JP5886593B2 - 格子パネルの取付構造 - Google Patents
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Description
建物の天井20に、鉛直に配置された格子パネル10、11の上端部を取り付けてなる格子パネル10、11の取付構造において、
前記天井20に天井桟2が取付けられ、この天井桟2に前記格子パネル10、11が隙間を隔てて対向して配置され、前記天井桟2に前記格子パネル10、11が連結部材3を介して取り付けられ、
この連結部材3は、鉛直板部3aと、この鉛直板部3aの下端に設けられた水平板部3bとを有し、前記天井桟2の側面に前記鉛直板部3aが取り付けられ、前記格子パネル10、11の上端面に前記水平板部3bが取り付けられており、
前記天井桟2の両側面のそれぞれに、前記天井桟2と前記格子パネル10、11間の隙間を隠すための目隠し材4が取り付けられており、
前記格子パネル10、11の上端面には、前記連結部材3の下端部と前記目隠し材4の下端部とが収納される凹みがあることを特徴とする。
請求項1に記載の格子パネル10、11の取付構造において、
前記天井桟2は上部に比べて下部の幅が狭い段を有し、前記下部の側面に前記鉛直板部3aが取り付けられ、前記上部の側面に目隠し材4が取り付けられている
ことを特徴とする。
前記複数の格子パネル部材1A、1B、1Cは、横方向に所定の間隔で配置されるとともに前記間隔に設けられる継ぎ材5a、5b、5cを介して接合され、この継ぎ材5a、5b、5cは前記格子パネル部材1A、1B、1Cの縦材1c間の間隔と同じ幅である。
図1〜図7を参照して、建物の天井20に、鉛直に配置された格子パネル10、11の上端部を取り付けてなる格子パネルの取付構造について説明する。
格子パネル部材1Aでは、格子パネル部材1Aの一番左の縦材1cの上端部および下端部は水平断面コ字状に形成され、このコ字状の部分に繋ぎ部材1a1、1a2が挿入されて固定されている。これによって、側部から繋ぎ部材1a1、1a2が見えないため、美観を向上することができる。格子パネル部材1Aでは、他の縦材1cの上端部および下端部に凹部が設けられ、上端部の凹部に繋ぎ部材1a1が挿入されて固定され、下端部の凹部に繋ぎ部材1a2が挿入されて固定されている。そして、繋ぎ部材1a1、1a2の右端部には継ぎ材5a、5cを挿入するための穴がそれぞれ設けられ、この穴に継ぎ材5a、5cの凸部が挿入されて固定されている。また、格子パネル部材1Aの一番右の縦材1cの側部には横材1dと同じ高さに継ぎ材5bが取付けられるように穴が設けられ、この穴に継ぎ材5bの凸部が挿入され、固定されている。
格子パネル部材1Bでは、縦材1cの上端部および下端部に凹部が設けられ、上端部の凹部に繋ぎ部材1b1が挿入されて固定され、下端部の凹部に繋ぎ部材1b2が挿入されて固定されている。そして、繋ぎ部材1b1、1b2の両端部には継ぎ材5a、5cを挿入するための穴がそれぞれ設けられ、この穴に継ぎ材5a、5cの凸部が挿入されて固定されている。また、格子パネル部材1Bの水平方向両端部に位置する縦材1cの側部には横材1dと同じ高さに継ぎ材5bが取付けられるように穴が設けられ、この穴に継ぎ材5bの凸部が挿入され、固定されている。
格子パネル部材1Cでは、格子パネル部材1Cの一番右の縦材1cの上端部および下端部は水平断面コ字状に形成され、このコ字状の部分に繋ぎ部材1c1、1c2が挿入されて固定されている。これによって、側部から繋ぎ部材1c1、1c2が見えないため、美観を向上することができる。格子パネル部材1Cでは、他の縦材1cの上端部および下端部に凹部が設けられ、上端部の凹部に繋ぎ部材1c1が挿入されて固定され、下端部の凹部に繋ぎ部材1c2が挿入されて固定されている。そして、繋ぎ部材1c1、1c2の左端部には継ぎ材5a、5cを挿入するための穴がそれぞれ設けられ、この穴に継ぎ材5a、5cの凸部が挿入されて固定されている。また、格子パネル部材1Cの一番左の縦材1cの側部には横材1dと同じ高さに継ぎ材5bが取付けられるように穴が設けられ、この穴に継ぎ材5bの凸部が挿入され、固定されている。
4本の大梁は、2本の長辺天井梁および長辺天井梁より短い2本の短辺天井梁によって構成されている。4本の床梁は2本の長辺床梁および長辺床梁より短い2本の短辺床梁によって構成されている。なお、柱は正方形筒状に形成されており、大梁と床梁は、それぞれ断面コ字型に形成されている。
2本の長辺天井梁には、図4(a)、図7(a)に示すように、複数の小梁22、24が架設されており、該小梁22、24は長辺大梁の長手方向に所定間隔で設けられている。これら小梁22、24の下面には野縁22a、24aが固定されている。複数の小梁22、24の間の中間部にはバッキング材23aが設けられている。
2本の長辺床梁間には、図4(b)、図7(b)に示すように、複数の根太27が架設されており、該根太27は長辺床梁の長手方向に所定間隔で設けられている。これら根太27の上面には床板が固定されている。
図3(a)においては、大梁21に野縁21aが取り付けられ、この野縁21aに天井桟2が面材40を介して取付けられている。図4(a)においては、小梁22に野縁21aが取り付けられ、この野縁21aに天井桟2が面材40を介して取付けられている。図5(a)においては、バッキング材23aに天井桟2が面材40を介して取付けられている。
これに対して、繋ぎ部材1a1、1b1、1c1にはキャップ材5dが予め取付けられている。
図6(a)においては、大梁21に野縁21aが取り付けられ、この野縁21aに天井桟2が面材40を介して取付けられている。図7(a)においては、小梁24に野縁24aが取り付けられ、この野縁24aに天井桟2が面材40を介して取付けられている。
前記天井桟2に連結部材3を介して格子パネル部材1A、1B、1Cが取付けられた後、前記天井桟2の両側面のそれぞれに目隠し材4が取付けられ、この目隠し材4は前記天井桟2と前記格子パネル10、11間の隙間を隠している。この目隠し部材4としては、フィラー材またはクロス下地材を用いることができる。
更に、複数の縦材1cの上部に設けられた凹部に前記繋ぎ部材1a1、1b1、1c1が複数の縦材1cを繋ぐように挿入されて固定され、この繋ぎ部材1a1、1b1、1c1は下部に比べて上部の幅が狭い段を有している。前記下部の側面は、キャップ材5dで覆うため、鉛直であることが望ましい。
また、天井桟2の上部の幅は、繋ぎ部材1a1、1b1、1c1の下部の幅より狭い。目隠し材4は、天井桟2の上部に鉛直に取付けられた際に、繋ぎ部材1a1、1b1、1c1を覆うキャップ材5dと繋ぎ部材1a1、1b1、1c1の上部の間に挿入され、キャップ材5dの内側側面と接している。このように構成することにより、天井桟2に目隠し材4を、美観を向上して取付けることができる。
格子パネル10、11を図2に示すような縦格子とすることで、外観がすっきりとし、前記格子パネル10、11で室内空間を区切っても開放的な空間を提供することができる。また、パネル化することにより、工場における取り付け工数および現場での施工工数を低減することができる。
1a1、1b1、1c1 繋ぎ部材
1a2、1b2、1c2 繋ぎ部材
1c 縦材
2 天井桟
3 連結部材
3a 鉛直板部
3b 水平板部
4 目隠し材
5a、5b、5c 継ぎ材
10、11 格子パネル
20 天井
30 床
Claims (2)
- 建物の天井に、鉛直に配置された格子パネルの上端部を取り付けてなる格子パネルの取付構造において、
前記天井に天井桟が取付けられ、この天井桟に前記格子パネルが隙間を隔てて対向して配置され、前記天井桟に前記格子パネルが連結部材を介して取り付けられ、
この連結部材は、鉛直板部と、この鉛直板部の下端に設けられた水平板部とを有し、前記天井桟の側面に前記鉛直板部が取り付けられ、前記格子パネルの上端面に前記水平板部が取り付けられており、
前記天井桟の両側面のそれぞれに、前記天井桟と前記格子パネル間の隙間を隠すための目隠し材が取り付けられており、
前記格子パネルの上端面には、前記連結部材の下端部と前記目隠し材の下端部とが収納される凹みがあることを特徴とする格子パネルの取付構造。 - 請求項1に記載の格子パネルの取付構造において、
前記天井桟は上部に比べて下部の幅が狭い段を有し、前記下部の側面に前記鉛直板部が取り付けられ、前記上部の側面に目隠し材が取り付けられている
ことを特徴とする格子パネルの取付構造。
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