JP5067303B2 - エンジンのオイル落とし構造 - Google Patents

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本発明は、エンジン本体の側壁にオイルフィルタとオイルクーラとを取り付けるエンジンのオイル落とし構造に関する。
一般に、エンジンのクランク軸や動弁系等の各部位に供給する潤滑用のオイルは、オイルポンプでオイルパンから汲み上げ、オイルフィルタで濾過した後、水冷式あるいは空冷式のオイルクーラでオイル温度を下げて供給している。そして、このようなオイルポンプ、オイルフィルタ、オイルクーラ等を備えたエンジンの潤滑系において、オイルポンプは、通常、エンジン本体のクランク軸方向の一端側である前側に配置し、エンジンのクランク軸によってベルト駆動するようにしている。そして、その場合に、オイルフィルタとオイルクーラは、スペースの関係上、エンジン本体の側面に、例えば横並びとなる配置で取り付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−170361号公報
このように、エンジン潤滑系のオイルポンプをエンジン本体の前側に配置し、オイルフィルタとオイルクーラをエンジン本体の側面に取り付ける場合に、オイルフィルタからオイルクーラに至るオイル供給通路と、オイルポンプからオイルフィルタに至るオイル供給通路の少なくとも一部は、エンジン本体に形成するのが普通であるが、それらオイル供給通路は、通路抵抗を小さくし、ポンプロスを抑えて、燃費改善を図るためには、できるだけ短い通路であることが要求される。そのため、オイルフィルタやオイルクーラは、できるだけエンジンの前側に寄せた配置とするのが望ましい。そして、そのようにオイルフィルタとオイルクーラをエンジンの前側に寄せた配置とするための1つの形態として、オイルフィルタとオイルクーラをエンジン本体の一側の側壁の前端寄りの位置に、オイルクーラが上でオイルフィルタが下となって上下に並ぶ配置で取り付けることが、例えばウォータポンプ等を取り付けるスペースとの兼ね合い上、有効となる場合がある。
ところが、オイルフィルタやオイルクーラを取り付けるエンジン本体というのは、通常、シリンダブロックの部分で、このシリンダブロックの側壁には、エンジンの動弁系等の潤滑に使用したオイルを下方のオイルパンに戻すためにオイル落とし通路が、例えば隣接するシリンダボア部の間の軸受部の外側となる配置で、下向きに形成され、しかも、鋳抜き等で略ストレートな通路として形成されるのが普通で、オイルフィルタとオイルクーラをエンジン本体の一側の側壁の前端寄りの位置に上下に並ぶ配置で取り付け、オイル供給通路を短くしようとした場合に、そのオイル供給通路、特にオイルフィルタからオイルクーラに至るオイル供給通路と、オイル落とし通路が干渉する場合があり、そうした場合、干渉をさけるようオイル供給通路を迂回させたのでは、オイル供給通路が長くなり、通路抵抗が大きくなってしまう。
本発明は、エンジン本体の一側の側壁に上下に並ぶ配置で取り付けるオイルクーラとオイルフィルタとの間のオイル供給通路を短くして、通路抵抗の軽減化を図りつつ、オイル落とし通路のオイル供給通路との干渉を回避できるエンジンのオイル落とし構造を提供することを目的とする。
本発明のエンジンのオイル落とし構造は、エンジン本体のクランク軸方向と直交する幅方向の一側の側壁に、潤滑用のオイルを濾過するオイルフィルタと、該オイルフィルタで濾過したオイルを冷却水で冷却するオイルクーラとを取り付けるエンジンのオイル落とし構造であって、前記エンジン本体の前記一側の側壁の上部に、前記エンジン本体の上面から下向きに延びる上部オイル落とし通路が設けられ、前記エンジン本体の前記一側の側壁の、前記上部オイル落とし通路の下方で該上部オイル落とし通路に対し該上部オイル落とし通路の軸線方向に上下に重なる位置に、前記オイルフィルタを取り付けるオイルフィルタ取付け座部と、前記オイルクーラを取り付けるオイルクーラ取付け座部とが、オイルクーラ取付け座部が上でオイルフィルタ取付け座部が下となる配置で上下に並んで設けられるとともに、該一側の側壁に前記オイルフィルタ取付け座部から前記オイルクーラ取付け座部に至るオイル供給通路が設けられ、前記オイルクーラ取付け座部が、オイル出入用の通路部分を有するボス部と一体となって内側に空間を形成し該空間が前記オイルクーラを取り付けることにより閉塞される枠状に形成され、該空間のクランク軸方向における前後方向一側に前記上部オイル落とし通路が連通し、該空間のクランク軸方向における他側に、前記上部オイル落とし通路を通って落ちてきたオイルを更に下方へ落とす下部オイル落とし通路が連通していることを特徴とする。
このようにして、枠状にしたオイルクーラ取付け座部の内側の空間を利用することで、オイルフィルタからオイルクーラに至るオイル供給通路と干渉しないようオイル落とし通路をレイアウトでき、それにより、エンジン本体の一側の側壁に上下に並ぶ配置で取り付けるオイルクーラとオイルフィルタとの間のオイル供給通路を短くして、通路抵抗の軽減を図りつつ、オイル落とし通路のオイル供給通路との干渉を回避できる。また、このオイル落とし構造によれば、オイルクーラ取付け座部の内側の空間の前後方向一側に上部オイル落とし通路が連通し、該空間の他側に下部オイル落とし通路が連通していて、上部オイル落とし通路から落ちてきたオイルが空間内で減速されることにより、下部オイル落とし通路を通って下方のオイル溜め(オイルパン)に落ちる際の泡生成が抑制される。
このオイル落とし構造は、前記オイルフィルタ取付け座部から前記オイルクーラ取付け座部に至るオイル供給通路が、前記上部オイル落とし通路の下方で該上部オイル落とし通路に対し該上部オイル落とし通路の軸線方向に上下に重なる位置に形成されているものであってよい。
このようにオイルフィルタ取付け座部からオイルクーラ取付け座部に至るオイル供給通路が上部オイル落とし通路と上下に重なる位置に形成されている場合に、枠状にしたオイルクーラ取付け座部の内側の空間を利用することで、オイルフィルタからオイルクーラに至るオイル供給通路と干渉しないようオイル落とし通路をレイアウトでき、それにより、エンジン本体の一側の側壁に上下に並ぶ配置で取り付けるオイルクーラとオイルフィルタとの間のオイル供給通路を短くして、通路抵抗の軽減を図りつつ、オイル落とし通路のオイル供給通路との干渉を回避できる。また、このオイル落とし構造によれば、オイルクーラ取付け座部の内側の空間の前後方向一側に上部オイル落とし通路が連通し、該空間の他側に下部オイル落とし通路が連通していて、上部オイル落とし通路から落ちてきたオイルが空間内で減速されることにより、下部オイル落とし通路を通って下方のオイル溜め(オイルパン)に落ちる際の泡生成が抑制される。
また、このオイル落とし構造は、前記エンジン本体が、シリンダボア部とクランク軸支持用の上側軸受部とを有するアッパブロックと、クランク軸支持用の下側軸受部を有するロアブロックとを備え、前記下部オイル落とし通路の上部が、前記空間の他側に連通する位置から下方へ延び、前記ロアブロックの前記アッパブロックとの接合面に形成された開放溝を介して、前記オイル供給通路と干渉しない位置で下方に開口しているものであってよい。
ブロック別体構造の場合に、このようにロアブロックのアッパブロックとの接合面の開放溝を利用して、下部オイル落とし通路を簡便にレイアウトできる。
このように、本発明のエンジンのオイル落とし構造によれば、エンジン本体の一側の側壁に上下に並ぶ配置で取り付けるオイルクーラとオイルフィルタとの間のオイル供給通路を短くして、通路抵抗の軽減化を図りつつ、オイル落とし通路のオイル供給通路との干渉を回避でき、また、オイルが下方のオイル溜めに落ちる際の泡生成を抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の実施形態の一例を示している。図1はエンジンブロックのオイルクーラ及びオイルフィルタを取り付けた状態の側面図、図2はエンジンブロックのオイルクーラ及びオイルフィルタを取り付けた状態の図1のA−A断面で示す断面図、図3はエンジンブロックの図1のB−B断面で示す断面図、図4はエンジンブロックの図2のC−C断面で示す断面図、図5はエンジンブロックのオイルクーラ及びオイルフィルタを取り外した状態の側面図、図6はロアブロックの平面図である。
この実施形態のエンジンは4気筒エンジンで、エンジン本体は、ボア部1〜4とクランク軸支持用の上側軸受部5とを有するシリンダブロック(アッパブロック)6と、クランク軸支持用の下側軸受部7を有するロアブロック8を備えている。
そして、このエンジンは、クランク軸(図示せず)や動弁系等の各部位に潤滑用のオイルを供給するため、オイルパン(図示せず)からオイルを汲み上げるオイルポンプ(図示せず)と、汲み上げたオイルを濾過するオイルフィルタ9と、濾過したオイルを冷却水で冷却するオイルクーラ10等からなる潤滑系を備えている。
不図示のオイルポンプは、シリンダブロック6とロアブロック8とからなるエンジンブロック11のクランク軸方向の一端側である前側に配置され、エンジンのクランク軸によってチェーン駆動される。
オイルフィルタ9とオイルクーラ10は、シリンダブロック6とロアブロック8とからなるエンジンブロック11の一側である左側(正面から見て左側)の側壁すなわち左側壁の前端寄りである第1気筒のボア部から第2気筒のボア部にかかるエリア上に、オイルクーラ10が上でオイルフィルタ8が下となって上下に並ぶ配置で取り付けられる。
そのため、シリンダブロック6の左側壁12の第1気筒のボア部1から第2気筒のボア部2にかかるエリア上に、オイルクーラ10を取り付けるオイルクーラ取付け座部13が設けられ、そのオイルクーラ取付け座部13の下に並ぶ配置で、ロアブロックの左側壁14に、オイルフィルタ9を取り付けるオイルフィルタ取付け座部15が設けられている。
オイルクーラ10は、オイルクーラ取付け座部13に直接取り付けられ、オイルフィルタ9は、オイルフィルタ取付け座部14にオイルフィルタブラケット16を介して取り付けられる。
オイルフィルタブラケット16には、オイルフィルタ9へオイルを送り込むフィルタ入口通路17と、オイルフィルタからオイルを送り出すフィルタ出口通路18とが設けられている。そして、オイルフィルタ取付け座部15には、オイルフィルタブラケット16のフィルタ入口通路17に連通するフィルタ入口側開口(フィルタ・イン)19と、フィルタ出口通路18に連通するフィルタ出口側開口(フィルタ・アウト)20が設けられている。
オイルポンプでオイルパンから汲み上げられたオイルは、ロアブロック8の左側壁の前端寄りに設けられた連結口21から、ロアブロック8内の上流オイル通路(図示せず)に送り込まれ、それが、フィルタ入口側開口19からオイルフィルタブラケット16のフィルタ入口通路17を通ってオイルフィルタ9に流入する。そして、オイルフィルタ9で濾過されたオイルが、フィルタ出口通路18を通って、フィルタ出口側開口20から、オイルクーラ10に至る後述のオイル供給通路30に導かれる。
シリンダブロック6およびロアブロック8の左側壁12,14には、オイルフィルタ取付け座部15からオイルクーラ取付け座部13に至るオイル供給通路30が設けられている。このオイル供給通路30は、オイルフィルタブラケット16のフィルタ出口通路18に連通してロアブロック8内をシリンダブロック6との接合面に略平行にクランク軸方向に略直交するブロック幅方向に内側へ延びる第1通路部分31と、この第1通路部分31の内端側からシリンダブロック6との接合面に略直交する方向に立ち上がって、シリンダブロック6内に達し、シリンダブロック6の第1気筒のボア部1と第2気筒のボア部2の間を上方へ延びる第2通路部分32と、この第2通路部分32の上端側からシリンダブロック6との接合面に略平行に、シリンダブロック6内をブロック幅方向に外側へ延びる第3通路部分33とからなるもので、第3通路部分33の先端が、オイルクーラ取付け座部13に開口して、クーラ入口側開口(クーラ・イン)34を形成している。
クーラ入口側開口34は、オイルクーラ取付け座部13の内側下部で、第1気筒のボア部1と第2気筒のボア部2の間となるブロック後寄りに位置している。また、オイルクーラ取付け座部13の内側には、第1気筒のボア部1と第2気筒のボア部2の間から離れたブロック前寄りの上部位置に、オイルクーラ10を通って冷却されたオイルを、シリンダブロック6内の下流側オイル供給通路(図示せず)に戻すクーラ出口側開口(クーラ・アウト)35が設けられている。これらクーラ入口側開口34およびクーラ出口側開口35は、オイルクーラ取付け座部13と面一のボス部36,37に形成されたものである。
また、このエンジンのエンジンブロック11には、左右側壁の各気筒のボア部1〜4の間に、エンジン本体の上部で動弁装置等の潤滑に使用された後のオイルを下方に落として、オイル溜まりであるオイルパンに戻すためのオイル落とし通路40が、それぞれシリンダブロック6の上面から下向きに縦方向にストレートに設けられている。
そして、第1気筒のボア部1と第2気筒のボア部2の間のオイル落とし通路40については、同じエリア上の下方に重なるようにオイルクーラ10とオイルフィルタ9が取り付けられ、オイルフィルタ9からオイルクーラ10に至るオイル供給通路30が真下に重なるために、オイルクーラ取付け座部13より上の通路部分を、略ストレートに下向きに延びる上部オイル落とし通路41としている。
つまり、シリンダブロック6の左側壁12の、上部オイル落とし通路41の下方で上部オイル落とし通路41に対し上部オイル落とし通路41の軸線方向に略上下に重なる位置にオイルクーラ10を取り付けるオイルクーラ取付け座部13が設けられ、そのオイルクーラ取付け座部13の下に並ぶ配置で、ロアブロック8の左側壁14の、上部オイル落とし通路41の下方で上部オイル落とし通路41に対し上部オイル落とし通路41の軸線方向に上下に重なる位置に、オイルフィルタ9を取り付けるオイルフィルタ取付け座部15が設けられている。
そして、オイルクーラ取付け座部13は、オイル出入用の通路部分の先端にクーラ入口側開口34およびクーラ出口側開口35を形成するボス部36,37と一体となって、内側に空間42を形成し該空間42がオイルクーラ10を取り付けることにより閉塞されるよう、4つの締結用ボス部50をもつないで枠状に形成されている。そして、該空間42のクランク軸方向における前後方向の一側である後側の上部に上部オイル落とし通路41が連通し、該空間42のクランク軸方向における他側である前側の下部に、上部オイル落とし通路41を通って落ちてきたオイルを更に下方へ落とす下部オイル落とし通路43が連通している
下部オイル落とし通路43は、上部が、上記空間42の前記前後方向の他側である前側の下部に連通する位置から下方へ、ロアブロック8との接合面まで略ストレートに延びて、ロアブロック8のアッパブロック6との接合面に形成されたブロック軽量化のための開放溝44のブロック前側部分に達し、開放溝44を通路として利用してブロック後側部分から、その位置に近接するアッパブロック6とロアブロック8の締結のためのボルト締結座部45の横に斜め下向きに形成された穴46を介して、締結用のボルト穴47に開口し、オイルパンへ向け下方へ開放されたものとなっている。
オイルフィルタ9からオイルクーラ10に至るオイルの流れは、図2に矢印で示すとおりである。また、オイル落とし通路40を流れるオイルの流れは図4に矢印で示す通りである。オイル落とし通路40から流れ落ちるオイルは、オイルパンに至るまでに蛇行することから、気泡が減少し易く、オイルパン内に落ちる際に油面への衝突力が弱く、新たな気泡発生も抑制される。
なお、上記実施形態は、シリンダブロック(アッパブロック)とロアブロックからなるエンジンブロックを備えたブロック別体構造のエンジンの場合であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々なエンジンに適用可能であることはいうまでもない。
本発明の実施形態に係るエンジンブロックのオイルクーラ及びオイルフィルタを取り付けた状態の側面図である。 本発明の実施形態に係るエンジンブロックのオイルクーラ及びオイルフィルタを取り付けた状態の図1のA−A断面で示す断面図である。 本発明の実施形態に係るエンジンブロックの図1のB−B断面で示す断面図である。 本発明の実施形態に係るエンジンブロックの図2のC−C断面で示す断面図である。 本発明の実施形態に係るエンジンブロックのオイルクーラ及びオイルフィルタを取り外した状態の側面図である。 本発明の実施形態に係るロアブロックの平面図である。
符号の説明
1〜4 ボア部
6 シリンダブロック(アッパブロック)
7 ロアブロック
9 オイルフィルタ
10 オイルクーラ
11 エンジンブロック
12 シリンダブロックの左側壁
13 オイルクーラ取付け座部
14 ロアブロックの左側壁
15 オイルフィルタ取付け座部
30 オイル供給通路
40 オイル落とし通路
41 上部オイル落とし通路
42 空間
43 下部オイル落とし通路
44 開放溝
45 ボルト締結座部
46 穴

Claims (3)

  1. エンジン本体のクランク軸方向と直交する幅方向の一側の側壁に、潤滑用のオイルを濾過するオイルフィルタと、該オイルフィルタで濾過したオイルを冷却水で冷却するオイルクーラとを取り付けるエンジンのオイル落とし構造であって、
    前記エンジン本体の前記一側の側壁の上部に、前記エンジン本体の上面から下向きに延びる上部オイル落とし通路が設けられ、
    前記エンジン本体の前記一側の側壁の、前記上部オイル落とし通路の下方で該上部オイル落とし通路に対し該上部オイル落とし通路の軸線方向に上下に重なる位置に、前記オイルフィルタを取り付けるオイルフィルタ取付け座部と、前記オイルクーラを取り付けるオイルクーラ取付け座部とが、オイルクーラ取付け座部が上でオイルフィルタ取付け座部が下となる配置で上下に並んで設けられるとともに、該一側の側壁に前記オイルフィルタ取付け座部から前記オイルクーラ取付け座部に至るオイル供給通路が設けられ、
    前記オイルクーラ取付け座部が、オイル出入用の通路部分を有するボス部と一体となって内側に空間を形成し該空間が前記オイルクーラを取り付けることにより閉塞される枠状に形成され、
    該空間のクランク軸方向における前後方向一側に前記上部オイル落とし通路が連通し、
    該空間のクランク軸方向における他側に、前記上部オイル落とし通路を通って落ちてきたオイルを更に下方へ落とす下部オイル落とし通路が連通していることを特徴とするエンジンのオイル落とし構造。
  2. 前記オイルフィルタ取付け座部から前記オイルクーラ取付け座部に至るオイル供給通路が、前記上部オイル落とし通路の下方で該上部オイル落とし通路に対し該上部オイル落とし通路の軸線方向に上下に重なる位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジンのオイル落とし構造。
  3. 前記エンジン本体が、シリンダボア部とクランク軸支持用の上側軸受部とを有するアッパブロックと、クランク軸支持用の下側軸受部を有するロアブロックとを備え、
    前記下部オイル落とし通路の上部が、前記空間の他側に連通する位置から下方へ延び、前記ロアブロックの前記アッパブロックとの接合面に形成された開放溝を介して、前記オイル供給通路と干渉しない位置で下方に開口していることを特徴とする請求項2記載のエンジンのオイル落とし構造。
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