態7に係るX線露光装置内の異物除去方法の模式図である。
【図9】 この発明の実施の形態8に係るX線露光方法を説明するための模式図である。
【図10】 この発明の実施の形態9に係るX線露光方法を説明するための模式図である。
【図11】 この発明の実施の形態9におけるウエハ上に異物が有る場合のレジスト成膜後のレジスト成膜状態を示す模式図である。
【図12】 この発明の実施の形態10に係るX線露光方法を説明するための模式図である。
【図13】 この発明の実施の形態11に係るX線露光方法を説明するための模式図である。
【図14】 従来のX線露光装置の構成図である。
【符号の説明】
1 X線露光装置、2 レーザ光源、3 レーザ受信部、4 レーザ光、5 透過光、6 X線マスク、7 ウエハ、8 ステージ、9 異物、10 位置検出器、11 検出回路、12 CCDカメラ、13 光源、14 参照光、15 散乱光、16 反射光、17 吹き出し口、18 吸入口、19 気体、20 帯電体、21 吸着体、22 電圧電源、23 振動発生器、24 振動体、25 X線マスクステージ、26 ウエハカセット、28 ウエハステージ、29縦型XYステージ、30 取り出し窓、31 X線、32 レジスト塗布装置、33 レジスト、34 信号線、35 異物検出装置、36 異物除去装置、37 洗浄装置、38 異物高さ測定器、39 マスクガード、40 X線マスク−ウエハ間ギャップの基準面、50 レーザ光拡大器、51 異物数計測器、52 露光雰囲気供給口、53 露光雰囲気取り込み口、54 X線マスクホルダー、55 露光雰囲気の気体の流れ、56 ワイヤ、57 ワイヤ取り付け部。
Claims (2)
- ウエハの上面にレジストを成膜した面の上にマスクを、所定のマスク−ウエハ間間隔で配置し、X線を照射して上記マスクのパターンを上記レジストに転写するX線露光方法であって、上記マスクのウエハと対向する側の面上、あるいは上記ウエハのレジスト塗布後の上面または下面、あるいは上記ウエハのレジスト未塗布の上面または下面の異物を、レーザ光源とレーザ受信部を対向して配置し、異物を透過した後のレーザ光の位相を測定することにより検出する工程を備えることを特徴とするX線露光方法。
- ウエハの上面にレジストを成膜した面の上にマスクを、所定のマスク−ウエハ間間隔で配置し、X線を照射して上記マスクのパターンを上記レジストに転写するX線露光方法であって、上記マスクのウエハと対向する側の面上、あるいは上記ウエハのレジスト塗布後の上面または下面、あるいは上記ウエハのレジスト未塗布の上面または下面の異物を、レーザ光源とレーザ受信部をウエハ面と平行な面上に配置し、異物によって散乱した後のレーザ光の位相を測定することにより検出する工程を備えることを特徴とするX線露光方法。
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