JP5066469B2 - 筐体 - Google Patents
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また、使用状態においては、窓枠を扉等で覆うことにより筐体内部が保護できるようになっている。
例えば、筐体の幅寸法が600mm、700mm、800mm、900mmの4種類、筐体の高さ寸法が600mm、700mm、800mm、900mmの4種類、筐体の奥行寸法が300mm、400mmの2種類の寸法に対し、製作する筐体の種類は4×4×2=32種類を必要としていた。
このため、「常に個別設計・個別製作を要する筐体」となり、部材点数が増加してしまうという問題点があった。
また、個別設計・個別製作の煩わしさが伴うとともに、筐体の先行まとめ生産等の方法を採用できず、ストック生産ができないという問題点もあった。
前記第1の本体部材、前記第2の本体部材及び前記渡り部材にそれぞれ所定の間隔をあけて複数形成され、前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間の対向した離間距離を設定する孔のうち、選択した孔に前記固定手段を固定することで、前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間で所定の値で離間した状態で、前記第1の本体部材、前記第2の本体部材及び前記渡り部材は一体化される。
前記第1の本体部材、前記第2の本体部材及び前記渡り部材にそれぞれ所定の間隔をあけて複数形成され、前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間の対向した離間距離を設定する孔のうち、選択した孔に前記固定手段を固定することで、前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間で所定の値で離間した状態で、前記第1の本体部材、前記第2の本体部材及び前記渡り部材は一体化され、
前記第1の本体部材及び前記第2の本体部材の前面側には、扉により開閉されるそれぞれ窓枠が形成されており、前記第1の本体部材及び前記第2の本体部材が離間したときの窓枠間の隙間には、隙間を補間する補間部材が設けられる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の筐体を示す分解斜視図、図2は図1の筐体の断面図である。
上記筐体は、開口部1を有する第1の本体部材である左半筐体部2と、この左半筐体部2の開口部1と開口部3が対向して設けられた第2の本体部材である右半筐体部4と、左半筐体部2と右半筐体部4との間に渡って設けられた断面コの字形状の渡り部材5と、左半筐体部2及び右半筐体部4に渡り部材を固定する固定手段とを備えている。
左半筐体部2と右半筐体部4とは、左右対称で同一寸法、同一部材で構成されている。
また、上記筐体は、左半筐体部2及び右半筐体部4の前面にそれぞれ形成された窓枠9を開閉する扉10と、左半筐体部2の窓枠9と右半筐体部4の窓枠9との間で生じた隙間を補間する一対の補間部材11A,11Bとを備えている。
天面部6は、前面側の裏面に設けられた、断面コ字形状の第1の連結部材13を有している。背面部7は、裏面に等分間隔で3個取り付けられた、断面コ字形状の第2の連結部材14を有している。
第1の連結部材13及び第2の連結部材14には、それぞれ左右等分間隔で4個ずつネジ孔16が形成されている。
また、左半筐体部2及び右半筐体部4のそれぞれの底面にもそれぞれ左右等分間隔で4個ずつネジ孔16が形成されている。
左半筐体部2及び右半筐体部4のそれぞれの奥面には、第2の連結部材14のネジ孔16に対向して貫通孔17が形成されている。
底面部8には、ネジ孔16に対向して貫通孔17が形成されている。
上記各ネジ孔16は、貫通孔17を通じて固定手段であるボルト18が螺着されている。
なお、図1において、ボルト18は、一部のみ示しており、他は省略されている。
この後、底面部8を下方から左半筐体部2及び右半筐体部4の下面に当接した後、各ボルト18を各貫通孔17を通じて各ネジ孔16に螺着した後、蝶番30にねじを用いて扉10を取り付けることで筐体が完成する。
この後、補間部材11A,11Bを図5の矢印Dの方向に移動して左半筐体部2と右半筐体部4との間で生じた窓枠9間の上下の空間部に補間し、各ボルト18を各貫通孔17を通じて各ネジ孔16にボルト18を螺着する。
最後に、底面部8を下方から左半筐体部2及び右半筐体部4の下面に当接した後、各ボルト18を各貫通孔17を通じて各ネジ孔16に螺着し、引き続き蝶番30にねじを用いて扉10を取り付けることで筐体が完成する。
なお、補間部材11A,11Bを用いた場合には、左半筐体部2、右半筐体部4の上面及び奥面に形成された貫通孔17のうち左右両側の貫通孔17は、天面部6及び背面部7で覆われず、貫通孔17を通じて外気と連通するが、外気と連通する各貫通孔17については塞ぎ部材31を貫通孔17に嵌入することで、筐体内部が外気と連通するのを防止している。
また、共通化される、左半筐体部2及び右半筐体部4は、容易にストック生産が可能となり、それだけ製造コストが低減されるという効果もある。
なお、補間部材11A,11Bは、筐体の幅寸法に合わせてそれぞれ用意する必要がある。
図6はこの発明の実施の形態2の筐体を正面側から視たときの分解斜視図、図7は図6の筐体を背面側から視たときの図である。なお、図中、ボルト18及び塞ぎ部材31は一部のみが示されており、他は省略されている。
この実施の形態の筐体は、底面部8に基礎板32付きの脚柱22が立設されたスタンド型配電盤に用いられている例である。
他の構成は、実施の形態1の筐体と同じであり、実施の形態1の筐体と同様の効果を得ることができる。
図8はこの発明の実施の形態3の筐体を正面側から視たときの分解斜視図、図9は図8の筐体を背面側から視たときの図である。なお、図中、ボルト18及び塞ぎ部材31は一部のみが示しており、他は省略されている。
この実施の形態の筐体は、左半筐体部2及び右半筐体部4の奥面に形成されて貫通孔17に壁掛け用の据付部材23が設けられた壁掛け型配電盤に用いられた例である。
他の構成は実施の形態1と同じであり、実施の形態1の筐体と同様の効果を得ることができる。
図10はこの発明の実施の形態4の筐体を正面側から視たときの分解斜視図、図11は図10の筐体を背面側から視たときの図である。なお、図中、ボルト18及び塞ぎ部材31は一部のみが示されており、他は省略されている。
この実施の形態の筐体は、底面部8に面接触して設けられた据付用ベース33を有する自立型配電盤に用いられた例である。
他の構成は実施の形態1と同じであり、実施の形態1の筐体と同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施の形態では、断面コの字形状の渡り部材5は、天面部6と背面部7とが連結された断面L字形状のカバー部材12と、底面部8とから構成されているが、背面部と底面部とが連結された、断面L字形状のカバー部材と、天面部とから構成されていてもよいし、天面部、背面部及び底面部が一体で構成されていてもよい。
また、筐体は、配電盤以外に、例えば制御盤にも適用できる。
また、隣接した貫通孔17、ネジ孔16は、間隔が50mmで、左右4個ずつ形成されているが、間隔の値、及び貫通孔17、ネジ孔16の数はこれに限定されないのは勿論である。
また、各実施の形態では、固定手段としてボルト18が用いられているが、ボルト18の代わり例えばリベットを用いてもよい。
Claims (6)
- 開口部を有する第1の本体部材と、
この第1の本体部材の開口部と開口部が対向して設けられた第2の本体部材と、
前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間に渡って設けられた断面コの字形状の渡り部材と、
前記第1の本体部材及び前記第2の本体部材に前記渡り部材を固定する固定手段とを備え、
前記第1の本体部材、前記第2の本体部材及び前記渡り部材にそれぞれ所定の間隔をあけて複数形成され、前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間の対向した離間距離を設定する孔のうち、選択した孔に前記固定手段を固定することで、前記第1の本体部材と前記第2の本体部材との間で所定の値で離間した状態で、前記第1の本体部材、前記第2の本体部材及び前記渡り部材は一体化され、
前記第1の本体部材及び前記第2の本体部材の前面側には、扉により開閉されるそれぞれ窓枠が形成されており、前記第1の本体部材及び前記第2の本体部材が離間したときの窓枠間の隙間には、隙間を補間する補間部材が設けられることを特徴とする筐体。 - 前記第1の本体部材の前記開口部と前記第2の本体部材の前記開口部とは左右に分割可能であり、
前記渡り部材は、互いに対向した、天面部及び底面部と、天面部と底面部との間に設けられた背面部とから構成されているとともに、天面部または底面部が背面部と別体であることを特徴とする請求項1に記載の筐体。 - 前記第1の本体部材と前記第2の本体部材とは、左右対称の同一寸法、同一部材で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の筐体。
- 前記筐体は、前記底面部に立設された脚柱を有するスタンド型配電盤に用いられることを特徴とする請求項2または3に記載の筐体。
- 前記筐体は、前記背面部に設けられた壁掛け用据付部材を有する壁掛け型配電盤に用いられることを特徴とする請求項2または3に記載の筐体。
- 前記筐体は、前記底面部に面接触して設けられた据付用ベースを有する自立型配電盤に用いられることを特徴とする請求項2または3に記載の筐体。
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