JP6565834B2 - 電動車両 - Google Patents

電動車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6565834B2
JP6565834B2 JP2016167651A JP2016167651A JP6565834B2 JP 6565834 B2 JP6565834 B2 JP 6565834B2 JP 2016167651 A JP2016167651 A JP 2016167651A JP 2016167651 A JP2016167651 A JP 2016167651A JP 6565834 B2 JP6565834 B2 JP 6565834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charger
vehicle
ecu
time
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016167651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018038130A (ja
Inventor
俊彦 南井
俊彦 南井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016167651A priority Critical patent/JP6565834B2/ja
Publication of JP2018038130A publication Critical patent/JP2018038130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6565834B2 publication Critical patent/JP6565834B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本開示は、外部充電用の充電器を備える電動車両に関する。
特開2013−55800号公報(特許文献1)には、駆動用電池と、駆動用電池に蓄えられた電力を用いて車両駆動力を発生する駆動装置(モータなど)と、外部電源から供給される電力を用いた駆動用電池の充電(以下「外部充電」ともいう)を行なうための充電器とを備える電動車両が開示されている。充電器は、駆動装置が駆動用電池から切り離された状態(Ready-OFF状態)において、外部から起動信号を受信したことに応じて起動し、外部充電を行なうように構成される。
特開2013−55800号公報
一般的に、電動車両に搭載される充電器には、平滑用のコンデンサが備えられる。外部充電中には、充電器内のコンデンサに電荷が溜まった状態となる。車両走行中には車両衝突などが懸念されるため、外部充電中にコンデンサに溜まった電荷(以下「充電器内の残電荷」ともいう)を車両走行前に放電しておくことが望ましい。
充電器内の残電荷を車両走行前に放電しておく手法として、たとえば、ユーザによる車両起動要求(駆動装置の起動要求)がある毎に、充電器を起動し、充電器内の残電荷を放電するように充電器を作動させることが考えられる。しかしながら、車両起動要求がある毎に充電器を起動すると、外部充電を行なう必要のないタイミングで充電器が頻繁に起動されることになり、充電器が早期に劣化することが懸念される。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部充電用の充電器を備える電動車両において、充電器の起動頻度を抑えつつ、充電器内の残電荷がない状態を担保することである。
本開示による電動車両は、外部電源に接続可能な電動車両であって、駆動用電池と、駆動用電池に蓄えられた電力を用いて車両駆動力を発生する駆動装置と、外部電源から供給される電力を用いて駆動用電池を充電する充電器と、駆動装置および充電器を制御する車両制御ユニットとを備える。車両制御ユニットは、充電器の作動履歴情報を記憶する。車両制御ユニットは、駆動装置の起動要求があった場合、記憶された充電器の作動履歴情報から充電器内の残電荷の有無を判定し、残電荷がないときには充電器を停止状態に維持し、残電荷があるときには充電器を起動して残電荷を放電するように充電器を作動させる。
上記構成によれば、車両制御ユニットは、駆動装置の起動要求があった場合、自らに記憶されている充電器の作動履歴情報から充電器内の残電荷の有無を判定する。そして、車両制御ユニットは、残電荷があるときには充電器を起動して残電荷を放電させる一方、残電荷がないときには充電器を起動しない。これにより、車両起動要求がある毎に充電器を起動する場合に比べて充電器の起動頻度を抑えつつ、充電器内の残電荷がない状態を担保することができる。
電動車両の全体構成を模式的に示す図である。 車両ECUおよび充電器の処理の一例を模式的に示す図である。 車両ECUの処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 車両ECUの処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 車両ECUおよび充電器の動作の一例を示す図(その1)である。 車両ECUおよび充電器の動作の一例を示す図(その2)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
<全体構成>
図1は、本実施の形態による電動車両1の全体構成を模式的に示す図である。電動車両1は、駆動装置10と、バッテリ(駆動用電池)20と、システムメインリレー21と、充電リレー22と、充電器30と、コネクタ40と、車両制御ユニット(以下「車両ECU」(ECU:Electronic Control Unit)ともいう)100とを備える。
電動車両1は、駆動装置10が発生する駆動力で走行する。なお、電動車両1は、駆動装置10が発生する駆動力に加えて、図示しないエンジンの動力を用いて走行するように構成されてもよい。
駆動装置10は、バッテリ20から供給される電力を用いて車両駆動力を発生する。駆動装置10は、駆動輪に機械的に接続されたモータジェネレータと、モータジェネレータの通電量を制御するパワーコントロールユニット(インバータなど)とを含む。駆動装置10の出力(モータジェネレータの通電量)は、車両ECU100からの制御信号によって制御される。なお、駆動装置10に含まれるモータジェネレータの数は1つであっても2つ以上であってもよい。
バッテリ20は、再充電可能な蓄電装置であり、たとえばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池である。バッテリ20は、システムメインリレー21を介して駆動装置10に接続される。
システムメインリレー21は、駆動装置10とバッテリ20との間に設けられ、車両ECU100からの制御信号によって開閉される。システムメインリレー21が閉状態であると、駆動装置10がバッテリ20に接続され、駆動装置10が駆動力を発生可能な状態(Ready−ON状態)となる。システムメインリレー21が開状態であると、駆動装置10がバッテリ20から切り離され、駆動装置10が駆動力を発生できない状態(Ready−OFF状態)となる。
電動車両1は、車両外部の交流電源(以下「外部電源」ともいう)200から給電設備2を介して供給される電力でバッテリ20を充電する「外部充電」を実行可能に構成される。電動車両1は、外部充電を実行するための構成として、充電リレー22、充電器30およびコネクタ40を備える。
充電リレー22は、バッテリ20と充電器30との間に設けられ、車両ECU100からの制御信号によって開閉される。コネクタ40は、給電設備2のコネクタ210と連結可能に構成される。
充電器30は、コネクタ40と充電リレー22との間に設けられ、給電設備2から入力される交流をバッテリ20に充電可能な直流に変換し、変換された直流を充電リレー22を介してバッテリ20へ出力する。具体的には、充電器30は、AC/DC変換部31と、DC/DC変換部32と、コンデンサ33と、電圧センサ34と、放電抵抗35と、充電ECU36とを含む。AC/DC変換部31とDC/DC変換部32とは、正極線PLおよび負極線NLによって接続される。
AC/DC変換部31は、充電ECU36からの駆動信号に基づいて、給電設備2から入力された交流を直流に変換(整流)して正極線PLおよび負極線NLに出力する。さらに、AC/DC変換部31は、給電設備2から入力された交流電力を正弦波に近づけることで力率を改善する力率改善(PFC:Power Factor Correction)回路としても動作する。
DC/DC変換部32は、充電ECU36からの駆動信号に基づいて、AC/DC変換部31の出力電圧をバッテリ20の電圧に変換してバッテリ20に出力する。DC/DC変換部32は、いわゆる絶縁型のDC/DCコンバータである。
コンデンサ33は、一方の端部が正極線PLに接続され、他方の端部が負極線NLに接続され、正極線PLと負極線NLとの間の電圧を平滑化する。
電圧センサ34は、正極線PLと負極線NLとの間の電圧(すなわちコンデンサ33の両端電圧、以下「電圧VH」ともいう)を検出し、検出結果を充電ECU36に出力する。
放電抵抗35は、一方の端部が正極線PLに接続され、他方の端部が負極線NLに接続される。外部充電中に充電器30内のコンデンサ33に溜まった電荷(以下「充電器30内の残電荷」ともいう)は、外部充電後に、放電抵抗35によって徐々に低下され、一定時間Tth(たとえば5分程度)経過した後にゼロとなる。言い換えれば、充電器30内の残電荷を放電抵抗35によって放電させるには、一定時間Tthを要する。
充電ECU36は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を含む。充電ECU36は、車両ECU100からの制御信号に基づいてAC/DC変換部31およびDC/DC変換部32の駆動を制御する。
車両ECU100は、図示しないCPUおよびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて電動車両1の各機器(駆動装置10、システムメインリレー21、充電リレー22、充電器30)を制御する。
たとえば、車両ECU100は、Ready−OFF状態においてユーザによる車両起動要求(駆動装置10の起動要求)があると、システムメインリレー21を開状態から閉状態に切り替える。これにより、駆動装置10が駆動力を発生可能なReady−ON状態となる。
給電設備2は、コネクタ210と、CCID(Charging Circuit Interrupt Device)リレー220と、設備ECU230とを含む。CCIDリレー220は、外部電源200とコネクタ210とを結ぶ通電経路上に設けられる。CCIDリレー220が開状態であると、外部電源200からコネクタ210への通電経路が遮断される。一方、CCIDリレー220が閉状態であると、外部電源200からコネクタ210への通電経路が形成される。
設備ECU230は、給電設備2のコネクタ210が電動車両1のコネクタ40に接続された状態(以下「プラグイン状態」ともいう)において、電動車両1の車両ECU100と通信可能に構成される。設備ECU230は、プラグイン状態において、車両ECU100からCCID接続要求を受信したことに応じて、CCIDリレー220を閉状態にする。これにより、外部電源200からの電圧が電動車両1の充電器30に印加される。
<外部充電制御>
ユーザは、給電設備2のコネクタ210を電動車両1のコネクタ40に接続する操作(以下「プラグイン操作」ともいう)をReady-OFF状態で行なうことによって、外部充電を開始させることができる。
車両ECU100は、ユーザがプラグイン操作をReady-OFF状態で行なったことを検出すると、充電リレー22を閉状態にし、かつ給電設備2の設備ECU230に対してCCID接続要求を出力し、かつ充電器30の充電ECU36に対して外部充電要求を出力する。
設備ECU230は、上述したように、車両ECU100からCCID接続要求を受信したことに応じて、CCIDリレー220を閉状態にする。これにより、外部電源200からの電圧が電動車両1の充電器30に印加される。
充電器30は、車両ECU100から外部充電要求を受信したことに応じて起動される。充電器30の起動とは、図示しない補機電池から充電ECU36に作動電力が供給されていない停止状態(電源オフ状態)から作動電力が供給されている作動状態(電源オン状態)に切り替わることを意味する。
充電器30は、起動後、車両ECU100からの制御信号に基づいてAC/DC変換部31およびDC/DC変換部32の駆動を制御する。これにより、外部充電が実行される。
外部充電の完了に伴って車両ECU100からの外部充電要求が停止されると、充電器30は停止状態(電源オフ状態)に切り替えられる。これにより、充電器30の待機電流によって補機電池の電力が不必要に消費されることが抑制される。
<充電器の放電制御>
外部充電中においては、充電器30内のコンデンサ33に電荷が溜まる。電動車両1の走行中には車両衝突などが懸念されるため、充電器30内の残電荷(外部充電中にコンデンサ33に溜まった電荷)を走行開始前に放電しておくことが望ましい。
本実施の形態による充電器30には、充電器30内の残電荷を放電させるための放電抵抗35が設けられている。しかしながら、上述したように、充電器30内の残電荷を放電抵抗35によって放電させるには、一定時間Tthを要する。したがって、たとえば、外部充電の完了後から一定時間Tthを経過する前に車両起動要求があると、充電器30内に電荷が残った状態で走行が開始され得る。すなわち、放電抵抗35のみでは、充電器30内の残電荷を走行開始前に放電しておくことができない状況が生じ得る。そのため、充電器30内の残電荷を走行開始前により確実に放電させる必要がある。
充電器30内の残電荷を走行開始前により確実に放電させる手法として、たとえば、車両起動要求がある毎に、充電器30を起動し、残電荷を放電するように充電器30を作動させる(AC/DC変換部31およびDC/DC変換部32を駆動させる)ことが考えられる。しかしながら、車両起動要求がある毎に充電器30を起動すると、外部充電を行なう必要のないタイミングで充電器30が頻繁に起動されることになり、充電器30が早期に劣化することが懸念される。
そこで、本実施の形態による車両ECU100は、充電器30の作動履歴情報を自らの内部メモリに記憶しておく。そして、車両ECU100は、車両起動要求があった場合、自らの内部メモリに記憶されている充電器30の作動履歴情報から充電器30内の残電荷の有無を判定し、その判定結果に応じて充電器30を起動するか否かを決める。
図2は、車両起動要求があった場合の車両ECU100および充電器30の処理の一例を模式的に示す図である。
車両ECU100は、車両起動要求があった場合、自らの内部メモリに記憶されている充電器30の作動履歴情報を用いて、充電器30内の残電荷の有無を判定する「残電荷判定」を行なう。残電荷判定によって残電荷があると判定されると、車両ECU100は、充電器30に充電器放電要求を送信する。
充電器30は、車両ECU100から充電器放電要求を受信したことに応じて起動される。充電器30は、起動後、AC/DC変換部31およびDC/DC変換部32を駆動させて残電荷を放電する「放電制御」を実行する。放電制御が完了すると、充電器30は、放電制御の完了を車両ECU100に通知する。
車両ECU100は、充電器30からの放電制御の完了通知を受けると、充電器30に対して充電器停止停止要求を送信する。これにより、充電器30は停止状態(電源オフ状態)となる。
一方、残電荷判定によって残電荷がないと判定されると、車両ECU100は、充電器放電要求を送信することなく、充電器30に対して充電器停止要求を送信する。これにより、充電器30は起動せずに停止状態に維持される。
車両ECU100に記憶される「充電器30の作動履歴情報」は、車両ECU100が充電器30内の残電荷の有無を判定可能な情報であればよい。
たとえば、車両ECU100は、現時点から最も近い充電器30の停止時刻(以下「直近停止時刻」ともいう)を、「充電器30の作動履歴情報」として内部メモリに記憶しておくことができる。この場合、車両ECU100は、車両起動要求があった場合に、自らの内部メモリに記憶されている「直近停止時刻」から現在までの経過時間を「直近停止後時間」として算出し、「直近停止後時間」が一定時間Tth(放電抵抗35による残電荷の放電に要する時間)未満である場合に残電荷があると判定し、「直近停止後時間」が一定時間Tth以上である場合に残電荷がないと判定することができる。
また、たとえば、車両ECU100は、上述の直近停止後時間が一定時間Tth未満であるか否かを示すフラグ(以下「停止直後フラグ」ともいう)を、「充電器30の作動履歴情報」として内部メモリに記憶しておくことができる。この場合、車両ECU100は、Ready-OFF状態(車両起動要求がある前)において、予め、直近停止後時間と一定時間Tthとを比較し、その結果を「停止直後フラグ」として自らの内部メモリに記憶しておく。具体的には、ECU100は、直近停止後時間が一定時間Tth未満である場合に「停止直後フラグ」をオンにし、直近停止後時間が一定時間Tth以上である場合に「停止直後フラグ」をオフにする。そして、車両ECU100は、車両起動要求があった場合に、自らの内部メモリに記憶されている「停止直後フラグ」がオンである場合(直近停止後時間が一定時間Tth未満である場合)に残電荷があると判定し、停止直後フラグがオフである場合(直近停止後時間が一定時間Tth以上である場合)に残電荷がないと判定することができる。
以下では、車両ECU100に記憶される「充電器30の作動履歴情報」を「停止直後フラグ」とする場合について具体的に説明する。
図3は、上述の停止直後フラグのオンオフを設定する際に車両ECU100が行なう処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、Ready-OFF状態(車両起動要求がある前)において所定周期毎に開始される。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)10にて、車両ECU100は、充電器30が作動状態から停止状態に切り替えられたか否かを判定する。たとえば、車両ECU100は、CCID接続要求がオンからオフに変化した場合に、充電器30が作動状態から停止状態に切り替えられたと判定することができる。
充電器30が作動状態から停止状態に切り替えられた場合(S10にてYES)、車両ECU100は、充電器30が作動状態から停止状態に切り替えられた時刻を「直近停止時刻」として内部メモリに記憶し(S11)、さらに内部メモリに記憶されている停止直後フラグをオン(ON)状態にする(S12)。
充電器30が作動状態から停止状態に切り替えらていない場合(S10にてNO)、車両ECU100は、停止直後フラグがオン状態であるか否かを判定する(S14)。
停止直後フラグがオン状態である場合(S14にてYES)、車両ECU100は、内部メモリに記憶されている直近停止時刻から現在までの経過時間を「直近停止後時間」として算出し、直近停止後時間が一定時間Tth(放電抵抗35による残電荷の放電に要する時間)未満であるか否かを判定する(S16)。
直近停止後時間が一定時間Tth未満である場合(S16にてYES)、車両ECU100は、内部メモリに記憶されている停止直後フラグをオン状態に維持する(S12)。
直近停止後時間が一定時間Tth以上である場合(S16にてNO)、車両ECU100は、内部メモリに記憶されている停止直後フラグをオフ(OFF)状態にする(S18)。
図4は、充電器30に放電制御を実行させる際に車両ECU100が行なう処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、Ready-OFF状態(車両起動要求がある前)において所定周期毎に開始される。
車両ECU100は、ユーザによる車両起動要求があったか否かを判定する(S20)。車両起動要求がない場合(S20にてNO)、車両ECU100は、以降の処理をスキップして処理を終了する。
車両起動要求があった場合(S20にてYES)、車両ECU100は、自らの内部メモリに記憶されている停止直後フラグがオン状態であるか否かを判定する(S22)。
停止直後フラグがオン状態である場合(S22にてYES)、車両ECU100は、充電器30の残電荷があると判定し(S24)、充電器30に充電器放電要求を送信する(S26)。これにより、充電器30が起動され、充電器30による放電制御が実行される。
一方、停止直後フラグがオフ状態である場合(S22にてNO)、車両ECU100は、充電器30の残電荷がないと判定し(S28)、S26の処理をスキップして充電器30を起動することなく処理を終了する。
図5は、外部充電完了後から一定時間Tthが経過した後に車両起動要求があった場合の車両ECU100および充電器30の動作の一例を示す図である。
Ready-OFF状態である時刻t1にて、ユーザがプラグイン操作を行なうと、車両ECU100は、充電器30に外部充電要求を出力して充電器30を起動させる。これにより、外部充電制御が開始されて充電器30内のコンデンサ33に電荷が溜まるため、コンデンサ33の両端電圧VHは所定値に増加する。
時刻t2にて外部充電が完了すると、車両ECU100は、外部充電要求の出力を停止する。これにより、充電器30が停止(電源オフ)される。
図5に示すように、コンデンサ33の両端電圧VH(充電器30内の残電荷)は、外部充電が完了した時刻t2以降において、放電抵抗35の放電機能によって徐々に減少し、一定時間Tthの経過後にはゼロとなる。車両ECU100は、電圧VHの検出値(電圧センサ34の出力値)を充電ECU36から受信することができれば、電圧VHを用いて充電器30内の残電荷の有無を判定することは可能である。しかしながら、時刻t2以降においては、充電ECU36が停止されているため、車両ECU100は、電圧VHの検出値(電圧センサ34の出力値)を充電ECU36から受信することができない。
この点に鑑み、車両ECU100は、充電器30を起動することなく充電器30内の残電荷の有無を判定するための情報として、停止直後フラグを自らの内部メモリに記憶する。具体的には、車両ECU100は、充電器30が停止された時刻t2にて、停止直後フラグをオン状態に切り替える。車両ECU100は、直近停止後時間(直近停止時刻t2からの経過時間)が一定時間Tthに達した時刻t3にて、停止直後フラグをオフ状態に切り替える。
その後の時刻t4にて、ユーザによる車両起動要求があると、車両ECU100は、自らの内部メモリに記憶されている停止直後フラグがオフ状態であるため、充電器30内の残電荷がないと判定し、充電器30へ放電要求を出力しない。そのため、充電器30は起動されない。
図6は、外部充電完了後から一定時間Tthが経過する前に車両起動要求があった場合の車両ECU100および充電器30の動作の一例を示す図である。
Ready-OFF状態である時刻t11にて、ユーザがプラグイン操作を行なうと、充電器30が起動され外部充電が開始される。時刻t12にて外部充電が完了すると、充電器30が停止(電源オフ)される。車両ECU100は、時刻t12にて停止直後フラグをオン状態に切り替える。
直近停止時刻t12から次に車両起動要求がある時刻t13までの間は、直近停止後時間(直近停止時刻t12からの経過時間)が一定時間Tth未満であるため、車両ECU100は、停止直後フラグをオン状態に維持する。
時刻t13にて車両起動要求があると、車両ECU100は、自らの内部メモリに記憶されている停止直後フラグがオン状態であるため、充電器30内の残電荷があると判定し、充電器30へ充電器放電要求を出力する。これにより、充電器30が起動され、充電器30による放電制御が行なわれる。
放電制御によってコンデンサ33の両端電圧VH(充電器30内の残電荷)がゼロとなったことが時刻t14にて確認されると、車両ECU100は、停止直後フラグをオフ状態にするとともに、充電器30を停止させる。
以上のように、本実施の形態による車両ECU100は、直近停止後時間が一定時間Tth未満であるか否かを示す「停止直後フラグ」を充電器30の作動履歴情報として内部メモリに記憶しておく。そして、車両ECU100は、車両起動要求があった場合、自らの内部メモリに記憶されている「停止直後フラグ」がオンであるか否かを判定する。そして、停止直後フラグがオンである場合(直近停止後時間が一定時間Tth未満である場合)、車両ECU100は、充電器30内に残電荷があると判定して、充電器30を起動して残電荷を放電させる。一方、停止直後フラグがオフである場合(直近停止後時間が一定時間Tth以上である場合)、車両ECU100は、充電器30内に残電荷がないと判定して、充電器30を起動しない。これにより、車両起動要求がある毎に充電器30を起動する場合に比べて充電器30の起動頻度を抑えつつ、充電器30内の残電荷がない状態を担保することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電動車両、2 給電設備、10 駆動装置、20 バッテリ、21 システムメインリレー、22 充電リレー、30 充電器、31 AC/DC変換部、32 DC/DC変換部、33 コンデンサ、34 電圧センサ、35 放電抵抗、36 充電ECU、40,210 コネクタ、100 車両ECU、200 外部電源、220 CCIDリレー、230 設備ECU。

Claims (1)

  1. 外部電源に接続可能な電動車両であって、
    駆動用電池と、
    前記駆動用電池に蓄えられた電力を用いて車両駆動力を発生する駆動装置と、
    前記外部電源から供給される電力を用いて前記駆動用電池を充電する充電器と、
    前記駆動装置および前記充電器を制御する車両制御ユニットとを備え、
    前記車両制御ユニットは、
    前記充電器の作動履歴情報を記憶し、
    前記駆動装置の起動要求があった場合、記憶された前記充電器の作動履歴情報から前記充電器内の残電荷の有無を判定し、前記残電荷がないときには前記充電器を停止状態に維持し、前記残電荷があるときには前記充電器を起動して前記残電荷を放電するように前記充電器を作動させる、電動車両。
JP2016167651A 2016-08-30 2016-08-30 電動車両 Active JP6565834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016167651A JP6565834B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 電動車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016167651A JP6565834B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 電動車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018038130A JP2018038130A (ja) 2018-03-08
JP6565834B2 true JP6565834B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=61567873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016167651A Active JP6565834B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 電動車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6565834B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019018612A (ja) * 2019-02-05 2019-02-07 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の制御装置
CN111532136B (zh) * 2019-12-30 2023-03-24 北奔重型汽车集团有限公司 一种纯电动重卡的上下电控制方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5320094B2 (ja) * 2009-02-03 2013-10-23 トヨタ自動車株式会社 電動車両およびその充電制御方法
JP2011205755A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toyota Motor Corp 充電装置
DE102010015312A1 (de) * 2010-04-17 2011-10-20 Audi Ag Hochvoltsystem für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Diagnose eines Hochvoltsystems für ein Kraftfahrzeug
JP6449609B2 (ja) * 2014-10-06 2019-01-09 川崎重工業株式会社 二次電池の充電率推定方法及び充電率推定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018038130A (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5772839B2 (ja) 車両の電源システムおよびそれを備える車両
JP4788461B2 (ja) 電源制御装置およびリレーの異常検出方法
JP6919590B2 (ja) 車両および蓄電装置の充電方法
EP2308714A2 (en) Power supply device and method for making decision as to contactor weld of power supply device
CN103477529B (zh) 车辆的控制装置
JP2009112194A (ja) 電気自動車および電気自動車の二次電池充電方法
JP6222744B2 (ja) 電源制御装置
US9499063B2 (en) Power-supply device
JP6604099B2 (ja) 充電装置
JP2010183672A (ja) 充電システム、電動車両および充電制御方法
US10804715B2 (en) Electrically driven vehicle
JP2014023231A (ja) 車載充電制御装置
JP2020072484A (ja) 車両
JP2008290513A (ja) 電力制御装置及び車載電子機器システム
JP6565834B2 (ja) 電動車両
KR101947609B1 (ko) 하이브리드 차량의 배터리 방전 방지시스템 및 이를 이용한 하이브리드 차량의 배터리 방전 방지방법
JP2013070474A (ja) 車両および車両の制御方法
JP2015115978A (ja) 充電装置
JP6459868B2 (ja) 充電装置
JP2018121470A (ja) 電源システム
JP6530334B2 (ja) 車両用充電制御装置
JP6736873B2 (ja) 車載型充電装置
JP6068199B2 (ja) 平滑コンデンサ放電制御装置
JP4567711B2 (ja) 電気自動車
KR20090062287A (ko) 하이브리드 전기자동차의 직류변환장치 냉간 시동 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190715

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6565834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151