JP4758407B2 - 電気自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車に関する。詳しくは、動力源としてバッテリを搭載した電気自動車に関する。
従来より、電気自動車が知られている。電気自動車は、例えば、車両を駆動するモータと、このモータを駆動するメインバッテリと、電機器類を駆動する補助バッテリと、を備える。
モータは、インバータを介してメインバッテリに接続される。補助バッテリは、モータと並列に、DC/DCコンバータを介してメインバッテリに接続される。さらに、メインバッテリには、充電器が接続される。
このような電気自動車では、充電器を外部電源に接続すると、外部からメインバッテリに電力が供給されて、このメインバッテリが充電されるが、供給された電力の一部は、DC/DCコンバータで降圧されて補助バッテリに供給され、補助バッテリも充電される(特許文献1参照)。
このように外部電源により補助バッテリを充電する理由は、以下の通りである。
自動車には、補助バッテリから供給される電力で駆動する電気機器類が設けられている。特に、電気自動車では、DC/DCコンバータや、外部電源から供給される電力を制御する回路が設けられており、ガソリン自動車に比べて、多くの電気機器が設けられている。
したがって、電気自動車では、ガソリン自動車に比べて、電気機器の電力消費量が大きく、補助バッテリの蓄電量が低下しやすい。補助バッテリの蓄電量が低下すると、充電器を外部電源に接続してメインバッテリに充電しようとしても、外部電源からの充電を制御する回路の駆動が停止し、メインバッテリの充電が途中で停止するおそれがある。
そこで、外部電源からの電力で補助バッテリも充電することで、メインバッテリの充電が停止するのを防止している。
特開平8−98324号公報
しかしながら、上述のように補助バッテリを充電する際、DC/DCコンバータを駆動することになる。外部電源から電力が供給されても、このDC/DCコンバータが電力を持ち出すため、メインバッテリ側に供給される電力を十分に確保することができなくなる。よって、充電時間が長くなるおそれがあった。
本発明は、外部電源から充電する際に、補助バッテリの電力を確保しつつ、メインバッテリの充電時間を短縮できる電気自動車を提供することを目的とする。
本発明の電気自動車(例えば、後述の電気自動車1)は、モータ(例えば、後述のモータ10)に電力を供給するメインバッテリ(例えば、後述のメインバッテリ20)と、車両内部の電気機器(例えば、後述の電気機器41)に電力を供給する補助バッテリと、前記メインバッテリから供給される電力を降圧して前記補助バッテリに供給する降圧手段(例えば、後述のダウンバータ50)と、前記メインバッテリおよび前記補助バッテリを外部電源の電力により充電する外部充電手段と、前記補助バッテリの電圧を検出する電圧検出手段(例えば、後述の電圧センサ42)と、前記補助バッテリの電圧が所定の電圧値以上である場合には、前記降圧手段の駆動を停止する制御手段(例えば、後述の制御装置2)と、を備える電気自動車であって、前記外部充電手段は、前記降圧手段より前記メインバッテリ側に接続されて、外部電源の電力を前記メインバッテリに供給する第1接続ライン(例えば、後述の第1充電器60)と、前記降圧手段より前記補助バッテリ側に接続されて、外部電源の電力を前記補助バッテリに供給する第2接続ライン(例えば、後述の第2充電器70)と、を備え、前記第2接続ラインは、外部電源の電圧を前記所定の電圧値以上の定電圧値に変換する定電圧変換器を介して、前記補助バッテリに供給することを特徴とする。
この発明によれば、外部充電手段を、外部電源の電力をメインバッテリに供給する第1接続ラインと、外部電源の電力を補助バッテリに供給する第2接続ラインと、で構成した。さらに、第2接続ラインにより、外部電源の電圧を所定の電圧値以上の定電圧値に変換する定電圧変換器を介して、補助バッテリに供給した。
したがって、この電気自動車の動作は、以下のようになる。
メインバッテリおよび補助バッテリの蓄電量が低下すると、上述の外部充電手段を外部電源に接続して、メインバッテリおよび補助バッテリを充電する。
ここで、例えば、第1接続ラインのみを外部電源に接続して充電した場合、補助バッテリの電圧は、他の電気機器に電力を供給するため、所定の電圧値未満まで低下する。よって、制御手段により降圧手段が駆動され、外部電源から第1接続ラインを通して供給された電力は、メインバッテリに供給されるだけでなく、降圧手段を介して補助バッテリにも供給される。
一方、例えば、第1接続ラインに加えて第2接続ラインを外部電源に接続して充電した場合、制御手段により降圧手段の駆動が停止され、外部電源から第1接続ラインを通して供給された電力は、メインバッテリにのみ供給される。同時に、外部電源から第2接続ラインを通して供給された電力は、補助バッテリに供給される。
以上のように、補助バッテリの電圧を監視し、第2接続ラインを外部電源に接続するなどして補助バッテリの電力を確保できる場合には、第1接続ラインを通して供給された電力をメインバッテリにのみ供給するので、補助バッテリの電力を確保しつつ、メインバッテリの充電時間を短縮できる。
本発明によれば、例えば、第1接続ラインのみを外部電源に接続して充電した場合、補助バッテリの電圧は、他の電気機器に電力を供給するため、所定の電圧値未満まで低下する。よって、制御手段により降圧手段が駆動され、外部電源から第1接続ラインを通して供給された電力は、メインバッテリに供給されるだけでなく、降圧手段を介して補助バッテリにも供給される。一方、例えば、第1接続ラインに加えて第2接続ラインを外部電源に接続して充電した場合、制御手段により降圧手段の駆動が停止され、外部電源から第1接続ラインを通して供給された電力は、メインバッテリにのみ供給される。同時に、外部電源から第2接続ラインを通して供給された電力は、補助バッテリに供給される。以上のように、補助バッテリの電圧を監視し、第2接続ラインを外部電源に接続するなどして補助バッテリの電力を確保できる場合には、第1接続ラインを通して供給された電力をメインバッテリにのみ供給するので、補助バッテリの電力を確保しつつ、メインバッテリの充電時間を短縮できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気自動車1のブロック図である。
電気自動車1は、モータ10と、メインバッテリ20と、インバータ30と、補助バッテリ40と、降圧手段としてのダウンバータ50と、第1接続ラインとしての第1充電器60と、第2接続ラインとしての第2充電器70と、ダウンバータ50を制御する制御手段としての制御装置2と、を備える。
モータ10は、車輪を駆動する。
メインバッテリ20は、電力を蓄電し、この蓄電した電力を出力する。このメインバッテリ20には、メインバッテリ20の電圧を検出する電圧センサ21およびメインバッテリ20の電流を検出する電流センサ22が設けられている。
インバータ30は、供給される直流電力を交流電力に変換して出力するものであり、平滑コンデンサ31が内蔵されている。
モータ10は、メインバッテリ20にインバータ30を介して接続されており、これにより、メインバッテリ20は、モータ10に電力を供給する。
メインバッテリ20とインバータ30との間には、バッテリコンタクタ80が設けられている。
バッテリコンタクタ80は、メインバッテリ20の正極側端子をインバータ30の正極側端子に断続する正極側メインコンタクタ81およびプリチャージコンタクタ83と、メインバッテリ20の負極側端子をインバータ30の負極側端子に断続する負極側メインコンタクタ82と、プリチャージコンタクタ83に直列に接続された抵抗84と、を備える。
プリチャージコンタクタ83および抵抗84は、正極側メインコンタクタ81に並列に接続される。
補助バッテリ40は、電力を蓄電し、この蓄電した電力を車内の電気機器41に電力を供給する。電気機器41には、例えば、室内ランプやメータ類などが含まれる。この補助バッテリ40は、ダウンバータ50を介して、モータ10と並列にメインバッテリ20に接続される。この補助バッテリ40には、補助バッテリ40の電圧を検出する電圧検出手段としての電圧センサ42が設けられている。
ダウンバータ50は、補助バッテリ40の電力で駆動され、メインバッテリ20から供給される電力を降圧して補助バッテリ40に供給する。
なお、補助バッテリ40は、電気機器41やダウンバータ50だけではなく、制御装置2、バッテリコンタクタ80、後述のインレットコンタクタ90にも電力を供給する。
制御装置2は、電圧センサ41で検出された電圧が所定の電圧値V未満である場合にはダウンバータ50を駆動し、電圧センサ41で検出された電圧が所定の電圧値V以上である場合にはダウンバータ50の駆動を停止する。このようにダウンバータ駆動の判定閾値にヒステリシスを設けたのは、ダウンバータ駆動時のハンチングを防止するためである。
第1充電器60は、ダウンバータ50よりメインバッテリ20側に接続されて、外部電源の電力をメインバッテリ20に供給する。
第1充電器60とダウンバータ50およびメインバッテリ20との間には、インレットコンタクタ90が設けられている。
インレットコンタクタ90は、第1充電器60の正極側端子を、ダウンバータ50およびメインバッテリ20の正極側端子に断続する。
第2充電器70は、ダウンバータ50より補助バッテリ40側に接続される。この第2充電器70は、外部電源の電力を所定の電圧値V3に変換する定電圧変換器を内蔵しており、変換した電圧値V3の電力を補助バッテリ40に供給する。電圧値V3は、上述の制御装置2についての所定の電圧値Vよりも大きい値である。
電気自動車1の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、充電モードであるか否かを判定する(ST1)。この判定がNOの場合には終了し、YESの場合にはST2に移る。
ST2では、バッテリコンタクタ80を接続する。具体的には、まず、プリチャージコンタクタ83を接続してインバータ30の平滑コンデンサ31をプリチャージし、その後、メインコンタクタ81を接続する。
ST3では、インレットコンタクタ90を接続する。
ST4では、電圧センサ42により補助バッテリ40の電圧を検出し、制御装置2により、この補助バッテリ40の電圧が所定の電圧値V未満であるか否かを判定する。この判定がYESの場合には、補助バッテリ40の電力を十分に確保できていないため、ダウンバータ50を駆動する(ST5)。一方、この判定がNOの場合には、補助バッテリ40の電力を十分に確保できているため、ダウンバータ50の駆動を停止する(ST6)。
ST7では、メインバッテリの充電が完了したか否かを判定する。この判定がNOの場合には、ST4に戻り、YESの場合には、ST8に移る。
ST8では、インレットコンタクタ90を遮断し、続いて、ST9では、バッテリコンタクタ80を遮断する。
以下、電気自動車1のタイミングチャートについて、図3〜図5を参照しながら説明する。
ここで、ダウンバータ駆動時のハンチングを防止するため、上述のダウンバータ駆動の判定閾値Vにヒステリシスを設けた。具体的には、制御装置は、補助バッテリの電圧がV1を下回ると、ダウンバータをオンする指令を出力し、補助バッテリの電圧が所定値V2を超えると、ダウンバータをオフする指令を出力する。
図3は、第1充電器のみを外部電源に接続した場合における、電気自動車1のタイミングチャートである。
時刻t0では、イグニッションがオンされ、これにより、補助バッテリの電圧はゼロから上昇するが、第2充電器が外部電源に接続されていないため、V1とV2との間となる。補助バッテリが電気機器に電力を供給するため、補助バッテリの電圧値は、徐々に低下し始める。
その後、時刻t1では、インバータの平滑コンデンサをプリチャージする際に、ダウンバータ側に電力が流れるのを防止するために、ダウンバータ駆動フラグのオフ指令が出力される。その後、時刻t2では、プリチャージコンタクタが接続され、時刻t3では、メインコンタクタが接続される。
時刻t4では、ダウンバータを駆動するか否かが判定される。ここでは、補助バッテリの電圧値がV1未満となったため、ダウンバータをオンする指令が出力される。このダウンバータのオン指令に従って、ダウンバータ駆動フラグがオンされ、ダウンバータの消費電力がW1となる。また、第1充電器から供給される電力の一部がダウンバータを介して補助バッテリに供給されるので、補助バッテリの電圧値は上昇し始める。
時刻t5では、インレットコンタクタが接続される。
時刻t6では、充電が開始される。ここで、補助バッテリの電圧値がV2を超えたため、ダウンバータをオフする指令が出力され、このダウンバータのオフ指令に従って、ダウンバータ駆動フラグはオフとなり、ダウンバータの消費電力はゼロとなる。これにより、電気機器に電力を供給するため、補助バッテリの電圧値は低下し始める。また、第1充電器から供給される電力が全てメインバッテリに供給されるので、メインバッテリの充電電力はW3となり、メインバッテリの電流値はI2となって、メインバッテリの電圧値は上昇し始める。
時刻t7では、補助バッテリの電圧値がV1未満となるため、ダウンバータをオンする指令が出力される。
時刻t8では、このダウンバータのオン指令に従って、ダウンバータ駆動フラグはオンとなり、ダウンバータの消費電力はW1となる。これにより、補助バッテリの電圧値は上昇し始める。一方、メインバッテリの充電電力はW2となり、メインバッテリの電流値はI1となって、メインバッテリの電圧値の上昇率は減少する。
時刻t9では、補助バッテリの電圧値がV2を超えたため、ダウンバータをオフする指令が出力される。
時刻t10では、このダウンバータのオフ指令に従って、ダウンバータ駆動フラグはオフとなり、ダウンバータの消費電力はゼロとなる。これにより、電気機器に電力を供給するため、補助バッテリの電圧値は低下し始める。一方、第1充電器から供給される電力が全てメインバッテリに供給されるので、メインバッテリの充電電力は、W3となり、メインバッテリの電流値はI2となって、メインバッテリの電圧値の上昇率は増大する。
その後、時刻t11において、補助バッテリの電圧値がV1未満となるため、ダウンバータをオンする指令が出力される。
時刻t12では、このダウンバータのオン指令に従って、ダウンバータ駆動フラグはオンとなり、ダウンバータの消費電力はW1となる。これにより、補助バッテリの電圧値は上昇し始める。また、メインバッテリの電圧がV4となり、充電が完了する。これにより、メインバッテリの充電電力はゼロとなり、メインバッテリの電流値はゼロとなる。
時刻t13では、補助バッテリの電圧値がV2を超えたため、時刻t9と同様の動作を行い、時刻t14では、時刻t10と同様の動作を行う。
時刻t15では、イグニッションがオフされて、補助バッテリの電圧はゼロとなり、ダウンバータをオフする指令が出力される。
その後、時刻t16では、インレットコンタクタおよびバッテリコンタクタが解除される。
図4は、第1充電器に加えて第2充電器を外部電源に接続した場合における、電気自動車1のタイミングチャートである。
時刻t0では、イグニッションがオンされる。すると、補助バッテリの電圧は、第2充電器が外部電源に接続されているため、V3となる。
その後、時刻t1では、インバータの平滑コンデンサをプリチャージする際に、ダウンバータ側に電力が流れるのを防止するために、ダウンバータ駆動フラグのオフ指令が出力される。その後、時刻t2では、プリチャージコンタクタが接続され、時刻t3では、バッテリコンタクタが接続される。
時刻t4では、ダウンバータを駆動するか否かが判定される。ここでは、補助バッテリの電圧がV2を超えるため、ダウンバータをオフする指令が出力される。このダウンバータのオフ指令に従って、ダウンバータ駆動フラグは依然としてオフであり、ダウンバータの消費電力はゼロのままである。
時刻t5では、インレットコンタクタが接続され、時刻t6では、充電が開始されて、メインバッテリの電圧値が上昇し始める。ここで、第1充電器から供給される電力が全てメインバッテリに供給されるので、メインバッテリの充電電力はW3となり、メインバッテリの電流値はI2となる。
時刻t7では、メインバッテリの電圧がV4となり、充電が終了する。その後、時刻t8では、イグニッションがオフされて、補助バッテリの電圧はゼロとなり、時刻t9では、インレットコンタクタおよびバッテリコンタクタが解除される。
以上のように、第1充電器のみを外部電源に接続した場合は、時刻t12にメインバッテリの充電が完了するのに対し(図3参照)、第1充電器および第2充電器を外部電源に接続した場合は、時刻t7にメインバッテリの充電が完了するから、充電時間を短縮できる。
図5は、第1充電器に加えて第2充電器を外部電源に接続した後、途中で第2充電器を取り外した場合における、電気自動車1のタイミングチャートである。
時刻t0では、イグニッションがオンされる。すると、補助バッテリの電圧は、第2充電器が外部電源に接続されているため、V3となる。
その後、時刻t1では、インバータの平滑コンデンサをプリチャージする際に、ダウンバータ側に電力が流れるのを防止するために、ダウンバータ駆動フラグのオフ指令が出力される。時刻t2では、プリチャージコンタクタが接続され、時刻t3では、バッテリコンタクタが接続される。
時刻t4では、ダウンバータを駆動するか否かが判定される。ここでは、補助バッテリの電圧がV2を超えるため、ダウンバータをオフする指令が出力される。このダウンバータのオフ指令に従って、ダウンバータ駆動フラグは依然としてオフであり、ダウンバータの消費電力はゼロのままである。
時刻t5では、インレットコンタクタが接続され、時刻t6では、充電が開始されて、メインバッテリの電圧値が上昇し始める。ここで、第1充電器から供給される電力が全てメインバッテリに供給されるので、メインバッテリの充電電力はW3となり、メインバッテリの電流値はI2となる。
時刻t7では、第2充電器が取り外される。すると、電気機器に電力を供給するため、補助バッテリの電圧値は低下し始める。
時刻t8において、補助バッテリの電圧値がV1未満となるため、ダウンバータをオンする指令が出力される。時刻t9では、このダウンバータのオン指令に従って、ダウンバータ駆動フラグはオンとなり、ダウンバータの消費電力はW1となる。これにより、第1充電器から供給される電力の一部がダウンバータを介して補助バッテリに供給されるので、補助バッテリの電圧値は上昇し始める。一方、メインバッテリの充電電力はW2となり、メインバッテリの電流値はI1となって、メインバッテリの電圧値の上昇率は減少する。
時刻t10では、補助バッテリの電圧値がV2を超えたため、ダウンバータをオフする指令が出力される。時刻t11では、このダウンバータのオフ指令に従って、ダウンバータ駆動フラグはオフとなり、ダウンバータの消費電力はゼロとなる。これにより、電気機器に電力を供給するため、補助バッテリの電圧値は低下する。一方、第1充電器から供給される電力が全てメインバッテリに供給されるので、メインバッテリの充電電力はW3となり、メインバッテリの電流値はI2となって、メインバッテリの電圧値の上昇率は増大する。
時刻t12では、補助バッテリの電圧値がV1未満となるため、時刻t8と同様の動作を行い、時刻t13では、時刻t9と同様の動作を行う。
その後、時刻t14では、メインバッテリの電圧がV4となるので充電が終了し、メインバッテリの充電電力は、ゼロとなる。また、イグニッションがオフされる。
また、補助バッテリの電圧もゼロとなり、ダウンバータをオフする指令が出力される。このダウンバータのオフ指令に従って、時刻t15では、ダウンバータ駆動フラグがオフされ、ダウンバータの消費電力がゼロとなり、時刻t16では、インレットコンタクタおよびバッテリコンタクタが解除される。
以上のように、第1充電器のみを外部電源に接続した場合は、時刻t12にメインバッテリの充電が完了するのに対し(図3参照)、第1充電器に加えて第2充電器を外部電源に接続した後、途中で第2充電器を取り外した場合は、時刻t14にメインバッテリの充電が完了するから、充電時間を短縮できる。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)メインバッテリ20および補助バッテリ40の蓄電量が低下すると、第1充電器60や第2充電器70を外部電源に接続して、これらメインバッテリ20および補助バッテリ40を充電する。
ここで、例えば、第1充電器60のみを外部電源に接続して充電した場合、補助バッテリ40の電圧は、他の電気機器に電力を供給するため、所定の電圧値V1未満まで低下する。よって、制御装置2によりダウンバータ50が駆動され、外部電源から第1充電器60を通して供給された電力は、メインバッテリ20に供給されるだけでなく、ダウンバータ50を介して補助バッテリ40にも供給される。
一方、例えば、第1充電器60に加えて第2充電器70を外部電源に接続して充電した場合、補助バッテリ40の電圧は所定の電圧値V2以上となる。よって、制御装置2によりダウンバータ50の駆動が停止され、外部電源から第1充電器60を通して供給された電力は、メインバッテリ20にのみ供給される。同時に、外部電源から第2充電器70を通して供給された電力は、補助バッテリ40に供給される。
以上のように、補助バッテリ40の電圧を監視し、第2充電器70を外部電源に接続するなどして、補助バッテリ40の電力を確保できる場合には、第1充電器60を通して供給された電力をメインバッテリ20にのみ供給するので、補助バッテリ40の電力を確保しつつ、メインバッテリ20の充電時間を短縮できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態に係る電気自動車のブロック図である。 前記実施形態に係る電気自動車の動作のフローチャートである。 前記実施形態に係る電気自動車について、第1接続ラインのみを外部電源に接続した場合におけるタイミングチャートである。 前記実施形態に係る電気自動車について、第1接続ラインに加えて第2接続ラインを外部電源に接続した場合におけるタイミングチャートである。 前記実施形態に係る電気自動車について、第1接続ラインおよび第2接続ラインを外部電源に接続した後、途中で第2接続ラインを取り外した場合におけるタイミングチャートである。
符号の説明
1 電気自動車
2 制御装置(制御手段)
10 モータ
20 メインバッテリ
40 補助バッテリ
41 電気機器
42 電圧センサ(電圧検出手段)
50 ダウンバータ(降圧手段)
60 第1充電器(第1接続ライン)
70 第2充電器(第2接続ライン)




Claims (1)

  1. モータに電力を供給するメインバッテリと、
    車両内部の電気機器に電力を供給する補助バッテリと、
    前記メインバッテリから供給される電力を降圧して前記補助バッテリに供給する降圧手段と、
    前記メインバッテリおよび前記補助バッテリを外部電源の電力により充電する外部充電手段と、
    前記補助バッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、
    記降圧手段の駆動を制御する制御手段と、を備える電気自動車であって、
    前記外部充電手段は、前記降圧手段より前記メインバッテリ側に接続されて、外部電源の電力を前記メインバッテリに供給する第1接続ラインと、
    前記降圧手段より前記補助バッテリ側に接続されて、外部電源の電力を前記補助バッテリに供給する第2接続ラインと、を備え、
    前記制御手段は、前記第1接続ラインを外部電源に接続して前記メインバッテリを充電中において、前記補助バッテリの電圧が所定の電圧値以上である場合には、前記降圧手段の駆動を停止するものであり、
    前記第2接続ラインは、外部電源の電圧を前記所定の電圧値以上の定電圧値に変換する定電圧変換器を介して、前記補助バッテリに供給することを特徴とする電気自動車。
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