JP7394552B2 - 板材の支持構造および支持方法 - Google Patents
板材の支持構造および支持方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7394552B2 JP7394552B2 JP2019139517A JP2019139517A JP7394552B2 JP 7394552 B2 JP7394552 B2 JP 7394552B2 JP 2019139517 A JP2019139517 A JP 2019139517A JP 2019139517 A JP2019139517 A JP 2019139517A JP 7394552 B2 JP7394552 B2 JP 7394552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- plate
- support
- plate surface
- plate material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims description 115
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 14
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003217 poly(methylsilsesquioxane) Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
そしてこの場合に、板材の見込み方向一方側の板面部を支持する第一支持部材を先付け材として予め枠材に取付けた状態で、該板材の見込み方向他方側の板面部を、後付け材として無理嵌め状に取付けられる第二支持部材で当てがって支持するように構成したものが提唱されている(例えば特許文献1、2参照。)。
ところがこのものにおいて、例えば特許文献2の図9に示されるような板材の端縁部を枠材内にまで嵌入する状態で取付け支持する構成を、板材の縦横端縁部の取付け支持に採用した場合、板材を枠体内まで挿入した状態での取付け支持の作業が強いられることになって作業性が劣る等の問題がある。
請求項2の発明は、凹溝状部は、板材の板面部の見込み方向一方側にも間隙を存する状態で該板材を遊嵌するものであり、第四支持部材は、該見込み方向一方側の間隙にも嵌入されて板材の支持をすることを特徴とする請求項1記載の板材の支持構造である。
請求項3の発明は、第一支持部材には、板材の支持位置を越える状態で見込み方向他方側にまで延出した延出部が設けられ、該延出部に第二支持部材が取付けられることを特徴とする請求項1または2記載の板材の支持構造である。
請求項4の発明は、建物に設けられる開口部に板材を取付け支持するための支持構造であって、前記板材は、縦横端縁部が開口部の内周縁部に設けた枠材の内周面部よりも開口部の内方側に位置するものであり、該縦横端縁部の板面部を支持するため設けられる支持部材のうち、板材の縦横何れか一方側の端縁部の板面部を支持するための支持部材は、板材の見込み方向一方側の板面部を支持するべく取付けられる第一支持部材と、板材の見込み方向他方側の板面部を支持するべく取付けられる第二支持部材とを備えたもので構成され、板材の縦横他方側の端縁部の板面部を支持するための支持部材は、縦横他方側の端縁部よりも開口部内方側に突出した突出片部が見込み方向両側に設けられることで凹溝状部が形成され、板材の縦横他方側の端縁部のうち少なくとも見込み方向他方側の板面部が該側の突出片部に対して間隙を存する状態で前記凹溝状部に遊嵌する第三支持部材と、突出片部と板面部とのあいだの間隙に嵌入されることで、該板材の縦横他方側の端縁部の板面部を支持する第四支持部材とを備えたもので構成され、前記縦横何れか一方側の枠材に、板材の支持位置を越えて見込み方向両側に至る第五支持部材が設けられ、該第五支持部材に第一、第二支持部材が取付けられることを特徴とする板材の支持構造である。
請求項5の発明は、建物に設けられる開口部に板材を取付け支持するための支持方法であって、前記支持される板材は、縦横端縁部が前記開口部の内周縁部に設けた枠材の内周面部よりも開口部の内方側に位置するよう設定されたものであり、前記枠材に、板材の縦横何れか一方側の端縁部の見込み方向一方側の板面部を支持するための第一支持部材と、板材の縦横他方側の端縁部よりも開口部内方側に突出した突出片部が見込み方向両側に設けられることで該板材端縁部の少なくとも見込み方向他方側の板面部に対して間隙を存した遊嵌状態で嵌入可能な凹溝状部が形成された第三支持部材とを設けた後、板材を、縦横一方側の端縁部の板面部を第一支持部材に対向させる状態で、縦横他方側の端縁部の板面部を相対向する凹溝状部に対して行って来いの往復移動させることで遊嵌し、しかる後、板材の端縁部の見込み方向他方側の板面部のうち、縦横一方側の板面部については第二の支持部材を設けて支持し、縦横他方側の板面部については第四の支持部材を板面部と突出片部とのあいだの間隙に嵌入することで支持するようにしたことを特徴とする板材の支持方法である。
請求項6の発明は、突出片部と板面部とのあいだの間隙が見込み方向一方側にもある場合、該間隙に第四支持部材を嵌入する工程は、板材を凹溝状部に遊嵌させる工程の前後に選択されることを特徴とする請求項5記載の板材の支持方法である。
しかも第四支持部材の第三支持部材に対する取付けが簡単かつ確実にできることになる。そのうえ第四支持部材に見込み方向の負荷が働いだ場合に、これを受けて第四支持部材の弛みや抜止めをするため設けた突出片部が、第四支持部材の見付け方向の抜止め部材として有効に利用できることになって部材の兼用化が図れることになる。
請求項2または6の発明とすることにより、板材が見込み方向両側において遊嵌状に支持されるものであっても、確実な取付け支持ができることになる。
請求項3の発明とすることにより、第一支持部材が第二支持部材の取付け部材に兼用化されることになって部品点数が低減する。
請求項4の発明とすることにより、板材の縦横端縁部を、開口部の内周縁部に設けた枠材の内周面部よりも開口部の内方側に位置するようにして板材の取付け作業の効率化を図りながら、縦横端縁部の何れか一方の端縁部の板面部については第一、第二の支持部材により見込み方向両側から挟持状の支持をする一方で、縦横他方側の端縁部については、板材端縁部よりも開口部内方側に突出した突出片部が見込み方向両側に設けられる第三支持部材に対して、縦横他方側の端縁部の板面部を相対向する凹溝状部に対して行って来いの往復移動させることで遊嵌し、この遊嵌部位の間隙に第四支持部材を嵌入取り付けすることで支持することになる結果、板材は、第二、第四支持部材が緩んだり外れたとしても第三支持部材に設けられる見込み方向両側の突出片部による支持が、遊嵌状ではあるがなされることになって、板材が不用意に脱落してしまうことを回避できることになる。
しかも見込み方向、何れか一方が塞がれていたとしても、他方側から第一または第二支持部材の着脱ができることになってメンテナンス性が向上する。
さらに本実施の形態では、前記横木5、6のうち、最下段の横木5は、図2に示す実施の形態のように、最下段の開口部Sに開口部Sに組込まれる肉厚のパネル体(腰板、腰壁)3の上端縁部に設けられるものであるため、「腰上」と称されることがある。
一方、残りの横木6については、図2に示す実施の形態においては、上下の開口部Sに組込まれた窓板4を支持するものであり、「無目」と称されることがある。
そして本実施の形態では、窓板4について、後述するように、上下の横端縁部4aを第一、第二支持部材7、8を介して支持し、左右の縦端縁部4bを第三、第四支持部材16、17を介して支持したものについて説明するが、逆に、上下の横端縁部4aを第三、第四支持部材16、17を介して支持し、左右の縦端縁部4bを第一、第二支持部材7、8を介して支持したものとしても本発明を実施することができる。
また前記溝状部5cの開口は、跨片部5bが溝状部5cの溝側片部5dを越えるよう延出(突出)していて溝開口端縁になる係止片部5eが設けられており、これによって溝状部5cは、見込み方向の幅(間隔)についてみたときに、溝開口端縁となる係止片部5e間の間隔が溝側片部5d間の間隔よりも幅狭となったC型形状(入り口が狭く奥が広い蟻溝形状)をしている。
そして本発明が実施される枠材については、特に横木5、6や天井レール2に兼用化された構成のものに限定されることはなく、例えば図3に示す他の実施の形態のように、最下端の開口部Sに窓板4を支持するものである場合に、床レール12に、別部材として専用の枠材14を設けたものとしても実施することができる。これらの場合に、14bは横枠材5の跨片部5cに相当し、14cは横枠材5の溝状部5cに相当したものとなるよう形成されている。
このように本発明を実施するための枠材としては、前記横木5、6や天井レール2に形成された兼用タイプのものや、床レール12や支柱13に別部材として設けられた専用タイプのものの何れであってもよく、本発明はこれらの構成に限定されるものでないことは言うまでもない。
因みに第一支持部材7は、樹脂材により成形されたものであるが、その場合に、支持片7c以外の部位については形状維持を図る必要性から硬質状に、支持片7c部位については弾性状の支持を図る必要性から軟質状に成形された硬軟異なったものになっている。このような硬軟異なった状態で樹脂成形されることについては、後述する第二支持部材8、第四支持部材17、さらには第三の実施の形態の第三支持部材16についても、支持片8f、支持片17g、支持片16q部位が軟質状で、他の部位が硬質状となるように形成されていることは同様である。
このようにして取付けられた第二支持部材8には、溝底片部8aの見込み方向一方側の端縁部から延出していて、窓板横端縁部4aの見込み方向他方側の板面部に弾圧状に当接して支持するための支持片8fが襞状に延設されている。
まず本実施の形態において、縦枠材13は、四角筒形状をしたものであって、窓板4が設けられる側の面部は、見込み方向両コーナー部から傾斜状に設けられる溝側片部13bと、該溝側片部13b同士を連結する溝底片部13cとで形成される凹溝部13aが設けられるが、両溝側片部13bの開口端縁部には、見込み方向内方に向けて支持片部13dが設けられることで、開口端縁部が幅狭になった凹溝部13aはC型形状(蟻溝形状)になっており、該凹溝部13aには、必要において前記パネル体3が嵌入組込みされる構成になっている。因みに凹溝部13aは、溝深さが浅いものとなっていて、深くした場合において支持片部13dが大きく片持ち状にならないようにして縦枠材13の強度を損なうことがないよう配慮されている。
さらに第三支持部材16は、基材部脚片部16gを縦枠材13の凹溝部13aに嵌入させ、本体部溝状部16iを基材部溝状部16cに嵌入させた状態で、ビス9を本体部溝状部16iの溝底部から基材部溝状部16cの溝底部を経て縦枠材13の溝底片部13cに螺入することで、基材部16aと共に縦枠材13に取付けられるようになっている。
そして本実施の形態においては、第三支持部材16の構成部材の一つである本体部16bに、本体片部16h、溝状部16iを溝底部とし、突出片部16jを溝側片部とする状態で本発明の凹溝状部16lを備えたものなっているが、そのため突出片部16jは、窓板4の縦端縁部4b部位の板面部に対し、見込み方向外側方に間隙Wを存する状態で対向するよう先端縁16mが窓板4の縦端縁部4bの端縁よりも開口部Sの見付け方向内方側に向けて長く突出しており、これによって窓板4の縦端縁部4b部位は、板面部が突出片部16jに対して間隙Wを存する状態で前記凹溝状部16lに遊嵌するようになっている。
そして第四支持部材17は、窓板4における縦端縁部4bの板面部と、突出片部16jとのあいだの間隙Wに嵌入するようにして、係止脚片部17eを本体部16bの凹溝部16oに対して開口部Sの内方側から見付け方向外側に向けて嵌入することで、係止脚片部17eに設けた係止爪17fが凹溝部16oの係止凸部16nに無理嵌め状に嵌入して抜止め係止状態になり、これによって第三支持部材16の係止凸部16nが、係止爪17fと開口側片部17dとのあいだに形成される溝状部に嵌入した状態になって第四支持部材17の第三支持部材16に対する抜止め状の取付けがなされるようになっているが、さらに本実施の形態では、第三支持部材16における突出片部16jの先端部に設けた係止凸部16pが第四支持部材17の溝側片部17cに設けた係止溝17hに係止することになり、これによって第四支持部材17の第三支持部材16に対する第二の抜止め状の取付けが、前記突出片部16jを有効に利用してなされるようになっている。
因みに、前記「行って来い」の往復移動をすることで窓板4を取付けた場合に、該窓板4の往復移動方向の両端縁部は、第三支持部材16の凹溝状部16eの溝底片16qにまでは至らない中間位置(ビス9にも当接しない位置)に位置する遊端状態でセットされることになるが、このような状態になるよう窓板4を取付け作業する場合、例えば見込み方向一方側において第四支持部材17が取付けられてはいるが他方側の第四支持部材17が取付けられる前の段階で、該他方側から目視される第三支持部材16の延出片部16kの先端に設けた係止突部16nを凡その目安として窓板4の一方の端縁部の位置決めをするようセットすることで、窓板4の該両端縁部が遊端状態になる適正位置でのセットが簡単にできることになる。
さらには図10に示す第三の実施の形態のように、第一支持部材7により板材4を支持する側(支持片7cが設けられる側)については、突出片部16jに同様の支持片16qが設けられた構成として隙間Wがないものとしても実施することができ、この場合では、第四支持部材17は、第二支持部材8による窓板4の支持と同じ側に第四支持部材17が設けられたものとなることは言うまでもない。
尚、図中、20は第一、第三支持部材7、16のコーナー部同士を連結する状態で縦横枠13、5、6にビス9で固定するためのコーナー金具である。
この場合に、第五支持部材23は、窓板4の支持位置を越えて見込み方向両側に至るもの、換言すれば、窓板4の支持位置を見込み方向の中心として、見込み方向両側に亘る幅を有したものとして構成され、そして該見込み方向両側に、前記第一の実施の形態において、第一支持部材7の見込み方向他側半部(第二支持部材8が取付けられる側)と同様の構造をしている。
つまり第五支持部材23には、見付け方向両側位置において開口部Sの内方側が開口した凹陥状の嵌合溝部23fがそれぞれ形成されているが、各嵌合溝部23fは、見込み方向両側の溝側片部23gと、該各溝側片部23gの先端縁から互いに対向するよう見込み端方向に向けて延出(突出)した係止片部23hと、嵌合溝部23fの溝底を構成すべく両溝底片部23fの底端部同士が連結された溝底片部23iとを備えて構成され、これによって各嵌合溝部23fは、互いに見込み方向に対向する係止片部23h間の間隔が溝側片部23g間の間隔よりも幅狭となったC型形状(蟻溝形状)をしている。そして第五支持部材23を横枠材5に先付けした場合に、嵌合溝部23fの溝底片部23iが枠材跨片部5bに面接触するように設定されている。
尚、第五支持部材23において、23eは、前記第一支持部材7の延長部7eに相当するものであって、両側の嵌合溝部23f同士を連結すると共に、窓板4が当接(または近接)する連結片部である。
また、23j、23kは、第一支持部材7の係止脚片部7j、係止爪7kに相当する係止脚片部、係止爪であって、本実施の形態でも第一支持部材7と同様にして、横枠材5に第五支持部材23を取付けた場合に、係止脚片部23jが横枠材5の溝状部5cに嵌入し、そして係止爪23kが横枠材5の係止片部5eに無理嵌め状に嵌入して抜止め係止する構成になっている。
そしてこのように構成することにより、間仕切り1の見込み方向何れか一方側に家具等の部材が近接配置されていて、該一方側からは第一、または第二支持部材24、25を取外せない場合においては、他方側から第二、または第一支持部材25、24を取外すことができ、メンテナンス性が損なわれることがない。
4 窓板
4a 横端縁部
4b 縦端縁部
5 横枠材
7 第一支持部材
7c 支持片
8 第二支持部材
8f 支持片
13 縦枠材
16 第三支持部材
16j 突出片部
16p 係止凸部
17 第四支持部材
17g 支持片
17h 係止溝
W 間隙
Claims (6)
- 建物に設けられる開口部に板材を取付け支持するための支持構造であって、
前記板材は、縦横端縁部が開口部の内周縁部に設けた枠材の内周面部よりも開口部の内方側に位置するものであり、
該縦横端縁部の板面部を支持するため設けられる支持部材のうち、
板材の縦横何れか一方側の端縁部の板面部を支持するための支持部材は、
・板材の見込み方向一方側の板面部を支持するべく取付けられる第一支持部材と、
・板材の見込み方向他方側の板面部を支持するべく取付けられる第二支持部材とを備えたもので構成され、
板材の縦横他方側の端縁部の板面部を支持するための支持部材は、
・縦横他方側の端縁部よりも開口部内方側に突出した突出片部が見込み方向両側に設けられることで凹溝状部が形成され、板材の縦横他方側の端縁部のうち少なくとも見込み方向他方側の板面部が該側の突出片部に対して間隙を存する状態で前記凹溝状部に遊嵌する第三支持部材と、
・突出片部と板面部とのあいだの間隙に嵌入されることで、該板材の縦横他方側の端縁部の板面部を支持する第四支持部材とを備えたもので構成され、
前記第四支持部材には、第三支持部材に設けられた凹溝部に対して抜止め状に嵌入係止する係止脚片部が設けられ、
前記突出片部には、凹溝部よりも先端側部位において第四支持部材の抜止め係止するための係止手段が設けられていることを特徴とする板材の支持構造。 - 凹溝状部は、板材の板面部の見込み方向一方側にも間隙を存する状態で該板材を遊嵌するものであり、第四支持部材は、該見込み方向一方側の間隙にも嵌入されて板材の支持をすることを特徴とする請求項1記載の板材の支持構造。
- 第一支持部材には、板材の支持位置を越える状態で見込み方向他方側にまで延出した延出部が設けられ、該延出部に第二支持部材が取付けられることを特徴とする請求項1または2記載の板材の支持構造。
- 建物に設けられる開口部に板材を取付け支持するための支持構造であって、
前記板材は、縦横端縁部が開口部の内周縁部に設けた枠材の内周面部よりも開口部の内方側に位置するものであり、
該縦横端縁部の板面部を支持するため設けられる支持部材のうち、
板材の縦横何れか一方側の端縁部の板面部を支持するための支持部材は、
・板材の見込み方向一方側の板面部を支持するべく取付けられる第一支持部材と、
・板材の見込み方向他方側の板面部を支持するべく取付けられる第二支持部材とを備えたもので構成され、
板材の縦横他方側の端縁部の板面部を支持するための支持部材は、
・縦横他方側の端縁部よりも開口部内方側に突出した突出片部が見込み方向両側に設けられることで凹溝状部が形成され、板材の縦横他方側の端縁部のうち少なくとも見込み方向他方側の板面部が該側の突出片部に対して間隙を存する状態で前記凹溝状部に遊嵌する第三支持部材と、
・突出片部と板面部とのあいだの間隙に嵌入されることで、該板材の縦横他方側の端縁部の板面部を支持する第四支持部材とを備えたもので構成され、
前記縦横何れか一方側の枠材に、板材の支持位置を越えて見込み方向両側に至る第五支持部材が設けられ、該第五支持部材に第一、第二支持部材が取付けられることを特徴とする板材の支持構造。 - 建物に設けられる開口部に板材を取付け支持するための支持方法であって、
前記支持される板材は、縦横端縁部が前記開口部の内周縁部に設けた枠材の内周面部よりも開口部の内方側に位置するよう設定されたものであり、
前記枠材に、板材の縦横何れか一方側の端縁部の見込み方向一方側の板面部を支持するための第一支持部材と、板材の縦横他方側の端縁部よりも開口部内方側に突出した突出片部が見込み方向両側に設けられることで該板材端縁部の少なくとも見込み方向他方側の板面部に対して間隙を存した遊嵌状態で嵌入可能な凹溝状部が形成された第三支持部材とを設けた後、
板材を、縦横一方側の端縁部の板面部を第一支持部材に対向させる状態で、縦横他方側の端縁部の板面部を相対向する凹溝状部に対して行って来いの往復移動させることで遊嵌し、
しかる後、板材の端縁部の見込み方向他方側の板面部のうち、縦横一方側の板面部については第二の支持部材を設けて支持し、縦横他方側の板面部については第四の支持部材を板面部と突出片部とのあいだの間隙に嵌入することで支持するようにしたことを特徴とする板材の支持方法。 - 突出片部と板面部とのあいだの間隙が見込み方向一方側にもある場合、該間隙に第四支持部材を嵌入する工程は、板材を凹溝状部に遊嵌させる工程の前後に選択されることを特徴とする請求項5記載の板材の支持方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018225086 | 2018-11-30 | ||
JP2018225086 | 2018-11-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020094471A JP2020094471A (ja) | 2020-06-18 |
JP7394552B2 true JP7394552B2 (ja) | 2023-12-08 |
Family
ID=71083948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019139517A Active JP7394552B2 (ja) | 2018-11-30 | 2019-07-30 | 板材の支持構造および支持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7394552B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS617349Y2 (ja) * | 1980-02-29 | 1986-03-06 | ||
JP2655400B2 (ja) * | 1995-09-26 | 1997-09-17 | ベニックス株式会社 | クリーンルームの間仕切構造 |
-
2019
- 2019-07-30 JP JP2019139517A patent/JP7394552B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020094471A (ja) | 2020-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101334320B1 (ko) | 건축물의 테라코타 패널 고정장치 | |
JP7394552B2 (ja) | 板材の支持構造および支持方法 | |
KR20190048277A (ko) | 방음벽 | |
JP5929650B2 (ja) | 耐震性間仕切パネル | |
KR20170099091A (ko) | 건축 구조물의 내장재 시공구조 | |
JP5214874B2 (ja) | パネル状物取付構造 | |
JP7152278B2 (ja) | 板材の支持構造 | |
JP6415630B1 (ja) | 間仕切り壁およびその構築方法 | |
JP6299161B2 (ja) | 耐震性間仕切装置におけるパネル板係止装置 | |
JP2008008112A (ja) | 間仕切壁 | |
JP4182482B2 (ja) | ローパーティション | |
JP2000213143A (ja) | 組立式壁体におけるコ―ナ―部の構造 | |
JP4442860B2 (ja) | 縦桟と横桟との連結構造 | |
JP7548738B2 (ja) | パネル体への把持部材の取り付け構造 | |
JP7215968B2 (ja) | 無目材の連結構造 | |
JP2008180042A (ja) | 浴室と洗面室の間仕切り構造 | |
JP7373251B1 (ja) | 遮蔽部材支持装置 | |
KR200459235Y1 (ko) | 발코니 분합문의 레일장치 | |
KR200434070Y1 (ko) | 칸막이의 유리패널 결합구조 | |
JP2006263380A (ja) | 洗面化粧台の壁面への取付け方法 | |
JP3828091B2 (ja) | 組付け式壁、枠等の形材 | |
KR200412257Y1 (ko) | 천장 점검구 | |
KR200414259Y1 (ko) | 방범창 프레임용 바아어셈블리 | |
KR102107153B1 (ko) | 천장 마감재 체결을 위한 프레임 구조 | |
JP2017008484A (ja) | 腰壁パネル固定構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230427 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7394552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |