JP2008107047A - ヒートポンプ式給湯機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転時損失をさらに削減しつつ、信頼性の高い制御装置を提供する。
【解決手段】AC入力ラインの片側にACラインをON/OFFする第1のスイッチ手段2と直列に接続した電流制限素子14と電流検出手段17と、これらと並列に接続した第2のスイッチ手段3を備え、運転起動時、第1のスイッチ手段2と第2のスイッチ手段3をある所定時間差を持たせてONさせ、さらに所定時間後に第1のスイッチ手段2をOFFさせることで、運転中は第1のスイッチ手段2をOFFさせることが可能となり損失の低減が可能となる。また、第1のスイッチ手段2がONされた後、電流検出手段17にて平滑コンデンサへ8の充電電流を検出されない場合は第1のスイッチ手段2を異常と判断し、第2のスイッチ手段3をONせず、平滑コンデンサへ8の突入電流を保護しつつ第1のスイッチ手段2の異常を判断することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】AC入力ラインの片側にACラインをON/OFFする第1のスイッチ手段2と直列に接続した電流制限素子14と電流検出手段17と、これらと並列に接続した第2のスイッチ手段3を備え、運転起動時、第1のスイッチ手段2と第2のスイッチ手段3をある所定時間差を持たせてONさせ、さらに所定時間後に第1のスイッチ手段2をOFFさせることで、運転中は第1のスイッチ手段2をOFFさせることが可能となり損失の低減が可能となる。また、第1のスイッチ手段2がONされた後、電流検出手段17にて平滑コンデンサへ8の充電電流を検出されない場合は第1のスイッチ手段2を異常と判断し、第2のスイッチ手段3をONせず、平滑コンデンサへ8の突入電流を保護しつつ第1のスイッチ手段2の異常を判断することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明はヒートポンプ式給湯機の制御装置に関するものである。
従来は図5に示すとおり、ACラインの片側に第1のスイッチ手段2ともう一方のACラインに第2のスイッチ手段3を挿入し、第1、第2のスイッチ手段の前のACラインに第1の電源回路6と第1、第2のスイッチ手段の後ろに第2の電源回路9を備え、圧縮機12等を駆動しない時には第1のスイッチ手段1と第2のスイッチ手段を遮断し、圧縮機12を駆動しないときには制御部10用の第1の電源回路5のみ駆動することで常時制御部10のみを駆動できるので待機電力を低減することを行っていた(特許文献1参照)。
特開2005-249293号公報
しかしながら、上述のような制御装置では、待機時は制御部10のみへの通電で待機時の消費電力を削減できるが、運転時は常に第1、第2のスイッチが導通されているので、第1、第2のスイッチにて常時損失が発生する課題がある。
また、第1のスイッチ手段が何らかの要因で故障していた場合、電解コンデンサ8へ十分な電圧が供給されない為、電源回路9が起動しないまま第2のスイッチON信号を制御部10より指示される。その後アクチュエーター系の異常信号を検出してしまい、第1のスイッチ手段の故障にも関わらずにアクチュエーター系の異常と判断される為、メンテナンス性が低下してしまう。
上記従来の課題を解決する為に、本発明のヒートポンプ式の制御装置は、AC入力ラインの片側にACラインをON/OFFする第1のスイッチ手段と、第1のスイッチ手段と直列に接続した電流制限素子と電流検出手段と前記第1のスイッチ手段と電流制限素子と電流検出手段と並列に第2のスイッチ手段を備え、運転起動時、第1のスイッチ手段のONするタイミングと、第2のスイッチ手段のONするタイミングをある所定時間差を持たせてONさせてさらに所定時間後に第1のスイッチをOFFさせる構成としたものである。また、第1のスイッチ手段がONされた後、電流検出手段にて平滑コンデンサへの充電電流を検出されない場合は第1のスイッチ手段を異常と判断し、第2のスイッチ手段をONしないことで、平滑コンデンサへの突入電流を保護しつつ第1のスイッチ手段の異常を判断することが可能となる。
本発明のヒートポンプ式の制御装置は、ACラインの充電用リレーにて常時消費される損失を低減させつつ、充電用リレーの故障を即時検出することが出来る。
AC入力ラインの片側にACラインをON/OFFする第1のスイッチ手段と、第1のスイッチ手段と直列に接続した電流制限素子と電流検出手段と前記第1のスイッチ手段と電流制限素子と電流検出手段と並列に第2のスイッチ手段を備え、運転起動時、第1のスイッチ手段のONするタイミングと、第2のスイッチ手段のONするタイミングをある所定時間差を持たせてONさせて、さらに所定時間後に第1のスイッチをOFFさせることで、運転中は第1のスイッチ手段をOFFさせることが可能となり損失の低減が可能とな
る。
る。
また、第1のスイッチ手段がONされた後、電流検出手段にて平滑コンデンサへの充電電流を検出されない場合は第1のスイッチ手段を異常と判断し、第2のスイッチ手段をONしないことで、平滑コンデンサへの突入電流を保護しつつ第1のスイッチ手段の異常を判断することが可能となる。また、第1のスイッチ手段が異常と判断された場合、所定時間後に再度第1のスイッチ手段の再始動動作を行い、再始動動作が所定回数継続した時、第1のスイッチ手段の再始動動作を停止することで、第1のスイッチ手段の異常検出に対する信頼性を向上させることが可能となる。
また、第1のスイッチ手段の再始動動作を停止した後、貯湯タンク側へ第1のスイッチ手段異常であることを発信しユーザーに異常とすることを知らせることでメンテナンス性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明における電源回路の構成の第1の実施例を示している。図1において図5と同じ構成要素については、同じ符号を用い、説明を省略する。
図1は本発明における電源回路の構成の第1の実施例を示している。図1において図5と同じ構成要素については、同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、AC電源1と、ACラインに挿入された第1のスイッチ手段2と、第2のスイッチ手段3と、第1のスイッチ手段2と第2のスイッチ手段3の前のACラインに接続されている整流用のダイオードブリッジ4と、平滑用の電解コンデンサ5と、ダイオードブリッジ4と電解コンデンサ5により変換されたDC電圧を各種の低電圧に変換する第1の電源回路6と、第1のスイッチ手段2と第2のスイッチ手段3の後ろのACラインに接続されている整流用のダイオードブリッジ7と、平滑用の電解コンデンサ8と、ダイオードブリッジ7と電解コンデンサ8により変換されたDC電圧を各種の低電圧に変換する第2の電源回路9と、電子制御装置を制御する制御部10と、第1の電源回路6により作られた電圧より制御部10用の電圧に変換するレギュレータ11と、ヒートポンプに搭載されている圧縮機12と、圧縮機12を駆動するインバータ部13と、第1のスイッチ手段2と直列に接続されている電流制限素子14(以下PTCサーミスタ)と充電電流検出手段17から構成されている。以上のように構成された給湯機の電気回路について、以下その動作、作用を説明する。
まず、AC電源1が立ち上がるとダイオードブリッジ4と電解コンデンサ5によりAC電圧がDC電圧に変換され、第1の電源回路6が立ち上がり動作を開始する。第1の電源回路6は各種必要な低圧のDC電圧に変換され、そのうちの一つの電圧がレギュレータ11に入力され、制御部10が立ち上がり動作を開始する。これにより貯湯タンクの制御部とヒートポンプの制御部20は通信が可能になりヒートポンプの様々な情報を貯湯タンク側の制御部18に送信することが出来る。
ところで貯湯式の電気給湯機は安価な深夜電力を使用して大量のお湯を沸き上げるが、深夜になり圧縮機12を駆動してお湯を沸かすときには、安価な深夜電力の適応時刻になると貯湯タンクの制御部18より沸き上げ指示がヒートポンプの制御部10にくる。それによりヒートポンプの制御部10が第1のスイッチ手段2のON指示を出すことにより、ACラインの第1のスイッチ手段2側は導通し、突入電流防止用のPTCサーミスタ14を介して導通しているため、ダイオードブリッジ7、電解コンデンサ8によりAC電圧がDC電圧に変換され、第2の電源回路9が立ち上がり動作を開始する。
その後、第2の電源回路9が十分立ち上がった後に第2のスイッチ手段3をONさせ、その後、第1のスイッチ手段2をOFFすることで運転中の負荷電流は第1のスイッチ手段2を経由しないことで第1のスイッチ手段2にて消費される損失を無くすことが可能となる(図2参照)。その後、圧縮機12駆動の準備が整い、制御部10の信号によりインバータ部13を動作させ、圧縮機12を駆動する。これによりお湯を沸き上げることが可能となる
沸き上げ動作としては、深夜電力を活用する為、昼間にはヒートポンプ側への通電の必要はないが、水配管の凍結防止等の為に、ヒートポンプ側の情報を常時送信する必要がある。本実施の形態においては、夜間の深夜電力を使いお湯を沸かし上げたら第2のスイッチ手段3を遮断する。それにより運転していないときには第1の電源回路16のみを駆動することで常時通信を行いつつ、圧縮機12の運転を停止しているときの消費電力の低減をすることが出来る。また第1の電源回路6は制御部10の電源を供給するだけの必要最低限の小出力電源で構成でき、効率を向上することができる。
沸き上げ動作としては、深夜電力を活用する為、昼間にはヒートポンプ側への通電の必要はないが、水配管の凍結防止等の為に、ヒートポンプ側の情報を常時送信する必要がある。本実施の形態においては、夜間の深夜電力を使いお湯を沸かし上げたら第2のスイッチ手段3を遮断する。それにより運転していないときには第1の電源回路16のみを駆動することで常時通信を行いつつ、圧縮機12の運転を停止しているときの消費電力の低減をすることが出来る。また第1の電源回路6は制御部10の電源を供給するだけの必要最低限の小出力電源で構成でき、効率を向上することができる。
また、第1のスイッチ手段2をONさせた瞬間、電解コンデンサ8への充電電流がPTCサーミスタ14と電流検出手段17とダイオードブリッジ7を介して流れる。この時、通常第1のスイッチ手段2が正常に動作していれば十分な充電電流が瞬時に流れる。しかし何らかの異常が第1のスイッチ手段2に発生した場合、(例えばはんだクラックなどによる接点側、コイル側の導通不良)平滑コンデンサ8への充電電流は流れず、そのまま第2のスイッチ手段3をONさせた場合はPTCサーミスタ14を介さずに平滑コンデンサ8へ突入電流が流れ、第2のスイッチ手段3、ダイオードブリッジ7、平滑コンデンサ8が破壊してしまう可能性がある。そこで第1のスイッチ手段2をON後に電流検出手段17にて平滑コンデンサ8への充電電流を検出されない場合は第2のスイッチ手段3をONさせない構成とする(図3参照)ことで第1のスイッチ手段2異常時の突入電流を防止することができる。
また、第1のスイッチ手段2が異常と判断された場合は、所定時間(t2)後に第1のスイッチ手段2の再起動動作を実施する。所定回数(n1)リトライ後、すべて電流検出手段17にて充電電流が検出されなければ、再起動動作を中止して貯湯タンク側の制御部18へ異常信号を送信し表示操作部19にエラーコードを表示させることで、ユーザーへ確実に異常を知らせることが可能となる(図4参照)。
以上のように、本発明にかかる制御装置は常時通電しても待機電力の大幅削減が可能となるので、常時通電の必要なマルチ式空気調和機等で室外機の状態を常時監視する必要がある機器にも適用できる。
1 AC電源
2 第1のスイッチ手段
3 第2のスイッチ手段
4,7 ダイオードブリッジ
5,8 電解コンデンサ
6 第1の電源回路
9 第2の電源回路
10 制御部
11 レギュレータ
12 圧縮機
13 インバータ部
14 PTCサーミスタ(電流制限素子)
16 第1の電源回路
17 電流検出手段
18 貯湯タンク制御部
19 貯湯タンク表示操作部
20 ヒートポンプ制御部
2 第1のスイッチ手段
3 第2のスイッチ手段
4,7 ダイオードブリッジ
5,8 電解コンデンサ
6 第1の電源回路
9 第2の電源回路
10 制御部
11 レギュレータ
12 圧縮機
13 インバータ部
14 PTCサーミスタ(電流制限素子)
16 第1の電源回路
17 電流検出手段
18 貯湯タンク制御部
19 貯湯タンク表示操作部
20 ヒートポンプ制御部
Claims (4)
- AC入力ラインの片側にACラインをON/OFFする第1のスイッチ手段と、第1のスイッチ手段と直列に接続した電流制限素子と電流検出手段と、前記直列接続した第1のスイッチ手段と電流制限素子と電流検出手段とに並列に接続した第2のスイッチ手段を備え、運転起動時、第1のスイッチ手段のONするタイミングと、第2のスイッチ手段のONするタイミングをある所定時間差を持たせてONさせて、さらに所定時間後に第1のスイッチをOFFさせることを特徴とするヒートポンプ式給湯機の制御装置。
- 第1のスイッチ手段がONされた後、電流検出手段にて平滑コンデンサへの充電電流を検出されない場合は第1のスイッチ手段を異常と判断し、第2のスイッチ手段をONしないことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式給湯機の制御装置。
- 第1のスイッチ手段が異常と判断された場合、所定時間後に再度第1のスイッチ手段の再始動動作を行い、再始動動作が所定回数継続した時、第1のスイッチ手段の再始動動作を停止することを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式給湯機の制御装置。
- 第1のスイッチ手段の再始動動作を停止した後、貯湯タンク側へ第1のスイッチ手段が異常であることを発信しユーザーに異常を知らせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ式給湯機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006292136A JP2008107047A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | ヒートポンプ式給湯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008107047A true JP2008107047A (ja) | 2008-05-08 |
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ID=39440532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006292136A Pending JP2008107047A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | ヒートポンプ式給湯機の制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008107047A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102444989A (zh) * | 2011-12-08 | 2012-05-09 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 水系统辅助电加热温控系统及控制方法 |
CN111486492A (zh) * | 2020-03-03 | 2020-08-04 | 华帝股份有限公司 | 一种用于吸油烟机自动热清洗过程中的加热器的控制方法 |
-
2006
- 2006-10-27 JP JP2006292136A patent/JP2008107047A/ja active Pending
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