JP5067090B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭及び業務用として使用される加熱調理器に関するもので、特に、制御部と操作部とをケーブルで電気的に接続している加熱調理器に関するものである。
従来、加熱調理を行う制御部と、加熱開始・停止、或いは火力の強弱を操作する操作部とが分離し、ケーブルによって電気的に接続される加熱調理器において、操作部と制御部とが適正に接続されていない場合に、それぞれで異常を表示するといった従来例の加熱調理器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来例の加熱調理器について図3を用いて説明する。図3は従来例における加熱調理器の回路ブロック図である。図3において、交流電源1、電源スイッチ2、加熱部3、制御部4、操作部5を有するものであり、接続ケーブル9によって制御部4と操作部5は接続され電気信号や電源の授受を行っている。
加熱部3は、整流器30、加熱コイル31、スイッチング手段32、インバータ回路33、より構成されている。
制御部4は、制御手段41、変調手段42、復調手段43、第2の表示手段44、直流電源47、電源保持スイッチ48より構成されている。
操作部5は、入力手段50、加熱設定手段51、変調手段52、復調手段53、第1の表示手段54より構成されている。
温度検知手段6は、負荷鍋7がトッププレート8の上に載置されて加熱部3によって加熱された場合に、負荷鍋7の温度をトッププレート8の熱伝導によって検知している。
加熱部3では、スイッチング手段32によってインバータ33を数十kHzで動作させて加熱コイル31に高周波電流を印加して、負荷鍋7を誘導加熱する構造となっている。そして、スイッチング手段32の導通時間を変化させて、場合によってはインバータ33の動作周波数を変化させることにより、加熱部3の出力を制御している。
また、制御手段41は、機器内部に備えられた温度検知手段6によって、被調理物の温度過昇等の異常、あるいは温度検知手段6の断線、インバータ33の異常高温、異常動作等を検知すると、インバータ33をオフ状態にして加熱部3の出力停止を行っている。
制御部4は、使用者によって電源スイッチ2がオンされると、直流電源47に電力が供給され、制御手段41、変調手段42、復調手段43、第2の表示手段44、及び操作部5へ20Vの直流電圧が直流電源47によって供給される。直流電源47の出力が制御手段41へと供給されると、制御手段41は電源保持スイッチ48をオンするため、使用者が電源スイッチ2をオンからオフへと状態を変えても、電源保持スイッチ48によって直流電源47の出力は制御手段41への電力供給を継続可能となる。よって、例えば調理後にトッププレート8が高温であることを第2の表示手段44によって表示している間に、
使用者が電源スイッチ2をオフした場合でも、制御手段47は継続してプレート8が高温であると注意喚起する表示を継続する事ができる。
操作部5では、加熱設定手段51が調理モード、設定出力あるいは設定温度等の設定を変更・維持制御し、入力手段50からの信号によって前記設定の変更を行い、第1の表示手段54を制御して前記設定あるいは誘導加熱部3等の異常の表示を行っている。
制御部4および操作部5はそれぞれ変調手段42、52および復調手段43、53を備え、変調手段42および52は入力信号を所定桁のデジタル信号に変換してシリアルに出力し、この信号を復調手段43あるいは53が接続ケーブル5を通して受信し、元の信号に再変換する通信構成となっている。そして、加熱設定手段51内の設定出力・設定温度等の設定を変調手段52および復調手段43を通して制御手段41に伝え、制御手段41で検知した加熱部3等の異常を変調手段42および復調手段53を通じて加熱設定手段51に伝える。
図2は従来構成の加熱調理器の外観図である。通常、加熱調理器である誘導加熱調理器ではトッププレート8を機器の上面とし、入力手段50は機器を使用する者に対面する側面に配置されている。そして、図2(a)に示すように第1の表示手段54は入力手段50の近傍に、第2の表示手段4はトッププレート8の近傍に配置されている。トッププレート8近傍は調理を行っているときに見やすい位置であり、入力手段50近傍は電源スイッチ2の入り切り、あるいは火力設定等を変更するために入力手段50を操作するときに見やすい位置である。
図2(b)は第1の表示手段54、及び第2の表示手段44の外観図である。通常、表示手段44、54は発光ダイオード(略してLED)、液晶表示素子(略してLCD)等を用いて構成するが、本従来構成の表示手段44、54はLEDを用いて構成されている。図2(b)に示すように第1の表示手段54、及び第2の表示手段44は加熱部3の7段階の設定出力を表すためにLED1〜7、及びLED11〜17の7つのLEDが設けられている。また、電源スイッチ2のオンオフを表すために、LED8、及びLED18(以降、電源LEDと呼ぶ)が設けられている。さらに、加熱部3によって加熱された負荷鍋7からの熱伝導によって、トッププレート8が高温であることを検知して報知するためにLED9、及びLED19(以降、高温LEDと呼ぶ)が設けられている。電源スイッチ2がオンで電源LEDが点灯し、加熱部3が出力停止している状態(以後初期モードと呼ぶ)と、電源スイッチ2がオフでも電源保持スイッチ4がオンして制御部に電力が供給され、電源LEDは消灯し、高温LEDが点滅し、機器の異常を表示するなど一部の機能が作動している状態(以後保持モードと呼ぶ)と、電源スイッチ2がオフで電源LED8消灯し、加熱調理器の全機能を停止している状態(以後待機モードと呼ぶ)といった3つの停止モードを、LED1〜9、LED11〜19にて表示し分けている。また、調理モードと前記3つの停止モードを表示し分けるために前記7つのLED1〜7、LED11〜17が設けられている。
以上のように構成された従来構成の加熱調理器について、図2、図3を用いてその動作を説明する。まず、電源スイッチ2をオンにすると電源LED8、18が点灯し、初期モードに移行した事を表示する。この時、トッププレート8が高温であれば高温LED9、19の動作を開始するとともに、電源保持スイッチ48をオンして電源スイッチ2がオフしても高温LED9、19の動作を継続させて、トッププレート8の温度が低下して高温LED9、19を動作する必要がなくなった後で、電源保持スイッチ48をオフする。
電源スイッチ2がオン状態で入力手段50によって調理モードへ移行した場合、温度検知手段6によって、トッププレート8の温度が高温になると高温LED9、19を制御部
3は動作(点灯)する。更に加熱を継続し、負荷鍋7が過度に加熱されて温度が例えば210℃を越える場合には、調理モード表示を継続したままインバータ33の動作を停止する。
入力手段50を操作して調理モードを停止した後に、トッププレート8が高温であれば高温LED9、19を動作(点滅)させる。電源スイッチ2の状態がオンオフどちらに関わらず、高温LEDは調理モード以外でトッププレート8の高温を温度検知手段6によって検知した場合には点滅動作を継続する。
電源スイッチ2をオフ状態として高温LEDが点滅している保持モードでは、制御手段41が電源保持スイッチ48をオンして高温LED9、19の点滅を継続し、トッププレート8の温度が低下して高温状態を報知する必要がなくなると、高温LED9、19の点滅を停止して電源保持スイッチ48をオフして待機モードへと移行する。
この構成において、制御部4および操作部5は接続ケーブル9を介在してそれぞれ変調手段42、52および復調手段43、53によって火力調節や異常表示の信号を授受し、トッププレート8に設けた第2の表示手段44、あるいは操作部5に設けた第1の表示手段54によって、使用者が認識して操作し易い様に、表示位置に適した内容を表示する事ができる。
例えば、入力手段50を操作しているときは、図2(a)記載の入力手段50の前方から機器を見るのでその近傍に配置された第1の表示手段54によって設定の変更あるいは異常状態の発生を確認しやすい。また、負荷鍋7に被調理物9を投入する等の調理を行っている時は、使用者は視点を機器の上方に置き負荷鍋7を見るので第2の表示手段44によって現在の設定を容易に確認できる。また、加熱部3で異常が発生した場合や、変調手段42、52および復調手段43、53による信号の授受が正常でない場合にも、第1の表示手段54と第2の表示手段44とで異常を表示する事により、容易に認識できる。
以上のように従来例によれば、電源スイッチ2がオン状態となった後で、第1の表示手段54と第2の表示手段44によって異常を表示する機能を有しているので、使用者が容易に異常を認識する事ができる。
その一方で、従来の構成では、断線異常を検知する場合には、電源スイッチを入れた場合(オン状態となった後)のみ断線検知(表示)可能となっているが、実際は、電源スイッチ2を含む操作部への接続に不具合が発生するケースもあり、その場合には電源スイッチ2を使用者が入れても異常が検知できず、表示する事ができないという事態に陥る構成であった。
特開2001−357967号公報
しかしながら、前記従来の加熱部と操作部との接続の正常/異常を判別する方式では、電源スイッチがオン状態となり、かつ、制御部と操作部へと電源が供給されている場合に、加熱部の報知手段、操作部の表示報知手段によって異常を報知する事が可能であるが、電源スイッチがオフ状態のままでは、制御部や操作部へと電源が供給されずに、異常を検知して報知する事が不可能となってしまう構成であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、加熱調理を制御する制御部と、電源スイッチを含む入力手段を備えた操作部と、前記制御部と前記操作部とを電気的に接続する複数の信号線を束ねた接続ケーブルとを備え、前記接続ケーブルによる制御部と操作部の接
続が異常である事を断線検知手段が検知した場合に、電源スイッチがオフ状態のままでも制御部へと電源を供給し、報知手段による異常の報知を可能とする加熱調理器を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の加熱調理器は直流電源の出力が供給され加熱調理を制御する制御部と、オンされると前記直流電源に電力を供給する電源スイッチを含む入力手段を備えた操作部と、前記制御部と前記操作部とを電気的に接続する複数の信号線を束ねた接続ケーブルとを備え、前記制御部には、一端が交流電源の一端に接続され、且つ他端が直流電源の一端に接続されるスイッチを有し電源スイッチがオンからオフに状態を変えても前記スイッチのオンを保持して交流電源を前記直流電源に供給する電源保持スイッチ、報知手段、及び前記接続ケーブルによる前記操作部との接続の正常/異常を検知する断線検知手段を有し、前記電源スイッチがオン状態になると電源が前記制御部に供給されるとともに、前記断線検知手段は、前記電源スイッチがオフ状態で、前記制御部と前記操作部との接続が異常時には、前記電源保持スイッチのオンを継続して保持して交流電源を前記直流電源に供給し、前記制御電源遮断手段が動作せずに前記制御部へと前記直流電源の出力を供給し、前記制御部は、前記報知手段による異常の報知をする加熱調理器としたものである。
これによって、例えば加熱調理器の内部配線に不具合が発生した場合において、調理器を設置後に電源スイッチをオンとする動作確認を怠った場合においても、結線不良を検出した断線検知手段によって制御部は電力を供給され、断線検知手段からの断線検知信号を認識した制御部は、報知手段によって異常を報知することができる。
本発明の加熱調理器は、例えば、機器内部の結線状態が不十分な設置をした際に、電源スイッチをオンとする動作確認を怠った場合には機器の不具合の発見が遅れ、お客様が使う段階になって初めて使用できない事が判別し、食事の準備が遅れるといった事態を防ぐことができ、また、機器内部の結線状態が不十分な設置をした場合には、電源スイッチをオンせずとも異常を検知する事が可能なので、修理あるいは交換といった対応を迅速に施すことが実現できるという有利な効果が得られる。
第1の発明は、直流電源の出力が供給され加熱調理を制御する制御部と、オンされると前記直流電源に電力を供給する電源スイッチを含む入力手段を備えた操作部と、前記制御部と前記操作部とを電気的に接続する複数の信号線を束ねた接続ケーブルとを備え、前記制御部には、一端が交流電源の一端に接続され、且つ他端が直流電源の一端に接続されるスイッチを有し電源スイッチがオンからオフに状態を変えても前記スイッチのオンを保持して交流電源を前記直流電源に供給する電源保持スイッチ、報知手段、及び前記接続ケーブルによる前記操作部との接続の正常/異常を検知する断線検知手段を有し、前記電源スイッチがオン状態になると前記電源が前記制御部に供給されるとともに、前記断線検知手段は、前記電源スイッチがオフ状態で、前記制御部と前記操作部との接続が異常時には、前記電源保持スイッチのオンを継続して保持して交流電源を前記直流電源に供給し、前記制御電源遮断手段が動作せずに前記制御部へと前記直流電源の出力を供給し、前記制御部は、前記報知手段による異常の報知をするとすることにより、例えば加熱調理器の内部配線に不具合が発生した場合において、調理器を設置後に電源スイッチをオンとする動作確認を怠った場合においても、結線不良を検出した断線検知手段によって制御部は電力を供給され、断線検知手段からの断線検知信号を認識した制御部は、報知手段によって異常を報知することができる。
の発明は、特に、第1の発明において、前記接続ケーブルには中継コネクタを備え、前記接続ケーブルを含まずに前記断線検知手段が機能しない他のケーブル、例えばサーモスタットなどのケーブル(接続線)を中継コネクタと中間接合部なく接続したケーブル、も一括して束ねる事で、制御部と操作部以外の接続漏れを防止する構成を備えるとすることにより、個別のケーブル接続の不具合を排除し、異常発生は同時に一括して検出することができる。
の発明は、特に、第1または第2の発明の前記制御部を、前記断線検知手段から入力された断線検知信号が所定時間を超えて継続すれば断線と判断して異常を報知し、所定時間以下であれば誤認と判断して異常を報知せずに通常動作を継続するとすることにより、外乱ノイズによる断線の誤検知を防止し、断線と判定した場合には加熱停止となる動作を回避することで、自動調理、炊飯、煮込み料理といった所定の時間を要する調理の途中で停止して、仕上がらないといった事態を防止する事ができる。
の発明は、特に、第1〜のいずれか1つの発明の前記制御部を、前記断線検知手段による断線検知信号及び前記接続ケーブルを介した他の信号が所定時間を超えて検知されると、前記断線検知手段による断線検知信号を誤認と判断して通常動作を継続するとすることにより、第4の発明と同様に、外乱ノイズによる断線の誤検知を防止し、使用者が操作可能である場合には加熱停止となる動作を回避することで、自動調理、炊飯、煮込み料理といった所定の時間を要する調理の途中で停止して、仕上がらないといった事態を防止する事ができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の回路ブロック図を示すものである。
なお、本実施の形態1において、図3に示す従来例と同じ機能を有するものは、同一の符号を付し説明を省略する。本実施の形態の特徴は、図3の制御部4に断線検知手段45、報知手段46、接続ケーブル9に中継コネクタ10、及びサーモスタット11を追加して備えた事にある。
断線検知手段45は、電源スイッチ接点検知手段45aと、制御電源遮断手段45bと、断線出力手段45c、断線検知線45dより構成され、報知手段46は本実施の形態ではブザーで構成されている。
また、接続ケーブル9は中継コネクタ10を備え、中継コネクタ10は制御基板4へ繋がるオス型中継コネクタ10aと操作部5、及びサーモスタット11へ繋がるメス型中継コネクタ10bとで構成されている。
図2についても、本実施の形態1と従来例の加熱調理器の外観図は同じ構成であり、同じ機能・符号・名称を用いて詳細な説明を省略する。
以上のように構成された加熱調理器である誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電源スイッチ2がオンした状態では、従来例と同様に電源LEDが点灯し、加熱部3が出力停止状態(初期モード)となり、その後で電源スイッチ2がオフしても電源保
持スイッチ48がオンしているため制御部4に電力が供給されているが電源LEDは消灯し、温度検知手段6が50℃以上であれば高温LEDが点滅し、機器の異常を表示するなどの機能の一部が必要に応じて動作している状態(保持モード)となる。
しかしながら、従来例では、加熱調理器を設置した直後、すなわち電源スイッチ2がオフで電源LEDが消灯し、加熱調理器の全機能を停止している状態(待機モード)といった第3の停止モードが存在したが、本実施の形態1では待機モードは存在せず、代わりに断線検知手段45が常時動作している状態(以後断線検知モードと呼ぶ)となる。
また、電源スイッチ2がオン状態で入力手段50によって調理モードへ移行した場合、温度検知手段6によって、トッププレート8の温度が例えば50℃以上の高温であると温度検知手段6が検知すると、制御部4と操作部5は高温LEDを制御部3は動作(点灯)するなど、調理中の基本動作についても従来例と同様である。
本実施の形態1では、加熱調理器を設置して交流電源1が接続されると、その後は電源スイッチ2がオンとなるまで断線検知モードであり、また、電源スイッチ2がオンからオフとなり電源保持スイッチ40がオンを継続している保持モードへ移行した後、高温LEDによるトッププレート8が高温であるという注意喚起、或いは異常表示といった機能が動作不要となった時点で電源保持スイッチ48がオンからオフとなり、再び断線検知モードへと移行する。
断線検知モードにおいて、断線検知手段45は、電源スイッチ2の接点を電源スイッチ接点検知手段45aと、接続ケーブル9内に仕込まれた断線検知線45dによって検知し、接続ケーブル9が制御部4と操作部5とを電気的に接続している場合には、断線検知線45dが導通しており、制御電源遮断手段45bが動作して直流電源47の出力を停止する。
よって、電源スイッチ2がオフ状態で、接続ケーブル9が正常に接続されている場合には、制御電源遮断手段45bが正常に動作し、制御部4へ電源供給を遮断する。しかし、接続ケーブル9が電気的に未接続である場合には、断線検知線45dの導通が遮断されて断線と認識し、制御電源遮断手段45bが正常に動作せず、制御部4へと電源が供給される。
制御部4に直流電源47の出力が供給されると、制御部4は電源スイッチ接点検知手段45aの検知内容によって電源スイッチ2の接点状態を確認し、電源スイッチ2がオフであるにもかかわらず制御部4へと電源が供給されている場合には、断線検知手段45によるものか、電源保持スイッチ48によるものかを判断し、断線検知手段45による場合は報知手段46によって異常を報知する事ができる(請求項1)。
また、断線検知手段45内部の制御電源遮断手段45bによる遮断が解除されて制御部4へと電源が供給可能となった場合、断線検知手段45内部の断線出力手段45cから制御部4へと断線検知信号が出力される。
これにより、電源スイッチ接点検知手段45aの情報以外でも断線を識別する事が可能となるため、電源スイッチ2がオンしている場合でも、断線出力手段45cによる断線検知を可能とするとともに、報知手段46を操作部5とは別に設ける事により、第1の表示手段54、第2の表示手段と配線する事なく異常を報知する事ができる。
また、断線検知手段45を構成する制御電源遮断手段45bは、直流電源47から操作部5への電力供給を遮断する動作も兼ねる構成を備えることにより、断線を検知した場合
には制御電源手段45bの遮断動作が停止して、操作部5へも直流電源47の出力が供給されるため、第1の表示手段54でも異常を報知する事が可能となり、容易に異常を認識する事が可能な加熱調理器を提供する事ができる。
また、接続ケーブル9は中継コネクタ10を備え、メス側中継コネクタ10aとサーモスタット11とを直結する構成にする事により、制御部4とサーモスタット10との接続漏れが発生した場合にも断線検知信号によって認識可能として、サーモスタット10が高温になった時のオフ動作と未接続とを判別する事が可能な安全で且つ誤動作の少ない加熱調理器を実現する事ができる(請求項)。
また、制御部4は断線出力手段45cの信号を受信して断線と判断する場合に、微接触といった不具合による断線の誤検知を配慮して、例えば1秒以内の断線検知信号を受信した場合には誤検知であるとして断線と認識せず、1秒以上の断線検知信号を受信した場合には断線であると認識して、操作部5による加熱停止操作が不能となっている畏れがあるとして、加熱動作を停止する事によって、安全で且つ誤動作の少ない加熱調理器を実現する事ができる(請求項)。
また、電源スイッチ2がオンした場合、接続ケーブル9が断線していれば、変調手段42、52および復調手段43、53による信号の授受が正常に行われずに、通信に異常が発生するため、異常な接続状態である事を認識して報知する事ができる。
よって、制御部4と操作部5との通信信号といった断線検知信号以外の信号が、確実に、所定時間を超えて検知されている場合には、操作部5による加熱停止動作が可能であると判断し、断線検知信号が入力されても誤認であるとして通常に動作を継続する事により、安全で且つ誤動作の少ない加熱調理器を実現する事ができる(請求項)。
なお、実施の形態1では報知手段がブザーで構成されているが、スピーカーなどを用いて報知手段を構成して音声による報知を行うと、より異常を判別しやすい事は言うまでも無い。
本発明は、例えば、加熱調理器の製造工程において加熱制御を行う制御部と、機器を操作する操作部を接続する接続ケーブルが、半挿入といった不具合が発生した状態で設置された場合に、電源スイッチをオンせずに不具合を認識して修理対応することができるので、制御部と操作部とをケーブルで電気的に接続している制御機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の回路ブロック図 本発明の実施の形態1、従来例における加熱調理器の外観図 従来例における、加熱調理器の回路ブロック図
1 交流電源
2 電源スイッチ
3 加熱部
4 制御部
5 操作部
6 温度検知手段
7 負荷鍋
8 トッププレート
9 接続ケーブル
10 中継コネクタ
10a オス型中継コネクタ
10b メス型中継コネクタ
11 サーモスタット
30 整流器
31 加熱コイル
32 スイッチング手段
33 インバータ回路
41 制御手段
42、52 変調手段
43、53 復調手段
44 第2の表示手段
45 断線検知手段
45a 電源スイッチ接点検知手段
45b 制御電源遮断手段
45c 断線出力手段
45d 断線検知線
46 報知手段
47 直流電源
48 電源保持スイッチ
50 入力手段
51 加熱設定手段
54 第1の表示手段

Claims (4)

  1. 直流電源の出力が供給され加熱調理を制御する制御部と、オンされると前記直流電源に電力を供給する電源スイッチを含む入力手段を備えた操作部と、前記制御部と前記操作部とを電気的に接続する複数の信号線を束ねた接続ケーブルとを備え、前記制御部には、一端が交流電源の一端に接続され、且つ他端が直流電源の一端に接続されるスイッチを有し電源スイッチがオンからオフに状態を変えても前記スイッチのオンを保持して交流電源を前記直流電源に供給する電源保持スイッチ、報知手段、及び前記接続ケーブルによる前記操作部との接続の正常/異常を検知する断線検知手段を有し、前記断線検知手段には、前記電源スイッチがオフ状態で前記接続が正常の場合に動作して前記直流電源の前記制御部への出力を停止し、且つ前記接続が異常の場合に動作せずに前記直流電源の前記制御部への出力を供給する制御電源遮断手段を有し、前記電源スイッチがオン状態になると前記直流電源が前記制御部に供給されるとともに、前記断線検知手段は、前記電源スイッチがオフ状態で、前記制御部と前記操作部との接続が異常時には、前記電源保持スイッチのオンを継続して保持して交流電源を前記直流電源に供給し、前記制御電源遮断手段が動作せずに前記制御部へと前記直流電源の出力を供給し、前記制御部は、前記報知手段による異常の報知をする加熱調理器。
  2. 前記接続ケーブルには中継コネクタを備え、前記接続ケーブルを含まずに前記断線検知手段が機能しない他のケーブルも前記中継コネクタに一括して束ねる事で、制御部と操作部以外の接続漏れを防止する請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記制御部は、前記断線検知手段から入力された断線検知信号が所定時間を超えて継続すれば断線と判断して異常を報知し、所定時間以下であれば誤認と判断して異常を報知せずに通常動作を継続する請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記制御部は、前記断線検知手段による断線検知信号及び前記接続ケーブルを介した他の信号が所定時間を超えて検知されると、前記断線検知手段による断線検知信号は誤認と判断して通常動作を継続する請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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