JP6448491B2 - パーティクル測定用マスク - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、パーティクル測定用マスクに関する。
半導体デバイスの微細化に伴い、露光装置で使用する光源の短波長化が進んでいる。現在では、波長100nm程度以下の極端紫外光(Extreme Ultraviolet Light:以下、EUV光という)を用いる露光装置(EUV露光装置)が、半導体デバイスの製造に適用されつつある。EUV光は、大気中では減衰してしまうため、真空チャンバ内での露光が一般的である。そのため、EUV露光装置では、マスク裏面を静電チャックで保持する方式が主流となっている。
静電チャック方式でマスク裏面を保持する場合、真空チャック方式の場合に比して、マスク裏面と保持する機構との接触面積が増加する傾向にある。これによって、マスク裏面または保持機構側にパーティクルが付着すると、パーティクルを挟み込む可能性が高くなる。その結果、部分的にマスク高さが変化し、ウェハ上へのパターン転写位置がずれてしまう。また、マスクの露光パターンが存在する面(以下、パターン面という)側へのパーティクルが付着すると、パーティクルがパターンとして転写され、パターン欠陥が発生してしまう。
このように、EUV露光装置で使用されるマスクにパーティクルが付着すると、露光に大きな影響を与える。しかし、従来では、検査基板上への異物の付着の有無を検査する装置については提案されているが、EUV露光装置内で、マスクに付着するパーティクルをモニタする機構については提案されていなかった。
特開2001−159613号公報
本発明の一つの実施形態は、EUV露光装置内でマスクに付着するパーティクルをモニタすることができるパーティクル測定用マスクを提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、第1マスク基板と、支持部材と、パーティクル測定手段と、を備えるパーティクル測定用マスクが提供される。前記支持部材は、マスクステージと接触する側の前記第1マスク基板の第1主面と対向する第2主面の周縁部に配置される。前記パーティクル測定手段は、前記支持部材の側面に配置され、前記第2主面近傍でのパーティクルの有無を測定する。前記支持部材は、当該パーティクル測定用マスクの露光装置内でのスキャン方向に垂直な方向の前記第1マスク基板の両端部に、前記スキャン方向に延在して設けられる第1支持部および第2支持部を有する。前記パーティクル測定手段は、前記第1支持部および前記第2支持部に設けられる。また、前記パーティクル測定手段は、前記第1マスク基板の前記第2主面側を通過するパーティクルを検出するパーティクル検出部と、前記パーティクル検出部による前記パーティクルの検出の有無をロギングするロギング部と、を含む。
図1は、第1の実施形態によるパーティクル測定用マスクの構造の一例を模式的に示す図である。 図2は、マスクケースの基本構成を示す分解図である。 図3は、内部ポッドの構成の一例を模式的に示す図である。 図4は、第1の実施形態によるパーティクル管理方法の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、パーティクル管理方法が適用されるEUV露光装置の構成の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態によるパーティクル測定結果の一例を模式的に示す図である。 図7は、第2の実施形態によるパーティクル測定用マスクの構成の一例を模式的に示す図である。 図8は、第3の実施形態によるパーティクル測定用マスクの構成の一例を模式的に示す上面図である。 図9は、第3の実施形態によるパーティクル管理方法の手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかるパーティクル測定用マスクおよびパーティクル管理方法を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の実施形態で用いられるパーティクル測定用マスクの斜視図、上面図および断面図は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係や各部材のサイズの比率などは現実のものとは異なる場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態によるパーティクル測定用マスクの構造の一例を模式的に示す図であり、(a)は斜視図を示し、(b)は(a)の上面図を示す図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。パーティクル測定用マスク10は、マスクを保管するマスクケース内と、マスクが使用される露光装置内とにおける浮遊パーティクルの測定機能を有するマスクである。パーティクル測定用マスク10は、通常の製品製造の際のリソグラフィで使用されるマスク(以下、製品マスクという)と同じ寸法を有し、製品マスクを保管するマスクケース内に保管可能である。なお、以下では、EUV露光装置で使用されるパーティクル測定用マスク10を例に挙げて説明する。
パーティクル測定用マスク10は、マスク基板11のおもて面には、パーティクルを検出可能な機構と、パーティクルを検出可能な空間と、が備えられ、裏面には、静電チャック機構でパーティクル測定用マスク10が保持可能なように、静電チャック用導電膜21が設けられる構造を有する。静電チャック用導電膜21として、たとえばCrN膜が用いられる。
マスク基板11のおもて面には、パターン配置領域R1と、周縁領域R2と、が設けられる。周縁領域R2は、マスク基板11の周縁部に設けられる。パターン配置領域R1には、加工対象上に形成される素子などを形成するための主パターン35のほかに、アライメントマークなどの補助パターン36も配置される。
パターン配置領域R1のおもて面上には、多層反射膜と、保護膜と、が順に積層される。多層反射膜は、露光光を反射する。多層反射膜として、たとえば複数積層されたMo/Si多層膜を用いることができる。保護膜は、多層反射膜を構成するMo膜を酸化から保護する。保護膜としては、たとえばSiが用いられる。
保護膜上には、吸収層が設けられる。吸収層は、露光光に対する反射率が低い材料からなる。すなわち、吸収層は、露光光を吸収する。吸収層としては、たとえばタンタルとホウ素を含む窒化物(TaBN)が用いられる。吸収層は、所定の形状にパターニングされている。
周縁領域R2には、マスク基板11の周縁部に沿って配置される枠部材31が配置される。これによって、周縁領域R2の上面は、パターン配置領域R1に比して高くなる。ここで、枠部材31のうち、露光装置でのマスクスキャン方向と平行な方向に配置される部分を第1部材32a,32bとし、マスクスキャン方向と垂直な方向に配置される部分を第2部材33とする。また、第1部材32a,32bと第2部材33において、パターン配置領域R1側に配置されている面を内面という。第1部材32a,32bのおもて面側には、位置合わせを行うためのアライメントマーク46が設けられている。枠部材31は、マスク基板11と別の部材によって構成され、接続部材によって接続される構成でもよいし、マスク基板11と同じ部材によって一体的に成形される構成でもよい。
第1の実施形態では、第1部材32a,32bの内面にパーティクルを検出可能な機構が設けられる。具体的には、第1部材32a,32bの内面には、発光素子41と、受光素子42と、加速度計測部43と、ロギング部44と、電源45と、が設けられる。
発光素子41は、パーティクル測定用マスク10のおもて面側を浮遊するパーティクル51を検出する際に使用する光源である。発光素子41として、たとえばレーザダイオードまたはLED(Light Emitting Diode)などを用いることができる。
受光素子42は、発光素子41の配置位置に対向して配置され、発光素子41から照射される光を受光する。受光素子42は、受光強度信号をロギング部44へと出力する。受光素子42として、たとえばフォトダイオードなどを用いることができる。
発光素子41と受光素子42とがパーティクル検出を行う機構である。発光素子41は、測定中、所定の強度の測定光を受光素子42に対して出射し、受光素子42は、測定光を受光する。パーティクル51が存在していない状態での受光素子42における測定光の受光強度を基準受光強度とし、測定中における受光強度が基準受光強度に比して所定の割合以上小さくなった場合にパーティクル51が存在すると判定を行う。
加速度計測部43は、たとえばマスクスキャン方向の加速度を計測する加速度計である。加速度計測部43は、マスクスキャン中であるか否かを後ほど判断する材料を提供するものである。加速度計測部43は、所定の時間ごとにマスクスキャン方向の加速度を計測し、計測結果をロギング部44へと出力する。なお、加速度計測部43はマスクスキャン方向の加速度を計測しているが、3軸方向の加速度を計測してもよい。このような加速度計測部43を用いることで、搬送中のパーティクル測定用マスク10の位置を特定することが可能になる。
ロギング部44は、受光素子42からの受光強度信号と、加速度計測部43からの加速度と、を取得し、記憶する。たとえば、受光強度信号をリアルタイムでロギングし、加速度を所定の間隔でロギングする。ロギングデータには、たとえば測定開始からの経過時間、受光強度信号および加速度が含まれる。ロギング部44と受光素子42との間、およびロギング部44と加速度計測部43との間は、信号線によって接続されている。
電源45は、発光素子41、受光素子42、加速度計測部43およびロギング部44に電力を供給する。そのため、図示していないが、電源45は、発光素子41、受光素子42、加速度計測部43およびロギング部44と電源配線を介して接続されている。
図1の例では、第1部材32aの内面には、発光素子41と電源45とが設けられ、第1部材32bの内面には、受光素子42と加速度計測部43とロギング部44とが設けられる。また、上記したように、発光素子41と受光素子42とは対向して設けられる。
つぎに、第1の実施形態によるパーティクル管理方法について説明する。第1の実施形態によるパーティクル測定用マスク10では、露光装置内だけでなく、製品マスクを保管するマスクケース内でもパーティクル51の測定を行うことが可能である。そのため、ここでは、マスクケースの簡単な構造を説明した後、パーティクル管理方法について説明を行う。
図2は、マスクケースの基本構成を示す分解図であり、図3は、内部ポッドの構成の一例を模式的に示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は上面図であり、(c)はマスクを載せた状態の上面図である。マスクケース100は、内部ポッド110と外部ポッド120とを含む二重ポッド構造を有する。
内部ポッド110は、マスク150を収納するための、ベース部111およびカバー部112を備える。ベース部111には、マスク150を支持する支持部材1111と、支持部材1111で支持されたマスク150の横ずれを防ぐガイド部材1112と、が設けられる。支持部材1111は、たとえば矩形状のマスク150の四隅付近に設けられる。支持部材1111は、マスク150を傷つけないように、たとえば球状の部材で構成されている。また、ベース部111には、図示しないパージガス供給口が設けられる。
カバー部112には、パージガスを排出するフィルタ1121が設けられる。カバー部112は、マスク150が配置される領域が凹部となっており、ベース部111に被せることで、内部ポッド110の内部と外部とを遮断する。
外部ポッド120は、内部ポッド110を収納するための、ベース部121およびカバー部122を備える。ベース部121には、内部ポッド110を支持する支持部材1211と、図示しないパージガス供給口と、が設けられる。カバー部122は、図示しないガス排出口が設けられる。また、カバー部122は、内部ポッド110が配置される領域が凹部となっており、ベース部121に被せることで、外部ポッド120の内部と外部とを遮断する。
マスクケース100でのマスク150の保管方法について説明する。まず、図2(a)、(b)および図3(a)、(c)に示されるように、マスク150を内部ポッド110のベース部111の所定の位置に載置し、カバー部112を被せる。この状態で内部ポッド110の内部は、外部と遮断される。その後、図2(c)に示されるように、内部ポッド110を外部ポッド120のベース部121の所定の位置に載置し、カバー部122を被せる。この状態で、外部ポッド120の内部は、外部と遮断される。そして、このような二重構造によって、マスク150の保管時にもマスク150にパーティクル51が付着しにくくなる。なお、パーティクル測定用マスク10は、製品マスクと同じサイズで構成されているので、このマスクケース100内に保管することが可能である。
図4は、第1の実施形態によるパーティクル管理方法の手順の一例を示すフローチャートであり、図5は、パーティクル管理方法が適用されるEUV露光装置の構成の一例を示す図である。EUV露光装置200は、光源210と、処理チャンバ220と、ウェハ用ロードロック室230と、マスク用ロードロック室240と、を備える。光源210、処理チャンバ220、ウェハ用ロードロック室230、およびマスク用ロードロック室240は、真空ポンプで内部が排気され、それぞれ内部が所定の真空度とされる。
光源210は、露光処理の際に使用するEUV光を発生させ、処理チャンバ220へとEUV光を出射する。光源210と処理チャンバ220との間には、たとえばゲートバルブ211が設けられている。露光処理を行う場合には、ゲートバルブ211が開かれ、EUV光が処理チャンバ220内に導かれる。
処理チャンバ220は、露光処理を行う空間である。処理チャンバ220内には、処理対象のウェハ250を保持するウェハステージ221と、マスク150を保持するマスクステージ222と、光源210からのEUV光をマスク150に導く照明光学系223と、マスク150から反射されるEUV光をウェハ250上に導く投影光学系224と、マスク用ロードロック室240から搬入された内部ポッド110を保持するバッファ225と、を備える。
ウェハ用ロードロック室230は、EUV露光装置200外と処理チャンバ220との間でウェハ250を搬送する際の中継室である。ウェハ用ロードロック室230と処理チャンバ220との間には、ゲートバルブ231が設けられる。
マスク用ロードロック室240は、EUV露光装置200外と処理チャンバ220との間でマスク150を搬送する際の中継室である。マスク用ロードロック室240と処理チャンバ220との間には、ゲートバルブ241が設けられる。
上記したEUV露光装置200で露光処理が行われた後、EUV露光装置200のメンテナンス処理が実施される(ステップS11)。たとえば、前回のメンテナンス後から所定の時間が経過した場合、あるいは装置から異常を示す信号が出力された場合などを契機として、メンテナンス処理が実施される。メンテナンス処理では、光源210、処理チャンバ220、ウェハ用ロードロック室230およびマスク用ロードロック室240が大気開放され、内部を構成する部材の交換、洗浄、調整などが行われる。
メンテナンス処理が終了すると、光源210、処理チャンバ220、ウェハ用ロードロック室230およびマスク用ロードロック室240の内部がそれぞれ排気される(ステップS12)。このとき、パーティクル測定用マスク10が収納されたマスクケース100がEUV露光装置200のロードポートまで搬送される。そして、パーティクル測定用マスク10でのパーティクル測定が開始される(ステップS13)。パーティクル測定の開始は、たとえばパーティクル測定用マスク10に設けられた電源45をオンにすることによって行われてもよいし、または図示しない無線通信手段によって発光素子41、受光素子42、加速度計測部43およびロギング部44に開始の信号を送信することによって行われてもよい。
ついで、パーティクル測定用マスク10が、マスク用ロードロック室240を介して処理チャンバ220内のマスクステージ222にロードされる(ステップS14)。具体的には、マスク用ロードロック室240が大気圧にされ、ロードポートでマスクケース100の外部ポッド120から内部ポッド110が取り出され、マスク用ロードロック室240内へと内部ポッド110が搬送される。その後、所定の圧力となるまでマスク用ロードロック室240内が排気される。ついで、ゲートバルブ241が開かれ、マスクケース100の内部ポッド110が処理チャンバ220内のバッファ225へと搬送される。その後、ゲートバルブ241が閉じられ、処理チャンバ220内が所定の真空度とされる。
ついで、内部ポッド110は、図示しない搬送アームによってバッファ225からマスクステージ222近傍に搬送される。その後、内部ポッド110のカバー部112が取り外され、図示しない搬送アームによって内部ポッド110のベース部111がマスクステージ222に近接して配置される。具体的には、ベース部111上のパーティクル測定用マスク10がマスクステージ222に対向し、両者の間が所定の距離となるように配置される。その後、マスクステージ222の静電気力で、パーティクル測定用マスク10がマスクステージ222に吸着され、固定される。
その後、EUV露光装置200でスキャン動作が実施される(ステップS15)。このスキャン動作は、実際に露光処理で行われるように、パーティクル測定用マスク10をスキャン方向にスキャンするものである。スキャン動作は、EUV光を照射しない単なるスキャン動作であってもよいし、EUV光を照射しながらスキャン動作を行う露光処理であってもよい。
ついで、パーティクル測定用マスク10をマスクステージ222からアンロードし、回収する(ステップS16)。具体的には、マスクステージ222と所定の距離となるように内部ポッド110のベース部111を対向して配置し、パーティクル測定用マスク10をマスクステージ222から取り外し、ベース部111上に載置する。その後、内部ポッド110のカバー部112がベース部111上に被せられ、図示しない搬送アームによって、内部ポッド110がバッファ225へと搬送される。その後、ゲートバルブ241が開かれ、内部ポッド110がマスク用ロードロック室240内に搬送される。ゲートバルブ241を閉じた後、マスク用ロードロック室240内が大気圧にされ、マスク用ロードロック室240内から内部ポッド110がロードポートの外部ポッド120へと搬送される。そして、内部ポット120が外部ポッド120内に収納される。これによってパーティクル測定用マスク10が回収される。そして、パーティクル測定用マスク10でのパーティクル測定が終了する(ステップS17)。パーティクル測定の終了は、たとえばパーティクル測定用マスク10に設けられた電源45をオフにすることによって行われてもよいし、または図示しない無線通信手段によって発光素子41、受光素子42、加速度計測部43およびロギング部44に終了の信号を送信することによって行われてもよい。
その後、ロギング部44で収集されたパーティクル測定のロギングデータを用いた分析処理が行われる(ステップS18)。この分析処理は、たとえばロギング部44をパーティクル測定用マスク10から脱離し、アダプタを介してパーソナルコンピュータなどの情報処理端末と接続することによって行われる。そして、情報処理端末が、ロギング部44内のロギングデータを読み込み、パーティクル51の検出状況が作成される。パーティクル51の検出状況は、たとえば情報処理端末の表示手段に出力される。
図6は、第1の実施形態によるパーティクル測定結果の一例を模式的に示す図である。この図では、加速度の値と、パーティクル発見時間との関係を示している。具体的には、横軸にパーティクル測定開始からの経過時間を取り、縦軸に加速度の大きさを取っている。また、パーティクル51を検出した際にはグラフ中、白丸「○」が示されている。測定開始から時刻t1までは、加速度が生じていない。これは、パーティクル測定用マスク10をロードポートからマスクステージ222まで搬送した状態を示している。その後、時刻t1以降は、加速度が周期的に増減を繰り返している。これは、パーティクル測定用マスク10がスキャン動作されていることを示している。
このような状況下で、時刻t11,t12,t13でパーティクル51が検出されたことが示されている。時刻t11では、マスクステージ222への搬送途中でパーティクル51が発生したことを示している。また、時刻t12,t13では、スキャン動作すなわち露光動作中にパーティクル51が浮遊していることを示している。また、時刻t12,t13では周期的な山の形が同じ位置でパーティクル51が発生しているので、パーティクル51の発生源の位置を特定することができる。
このように、パーティクル測定結果からパーティクル51の発生頻度、パーティクル51の発生源の特定などを行うことが可能となる。
その後、パーティクル計測結果が製品マスクをロードできるレベルであるか否かを判定する(ステップS19)。製品マスクをロードできるレベルでない場合(ステップS19でNoの場合)には、ステップS11に戻り、再びEUV露光装置200のメンテナンス処理が行われる。この場合、パーティクル測定結果からパーティクル発生源と思われる位置を特定することができるので、パーティクル発生源近辺についてメンテナンス処理を行えばよい。
また、製品マスクをロードできるレベルである場合(ステップS19でYesの場合)には、製品マスクをEUV露光装置200内にロードし(ステップS20)、露光処理を開始する(ステップS21)。以上によって、パーティクル管理方法が終了する。
なお、上記した例では、マスクケース100をロードポートからEUV露光装置200内に搬送し、スキャン動作を行ってからEUV露光装置200外のロードポートに搬出するまでの間のパーティクル51の測定を行うものであった。しかし、パーティクル測定用マスク10を含むマスクケース100をマスクストッカに収納して保管する場合にもパーティクル測定を行うこともできる。この場合には、マスクストッカにマスクケース100を収納する際の加減速動作が発生するので、このタイミングでのパーティクル検出状況を確認することができる。
第1の実施形態では、製品マスク150と同じサイズのパーティクル測定用マスク10にパーティクル測定機構を設けた。また、露光装置のメンテナンス処理実施後に、露光装置外から露光装置内のマスクステージ222にパーティクル測定用マスク10を搬送し、スキャン動作を行い、露光装置外にパーティクル測定用マスク10を搬出するまでの間、パーティクル測定を行う。そして、パーティクル測定結果に基づいて、処理チャンバ220内が製品マスクを使用可能な環境であるかを判定するようにした。その結果、パーティクル測定用マスク10の搬送中、またはマスクステージ222にパーティクル測定用マスク10がクランプされている間に、パーティクル測定用マスク10の外部から侵入したパーティクル51を検出することができるという効果を有する。
また、パーティクル測定結果をロギング部44に記憶し、露光状態の動作ログ、すなわちスキャン動作と比較することで、露光装置内でのパーティクル測定用マスク10の移動位置とパーティクル検出のタイミングを照らし合わせることが可能になる。その結果、露光装置内でのパーティクル51の発生原因を追究しやすくなるという効果も有する。
さらに、露光装置内でのマスクスキャン動作期間とパーティクル検出期間とを照らし合わせることが可能となり、パーティクル発生原因を追及しやすくなるという効果も有する。また、露光装置の処理チャンバ220内、特にマスクステージ222近傍のパーティクル浮遊量が多い場合に、処理チャンバ220内での製品マスクを投入してしまう事例を低減することができる。つまり、露光装置の処理チャンバ220内での製品マスクへのパーティクル付着リスクを低減することが可能となる。その結果、マスク洗浄頻度を低下することができるとともに、半導体製品の歩留まりを向上させることができるという効果を有する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、マスクケース内と露光装置内でのスキャン動作中でのパーティクル測定が可能なパーティクル測定用マスクの他の構成例について説明する。
図7は、第2の実施形態によるパーティクル測定用マスクの構成の一例を模式的に示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は側面図であり、(c)は(b)のB−B断面図である。第2の実施形態によるパーティクル測定用マスク10Aは、裏面を構成する第1マスク基板15と、おもて面を構成する第2マスク基板16と、第1マスク基板15と第2マスク基板16とを接続する支持部材34a,34bと、を備える。第1マスク基板15と第2マスク基板16とは、低熱膨張率で高平坦な特性を有する矩形状の材料、たとえばガラス基板によって構成される。
第1マスク基板15の裏面には、CrN膜などからなる静電チャック用導電膜21が設けられる。第2マスク基板16のおもて面には、加工対象に転写するパターンが形成される。このパターンは、第1の実施形態で説明したものと同様であるので、説明を省略する。
第1マスク基板15のおもて面のマスクスキャン方向に垂直な方向の両端に沿って、支持部材34a,34bが設けられる。すなわち、支持部材34a,34bは、マスクスキャン方向と平行な方向に延在するように設けられる。第1マスク基板15のおもて面は、第2マスク基板16の裏面と対向するように、支持部材34a,34bによって接続される。なお、上記した例では、第1マスク基板15、第2マスク基板16および支持部材34a,34bを、それぞれ異なる部材で構成し、これらを接続してパーティクル測定用マスク10Aを構成しているが、この構造に限定されるものではない。たとえば、図7(a)に示される外形を有するガラス基板を用意し、このガラス基板を加工することで、図7(a)に示される構造のパーティクル測定用マスク10Aを構成してもよい。あるいは、第1マスク基板15と支持部材34a,34bが一体的に形成された部材と第2マスク基板16とを接続してパーティクル測定用マスク10Aを構成してもよいし、第2マスク基板16と支持部材34a,34bが一体的に形成された部材と第1マスク基板15とを接続してパーティクル測定用マスク10Aを構成してもよい。
支持部材34a,34bの内面には、第1の実施形態で説明したパーティクル51を検出可能な機構である発光素子41と、受光素子42と、加速度計測部43と、ロギング部44と、電源45と、が設けられる。これらの部材は、第1の実施形態で説明したものと同様の機能を有し、また同様の配置のされ方をするので、その説明を省略する。また、第2の実施形態では、第1マスク基板15と第2マスク基板16と支持部材34a,34bとで囲まれた空間がパーティクル51を検出可能な空間となる。また、この空間のスキャン方向端部には開口36が形成される。この開口36で、浮遊しているパーティクル51を捕えることが可能になる。
このようなパーティクル測定用マスク10においても、サイズは、製品マスクと同じサイズである。そのため、図2に示したマスクケース100に収めることが可能である。
また、このパーティクル測定用マスク10は、支持部材34a,34bの延在方向がスキャン方向と平行となるように、EUV露光装置200のマスクステージ222に固定される。
なお、このようなパーティクル測定用マスク10におけるパーティクル管理方法は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
第1と第2の実施形態では、露光装置内でのスキャン動作中でのパーティクル測定が可能なパーティクル測定用マスクについて説明した。第3の実施形態では、マスクケース内でパーティクル測定が可能なパーティクル測定用マスクとパーティクル管理方法について説明する。
図8は、第3の実施形態によるパーティクル測定用マスクの構成の一例を模式的に示す上面図である。第3の実施形態によるパーティクル測定用マスク10Bは、第1の実施形態によるパーティクル測定用マスク10において、加速度計測部43が除去された構成を有する。なお、その他の構成については第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。また、図8では、図1(b)に示したパターンについては図示を省略している。
このような構成のパーティクル測定用マスク10Bでは、マスクケース100に収納した際のパーティクルの測定を行うことが可能である。
つぎに、第3の実施形態によるパーティクル管理方法について説明する。図9は、第3の実施形態によるパーティクル管理方法の手順の一例を示すフローチャートである。まず、パーティクル測定用マスク10Bをマスクケース100に収納する(ステップS31)。マスクケース100として、図2で示した構造のものを用いることができる。
ついで、パーティクル測定用マスク10Bでのパーティクル測定が開始される(ステップS32)。パーティクル測定の開始は、たとえばパーティクル測定用マスク10Bに設けられた電源45をオンにすることによって行われてもよいし、または図示しない無線通信手段によって発光素子41、受光素子42およびロギング部44に開始の信号を送信することによって行われてもよい。
その後、マスクケース100を図示しないマスクストッカ内に保管する(ステップS33)。マスクストッカは、製品マスクを収納したマスクケース100の本来の保管場所である。ついで、マスクケース100内へのパージガスの流入を開始する(ステップS34)。パージガスとしてドライエアなどを用いることができる。
所定の時間経過した後、マスクケース100内のパージガスへの置換処理が完了する(ステップS35)。パージガスの流入から置換終了までは、たとえば2時間くらいとすることができる。そして、パーティクル測定用マスク10Bでのパーティクル測定が終了する(ステップS36)。パーティクル測定の終了は、たとえばパーティクル測定用マスク10Bに設けられた電源45をオフにすることによって行われてもよいし、または図示しない無線通信手段によって発光素子41、受光素子42およびロギング部44に終了の信号を送信することによって行われてもよい。
ついで、ロギング部44で収集されたパーティクル測定のロギングデータを用いた分析処理が行われる(ステップS37)。この分析処理は、たとえばロギング部44をパーティクル測定用マスク10Bから脱離し、アダプタを介してパーソナルコンピュータなどの情報処理端末と接続することによって行われる。そして、情報処理端末が、ロギング部44内のロギングデータを読み込み、パーティクル51の検出状況が作成される。
その後、パーティクル計測結果が、製品マスクをマスクケース100内に保管できるレベルであるか否かを判定する(ステップS38)。製品マスクを保管できるレベルでない場合(ステップS38でNoの場合)には、マスクケース100を洗浄し(ステップS39)、ステップS31に戻る。
また、製品マスクを保管できるレベルである場合(ステップS38でYesの場合)には、検査したマスクケース100を製品マスクの保管に使用可能な状態とし(ステップS40)、処理が終了する。
なお、上記した説明では、第1の実施形態のパーティクル測定用マスク10から加速度計測部43を削除した構造のパーティクル測定用マスク10Bを例に挙げたが、第2の実施形態のパーティクル測定用マスク10Aから加速度計測部43を除去した構造のパーティクル測定用マスクを用いてもよい。
第3の実施形態では、製品マスクと同じサイズのパーティクル測定用マスク10Bにパーティクル測定機構を設けた。また、パーティクル測定用マスク10Bをマスクケース100に入れ、マスクストッカに保存した際に、パーティクル測定を行う。そして、パーティクル測定結果に基づいて、マスクケース100が製品マスクを使用可能な環境であるかを判定するようにした。これによって、使用頻度が高く、洗浄頻度の少ないマスクケース100において、ガスパージ中のパーティクル浮遊状況が確認可能となる。その結果、マスクケース100の洗浄タイミングを見極めることが可能となり、製品マスクへのパーティクル付着リスクを低減することができるという効果を有する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10,10A,10B パーティクル測定用マスク、11 マスク基板、15 第1マスク基板、16 第2マスク基板、21 静電チャック用導電膜、31 枠部材、32a,32b 第1部材、33 第2部材、34a,34b 支持部材、35 主パターン、36 補助パターン、36 開口、41 発光素子、42 受光素子、43 加速度計測部、44 ロギング部、45 電源、46 アライメントマーク、51 パーティクル、100 マスクケース、110 内部ポッド、111,121 ベース部、112,122 カバー部、120 外部ポッド、150 マスク、200 EUV露光装置、210 光源、211,231,241 ゲートバルブ、220 処理チャンバ、221 ウェハステージ、222 マスクステージ、223 照明光学系、224 投影光学系、225 バッファ、230 ウェハ用ロードロック室、240 マスク用ロードロック室、250 ウェハ、1111,1211 支持部材、1112 ガイド部材、1121 フィルタ、R1 パターン配置領域、R2 周縁領域。

Claims (3)

  1. 第1マスク基板と、
    マスクステージと接触する側の前記第1マスク基板の第1主面と対向する第2主面の周縁部に配置される支持部材と、
    前記支持部材の側面に配置され、前記第2主面近傍でのパーティクルの有無を測定するパーティクル測定手段と、
    を備え
    前記支持部材は、当該パーティクル測定用マスクの露光装置内でのスキャン方向に垂直な方向の前記第1マスク基板の両端部に、前記スキャン方向に延在して設けられる第1支持部および第2支持部を有し、
    前記パーティクル測定手段は、前記第1支持部および前記第2支持部に設けられ、
    前記パーティクル測定手段は、
    前記第1マスク基板の前記第2主面側を通過するパーティクルを検出するパーティクル検出部と、
    前記パーティクル検出部による前記パーティクルの検出の有無をロギングするロギング部と、
    を含むパーティクル測定用マスク。
  2. 前記パーティクル検出部は、発光素子と、前記発光素子から出射された光の受光強度を測定する受光素子と、を備える請求項に記載のパーティクル測定用マスク。
  3. 前記パーティクル測定手段は、当該パーティクル測定用マスクにかかる加速度を計測する加速度計測部をさらに有し、
    前記ロギング部は、前記加速度計測部によって計測された加速度もロギングする請求項に記載のパーティクル測定用マスク。
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