JP6488972B2 - 車両電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された車両電池システムに関する。
従来から、ハイブリッド自動車や電気自動車のように回転電機を動力源の一つとする電動車両が広く知られている。かかる電動車両には、回転電機に電力を供給するための電池が搭載されている。車載電池は、充放電が可能な二次電池(蓄電池)であり、回転電機で発電した電力および外部電源からの電力を充電できる。かかる車載電池は、温度が低くなると充電可能容量の低下や、許容充電電流の低下により充電時間が長くなる。また、車載電池が凍結温度まで下がった場合には充放電できなくなるという特性がある。
そこで、次に車両を使用する時刻をユーザが設定し、当該設定された時刻に蓄電池の昇温が終了するように昇温制御を行い、蓄電池の昇温制御が終了した時刻にユーザに通知を行う車両電池システムが知られている。また、バッテリヒータや空調補機系が使用可能な条件が成立し、かつ外部電源が使用不可能な場合にバッテリを充電できない状態にあることをユーザに通知することが開示されている(特許文献1)。
国際公開第WO2014/045776A1号パンフレット
ところで、ユーザが設定した時刻を目標として蓄電池を昇温したとき、実際にはユーザが設定した時刻より早く所定の温度に到達することがある。このとき、実際に昇温が終了した時刻にユーザに通知を行うと、ユーザが車両の使用を予定している時刻よりも早い時刻に通知されるのでユーザにとって煩わしさが生ずる。また、実際にはユーザが設定した時刻より遅く所定の温度に到達する場合もある。このとき、実際に昇温が終了した時刻にユーザに通知を行うと、実際には車両は走行可能な温度に近くなっているにも関わらずユーザへの通知が遅れる可能性がある。
本発明の1つの態様は、電動機に対して駆動電力を供給する蓄電池と、ユーザによって設定されたユーザ設定時刻を昇温完了の目標時刻として前記蓄電池を昇温する電池昇温手段と、ユーザに対して前記蓄電池の昇温状況を通知する昇温通知手段と、を備え、前記昇温通知手段は、前記ユーザ設定時刻よりも早い時刻に実際の昇温が完了したときには、実際の昇温の完了時刻より後にずらして前記ユーザ設定時刻より前にユーザに対して通知を行い、又は、前記ユーザ設定時刻よりも遅い時刻に実際の昇温が完了するときには、実際の昇温の完了時刻より前にずらして前記ユーザ設定時刻より後にユーザに対して通知を行う、ことを特徴とする車両電池システムである。
本発明によれば、ユーザが設定した時刻と実際の蓄電池の昇温終了時刻とに差が生じた場合に、ユーザを煩わせることなく、またユーザを不必要に待たせることなくユーザに昇温の状況を通知することができる。
本発明の実施の形態であるハイブリッド駆動システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態における蓄電池の昇温処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態であるハイブリッド駆動システム10の概略構成を示す図である。このハイブリッド駆動システム10は、動力源として、二つの回転電機MG1,MG2と一つのエンジン12が設けられている。ハイブリッド駆動システム10には、回転電機MG1,MG2に電力を供給、あるいは、回転電機MG1,MG2で発電された電力を蓄電するメイン電池(蓄電池)20が設けられている。メイン電池20は、直列に接続された複数の単電池を有する。単電池としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった蓄電池(二次電池)を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることもできる。メイン電池20には、並列に接続された複数の単電池が含まれてもよい。
メイン電池20の電圧値VBは、電圧センサ22で検知され、コントローラ26に入力される。メイン電池20の電流値IBは、電流センサ23で検知され、コントローラ26に入力される。メイン電池20の近傍には、当該メイン電池20の温度(電池温度Tb)を検知する温度センサ24も設けられている。温度センサ24は、電池温度Tbを取得する電池温度取得部として機能する。この温度センサ24で検知された電池温度Tbは、コントローラ26に入力される。
また、後述する昇温動作を行うために、メイン電池20が設置されている環境の温度である環境温度Taを測定する温度センサ25が設けられる。温度センサ25は、ハイブリッド駆動システム10が設けられた車両の外部環境の環境温度Taを測定し、測定された環境温度Taをコントローラ26に出力する。温度センサ25は、例えば、車室外やメイン電池20を冷却するための冷媒の吸気経路内に設ければよい。
メイン電池20は、システムメインリレー44を介してインバータ18に接続されている。車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替わったとき、コントローラ26は、これらシステムメインリレー44をオフからオンに切り替えることにより、メイン電池20とインバータ18とを電気的に接続する。逆に、車両のイグニッションスイッチがオンからオフに切り替わったとき、コントローラ26は、これらシステムメインリレー44をオンからオフに切り替えることにより、メイン電池20とインバータ18とを電気的に切断する。
インバータ18は、メイン電池20から供給された直流電力を交流電力に変換し、第二回転電機MG2に出力する。第二回転電機MG2は、インバータ18から出力された交流電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギを生成する。第二回転電機MG2が生成した運動エネルギが駆動輪16に伝達されることで車両が走行する。また、第二回転電機MG2は、車両の制動時に生じる運動エネルギを電気エネルギに変換する。インバータ18は、第二回転電機MG2が生成した交流電力(回生電力)を直流電力に変換し、メイン電池20に供給する。これにより、メイン電池20が充電される。
動力分割機構14は、エンジン12の動力を駆動輪16に伝達したり、第一回転電機MG1に伝達したりする。第一回転電機MG1は、エンジン12の動力を受けて発電する。第一回転電機MG1が発電した電力は、インバータ18を介して第二回転電機MG2に供給されたり、メイン電池20に供給されたりする。メイン電池20に電力が供給されることで、メイン電池20が充電される。
なお、メイン電池20およびインバータ18の間の電流経路には、昇圧回路(図示せず)も設けられる。昇圧回路は、メイン電池20の出力電圧を昇圧し、昇圧後の電力をインバータ18に出力する。また、昇圧回路は、インバータ18の出力電圧を降圧し、降圧後の電力をメイン電池20に出力する。
メイン電池20は、充電器38に接続されている。メイン電池20と充電器38との間には充電リレー42が設けられる。充電リレー42は、コントローラ26からの制御信号を受けて、充電器38とメイン電池20とを電気的に接続又は遮断する。充電器38には、コネクタ40(インレット)が接続される。コネクタ40には、外部電源100(例えば、商用電源)のコネクタ102(充電プラグ)を接続することができる。コントローラ26は、この二つのコネクタ40,102の接続状態、すなわち、二つのコネクタ40,102が接続されたプラグイン状態か、二つのコネクタ40,102が切断されたプラグアウト状態かを監視する。コネクタ40がコネクタ102に接続され、充電リレー42がオンであるとき、充電器38は、外部電源100からの交流電力を直流電力に変換し、直流電力を出力する。この充電器38および充電リレー42の動作は、コントローラ26によって制御される。充電器38から出力された直流電力は、メイン電池20に供給され、これにより、メイン電池20が充電される。このように外部電源100からの電力を用いてメイン電池20を充電することを「外部充電」と呼ぶ。
メイン電池20には、さらに、DC/DCコンバータ30も接続されている。DC/DCコンバータ30は、インバータ18と並列に接続される。このDC/DCコンバータ30には、補機36、補機バッテリ34、およびヒータ32が接続される。DC/DCコンバータ30は、メイン電池20の出力電圧を降圧し、降圧後の電力を補機36や補機バッテリ34に供給する。これにより、補機36を動作させたり、補機バッテリ34を充電したりすることができる。DC/DCコンバータ30の動作は、コントローラ26によって制御される。
ヒータ32は、メイン電池20を昇温するために用いられる。ヒータ32は、メイン電池20の近傍に設けられる。また、ヒータ32は、一つでもよし、複数でもよい。DC/DCコンバータ30およびヒータ32の間の電流経路には、スイッチ46が設けられる。このスイッチ46は、コントローラ26からの制御信号を受けて、DC/DCコンバータ30とヒータ32とを電気的に接続又は遮断する。スイッチ46がオンされると、DC/DCコンバータ30からヒータ32に所定の電力が供給され、ヒータ32を発熱させることができる。そして、ヒータ32が発熱することにより、メイン電池20が昇温される。ヒータ32は、コントローラ26により制御される。すなわち、ヒータ32、温度センサ24、コントローラ26等によりメイン電池20を昇温する電池昇温手段が構成される。
なお、プラグイン状態のとき、充電器38からの電力は、メイン電池20だけでなく、DC/DCコンバータ30にも供給することができる。ここで、スイッチ46をオンにすれば、DC/DCコンバータ30は、充電器38からの電力を降圧し、降圧後の電力をヒータ32に供給することができる。つまり、プラグイン状態では、外部電源100からの電力の一部を用いてヒータ32を駆動することで、メイン電池20を昇温することができる。
また、DC/DCコンバータ30にはエアコンディショナ(A/C)36a等を含む補機36が接続されてもよい。
コントローラ26には、出力部50が設けられる。出力部50は、ハイブリッド車両の状態をユーザに知らせるための手段を備える。出力部50は、例えば、画像表示装置、音声出力装置等とすることができる。また、出力部50は、無線や有線によってユーザが携帯する端末(スマートフォン等)に情報を出力できる手段を含むものとしてもよい。本実施の形態では、出力部50は、コントローラ26からの指示によって、メイン電池20の昇温の状況を通知する昇温通知手段として機能する。
ハイブリッド車両では、車両停止中に外部充電が可能であるが、ユーザは、この外部充電の終了時刻をユーザ設定時刻txとして設定することができる。すなわち、ユーザは、次に車両を使用する予定の時刻を考慮して、それまでにメイン電池20の充電が終了するようにユーザ設定時刻txを設定することができる。
コントローラ26は、ユーザ設定時刻txを目標時刻として充電が完了するように外部充電によるメイン電池20の充電を制御する。コントローラ26は、電圧センサ22からメイン電池20の電圧値VBを受けて、電圧値VBと所定の基準電圧との関係からメイン電池20の充電がユーザ設定時刻txに終了するまでの時間を求め、ユーザ設定時刻txから当該時間だけ前の時刻を充電開始時刻に設定する。電圧値VBと基準電圧との関係から充電に必要な時間を求めるためには、電圧値VBと基準電圧との差に対してどれぐらいの充電時間が必要になるか予め調べてデータベース化しておき、そのデータベースを参照するようにすればよい。そして、コントローラ26は、充電開始時刻になると外部電源100からメイン電池20へ充電電力を供給させて充電を開始する。これによって、ユーザ設定時刻txまでにメイン電池20の充電を完了させることができる。
また、外部の環境温度Taが低いときには、ユーザ設定時刻txを目標時刻としてメイン電池20を昇温する電池昇温制御が行われる。以下、図2のフローチャートを参照して、本実施の形態における電池昇温制御について説明する。
ステップS10では、コントローラ26によってプラグインの確認処理が行われる。コントローラ26は、コネクタ40,102が接続されたプラグイン状態であることを確認する。
ステップS12では、コントローラ26によってメイン電池20の昇温を完了する目標時刻となるユーザ設定時刻tyを設定する。本実施の形態では、ユーザ設定時刻tyを充電完了のためのユーザ設定時刻txと同じ時刻とする。ただし、ユーザ設定時刻tyは、これに限定されるものではなく、ユーザ設定時刻txと異なる時刻をユーザに設定させてもよいし、ユーザ設定時刻txに対して何らかの関数等を適用してユーザ設定時刻tyを設定するようにしてもよい。
ステップS14では、外部の環境温度Taが測定される。コントローラ26は、温度センサ25によって測定された環境温度Taを取得してメモリ28に記憶させる。ステップS16では、現在のメイン電池20の電池温度Tbが測定される。コントローラ26は、温度センサ24によって測定されたメイン電池20の現在の電池温度Tbを取得してメモリ28に記憶させる。
ステップS18では、メイン電池20の昇温に必要な時間が算出される。コントローラ26は、ステップS14で取得した環境温度TaとステップS16で取得した現在の電池温度Tbとに基づいてメイン電池20を所定の基準温度Trに昇温するまでに必要な昇温必要時間を算出する。例えば、環境温度Taと電池温度Tbとの組み合わせ毎に基準温度Trまで昇温するために必要な時間を予め調べてデータベース化してメモリ28に記憶させておき、コントローラ26はそのデータベースを参照して現在の環境温度Ta及び電池温度Tbに対応する昇温必要時間を読み出して設定すればよい。また、環境温度Taと電池温度Tbとを引数として昇温必要時間を求める関数を設定しておき、コントローラ26はその関数に現在の環境温度Taと電池温度Tbとを代入することにより昇温必要時間を算出するようにしてもよい。
ステップS20では、ユーザ設定時刻tyと現時刻との差が算出される。コントローラ26は、ステップS12で設定されたユーザ設定時刻tyと現時刻との差を昇温を完了する目標時刻までの残存時間として算出する。
ステップS22では、昇温処理を開始するか否かを判定する。コントローラ26は、ステップS18において算出された昇温必要時間がステップS20において算出された残存時間未満ではステップS24に処理を移行させ、昇温必要時間が残存時間以上となるとステップS26に処理を移行させる。ステップS24ではシステムは待機状態を維持し、ステップS20からの処理を繰り返す。
ステップS26では、メイン電池20の昇温処理が開始される。コントローラ26は、ヒータ32によるメイン電池20の昇温動作を開始する。
ステップS28では、コントローラ26は、現在の時刻tcを取得する。続いて、ステップS30では、現在の時刻tcがユーザ設定時刻tyを超えているか否かの判定が行われる。コントローラ26は、現在の時刻tcがユーザ設定時刻tyより小さければステップS32に処理を移行させ、現在の時刻tcがユーザ設定時刻ty以上であればステップS46に処理を移行させる。
ステップS32では、現在のメイン電池20の温度が測定される。コントローラ26は、温度センサ24によって測定されたメイン電池20の温度を現在の電池温度Tbとして取得してメモリ28に記憶させる。
ステップS34では、メイン電池20の現在の電池温度Tbが予め設定された基準温度Tr以上であるか否かが判定される。コントローラ26は、現在の電池温度Tbが基準温度Tr以上であれば昇温が完了したものとしてステップS36に処理を移行させ、電池温度Tbが基準温度Tr未満であれば未だ昇温が完了していないものとしてヒータ32による昇温処理を続けつつステップS28に処理を戻す。
ステップS36では、電池の昇温が停止される。コントローラ26は、ヒータ32による昇温を停止させる。
ステップS38では、コントローラ26は、現在の時刻tcを取得する。続いて、ステップS40では、現在の時刻tcがユーザ通知時刻tzに到達したか否かが判定される。コントローラ26は、ユーザ通知時刻tzをユーザ設定時刻tyと同じ時刻又はそれより所定の時間だけ早い時刻に設定し、現在の時刻tcがユーザ設定時刻tzより小さければステップS42に処理を移行させ、現在の時刻tcがユーザ設定時刻tz以上であればステップS44に処理を移行させる。所定の時間は、ユーザへの通知がユーザ設定時刻tyよりあまり早く行われない程度の時間に設定すればよいが、例えば数分程度に設定すればよい。ステップS42ではシステムは待機状態を維持し、ステップS38からの処理を繰り返す。
ステップS44では、メイン電池20の昇温の状況を知らせる通知がユーザに伝えられる。コントローラ26は、出力部50から昇温完了通知を出力させることによってメイン電池20の昇温が完了したことをユーザに伝える処理を行う。なお、コントローラ26は、昇温完了通知に代えて又は昇温完了通知と併せて、昇温が完了する予定時刻として設定されたユーザ設定時刻tyに到達したことを示す通知を行ってもよい。
一方、ステップS30にてステップS46に処理が移行された場合、ステップS46においてメイン電池20の昇温の状況を知らせる通知がユーザに伝えられる。コントローラ26は、出力部50から昇温が完了する予定時刻として設定されたユーザ設定時刻tyに到達したことを示す通知を出力させてユーザに伝える処理を行う。なお、この場合、実際にはメイン電池20の昇温は完了していないが、ほぼ基準温度Trに近い状態になっていると考えられるので昇温完了通知を出力させるようにしてもよい。
なお、ステップS46に処理が移行された場合には直ちにユーザに通知するものとしたが、メイン電池20が基準温度Trよりも低いがメイン電池20が使用可能又は使用可能に近い第2の基準温度Tr2に到達するまで待ってから通知を行うようにしたり、所定の時間だけ待機した後に通知を行うようにしたりしてもよい。
ステップS48では、現在のメイン電池20の温度が測定される。コントローラ26は、温度センサ24によって測定されたメイン電池20の温度を現在の電池温度Tbとして取得してメモリ28に記憶させる。
ステップS50では、メイン電池20の現在の電池温度Tbが予め設定された基準温度Tr以上であるか否かが判定される。コントローラ26は、現在の電池温度Tbが基準温度Tr以上であれば昇温が完了したものとしてステップS52に処理を移行させ、電池温度Tbが基準温度Tr未満であれば未だ昇温が完了していないものとしてヒータ32による昇温処理を続けつつステップS48に処理を戻す。
ステップS52では、電池の昇温が停止される。コントローラ26は、ヒータ32による昇温を停止させる。
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザ設定時刻tyよりも早い時刻にメイン電池20の昇温が完了したときには、実際の昇温の完了時刻より後に通知時刻をずらしてユーザ設定時刻tyと同じ又はそれより前にユーザに対して通知が行われる。これによって、次に車両の使用を予定している時刻から大きく外れた時刻にユーザが通知を受け取ることがなくなり、通知によってユーザを煩わせることがなくなる。また、ユーザ設定時刻tyよりも遅い時刻にメイン電池20の昇温が完了するときには、実際の昇温の完了時刻より前に通知時刻をずらしてユーザ設定時刻tyと同じ又はそれより後にユーザに対して通知が行われる。このとき、メイン電池20は基準温度Trには達していないが実際には車両が走行可能な温度になっていることが多く、ユーザは通知を受けることによってユーザ設定時刻tyから大きく遅れることなく車両を使用できる可能性がある。
また、ユーザ設定時刻tyが経過した後も車両が使用されない場合、コントローラ26は、メイン電池20の温度が低下しないように一定時間毎に一定期間だけヒータ32を用いてメイン電池20を間欠的に昇温制御してもよい。
また、本実施形態ではハイブリッド車両を例に説明したが、本発明の適用範囲はハイブリッド車両に限らず、電池(燃料電池を含む)を搭載した車両であれば、他の車両、例えば、電気自動車や燃料電池自動車等であってもよい。
10 ハイブリッド駆動システム、12 エンジン、14 動力分割機構、16 駆動輪、18 インバータ、20 メイン電池、22 電圧センサ、23 電流センサ、24 温度センサ、25 温度センサ、26 コントローラ、28 メモリ、30 DC/DCコンバータ、32 ヒータ、34 補機バッテリ、36 補機、36a エアコンディショナ、38 充電器、40,102 コネクタ、42,44 リレー、46 スイッチ、50 出力部、100 外部電源、MG1,MG2 回転電機。

Claims (1)

  1. 電動機に対して駆動電力を供給する蓄電池と、
    ユーザによって設定されたユーザ設定時刻を昇温完了の目標時刻として前記蓄電池を昇温する電池昇温手段と、
    ユーザに対して前記蓄電池の昇温状況を通知する昇温通知手段と、
    を備え、
    前記昇温通知手段は、
    前記ユーザ設定時刻よりも早い時刻に実際の昇温が完了したときには、実際の昇温の完了時刻より後にずらして前記ユーザ設定時刻より前にユーザに対して通知を行い、又は、
    前記ユーザ設定時刻よりも遅い時刻に実際の昇温が完了するときには、実際の昇温の完了時刻より前にずらして前記ユーザ設定時刻より後にユーザに対して通知を行う、
    ことを特徴とする車両電池システム。
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