JPS59225222A - 給湯機の遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯機を台所や風呂場などの離れた場所より
遠隔制御する際、異常状態などを表示する表示部を備え
た給湯機の遠隔制御装置に関するものである。

従来例の構成とその間岐点 近年、給湯機を遠隔制御装置で制御操作する方法が多用
化されてきている。そして更に、遠隔制御装置に表示部
を設けて、給湯機の正・異常を表示するものも利用され
るようになってきた。

以下、図面を参照しながら従来の給湯機′の遠隔制御装
置につめて説明を行なう。

第１図は従来の給湯機本体と遠隔制御装置とのブロック
結線図である。

同図において、１は遠隔制御装置であり、伝送線路２に
よって本体制御面路３と接続されている。

４゛は、給湯機本体、６は給湯機本体４の燃焼を行なう
燃焼制御装置である。なお伝送線路２は、電源ラインに
情報信号をのせたものである。従って伝送線路は２本で
足りるわけである。本体制御回路３には、主制御手段で
あるマイクロコンピュータ（以下マイコンと称す）６が
具備されており、本体側の各種センサの信号をマイコン
６に伝達するだめの信号検出回路７及び、マイコン６か
らの信号を受け、燃焼装置５の制御を行なう熱源制御手
段８、そのドライブを行ムうドライバ回路９が接続され
ている。１０は商用電源を供給するコンセントプラグ、
１１は電源回路で遠隔制御装置１の電源としても伝送線
路２を介して供給する。

一方、遠隔制御装置１にはマイクロコンピュータ（以下
マイコンと称す。）１２、マイコン１２の命令により動
作する表示装置１３などが具備されている。１４は表示
装置１３によってＬＥＤなとの表示手段で表示される表
示部である。

また、１５は遠隔制御装置１での運転スイッチ、の信号
をマイコン１２に伝達するスイッチ（ＳＷ）回路である
。１６．１８は表示信号やスイッチ信号を送受する送受
信回路、１７．１９は直流電源に信号をのせたり、ピッ
クアップする信号変換部である。２Ｑは、遠隔制御装置
１と本体制御回路３を接続するカップリング部、２１は
整流回路である。

以上のように構成された従来の給湯機の遠隔制御装置１
の動作について説明する。

捷ず、信号検出回路７を介してマイコン６に給湯機の状
態、例えば湯温、湯量２点火状態などが取り込まれてい
る。従って、これらの信号がすべて正常な時、遠隔制御
装置１で運転スイッチを「入」とすると、スイッチ回路
１５を介してマイコン６に運転開始信号が伝えられ、マ
イコン６はドライバ回路９を介して熱源制御手段８を駆
動し、燃焼装置６が運転を始める。

次に、異常時の動作について説明する。

まず、燃焼装置５が運転を開始しだにもかかわらず、一
定時間経過しても炎検出の信号がマイコン６に入力され
ない時は、マイコン１２によシ表示部１４に異常状態を
意味する数字を点灯し、同時に燃焼装置５の動作も停止
する。これは点火装置の異常状態を表わす表示である。

次に、サーミスタ（図示せず）の短絡または断線といっ
た信号がマイコン６に送られると、表示部１４に異常状
態を示す別の数字が点灯して、燃焼ｇ置６を停止する。

またマイコン６がドライバ回路９ｉ駆動していないのに
、信号検出回路７から着火信号が入力された場合には明
らかに信号検出回路７の故障と判断・して、表示部１４
に異常状態を示す対応した数字を点灯して、燃焼装置５
の運転を行なわないようにする。

以上のように、表示部１４に特定の数字が点灯して異常
箇所を知ることができるので、早く対処できるという効
果はあるが以下のような欠点を有していた。

つまり、ある箇所の異常により、表示部１３にはその箇
所の異常状態を示す数字が点灯され、燃焼装置６が停止
した場合であって、停電が発生した場合電力の供給がな
くなると表示部１４の表示は当然のごとく消えてし寸う
。そして次に、停′屯が解除された場合でも表示部１４
の表示はクリヤーされ停電前の表示が復帰しなかつたり
、あるいは停電前と異なった表示をする為、ユーザーが
故障とは知らず、例えば点火装置の故障の場合ガスもれ
状態となっている時に使用したりするとガス爆発が発生
するなどの危険性がある。

更に表示部１４に表示がされないので修理するのにも異
常箇所が発見されないので時間がかかるという問題点を
有していた。

発明の目的 本発明は、上記欠点に鑑み停電時でも表示部の表示゛が
消えず、異常箇所を知らせることのできる遠隔制御装置
を提供するものである。

発明の構成 上記目的を達成するため本発明の給湯機の遠隔制御装置
は、給湯機本体と、前記給湯機本体を遠隔制御する遠隔
制御装置と、前記給湯機本体と前記遠隔制御装置とを接
続し情報信号を直流電源に重畳させて伝達する伝送線路
とを有し、前記遠隔制御装置には前記給湯機本体の正・
異常を表示する表示部と、停電時に電力供給できなくな
った際に動作するバックアップ用電源回路とより構成さ
れている。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第２図は、本発明の一実施例における給湯機本体と遠隔
制御装置とのブロック結線図である。

第１図と同一物については、同一番号を伺し説明を省略
する。

同図において、動作原理は第１図で説明したのと全く同
じである。ただ本発明の従来例と異なるのは、第２図に
示すように遠隔制御装置１にバックアップ用電源回路２
２を設けた点である。

シ＜ツクアップ用電源回路２２の一端は、ダイオードブ
リッジ２１の出力端に接続され、ダイオードＤ１を介し
てマイコン１２に接続されている。

またダイオードＤ１と並列にダイオードＤ　２．　Ｄ３
゜更にダイオードＤ２．Ｄ３に直列に電気二重層キャパ
シタＣが接続されている。

以上のように構成されたバックアップ用ＩＴＬ源回路２
２の動作について説明する。

通常使用時は、ダイオードＤＩ、Ｄ２に電流は・流れ、
電気二重層キャパシタＣに電荷が蓄積されている。

そして、停電時にはダイオードＤ１．．Ｄ２のアノード
側は、ＬＯＷレベル−となるが電気二重層キャパシタＣ
が放電してダイオードＤ３を通り、マ・イコン１２、表
示装置１３に必要な電力を供給して、停電時でも表示部
１４の数字を点灯させるものである。

なお、本実施例では、停電時でも表示部１４に数字を点
灯させる構成としたが、他の実施例として停電時には表
示部１４に数字を点灯さぜす、マイコン１２に異常箇所
の表示内容を記憶する構成とすると、バックアップ用電
源回路からの電力供給時間は更にながくなる。

発明の効果 以上のように本発明によれば以下のような効果を得るこ
とができる。

（１）停電時でもバックアップ用電源回路により表示部
の数字を点灯しているので、停電時に表示が消え、停電
解除後に異常箇所が不明となり故障箇所に対処できない
という問題はなくなる。

（噂　停電解除後でも故障箇所が表示されているのでユ
ーザーが誤って再動作させることがないので点火装置が
異常でガスがもれていたとしてもガス爆発などの心配が
ない安全性に満ちだものとなる。

（３）きわめて簡単な構成であるので、簡単に取り付は
可能でコストダウンも図れるし、使い勝手も向上し、安
全性に満ちたものとなる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来の給湯機本体と遠隔制御装置のブロック結
線図、第２図は、本発明の一実施例における給湯機本体
と遠隔制御装置のブロック結線図である。 １・・・・遠隔制御装置、２・・・・伝送線路、４・・
・・・給湯機本体、１３・・・・・表示部、２０・・・
・・バックアップ用電源回路、Ｄｌ・・・・・ダイオー
ド、ｖ２−・・・ダイオードＤ３　・・・ダイオード、
Ｃ・・・−・電解コンノ デンサ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）給湯機本体と、前記給湯機本体を遠隔制御する遠
   隔制御装置と、前記給湯機本体と前記遠隔制御装置とを
   接続し、情報信号を電源ラインに重畳させて伝送する伝
   送線路とを有し、前記遠隔制御装置には前記給湯機本体
   の正・異常を表示する表示部と、停電時に電力を供給で
   きなくなった際に動作するバックアップ用電源回路とを
   備えた給湯機の遠隔制御装置。
2. （２）前記バックアップ用電源回路は、ダイオード。 電解コンデンサから構成され、電解コンデンサの充放電
   よりなる特許請求の範囲第１項記載の給湯機の遠隔制御
   装置。