JP7215968B2 - 無目材の連結構造 - Google Patents

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本発明は、建物に設けられた支持材に無目材を連結する無目材の連結構造に関する。
無目材を備えたカーテンウォールでは、支持材を建物に設けて、無目材の連結構造により、無目材を支持材の室外側に連結する。無目材は、支持材に支持されて、支持材により補強される。このような無目材の連結構造として、従来、連結ボルトと調整ボルトを用いて、無目材を建物躯体(支持材)に取り付ける無目材の取付構造が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来の無目材の取付構造では、連結ボルトと調整ボルトを取付基板に取り付けて、取付基板を無目材の室内面に連結する。調整ボルトを建物躯体の室外面に当接し、連結ボルトを建物躯体の切欠凹部に嵌め込んでロックナットと溶接により固定する。そのため、無目材の連結のための部品数が多くなり、無目材の連結作業に手間もかかる。また、無目材と建物躯体の間隔が広くなり、無目材の取付構造の室内外方向の寸法も大きくなる虞がある。これに伴い、無目材の取付構造の意匠性に影響が生じる虞もある。
特開平8-4165号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、建物に設けられた支持材に無目材を簡単に連結して、支持材により無目材を安定して支持することである。また、本発明の他の目的は、無目材と支持材の間隔を狭くして、無目材の連結構造の意匠性を向上することである。
本発明は、建物に設けられて無目材を支持する支持材の室外側に前記無目材を連結する無目材の連結構造であって、前記無目材は、前記支持材と対向する対向部と、前記対向部に形成された挿通口を有し、パネル体の下側で前記パネル体を保持し、前記支持材は、前記挿通口を挿通して前記対向部に連結するとともに、前記対向部よりも室外側で前記無目材が載置される連結部と、前記連結部から室外側に突出して、前記パネル体の下方で前記無目材を受ける受け部を有する無目材の連結構造である。
本発明によれば、建物に設けられた支持材に無目材を簡単に連結して、支持材により無目材を安定して支持することができる。また、無目材と支持材の間隔を狭くして、無目材の連結構造の意匠性を向上することができる。
第1実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。 第1実施形態のカーテンウォールの横断面図である。 第1実施形態のカーテンウォールの縦断面図である。 第1実施形態の無目材を示す斜視図である。 第1実施形態の支持材を示す斜視図である。 第1実施形態のカーテンウォールの無目材の周辺部分を示す縦断面図である。 第2実施形態の無目材を示す斜視図である。 第2実施形態の支持材を示す斜視図である。 第2実施形態のカーテンウォールの無目材の周辺部分を示す縦断面図である。 第3実施形態の無目材を示す斜視図である。 第3実施形態の支持材を示す斜視図である。 第3実施形態のカーテンウォールの無目材の周辺部分を示す縦断面図である。
本発明の無目材の連結構造の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の無目材の連結構造(以下、連結構造という)は、建物の壁部において、建物に設けられた支持材にカーテンウォールの無目材を連結する。カーテンウォールは、建物の外装材であり、建物の壁部に用いられて、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に設置される。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物2の壁部2Aに設置されたカーテンウォール1の一部を室外側からみて示している。また、図1では、カーテンウォール1の内部に設けられた連結構造3Aの位置を模式的に示している。図2は、第1実施形態のカーテンウォール1の横断面図であり、図3は、第1実施形態のカーテンウォール1の縦断面図である。図2、図3では、カーテンウォール1と建物2の一部を示している。
図示のように、建物2に設けた連結構造3Aとカーテンウォール1を正面からみたときに(図1参照)、上下となる方向が上下方向であり、左右となる方向が左右方向である。図1では、上下方向は垂直方向であり、左右方向は水平方向である。室内外方向S(図2、図3参照)は、建物2に設けた連結構造3Aとカーテンウォール1のそれぞれの奥行方向(屋内外方向)である。このように、連結構造3Aとカーテンウォール1に関する方向は、それぞれ建物2に設けた状態での方向(上下方向、左右方向、室内外方向S等)で特定する。また、連結構造3Aとカーテンウォール1に関して室内側、室外側とは、それぞれ建物2に設けた状態での室内側、室外側である。
カーテンウォール1は、上下方向(縦方向)に延びる複数の方立4と、左右方向(横方向)に延びる複数の無目材5と、複数のパネル体6を備えている。方立4は、カーテンウォール1の縦材であり、左右方向に互いに間隔を開けて配置されている。無目材5は、カーテンウォール1の横材であり、上下方向に互いに間隔を開けて配置されている。方立4と無目材5は、互いに連結されて、格子状(枠状)に組み合わされ、建物2の壁部2Aに設置されている。方立4と無目材5は、カーテンウォール1の枠部であり、上下方向と左右方向に並ぶ方形状の複数の開口部1Aを形成している。パネル体6は、方形状のパネル状部材(例えば、板ガラス、複層ガラス)であり、開口部1Aに配置されて、方立4と無目材5に取り付けられている。方立4は、左右のパネル体6の間に配置され、無目材5は、上下のパネル体6の間に配置されている。
カーテンウォール1の複数の無目材5は、それぞれ建物2に設けられた支持材7の室外側に配置されて、複数の連結構造3Aにより、支持材7の室外側に連結されている。支持材7は、建物2の躯体に連結されて、左右方向に延びる。支持材7と無目材5は、互いに平行に配置されており、無目材5は、支持材7に沿って左右方向に延びる。複数の連結構造3Aは、無目材5と支持材7の長手方向(左右方向)に互いに間隔を開けて設けられて、無目材5を支持材7に保持している。支持材7は、無目材5を補強する補強材であり、無目材5の室内側に配置されている。カーテンウォール1に設けられた無目材5及びカーテンウォール1は、支持材7を介して建物2の躯体に連結されて、支持材7により支持されている。
図4は、第1実施形態の無目材5を示す斜視図であり、図5は、第1実施形態の支持材7を示す斜視図である。図4、図5は、それぞれ1つの連結構造3Aが設けられた部分を示している。図6は、第1実施形態のカーテンウォール1の無目材5の周辺部分を示す縦断面図であり、連結構造3Aにより連結された無目材5と支持材7を示している。
図示のように、無目材5は、中空部10と、パネル体6を保持する保持部11と、支持材7と対向する板状の対向部20と、対向部20に形成された挿通口21を有している。中空部10は、無目材5の室内外方向Sにおける室内側の部分(室内側部)であり、保持部11及びパネル体6よりも室内側に位置している。
保持部11は、無目材5の室内外方向Sにおける室外側の部分(室外側部)であり、中空部10よりも室外側に位置している。また、保持部11は、中空部10から室外側に向かって突出する上下の見込み部12と、見込み部12の室外側の端部に接続する見付け部13と、2つの収容溝部14を有している。見込み部12は、中空部10と見付け部13の間で、無目材5の見込み方向(室内外方向S)に沿って形成され、上下のパネル体6(無目材5の上側のパネル体6と無目材5の下側のパネル体6)の間に位置している。
見付け部13は、無目材5の見付け方向(幅方向)に沿って形成され、見込み部12の室外側の端部から上下方向の両側に向かって突出している。2つの収容溝部14は、見込み部12の上下方向の両側に凹状に形成され、中空部10の室外側に位置している。収容溝部14は、パネル体6側に向かって開放されており、パネル体6の縁部(上縁部、下縁部)を収容している。保持部11は、収容溝部14内に配置されたパネル体6の縁部を保持している。無目材5は、パネル体6を保持する保持材であり、上側のパネル体6の下側、及び、下側のパネル体6の上側に配置されて、保持部11により、上下のパネル体6を保持している。
対向部20は、無目材5の室内側の壁部(対向壁部)であり、無目材5の見付け方向(上下方向)に沿って形成されている。また、対向部20は、中空部10の室内側の壁部であり、中空部10は、対向部20の室外側に位置している。挿通口21は、対向部20を室内外方向Sに貫通する方形状の孔(貫通口)であり、支持材7及び中空部10に向かって開口して、中空部10の内側(内側空間)に繋がる。中空部10の内側は、無目材5の内側であり、挿通口21において、支持材7に向かって開放されている。
支持材7は、断面H形状に形成されており、無目材5の室内側で左右方向に延び、無目材5の対向部20に沿って配置されている。また、支持材7は、室内外方向Sに離隔した2つの縦板30、31(室内側縦板30、室外側縦板31)と、2つの縦板30、31の間に形成された横板32と、無目材5と対向する対向面33と、無目材5に連結する連結部40を有している。対向面33は、室外側に位置する支持材7の室外側面であり、上下方向に沿って形成されている。連結部40は、無目材5の挿通口21を挿通可能なフック状の係合部(フック部)であり、無目材5の対向部20に係合して連結する。
無目材5の対向部20と挿通口21は、室内外方向Sにおいて、支持材7の対向面33と対向して配置されている。無目材5の対向部20は、支持材7の対向面33の室外側に配置されて、支持材7の対向面33に当接する。その状態で、支持材7の連結部40は、挿通口21を挿通して無目材5の対向部20に連結している。連結部40は、例えば、支持材7の対向面33に固定された連結部材であり、対向面33から室外側の無目材5に向かって突出する。
連結部40は、挿通口21に配置される挿通部41と、対向部20及び挿通口21の室外側で無目材5に当接する当接部42と、対向部20が挿入される凹部43と、無目材5を支持する支持部44を有している。挿通部41は、支持材7の対向面33に接続する連結部40の基部であり、対向面33から室外側に向かって突出している。当接部42は、挿通口21を挿通可能なブロック状部であり、挿通部41の室外側に形成されて、横方向(左右方向の一方側)に突出している。
当接部42の左右方向の寸法は、挿通口21の左右方向の寸法よりも小さく、挿通部41の左右方向の寸法は、当接部42の左右方向の寸法及び挿通口21の左右方向の寸法よりも小さい。凹部43は、挿通部41、当接部42、及び、対向面33により、横方向に開放された凹状に形成されており、当接部42と対向面33の間に位置している。支持部44は、連結部40の上面部(ここでは、当接部42の上面部)である。
無目材5を連結部40により支持材7に連結するときには、支持材7の室外側で、無目材5を支持材7と平行な状態で支持材7に向かって移動する。続いて、支持材7の連結部40(当接部42、挿通部41)を無目材5の挿通口21に挿通させて、無目材5の対向部20を支持材7の対向面33に当接させる。これにより、連結部40の挿通部41は、挿通口21を室内側から室外側に向かって挿通して、挿通口21に配置される。また、連結部40の当接部42は、挿通口21の室外側に位置して、無目材5の中空部10の内側に配置される。
その状態で、無目材5を横方向(当接部42の突出方向の反対方向)に移動して、無目材5の対向部20を連結部40の凹部43に配置するとともに、当接部42を凹部43内の対向部20の室外側に配置する。連結部40の当接部42は、挿通部41及び対向部20の室外側で、挿通部41から横方向(左右方向の一方側)に突出し、対向部20に沿って配置されて対向部20に当接する。これにより、無目材5の対向部20は、連結部40に引っ掛けられて、当接部42と対向面33の間に挟まれ、連結部40に装着される。また、連結部40が対向部20に係合して、無目材5の対向部20と支持材7の連結部40が連結する。
無目材5の対向部20と中空部10は、被連結部であり、連結部40により、支持材7に連結される。支持材7の連結部40は、横向きのフック部であり、挿通口21の室外側で横方向に突出し、無目材5の対向部20と係合する。連結部40は、挿通口21を挿通して、挿通口21及び対向部20の室外側に配置され、対向部20への係合により、対向部20及び無目材5に連結する。無目材5の対向部20が連結部40の凹部43内に配置されて、連結部40が無目材5の対向部20と保持部11の間で無目材5を支持する。
支持材7の連結部40は、無目材5の挿通口21を挿通して、挿通口21から中空部10の内側に配置される。中空部10の内側で、連結部40の当接部42は、中空部10の内側面に当接する。当接部42及び連結部40は、中空部10の内側に嵌め込まれて、無目材5の中空部10に嵌合する。無目材5は、対向部20よりも室外側の位置で連結部40に載置されており、連結部40の支持部44に載置される載置部22を有している。載置部22は、中空部10の上部であり、無目材5の保持部11と対向部20の間に位置して、無目材5の見込み方向に沿って形成されている。
無目材5の載置部22は、保持部11の室内側に位置しており、中空部10の内側の連結部40(支持部44)に載置される。連結部40は、中空部10の内側で、支持部44により、無目材5の載置部22を受けて、無目材5を支持する。挿通口21は、無目材5の長手方向の複数箇所に設けられ、連結部40は、複数の挿通口21に対応して、支持材7の長手方向の複数箇所に設けられている。支持材7は、複数の連結部40により、無目材5を支持して、連結部40に連結された無目材5を保持する。
以上説明した連結構造3Aでは、支持材7の連結部40を無目材5の対向部20に連結することで、支持材7に無目材5を簡単に連結して、支持材7により無目材5を安定して支持することができる。また、無目材5と支持材7の間隔を狭くして、連結構造3Aの意匠性を向上することもできる。連結部40により、対向部20よりも室外側(保持部11側、パネル体6側)で無目材5を支持でき、パネル体6の荷重による無目材5の撓みを抑制することができる。無目材5を支持材7の室外側に近接して配置でき、連結構造3Aの室内外方向Sの寸法を小さくすることもできる。
無目材5を建物2への設置箇所で横方向に移動することで、無目材5を連結部40に連結することができる。そのため、無目材5を支持材7に容易に連結することができる。連結部40が横方向に突出するため、連結部40の挿通部41の上下方向の寸法を大きくすることができる。これにより、上下方向の力に対する挿通部41及び連結部40の強度を高くして、連結部40で無目材5を安定して支持することができる。
連結部40を無目材5の中空部10内に配置することで、連結部40の露出を抑制して、連結構造3Aの外観を向上することができる。また、連結部40を中空部10の内側に嵌め込むことで、無目材5と連結部40の連結強度を高くして、無目材5を支持材7の連結部40に安定して連結することができる。
次に、無目材5の連結構造の他の実施形態(第2、第3実施形態)について説明する。第2、第3実施形態の連結構造に関し、第1実施形態の連結構造3Aと同じ事項の説明は省略する。また、第2、第3実施形態の連結構造の構成に関し、第1実施形態の連結構造3Aの構成に相当する構成には、第1実施形態の連結構造3Aの構成と同じ名称を用いる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態の無目材5を示す斜視図であり、図8は、第2実施形態の支持材7を示す斜視図である。図7、図8は、それぞれ1つの連結構造3Bが設けられた部分を示している。図9は、第2実施形態のカーテンウォール1の無目材5の周辺部分を示す縦断面図であり、連結構造3Bにより連結された無目材5と支持材7を示している。
図示のように、第2実施形態の連結構造3Bでは、無目材5は、室内外方向Sの中間に位置する壁部(中間壁部23)に形成された差込口24を有している。中間壁部23は、中空部10の室外側の壁部であり、無目材5の見付け方向(上下方向)に沿って形成されて、対向部20の室外側に位置している。差込口24は、中間壁部23を室内外方向Sに貫通する方形状の孔(貫通口)であり、中空部10に向かって開口して、中空部10の内側(内側空間)に繋がる。室内外方向Sにおいて、無目材5の対向部20と中間壁部23が互いに対向し、無目材5の挿通口21と差込口24が互いに対向する。
支持材7は、無目材5を受ける受け部45を有している。受け部45は、連結部40の室外側に位置する突片であり、支持材7の連結部40から室外側に向かって突出する。連結部40を挿通口21に挿通するときに、受け部45は、挿通口21を通って、差込口24に室内側(中空部10側)から差し込まれて、差込口24を室内側から室外側に向かって挿通する。
無目材5は、パネル体6の下側でパネル体6を保持している。支持材7の連結部40と無目材5の対向部20を連結した状態で、受け部45は、無目材5の上側のパネル体6よりも下方に配置されて、無目材5の保持部11を受ける。無目材5の保持部11は、受け部45に上側から当接して、受け部45の上面部で受けられる。受け部45は、パネル体6の下方で、パネル体6を保持する無目材5の保持部11を下から支持する。また、受け部45は、差込口24を通って、上下の見込み部12の間に配置され、上側のパネル体6を支持する見込み部12(上側の見込み部12)の下側で見込み部12を受ける。
支持材7の受け部45は、パネル体6の下方で無目材5(ここでは、保持部11)を受ける。そのため、上側のパネル体6の荷重を受け部45で受けて、無目材5を安定して支持することができる。また、受け部45により、連結部40の室外側で、無目材5を支持することができる。従って、無目材5を安定させて、無目材5の撓みを抑制することができる。
(第3実施形態)
図10は、第3実施形態の無目材5を示す斜視図であり、図11は、第3実施形態の支持材7を示す斜視図である。図10、図11は、それぞれ1つの連結構造3Cが設けられた部分を示している。図12は、第3実施形態のカーテンウォール1の無目材5の周辺部分を示す縦断面図であり、連結構造3Cにより連結された無目材5と支持材7を示している。
図示のように、第3実施形態の連結構造3Cでは、連結部40の当接部42は、上方向に突出しており、連結部40の凹部43は、上方向に開放された凹状に形成されている。当接部42の上下方向の寸法は、挿通口21の上下方向の寸法よりも小さく、挿通部41の上下方向の寸法は、当接部42の上下方向の寸法及び挿通口21の上下方向の寸法よりも小さい。
無目材5を支持材7に連結するときには、連結部40が無目材5の挿通口21を挿通する状態で、無目材5を下方向に移動して、無目材5の対向部20を連結部40の凹部43に配置するとともに、当接部42を凹部43内の対向部20の室外側に配置する。連結部40の当接部42は、挿通部41から上方向に突出し、挿通口21の上側、かつ、対向部20の室外側で、対向部20に沿って配置されて、対向部20に当接する。これにより、無目材5の対向部20が連結部40に引っ掛けられて、連結部40に装着される。
支持材7の連結部40は、上向きのフック部であり、挿通口21の室外側で上方向に突出し、無目材5の対向部20と係合する。無目材5を建物2への設置箇所で下方向に移動することで、無目材5を連結部40に連結することができる。そのため、無目材5を支持材7に容易に連結することができる。なお、第3実施形態の連結構造3Cの連結部40に、第2実施形態の連結構造3Bの受け部45を室外側に突出させて設けるようにしてもよい。
以上説明した第1~第3実施形態では、カーテンウォール1を例にとり、無目材5の連結構造3A~3Cについて説明したが、無目材5は、左右方向(横方向)に延びる横材であり、カーテンウォール1以外の無目材(横材)であってもよい。また、支持材7は、建物2の躯体であってもよい。無目材5を支持材7に当接する状態で連結してもよく、無目材5を支持材7に当接しない状態で連結してもよい。無目材5と支持材7の間に他の部材(例えば、ゴム部材)を挟んだ状態で、無目材5を支持材7に連結してもよい。
以上のとおり、無目材の連結構造は、建物に設けられて無目材を支持する支持材の室外側に前記無目材を連結する無目材の連結構造であって、
前記無目材は、前記支持材と対向する対向部と、前記対向部に形成された挿通口を有し、
前記支持材は、前記挿通口を挿通して前記対向部に連結するとともに、前記対向部よりも室外側で前記無目材が載置される連結部を有する無目材の連結構造である。
無目材の連結構造により、建物に設けられた支持材に無目材を簡単に連結して、支持材により無目材を安定して支持することができる。また、無目材と支持材の間隔を狭くして、無目材の連結構造の意匠性を向上することができる。
連結部により無目材を支持して、無目材の撓みを抑制することができる。無目材を支持材の室外側に近接して配置でき、無目材の連結構造の室内外方向の寸法を小さくすることもできる。
前記無目材は、パネル体の下側で前記パネル体を保持し、
前記支持材は、前記連結部から室外側に突出して、前記パネル体の下方で前記無目材を受ける受け部を有する。
支持材の受け部により、パネル体の下方で無目材を安定して支持でき、無目材の撓みを抑制することができる。
前記連結部は、前記挿通口の室外側で横方向に突出して前記対向部と係合する。
無目材の横方向への移動により、無目材を支持材の連結部に容易に連結することができる。
前記連結部は、前記挿通口の室外側で上方向に突出して前記対向部と係合する。
無目材の下方向への移動により、無目材を支持材の連結部に容易に連結することができる。
前記無目材は、前記対向部の室外側に位置する中空部を有し、
前記連結部は、前記挿通口を挿通して前記中空部の内側に配置される。
連結部を無目材の中空部内に配置することで、連結部の露出を抑制して、無目材の連結構造の外観を向上することができる。
前記連結部は、前記中空部の内側に嵌め込まれる。
連結部を中空部の内側に嵌め込むことで、無目材と連結部の連結強度を高くして、無目材を支持材の連結部に安定して連結することができる。
1・・・カーテンウォール、1A・・・開口部、2・・・建物、2A・・・壁部、3A~3C・・・連結構造、4・・・方立、5・・・無目材、6・・・パネル体、7・・・支持材、10・・・中空部、11・・・保持部、12・・・見込み部、13・・・見付け部、14・・・収容溝部、20・・・対向部、21・・・挿通口、22・・・載置部、23・・・中間壁部、24・・・差込口、30・・・室内側縦板、31・・・室外側縦板、32・・・横板、33・・・対向面、40・・・連結部、41・・・挿通部、42・・・当接部、43・・・凹部、44・・・支持部、45・・・受け部、S・・・室内外方向。

Claims (5)

  1. 建物に設けられて無目材を支持する支持材の室外側に前記無目材を連結する無目材の連結構造であって、
    前記無目材は、前記支持材と対向する対向部と、前記対向部に形成された挿通口を有し、パネル体の下側で前記パネル体を保持し、
    前記支持材は、前記挿通口を挿通して前記対向部に連結するとともに、前記対向部よりも室外側で前記無目材が載置される連結部と、前記連結部から室外側に突出して、前記パネル体の下方で前記無目材を受ける受け部を有する無目材の連結構造。
  2. 請求項に記載された無目材の連結構造において、
    前記連結部は、前記挿通口の室外側で横方向に突出して前記対向部と係合する無目材の連結構造。
  3. 請求項に記載された無目材の連結構造において、
    前記連結部は、前記挿通口の室外側で上方向に突出して前記対向部と係合する無目材の連結構造。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載された無目材の連結構造において、
    前記無目材は、前記対向部の室外側に位置する中空部を有し、
    前記連結部は、前記挿通口を挿通して前記中空部の内側に配置される無目材の連結構造。
  5. 請求項に記載された無目材の連結構造において、
    前記連結部は、前記中空部の内側に嵌め込まれる無目材の連結構造。
JP2019116467A 2019-06-24 2019-06-24 無目材の連結構造 Active JP7215968B2 (ja)

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