JP6112648B2 - 建築用パネルの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築用パネルの固定構造に関する。
特許文献1には、従来の建築用パネルの固定構造が開示されている。この特許文献1記載の耐火パネルは、上方側の端部に上突条部が設けられ、側方側の端部に前突条部が設けられ、下方側の端部に下突条部が設けられている。この耐火パネルは、躯体に固定された定規部材の前方に複数隣接配置されている。
横方向に隣り合う耐火パネルは、前突条部同士が対向する。また、上下方向に隣り合う耐火パネルは、上突条部と下突条部とが対向する。つまり、この耐火パネルの隣り合う端部同士は、前後方向に相互に係合しない単に突き合せられた構造になっている。なお、この耐火パネルの隣り合う端部同士の間には、目地部材が配置される。
このような耐火パネルの裏面には、取付金具が固定されている。取付金具は、定規部材に耐火パネルを取り付けるための金具である。
特開2012−92497号公報
ところで、この取付金具は、耐火パネルの外周端部よりも内側に固定されている。また、上述のように、耐火パネルの隣り合う端部同士は、単に突き合せられた構造である。このため、この耐火パネルは、隣り合う端部同士が、耐火パネルのわずかな歪みや施工上の誤差などにより、施工時に前後方向にずれた状態で設置される場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取付枠材に固定された複数の建築用パネルの隣り合う端部同士が、前後方向にずれるのを防ぐことができる建築用パネルの固定構造を提供することにある。
本発明の建築用パネルの固定構造は、壁下地となる取付枠材と、この取付枠材の前方に隣接配置された複数の建築用パネルと、各建築用パネルの背面において各建築用パネルの隣り合う端部よりも内側に固定され、前記取付枠材にこの建築用パネルを取り付ける取付金具とを備えた建築用パネルの固定構造であって、前記建築用パネルの隣り合う端部の両背面に当接するように前記取付枠材の前面に取り付けられ、これにより隣接する前記建築用パネルの前面同士を面一とさせる面合わせ具を備え、前記取付枠材は前記建築用パネルの背面に沿って延出する延出片を備えており、前記面合わせ具は、前面が建築用パネルの背面に当接し且つ後端が前記延出片の前面に当接する本体部と、この本体部に設けられ前記延出片の前面に前記本体部が当接した状態に保持する保持部とを有し、前記保持部は、前記本体部の上端から後方に向かって延出する挟持片により構成されており、前記本体部は、前記取付枠材に罫書かれた罫書き線を目視させるために貫通した少なくとも1つのスリット開口を有し、前記少なくとも1つのスリット開口は、前記本体部と前記挟持片とに跨って設けられていることを特徴とする。
本発明の建築用パネルの固定構造によれば、取付枠材に固定された複数の建築用パネルの隣り合う端部同士が、前後方向にずれるのを防ぐことができることができる。
本実施形態の建築用パネルの固定構造の背面側から見た斜視図である。 本実施形態の建築用パネルの正面側から見た斜視図である。 本実施形態の建築用パネルに取付金具が取り付けられた状態の斜視図である。 本実施形態の建築用パネルの断面図であり、(a)は鉛直断面であり(b)は水平断面である。 本実施形態の建築用パネルの固定構造の背面側からみた斜視図である。 本実施形態の最上端の建築用パネルの上側取付具の固定構造を示す断面図である。 本実施形態の下側取付具の固定構造を示す断面図である。 本実施形態の下側取付具の固定構造を示す断面図である。 (a)(b)は、本実施形態の第一面合わせ具の斜視図である。 本実施形態の第一面合わせ具であり(a)は正面図であり(b)は背面図であり(c)は右側面図であり(d)は平面図であり(e)は底面図である。 (a)(b)は、本実施形態の第二面合わせ具の斜視図である。 本実施形態の第二面合わせ具であり(a)は正面図であり(b)は背面図であり(c)は右側面図であり(d)は平面図であり(e)は底面図である。 (a)(b)は、本実施形態の第三面合わせ具の斜視図である。 本実施形態の第三面合わせ具であり(a)は正面図であり(b)は背面図であり(c)は右側面図であり(d)は平面図であり(e)は底面図である。 (a)(b)は、本実施形態の第四面合わせ具の斜視図である。 本実施形態の第四面合わせ具であり(a)は正面図であり(b)は背面図であり(c)は右側面図であり(d)は平面図であり(e)は底面図である。 本実施形態の建築用パネルの固定構造の要部背面図である。 本実施形態の建築用パネルの固定構造の開口部周辺の要部背面図である。 図17のC−C断面図である。 本実施形態の最下端の建築用パネルの下端部の断面図である。 本実施形態の第四面合わせ具の使用状態断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の建築用パネル1の固定構造は、図1に示されるように、壁下地5と、複数の建築用パネル1と、壁下地5に各建築用パネル1を取り付ける取付金具4と、建築用パネル1の隣り合う端部の前面同士を面一とさせる面合わせ具6とを備えている。
建築用パネル1は、例えば、サンドイッチパネルである。建築用パネル1は、壁面用の建築材である。建築用パネル1は、縦方向に長い縦張り用の建築用パネル1であってもよいし、横方向に長い横張り用の建築用パネル1であってもよい。なお、本実施形態の建築用パネル1は、縦張り用の建築用パネル1である。
なお、建築用パネル1は、窯業系のパネルであってもよいし、金属サイディング材であってもよいし、木製のパネルであってもよく、特に限定されない。
建築用パネル1は、左右方向に幅を有し、上下方向に長さを有し、これにより正面視矩形状となっている。建築用パネル1は、図4に示されるように、表面板2と、裏面板3と、芯材11とを備えている。表面板2と裏面板3とは対向配置される。芯材11は、この表面板2と裏面板3との間に充填される。
表面板2は、表側金属外皮により構成されている。表面板2は、例えば、0.25〜2.0mm程度の厚みの金属板により形成されている。表面板2は、例えば、亜鉛めっき鋼板、塗装鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、ステンレス鋼板、アルミニウム板、チタン板などにより構成される。
表面板2は、図2に示されるように、前面部21と、前側側面部22と、第1の突条部23とを備えている。表面板2は、前面部21と前側側面部22と第1の突条部23とが、曲げ加工により一体成形されている。前面部21は、建築用パネル1の前面となる部分である。前面部21は、正面視矩形状をしている。前面部21は、例えば、平坦な面により構成されている。なお、前面部21としては、断面波状に形成されていてもよい。
前側側面部22は、前面部21の外周の端縁から後方に向かって延出している。前側側面部22は、前面部21の上端縁から後方に向かって延出した上方前側部221と、前面部21の下端縁から後方に向かって延出した下方前側部222と、前面部21の左右方向の両側端縁から後方に向かって延出した側方前側部223とを備えている。
第1の突条部23は、図4に示されるように、前側側面部22の後方側の先端から延出している。第1の突条部23は、前側側面部22から突出している。第1の突条部23は、断面略コ字状をしている。第1の突条部23は、上方前側部221の後方側の先端から上方に向かって突出した上突条部231と、下方前側部222の後方側の先端から下方に向かって突出した下突条部232と、側方前側部223の後方側の先端から側方に向かって突出した第一横突条部233とを備えている。上突条部231と下突条部232と横突条部とは、表面板2の外周方向の全長に亙って連続している。
裏面板3は、裏側金属外皮により構成されている。裏面板3は、例えば、0.25〜2.0mm程度の厚みの金属板により形成されている。表面板2は、例えば、亜鉛めっき鋼板、塗装鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、ステンレス鋼板、アルミニウム板、チタン板などにより構成される。
裏面板3は、背面部31と、後側側面部32と、第2の突条部33を備えている。裏面板3は、背面部31と後側側面部32と第2の突条部33とが曲げ加工により一体成形されている。背面部31は、建築用パネル1の背面となる部分である。背面部31は、背面視矩形状をしている。背面部31は、例えば、平坦な面により構成されている。
後側側面部32は、背面部31の外周の端縁から前方に向かって延出している。後側側面部32は、背面部31の上端縁から前方に向かって延出した上方後側部321と、背面部31の下端縁から前方に向かって延出した下方後側部322とを備えている。
第2の突条部33は、背面部31の側方の端縁から側方に向かって延出している。第2の突条部33は、断面略コ字状をしている。第2の突条部33は、左右方向に向かって突出している。
芯材11は、表面板2と裏面板3との間に充填される。芯材11は、外側芯材12と、内側芯材13とを備えている。
外側芯材12は、表面板2の前側側面部22、裏面板3の後側側面部32及び第2の突条部33に沿って全周に亙って配置されている。外側芯材12は、例えば、硫酸カルシウム水和物を主成分とする石膏や、珪酸カルシウムなどにより構成されている。外側芯材12は、建築用パネル1の厚み寸法と略同じ幅を有しており、帯板状に形成されている。外側芯材12は、内側芯材13に比べて高い耐火性能を有している。外側芯材12は、表面板2および裏面板3の内面に接着により固定されている。
内側芯材13は、外側芯材12に囲まれた領域に充填されている。内側芯材13は、例えば、ロックウールやグラスウール等の無機質断熱材や、ウレタンフォーム・スチレンフォーム・フェノールフォーム・ポリイソシアヌレートフォーム等の合成樹脂発泡体からなる断熱材などが用いられる。また、ペンタンからなる発泡剤により構成されたフロン不使用の発泡断熱材を用いてもよい。芯材11としては、これら複数種類を組み合わせて形成されていてもよいし、どれか一つだけが用いられていてもよい。
各建築用パネル1は、図5に示されるように、同一鉛直面に沿って配置されるように上下左右に並設される。言い換えると、建築用パネル1は、壁下地5の前方に、複数隣接配置される。各建築用パネル1は、取付金具4を介して、壁下地5に取り付けられている。
壁下地5は、取付枠材51を備えている。取付枠材51は、建物躯体(例えば、床下地9)に固定されている。取付枠材51は、水平方向(左右方向)に長さを有する。取付枠材51は、例えば、L型のアングル材により構成される。なお、取付枠材51としては、アングル材に限らず、H型鋼や、チャンネル材であってもよく、特に限定されない。
取付枠材51は、図7等に示されるように、固定片53と、固定片53の前方側の先端から鉛直方向に延出する延出片52とを備えている。延出片52は、上方または下方に向かって延出する。延出片52は、建築用パネル1が設置された状態では、当該建築用パネル1の背面に沿って略平行な状態となっている。固定片53は、躯体(例えば、床下地9)に固定される部分である。固定片53は、例えば、溶接やボルト留め等により、躯体に固定される。
取付枠材51は、図5に示されるように、大部分が、建築用パネル1の下端部に沿った位置に配置されている。取付枠材51は、上下方向に並ぶよう複数設けられている。また、最も上方に位置する取付枠材51は、建築用パネル1の上端部に沿った位置に配置されている。
建築用パネル1には、取付金具4が固定されている。取付金具4は、壁下地5に建築用パネル1を取り付けるための金具である。取付金具4は、図3に示されるように、上側取付具45と、下側取付具41とを備えている。上側取付具45は、建築用パネル1の背面において、建築用パネル1の左右方向の端面から所定寸法内側に配置され、建築用パネル1の上端面から所定寸法下方に配置される。また、下側取付具41は、建築用パネル1の背面において、建築用パネル1の左右方向の端面から所定寸法内側に配置され、建築用パネル1の下端面から所定寸法上方に配置される。言い換えると、取付金具4は、建築用パネル1の背面において、隣接する他の建築用パネル1との隣り合う端部よりも内側に固定されている。
また、取付金具4の取付個数は、建築用パネル1の幅寸法に応じて変化する。例えば、幅寸法が900mmの建築用パネル1の場合、図5に示されるように、取付金具4は、左右方向に離間して2箇所に取り付けられる。また、幅寸法が600mmの建築用パネル1の場合、図1に示されるように、取付金具4は、左右方向の略中央部に配置される。なお、いずれの建築用パネル1の場合であっても、取付金具4は、左右方向の端面からある程度内側に位置する箇所に取り付けられている。つまり、取付金具4が取り付けられた建築用パネル1の背面の左右方向の両端部には、それぞれ、取付金具4が設けられていない領域が存在する。
下側取付具41は、下側取付プレート42と、係止金具43と、受け金具44とを備えている。下側取付プレート42は、上下方向に幅を有し、左右方向に長さを有し、これにより、正面視矩形状をしている。下側取付プレート42は、長さ方向の両端において、固着具(例えば、ワンサイドボルト)を介して、建築用パネル1の裏面板3に固定される。下側取付プレート42は、建築用パネル1の背面部31の下端部において、建築用パネル1の下端面から所定寸法上方に配置され、建築用パネル1の左右方向の両端面から所定寸法内側に配置されている。
係止金具43は、取付枠材51の延出片52に上方から差し込むようにして固定される。係止金具43は、下側取付プレート42に固着具(例えば、ねじ具)により取り付けられる。係止金具43は、左右方向に離間して一対設けられている。各係止金具43は、左右方向に幅を有し、上下方向に長さを有している。各係止金具43は、上下方向の中間部分において、段状に屈曲しており、側面視横倒し略Z字状に形成されている。各係止金具43は、図3に示されるように、上方から下方に向かって、固定部431、屈曲部432、係止部433が連設されている。屈曲部432は、固定部431の下端に設けられている。係止部433は、屈曲部432の下端に設けられている。係止部433は、裏面板3とは隙間を介して離間している。
受け金具44は、図8に示されるように、建築用パネル1の自重を支持するための金具である。受け金具44は、側面視略L字状をしている。受け金具44は、下側取付プレート42に固着具(例えば、ねじ具)を介して取り付けられている。受け金具44は、建築用パネル1が設置された状態で、取付枠材51に固定される。この受け金具44の取付枠材51への固定は、例えば、溶接により行われる。
上側取付具45は、図3に示されるように、上側取付プレート46と、連結具47とを備えている。上側取付プレート46は、上下方向に幅を有し、左右方向に長さを有し、これにより、正面視矩形状をしている。上側取付プレート46は、長さ方向の両端および長さ方向の中央部において、固着具(例えば、ワンサイドボルト)を介して、建築用パネル1の裏面板3に固定される。上側取付プレート46は、建築用パネル1の背面部31の上端部において、建築用パネル1の上端面から所定寸法下方に配置され、建築用パネル1の左右方向の両端面から所定寸法内側に配置されている。
連結具47は、上側取付プレート46に固着具を介して固定される。連結具47は、上下方向に長い帯板状の金属プレートである。連結具47は、左右方向に離間して一対設けられている。連結具47は、建築用パネル1の上端から上方に向かって突出している。連結具47は、図7に示されるように、建築用パネル1が設置された状態で、上方側に位置する取付枠材51の前方側に配置される。連結具47は、取付枠材51に、例えば溶接により固定される。
なお、最も上方に位置する建築用パネル1は、図6に示されるように、上側取付プレート46に、連結具47に替えて係止金具43が取り付けられる。
建築用パネル1は、次のようにして取り付けられる。
施工者は、床下地9に壁下地5となる取付枠材51を設置する。このとき取付枠材51は、建築用パネル1の設置予定箇所の左右方向の全長に亙って設けられる。
次いで、施工者は、最も下方の建築用パネル1を設置する。施工者は、最も下方の取付枠材51の所定の位置に、受け金具44を溶接等により固定する。施工者は、建築用パネル1に取り付けられた係止金具43を、取付枠材51の延出片52の上方から差し込む。この後、施工者は、受け金具44と、下側取付プレート42とを、ねじ具により螺合する。また、施工者は、上側取付プレート46に固定された連結具47と、当該建築用パネル1の上方に配置された取付枠材51とを、溶接またはねじ具により固定する。これにより、建築用パネル1が設置される。
次いで施工者は、左右方向に隣接する建築用パネル1を、上記と同様にして設置する。このとき施工者は、断面矩形状の目地棒8を、建築用パネル1同士の間に介装する。目地棒8は、第1の突条部23と第2の突条部との間に配置される。目地棒8としては、例えば、無機質耐火材(例えば、硫酸カルシウム二水和物(石膏)や珪酸カルシウムなど)を鉄板などの金属板によって被覆することで構成されたものが挙げられる。
施工者は、建築用パネル1を左右方向に順に設置し、これを下方から上方に向かって繰り返す。このとき、施工者は、下方側の建築用パネル1と、これに隣接する上方側の建築用パネル1との間に、目地棒8を介装する。
ところで、本実施形態の建築用パネル1は、上下方向または左右方向に隣接する建築用パネル1同士の隣り合う各端部が、相互に固定されるものではない。つまり、建築用パネル1の隣り合う端部が、前後方向に相互に係合しない非係合端部となっている。
より詳しく言うと、本実施形態の建築用パネル1は、例えば、一方側の端部に嵌合凹部が設けられ、他方側の端部に嵌合凸部が設けられ、この嵌合凹部と嵌合凸部とが相互に嵌合接続されるような、前後方向に係合する建築用パネルとは異なる構造となっており、つまり、本実施形態の建築用パネル1の隣り合う端部同士は前後方向に相互に係合せず、単に突き合わせただけの突き合わせ端部となっている。
このため、建築用パネル1の製造上の歪みや、施工上の僅かな誤差などにより、隣り合う各端部の前面同士が前後方向に僅かにずれた状態で、建築用パネル1が設置されやすいものとなる。これを防ぐべく、本実施形態の建築用パネル1の固定構造には、次のような面合わせ具6が用いられている。以下、説明する。
面合わせ具6は、建築用パネル1の隣り合う端部の背面同士に当接することで、この建築用パネル1の隣り合う端部の前面同士を面一とさせるものである。面合わせ具6としては、図9〜16に示されるように、幅寸法と長さ寸法とが、それぞれ異なる各種形状のものが用いられる。以下において、面合わせ具6のうち、図9,10に示すものを第一面合わせ具71とし、図11,12に示すものを第二面合わせ具72とし、図13,14に示すものを第三面合わせ具73とし、図15,16に示すものを第四面合わせ具74として、必要に応じて区別して説明する。
第一面合わせ具71は、図9,10に示されるように、本体部61と、保持部65とを備えている。保持部65は、本体部61の背面側に設けられた挟持片650により構成されている。挟持片650と本体部61とは、曲げ加工により一体成形されている。
本体部61は、建築用パネル1の背面部31と、取付枠材51の延出片52との間に配置される部分である。本体部61は、パネル当接部62と、枠材当接部63とを備えている。パネル当接部62は、左右方向に幅を有し、上下方向に長さを有し、これにより正面視矩形状をしている。枠材当接部63は、パネル当接部62の幅方向の両端から後方に向かって突出している。第一面合わせ具71が取付枠材51に取り付けられると、図19に示すように、枠材当接部63の後方側の先端には、取付枠材51の延出片52の前面が当接する。なお、枠材当接部63の前後方向の長さは、取付枠材51の延出片52の前面と、建築用パネル1の裏面板3の背面との間の設計上の寸法に設定されている。
本体部61の前面には、図17に示されるように、左右方向に隣り合う建築用パネル1の各端部が、幅方向に並ぶようにして当接する。また本体部61の前面には、上下方向に隣り合う建築用パネル1の各端部が、長さ方向に並ぶようにして当接する。この第一面合わせ具71には、左右方向に隣接配置された建築用パネル1と、これらの上方に隣接配置された建築用パネル1との各隣り合う端部のすべてが当接する。言い換えると、第一面合わせ具71は、上下左右に並設された建築用パネル1の各コーナー部分が集まる箇所に配置される。
また、本体部61の前面(つまり、パネル当接部62)には、図9に示されるように、上下方向に長いスリット開口64が設けられている。スリット開口64は、本体部61を前後方向に貫通する。スリット開口64は、幅方向の略中央に設けられている。スリット開口64は、上下方向に離間して、2箇所に設けられている。上側のスリット開口64は、本体部61と挟持片650とに跨って設けられている
挟持片650は、本体部61の上端から後方に向かって延出されている。挟持片650は、断面逆L字状をしている。挟持片650は、図19に示されるように、本体部61の枠材当接部63との間で延出片52を挟持し、これにより、本体部61が延出片52の前面に保持される。言い換えると、挟持片650は、延出片52の前面に当該本体部61を保持させる。
第二面合わせ具72は、図11,12に示されるように、幅寸法が、第一面合わせ具71の幅寸法の約半分の長さとなっている。つまり、第一面合わせ具71に替えて、第二面合わせ具72を左右方向に2つ並設することも可能である。この場合、一方の第二面合わせ具72の本体部61に、隣り合う建築用パネル1の端部のうちの一方の建築用パネル1の端部を当接し、他方の第二面合わせ具72の本体部61に、隣り合う建築用パネル1の端部のうちの他方の建築用パネル1の端部を当接する。なお、第二面合わせ具72のその他の構造は、第一面合わせ具71と同じ構造であるため、説明を省略する。
第三面合わせ具73は、図13,14に示されるように、幅寸法が第一面合わせ具71と略同寸となるが、長さ寸法が、第一面合わせ具71の長さ寸法の約半分の長さとなっている。第三面合わせ具73の枠材当接部63には、下端部から上方に向かって凹状に切り欠いた切欠部66が設けられている。この切欠部66は、図20に示されるように、最も下方の建築用パネル1の下端に配置される水切り板91の上端との干渉を防ぐものである。なお、第三面合わせ具73のその他の構造は、第一面合わせ具71と同じ構造であるため、説明を省略する。
第四面合わせ具74は、図15,16に示されるように、幅寸法が、第一面合わせ具71の幅寸法の約半分の長さとなり、長さ寸法が、第一面合わせ具71の長さ寸法の約半分の長さとなっている。この第四面合わせ具74は、第三面合わせ具73に替えて、第四面合わせ具74を左右方向に2つ並設することも可能である。
以上のような構成の各面合わせ具6は、建築用パネル1に対する取付箇所に応じて使い分けられる。
第一面合わせ具71は、図17に示されるように、上下左右に並設された建築用パネル1の各コーナー部分が集まる箇所に配置される。つまり、第一面合わせ具71は、上下方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。さらに、第一面合わせ具71は、左右方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。言い換えると、第一面合わせ具71は、建築用パネル1の隣り合う4つの端部の背面すべてに当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。これにより、第一面合わせ具71は、上下左右に隣接する建築用パネル1の前面同士を面一とさせる。
第二面合わせ具72は、図18に示されるように、上下方向に並設された建築用パネル1の背面に亙るようにして配置される。すなわち、第二面合わせ具72は、上下方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。これにより、第二面合わせ具72は、上下方向に隣接する建築用パネル1の前面同士を面一とさせる。
第三面合わせ具73は、図20に示されるように、最も下方に設置された建築用パネル1の下端部に対応する箇所に配置される。第三面合わせ具73は、左右方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。これにより、第三面合わせ具73は、左右方向に隣接する建築用パネル1の前面同士を面一とさせる。
第四面合わせ具74は、図18に示されるように、第二面合わせ具72と組み合わせて使用される。例えば、建物外壁に窓枠82が嵌め込まれる開口部81を形成する場合、この開口部81の角部に配置される。この開口部81は、部分的に建築用パネル1が設置されない箇所である。開口部81の角部は、例えば、上下方向に隣接配置された建築用パネル1と、この上方側に配置された建築用パネル1の左右方向に隣接配置された建築用パネル1との3つの建築用パネル1で形成される。
この場合、第二面合わせ具72は、上下方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。
また第四面合わせ具74は、左右方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部のうち、第二面合わせ具72が当接していない側の建築用パネル1の背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられる。つまり、面合わせ具6は、左右方向に隣接配置された建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接する。
なお、この第四面合わせ具74は、取付枠材51と建築用パネル1の背面との間の距離が設計上の寸法となるよう、スペーサーとしての機能も有する。このため、図18に示されるように、左右方向の最も端部側に位置する建築用パネル1の端部(建築用パネル1に隣り合わない端部)にも設置される。
以上説明したように、本実施形態の建築用パネル1の固定構造は、床下地9となる取付枠材51と、複数の建築用パネル1と、取付金具4とを備えている。建築用パネル1は、取付枠材51の前方に隣接配置されている。取付金具4は、各建築用パネル1の背面において、各建築用パネル1の隣り合う端部よりも内側に固定されている。取付金具4は、取付枠材51に建築用パネル1を取り付ける。また、本実施形態の建築用パネル1の固定構造は、面合わせ具6を備えている。面合わせ具6は、建築用パネル1の隣り合う端部の両背面に当接するように、取付枠材51の前面に取り付けられ、これにより、隣接する前記建築用パネル1の前面同士を面一とさせる。
このように本実施形態の建築用パネル1の固定構造は、隣接する建築用パネル1同士が、単に突き合わせられる構造であったとしても、建築用パネル1の前面同士を面一とさせる面合わせ具6が設けられているため、前後方向にずれた状態で固定されにくいものとすることができる。
また、本実施形態の取付枠材51は、建築用パネル1の背面に沿って延出する延出片52を備えている。また、本実施形態の面合わせ具6は、本体部61と、保持部65とを備えている。本体部61は、前面が建築用パネル1の背面に当接し、且つ後端が延出片52の前面に当接する。また、保持部65は、本体部61に設けられており、延出片52の前面に当該本体部61を保持させる。
このため、本実施形態の建築用パネル1の固定構造によれば、施工者は、取付枠材51に、予め面合わせ具6を保持させた上で、建築用パネル1を設置することができる。特に、本実施形態の面合わせ具6は、延出片52の前面に保持されているため、建築用パネル1を設置する際に、例えば建築用パネル1を吊持するワイヤーなどが触れたとしても、位置ずれしにくいものとすることができる。このため、建築用パネル1を設置するに当たり、建築用パネル1の背面を面合わせ具6に当接して設置するだけで、隣接する建築用パネル1の隣り合う端部の前面同士を面一とさせることができる。この結果、本実施形態の建築用パネル1の固定構造によれば、簡単な施工で仕上がりを良好にすることができる。
しかも、本実施形態の面合わせ具6の挟持片52によれば、延出片52が下方に突出したものであったとしても、下方から上方に向かって面合わせ具6を取り付けるだけで、当該面合わせ具6を延出片52の前面に保持させることができる。また、延出片52が、側方に突出したものであっても同様である。つまり、本実施形態の面合わせ具6によれば、取り付け方向が限られないため、現場に合わせて広く適用することができる。
また、本実施形態の面合わせ具6の本体部61には、スリット開口64が設けられている。このスリット開口64は、取付枠材51に罫書きされた罫書き線を前方から目視させることができるものである。
施工者は、建築用パネル1を設置する前に、取付枠材51を設置し、取付枠材51の所定の位置に、罫書きを入れる。罫書きは、面合わせ具6(の中心線)が配置される設計上の位置に入れられる。このため、面合わせ具6にスリット開口64が設けられていると、施工者は、スリット開口64を通して、罫書き線を目視することができて、面合わせ具6を正確な位置に配置することができる。
なお、本実施形態の面合わせ具6は、第一面合わせ具71、第二面合わせ具72、第三面合わせ具73、第四面合わせ具74を適宜組み合わせて使用することができる。その組み合わせ方は特に限定されない。また、第一面合わせ具71、第二面合わせ具72、第三面合わせ具73、第四面合わせ具74のうち、いずれかを単独で使用してもよい。
また、本実施形態の建築用パネル1は、隣接する他の建築用パネル1との隣り合う端部は、付き合わせ構造の端部であったが、本発明においては、建築用パネル1における隣接する他の建築用パネル1との隣り合う端部は、例えば、相じゃくり構造の端部であってもよい。
また、第一面合わせ具71と第三面合わせ具73には、それぞれスリット開口64が設けられていたが、本発明の面合わせ具は、このスリット開口64はなくてもよい。
1 建築用パネル
11 芯材
2 表面板
21 前面部
22 前側側面部
23 第1の突条部
233 第一横突条部
3 裏面板
31 背面部
32 後側側面部
33 第2の突条部
4 取付金具
41 下側取付具
42 下側取付プレート
43 係止金具
431 固定部
432 屈曲部
433 係止部
44 受け金具
45 上側取付具
46 上側取付プレート
47 連結具
5 壁下地
51 取付枠材
52 延出片
53 固定片
6 面合わせ具
61 本体部
62 パネル当接部
63 枠材当接部
64 スリット開口
65 保持部
650 挟持片
71 第一面合わせ具
72 第二面合わせ具
73 第三面合わせ具
74 第四面合わせ具
9 床下地

Claims (1)

  1. 壁下地となる取付枠材と、
    この取付枠材の前方に隣接配置された複数の建築用パネルと、
    各建築用パネルの背面において各建築用パネルの隣り合う端部よりも内側に固定され、前記取付枠材にこの建築用パネルを取り付ける取付金具と
    を備えた建築用パネルの固定構造であって、
    前記建築用パネルの隣り合う端部の両背面に当接するように前記取付枠材の前面に取り付けられ、これにより隣接する前記建築用パネルの前面同士を面一とさせる面合わせ具
    を備え
    前記取付枠材は前記建築用パネルの背面に沿って延出する延出片を備えており、
    前記面合わせ具は、
    前面が建築用パネルの背面に当接し且つ後端が前記延出片の前面に当接する本体部と、
    この本体部に設けられ前記延出片の前面に前記本体部が当接した状態に保持する保持部と
    を有し、
    前記保持部は、前記本体部の上端から後方に向かって延出する挟持片により構成されており、
    前記本体部は、前記取付枠材に罫書かれた罫書き線を目視させるために貫通した少なくとも1つのスリット開口を有し、
    前記少なくとも1つのスリット開口は、前記本体部と前記挟持片とに跨って設けられている
    ことを特徴とする建築用パネルの固定構造
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