JP2015136275A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低電圧バッテリのバッテリ上がりを防止又は遅らせることができる車両用制御装置を提供すること。【解決手段】ECU100は、高電圧バッテリ300と低電圧バッテリ200と共に車両に搭載され、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を制御する。ECU100は、動作中に低電圧バッテリ200への充電制御を行うマイコン10と、IGSW500がオフ状態でもメインリレー400がオフとオンのいずれの状態でも低電圧バッテリ200から電源供給されて動作するRTC‐IC20とを備えている。RTC‐IC20は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わると時間の計時を開始し、計時した時間が起動時間T1に達すると、メインリレー400をオンすることで低電圧バッテリ200からマイコン10へ電源供給させマイコン10を動作させる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載されたバッテリの充電制御を行う車両用制御装置に関する。
従来、車両に搭載されたバッテリの充電制御を行う車両用制御装置の一例として、特許文献1,2などに開示された技術がある。この特許文献1,2には、車両駆動用モータに電源供給する高電圧バッテリと、高電圧バッテリよりも低電圧であり補機に電源供給する低電圧バッテリとを備えた車両において、高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電を行う旨が開示されている。
特開昭62−173901号公報 特開平7−111735号公報
しかしながら、通常、高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電は、イグニッションスイッチ(以下、IGSWと略称する)がオン状態のときに限られる。つまり、IGSWがオフ状態のときは、高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電を行うことができない。このため、低電圧バッテリは、ユーザが長期間車両を動作させない場合、暗電流等によりバッテリ残量が減っていく。
また、低電圧バッテリは、電子制御装置(以下、ECUと略称する)等を動作させるための電源を担っていることもありうる。この場合、低電圧バッテリから電源供給されて動作するECU等は、低電圧バッテリのバッテリ残量が少なくなりすぎると、すなわち、低電圧バッテリがバッテリ上がりしてしまうと起動できなくなる。更に、車両は、このようにECU等が起動できない場合、高電圧バッテリに十分なバッテリ残量があったとしても始動できないことが起こりうる。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、低電圧バッテリのバッテリ上がりを防止又は遅らせることができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
車両駆動用モータ(830)に電源供給する高電圧バッテリ(300)と、高電圧バッテリよりも低電圧であり補機に電源供給する低電圧バッテリ(200)と共に車両に搭載され、高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電を制御する補機としての車両用制御装置であって、
自身と低電圧バッテリとが電気的に接続された接続状態と、電気的に遮断された遮断状態とに切り替え可能な切り替え部(400)を介して低電圧バッテリと接続されており、
車両のIGSWがオフ状態である場合は動作を停止しており、切り替え部が接続状態で低電圧バッテリから電源供給されると動作するものであり、動作中に高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電制御を行う制御部(10)と、
IGSWがオフ状態であっても、切り替え部が接続状態と遮断状態のいずれの状態であっても低電圧バッテリから電源供給されて動作するものであり、動作中に時間の計時を行う計時部(20)と、を備え、
計時部は、
IGSWがオン状態からオフ状態に切り替わると時間の計時を開始する計時手段(S30)と、
計時手段で計時された時間が所定時間に達したか否かを判定する判定手段(S40)と、
計時手段で計時された時間が所定時間に達したと判定された場合に、切り替え部を接続状態にすることで、低電圧バッテリから制御部へ電源供給させ、制御部を動作させる起動手段(S50)と、を備えていることを特徴とする。
このように、制御部は、IGSWがオン状態からオフ状態に切り替わることによって動作を停止する。一方、計時部は、IGSWがオフ状態であっても、切り替え部が接続状態と遮断状態のいずれの状態であっても低電圧バッテリから電源供給されて動作することができる。そこで、計時部は、IGSWがオン状態からオフ状態に切り替わると時間の計時を開始し、経過時間が所定の閾値に達したと判定した場合に、切り替え部を接続状態にすることで制御部を動作させる。よって、本発明は、IGSWがオフ状態となり制御部が動作を停止していたとしても、IGSWがオフ状態となってから所定時間経過すると制御部を動作させることができる。そして、制御部は、自身が動作中である場合、高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電を制御する。
このため、本発明は、IGSWのオフ状態が継続した場合であっても、計時部によって制御部を動作させることができ、制御部によって高電圧バッテリから低電圧バッテリへの充電を行わせることができる。よって、本発明は、低電圧バッテリのバッテリ上がりを防止又は遅らせることができる。
なお、特許請求の範囲、及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態における車両用制御装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態における車両用制御装置の処理動作を示す前半部分のフローチャートである。 実施形態における車両用制御装置の処理動作を示す後半部分のフローチャートである。 実施形態における低電圧バッテリの充電制御を示すタイムチャートである。
以下において、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。本実施形態においては、本発明の一例として、車両用制御装置をECU100に適用する。ECUは、Electronic Control Unitの略称である。
まず、図1を用いてECU100の構成に関して説明する。また、ここでは、ECU100に接続された周辺装置に関しても説明する。ECU100は、車両駆動用モータ830に電源供給する高電圧バッテリ300と、高電圧バッテリ300よりも低電圧であり補機に電源供給する低電圧バッテリ200と共に車両に搭載されている。ECU100は、補機の一つして設けられており、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を制御するものである。
低電圧バッテリ200は、ECU100やその他の補機に電源供給するものであり、例えば14Vのバッテリを採用することができる。この補機とは、低電圧バッテリ200から電源供給されるECUや電気負荷である。本実施形態における補機は、ECU100に加えて、後ほど説明するDC‐DCコンバータ810のコントローラ811、インバータ820のコントローラ821、電池監視ユニット310である。なお、低電圧バッテリ200に接続されているA点は、IGSW500に接続されているA点と繋がっている。
高電圧バッテリ300は、車両駆動用モータ830に電源供給するものであり、例えば360Vのバッテリを採用することができる。なお、高電圧バッテリ300は、車両のエアコンを動作させるためのバッテリとしても用いることができる。つまり、高電圧バッテリ300は、車両の走行やエアコンの動作に使用されるバッテリと言う事ができる。また、高電圧バッテリ300は、電池監視ユニット310が設けられている。電池監視ユニット310は、後ほど説明するメインリレー400がオフからオンすることで起動して動作可能な状態となる。また、電池監視ユニット310は、自身が動作可能な状態である間、高電圧バッテリ300のバッテリ状態を監視する。これによって、電池監視ユニット310は、高電圧バッテリ300のバッテリ残量Hを取得することができる。
メインリレー400は、特許請求の範囲における切り替え部に相当する。メインリレー400は、補機と低電圧バッテリ200とが電気的に接続された接続状態と、電気的に遮断された遮断状態とに切り替え可能である。また、メインリレー400は、ECU100によって接続状態と遮断状態とが切り替えられる。なお、メインリレー400は、ECU100によってオンされることで接続状態となり、オフされることで遮断状態となる。補機は、このメインリレー400がオンすることで、低電圧バッテリ200から電源供給される。
IGSW500は、周知のイグニッションスイッチである。通信線600は、ECU100、電池監視ユニット310、DC‐DCコンバータ810のコントローラ811、インバータ820のコントローラ821が接続されている。ECU100、電池監視ユニット310、DC‐DCコンバータ810のコントローラ811、インバータ820のコントローラ821の夫々は、通信線600を介して通信を行うことができる。なお、通信線600としては、例えばCANバスなどを採用することができる。CANは、輸送用機械等に利用可能な国際的に標準化された通信規格のひとつである。また、CANは登録商標である。
電源ライン710は、車両内における電源線である。本実施形態では、一例として3V,5V,14Vの電源ライン710が設けられた例を採用している。
強電ライン720は、高電圧用の線である。強電ライン720は、高電圧バッテリ300とDC‐DCコンバータ810とを接続している直流線、DC‐DCコンバータ810とインバータ820とを接続している直流線、インバータ820と車両駆動用モータ830とを接続している三相交流線を含む。
DC‐DCコンバータ810は、周知技術であり、インバータ820で直流に変換した電力を昇圧又は降圧する。DC‐DCコンバータ810は、複数のスイッチング素子、コントローラ811などが設けられている。コントローラ811は、メインリレー400がオフからオンすることで起動して動作可能な状態となる。また、コントローラ811は、自身が動作可能な状態である間、ECU100からの指示に応じて、DC‐DCコンバータ810に設けられたスイッチング素子をオン及びオフする。
インバータ820は、周知技術であり、車両駆動用モータ830で発生した電力を交流から直流に変換する。インバータ820は、複数のスイッチング素子、コントローラ821が設けられている。コントローラ821は、メインリレー400がオフからオンすることで起動して動作可能な状態となる。また、コントローラ821は、自身が動作可能な状態である間、ECU100からの指示に応じて、インバータ820に設けられたスイッチング素子をオン及びオフする。
車両駆動用モータ830は、周知技術であり、車両走行時、すなわちタイヤ回転時に電力を発生する。第1強電リレー840及び第2強電リレー850は、ECU100によってオン及びオフされるものである。第1強電リレー840及び第2強電リレー850は、オンすることで高電圧バッテリ300とDC‐DCコンバータ810とを電気的に接続し、オフすることで高電圧バッテリ300とDC‐DCコンバータ810との電気的な接続を遮断する。
充電リレー860は、DC‐DCコンバータ810のコントローラ811によってオン及びオフされるものである。充電リレー860は、オンすることで低電圧バッテリ200とDC‐DCコンバータ810とを電気的に接続し、オフすることで低電圧バッテリ200とDC‐DCコンバータ810との電気的な接続を遮断する。
ECU100は、マイコン10及びRTC‐IC20を備えて構成されている。また、ECU100は、第1電源IC30、第2電源IC40、通信IC50、第1スイッチ60、第2スイッチ70、第3スイッチ80、記憶部90なども備えている。このECU100は、低電圧バッテリ200の充電をコントロールすることができるECUである。
マイコン10は、特許請求の範囲における制御部に相当する。マイコン10は、CPU、ROM、RAM、及びI/Oを備えて構成された所謂マイクロコンピュータである。CPUは、Central Processing Unitの略称である。ROMは、Read Only Memoryの略称である。RAMは、Random Access Memoryの略称である。I/Oは、Input/Outputの略称である。また、マイコン10は、メインリレー400を介して低電圧バッテリ200と接続されている。
マイコン10は、IGSW500がオフ状態である場合は動作を停止しており、メインリレー400が接続状態で低電圧バッテリ200から電源供給されると動作するものである。言い換えると、マイコン10は、動作を停止している場合に、メインリレー400がオンすると起動する。また、マイコン10は、IGSW500がオフ状態であっても、メインリレー400がオンすると起動する。そして、マイコン10は、動作中に高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電制御を行う。
RTC‐IC20は、特許請求の範囲における計時部であり、計時機能を持ったICである。RTC‐IC20は、演算部、記憶部などを備えて構成されている。RTC‐IC20は、IGSW500がオフ状態、メインリレー400が接続状態、メインリレー400が遮断状態のいずれの状態であっても、低電圧バッテリ200から電源供給されて動作するものである。そして、RTC‐IC20は、動作中に時間の計時を行う。
なお、本実施形態では、RTC‐IC20がECU100に内蔵されている例を採用している。しかしながら、本発明はこれに限定されない。RTC‐IC20は、ECU100の外部に設けられていてもよい。
このマイコン10とRTC‐IC20は、記憶部90に記憶されたデータなどを用いて処理を行う。この記憶部90には、変数データなどが記憶されている。例えば、記憶部90には、変数データとして起動時間T1などが記憶されている。起動時間T1は、特許請求の範囲における所定時間に相当し、IGSW500のオフ状態時にECU100を起動させるか否かを判断するための値である。言い換えると、起動時間T1は、IGSW500のオフ状態時にECU100を起動させる間隔を示すものである。よって、起動時間は、起動間隔と言い換えることもできる。起動時間T1は、例えば、低電圧バッテリ200がバッテリ上がりする前にECU100を起動できる時間が設定される。本実施形態では、起動時間T1を変更することが可能な例を採用している。しかしながら、起動時間T1は固定値であってもよい。また、記憶部90は、マイコン10やRTC‐IC20に内蔵されていてもよい。
第1電源IC30は、低電圧バッテリ200の14Vから、例えば3V電源及び5V電源を作るICである。詳述すると、第1電源IC30は、マイコン10の動作電源として3V電源を作り、通信IC50の動作電源として5V電源を作る。
第2電源IC40は、低電圧バッテリ200の14Vから、例えば3V電源を作るICである。詳述すると、第2電源IC40は、RTC‐IC20の動作電源として3V電源を作る。更に、第2電源IC40は、低電圧バッテリ200のバッテリ状態を監視することで、低電圧バッテリ200のバッテリ残量L1を取得することができる。
通信IC50は、通信線600を介して、電池監視ユニット310、DC‐DCコンバータ810のコントローラ811、インバータ820のコントローラ821と通信を行うためのICである。
第1スイッチ60は、第1強電リレー840をオン及びオフするためのスイッチ素子であり、マイコン10によってオン及びオフされるものである。第2スイッチ70は、第2強電リレー850をオン及びオフするためのスイッチ素子であり、マイコン10によってオン及びオフされるものである。第3スイッチ80は、メインリレー400をオン及びオフするためのスイッチ素子であり、マイコン10によってオン及びオフされるものである。
ところで、低電圧バッテリ200への充電方法は2つある。一つ目の充電方法は、車両走行状態の場合、減速でのタイヤ回転により車両駆動用モータ830から発生する交流電力をインバータ820にて直流変換し、DC‐DCコンバータ810で降圧した電力を低電圧バッテリ200に充電する方法である。
もう一つの充電方法は、IGSW500がオフ状態の場合、車両駆動用モータ830から電力が供給出来ない為、高電圧バッテリ300からDC‐DCコンバータ810で電力を降圧させて、低電圧バッテリ200に充電する方法である。ECU100は、いずれの充電方法であっても、通信線600を介してDC‐DCコンバータ810のコントローラ811に充電指示を行うことで低電圧バッテリ200への充電を行っている。従って、低電圧バッテリ200への充電は、ECU100が起動していることが前提条件となる。ECU100は、車両走行状態であればIGSW500がオン状態であるため起動しているが、IGSW500がオフ状態では起動していないことになる。なお、ECU100の起動とは、マイコン10が低電圧バッテリ200から電源供給されて動作可能な状態になったことを示す。
しかしながら、低電圧バッテリ200は、ユーザが長期旅行等で車両を長期間動作させない場合、暗電流等によりバッテリ残量が減り、バッテリ上がりすることが考えられる。車両は、このように低電圧バッテリ200がバッテリ上がりすると始動できなくなる可能性がある。
そこで、ECU100は、ユーザが長期旅行等で車両を長期間動作させない場合であっても、低電圧バッテリ200への充電制御ができるように構成されている。つまり、ECU100は、IGSW500がオフ状態で自身が起動していない状態から、IGSW500がオン状態に遷移しない場合であっても、低電圧バッテリ200への充電制御ができるように構成されている。
ECU100は、IGSW500がオフ状態である場合に自身が起動するために、RTC‐IC20の計時機能を用いている。ECU100は、RTC‐IC20の計時機能により、必要なタイミングで信号を出力して、メインリレー400をオンさせることができる。これによって、ECU100は、IGSW500がオフ状態であっても、ユーザ操作によってIGSW500がオン状態となった場合と同様に起動することが可能となっている。また、ECU100は、IGSW500がオフ状態時に、メインリレー400をオンさせることで、DC‐DCコンバータ810のコントローラ811などの補機を起動させることができる。これによって、ECU100は、IGSW500がオフ状態で自身が起動していない状態からでも、低電圧バッテリ200への充電制御ができる。
ここで、このECU100の充電制御、すなわち処理動作に関して、図2〜4を用いて説明する。ECU100は、所定時間毎に図2及び図3のフローチャートで示す処理を実行する。
ステップS10では、データを設定する。マイコン10及びRTC‐IC20は、記憶部90に記憶されているデータを自身の記憶部に取り込む。ここで設定されるデータは、上述の起動時間T1の他に、例えば、バッテリ残量L1、前回の低電圧バッテリ残量L2、高電圧バッテリ300のバッテリ残量H、充電必要時期T2、充電必要電圧LS、充電完了電圧LE、供給閾値電圧HSなどがある。更に、ECU100は、変数データである起動時間T1、バッテリ残量L1、前回の低電圧バッテリ残量L2、バッテリ残量H、充電必要時期T2に関しては初期値にする。
なお、バッテリ残量L1は、低電圧バッテリ200のバッテリ残量である。前回の低電圧バッテリ残量L2は、前回IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わった際のL1の値である。L2は、IGSW500のオフ状態が継続している間は同じ値であり、IGSW500がオフ状態からオン状態に切り替わるとリセットされる。バッテリ残量Hは、高電圧バッテリ300のバッテリ残量である。充電必要時期T2は、バッテリ残量L1に応じて設定される値であり、T1として用いられる。
充電必要電圧LSは、低電圧バッテリ200の充電が必要であるか否かを判断するための閾値である。充電完了電圧LEは、低電圧バッテリ200の充電を完了させるか否かを判断するための閾値である。供給閾値電圧HSは、高電圧バッテリ300のバッテリ残量が低電圧バッテリ200に充電可能な程度あるか否かを判断するための閾値である。なお、LS,LE,HSは、固定値である。
ステップS20では、IGSW500がオフ状態であるか否かを判定する。言い換えると、ECU100は、IGSW500がオン状態であるかオフ状態であるかを確認する。そして、ECU100は、IGSW500がオフ状態であると判定した場合、低電圧バッテリ200がバッテリ上がりすることを抑制するにステップS30へ進む。また、ECU100は、IGSW500がオン状態であると判定した場合、低電圧バッテリ200がバッテリ上がりする可能性は低いとみなして、図2のフローチャートを終了する。なお、ECU100は、図2及び図3のフローチャートに示す処理を実行している際に、IGSW500がオン状態になった場合、図2及び図3のフローチャートに示す処理を強制終了する。
ステップS30では、起動時間T1のカウントを開始する(計時手段)。RTC‐IC20は、起動時間T1(例えば1日)までカウントを開始する。このように、RTC‐IC20は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わると時間の計時を開始する。つまり、RTC‐IC20は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わってからの経過時間を計時する。
ステップS40では、起動時間T1のカウントが終了したか否かを判定する(判定手段)。RTC‐IC20は、ステップS30で開始したカウントのカウント値がT1に達したか否かを判定する。そして、RTC‐IC20は、カウント値がT1に達した場合、T1のカウント終了と判定してステップS50へ進む。また、RTC‐IC20は、カウント値がT1に達していない場合、T1のカウントは終了していないと判定してステップS40での判定を繰り返し行う。
ステップS50では、メインリレー400をオンする(起動手段)。RTC‐IC20は、メインリレー400をオンにすることで、低電圧バッテリ200からマイコン10へ電源供給させる。このようにして、RTC‐IC20は、マイコン10を動作させる。また、RTC‐IC20は、メインリレー400をオンすることで、ECU100だけでなく、その他の補機も起動させる。なお、RTC‐IC20は、第3スイッチ80を介してメインリレー400をオンする。
ステップS60では、L1を取得する(第1取得手段)。ECU100は、第2電源IC40によって、L1(例えば10V)を取得する。なお、図2のB点は、図3のB点に進むことを示している。よって、ECU100は、ステップS60での処理が終了すると、図3のステップS70へ進む。
ステップS70では、L1≦LS(例えば9V)であるか否かを判定する。そして、ECU100は、L1≦LSでないと判定した場合はステップS80へ進み、L1≦LSであると判定した場合はステップS130へ進む。ECU100は、このようにして、低電圧バッテリ200のバッテリ状態が、充電が必要な状態であるか否かを判定する。
まず、L1≦LSでないと判定した場合、すなわち、L1>LSと判定した場合に関して説明する。ECU100は、L1がLSを超していた場合、低電圧バッテリ200の充電を実施しない。更に、マイコン10は、L1がLSを超していた場合、このL1に応じて起動時間T1を変更する。この点に関して、以下に説明する。
ステップS80では、L2=0であるか否かを判定する。そして、マイコン10は、L2=0でないと判定した場合はステップS110へ進み、L2=0であると判定した場合はステップS110へ進む。なお、L2は、IGSW500のオフ状態が継続している間は同じ値であり、IGSW500がオフ状態からオン状態に切り替わるとリセットされる。また、ここでは、L2の初期値は0とする。よって、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わった直後のL2は0となる。このため、マイコン10は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わった直後におけるステップS80では、YES判定することになる。従って、マイコン10は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わった直後においては、後ほど説明する充電必要時期T2の推測を行うことなくステップS110へ進む。そして、マイコン10は、ステップS110において、記憶部90に記憶されているL2をL1の値に変更する。しかしながら、本発明は、このステップS80を省略しても目的は達成できる。
ステップS90では、充電必要時期T2を推測する。このT2は、現在の低電圧バッテリ200のL1に応じた起動時間T1である。つまり、T2は、このままIGSW500のオフ状態が継続した場合に、次回、ECU100を起動させる時間である。よって、マイコン10は、現在の低電圧バッテリ200のL1に応じて、次回、ECU100を起動させる時間を算出する。このとき、マイコン10は、例えば(L1―LS)/(L2−L1)×T1の演算を実行することでT2を算出する。
ステップS100では、T1を変更する。マイコン10は、記憶部90に記憶されているT1をステップS90で算出したT2の値に変更する。これによって、ECU100は、このままIGSW500のオフ状態が継続した場合、現在の低電圧バッテリ200のL1に応じたタイミングで起動することができる。
ステップS110では、変数データの書き換えを行う。マイコン10は、記憶部90に記憶されているL2をL1の値に変更する。なお、本発明は、このステップS90〜S110を省略しても目的は達成できる。
ステップS120では、メインリレー400をオフする。RTC‐IC20は、メインリレー400をオフにすることで、低電圧バッテリ200からマイコン10への電源供給を停止させる。このようにして、RTC‐IC20は、マイコン10の動作を停止させる。また、RTC‐IC20は、メインリレー400をオフすることで、ECU100だけでなく、その他の補機の動作も停止させる。なお、RTC‐IC20は、第3スイッチ80を介してメインリレー400をオフする。
なお、図3のC点は、図2のC点に進むことを示している。よって、ECU100は、ステップS120の処理を実行した後、ステップS30に戻る。そして、RTC‐IC20は、ステップS30で、再びT1のカウントを開始する。その後、RTC‐IC20は、IGSW500がオフ状態になって2日経過後、つまり、前回より1日経過後にカウントを終了し、メインリレー400をオンする(ステップS40,S50)。これによって、ECU100を含む補機が起動させる。
ECU100は、起動後、ステップS60においてL1(例えば9.9V)を取得する。よって、ECU100は、ステップS70においてL1>LSと判定することになり、低電圧バッテリ200の充電を実施しない。
上述のように、このときのL2は10Vである。このため、マイコン10は、ステップS80でNO判定することになりT2を推測する。このとき、T2=(9.9V−9V)/(10V−9.9V)×1日=9日となる。そして、マイコン10は、ステップS100においてT1をT2の値(9日)に変更すると共に、ステップS110において、L2をL1の値(9.9V)に変更する。その後、RTC‐IC20は、ステップS120において、メインリレー400をオフにすることで、ECU100を含む補機の動作を停止させる。
そして、ECU100は、ステップS120の処理を実行した後、再びステップS30に戻る。RTC‐IC20は、ステップS30で、再びT1のカウントを開始する。このときのT1は、上述のステップS100において9日に変更されている。よって、RTC‐IC20は、IGSW500がオフ状態になって11日経過後、つまり、前回より9日経過後にカウントを終了し、メインリレー400をオンする(ステップS40,S50)。これによって、ECU100を含む補機が起動させる。
ECU100は、起動後、ステップS60においてL1(例えば9.05V)を取得する。よって、ECU100は、ステップS70においてL1>LSと判定することになり、低電圧バッテリ200の充電を実施しない。
上述のように、このときのL2は9.9Vである。このため、マイコン10は、ステップS80でNO判定することになりT2を推測する。このとき、T2=(9.05V−9V)/(9.9V−9.05V)×9日=0.53日(≒1日)となる。そして、マイコン10は、ステップS100においてT1をT2の値(1日)に変更すると共に、ステップS110において、L2をL1の値(9.05V)に変更する。その後、RTC‐IC20は、ステップS120において、メインリレー400をオフにすることで、ECU100を含む補機の動作を停止させる。
そして、ECU100は、ステップS120の処理を実行した後、再びステップS30に戻る。RTC‐IC20は、ステップS30で、再びT1のカウントを開始する。このときのT1は、上述のステップS100において1日に変更されている。よって、RTC‐IC20は、IGSW500がオフ状態になって12日経過後、つまり、前回より1日経過後にカウントを終了し、メインリレー400をオンする(ステップS40,S50)。これによって、ECU100を含む補機が起動させる。
ECU100は、起動後、ステップS60においてL1(例えば8.95V)を取得する。よって、ECU100は、ステップS70においてL1≦LSと判定することになり、低電圧バッテリ200の充電を実施する。
ここで、L1≦LSであると判定した場合に関して説明する。ECU100は、L1がLS以下の場合、低電圧バッテリ200の充電を実施する。つまり、マイコン10は、自身の動作中において、L1がLSよりも小さいことを条件に、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電が行われるように充電制御する。この点に関して、以下に説明する。
ステップS130では、高電圧バッテリ300のバッテリ残量Hを取得(例えば350V)する。ECU100は、例えば、電池監視ユニット310からHを取得することができる。
ステップS140では、H≧HS(例えば200V)であるか否かを判定する。そして、ECU100は、H≧HSでないと判定した場合は高電圧バッテリ300のバッテリ残量が十分でないとみなしてステップS150へ進む。また、ECU100は、H≧HSであると判定した場合は高電圧バッテリ300のバッテリ残量が十分であるとみなし、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を行うためにステップS160へ進む。このように、ECU100は、ステップS130,S140を実行することで、IGSW500のオフ状態時では、高電圧バッテリ300のバッテリ残量Hが十分にある場合のみ、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を行うことができる。しかしながら、本発明は、このステップS130,S140を省略しても目的は達成できる。
ステップS160では、DC‐DCコンバータ810へ充電開始指示を行う。このとき、マイコン10は、通信IC50及び通信線600を介して、DC‐DCコンバータ810へ充電開始指示を行う。更に、マイコン10は、第1スイッチ60を介して第1強電リレー840をオンすると共に、第2スイッチ70を介して第2強電リレー850をオンする。コントローラ811は、充電開始指示を受けると、高電圧バッテリ300の電力を降圧すると共に、充電リレー860をオンする。
ステップS170では、降圧された電力を一定時間、低電圧バッテリ200へ充電する。マイコン10は、ステップS160を行うことによって、一定時間、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を行う。
ステップS180では、DC‐DCコンバータ810へ充電終了指示を行う。マイコン10は、充電を開始してから一定時間が経過すると、通信IC50及び通信線600を介して、DC‐DCコンバータ810へ充電終了指示を行う。更に、マイコン10は、第1スイッチ60を介して第1強電リレー840をオフすると共に、第2スイッチ70を介して第2強電リレー850をオフする。コントローラ811は、充電終了指示を受けると、充電リレー860をオフする。
ステップS190では、L1を取得する。このとき、ECU100は、再びL1を取得する。このとき、ECU100は、充電後のL1(例えば9.5V)を取得することになる。
ステップS200では、L1≧LE(例えば10V)であるか否かを判定する。そして、ECU100は、L1≧LEであると判定した場合は低電圧バッテリ200のバッテリ残量が十分であるとみなしてステップS150へ進む。つまり、ECU100は、L1≧LEであると判定すると、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を終了する。
また、ECU100は、L1≧LEでないと判定した場合は低電圧バッテリ200への充電が不十分であるとみなしてステップS130に戻る。つまり、ECU100は、充電を再度実施する。
よって、ECU100は、ステップS130において、H(例えば340V)を取得する。このとき、ECU100は、YES判定することになり、ステップS160〜S180の処理を実行する。そして、ECU100は、ステップS190において、再びL1(例えば10.2V)を取得する。このとき、ECU100は、ステップS200において、YES判定することになる。
ステップS150では、変数データを初期値に設定する。ECU100は、記憶部90に記憶されている変数データをリセットすることで初期値にする。その後、ECU100は、ステップS120へ進む。これによって、ECU100は、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を終了する。
なお、本発明は、これに限定されない。本発明は、ステップS50の後にステップS160,S170,S180を実行して、その後、ステップS120を実行するものであれば、目的を達成することができる。つまり、本発明は、ステップS60〜S150,S190,S200を実行しないものであっても目的を達成することができる。
ここで、ここまでに説明したECU100の処理動作に関して、図4のタイムチャートを用いて説明する。なお、図4の縦軸は低電圧バッテリ200の電圧であり、横軸はIGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わってからの経過時間である。また、図4のスタートとは、ユーザ操作によって、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わった時点を示す。一方、図4のエンドとは、ユーザ操作によって、IGSW500がオフ状態からオン状態に切り替わった時点を示す。更に、図4の1日後、2日後などは、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わってからの経過時間、言い換えると経過日数である。
1日後、ECU100はL1のみを確認する。2日後、ECU100は、L1を確認すると共に、1日後及び2日後の残量変化量Δ2からT2を推測する。ECU100は、例えばT2=Δ1a/Δ2×T1を演算する。そして、ECU100は、T1を9日後に設定する。つまり、ECU100は、T1を1日後から9日後に変更する。11日後、ECU100はL1を確認すると共に、2日後及び11日後の残量変化量Δ2からT2を推測する。そして、ECU100は、T1を1日後に設定する。
12日後、ECU100は、L1を確認し、L1≦LSとなったと判定すると、Hを確認する。そして、ECU100は、H≧HSであると判定した場合、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を一定時間実施する。つまり、ECU100は、タイミングtaに示すように、L1がLSを下回ったので,充電を開始する。しかしながら、本実施形態では、高電圧バッテリ300のバッテリ残量を考慮して、H≧HSであると判定した場合に充電を行うようにしている。
充電後、ECU100は、L1を確認する。そして、ECU100は、タイミングtbに示すように、L1<LEだった場合は再度充電を行う。その後、ECU100は、タイミングtcに示すように、L1≧LEだった場合は充電を終了する。
そして、13日後、ECU100は、上述の1日後と同様の処理を行う。また、14日後、ECU100は、上述の2日後と同様の処理を行う。そして、ECU100は、ユーザ操作によって、IGSW500がオフ状態からオン状態に切り替わると充電制御を終了する。
ここまで説明したように、マイコン10は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わることによって動作を停止する。一方、RTC‐IC20は、IGSW500がオフ状態であっても、メインリレー400が接続状態と遮断状態のいずれの状態であっても低電圧バッテリ200から電源供給されて動作することができる。また、低電圧バッテリ200は、図4のスタートから12日後までに示すとおり、IGSW500のオフ状態が継続すると、時間の経過と共にバッテリ残量L1が減っていく。
そこで、IGSW500は、IGSW500がオン状態からオフ状態に切り替わると時間の計時を開始し、経過時間が起動時間T1に達したと判定した場合に、メインリレー400を接続状態にすることでマイコン10を起動させる。よって、ECU100は、IGSW500がオフ状態となりマイコン10が動作を停止していたとしても、IGSW500がオフ状態となってから起動時間T1が経過するとマイコン10を動作させることができる。そして、マイコン10は、自身が動作中である場合、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を制御する。
よって、ECU100は、IGSW500のオフ状態が継続した場合であっても、RTC‐IC20によってマイコン10を動作させることができ、マイコン10によって高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電を行わせることができる。よって、ECU100は、低電圧バッテリ200のバッテリ上がりを防止又は遅らせることができる。
更に、低電圧バッテリ200のバッテリ残量L1が充電必要電圧LSよりも小さい場合、マイコン10や他の補機は、低電圧バッテリ200からの電源供給が行われない可能性がある。バッテリ残量L1が小さく低電圧バッテリ200からマイコン10や他の補機への電源供給が行われない場合、車両が始動できない状態になることが起こりうる。つまり、低電圧バッテリ200は、車両を始動できない可能性がある状態までバッテリ残量L1が減ることも考えられる。
しかしながら、マイコン10は、IGSW500がオフ状態中においてマイコン10を起動させ、バッテリ残量L1が充電必要電圧LSよりも小さいことを条件に、高電圧バッテリ300から低電圧バッテリ200への充電が行われるように充電制御する。これによって、ECU100は、低電圧バッテリ200のバッテリ残量L1が充電必要電圧LSよりも小さい場合であっても、マイコン10や他の補機に電源供給でき、車両を始動できる状態まで低電圧バッテリ200を充電することが可能となる。
更に、低電圧バッテリ200は、自身のバッテリ残量L1が大きければ大きいほど、バッテリ上がりするまでの時間が長い。そこで、ECU100は、バッテリ残量L1が所定値よりも大きくなった場合、そのバッテリ残量L1に応じて起動時間T1を変更することで、IGSW500がオフ状態である間において、マイコン10を動作させる回数を減らすことができる。これによって、ECU100は、消費電力を抑えることができる。これによって、ECU100は、低電圧バッテリ200のバッテリ上がりをより一層防止しやすくなる、又はより一層遅らせることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
10 マイコン、20 RTC‐IC、30 第1電源IC、40 第2電源IC、50 通信IC、60 第1スイッチ、70 第2スイッチ、80 第3スイッチ、90 記憶部、100 ECU、200 低電圧バッテリ、300 高電圧バッテリ、310 電池監視ユニット、400 メインリレー、500 IGSW、600 通信線、710 電源ライン、720 強電ライン、810 DC‐DCコンバータ、811 コントローラ、820 インバータ、821 コントローラ、830 車両駆動用モータ、840 第1強電リレー、850 第2強電リレー、860 充電リレー

Claims (3)

  1. 車両駆動用モータ(830)に電源供給する高電圧バッテリ(300)と、前記高電圧バッテリよりも低電圧であり補機に電源供給する低電圧バッテリ(200)と共に車両に搭載され、前記高電圧バッテリから前記低電圧バッテリへの充電を制御する前記補機としての車両用制御装置であって、
    自身と前記低電圧バッテリとが電気的に接続された接続状態と、電気的に遮断された遮断状態とに切り替え可能な切り替え部(400)を介して前記低電圧バッテリと接続されており、
    前記車両のイグニッションスイッチがオフ状態である場合は動作を停止しており、前記切り替え部が前記接続状態で前記低電圧バッテリから電源供給されると動作するものであり、動作中に前記高電圧バッテリから前記低電圧バッテリへの充電制御を行う制御部(10)と、
    前記イグニッションスイッチがオフ状態であっても、前記切り替え部が前記接続状態と前記遮断状態のいずれの状態であっても前記低電圧バッテリから電源供給されて動作するものであり、動作中に時間の計時を行う計時部(20)と、を備え、
    前記計時部は、
    前記イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に切り替わると時間の計時を開始する計時手段(S30)と、
    前記計時手段で計時された時間が所定時間に達したか否かを判定する判定手段(S40)と、
    前記計時手段で計時された時間が所定時間に達したと判定された場合に、前記切り替え部を前記接続状態にすることで、前記低電圧バッテリから前記制御部へ電源供給させ、前記制御部を動作させる起動手段(S50)と、を備えていることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記低電圧バッテリのバッテリ残量を取得する第1取得手段(S60)を備え、
    前記制御部は、自身の動作中において、前記バッテリ残量が所定値よりも小さいことを条件に、前記高電圧バッテリから前記低電圧バッテリへの充電が行われるように充電制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記制御部は、前記バッテリ残量が前記所定値よりも大きい場合、前記バッテリ残量に応じて前記所定時間を変更することを特徴とする請求項2に記載の車両用制御装置。
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