JP3706955B2 - 露光方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は露光方法に関し、例えば前処理装置を介して露光装置に感光基板をロツト単位で搬入する露光方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば液晶パネルを製造する露光装置は、当該露光装置に搬入される感光基板(以下これをプレートと呼ぶ)に対して予め感光剤塗布等の前処理を行う前処理装置(CD:Coater Developer) を有する。この前処理装置に対してプレートをロツト単位で1枚ずつ搬入して順次前処理を施した後、当該前処理が完了したプレートから順番に露光装置側に受け渡される。
【0003】
このようにロツト単位で前処理装置から露光装置に搬入される複数枚のプレートに対して、同一ロツトでは同一露光処理データに基づく露光が行われるようになされている。この露光処理データとしては、使用するレチクルの番号、露光量等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかる露光装置においては、前処理装置から露光装置側に受け渡されるプレートのロツトが換わる度に露光処理データが当該新たなロツトに対応したデータに換わることになる。この場合、前処理装置から露光装置側に受け渡されるプレートのロツトが換わつたとき、前処理装置から露光装置側に当該新たなロツトに関する露光処理データを送信する。露光装置は当該露光処理データに基づいて新たなロツトの露光処理データに基づいてレチクル(マスク)の準備等を開始することになる。
【0005】
レチクルの準備としては、複数のレチクルが収納されたレチクルライブラリから番号指定されたレチクルを取り出し、当該レチクルに対して異物、きず等の検査を行つた後、これをレチクルチエンジヤを介してレチクルホルダに載置するといつた複数の工程を有する。
【0006】
従つて前処理装置から露光装置側に受け渡されるプレートのロツトが換わつたときはじめて露光装置側でレチクル準備等の露光準備を開始すると、当該露光準備に長時間を費やすことによつて新たなロツトのプレートに対して露光処理が開始されるタイミングが遅れる問題があつた。
【0007】
また、例えば露光装置側においてオペレータが複数のロツトに対する異なる露光処理の順番をその露光処理データを表す番号に対応させて予め登録しておく方法が考えられている。この場合、新たなロツトが前処理装置から露光装置側に搬入される度に予め登録されているジヨブ番号順に、当該ロツトに対する露光処理が選択されて実行される。
【0008】
この場合、前処理装置において処理すべきロツトに対して処理が中止されると、当該前処理装置から露光装置側に受け渡されるロツトと、予め露光装置側で登録されていたジヨブ番号とにずれが生じ、この結果新たなロツトに対して目的とする露光処理データで露光処理できないという問題があつた。
【0009】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、露光装置側における露光準備時間を短縮化し得るとともに、前処理装置から露光装置に搬入される基板のロツトと、当該ロツトに対する露光処理とを確実に一致させることができる露光方法を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、露光前の処理を行う前処理装置にロツト単位の基板を順次搬送し、前処理装置で処理を施した基板を露光装置にて露光する露光方法において、ロツト単位の最初の基板が前処理装置に搬送されたときに、ロツト単位の露光に関する情報を露光装置に送出する第1ステツプと、ロツト単位の最初の基板が前処理装置から露光装置に搬送されたときに、ロツト単位の露光に関する情報を再度露光装置に送出する第2ステツプと、第1ステツプで送出された露光に関する情報と、第2ステツプで送出された露光に関する情報とが一致したときに露光を行う第3ステツプとを備える。
【0011】
本発明においては、基板が前処理装置に搬入されるとき当該基板の露光に関する情報を露光装置に予め登録しておき、当該基板が露光装置に搬入されるとき再び露光装置に当該基板についての露光に関する情報を送出して一致するか否かを判断することにより、予約登録されたロツトの基板であるか否かを確実に判別し得る。
また、基板が前処理装置に搬入されたときに露光装置側に送出される露光情報に基づいて露光装置側の露光準備が開始されるので、当該前処理装置から当該基板が露光装置側に受け渡されるときには、すでに露光準備の全て又は一部が完了していることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0013】
図1において10は全体として液晶パネルを製造する露光処理システムを示し、複数のキヤリア12、13及び14には、角形のガラスプレートP1〜P3(以下プレートという)がロツト単位で収納されている。各キヤリア12、13及び14に収納されているプレートP1〜P3は、各キヤリアごとに1つのロツトを構成する。例えば第1のキヤリア12に収納されている複数のプレートP1は第1ロツトのプレートであり、第2のキヤリア13に収納されている複数のプレートP2は第2ロツトのプレートであり、第3のキヤリア14に収納されている複数のプレートP3は第3ロツトのプレートである。
【0014】
各キヤリア12、13及び14に収納された複数のプレートP1、P2及びP3は、ロツト単位で一枚ずつ前処理装置15に搬入される。なお、前処理装置15は、プレートにフオトレジストを塗布する、いわゆるコータデベロツパである。例えば第1ロツトのプレートを露光処理しようとする場合、まずキヤリア12から1ロツト分の複数プレートP1を順次前処理装置15に搬入する。
【0015】
ここで図2は露光処理システム10における露光処理手順を示し、ステツプSP1においてキヤリア12から第1ロツトのプレートP1の先頭プレートが前処理装置15に搬入されるとともに、このとき搬入されたプレートP1のロツト番号、前処理の内容を指示するジヨブ番号等がオペレータによつて入力装置16から入力される。
【0016】
因みに前処理装置15は、予め各ジヨブ番号に応じた前処理の内容をオペレータによつて入力及び記憶している。従つてステツプSP1においてオペレータが当該ジヨブ番号を入力すると、前処理装置15は当該ジヨブ番号に応じた処理を第1ロツトの各プレートP1に実行する。
【0017】
またこのとき、入力されたジヨブ番号は、図3に示す予約データDAPとして直ちに露光装置11の制御部17に送信される。この予約データDAPは、データの始まりを表す開始コードSTX、予約データ全体の長さを表すデータ、当該データが予約データ、確認データ又はキヤンセルデータのいずれかであるかを特定するコマンドコード、ロツトに対応させた処理内容を番号で表すジヨブデータ、当該データ列の誤りを訂正するためのチエツクサム、及びデータ列の終了を表す終了コードETXによつて構成される。
【0018】
このように前処理装置15から露光装置11の制御部17に予約データDAPが送信されると、制御部17は予約データDAPが正しく受信された場合に図4に示すような応答データDASを前処理装置15に返送する。応答データDASは、データの始まりを表す開始コードSTX、応答データ全体の長さを表すデータ、受信したデータ(すなわちロツトに対応させた処理内容を番号で表すジヨブデータ)、当該データが応答データであることを表す応答コード、当該データ列の誤りを訂正するためのチエツクサム、及びデータ列の終了を表す終了コードETXによつて構成される。従つて前処理装置15は、予約データDAPを送信後、当該予約データDAPに応じた応答データDASを受信することにより、予約データDAPが露光装置11の制御部17において正しく受信されたことを確認し得る。
【0019】
ここで図5に示すように、制御部17は当該予約データDAPによつて指定されたジヨブ番号を登録表ENTに登録する。この登録は前処理装置15に新たなロツトの先頭プレートが投入される度に当該ロツトの投入順に行われる。かくして図2に示す処理手順のステツプSP2において、制御部17が前処理装置15内に搬入されたロツト順にそのジヨブ番号を登録すると、当該制御部17は現在露光処理中のロツトに続くロツトのジヨブ番号を当該登録表ENTから読み出し、当該ジヨブ番号に対応した露光処理内容を、ハードデイスク等でなる記憶装置18内に予め格納されているジヨブデータテーブルJDTから読み出す。
【0020】
このようにしてジヨブデータテーブルJDTから露光処理内容データが読み出されると、制御部17は露光処理内容データによつて指定されたレチクルをレチクルライブラリ20から搬出し、これを異物検査装置21に搬入する。異物検査装置21は搬入されたレチクルの異物又はきず等を検査し、当該検査に合格したレチクルをレチクルチエンジヤ22に送出する。因みに、異物検査装置21において異物が検出された場合は、所定の表示装置(図示せず)にエラー表示される。
【0021】
かかる予約データDAPによるジヨブ番号の登録は、新たなロツトの先頭プレートが前処理装置15に投入される度に行われ、当該登録の度に新たなロツトに対応するレチクルが準備される。
【0022】
このようにして前処理装置15に新たなロツトの先頭プレートが投入されると、当該ロツトのプレートPに対して前処理装置15において感光剤塗布等の各ロツトに対応した前処理がそのロツト番号に対応したジヨブ番号の管理のもとで実行されるとともに、当該前処理中にそのロツトに対応したレチクルの準備が開始される。
【0023】
ここで図6はプレートの受渡し状態を示し、前処理装置15にキヤリア13から第1ロツトに続く第2ロツトのプレートP2が1枚ずつ順次搬入されると、当該前処理装置15は、搬入されたプレートに対して順次流れ作業で感光剤の塗布等の露光前処理を行う。このとき前処理装置15内では常に10〜15枚程度のプレートに対して流れ作業によつて前処理が施される。前処理装置15にキヤリア12から第2ロツトのプレートP2の搬入を開始する際、オペレータが当該プレートのロツト番号及びこれに対応するジヨブ番号等を当該前処理装置15に設けられた制御部(図示せず)に入力すると、当該前処理装置の制御部は、当該入力情報に基づいて第2ロツトのプレートP2をキヤリア13から搬入開始する。
【0024】
このとき前処理装置15内部において既に前処理が実行中の第1ロツトのプレートの枚数に基づき、第2ロツトの先頭プレートP2が搬入開始された後、当該先頭プレートP2が前処理を終了して前処理装置15から露光装置11側に送出開始されるタイミングを得ることができる。
【0025】
前処理装置15内においてレジスト塗布等の前処理が実行されたプレートは前処理が終了した順に順次露光装置11側に送出される。このとき各プレートが露光装置11側に送出されるごとに、図7(A)に示すような送出信号SENDが前処理装置15の制御部(図示せず)から露光装置11の制御部17に送出される。ここで第1ロツトのプレートP1が送出された後、第2ロツトのプレートP2が送出される間においては、図7(A)に示すようなロツトエンド信号LEが送信されることにより、露光装置11の制御部17において、露光装置11に搬入されたプレートのロツトが第1ロツトから第2ロツトに切換わることを検出し得る。
【0026】
このロツトエンド信号LEは、例えば第1ロツトのプレートP1を収納するキヤリア12内の全てのプレートP1が前処理装置15側に搬出されると、当該キヤリア12内のプレートP1が無くなつたことを前処理装置15が検出することによつて、キヤリア12によつて搬入された第1ロツトのプレートP1の枚数を当該前処理装置15が検出し、当該前処理装置15の制御部においてプレートの処理枚数を管理することにより、当該前処理装置15に搬入された第1ロツトのプレートP1が全て前処理を終了して露光装置11側に送出された後、当該第1ロツトの送出が完了したことを表す信号として送出される。
【0027】
従つて図7(A)の時点t4において第1ロツトの最後のプレートが露光装置11側に送出されると、これに続く時点t5においてロツトエンド信号LEが露光装置11の制御部17に送出されることにより、当該制御部17は、第1ロツトのプレートP1の露光装置11側への搬入が完了したことを検出し、これに続いて登録されている第2ロツトに対応するジヨブ番号を用いて、記憶装置18から当該ジヨブ番号に対応した露光処理データを読み出す。制御部17はこの第2ロツトに対応した露光処理データに基づいて第1ロツトに続く第2ロツトの露光準備を行う。但し、当該ロツトエンド信号LEが制御部17において受信されるタイミングにおいては、第2ロツトに対応するレチクルは当該第2ロツトに対応する予約データDAPに基づいて既にレチクルチエンジヤ22に準備されている。
【0028】
かかる処理は、図2の処理手順のステツプSP3において実行され、続くステツプSP4において、第1ロツトに続いて前処理装置15から露光装置11に搬出されるロツトが第2ロツトであることを表す確認データDVF(図3)を、前処理装置15での処理データに基づいて生成し、露光装置11の制御部17に送信する。制御部17は当該確認信号DVFを受信することにより、予め受信している第2ロツトの予約データDAPと当該確認データDVFとを比較し、比較結果が一致しているとき図2のステツプSP5において肯定結果を得、続くステツプSP6に移つて第2ロツトの搬入を許可する。
これにより前処理装置15から第1ロツトに続いて第2ロツトが搬入され、当該第2ロツトに対応した露光処理データに基づいて、光源28、投影光学系26を調整して露光処理が実行される。
【0029】
これに対してステツプSP5において否定結果が得られると、このことは予約データDAPと確認データDVFとが異なつていることを表しており、このとき露光装置11の制御部17は、新たなロツトの搬入を禁止する。これにより、予め予約データDAPによつて露光準備されていたロツトと異なるロツトの搬入、及び、これに対する異なつた露光処理の実行が未然に防止される。
【0030】
因みに、第1ロツトに続いてキヤリア13から前処理装置15に対して第2ロツトのプレートP2が搬入され、これに応じて当該第2ロツトの予約データDAPが前処理装置15から露光装置11の制御部17に送信された後、当該第2ロツトの処理がキヤンセルされて第3ロツトが搬入されるような場合、図7(B)に示すように、第1ロツトのロツトエンド信号LEに続いて空ロツトエンド信号ELEを制御部17に送出することにより、当該制御部17において第2ロツトがキヤンセルされたことを確認し得、直ちに第3ロツトに対応した露光装置11の準備に取りかかる。但し、当該タイミングにおいては、第2ロツトに使用するレチクルに続いて第3ロツトに続くレチクルが異物検査を終えてレチクルチエンジに準備されている。
【0031】
以上の構成において、露光装置11の制御部17は、前処理装置15に第2ロツトの先頭プレートが搬入された時点で当該第2ロツトに関するデータ(ロツト番号、ジヨブ番号等)を予約データDAPとして受信する。これにより制御部17は当該予約データDAPによつて指定された露光処理データに基づいて使用されるレチクルを準備する。
【0032】
そして前処理装置15において当該第2ロツトの前に処理されている第1ロツトの処理が完了すると、ロツトエンド信号LEが制御部17に送出されることにより、当該制御部17において第2ロツトの予約データDAPによつて登録されているジヨブ番号に基づいてその露光処理データを記憶装置18から読出し、当該第2ロツトに対応した露光の準備を開始する。このとき予約データDAPに基づいてすでにレチクルライブラリ20から当該第2ロツトに使用されるレチクルがレチクルチエンジヤ22に搬入されており、当該レチクルを直ちにレチクルホルダ25にセツトすることができる。
【0033】
このようにして使用するレチクルのセツト及び露光量調整等の準備がなされるとともに、当該第2ロツトを示す確認データDVFが制御部17に送出されることにより、予約データDAPによつて予約されたロツトと同一ロツトであることが確認されると、当該第2ロツトのプレートが前処理装置15から露光装置11のステージ27に搬入許可され、搬入が開始される。
これにより、予約データによつて準備された露光処理が予約データによつて予約指定されている第2ロツトに対して確実に実行される。
【0034】
以上の構成によれば、予め予約データDAPによつて露光処理データを予約することにより、準備に時間のかかるレチクルの準備をそのロツトが露光装置11に搬入される前に完了させることができる。特に液晶パネルを製造する露光装置においては、プレートP上に複数のレチクルパターンを継ぎ露光することにより、複数のレチクルを準備する必要がある。従つて予約データDAPによるレチクルの準備作業により、プレートが露光装置11に搬入された後露光処理を開始するまでの時間を格段的に短縮することができる。
【0035】
また予約データDAPによつて露光装置11側の露光準備が完了したロツトのプレートが、当該露光装置11側に搬入される際に、再び確認データDVFとして当該ロツトの内容を表すデータを露光装置11の制御部17に送信して、露光装置11に搬入されるロツトを確認することにより、予約されたロツトに対して確実に対応する露光処理を実行することができる。
【0036】
なお上述の実施例においては、前処理装置15に搬入されたロツトをキヤンセルする場合に空ロツトエンド信号ELEを送信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばキヤンセルされたロツトの情報を図3について上述したキヤンセルコマンドを用いて制御部17に送信することにより、制御部17において当該キヤンセル情報に基づいて登録を抹消するようにしても良い。
【0037】
また上述の実施例においては、前処理装置15内の処理データに基づいて確認データDVFを生成し、これを露光装置11の制御部17に送信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、確認データDVFに代えて、そのロツト情報をバーコード等で記録したダミープレートを各ロツトの先頭プレートとして前処理装置15を介して露光装置11に搬入し、露光装置11の搬入部に設けられたバーコードリーダによつて当該ロツト情報を確認データとして読み込むようにしても良い。
【0038】
また上述の実施例においては、液晶パネルを製造する露光装置に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ウエハ上に回路パターンを露光するような露光装置にも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、前処理装置に基板が搬入されたとき当該基板のロツトに関する情報を予め予約データとして露光装置に送出して露光準備を行い、当該基板が前処理装置での処理を完了したとき、再び当該基板のロツト情報を露光装置に確認データとして送出し、予約データと確認データとが一致したとき露光処理を実行することにより、予約されたロツトの基板に対して、当該ロツトに対応した露光処理を確実に行うことができるとともに、予約データによる予約に基づいて露光準備を行うことができることにより、基板が露光装置内に搬入された後、直ちに露光を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光方法を適用する露光装置の一実施例を示すブロツク図である。
【図2】本発明による露光処理手順を示すフローチヤートである。
【図3】予約データ及び確認データの構成を示す略線図である。
【図4】応答データの構成を示す略線図である。
【図5】予約データの登録の説明に供する略線図である。
【図6】基板の受渡しの説明に供する略線図である。
【図7】送出信号(SEND信号)を示す信号波形図である。
【符号の説明】
10……露光処理システム、11……露光装置、12、13、14……キヤリア、15……前処理装置、17……制御部、18……記憶装置、20……レチクルライブラリ、21……異物検査装置、22……レチクルチエンジヤ、25……レチクルホルダ、26……投影光学系、27……ステージ、P、P1、P2、P3……プレート。
Claims (4)
- 露光前の処理を行う前処理装置にロツト単位の基板を順次搬送し、前記前処理装置で前記処理を施した前記基板を露光装置にて露光する露光方法において、
前記ロツト単位の最初の基板が前記前処理装置に搬送されたときに、前記ロツト単位の露光に関する情報を前記露光装置に送出する第1ステツプと、
前記ロツト単位の最初の基板が前記前処理装置から前記露光装置に搬送されたときに、前記ロツト単位の露光に関する情報を再度前記露光装置に送出する第2ステツプと、
前記第1ステツプで送出された前記露光に関する情報と、前記第2ステツプで送出された前記露光に関する情報とが一致したときに前記露光を行う第3ステツプと
を含むことを特徴とする露光方法。 - 前記露光装置は、前記第1ステツプで送出された前記露光に関する情報に応じて、パターンが形成されたマスクを所定の位置に設定する
ことを特徴とする請求項1記載の露光方法。 - 前記前処理装置は、前記基板に感光剤を塗布する装置である
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の露光方法。 - 前記露光に関する情報は、使用するマスクの情報と露光量の情報とを少なくとも含んでいる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2若しくは請求項3記載の露光方法。
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