JP2000221138A - 基板検査装置および基板検査方法 - Google Patents

基板検査装置および基板検査方法

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JP2000221138A
JP2000221138A JP11024376A JP2437699A JP2000221138A JP 2000221138 A JP2000221138 A JP 2000221138A JP 11024376 A JP11024376 A JP 11024376A JP 2437699 A JP2437699 A JP 2437699A JP 2000221138 A JP2000221138 A JP 2000221138A
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Norihiko Hara
典彦 原
Masamitsu Yanagihara
政光 柳原
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に付着した異物を検出する工程と、基板
に設けられたマークを検出する工程とを備える基板検査
装置において、検査全体に要する時間を低減し、効率的
な検査を行う基板検査装置を提供する。 【解決手段】 基板Rに光束b1を照射しながら基板R
と光束b1とを相対移動し、基板Rで反射された光束b
1に基づいて基板Rの異物を検出する異物検出装置1
と、基板Rと光束b1とを相対移動の間に基板Rに設け
られたマークBC1を検出するマーク検出装置2とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素子
や液晶表示素子を製造する際に、基板に付着した異物を
検出する工程と、基板に設けられた識別マークを検出す
る工程とを備える基板検査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体素子や液晶表示素子、プ
リント基板、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)、ま
たは光磁気ディスク等を製造する工程の一部であるフォ
トリソグラフィ工程では、レチクルやマスク(以後、レ
チクル)に形成された回路パターンを半導体ウエハやガ
ラスプレートなどの基板上に転写するために露光装置が
用いられる。フォトリソグラフィ工程で使用される回路
パターンは、ロットの仕様や処理工程に応じてそれぞれ
異なっており、露光装置では、こうした工程に対応して
様々な回路パターンのレチクルを使用する。したがっ
て、多量のレチクルをレチクルライブラリ等の収容装置
で保管および管理しておき、必要な時に所望のレチクル
を収容装置から取り出して使用するといったことが行わ
れる。
【0003】ところで、レチクルを使用するにあたって
は、こうした収容装置から取り出したレチクルが間違い
なく所望のレチクルであることを確認する必要がある。
その一般的な方法としては、レチクル上に設けられたバ
ーコード等の識別マークをバーコードリーダ等のマーク
検出装置で読み取り、読み取った識別マークが例えばレ
チクルケース上の識別マークやオペレータからの入力情
報と照合するかどうかを確認する。またさらに、露光装
置で使用されるレチクルは、ゴミなどの異物が付着して
いると、回路パターンとともに異物が基板上に転写され
てしまって基板上に回路が正しく形成されなくなるた
め、レチクル表裏面の異物が厳しく管理されている。そ
のため、レーザ光などを利用してレチクルの異物を検出
する異物検出装置がこうした管理によく用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなマーク検出
装置と異物検出装置とを備えた基板検査装置において
は、収容装置から取り出したレチクル(基板)の識別マ
ークをマーク検出装置で検出し、その後に、異物検出装
置まで基板を搬送して異物の検出を行うなど、マークを
検出する工程と異物を検出する工程とが別々に行われて
いる。このため、基板検査に要する時間が、マーク検出
に要する時間と異物検出に要する時間とを合計した時間
となり長くなってしまう。また、マーク検出を終えた基
板に対して異物の検出を行った際に、その基板から不合
格となる異物が検出されて後工程でその基板が使用でき
ないといった場合が生じると、先に行われたマーク検出
工程が無駄なものとなってしまう。逆に、異物検出で合
格した基板に対してマーク検出を行った際に、所望の基
板ではないことが判別した場合も同様に、先に行われた
異物検出工程が無駄なものとなってしまうという問題が
ある。
【0005】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、基板に付着した異物を検出する工程と、基
板に設けられた識別マークを検出する工程とを有する基
板検査装置において、検査全体に要する時間を低減し、
効率的な検査を行う基板検査装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、実施の形態を示す図1から図6に対応付け
した以下の構成を採用している。本発明の基板検査装置
は、基板(R)に光束(b1)を照射しながら基板
(R)と光束(b1)とを相対移動し、基板(R)で反
射された光束(b1)に基づいて基板(R)の異物を検
出する異物検出装置(1)と、基板(R)と光束(b
1)とを相対移動の間に基板(R)に設けられたマーク
(BC1)を検出するマーク検出装置(2)とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0007】したがって、本発明の基板検査装置では、
異物検出装置(1)が基板(R)に光束(b1)を照射
して基板(R)の異物を検出している間に、マーク検出
装置(2)が基板(R)上のマーク(BC1)を検出す
るので、基板検査でのマーク(BC1)の検出に要する
時間が実質的に削減され、基板検査全体に要する時間を
低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による基板検査装置
の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本
実施形態に係る基板検査装置のうち、異物検出およびマ
ーク検出を行う装置の斜視図であり、図1において、符
号1は異物検出装置、符号2はマーク検出装置を示し、
これら2つの装置が1つの筐体3内に配設されている。
また、図2は、検査される基板の説明図、図3は、基板
検査装置全体の概要構成および動作を説明する図であ
り、図3において、符号4は基板の収納装置(ライブラ
リ)、符号5は所定の処理を行う処理装置、符号6は制
御装置、符号7は搬送アームをそれぞれ示している。ま
た、本実施形態で検査される基板は表面に回路パターン
が形成されたレチクルRとする。
【0009】まず、図1において、異物検出装置1は、
筐体3内に配設される第1の照射部10と第1の受光部
(ディテクタ)11とを備えている。第1の照射部10
は、第1の光源(不図示)を有する光学系によりレチク
ルRに光束b1を照射するように構成されており、第1
のディテクタ11は、レチクルRで反射された光束b1
に基づいて異物を検出する機能を有する。ここでは、こ
れら第1の照射部10および第1のディテクタ11が、
ともに開口部3a近傍に配されており、第1の照射部1
0によってレチクルRの幅方向(矢印j,k方向)へ光
束b1を走査させ、レチクルR上の異物で散乱した光を
第1のディテクタ11で光電的に検出するように構成さ
れている。異物検出の際には、後述するようにレチクル
Rは矢印h方向へ一定速度で移動するので、第1の照射
部10からの光束b1とレチクル表面Raとが相対移動
して、光束b1がレチクル表面Ra全面に渡って照射さ
れるようになる。そして、異物検出装置1は、異物によ
る散乱光を第1のディテクタ11で検出した結果から異
物の大きさや異物の位置を解析する処理部12を備えて
おり、その処理部12での解析結果は制御装置6へ送ら
れるようになっている。また、第1の照射部10が照射
する光束b1は、例えばレーザ光といったものである。
【0010】マーク検出装置2は、筐体3内に配設され
る第2の照射部13と第2のディテクタ14とを備えて
いる。第2の照射部13は、第2の光源(不図示)を有
する光学系によりレチクルRに光束b2を照射するよう
に構成されており、第2のディテクタ14は、レチクル
Rで反射された光束b2を受けてバーコードBC1を光
電的に検出する機能を有する。また、第2のディテクタ
14で検出した結果は処理部15において解析され制御
装置6へ送られるように構成される。ここでは、第2の
照射部13と第2のディテクタ14とは、レチクルRの
バーコードBC1を検出するように筐体3内の側面方向
に寄せて配されるとともに、進入するレチクルRのバー
コードBC1をなるべく早く検出するために、開口部3
aに近づけて配される。これにより、マーク検出装置2
は、レチクルRと第1の照射部10からの光束b1とを
相対移動の間に、バーコードBC1を検出するようにな
っている。なお、第2の照射部13および第2のディテ
クタ14の配置位置は、レチクルR上でのバーコードB
C1の位置と相関関係にあり、前述した異物検出を開始
した後、早い段階でバーコードBC1の読み取りを行え
るように適切に定められる。そのため、マーク検出装置
2の配置位置は、筐体3内に限るものではなく、例え
ば、筐体3外の開口部3a近傍といった位置に配されて
もよい。また、マーク検出装置2は、第2の照射部13
と第2のディテクタ14とが一体となったバーコードリ
ーダといったものでもよい。
【0011】次に図2において、バーコードBC1は、
レチクル表面Raの実露光領域Rbから外れた周縁の一
部に設けられる。バーコードBC1は、例えばクロムな
どの金属をレチクル表面Raに蒸着して記したものであ
って、スタートビット等の検出用の情報と、レチクルR
の管理データ等の識別情報とを含んでいる。すでに述べ
たように、このバーコードBC1が記される位置は、マ
ーク検出装置2と相関関係にあるので、マーク検出装置
2の配置位置に対応して適切に定められている。
【0012】図1に戻り、筐体3は、異物検出装置1お
よびマーク検出装置2から照射される光束b1,b2が
外部へ漏洩せずかつ外部からの光が筐体3内に入らない
ように形成されている。図3に示すように、筐体3は、
レチクルRを収納するライブラリ4と、所定の処理をす
る処理装置5との間に配設されており、ライブラリ4か
ら処理装置5までのレチクルRの搬送経路上に位置して
いる。さらに、筐体3は、レチクルRが取り出されるレ
チクルケース16とほぼ同じ高さとなるように、上下方
向(矢印mn方向)に移動自在に支持されるとともに、
駆動装置(不図示)を備えた構成となっている。
【0013】ライブラリ4は、レチクルRが収納された
複数のレチクルケース16をスロットごとに上下方向に
多段に装填・保管する収容装置である。ライブラリ4に
は、製造ロットの仕様や処理工程に応じて様々な回路パ
ターンのレチクルRが収容される。
【0014】処理装置5は、レチクルRを使用して処理
を行う様々な装置が適用可能であって、例えば露光装置
といったものが適用される。また、処理装置5としては
他に、レチクルRの表面や裏面に異物が付着することを
防止するための薄膜(ペリクル)を貼り付ける装置や、
異物の付着したレチクルRを洗浄する装置、といったも
のが適用される。
【0015】制御装置6は、これまで説明した各装置を
統括して制御するものである。例えば、異物検出装置1
での検出結果やマーク検出装置2での検出結果は、各処
理部12,15を介して制御装置6に伝えられるように
構成されており、制御装置6は、これらの検出結果から
適切な判断を行って搬送アーム7や異物検出装置1など
の各装置を制御するようになっている。
【0016】搬送アーム7は、駆動装置(不図示)を有
し、制御装置6の指示に基づいてレチクルRを搬送する
ように、各装置間を移動自在に支持されている。また、
搬送アーム7は、異物検出の際には、第1のディテクタ
11の検出能力に対応した一定速度で、レチクルRを矢
印h方向へ搬送する。また、この搬送アーム7の駆動装
置は、搬送アーム7の現在位置を制御装置6へ出力する
ためのエンコーダ(不図示)を備えている。なお、上述
した制御装置6および搬送アーム7の機能や構成につい
ては様々なパターンが適用されるが、その一例について
は後述する実施例で詳しく説明する。
【0017】次に、上記の構成の基板検査装置の動作に
ついて以下に説明する。図3(a)に示すように、ライ
ブラリ4には複数のレチクルケース16が上下方向に多
段に保持されている。まず、筐体3が、制御装置6に指
示されたレチクルケース16とほぼ同じ高さとなるよう
に上下方向(矢印mn方向)に移動する。このとき、搬
送アーム7も、レチクルケース16内のレチクルRを取
り出せる高さにまで上下方向に移動する。続く図3
(b)において、搬送アーム7は、レチクルケース16
内に進入してレチクルRを搭載する。
【0018】次に、図3(c)において、搬送アーム7
は水平方向に移動して、レチクルケース16内からレチ
クルRを取り出し、取り出したレチクルRを筐体3へ投
入する。このとき、上述したように、筐体3は、レチク
ルRが取り出されるレチクルケース16とほぼ同じ高さ
となるように予め移動しているので、搬送アーム7の移
動距離は短くて済み、速やかにレチクルRをレチクルケ
ース16内から筐体3まで搬送することができる。そし
て、搬送アーム7の位置は、搬送アーム7の駆動装置が
備えるエンコーダを通じて制御装置6で常に認識されて
おり、制御装置6は、搬送アーム7に搭載されているレ
チクルRが筐体3内での所定位置まで進入したことを判
断すると、異物検出装置1へ指示をして異物検出工程を
開始させる。
【0019】異物検出工程では、レチクルRを搭載した
搬送アーム7が図1に示す矢印h方向に一定速度で移動
することで、第1の照射部10からの光束b1とレチク
ル表面Raとが相対移動し、レチクルR上の異物で散乱
した光を第1のディテクタ11が光電的に検出する。処
理部12は、第1のディテクタ11で検出した結果から
異物の大きさや異物の位置を解析し、その解析結果を制
御装置6へ伝える。そしてこのとき、異物検出工程と平
行して以下に述べるマーク検出工程が行われる。
【0020】マーク検出工程では、異物検出工程でのレ
チクルRと光束b1とを相対移動の間に、第2の照射部
13から照射されレチクルRで反射した光束b2を第2
のディテクタ14で受けて、レチクルRに設けられたバ
ーコードBC1を光電的に検出する。バーコードBC1
には、検出用の情報であるスタートビットが記されてお
り、マーク検出装置2は、このスタートビットを検出す
ることで、スタートビット以後に記されている管理デー
タ等の識別情報の読み取りを開始する。このとき、処理
部15は、搬送アーム7のエンコーダから出力される時
間当たりの移動パルス量と第2のディテクタ14からの
出力情報とを対応させてバーコードBC1の識別情報を
解析し、その解析結果を制御装置6へ伝える。また、マ
ーク検出装置2は、筐体3の開口部3aに近づけて配さ
れており、異物検出工程の初期段階でバーコードBC1
の読み取りが行われる。このため、マーク検出装置2に
よってバーコードBC1を検出し終えた時には、異物検
出工程は引き続き実行状態にある。
【0021】そして、制御装置6は、マーク検出工程で
の検出結果に応じて、現在異物を検出している検査対象
のレチクルRが、所望の管理データを持つレチクルRか
どうかを判別する。その結果、検査中のレチクルRが所
望の管理データを持たない別のレチクルRであることを
判別した場合には、異物検出工程を中止させ、搬送アー
ム7でレチクルRを筐体3から搬出し、レチクルケース
16へレチクルRを返送して収納させる。このとき、筐
体3はレチクルケース16とほぼ同じ高さに配された状
態であるので、筐体3からレチクルケース16までの移
動距離は短く、レチクルRの返送動作を速やかに行うこ
とができる。また一方、検査中のレチクルRが所望の管
理データを持つ正しいレチクルRであることを制御装置
6が判別した場合には、異物検出工程をそのまま続行さ
せて異物検出工程を完了させる。
【0022】異物検出工程が完了すると、制御装置6
は、異物検出工程で検出したレチクルR上の異物の大き
さや数量が基準を満たしているかどうかの合否を判別す
る。そして、異物検出が不合格であることを判別した場
合には、搬送アーム7でレチクルケース16へレチクル
Rを返送して収納させ、基板検査を終了する。一方、異
物検出が合格であることを判別した場合には、図3
(d)に進み、搬送アーム7によってレチクルRを下流
の処理装置5へと搬送し、処理装置5にて所定の処理を
開始する。
【0023】以上のように、本実施の形態の基板検査装
置および基板検査方法では、異物検出装置1がレチクル
Rに光束b1を照射して、レチクルRで反射された光束
b1に基づいてレチクルRの異物を検出するとともに、
レチクルRと光束b1とを相対移動の間に、マーク検出
装置2がレチクルRに設けられたバーコードBC1を検
出するので、異物検出工程とマーク検出工程とが並行し
て行われ、基板検査に要する時間を低減できる。また、
異物検出装置1とマーク検出装置2とが、1つの筐体3
内に配設されているので、これら2つの装置の占有スペ
ースを小さくすることができ、基板検査装置全体を効率
的に構成できる。
【0024】さらに、制御装置6が、マーク検出装置2
でのバーコードBC1の検出結果に応じて、異物検出装
置1によるレチクルR上の異物の検出を中止させるの
で、必要でない無駄な検査が行われず、検査時間および
稼動コストが低減され、効率的な基板検査を行うことが
できる。加えて、ライブラリ4から処理装置5へレチク
ルRを搬送する経路上で異物検出工程とマーク検出工程
とを行うので、装置間の搬送時間が低減され、全体の検
査時間を低減できる。
【0025】次に、本実施形態における基板検査装置に
ついて、処理装置5として半導体露光装置を備えた実施
例について説明する。図4は、本実施例の概略構成図で
あり、ライブラリ4から取り出されたレチクルRが、異
物検出装置1およびマーク検出装置2で検査され、露光
装置5本体のレチクルステージ20まで搬送される構成
となっている。以下、レチクルRの搬送経路に沿って、
前述した実施の形態の説明を補足する形で、実施例の全
体的な装置構成について説明する。
【0026】まず、ライブラリ4は、前述したように複
数のスロットごとにレチクルRを収納したレチクルケー
ス16を装填・保管している。ライブラリ4に装填され
たレチクルケース16の背面(レチクルRの出し入れが
行われる面と反対面)には、レチクルRの識別情報を含
むラベル状のケースバーコードBC2が貼り替え可能に
設けられ、このケースバーコードBC2の識別情報は、
レチクルR上のバーコードBC1(レチクルバーコー
ド)の識別情報と同内容(同一名)となっている。ま
た、このケースバーコードBC2は、ライブラリ4の背
面側を上下動するリーダ駆動アーム21に取り付けられ
たケースバーコードリーダ22によって読み取られる。
【0027】異物検出装置1およびマーク検出装置2
は、前述したようにそれぞれの装置が筐体3内に備えら
れている。筐体3は、レチクルRが取り出されるレチク
ルケース16とほぼ同じ高さとなるように、Y方向に移
動自在に支持されるとともに駆動装置(不図示)を備え
た構成となっている。筐体3には、異物検出装置1およ
びマーク検出装置2で検出した内容を解析する処理部1
2および処理部15がそれぞれ備えられ、これらの処理
部12,15での解析結果を制御装置6に伝えるように
構成されている。
【0028】また、レチクルバーコードBC1,ケース
バーコードBC2から読み取られた識別情報、および図
4に示す表示操作部23より入力した命令・条件および
識別情報等は、使用すべきレチクルRのパターン情報や
各種の露光処理条件とともに予め相互に対応付けられて
いる。このため、レチクルバーコードBC1、ケースバ
ーコードBC2のそれぞれを読み取った情報、および表
示操作部23より予め入力された命令・条件等の情報
は、表示操作部23と接続された装置制御用のコンピュ
ータによって相互に照合される構成になっている。
【0029】次に、レチクルRを搬送する搬送アーム7
の構成について説明する。本実施例の基板検査装置は、
複数の搬送アーム7を用いて、ライブラリ4から露光装
置5までレチクルRを搬送するように構成されており、
ライブラリ用アーム7a、搬送キャリア7b、検出用搬
送アーム7cを備えている。ライブラリ用アーム7a
は、ライブラリ4に保管されている所望のレチクルR
を、レチクルケース16から取り出したり、レチクルケ
ース16へ戻したりするように、X,Z方向に移動自在
に設けられている。ライブラリ用アーム7aはレチクル
ケース16内に進入して、予め指定されたレチクルRの
みをX方向に取り出し、搬送キャリア7bへの受渡位置
CA1までレチクルRを搬送する。ライブラリ用アーム
7aには、真空吸着穴が設けられており、不図示の真空
ポンプのON,OFFによりレチクルRを保持,解除す
る。搬送キャリア7bは、Y,Z方向に移動可能であ
り、その下部に吸着穴を有する。また、搬送キャリア7
bには4辺を基準に2方向から挟み込んでレチクルRを
プリアライメントする機構(不図示)が設けられてお
り、搬送キャリア7bは、レチクルRを受渡位置CA1
から位置CA2、および位置CA2から位置CA3まで
搬送する。
【0030】また、検出用搬送アーム7cは、検出処理
時の搬送手段として筐体3独自に備えられているもので
あり、X方向に移動自在に構成されている。検出用搬送
アーム7cは、受渡位置CA2で搬送キャリア7bから
受け取ったレチクルRを、筐体3内にX方向へ一定速度
で移動させ、その後位置CA2までレチクルRを搬送す
る。
【0031】ロードアーム24とアンロードアーム25
は、露光装置5に備えられ、搬送キャリア7bで位置C
A3まで搬送されたレチクルRを受け取り、露光処理が
行われるレチクルステージ20までレチクルRを搬送す
る。そして、ロードアーム24とアンロードアーム25
とは、位置CA3とレチクルステージ20との間をX方
向に個別に移動可能であり、Z方向については、一体に
移動する構成となっている。ロードアーム24とアンロ
ードアーム25とには、ライブラリ用アーム7aと同様
にレチクルR保持のための真空吸着穴が設けられてお
り、真空のON,OFFによりレチクルRの吸着保持・
解除が可能となっている。また、レチクルステージ20
は、レチクルRを露光のために搭載するステージであ
り、レチクルステージ20上に載置されたレチクルRの
原画パターンは、投影レンズ30を通してウエハステー
ジ31上のウエハ32に転写される。
【0032】続いて、このように構成された実施例の動
作について図1,4,5を参照して説明する。図5は、
上述した本発明の実施例において表示操作部23と接続
された制御装置6上での検査情報(異物検出装置1およ
びマーク検出装置2からの情報)を判別・処理する場合
のシーケンスを示している。動作の開始にあたっては、
オペレータによって、表示操作部23でレチクルRの情
報がその名前とともに入力され、露光工程の開始の指令
が行われる。この際、レチクルRに関する情報、および
露光装置の状態(特にレチクルRの保管位置,搬送状況
等)は常に表示操作部23に表示され、確認が可能であ
る。
【0033】まず、ステップ100において、ライブラ
リ4に装填されたレチクルケース16上のケースバーコ
ードBC2を、ケースバーコードリーダ22で読み取
り、ケースバーコードBC2に含まれているレチクルR
の識別情報を露光装置の制御コンピュータに登録すると
ともに、工場内のホストコンピュータにも転送する。続
いて、ステップ101において、露光に使用されるレチ
クルRは、制御装置6の指示に基づいてライブラリ用ア
ーム7aによりレチクルケース16より取り出され、ラ
イブラリ4の後部の受渡位置CA1に待機している搬送
キャリア7bへ受け渡される。受け渡されたレチクルR
は搬送キャリア7b上で正確にプリアライメントされた
後、搬送キャリア7bとともに検出用搬送アーム7cへ
の受渡位置CA2に移動する。このとき、筐体3は、レ
チクルRが取り出されるレチクルケース16とほぼ同じ
高さになるように予めY方向に移動しており、レチクル
Rは位置CA2まで速やかに搬送される。
【0034】検出用搬送アーム7cは、位置CA2で待
機する搬送キャリア7bの直下に移動し、搬送キャリア
7bよりレチクルRを受け取り、レチクルRを載置した
状態で筐体3内へ進入する。このときのレチクルRの進
入位置は、検出用搬送アーム7cが備えるエンコーダに
よって制御装置6で認識されており、制御装置6は、検
出用搬送アーム7cに載置されているレチクルRが筐体
3内の所定位置まで進入したことを判断すると、ステッ
プ102で異物検出を開始させる。このとき、異物検出
の開始によって、検出用搬送アーム7cに載置されたレ
チクルRはX方向へ一定速度で移動し、これにより図1
に示す第1の照射部10からの光束b1とレチクルRと
が相対移動する。
【0035】次にステップ103において、マーク検出
装置2は、異物検出装置1での光束b1とレチクルRと
を相対移動の間に、レチクルバーコードBC1を検出す
る。マーク検出装置2は、異物検出が開始された直後に
レチクルR上のレチクルバーコードBC1を検出するよ
うに配置されており、異物検出の初期段階においてレチ
クルバーコードBC1はすべて検出される。制御装置6
は、処理部15においてマーク検出装置2からの出力情
報を解析させて識別情報を読み取る。すなわち、レチク
ルR上のレチクルバーコードBC1に含まれる識別情報
(名前)がマーク検出装置2にて検出されると、その識
別情報は瞬時に露光装置5の制御コンピュータに登録さ
れるとともに、ホストコンピュータにも転送される。
【0036】続くステップ104において、ステップ1
00にて読み取られたレチクルケース16上の識別情報
(名前)と、ステップ103において読み取られたレチ
クルR上の識別情報(名前)とが同じであるか否かを照
合する。このとき、レチクルケース16側とレチクルR
側の各識別情報に加えて、表示操作部23からオペレー
タによって入力されたレチクルRの識別情報(名前)も
併せて照合する。そして、ステップ104で比較照合し
た識別情報が1つでも異なる場合は、処理はステップ1
08へ移り、異物検出を中止させる。異物検出の中止に
よって、検出用搬送アーム7cの進入方向への移動を中
断し、逆方向の位置CA2へ移動させてレチクルRを筐
体3内から取り出し、ステップ109へと進む。
【0037】一方、ステップ104でレチクルケース1
6上の識別情報とレチクルR上の識別情報とオペレータ
による入力レチクル識別情報とが相互に一致した場合
は、ステップ102で開始された異物検出をステップ1
05において続行する。この異物検出工程では、光束b
1によるレチクルR上の異物での散乱光を用いて異物の
検出が行われ、本来あるべきパターンか異物かを判断す
る。このとき検出された異物は表示操作部23において
検出場所に相当するマップ位置と大きさとが表示され
る。そして、制御装置6は、検出用搬送アーム7cが備
えるエンコーダによってレチクルRが異物検出の処理完
了の位置まで移動したことを判断すると、異物検出を完
了する。異物検出の完了によって検出用搬送アーム7c
は位置CA2で待機する搬送キャリア7bの直下に再び
移動する。続いて、検出された異物検出結果の合否判別
をステップ106において行う。異物検出結果の合否判
別の基準は、予めオペレータにより表示操作部23で入
力されており、この基準に基づいて検出結果の合否判別
を行う。
【0038】ステップ106での異物検出結果が不合格
であった場合、および、マーク検出による照合不一致に
よってステップ108に進んで異物検出を中止した場合
には、ステップ109に進み、制御装置6は表示操作部
23にエラーを表示する。そして、続くステップ110
においてオペレータは表示されたエラー情報に基づい
て、このまま処理を続行するか否かを判断する。オペレ
ータが続行しないと判断した場合は該当するレチクルR
をエラーレチクルとして扱い、ステップ112に進む。
ステップ112では、検出用搬送アーム7cから搬送キ
ャリア7bへレチクルRが受け渡され、レチクルRは取
り出された元のレチクルケース16まで返送され、レチ
クルRの検査処理を終了する。
【0039】しかしながら、ステップ106で異物検出
結果が合格であった場合、および、ステップ110で処
理を続行すると判断し、ステップ111で各種データを
修正して適正な状態に回復させた場合には、検出用搬送
アーム7cから搬送キャリア7bへレチクルRが受け渡
され、受け渡されたレチクルRは搬送キャリア7b上で
正確にプリアライメントされた後、搬送キャリア7bと
ともにロードアーム24への受け渡し位置CA3に移動
する。ロードアーム24は退避位置より前進し、位置C
A3で待機する搬送キャリア7bの直下に移動した後、
上昇(Z方向)し、プリアライメントされた状態のまま
正確に搬送キャリア7bよりレチクルRを受け渡され
る。そして、ロードアーム24がレチクルRをレチクル
ステージ20まで搬送し、ステップ107のウエハ露光
処理が実行され、当該レチクルRによる一連の処理が終
了する。
【0040】以上のように本実施例によれば、異物検出
装置1がレチクルRに光束b1を照射してレチクルRの
異物を検出している間に、マーク検出装置2がレチクル
R上のレチクルバーコードBC1(識別マーク)を検出
するので、基板検査でのレチクルバーコードBC1の検
出に要する時間が実質的に削減され、基板検査全体に要
する時間を低減することができる。すなわち、ステップ
102から105までの異物検出工程の間に、ステップ
103および104のマーク検出工程が行われるので、
このマーク検出工程に要する時間は異物検出工程に要す
る時間内に含まれており、マーク検出工程には実質的に
時間を要しない。また、制御装置6が、マーク検出装置
2でのレチクルバーコードBC1の検出結果に応じて、
異物検出装置1によるレチクルRの異物の検出を中止さ
せる(ステップ104,108)ので、必要でない無駄
な検査が行われず、検査時間および稼動コストを低減で
きる。
【0041】なお、上記の実施の形態および実施例で
は、検査対象の基板が露光装置に使用されるレチクルR
であったが、検査される基板は、液晶表示装置やプラズ
マディスプレイ用の製造用のガラス基板など、マーク検
出と異物検出との検査を要する他の基板でも適用可能で
ある。この場合、基板の収容形式は実施形態で述べたラ
イブラリ形式といったものに限定されず、可動自在な基
板カセットといったものでもよい。
【0042】また、図1に示した筐体3において、異物
検出装置1の第1の光源と、マーク検出装置2の第2の
光源とは別々に設けられているが、両装置の光学系を組
み合わせて第1の光源と第2の光源とを同一の光源とし
てもよい。これにより、さらにスペースの有効利用が図
れるほか、光源の共有化による電力コストや消耗品コス
トが低減され、稼動コストを節減することができる。ま
た、マーク検出装置2は、識別マークの種類によっては
光源を持たなくてもよく、例えば識別マークが磁気を用
いた記録媒体である場合などにおいては、磁気媒体を読
み取る装置といったものが適用される。
【0043】また、異物検出装置1における、第1の照
射部10および第1のディテクタ11の配置は、様々な
配置パターンが適用可能であり、例えば、図5のような
構成でもよい。図5は、筐体3の他の実施形態を示して
いる。この実施形態において、異物検出装置1は、第1
の照射部10からの光束b1がレチクルRの移動方向で
ある矢印i方向へ向かって照射され、レチクルR上の異
物で散乱した光を第1のディテクタ11で光電的に検出
するように構成されている。照射された光束b1は、レ
チクルRの幅方向全体に渡って照射されており、レチク
ルRの矢印h方向への移動に伴ってレチクル表面Raと
相対移動する。また、この実施形態のマーク検出装置2
は、レチクルバーコードリーダ40であって、レチクル
バーコードリーダ40は図1で示される第2の照射部1
3の機能と第2のディテクタ14の機能との両機能を有
している。そして、このレチクルバーコードリーダ40
は、筐体3の前面(レチクルRを出し入れする面)に設
置され、異物検出装置1で異物の検出が開始された直後
にレチクルバーコードBC1を読み取るように配設され
ている。また、異物検出装置1は、レチクルRを搬送す
る搬送アーム7dを独自に備えており、この搬送アーム
7dは矢印h,i方向に移動自在に構成されている。以
上のように構成することで、この実施形態の基板検査装
置は、第1の照射部10からの光束b1がマーク検出に
及ぼす影響を抑制するとともに、異物検出工程でのさら
に早い段階でバーコードBC1を検出することが可能と
なり、検査中のレチクルRが所望のレチクルでない場合
に生じる無駄な検査時間をさらに低減することが可能と
なる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る基
板検査装置は、基板に光束を照射しながら基板と光束と
を相対移動し、基板で反射された光束に基づいて基板の
異物を検出する異物検出装置と、基板と光束とを相対移
動の間に基板に設けられたマークを検出するマーク検出
装置とを備える構成となっている。これにより、この基
板検査装置では、基板の異物を検出している間に、基板
のマークを検出することができるので、基板検査に要す
る時間を低減できるという優れた効果が得られる。ま
た、異物検出装置とマーク検出装置とを近い位置に配設
するので、これら2つの装置の占有スペースを小さくす
ることができ、基板検査装置全体を効率的に構成できる
という効果を奏する。
【0045】請求項2に係る基板検査装置は、マークの
検出結果に応じて、基板の異物の検出を中止する制御装
置を備える構成となっている。これにより、この基板検
査装置では、必要でない無駄な検査を行わないので、検
査時間および稼動コストが低減され、基板検査が効率的
に行われるという優れた効果が得られる。
【0046】請求項3に係る基板検査装置は、基板を収
納する収納装置と、基板に所定の処理をする処理装置と
を備え、異物検出装置とマーク検出装置とは、収納装置
と処理装置との間に配設されている構成となっている。
これにより、この基板検査装置では、収納装置から処理
装置へ基板を搬送する経路上で異物検出とマーク検出と
を行うので、各装置間の搬送時間が低減され、全体の処
理時間を低減できるという優れた効果が得られる。
【0047】請求項4に係る基板検査方法は、基板に光
束を照射しながら基板と光束とを相対移動させて、基板
で反射された光束に基づいて基板の異物を検出する異物
検出工程と、基板と光束との相対移動の間に基板に設け
られたマークを検出するマーク検出工程とを備えてい
る。これにより、この基板検査方法では、異物検出工程
と平行してマーク検出工程を行うので、基板検査に要す
る時間を低減できるという優れた効果が得られる。
【0048】請求項5に係る基板検査方法は、マーク検
出工程の結果に応じて、異物検出工程を中止する。これ
により、この基板検査方法では、必要でない無駄な異物
検出工程を行わないので、検査時間および稼動コストが
低減され、基板検査が効率的に行われるという優れた効
果が得られる。
【0049】請求項6に係る基板検査方法は、異物検出
工程とマーク検出工程とは、基板を収納する収納装置か
ら基板に所定の処理をする処理装置までの基板搬送の経
路上で行う。これにより、この基板検査方法では、収納
装置から処理装置へ基板を搬送する経路上で異物検出工
程とマーク検出工程を行うので、各装置間の搬送時間が
低減され、全体の検査時間を低減できるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す図であって、異物
検出装置とマーク検出装置とを備える筐体の外観斜視図
である。
【図2】 本発明の実施の形態を示す図であって、搬送
アームに搭載されたレチクルの詳細図である。
【図3】 本発明の実施の形態を示す図であって、レチ
クルライブラリから処理装置までのレチクルの動作を示
す動作説明図である。
【図4】 本発明の実施例を示す図であって、処理装置
として露光装置を備える基板検査装置の概略構成図であ
る。
【図5】 本発明の実施例における制御装置上での検査
情報(バーコード検出および異物検出)を判別・処理す
る場合のシーケンスを示している。
【図6】 本発明の他の実施形態を示す図であって、異
物検出装置とマーク検出装置とを備える筐体の外観斜視
図である。
【符号の説明】
R レチクル(基板) BC1 レチクルバーコード(マーク) b1,b2 光束 1 異物検出装置 2 マーク検出装置 3 筐体 4 ライブラリ(収納装置) 5 処理装置 6 制御装置 7 搬送アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に光束を照射しながら前記基板と前
    記光束とを相対移動し、前記基板で反射された前記光束
    に基づいて前記基板の異物を検出する異物検出装置と、 前記基板と前記光束とを相対移動の間に前記基板に設け
    られたマークを検出するマーク検出装置とを備えたこと
    を特徴とする基板検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板検査装置において、 前記マークの検出結果に応じて、前記基板の異物の検出
    を中止する制御装置を備えたことを特徴とする基板検査
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の基板検査装置に
    おいて、 前記基板を収納する収納装置と、 前記基板に所定の処理をする処理装置とを備え、 前記異物検出装置と前記マーク検出装置とは、前記収納
    装置と前記処理装置との間に配設されていることを特徴
    とする基板検査装置。
  4. 【請求項4】 基板に光束を照射しながら前記基板と前
    記光束とを相対移動させて、前記基板で反射された前記
    光束に基づいて前記基板の異物を検出する異物検出工程
    と、 前記基板と前記光束との相対移動の間に前記基板に設け
    られたマークを検出するマーク検出工程とを備えること
    を特徴とする基板検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の基板検査方法において、 前記マーク検出工程の結果に応じて、前記異物検出工程
    を中止することを特徴とする基板検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の基板検査方法に
    おいて、 前記異物検出工程と前記マーク検出工程とは、前記基板
    を収納する収納装置から前記基板に所定の処理をする処
    理装置までの基板搬送の経路上で行うことを特徴とする
    基板検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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