JP4747033B2 - サイディング取付金具およびサイディング材の取付構造 - Google Patents
サイディング取付金具およびサイディング材の取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4747033B2 JP4747033B2 JP2006144493A JP2006144493A JP4747033B2 JP 4747033 B2 JP4747033 B2 JP 4747033B2 JP 2006144493 A JP2006144493 A JP 2006144493A JP 2006144493 A JP2006144493 A JP 2006144493A JP 4747033 B2 JP4747033 B2 JP 4747033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- siding
- mounting bracket
- siding material
- wall
- engaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
このようなパネル工法の一例として、外装材を住宅の壁体に取り付けるための外装材取付金具、この外装材取付金具を用いた外装材取付構造、および外装材取付方法に関する技術が知られている(特許文献1参照)。
このように外装材にずれが生じた際は、例えば外装材と外装部品との接触や外壁下地の露出、雨水の流入等の様々な問題が生じてしまうため、外装材の取付位置を再調整するなど非常に手間がかかっていた。
その上、このような外装材の下方へのずれを防ぐために、例えば、外装材を釘打ちして外壁に固定してしまった場合、外装材が破損してしまったり、釘頭の補修作業を行わなければならなかったり等、さらに手間がかかってしまう場合があった。
外壁4の表面に取付固定される取付金具本体10と、
この取付金具本体10の表面に設けられ、左右のサイディング材2の各縁部に設けられた被係合部2a,2bにそれぞれ係合するサイディング材係合部11と、
前記取付金具本体10の上下縁部に設けられるとともに この取付金具本体10の上下縁部から外方に突出し、サイディング材2を前記外壁4の表面から離間させて支持する上側支持脚12および下側支持脚13とを備えており、
前記上側支持脚12には、この上側支持脚12の突端に、前記サイディング材2の裏面に当接する当接面12aが設けられており、
前記下側支持脚13には、この下側支持脚13と一体的に形成されるとともに、この下側支持脚13の突端から下方に向かって、前記外装部品3の上端部近傍まで延出し、前記サイディング材2の裏面に当接する延出部14と、この延出部14の下端から外方に突出し、前記サイディング材2の下端面に当接する当接部15とが設けられていることを特徴とする。
そして、前記延出部14の下端から外方に突出する当接部15が、前記サイディング材2の下端面に当接するので、前記下側支持脚13の突端から延出する延出部14と、この延出部14の下端から外方に突出する当接部15とによって、前記サイディング材2の重量を容易、かつ確実に支承することができる。これによって、前記サイディング材2の下方へのずれを確実に防ぐことができる。
これによって、前記サイディング材2を位置ずれなく外壁4に取り付けることができるので、従来とは異なり、サイディング材2の取付に係る作業手間を省略することが可能となる。
また、前記下側支持脚13と延出部14とが一体的に形成されているので、前記取付金具本体10が取付固定された位置に対応して、前記延出部14および当接部15が、取付金具本体10の下方に位置することとなる。
これによって、前記取付金具本体10の表面に設けられた前記サイディング材係合部11によって、サイディング材2の左右方向へのずれをより確実に防ぐと同時に、前記延出部14および当接部15によって、サイディング材2の下方へのずれをより確実に防ぐことができ、サイディング材2を位置ずれなく外壁4に取り付けることができる。
しかも、このように前記上側支持脚12および下側支持脚13によって前記サイディング材2を支持することができるので、サイディング材2を安定して設けることができる。
前記サイディング材係合部11は、前記左右のサイディング材2の被係合部2a,2bを挿入するための空間を形成する立脚部11aと、この立脚部11aの上端部から所定の角度で左右交互に折曲加工された複数の係合片11bとを備えていることを特徴とする。
左右に隣り合うサイディング取付金具1,1間にサイディング材2が配置されるとともに、このサイディング材2の一方の被係合部2aが、一方の前記サイディング取付金具1のサイディング材係合部11に係合しており、前記サイディング材2の他方の被係合部2bが、他方の前記サイディング取付金具1のサイディング材係合部11に係合しており、
前記サイディング材2の下端面が、前記一方のサイディング取付金具1の当接部15および前記他方のサイディング取付金具1の当接部15にそれぞれ当接していることを特徴とする。
また、前記サイディング材2の下端面が、前記一方のサイディング取付金具1の当接部15および前記他方のサイディング取付金具1の当接部15にそれぞれ当接しているので、前記左右に隣り合うサイディング取付金具1,1によって、前記サイディング材2をさらに確実に、かつバランス良く支承することができる。これによって、前記複数のサイディング材2の下方へのずれを確実に防ぐことができる。
前記延出部14と外壁4との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
さらに、前記サイディング材係合部にサイディング材を係合させるとともに、前記当接部にサイディング材の下端面を当接させるだけで、前記サイディング材を前記外装部品から所定間隔離間させつつ、該外装部品の近傍に寄せて取り付けることができるので、サイディング材の取り付けに際して位置決めを容易に、かつ正確に行うことが可能となる。
また、サイディング取付金具を用いて複数のサイディング材を外壁に取り付ける際も、これら複数のサイディング材を位置ずれなく外壁に取り付けることができるので、従来とは異なり、サイディング材の取り付けに係る作業手間を省略することが可能となる。
外壁4の表面に取付固定される取付金具本体10と、
この取付金具本体10の表面に設けられ、左右のサイディング材2の各縁部に設けられた被係合部2a,2bにそれぞれ係合するサイディング材係合部11と、
前記取付金具本体10の上下縁部に設けられ、サイディング材2を前記外壁4の表面から離間させて支持する上側支持脚12および下側支持脚13とを備えており、
前記下側支持脚13には、この下側支持脚13の突端から下方に向かって、前記外装部品3の上端部近傍まで延出する延出部14と、この延出部14の下端から外方に突出し、前記サイディング材2の下端面に当接する当接部15とが設けられている。
このようなサイディング材係合部11によって、前記外壁4にサイディング材2を取り付けることができるので、前記サイディング材係合部11によってサイディング材2の左右方向へのずれを確実に防ぐことができる。
さらに、サイディング材係合部11は、前記サイディング材2の上サネ20および下サネ21に係合した状態となっているので、このサイディング材係合部11によってサイディング材2の前後方向へのずれも確実に防ぐことができるようになっている。
これによって、前記立脚部11aによって前記左右のサイディング材2の被係合部2a,2bを挿入するための空間を確保することができるので、この空間に前記左右のサイディング材2の被係合部2a,2bを挿入するだけで、前記複数の係合片11bを前記被係合部2a,2bに容易、かつ確実に係合することができ、サイディング材2を前記外壁4に、より確実に取り付けることが可能となる。
これによって、前記サイディング材2を前記外壁4の表面から離間させて支持することができるので、サイディング材2と外壁4との間に隙間を形成することができ、この隙間を水・通気経路として確保することができる。しかも、このように前記上側支持脚12および下側支持脚13によって前記サイディング材2を支持することができるので、サイディング材2を安定して設けることができる。
これによって、前記延出部14の下端から外方に突出する当接部15が、前記サイディング材2の下端面に当接するので、前記下側支持脚13の突端から延出する延出部14と、この延出部14の下端から外方に突出する当接部15とによって、前記サイディング材2の重量を容易、かつ確実に支承することができる。したがって、前記サイディング材2の下方へのずれを確実に防ぐことができる。
なお、この延出部14の延出長さは、前記取付金具本体10の取付位置や、前記外装部品3の位置取り等、状況に応じて適宜変更可能である。
そして、サイディング材2を取り付けるに際して、前記サイディング材係合部11にサイディング材2を係合させるとともに、前記当接部15にサイディング材2の下端面を当接させるだけで、前記サイディング材2を前記外装部品3から所定間隔離間させつつ、該外装部品3の上端部近傍に寄せて取り付けることができるので、サイディング材2の取り付けに際して位置決めを容易に、かつ正確に行うことが可能となる。
これによって、前記取付金具本体10の表面に設けられた前記サイディング材係合部11によって、サイディング材2の左右方向へのずれをより確実に防ぐと同時に、前記延出部14および当接部15によって、サイディング材2の下方へのずれをより確実に防ぐことができ、サイディング材2を位置ずれなく外壁4に取り付けることができる。
前記サイディング材2の下端面が、前記一方のサイディング取付金具1の当接部15および前記他方のサイディング取付金具1の当接部15にそれぞれ当接している。
さらに、前記サイディング材係合部11にサイディング材2を係合させるとともに、前記当接部15にサイディング材2の下端面を当接させるだけで、前記サイディング材2を前記外装部品3から所定間隔離間させつつ、該外装部品3の上端部近傍に寄せて取り付けることができるので、サイディング材2の取り付けに際して位置決めを容易に、かつ正確に行うことが可能となる。
また、サイディング取付金具1を用いて複数のサイディング材2を外壁4に取り付ける際も、これら複数のサイディング材2を位置ずれなく外壁4に取り付けることができるので、従来とは異なり、サイディング材2の取り付けに係る作業手間を省略することが可能となる。
2 サイディング材
3 外装部品
4 外壁
11 サイディング材係合部
15 当接部
Claims (4)
- サイディング材を、窓枠や水切り等の外装部品の上方に位置するように、かつ外装部品から所定間隔離間するようにして外壁に取り付けるためのサイディング取付金具において、
外壁の表面に取付固定される取付金具本体と、
この取付金具本体の表面に設けられ、左右のサイディング材の各縁部に設けられた被係合部にそれぞれ係合するサイディング材係合部と、
前記取付金具本体の上下縁部に設けられるとともに この取付金具本体の上下縁部から外方に突出し、サイディング材を前記外壁の表面から離間させて支持する上側支持脚および下側支持脚とを備えており、
前記上側支持脚には、この上側支持脚の突端に、前記サイディング材の裏面に当接する当接面が設けられており、
前記下側支持脚には、この下側支持脚と一体的に形成されるとともに、この下側支持脚の突端から下方に向かって、前記外装部品の上端部近傍まで延出し、前記サイディング材の裏面に当接する延出部と、この延出部の下端から外方に突出し、前記サイディング材の下端面に当接する当接部とが設けられていることを特徴とするサイディング取付金具。 - 請求項1に記載のサイディング取付金具において、
前記サイディング材係合部は、前記左右のサイディング材の被係合部を挿入するための空間を形成する立脚部と、この立脚部の上端部から所定の角度で左右交互に折曲加工された複数の係合片とを備えていることを特徴とするサイディング取付金具。 - 請求項1または2に記載のサイディング取付金具を用いて複数のサイディング材を外壁に取り付けるサイディング材の取付構造であって、
左右に隣り合うサイディング取付金具間にサイディング材が配置されるとともに、このサイディング材の一方の被係合部が、一方の前記サイディング取付金具のサイディング材係合部に係合しており、前記サイディング材の他方の被係合部が、他方の前記サイディング取付金具のサイディング材係合部に係合しており、
前記サイディング材の下端面が、前記一方のサイディング取付金具の当接部および前記他方のサイディング取付金具の当接部にそれぞれ当接していることを特徴とするサイディング材の取付構造。 - 請求項3に記載のサイディング材の取付構造において、
前記延出部と外壁との間に隙間が形成されていることを特徴とするサイディング材の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006144493A JP4747033B2 (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | サイディング取付金具およびサイディング材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006144493A JP4747033B2 (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | サイディング取付金具およびサイディング材の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007315000A JP2007315000A (ja) | 2007-12-06 |
JP4747033B2 true JP4747033B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=38849113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006144493A Expired - Fee Related JP4747033B2 (ja) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | サイディング取付金具およびサイディング材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4747033B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11172886A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Asahi Glass Co Ltd | 縦張りサイディング取付け用横胴縁 |
JP2004251070A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Nichiha Corp | 縦張直張外壁施工構造及びこれに用いるスタータ金具並びに中間水切 |
JP2006083652A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Nichiha Corp | 縦張り施工構造 |
-
2006
- 2006-05-24 JP JP2006144493A patent/JP4747033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11172886A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Asahi Glass Co Ltd | 縦張りサイディング取付け用横胴縁 |
JP2004251070A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Nichiha Corp | 縦張直張外壁施工構造及びこれに用いるスタータ金具並びに中間水切 |
JP2006083652A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Nichiha Corp | 縦張り施工構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007315000A (ja) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6283335B2 (ja) | 外装構造 | |
JP2008223401A (ja) | 下地金具および外壁施工構造 | |
TW201800647A (zh) | 建築物的外部隔熱構造 | |
JP4701101B2 (ja) | サイディング取付金具 | |
JP3140518U (ja) | 巾木スターター及びそれを用いた施工構造 | |
JP6112648B2 (ja) | 建築用パネルの固定構造 | |
WO2015146475A1 (ja) | パネルの取付構造 | |
JP4747033B2 (ja) | サイディング取付金具およびサイディング材の取付構造 | |
JP2010095956A (ja) | 外断熱パネルおよび外断熱構造 | |
JP7053206B2 (ja) | 取付具及び建物の壁構造 | |
JP2005179987A (ja) | 外壁リフォーム構造 | |
JP4571881B2 (ja) | サイディング材取付方法 | |
JP2007224519A (ja) | 壁体及びパネルジョイント | |
JP2008069584A (ja) | 間仕切り壁コーナー部カバー板の取り付け構造 | |
KR101665305B1 (ko) | 건물 외벽용 루버 | |
JP4325513B2 (ja) | ローパーティション用パネルの連結構造及び連結スタッド | |
JP2005213792A (ja) | ローパーティション用パネル及びパネルの連結構造 | |
JP4690252B2 (ja) | サイディング材の取付構造 | |
JP4207853B2 (ja) | 浴室ユニット用壁面パネルの連結支持用コーナブロック及びそれを利用した浴室ユニット用壁面パネルの連結構造 | |
JP4989430B2 (ja) | 浴室の壁パネルと天井パネルの接続構造 | |
JP2021161680A (ja) | 取付具、壁構造、および板材施工方法 | |
JP4787136B2 (ja) | 外装材取付金具 | |
JP2022089237A (ja) | 天井構造 | |
JP3895116B2 (ja) | 鉄骨系住宅における出隅パネルの取付構造 | |
JP5745825B2 (ja) | 外壁固定金具および外壁固定構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080122 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080219 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110510 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4747033 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |