JP6223266B2 - 電源切替システム - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源と電池電源とを切り替えて、電気機器を作動させる電源切替システムに関する。
従来より、商用電源から供給される電力により作動する仕様の給湯装置において、停電が生じた場合にも使用できるようにするために、電池を内蔵させて、停電が発生した時には、電池からの供給電力によって作動するようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された給湯装置においては、電池からの供給電力によって作動しているときには、商用電源からの供給電力によって作動しているときよりも、消費電力を抑制するように運転条件を制限して、給湯可能な時間が長くなるようにしている。
特開2013−36652号公報
特許文献1に記載された給湯装置のように商用電源から供給される電力によって作動することを前提とした電気機器において、停電に備えて大容量の電池を内蔵させる場合には、電池を収容するスペースを確保するために電気機器のサイズが大きくなると共に、電気機器のコストが高くなるうえ、サービスマン等による電池のメンテナンスが必要になるという不都合がある。そして、停電が発生することは稀であり、また、停電が長時間続く可能性も低いため、このような不都合を許容してまで大容量の電池を備えた電気機器を採用することは現実的ではない。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、停電時に電池からの電力供給によって電気機器を作動させるときに、電気機器の作動可能時間を長くすることができる電源切替システムを、電気機器のサイズの拡大及びシステムのコストアップを抑制して提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の電源切替システムは、
電池に接続するための電池接続部と、
電気機器に接続するための機器接続部と、
前記電池接続部に接続された電池から供給される直流電力を、交流電力に変換して前記機器接続部に出力するインバータと、
前記電池接続部に電池が接続されると共に前記機器接続部に電気機器が接続されたときに、前記インバータを作動させて、前記機器接続部から前記電気機器に交流電力を供給し、該交流電力の供給を開始した時点から少なくとも所定時間が経過するまでの間は、該交流電力を商用電源との相違度合が所定レベル以上である第1交流電力とする電力供給制御部とを有する電源中継器と、
交流電力の供給によって作動し、
交流電力の供給が開始されたときに、該交流電力が前記第1交流電力であるか否かを判断して、交流電力の供給元が前記電源中継器であるか商用電源であるかを識別する供給電源識別部と、
前記供給電源識別部により交流電力の供給元が商用電源であると識別されたときは第1モードでの運転を行い、前記供給電源識別部により交流電力の供給元が前記電源中継器であると識別されたときには、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードでの運転を行う運転モード切替部とを有する電気機器と
を備え、
前記電力供給制御部は、前記所定時間が経過した後は、前記機器接続部から出力する交流電力を、商用電源との相違度合が前記第1交流電力よりも小さい第2交流電力に切替えることを特徴とする。
かかる本発明によれば、商用電源の停電が生じたときに、使用者が、前記電源中継器を用意して、汎用の電池(例えば、自動車用のバッテリ等)を前記電源中継器の前記電池接続部に接続し、前記電気機器を前記電源中継器の前記機器接続部に接続することにより、前記電源中継器から前記電気機器に交流電力を供給して前記電気機器を作動させることが可能となる。
そして、前記電源中継器は、前記電気機器への交流電力の供給を開始するときに、少なくとも前記所定時間が経過するまでの間は前記第1交流電力を出力する。また、前記電気機器は、前記供給電源識別部が前記第1交流電力の供給を判断して、交流電力の供給元が前記電源中継器であることを認識すると、消費電力が少ない前記第2モードでの運転をおこなって、運転可能時間が長くなるようにする。
このように、本発明によれば、前記電気機器には電池を備える必要がないので、前記電気機器のサイズの拡大及びコストアップは生じない。そして、前記電池としては自動車のバッテリ等の汎用品を用いることができ、前記電源中継器も汎用的に種々の電気機器に接続して交流電力を供給することができるため、普及品としてコストが下がることが期待できる。そのため、電源切替システム全体としても、コストを抑制することができる。加えて、前記電気機器に電池を備えた場合に必要となる電池のメンテナンスのためのサービスの依頼を不要にすることができる。
この構成によれば、前記電力供給制御部により、前記所定時間が経過した後は、前記機器接続部から前記電気機器に供給する交流電力を、商用電源から出力される交流電力との相違度合が小さい前記第2交流電力に切り替えることによって、前記電気機器をより安定して作動させることができる。
また、前記電源中継器は、商用電源に接続するための商用電源接続部と、
商用電源の停電を検知する停電検知部と、
商用電源から前記商用電源接続部を介して供給される商用電力と、前記インバータから出力される交流電力とのいずれか一方を選択して、前記機器接続部から出力する出力電力切替部とを備え、
前記電力供給制御部は、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知されていないときは、前記出力電力切替部により、商用電源から前記商用電源接続部を介して供給される商用電力が前記機器接続部から出力される状態とし、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知されているときには、前記インバータを作動させて、前記出力電力切替部により前記インバータから出力される交流電力が前記機器接続部から出力される状態とすることを特徴とする。
この構成によれば、使用者は、前記電源中継器の商用電源接続部に商用電源を接続し、前記電源中継器を介して電気機器を商用電源に接続しておくことによって、商用電源の停電が生じたときに、前記電源中継器により、電池から出力される直流電力が前記インバータで交流電力に変換されて前記電気機器に供給される。そのため、使用者は、前記電気機器の接続先を商用電源から前記電源中継器に切替える必要がない。また、その後、商用電源が復電したときに、前記電源中継器において、商用電源の交流電力が出力される状態に切り替わるため、使用者は前記電気機器の接続先を商用電源に切り替える必要がない。
また、前記出力電力切替部は、前記インバータから前記機器接続部への交流電力の供給と、前記商用電源接続部から前記機器接続部への商用電力の供給を共に遮断する機能を有し、
前記電力供給制御部は、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知された状態から検知されない状態に切替わったときに、前記出力電力切替部により、前記インバータから前記機器接続部への交流電力の供給と、前記商用電源接続部から前記機器接続部への商用電力の供給を共に遮断した後に、商用電源から前記商用電源接続部を介して供給される商用電力が前記機器接続部から出力される状態とすることを特徴とする。
この構成によれば、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知された状態から検知されない状態に切替わったときに、前記出力電力切替部により、前記インバータから前記機器接続部への交流電力の供給と、前記商用電源接続部から前記機器接続部への商用電力の供給が共に遮断された状態にすることによって、商用電源からの商用電力の供給が再開されたときに、前記電気機器を安定して起動することができる。
本発明の電源切替システムの第1実施形態の構成図。 図1に示した電源中継器の作動フローチャート。 図1に示した熱源機の作動フローチャート。 本発明の電源切替システムの第2実施形態の構成図。 図4に示した電源中継器の作動フローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
[第1実施形態]
先ず、図1〜図3を参照して、第1実施形態について説明する。図1を参照して、第1実施形態の電源切替システムは、熱源機1と電源中継器30aとにより構成されている。
熱源機1(本発明の電気機器に相当する)は、例えば、上水道から供給される水を設定温度まで加熱して浴室や台所等に供給する給湯機能と、浴室の浴槽に溜められた水を加熱する追焚き機能と、温水端末(床暖房機、温水温風暖房機等)に対して温水を循環供給する温水暖房機能とを備えた複合タイプの給湯装置である。
熱源機1は、商用電源から供給される交流電力(例えばAC100Vの交流電力)によって作動する仕様となっている。そのため、商用電源の停電が生じていない平常時においては、電源プラグ25が商用電源のコンセント40に接続され、商用電源から供給される交流電力によって作動する。
熱源機1は、電源プラグ25から供給される交流電力を直流電力(例えばDC12Vの直流電力)に変換する電源回路20と、電源回路20から出力される直流電力によって作動するコントローラ10とを備えている。
コントローラ10は、図示しないCPU,メモリ,各種インターフェース回路等によって構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された熱源機1の制御用プログラムをCPUで実行することによって熱源機1の作動を制御し、本発明の運転モード切替部11及び供給電源識別部12として機能する。
電源中継器30aは、商用電源の停電が生じたときに使用されるものであり、熱源機1の電源プラグ25と接続される機器接続部34、電池51と接続される電池接続部35、電源中継器30aを作動状態と停止状態に切り替えるためのスイッチ31、電池51から電池接続部35を介して供給される直流電力(例えばDC12Vの直流電力)を、商用電源から出力される交流電力(以下、商用電力という)の仕様に準じた交流電力に変換して、機器接続部34に出力するインバータ33、及びインバータ33から出力される交流電力の仕様を設定する電力供給制御部32aを備えている。
本実施形態では、電源中継器30aの電池接続部35を、自動車50のバッテリ51(本発明の電池に相当する)に接続する例を示している。
以下、図2及び図3に示したフローチャートに従って、電源中継器30aと熱源機1の作動について説明する。使用者は、商用電源の停電が生じて、熱源機1が使用できなくなったときに、熱源機1の電源プラグ25を、商用電源のコンセント40から電源中継器30aの機器接続部34に繋ぎ替える。
また、使用者は、電池ケーブル55により、電源中継器30aの電池接続部35と自動車50のシガーソケット(図示しない)とを接続して、自動車50のバッテリ51が電池接続部35に接続された状態とする。そして、使用者は、スイッチ31をONして電源中継器30aを起動させる。
図2は電源中継器30aのフローチャートである。電源中継器30aは、STEP1で、スイッチ31がONになったときにSTEP2に進む。STEP2〜STEP7は電力供給制御部32aによる処理である。
電力供給制御部32aは、STEP2で、商用電力との相違度合が所定レベル以上である第1交流電力の出力を開始する。ここで、この相違度合とは、例えば、電圧レベル、周波数等の相違度合であり、所定レベルは、熱源機1が通常動作でき、且つ商用電力と識別できるように設定される。
続くSTEP3で、電力供給制御部32aはタイマをスタートさせ、次のSTEP4でタイマがタイムアップするのを待ってSTEP5に進む。ここで、タイマの設定時間(本発明の所定時間に相当する)は、第1交流電力の出力が安定して、後述する熱源機1の処理で第1交流電力と商用電力との識別が可能になる時間に設定されている。
STEP5で、電力供給制御部32aは、インバータ33から出力される交流電力を、第1交流電力から第2交流電力に切り替える。第2交流電力は、商用電力との相違度合が第1交流電力よりも小さく設定されており、停電時に熱源機1がより安定して作動するようにしている。
続くSTEP6で、スイッチ31がOFFされたときにSTEP7に進み、電力供給制御部32aは、インバータ33の作動を停止して機器接続部34からの交流電力の出力を停止してSTEP8に進み、処理を終了する。
次に、図3は熱源機1のコントローラ10のフローチャートである。コントローラ10は、電源プラグ25が電源(商用電源又は電源中継器30a)に接続されて、交流電力が供給され、電源回路20からの直流電力の供給が開始されたときに起動して図3に示したフローチャートによる処理を実行する。
図3のSTEP10〜STEP11は、供給電源識別部12による処理である。供給電源識別部12は、STEP10で電源回路20からの直流電力の供給が開始された時にSTEP11に進み、電源プラグ25を介して供給が開始された交流電力が第1交流電力(電源中継器30aからの交流電力の供給開始時に出力される交流電力)であるか否かを判断して、交流電力の供給元を識別する。なお、第1交流電力であるか否かを判断するための基準データ(商用電力からの相違度合を示す電圧レベル、周波数等のデータ)は、予めメモリに保持されている。
STEP11で、供給電源識別部12により、電源プラグ25の接続先が商用電源であると識別されたときはSTEP12に進む。STEP12は運転モード切替部11による処理であり、運転モード切替部11は、熱源機1の運転モードを第1モード(電力消費を抑制するための運転条件の制限を行わない通常の運転モード)に設定する。そして、STEP13に進み、コントローラ10は第1モードでの熱源機1の運転を開始する。
一方、STEP11で、供給電源識別部12により、電源プラグ25の接続先が商用電源ではない(電源中継器30aである)と識別されたときにはSTEP20に分岐する。STEP20で、運転モード切替部11は、熱源機1の運転モードを第2モード(電力消費を抑制するための運転条件の制限を行う省電力の運転モード)に設定し、STEP13に進む。
なお、第2モードでの運転条件の制限としては、給湯運転における設定温度の上限を下げる、追焚き運転の実行を禁止する等の処理が行われる。
以上説明したように、第1実施形態の構成によれば、商用電源の停電が生じたときに、使用者は、熱源機1の電源プラグ25の接続先を商用電源のコンセント40から電源中継器30aの機器接続部34に繋ぎ替え、バッテリ51を電源中継器30aの電池接続部35に接続して、スイッチ31をONすることによって、バッテリ51から供給される直流電力で作動させることができる。
そして、この場合は熱源機1が消費電力を抑えた第2モードで運転されるため、停電期間中における熱源機1の給湯可能時間を長くすることができる。
[第2実施形態]
次に、図4,図5を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の電源切替システムは、熱源機1と電源中継器30bとにより構成されている。熱源機1の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。また、電源中継器30bにおいて、上述した第1実施形態における電源中継器30aと同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
電源中継器30bは、電池接続部35の他に、商用電源に接続するための商用電源接続部38、商用電源接続部38から供給される商用電力と、インバータ33から出力される交流電力(第1交流電力又は第2交流電力)とのうちのいずれか一方を選択して出力する出力電力切替部36、及び商用電源の停電を検知する停電検知部37を備えている。
電源中継器30bは、商用電源接続部38から商用電力が供給されているときは商用電力によって作動し、商用電力の供給が遮断されているときには電池接続部35から供給される直流電力によって作動する。なお、商用電源接続部38から商用電力が供給されているときに、電池接続部35に接続されたバッテリ60を充電しておくようにしてもよい。
第2実施形態において、使用者は、電源中継器30bの電池接続部35にバッテリ60を接続し、商用電源接続部38に接続された電源ケーブル45のプラグ39を商用電源のコンセント40に接続し、機器接続部34に熱源機1の電源プラグ25を接続する。これにより、熱源機1が電源中継器30bを介してバッテリ60及び商用電源に接続された状態となる。そして、使用者は、スイッチ31をONにして、電源中継器30bを作動させた状態にしておく。
以下、図5に示したフローチャートに従って、電源中継器30bの作動について説明する。STEP50でスイッチがONしたときにSTEP51に進む。STEP51〜STEP58及びSTEP70は、電力供給制御部32bによる処理である。
STEP51で、電力供給制御部32bは、商用電源の停電が生じているか否かを停電検知部37により判断する。そして、商用電源の停電が生じていないときはSTEP70に分岐し、電力供給制御部32bは、出力電力切替部36を商用電源接続部38から供給される商用電力を機器接続部34に出力する状態にする。これにより、熱源機1は、商用電力によって作動する。STEP51で商用電源の停電が検知されるまで、電源中継器30bから熱源機1に商用電力が供給される状態が維持される。
一方、STEP51で、停電検知部37により商用電源の停電が検知されたときにはSTEP52に進み、電力供給制御部32bは、出力電力切替部36を、インバータ33から出力される交流電力を機器接続部34に出力する状態に切り替える。そして、電力供給制御部32bは、インバータ33を作動させて第1交流電力を機器接続部34から出力する。これにより、熱源機1は、バッテリ60から供給される電力によって作動する。
続くSTEP53で、電力供給制御部32bは、タイマをスタートさせる。そして、次のSTEP54でタイマがタイムアップしたときにSTEP55に進み、電力供給制御部32bは、インバータ33から出力される交流電力を、商用電力との相違度合が第1交流電力よりも小さい第2交流電力に切替える。
次のSTEP56で、電力供給制御部32bは、停電検知部37により商用電源の停電が検知されているか否かを判断し、停電が検知されているときはSTEP57に進んで、スイッチ31がOFF操作されたか否かを判断する。
スイッチ31がOFF操作されたときはSTEP58に進み、電力供給制御部32bは、機器接続部34からの交流電力の出力を停止してSTEP59に進み、処理を終了する。
一方、STEP56で商用電源の停電が検知されていないとき(復電したとき)にはSTEP70に分岐し、電力供給制御部32bは、出力電力切替部36を商用電源接続部38から供給される商用電力を機器接続部34に出力する状態にする。これにより、熱源機1は商用電力により作動する状態に切り替えられる。
ここで、出力電力切替部36は、図4に示したように、機器接続部34をインバータ33に接続する第1ポジション(図中aのポジション)と、機器接続部34を商用電源接続部38に接続する第2ポジション(図中bのポジション)と、機器接続部34をインバータ33及び商用電源接続部38から遮断する第3ポジション(図中nのポジション)という、三つのポジションに切替えられる接点36aを有している。
そして、電力供給制御部32bは、STEP56からSTEP70に分岐して、機器接続部34から出力する交流電力を第2交流電力から商用電力に切替えるときに、出力電力切替部36の接点36aを、第1ポジションから一旦第3ポジションとして機器接続部34への電力供給を遮断してから、第3ポジションとして商用電力に切替える。これにより、熱源機1のコントローラ10に備えられたリセットICを確実に作動させて、コントローラ10のCPUを安定して起動することができる。
また、STEP57でスイッチ31がOFFになっていなければ、STEP56に戻り、電力供給制御部32bは、機器接続部34への第2交流電力の出力を継続する。
第2実施形態の構成によれば、商用電源の停電が生じたときに、電源中継器30bにより、バッテリ60から供給される直流電力が交流電力に変換されて熱源機1に供給される。そのため、使用者は上記第1実施形態の構成のように熱源機1の電源プラグ25を繋ぎ替える必要がない。
また、商用電源が復電したときに、電源中継器30bにより、商用電源からの商用電力が熱源機1に供給される状態に復帰される。そのため、使用者は上記第1実施形態の構成のように、熱源機1の電源プラグ25を繋ぎ替える必要がない。
なお、本実施形態では、本発明の電気機器として熱源機1を示したが、商用電源による作動を前提として構成された電気機器であれば、本発明の適用が可能である。
また、本発明の電池として、自動車に搭載されるバッテリを示したが、他の種類の電池を用いることもできる。
また、本実施形態では、電力供給制御部32a,32bは、第1交流電力を所定時間出力した後に第2交流電力に切替えたが、この切替を行わずに第1交流電力の出力を継続させてもよい。
1…熱源機、10…コントローラ、11…運転モード切替部、12…供給電源識別部、25…電源プラグ、30a,30b…電源中継器、32a,32b…電力供給制御部、33…インバータ、34…機器接続部、35…電池接続部、36…出力電力切替部、37…停電検知部、38…商用電源接続部、51,60…バッテリ(電池)。

Claims (3)

  1. 電池に接続するための電池接続部と、
    電気機器に接続するための機器接続部と、
    前記電池接続部に接続された電池から供給される直流電力を、交流電力に変換して前記機器接続部に出力するインバータと、
    前記電池接続部に電池が接続されると共に前記機器接続部に電気機器が接続されたときに、前記インバータを作動させて、前記機器接続部から前記電気機器に交流電力を供給し、該交流電力の供給を開始した時点から少なくとも所定時間が経過するまでの間は、該交流電力を商用電源との相違度合が所定レベル以上である第1交流電力とする電力供給制御部とを有する電源中継器と、
    交流電力の供給によって作動し、
    交流電力の供給が開始されたときに、該交流電力が前記第1交流電力であるか否かを判断して、交流電力の供給元が前記電源中継器であるか商用電源であるかを識別する供給電源識別部と、
    前記供給電源識別部により交流電力の供給元が商用電源であると識別されたときは第1モードでの運転を行い、前記供給電源識別部により交流電力の供給元が前記電源中継器であると識別されたときには、前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードでの運転を行う運転モード切替部とを有する電気機器と
    を備え
    前記電力供給制御部は、前記所定時間が経過した後は、前記機器接続部から出力する交流電力を、商用電源との相違度合が前記第1交流電力よりも小さい第2交流電力に切替えることを特徴とする電源切替システム。
  2. 請求項1に記載の電源切替システムにおいて、
    前記電源中継器は、商用電源に接続するための商用電源接続部と、
    商用電源の停電を検知する停電検知部と、
    商用電源から前記商用電源接続部を介して供給される商用電力と、前記インバータから出力される交流電力とのいずれか一方を選択して、前記機器接続部から出力する出力電力切替部とを備え、
    前記電力供給制御部は、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知されていないときは、前記出力電力切替部により、商用電源から前記商用電源接続部を介して供給される商用電力が前記機器接続部から出力される状態とし、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知されているときには、前記インバータを作動させて、前記出力電力切替部により前記インバータから出力される交流電力が前記機器接続部から出力される状態とすることを特徴とする電源切替システム。
  3. 請求項に記載の電源切替システムにおいて、
    前記出力電力切替部は、前記インバータから前記機器接続部への交流電力の供給と、前記商用電源接続部から前記機器接続部への商用電力の供給を共に遮断する機能を有し、
    前記電力供給制御部は、前記停電検知部により前記商用電源の停電が検知された状態から検知されない状態に切替わったときに、前記出力電力切替部により、前記インバータから前記機器接続部への交流電力の供給と、前記商用電源接続部から前記機器接続部への商用電力の供給を共に遮断した後に、商用電源から前記商用電源接続部を介して供給される商用電力が前記機器接続部から出力される状態とすることを特徴とする電源切替システム。
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