JP2017017766A - 車両電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ設定時刻に電池の充電を終了させる共に車両の窓の凍結を防止する。
【解決手段】車両に駆動電力を供給するメイン電池20を備え、所定電圧未満で充電電力を可変とした第1の充電制御期間と、所定電圧以上で充電電力を一定とした第2の充電制御期間と、においてメイン電池20を充電し、ユーザが設定したユーザ設定時刻にメイン電池20の充電が終了するように充電制御を行うと共に、第2の充電制御期間においてユーザ設定時刻までに窓が凍結すると予想されない場合には第1の充電制御期間において窓の凍結を防止する処理を行い、第2の充電制御期間においてユーザ設定時刻までに窓が凍結すると予想される場合には第2の充電制御期間において前記窓の凍結を防止する処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された車両電池システムに関する。
従来から、ハイブリッド自動車や電気自動車のように回転電機を動力源の一つとする電動車両が広く知られている。かかる電動車両には、回転電機に電力を供給するための電池が搭載されている。車載電池は、充放電が可能な二次電池であり、回転電機で発電した電力および外部電源からの電力を充電できる。かかる車載電池は、温度が低くなると充電可能容量の低下や、許容充電電流の低下により充電時間が長くなる。また、車載電池が凍結温度まで下がった場合には充放電できなくなるという特性がある。
ここで、電動車両は、停止後、充電のために、車載電池と外部電源とを接続するプラグイン接続状態にすることがある。このとき、環境温度が低いと、時間経過とともに電池温度も低くなり、外部電源からの充電が適切に行えないという問題があった。そこで、一部では、プラグイン接続状態においては、車載電池の温度が基準値以上となるように、車載電池をヒータで昇温することが提案されている。このとき、車載電池の充電をユーザが設定したユーザ設定時刻までに終了させる充電制御を行うと共に、車載電池の温度を上昇させる昇温制御を行うシステムが開示されている(特許文献1)。
特開2014−207723号公報
ところで、車載電池の昇温が必要な外部環境に置かれた車両においては車両の窓が凍結するおそれがある。車両の窓が凍結した場合、ユーザ設定時刻までに車載電池の充電を終え、車載電池を走行可能な温度にしたとしても、窓の凍結により車両を直ちに走行させることができず、窓に付着した氷を融解させる作業が必要になる。
本発明の1つの態様は、車両に駆動電力を供給する電池と、前記車両の窓の凍結を防止する凍結防止制御手段と、前記電池が所定電圧未満であるとき充電電力を可変として前記電池の充電を行う第1の充電制御期間と、前記電池が所定電圧以上であるとき充電電力を一定として前記電池の充電を行う第2の充電制御期間と、において前記電池を充電し、ユーザが設定したユーザ設定時刻に前記電池の充電が終了するように充電制御を行う充電制御手段と、を備え、前記凍結防止制御手段は、前記第2の充電制御期間において前記ユーザ設定時刻までに前記窓が凍結すると予想されない場合には前記第1の充電制御期間において前記窓の凍結を防止する処理を行い、前記第2の充電制御期間において前記ユーザ設定時刻までに前記窓が凍結すると予想される場合には前記第2の充電制御期間において前記窓の凍結を防止する処理を行うことを特徴とする車両電池システムである。
本発明によれば、電池の充電を終了させると共に、車両の窓の凍結を防止することによってユーザが設定したユーザ設定時刻に直ちに車両の走行を可能とすることができる。
本発明の実施の形態であるハイブリッド駆動システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態における充電制御を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態における凍結防止制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における凍結データベースの登録例を示す図である。 本発明の実施の形態における融解データベースの登録例を示す図である。 本発明の実施の形態における凍結防止処理を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態における凍結防止処理を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態における凍結防止処理を説明するタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態であるハイブリッド駆動システム10の概略構成を示す図である。このハイブリッド駆動システム10は、動力源として、二つの回転電機MG1,MG2と一つのエンジン12が設けられている。ハイブリッド駆動システム10には、回転電機MG1,MG2に電力を供給、あるいは、回転電機MG1,MG2で発電された電力を蓄電するメイン電池20が設けられている。メイン電池20は、直列に接続された複数の単電池を有する。単電池としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることもできる。メイン電池20には、並列に接続された複数の単電池が含まれてもよい。
メイン電池20の電圧値VBは、電圧センサ22で検知され、コントローラ26に入力される。メイン電池20の電流の電流値IBは、電流センサ23で検知され、コントローラ26に入力される。メイン電池20の近傍には、当該メイン電池20の温度(電池温度Tb)を検知する温度センサ24も設けられている。温度センサ24は、電池温度Tbを取得する電池温度取得部として機能する。この温度センサ24で検知された電池温度Tbは、コントローラ26に入力される。
また、後述する昇温動作を行うために、メイン電池20が設置されている環境の温度である環境温度Taを測定する温度センサ25が設けられる。温度センサ25は、ハイブリッド駆動システム10が設けられた車両の外部環境の環境温度Taを測定し、測定された環境温度Taをコントローラ26に出力する。温度センサ25は、例えば、車室外やメイン電池20を冷却するための冷媒の吸気経路内に設ければよい。
メイン電池20は、システムメインリレー44を介してインバータ18に接続されている。車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替わったとき、コントローラ26は、これらシステムメインリレー44をオフからオンに切り替えることにより、メイン電池20とインバータ18とを電気的に接続する。逆に、車両のイグニッションスイッチがオンからオフに切り替わったとき、コントローラ26は、これらシステムメインリレー44をオンからオフに切り替えることにより、メイン電池20とインバータ18とを電気的に切断する。
インバータ18は、メイン電池20から供給された直流電力を交流電力に変換し、第二回転電機MG2に出力する。第二回転電機MG2は、インバータ18から出力された交流電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギを生成する。第二回転電機MG2が生成した運動エネルギが、駆動輪16に伝達されることで、車両が走行する。また、第二回転電機MG2は、車両の制動時に生じる運動エネルギを電気エネルギに変換する。インバータ18は、第二回転電機MG2が生成した交流電力(回生電力)を直流電力に変換し、メイン電池20に供給する。これにより、メイン電池20が充電される。
動力分割機構14は、エンジン12の動力を駆動輪16に伝達したり、第一回転電機MG1に伝達したりする。第一回転電機MG1は、エンジン12の動力を受けて発電する。第一回転電機MG1が発電した電力は、インバータ18を介して第二回転電機MG2に供給されたり、メイン電池20に供給されたりする。メイン電池20に電力が供給されることで、メイン電池20が充電される。
なお、メイン電池20およびインバータ18の間の電流経路には、昇圧回路(図示せず)も設けられる。昇圧回路は、メイン電池20の出力電圧を昇圧し、昇圧後の電力をインバータ18に出力する。また、昇圧回路は、インバータ18の出力電圧を降圧し、降圧後の電力をメイン電池20に出力する。
メイン電池20には、さらに、DC/DCコンバータ30も接続されている。DC/DCコンバータ30は、インバータ18と並列に接続される。このDC/DCコンバータ30には、補機36、補機バッテリ34、およびヒータ32が接続される。DC/DCコンバータ30は、メイン電池20の出力電圧を降圧し、降圧後の電力を補機36や補機バッテリ34に供給する。これにより、補機36を動作させたり、補機バッテリ34を充電したりすることができる。DC/DCコンバータ30の動作は、コントローラ26によって制御される。
ヒータ32は、メイン電池20を昇温するために用いられる。ヒータ32は、メイン電池20の近傍に設けられる。また、ヒータ32は、一つでもよし、複数でもよい。DC/DCコンバータ30およびヒータ32の間の電流経路には、スイッチ46が設けられる。このスイッチ46は、コントローラ26からの制御信号を受けて、DC/DCコンバータ30とヒータ32とを電気的に接続又は遮断する。スイッチ46がオンされると、DC/DCコンバータ30からヒータ32に所定の電力が供給され、ヒータ32を発熱させることができる。そして、ヒータ32が発熱することにより、メイン電池20が昇温される。ヒータ32は、コントローラ26により制御される。すなわち、ヒータ32、温度センサ24、コントローラ26等によりメイン電池20を昇温する電池昇温手段が構成される。
補機36には、エアコンディショナ(A/C)36aが含まれる。エアコンディショナ36aを作動させることによって、ハイブリッド駆動システム10が設けられた車両の車室内の温度を調整することができる。また、エアコンディショナ36aの使用と共に、ヒータ32からの熱やメイン電池20からの排熱を利用して車室内を昇温してもよい。これにより、車両の窓が凍結した場合には付着した氷を融解させることができ、また窓の凍結を事前に防ぐことができる。すなわち、ヒータ32、エアコンディショナ36a及びコントローラ26等により窓の凍結を防止する凍結防止制御手段が構成される。
メイン電池20には、さらに、充電器38が接続されている。メイン電池20と充電器38との間には、充電リレー42が設けられる。充電リレー42は、コントローラ26からの制御信号を受けて、充電器38とメイン電池20とを電気的に接続又は遮断する。充電器38には、コネクタ40(インレット)が接続される。コネクタ40には、外部電源100(例えば、商用電源)のコネクタ102(充電プラグ)を接続することができる。コントローラ26は、この二つのコネクタ40,102の接続状態、すなわち、二つのコネクタ40,102が接続されたプラグイン状態か、二つのコネクタ40,102が切断されたプラグアウト状態かを監視する。
コネクタ40がコネクタ102に接続され、充電リレー42がオンであるとき、充電器38は、外部電源100からの交流電力を直流電力に変換し、直流電力を出力する。この充電器38および充電リレー42の動作は、コントローラ26によって制御される。充電器38から出力された直流電力は、メイン電池20に供給され、これにより、メイン電池20が充電される。以下では、この外部電源100からの電力を用いてメイン電池20を充電することを「外部充電」と呼ぶ。
ハイブリッド車両では、車両停止中に外部充電が可能であるが、ユーザは、この外部充電の終了時刻をユーザ設定時刻txとして設定することができる。すなわち、ユーザは、次に車両を使用する予定の時刻を考慮して、それまでにメイン電池20の充電が終了するようにユーザ設定時刻txを設定することができる。
コントローラ26は、外部充電によるメイン電池20の充電を制御する。コントローラ26は、電圧センサ22からメイン電池20の電圧値VBを受けて、電圧値VBと所定の基準電圧との関係からメイン電池20へ供給する充電電力を制御する。コントローラ26は、図2に示すように、電圧値VBが所定の基準電圧未満であるときにはメイン電池20への供給電力が時間的に変化してもよい第1の充電制御CP1とし、電圧値VBが所定の基準電圧以上であるときにはメイン電池20への供給電力をできる限り時間的に一定にする第2の充電制御CP2とする。第1の充電制御CP1ではメイン電池20は急速に充電でき、第2の充電制御CP2では押し込み充電等の効果によりメイン電池20がより十分に充電できる。
コントローラ26は、図2に示すように、ユーザ設定時刻txにおいてメイン電池20の充電が完了するようにメイン電池20の充電開始時刻t0を設定する。すなわち、ユーザ設定時刻txから第1の充電制御CP1の期間T1及び第2の充電制御CP2の期間T2だけ前の時刻を充電開始時刻t0に設定する。そして、コントローラ26は、充電開始時刻t0からメイン電池20の充電を開始する。コントローラ26は、メイン電池20の電池温度Tb、現在の充電状態Soc等の条件から第1の充電制御CP1の期間T1及び第2の充電制御CP2を行う期間T2を推定する。メイン電池20の電池温度Tb等は時々刻々と変化するので、コントローラ26は、充電制御が開始されるまで期間T1及び期間T2を随時推定及び更新して、できるだけ適切な時刻に充電開始時刻t0が設定されるようにしてもよい。
なお、プラグイン状態のとき、充電器38からの電力は、メイン電池20だけでなく、DC/DCコンバータ30にも供給することができる。ここで、スイッチ46をオンにすれば、DC/DCコンバータ30は、充電器38からの電力を降圧し、降圧後の電力をヒータ32に供給することができる。つまり、プラグイン状態では、外部電源100からの電力の一部を用いてヒータ32を駆動することで、メイン電池20を昇温することができる。
メイン電池20は、温度が低くなると充電可能容量の低下や許容充電量の低下により充電時間が長くなる特性がある。また、メイン電池20の温度が過度に下がった場合は、充放電が出来なくなるおそれがある。そこで、車両停止後も、プラグイン状態の場合、コントローラ26は、ヒータ32によるメイン電池20の昇温動作を実行する。ユーザ設定時刻txが設定されている場合、コントローラ26は、ユーザ設定時刻txにおけるヒータ32を用いてメイン電池20の電池温度Tbが設定された電池温度下限値Tbmin以上となるように昇温制御を行う。また、ユーザ設定時刻txが経過した後も車両が使用されない場合、コントローラ26は、メイン電池20の温度が低下しないように一定時間毎に一定期間だけヒータ32を用いてメイン電池20を間欠的に昇温制御する。
本実施の形態におけるハイブリッド駆動システム10では、ユーザ設定時刻txにおいてメイン電池20の充電を完了させると共に、車両の窓に凍結がない状態にするための凍結防止制御を行う。以下、図3のフローチャートを参照して、凍結防止制御の処理について説明する。
プラグインによる外部充電状態において充電制御が開始されると、コントローラ26は凍結防止制御を開始する。
ステップS10では、現在の時刻がユーザ設定時刻txを超えているか否かが判定される。コントローラ26は、現時刻がユーザ設定時刻tx未満であれば昇温制御を行うために処理をステップS12に移行させ、現時刻がユーザ設定時刻tx以上であれば間欠昇温制御を行うために処理をステップS22に移行させる。
ステップS12では、期間T2が車両の窓が凍結するまでの時間tim2以上であるか否かが判定される。車両の窓が凍結するまでの時間tim2は、車両の窓がまったく凍結していない状態から窓が凍結するまでの時間である。時間tim2は、車両が置かれた環境の気温、すなわち温度センサ25によって測定される環境温度Taに応じて変化する。そこで、図4に示すように、環境温度Taと窓の凍結までの時間tim2との関連を予め調査し、凍結データベースとしてメモリ28に登録する。コントローラ26は、凍結データベースを参照して、温度センサ25から入力された環境温度Taに対応する時間tim2を読み出す。
そして、コントローラ26は、期間T2が時間tim2未満であればステップS14に処理を移行させ、期間T2が時間tim2以上であればステップS18に処理を移行させる。期間T2が時間tim2未満であることは、第2の充電制御CP2の開始時刻(すなわち第1の充電制御CP1の終了時刻)に窓の凍結を溶解させる処理を終了させれば第2の充電制御CP2が行われる期間T2に窓が再び凍結する可能性がないことを意味する。そこで、ステップS14に処理を移行させて、第1の充電制御CP1の期間T1に窓の凍結防止制御を行う。一方、期間T2が時間tim2以上であることは、第2の充電制御CP2の開始時刻(すなわち第1の充電制御CP1の終了時刻)に窓の凍結を溶解させる処理を終了させたとしても第2の充電制御CP2が行われる期間T2に窓が再び凍結するおそれがあることを意味する。そこで、ステップS18に処理を移行させて、第2の充電制御CP2の期間T2に窓の凍結防止制御を行う。
ステップS14では、第2の充電制御CP2の開始時刻から現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1より大きいか否かが判定される。凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1は、車両が置かれた環境の気温、すなわち温度センサ25によって測定される環境温度Taに応じて変化する。そこで、図5に示すように、環境温度Taと融解に必要な時間tim1との関連を予め調査し、融解データベースとしてメモリ28に登録する。コントローラ26は、融解データベースを参照して、温度センサ25から入力された環境温度Taに対応する時間tim1を読み出す。コントローラ26は、第2の充電制御CP2の開始時刻から現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させる時間tim1となるまで待機し、第2の充電制御CP2の開始時刻から現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させる時間tim1となったらステップS16に処理を移行させる。
ステップS16では、凍結した窓の氷の融解処理が行われる。コントローラ26は、図6に示すように、第2の充電制御CP2の開始時刻から現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1になる、すなわち第2の充電制御CP2の開始時刻から時間tim1だけ前の時刻になると融解処理を開始する。コントローラ26は、エアコンディショナ36aを動作させ、ハイブリッド駆動システム10が搭載された車両の車内温度を上昇させる。このとき、エアコンディショナ36aの利用と共に、ヒータ32によるメイン電池20の昇温制御における排熱を利用することが好適である。融解処理は、時間tim1だけ行われる。融解処理後、ステップS26にて車両が再起動されたか否かが判定され、車両が再起動されていれば凍結防止制御を終了し、そうでなければステップS10に処理を戻す。
ステップS16における処理によって、第2の充電制御CP2の開始時刻までに凍結した窓の氷が融解された状態となる。また、第2の充電制御CP2の期間T2は再び窓が凍結するまでの時間tim2よりも短いので、ユーザ設定時刻txに到達した時点で窓が凍結することはない。したがって、ユーザ設定時刻txに車両を再起動させたときに窓が凍結した状態であることを防ぐことができ、ユーザは車両をスムーズに利用することができる。
ステップS18では、ユーザ設定時刻txから現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1より大きいか否かが判定される。コントローラ26は、融解データベースを参照して、温度センサ25から入力された環境温度Taに対応する時間tim1を読み出す。コントローラ26は、ユーザ設定時刻txから現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1になるまで待機し、ユーザ設定時刻txから現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1になったらステップS20に処理を移行させる。
ステップS20では、凍結した窓の氷の融解処理が行われる。コントローラ26は、図7に示すように、ユーザ設定時刻txから現時刻を引いた残りの時間が凍結した窓の氷を融解させるために必要な時間tim1になる、すなわちユーザ設定時刻txから時間tim1だけ前の時刻になると融解処理を開始する。コントローラ26は、エアコンディショナ36aを動作させ、ハイブリッド駆動システム10が搭載された車両の車内温度を上昇させる。このとき、エアコンディショナ36aの利用と共に、ヒータ32によるメイン電池20の昇温制御における排熱を利用することが好適である。融解処理は、時間tim1だけ行われる。融解処理後、ステップS26にて車両が再起動されたか否かが判定され、車両が再起動されていれば凍結防止制御を終了し、そうでなければステップS10に処理を戻す。
ステップS20における処理によって、ユーザ設定時刻txには窓の氷が融解された状態となる。したがって、ユーザ設定時刻txに車両を再起動させたときに窓が凍結した状態であることを防ぐことができ、ユーザは車両をスムーズに利用することができる。
また、ステップS12にて第2の充電制御CP2の期間T2が車両の窓が凍結するまでの時間tim2以上であるか否かを判定することによって、第2の充電制御CP2の期間T2において凍結のおそれがない場合には第1の充電制御CP1の期間T1において凍結防止処理を行うことができる。すなわち、電力一定でメイン電池20を充電する必要がある第2の充電制御CP2の期間T2における凍結防止処理をできるだけ避けつつ、ユーザ設定時刻txに窓が凍結していない状態とすることができる。
ステップS22及びS24では、ユーザ設定時刻tx後の間欠昇温制御が行われる。ステップS22では、前回の窓の氷の融解処理が終了した時刻からの経過時間T3が車両の窓が凍結するまでの時間tim2以上であるか否かが判定される。コントローラ26は、凍結データベースを参照して、温度センサ25から入力された環境温度Taにおける時間tim2を読み出す。そして、コントローラ26は、経過時間T3が車両の窓が凍結するまでの時間tim2以上であれば処理をS24に移行させ、そうでなければステップS26に処理を移行させる。
ステップS24では、凍結した窓の氷の融解処理が行われる。コントローラ26は、凍結した窓の氷の融解処理を開始する。コントローラ26は、融解データベースを参照して、温度センサ25から入力された環境温度Taにおける時間tim1を読み出す。そして、コントローラ26は、時間tim1だけ融解処理を実行する。これにより、図8に示すように、前回の融解処理が終了した時刻から窓が凍結するまでの時間tim2が経過する毎に融解処理が時間tim1だけ行われることになる。ステップS26では、車両が再起動されたか否かが判定され、車両が再起動されていれば凍結防止制御を終了し、そうでなければステップS10に処理を戻す。
なお、これまで説明した構成は、いずれも一例であり、ユーザ設定時刻txに窓が凍結していない状態とできるものであればよい。例えば、本実施の形態では温度センサ25を用いて車両の環境温度Taを測定するものとしたが、電池温度Tbから環境温度Taを推定するものとしてもよい。また、本実施形態ではハイブリッド車両を例に説明したが、本発明の適用範囲はハイブリッド車両に限らず、電池(燃料電池を含む)を搭載した車両であれば、他の車両、例えば、電気自動車や燃料電池自動車等であってもよい。
10 ハイブリッド駆動システム、12 エンジン、14 動力分割機構、16 駆動輪、18 インバータ、20 メイン電池、22 電圧センサ、23 電流センサ、24,25 温度センサ、26 コントローラ、28 メモリ、30 DC/DCコンバータ、32 ヒータ、34 補機バッテリ、36 補機、36a エアコンディショナ、38 充電器、40,102 コネクタ、42,44 リレー、46 スイッチ、100 外部電源、MG1,MG2 回転電機。

Claims (1)

  1. 車両に駆動電力を供給する電池と、
    前記車両の窓の凍結を防止する凍結防止制御手段と、
    前記電池が所定電圧未満であるとき充電電力を可変として前記電池の充電を行う第1の充電制御期間と、前記電池が所定電圧以上であるとき充電電力を一定として前記電池の充電を行う第2の充電制御期間と、において前記電池を充電し、ユーザが設定したユーザ設定時刻に前記電池の充電が終了するように充電制御を行う充電制御手段と、
    を備え、
    前記凍結防止制御手段は、前記第2の充電制御期間において前記ユーザ設定時刻までに前記窓が凍結すると予想されない場合には前記第1の充電制御期間において前記窓の凍結を防止する処理を行い、前記第2の充電制御期間において前記ユーザ設定時刻までに前記窓が凍結すると予想される場合には前記第2の充電制御期間において前記窓の凍結を防止する処理を行うことを特徴とする車両電池システム。
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