JP6162507B2 - 制御盤用筐体と制御盤 - Google Patents

制御盤用筐体と制御盤 Download PDF

Info

Publication number
JP6162507B2
JP6162507B2 JP2013137408A JP2013137408A JP6162507B2 JP 6162507 B2 JP6162507 B2 JP 6162507B2 JP 2013137408 A JP2013137408 A JP 2013137408A JP 2013137408 A JP2013137408 A JP 2013137408A JP 6162507 B2 JP6162507 B2 JP 6162507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
frame
control panel
column member
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013137408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015012190A (ja
Inventor
訓育 牧田
訓育 牧田
昌之 岡田
昌之 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUS Co Ltd
Original Assignee
SUS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUS Co Ltd filed Critical SUS Co Ltd
Priority to JP2013137408A priority Critical patent/JP6162507B2/ja
Publication of JP2015012190A publication Critical patent/JP2015012190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6162507B2 publication Critical patent/JP6162507B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Description

本発明は、例えば、各種機器、機械、設備等を制御する場合に使用する制御盤の筺体として使用される制御盤用筺体と制御盤に係り、特に、構成の簡略化と小型化、機器の取付作業と配線作業の容易化を図ることができ、且つ、防水性能を高めることにより屋外でも使用できるように工夫したものに関する。
従来の制御盤は、例えば、図35に示すような構成になっている。図35(a)は前面扉203を取り外した状態の制御盤201を示す正面図であり、図35(b)は前面扉203を取り付けた状態の制御盤201を一部切り欠いて示す側面図である。
まず、筺体205があり、この筺体205は、例えば、鋼板製であって有底器形状をなしていて、その横断面形状は長方形となっている。すなわち、筺体205は、底板207と、この底板207より立設された4個の側壁209、209、209、209とから構成されている。又、既に説明した前面扉203は筺体205の前面開口部211を開閉するように、図示しないヒンジを介して、一つの側壁209に回動自在に取り付けられている。
上記筺体205の底壁207には、各種機器を取り付けるための基板213が取り付けられている。この基板213には各種機器を取り付けるための複数のガイド部材215が取り付けられている。そして、上記ガイド部材215には、各種機器、例えば、ブレーカ217、パワーサプライ219、インバータ221、端子台223等が取り付けられている。又、その他にも、リレー225、リレー端子227、プログラマブルコントローラ(PLC)229、モーターコントローラ231、モータードライバーコントローラ235等が取り付けられている。
尚、上記インバータ221とモーターコントローラ231とモータードライバーコントローラ235は基板213に直接取り付けられている。
又、上記基板213には配線ダクト233が適所に取り付けられていて(図35(a)に示す場合には、横2列、縦2列に設置されていて、図中斜線を施して示している。)、上記各種機器より引き出された配線類はこれら配線ダクト233内に収容された状態で配設されている。又、上記筺体205には図示しない配線取出部があり、上記配線類はその配線取出部を介して筺体205の外部に引き出されることになる。
尚、この種の制御盤の構成を示すものとして、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3等がある。
ところが、図35に示すような制御盤201の場合には次のような問題があった。
まず、制御盤201の小型化が難しいという問題があった。その要因としては、例えば、制御盤201内に配線ダクト233が設置されていて、その配線ダクト233は各種機器と同じ平面内に設置される構成になっているため、制御盤201としての面積が大きくなってしまうことが挙げられる。
又、配線ダクト233を使用した配線の引き回し作業が面倒であるという問題もあった。
そこで、本件特許出願人は、これらの問題を解決するべく特許出願を行っている。それが特許文献4である。
特開2005−299322号公報 特開2002−124783号公報 特開平11−86941号公報 特開2011−114875号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、特許文献4に開示されている制御盤によって、構成の簡略化と小型化、配線の引き回し作業の容易化を図ることができるが、それでも不十分であった。
例えば、配線ダクトをなくすことにより制御盤の面積を縮小することができ、それによって、簡略化と小型化を図ることはできるが、基本的には、各機器が正面側のみを向いた状態で取り付けられる構成であるため、機器が増加すれば制御盤の面積はやはり拡大していき、十分な小型化を図る上では限界があった。
又、取り付けられた機器の背面側の空間を配線スペースとして使用しているが、その配線作業は決して容易なものとはいえなかった。
又、防水性能が万全ではく屋外で使用できないという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、さらなる構成の簡略化と小型化、配線の引き回し作業の容易化を図ることができ、且つ、防水性能の向上を図り屋外での使用を可能にすることができる制御盤用筺体と制御盤を提供することにある。
尚、本件特許出願人は、特許文献4の後に、特許出願を行っている(特願2011−275614、特願2012−146007)が、本願は、それらをさらに改良したものである。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による制御盤用筐体は、筐体本体と、上記筐体本体の前面開口部を閉塞するように取り付けられ開閉自在な開閉扉と、を具備し、上記筐体本体は、骨組材から構成された骨組と、上記骨組材相互間に形成された開口部を閉塞するように設けられた天井パネル、底パネル、背面パネル、側面パネルと、から構成されていて、上記天井パネルは天井の骨組を構成する骨組材の上に設置・固定されていて、上記背面パネルの内側には機器取付用フレームが取り付けられ、上記背面パネルと上記機器取付用フレームとの間が配線ダクトになっていて、複数の上記機器取付用フレームが連結金具を介して連結・配置されていて、上記連結金具にはT型連結金具と真っ直ぐな連結金具があり、上記T型連結金具のT型の横辺を構成する二つの片にはそれぞれ貫通孔が設けられていて、T型の縦片を構成する一つの片には上記二つの貫通孔と直交する向きの貫通孔が設けられていて、上記真っ直ぐな連結金具はT溝を備えていて、これらT型連結金具と真っ直ぐな連結金具を適宜組み合わせることにより、連結される機器取付用フレームの高さを変えるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による制御盤用筐体は、請求項1記載の制御盤用筐体において、上記天井を構成する骨組材の上面側には溝が長手方向に沿って延長・形成されていて、該溝内にナットを配置し、一方、上記天井パネル側からボルトを差し込んで上記ナットに螺合することにより、天井を構成する骨組材の上に上記天井パネルを設置・固定するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項3による制御盤用筐体は、請求項2記載の制御盤用筐体において、上記天井を構成する骨組材には上記溝の内側にシール用溝が設けられていて、該シール用溝にはシール部材が設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による制御盤用筐体は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の制御盤用筐体において、上記底パネル、背面パネル、側壁パネルは、骨組材に形成されたパネル溝に差し込まれた状態で設置されており、上記底パネル、背面パネル、側壁パネルと上記パネル溝との間にはシール材が設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による制御盤用筐体は、請求項1から請求項4の何れかに記載の制御盤用筐体において、上記開閉扉と上記筐体本体との間にはシール部材が設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項6による制御盤用筐体は、請求項5記載の制御盤用筐体において、上記開閉扉は、骨組材から構成された骨組と、上記骨組材相互間に形成された開口部を閉塞するように設置された扉パネルと、から構成されていて、上記骨組材と扉パネルとの間にはシール部材が設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項7による制御盤用筐体は、請求項1〜請求項の何れかに記載の制御盤用筐体において、上記機器取付用フレームはその端面形状が略L字型をなしていることを特徴とするものである。
又、請求項8による制御盤は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の制御盤用筐体と、上記機器取付用フレームに着脱可能に取り付けられた各種機器と、を具備したことを特徴とするものである。
以上述べたように、本願発明の請求項1による制御盤用筐体によると、筐体本体と、上記筐体本体の前面開口部を閉塞するように取り付けられ開閉自在な開閉扉と、を具備し、上記筐体本体は、骨組材から構成された骨組と、上記骨組材相互間に形成された開口部を閉塞するように設けられた天井パネル、底パネル、背面パネル、側壁パネルと、から構成されていて、上記天井パネルは天井の骨組を構成する骨組材の上に設置・固定されている構成になっているので、天井パネル上に落下した液体は天井パネルの縁から下方に落下していき内部に浸入することはなく、それによって、防水性能を向上させることができる。
又、請求項2による制御盤用筐体によると、請求項1記載の制御盤用筐体において、上記天井を構成する骨組材の上面側には溝が長手方向に沿って延長・形成されていて、該溝内にナットを配置し、一方、上記天井パネル側からボルトを差し込んで上記ナットに螺合することにより、天井を構成する骨組材の上に上記天井パネルを設置・固定するように構成されているので、仮に、天井パネルの縁から液体が浸入するようなことがあっても、上記溝内に捕集されてそれ以上内側に浸入することはなく、それによって、防水性能をさらに高めることができる。
又、請求項3による制御盤用筐体によると、請求項2記載の制御盤用筐体において、上記天井を構成する骨組材には上記溝の内側にシール用溝が設けられていて、該シール用溝にはシール部材が設置されている構成になっているので、万一、溝を越流して内側に液体が浸入しても、このシール部材によってそれ以上の内側への浸入を防止することができる。
又、請求項4による制御盤用筐体によると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の制御盤用筐体において、上記底パネル、背面パネル、側壁パネルは、骨組材に形成されたパネル溝に差し込まれた状態で設置されており、上記底パネル、背面パネル、側壁パネルと上記パネル溝との間にはシール材が設置されている構成になっているので、それによって、底、背面、側面からの液体の浸入も確実に防止される。
又、請求項5による制御盤用筐体によると、請求項1から請求項4の何れかに記載の制御盤用筐体において、上記開閉扉と上記筐体本体との間にはシール部材が設置されている構成になっているので、上記開閉扉と上記筐体本体との間からの液体の浸入も確実に防止される。
又、請求項6による制御盤用筐体によると、請求項5記載の制御盤用筐体において、上記開閉扉は、骨組材から構成された骨組と、上記骨組材相互間に形成された開口部を閉塞するように設置された扉パネルと、から構成されていて、上記骨組材と扉パネルとの間にはシール部材が設置されている構成になっているので、骨組材と扉パネルとの間からの液体の無浸入も確実に防止される。
又、請求項7による制御盤用筐体によると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の制御盤用筐体において、上記背面パネルの内側には機器取付用フレームが取り付けられ、上記背面パネルと上記機器取付用フレームとの間が配線ダクトになっている構成になっているので、制御盤用筐体内における配線作業の容易化とスペースの有効利用化を図ることができる。
又、請求項8による制御盤用筐体によると、請求項7記載の制御盤用筐体において、上記機器取付用フレームはその端面形状がL字型又はL字型をなしている構成になっているので、配線ダクトを効果的に形成することができ、上記効果を確実なものとすることかできる。
又、請求項9による制御盤用筐体によると、請求項7又は請求項8記載の制御盤用筐体において、複数の機器取付用フレームが連結部材を介して連結・配置されている構成になっているので、機器の取付、配線の多様化に効果的に対応することができる。
又、請求項10による制御盤用筐体によると、請求項9記載の制御盤用筐体において、上記連結部材はT字型をなしていて、このT字型の連結部材を適宜組み合わせることにより、連結される機器取付用レールの向きや高さを変えるように構成されているので、より簡単な組み合わせで所望の構成を実現することかできる。
又、請求項11による制御盤によると、請求項7〜請求項10の何れかに記載の制御盤用筐体と、上記機器取付用レールに着脱可能に取り付けられた各種機器と、を具備した構成になっているので、構成の簡略化と小型化を図り、機器の取付作業と配線作業の容易化を図ることができ、且つ、防水性能を高めることが可能な制御盤を提供することができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の全体の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の側面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のV−V断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のVI−VI断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図5のVII部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図6のVIII部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図6のIX部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2のX部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の筐体本体の骨組みを構成する柱材(前面右縦柱材)の端面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の筐体本体の骨組みを構成する柱材(前面左縦柱材、前面上横柱材、前面下横柱材)の端面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の筐体本体の骨組みを構成する柱材(後面右縦柱材、後面左縦柱材、後面上横柱材、後面下横柱材、右側面上横柱材、右側面下横柱材、左側面上横柱材、左側面下横柱材)の端面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の開閉扉の骨組みを構成する柱材(右柱材、左柱材、上柱材、下柱材)の端面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の筐体本体の骨組を構成する柱材同志の連結構造を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の筐体本体の骨組を構成する柱材同志の連結構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図17(a)は制御盤用筐体の筐体本体の骨組を構成する柱材同志を連結する際に使用する連結金具の斜視図、図17(b)は同上の連結金具の平面図、図17(c)は同上の連結金具の正面図、図17(d)は同上の連結金具の底面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の開閉扉の骨組を構成する柱材同志の連結構造を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、制御盤用筐体の開閉扉の骨組を構成する柱材同志の連結構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図20(a)は制御盤用筐体の開閉扉の骨組を構成する柱材同志の連結する際に使用する連結金具の斜視図、図20(b)は同上の連結金具の平面図、図20(c)は同上の連結金具の正面図、図20(d)は同上の連結金具の底面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図21(a)は制御盤用筐体の開閉扉の骨組を構成する柱材同志の連結する際に使用する連結金具の斜視図、図21(b)は同上の連結金具の平面図、図21(c)は同上の連結金具の正面図、図21(d)は同上の連結金具の底面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、シール構造、特に、制御盤用筐体の筐体本体側の天井パネルの下のシール構造、右側面パネルのシール構造を説明するための断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図23(a)は制御盤用筐体の開閉扉自体のシール構造及び開閉扉と筐体本体との間のシール構造を説明するための分解断面図、図23(b)は同上のシール構造を説明するための断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、開閉扉と筐体本体との間のヒンジの構成を示す図で、開閉扉を閉じた状態を示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、開閉扉と筐体本体との間のヒンジの構成を示す図で、開閉扉を開いた状態を示す断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、開閉扉を開いた状態を示す制御盤用筐体の平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図4のXXVII―XXVII断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図27のXXVIII−XXVIII断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図27のXXIX−XXIX断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図30(a)は図27のXXXa部を詳細に示す斜視図、図30(b)は図30(a)のb部を抽出して示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図31(a)は図27のXXXIa部を詳細に示す斜視図、図31(b)は図31(a)のb部を抽出して示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図28のXXXII部を拡大して示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図28のXXXIII部を拡大して示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、フレーム、T溝付フレームを取り付けたり連結したりする場合に使用する連結金具の斜視図である。 従来例を示す図で、図35(a)は制御盤の内部構造を示す正面図、図35(b)は一部切り欠いて示す制御盤の側面図である。
以下、図1乃至図34を参照して本発明の一実施の形態を説明する。本実施の形態による制御盤用筐体1は、筐体本体3と、この筐体本体3の前面側に開閉自在に取り付けられた開閉扉5と、から構成されている。上記筐体本体3は次のような構成になっている。
まず、筐体本体骨組7があり、この筐体本体骨組7は、前面右縦柱材9と、前面左縦柱材9′と、前面上横柱材11と、前面下横柱材11′と、後面右縦柱材13と、後面左縦柱材13′と、後面上横柱材15と、後面下横柱材15′と、右側面上横柱材17と、右側面下横柱材17′と、左側面上横柱材19と、左側面下横柱材19′と、から構成されている。
上記前面右縦柱材9は、図11に示すような端面形状をなしていて、略中央には比較的大きな貫通孔19が形成されており、この貫通孔19の周囲には、パネル用溝21、T溝23、パネル用溝25、シール用溝27、T溝29、T溝31が設けられているとともに、張出部33が設けられている。又、上記貫通孔19には雌ねじ部19aが設けられている。
尚、この前面右縦柱材9と開閉扉3との間には、後述するように、二つのヒンジ41、41が取り付けられることになり、上記開閉扉3は、これら二つのヒンジ41、41を介して、前面右縦柱材9に回動可能に取り付けられ、それによって、筐体本体5の前面開口部を開閉することになる。
上記前面左縦柱材9′は、図12に示すような端面形状をなしていて、略中央には比較的大きな貫通孔41が形成されており、この貫通孔41の周囲には、パネル用溝43、T溝45、パネル用溝47、シール用溝49、T溝51が設けられているとともに、張出部53が設けられている。又、上記貫通孔41には雌ねじ部41aが設けられている。
尚、上記前面上横柱材11と、前面下横柱材11′についても、上記前面左縦柱材9′と同じ構成になっている。
上記後面右縦柱材13は、図13に示すような端面形状をなしている。略中央には貫通孔49が形成されていて、この貫通孔49の周囲には、パネル用溝51、T溝53、パネル用溝55、T溝57、パネル用溝59、T溝61、貫通孔63、T溝65、シール用溝67が設けられている。又、上記貫通孔49には雌ねじ部49aが設けられている。
尚、後面左縦柱材13′と、後面上横柱材15と、後面下横柱材15′と、右側面上横柱材17と、右側面下横柱材17′と、左側面上横柱材19と、左側面下横柱材19′も、上記後面右縦柱材13と同様の構成になっている。
上記前面右縦柱材9、後面右縦柱材13、右側面上横柱材17、右側面下横柱材17′によって囲まれた空間内には、右側面パネル71aが嵌め込まれている。すなわち、右側面パネル71aの四辺が、上記前面右縦柱材9のパネル用溝21、後面右縦柱材13のパネル用溝59、右側面上横柱材17のパネル用溝59、右側面下横柱材17′のパネル用溝59内に嵌め込まれている。
その際、図22に示すように、上記右側面パネル71aは、専用のスポンジゴム73を介装された状態で、上記各パネル用溝21、59、59、59内に嵌め込まれることになり、それによって、所望のシール性能が発揮されるようになっている。
同様に、前面左縦柱材9′、後面左縦柱材13′、左側面上横柱材19、左側面下横柱材19′によって囲まれた空間内にも、左側面パネル71bが嵌めこまれている。
又、後面右縦柱材13、後面左縦柱材13′、後面上横柱材15、後面下横柱材15′によって囲まれた空間内にも、背面パネル71cが嵌め込まれている。
又、前面下横柱材11′、後面下横柱材15′、右側面下横柱材17′、左側面下横柱材19′によって囲まれた空間内にも、底面パネル71dが嵌め込まれている。
尚、上記底面パネル71dの場合には、図5に示すように、床に対して空間が形成されるように、上方に位置する各パネル用溝内に嵌め込まれている。すなわち、前面下横柱材11′のパネル溝21、後面下横柱材15′のパネル溝55、右側面下横柱材17′のパネル溝55、左側面下横柱材19′のパネル溝55に、底面パネル71dが嵌め込まれている。
一方、前面上横柱材11、後面上横柱材15、右側面上横柱材17、左側面上横柱材19によって囲まれた空間には、天井パネル71eが上方から取り付けられている。
すなわち、図22に示すように、右側面上横柱材17のT溝65内にT型ナット75を配置し、一方、天井パネル71に穿孔された図示しない貫通孔を介して上からボルト77を差し込んで、上記T型ナット75に螺合する。又、図22に示すように、右側面上横柱材17のシール用溝67内には丸スポンジゴム79が装着されている。
そして、このようなボルト77・T型ナット75による締結が、上記右側面上横柱材17だけではなく、前面上横柱材11、後面上横柱材15、左側面上横柱材19の複数個所においても施されている。又、天井パネル71eと前面上横柱材11、後面上横柱材15、左側面上横柱材19との間にも、同様の丸スポンジゴム79が設置されている。
このように構成により、前面上横柱材11、後面上横柱材15、右側面上横柱材17、左側面上横柱材19によって囲まれた空間を、上方から閉塞するように、天井パネル71eが取り付けられることになる。
天井パネル71eをこのような構成により取り付けたのは、防水性能を高めるためである。すなわち、天井パネル71eを、その他のパネル、すなわち、右側面パネル71a、左側面パネル71b、背面パネル71c、底面パネル71dと同様に、各柱材のパネル溝内に嵌め込むようにして取り付けた場合には、隙間から液体が浸入してしまうことが懸念される。
そこで、既に説明したように、前面上横柱材11、後面上横柱材15、右側面上横柱材17、左側面上横柱材19によって囲まれた空間を、上方から覆うように、天井パネル71eを取り付けたものであり、それによって、防水性能を高めようとしたものである。
次に、各柱材同志の連結構造について説明する。
例えば、前面右縦柱材9、前面上横柱材11、右側面上横柱材17の連結、後面右縦柱材13、後面上横柱材15、右側面上横柱材17の連結は、図15、図16に示すような構成によって行われている。
まず、三方に連結面を備える連結金具81があり、この連結金具81は、図17に示すような構成になっている。上記したように、連結金具81には、三方に取付面83、85、87が設けられている。これら取付面83、85、87には貫通孔83a、85a、87aがそれぞれ穿孔されている。
そして、図15、図16に示すように、上記構成の連結金具81を、前面右縦柱材9、前面上横柱材11、右側面上横柱材17の端面に押し当てる。そして、連結金具81の各貫通孔83a、85a、87aに、固定ボルト89、89、89を差し込んで、上記前面右縦柱材9、前面上横柱材11、右側面上横柱材17の、雌ねじ部19a、41a、49aに螺合する。それによって、前面右縦柱材9、前面上横柱材11、右側面上横柱材17が連結・固定されることになる。
同様に、図15、図16に示すように、上記構成の連結金具81を、後面右縦柱材13、後面上横柱材15、右側面上横柱材17の端面に押し当てて、各貫通孔83a、85a、87aに、固定ボルト89、89、89を差し込んで、後面右縦柱材13、後面上横柱材15、右側面上横柱材17の、雌ねじ部49a、49a、49aに螺合する。それによって、後面右縦柱材13、後面上横柱材15、右側面上横柱材17が連結・固定されることになる。
その他の柱材同志の連結も同様である。
尚、それぞれの連結部には、図16に示すように、例えば、樹脂製のカバー部材91が被冠・固定されることになる。
次に、開閉扉5の構成について説明する。
図1に戻って、まず、開閉扉骨組101があり、この開閉扉骨組101は、右柱材103、左柱材103′、上柱材105、下柱材105′とから構成されている。上記右柱材103は、図14に示すような端面形状をなしている。まず、中央部に貫通孔107が設けられていて、この貫通孔107の周囲には、パネル用溝109、T溝111がそれぞれ設けられている。
尚、左柱材103′、上柱材105、下柱材105′も、上記右柱材103と同様の構成になっている。
そして、図23に示すように、上記右柱材103、左柱材103′、上柱材105、下柱材105′のパネル用溝109内に、扉パネル113を嵌め込んで固定する。その際、扉パネル113と、上記右柱材103、左柱材103′、上柱材105、下柱材105′の各パネル用溝109の間には、専用スポンジゴム115が介装される。又、上記扉パネル113の筐体本体3側の外周部には専用パッキン117が取り付けられる。上記専用スポンジゴム115によって、開閉扉骨組101と扉パネル113との間の隙間からの液体の浸入を防止し、又、上記専用パッキン117によって、開閉扉5と筐体本体3との間からの液体の浸入を防止する、それによって、所望の防水機能を得るようにしている。
尚、上記扉パネル113には把持部114が取り付けられている。
次に、上記右柱材103、左柱材103′、上柱材105、下柱材105′相互の連結構造について説明する。図18、図19に示すように、例えば、上記右柱材103と上柱材105との連結をみてみると、連結金具121が使用されている。この連結金具121は、図20に示すような構成をなしていて、三方に取付面123、125、127が設けられている。上記取付面123、125、127には、貫通孔123a、125a、127aがそれぞれ穿孔されている。
又、図19に示すように、上記連結金具121とは別の連結金具129も使用される。この連結金具129は、図21に示すような構成になっている。まず、全体としてT型ナット形状をなしていて、側面に雌ねじ部131が設けられている。又、上面にも、別の雌ねじ部133、135が設けられている。
そして、連結する場合には、図19に示すように、まず、連結金具129、129を、上記右柱材103、上柱材105のT溝111、111内に挿入する。そして、ネジ部材137、137を上記雌ねじ部133、135に螺合させて、その先端を上記右柱材103、上柱材105のT溝111、111に押し付ける。それによって、連結金具129、129を、上記右柱材103、上柱材105のT溝111、111内の所定位置に固定する。
次に、連結金具121を上記右柱材103、上柱材105の端面に押し付ける。そして、ボルト139、139を上記連結金具121の貫通孔123a、125aに差し込んで、上記連結金具129、129の雌ねじ部131、131に螺合させる。それによって、上記右柱材103、上柱材105の連結が完了する。又、連結部にはカバー140が被冠・固定される。
尚、上記右柱材103と左柱材103′の連結、上記下柱材105′と上記右柱材103の連結、上記下柱材105′と上記左柱材103′の連結も、同様の構成により行われる。
次に、図9、図10、図24乃至図26を参照して、前述したヒンジ141、141の構成について説明する。上記ヒンジ141は、羽根143、145と、ピン147等から構成されている。
まず、上記ヒンジ141は、図4に示すように、上下二箇所にそれぞれ設置されている。そして、上記羽根143は、筐体本体3の前面右縦柱材9に取り付けられる。すなわち、上記羽根143は前面右縦柱材9のT溝31の外側に差し込まれ、ボルト151、Tナット153によって取付・固定される。
一方、羽根145は、開閉扉5の右柱材103に固定される。すなわち、羽根145は右柱材103のT溝111の外側に差し込まれ、ボルト155、ナット157によって取付・固定される。そして、上記羽根143と羽根145にはピン147が通されて連結されることになる。このようなヒンジ141が上下二箇所に設置される。これによって、開閉扉5は、筐体本体3に対して、開閉自在に取り付けられることになり、図26に示すように、開閉扉5が筐体本体3に対して、ヒンジ141、141を介して回動し、それによって、筐体本体3の前面開口部が開閉されることになる。
尚、図24は開閉扉5が閉じた状態を示していて、図25は開閉扉5が開いた状態を示している。
次に、制御盤用筐体1の内部の構成について説明する。
例えば、図27乃至図33に示すように、フレーム161、T溝付フレーム163が様々な姿勢で任意の位置に取り付けられている。上記フレーム161は、図31に示すように、その端面形状が略L字型をなしていて、底壁161aと前面壁161bとから構成されている。又、上記T溝付フレーム163も、その端面形状が略L字型をなしていて、底壁163aと前面壁163bとから構成されている。又、上記前面壁163bにはT溝165が設けられている。
既に説明したように、上記フレーム161、T溝付フレーム163が様々な姿勢で任意の位置に取り付けられている。例えば、図27において、最上段には、T溝付フレーム163、163が、その高さを異ならせた状態で連結されて取り付けられている。その際、複数のT型連結金具171、連結金具173が使用されている。上記T型連結金具171は、図34に示すような構成をなしていて、基本的に、T型形状をなしていて、各片には段付貫通孔175、175、175がそれぞれ設けられている。
又、連結金具173は、図30に示すように、真っ直ぐな形状をなしていて、T溝175が形成されている。
そして、図30に示すように、二つのT型連結金具171、171と、連結金具173を組み合わせることにより、隣接する二つのT溝付フレーム163、163を、その高さを異ならせた状態で連結することができる。上記T型連結金具171と連結金具173の連結は、図示しないボルトとTナットを使用して行われる。又、T型連結金具171とT溝付フレーム163との連結は、図示しないボルトによって行われる。
又、それぞれのT溝付フレーム163、163の端には別のT型連結金具171、171がそれぞれ取り付けられている。上記T溝付フレーム163、163は、これら端に設けられたT型連結金具171、171を介して、筐体本体3の後面右縦柱材13、後面左縦柱材13′に、図示しないボルトとTナットによって取り付けられることになる。
又、図27中中央には、フレーム161と、T溝付フレーム163が同じ高さで隣接した状態で連結されて、取り付けられている。この場合には、図31にも示すように、連結部には、二つのT型連結金具171、171が使用されている。
又、図27中最下段には、二つのフレーム161、161が水平に並んだ状態で連結されていて、取り付けられている。この場合も、連結部には、二つのT型連結金具171、171が使用されている。
上記フレーム161と、T型溝付フレーム163の前面壁161b、163bには、図示しない様々な電気・電子機器、例えば、ブレーカ、パワーサプライ、インバータ、端子台、リレー、リレー端子、プログラマブルコントローラ(PLC)、モーターコントローラ、モータードライバーコントローラ等が搭載されることになる。
又、筐体本体3の背面パネル71cと上記フレーム161と、T溝付フレーム163との間の空間は、ケーブルダクトとして使用されることになる。図33に、フレーム161と背面パネル71cとの間にケーブル162を配設した様子を示す。
尚、図33では複数本のケーブル162を固まりとして模式的に示している。
尚、上記フレーム161、T溝付フレーム163について説明を補充する。
まず、フレーム161であるが、図33に示すように、底壁161aに長手方向に延長された貫通孔161c、161d、161eが設けられている。そして、フレーム161の端にT型連結金具171を連結・固定する場合には、図示しないボルトをT型連結具171の貫通孔175、175に差し込んで、上記貫通孔161c、161dにセルフタッピングで螺合させる。それによって、フレーム161の端にT型連結金具171を連結・固定する。
又、上記フレーム161の前面壁161aの幅方向両端には機器取付部116f、116gが設けられている。これら機器取付部116e、116fを介して、既に述べた各種電気・電子機器が着脱可能に取り付けられることになる。
又、上記T溝付フレーム163であるが、図32に示すように、底壁163aに長手方向に延長された貫通孔163c、163d、163eが設けられている。そして、T溝付フレーム163の端にT型連結金具171を連結・固定する場合には、図示しないボルトをT型連結具171の貫通孔175、175に差し込んで、上記貫通孔163c、163dにセルフタッピングで螺合させる。それによって、T溝付フレーム163の端にT型連結金具171を連結・固定する。
又、上記T溝付フレーム163の前面壁163aの幅方向両端には機器取付部163f、163gが設けられている。これら機器取付部163f、163g、及び既に説明したT溝165を介して、既に述べた各種電気・電子機器が着脱可能に取り付けられることになる。
尚、本実施の形態においては、各柱材、パネル、金具等は、アルミニウム製である。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、高い防水性能を得ることができる。これは、天井パネル71eの取付構造の工夫に起因する。すなわち、本実施の形態の場合には、天井パネル71eを、前面上横柱材11、後面上横柱材15、右側面上横柱材17、左側面上横柱材19のパネル溝に嵌め込むのではなく、前面上横柱材11、後面上横柱材15、右側面上横柱材17、左側面上横柱材19を上から覆うように設置したからである。このような構成とすることにより、仮に、天井パネル71eの上に液体が落ちても、天井パネル71eの縁から下方に落下し、決して、制御盤用筐体1内に入り込むことはないからである。
又、図22に示すように、仮に、天井パネル71eの縁から内側に液体が浸入したとしても、T溝65内に入り込んで、そこから内側に入り込むようなことはないので、それによっても、高い防水性能を得ることができる。
さらに、上記T溝65の内側には丸スポンジゴム79が設置されているので、万一、上記T型溝65を越流して浸入するような液体があったとしても、この丸スポンジゴム79によってそれ以上の浸入を確実に阻止することができる。
このように、本実施の形態においては、制御盤用筐体1の防水性能は大幅に向上しているものであり、屋外での使用にも十分に耐えられるものである。
因みに、側面、背面については、専用スポンジゴム73によって確実にシールされている。又、開閉扉5と筐体本体3との間についても、専用スポンジゴム115と、専用パッキン117とによって、高い防水性能を得ることができる。
特に、専用パッキン117は開閉扉5を閉じた状態では、図23(b)に示すように、筐体本体3側の、前面右縦柱材9、前面左縦柱材9′、前面上横柱材11、前面下横柱材11′によって強く押圧・変形されることになり、それによって、高い防水性能を得ることができる。又、筐体本体3側の前面上横柱材11の張出部53の先端部が上に折り曲げられているので、それによっても、高い防水性能を得ることができる。
また、本実施の形態の場合には、制御盤用筐体1内において、背面パネル71cの内側に、L字型のフレーム161、T溝付フレーム163を取り付けることにより、背面パネル71cとの間に配線ダクトを構成することができ、それによって、制御盤内における配線作業の容易化を図ることができるとともに、スペースの有効利用を図ることができる。
また、T型連結金具171及び又は真っ直ぐな連結金具173を使用することにより、フレーム161、T溝付フレーム163を適宜の状態で連結して設置することができ、それによっても、制御盤内における配線作業の容易化を図ることができるとともに、スペースの有効利用を図ることができる。
尚、本発明は前記一実氏の形態に限定されるものではない。
まず、制御盤の形状、大きさについてはこれを特に限定するものではない。
又、天井パネルの下のシール部材については、二重、三重に設けるようなことも考えられる。
又、制御盤の内部の構成についてはこれを特に限定するものではない。例えば、前記一実施の形態の場合には、背面パネルの前にフレーム、T溝付フレームを取り付けるようにしたが、側面パネルの前、扉パネルの後に取り付けることも考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。・
本発明は、例えば、各種機器、機械、設備等を制御する場合に使用する制御盤の筺体として使用される制御盤用筺体と制御盤に係り、特に、構成の簡略化と小型化を図り、機器の取付作業と配線作業の容易化を図ることができ、且つ、防水性能を高めることにより屋外で使用できるように工夫したものに関し、例えば、各種アクチュエータを組み合わせた設備の制御盤用筐体、制御盤として好適である。
1 制御盤用筐体
3 筐体本体
5 開閉扉
7 筐体本体骨組
9 前面右縦柱材
9′ 前面左縦柱材
11 前面上横柱材
11′ 前面下横柱材
13 後面右縦柱材
13′ 後面左縦柱材
15 後面上横柱材
15′ 後面下横柱材
17 右側面上横柱材
17′ 右側面下横柱材
19 左側面上横柱材
19′ 左側面下横柱材
71a 右側面パネル
71b 左側面パネル
71c 背面パネル
71d 底面パネル
73 専用スポンジゴム
77 丸スポンジゴム
101 扉骨組
103 右柱材
103′ 左柱材
105 上柱材
105′ 下柱材
113 扉用パネル
115 専用スポンジゴム
117 専用パッキン
161 フレーム
163 T型溝付フレーム
171 T型連結金具
173 連結金具

Claims (8)

  1. 筐体本体と、上記筐体本体の前面開口部を閉塞するように取り付けられ開閉自在な開閉扉と、を具備し、
    上記筐体本体は、骨組材から構成された骨組と、上記骨組材相互間に形成された開口部を閉塞するように設けられた天井パネル、底パネル、背面パネル、側面パネルと、から構成されていて、
    上記天井パネルは天井の骨組を構成する骨組材の上に設置・固定されていて、
    上記背面パネルの内側には機器取付用フレームが取り付けられ、上記背面パネルと上記機器取付用フレームとの間が配線ダクトになっていて、
    複数の上記機器取付用フレームが連結金具を介して連結・配置されていて、
    上記連結金具にはT型連結金具と真っ直ぐな連結金具があり、上記T型連結金具のT型の横辺を構成する二つの片にはそれぞれ貫通孔が設けられていて、T型の縦片を構成する一つの片には上記二つの貫通孔と直交する向きの貫通孔が設けられていて、上記真っ直ぐな連結金具はT溝を備えていて、
    これらT型連結金具と真っ直ぐな連結金具を適宜組み合わせることにより、連結される機器取付用フレームの高さを変えるようにしたことを特徴とする制御盤用筐体。
  2. 請求項1記載の制御盤用筐体において、
    上記天井を構成する骨組材の上面側には溝が長手方向に沿って延長・形成されていて、該溝内にナットを配置し、一方、上記天井パネル側からボルトを差し込んで上記ナットに螺合することにより、天井を構成する骨組材の上に上記天井パネルを設置・固定するようにしたことを特徴とする制御盤用筐体。
  3. 請求項2記載の制御盤用筐体において、
    上記天井を構成する骨組材には上記溝の内側にシール用溝が設けられていて、該シール用溝にはシール部材が設置されていることを特徴とする制御盤用筐体。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の制御盤用筐体において、
    上記底パネル、背面パネル、側壁パネルは、骨組材に形成されたパネル溝に差し込まれた状態で設置されており、上記底パネル、背面パネル、側壁パネルと上記パネル溝との間にはシール材が設置されていることを特徴とする制御盤用筐体。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載の制御盤用筐体において、
    上記開閉扉と上記筐体本体との間にはシール部材が設置されていることを特徴とする制御盤用筐体。
  6. 請求項5記載の制御盤用筐体において、
    上記開閉扉は、骨組材から構成された骨組と、上記骨組材相互間に形成された開口部を閉塞するように設置された扉パネルと、から構成されていて、上記骨組材と扉パネルとの間にはシール部材が設置されていることを特徴とする制御盤用筐体。
  7. 請求項1〜請求項の何れかに記載の制御盤用筐体において、
    上記機器取付用フレームはその端面形状が略L字型をなしていることを特徴とする制御盤用筐体。
  8. 請求項1〜請求項7の何れかに記載の制御盤用筐体と、上記機器取付用フレームに着脱可能に取り付けられた各種機器と、を具備したことを特徴とする制御盤。
JP2013137408A 2013-06-28 2013-06-28 制御盤用筐体と制御盤 Active JP6162507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013137408A JP6162507B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 制御盤用筐体と制御盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013137408A JP6162507B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 制御盤用筐体と制御盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015012190A JP2015012190A (ja) 2015-01-19
JP6162507B2 true JP6162507B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=52305086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013137408A Active JP6162507B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 制御盤用筐体と制御盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6162507B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6727817B2 (ja) * 2016-01-20 2020-07-22 株式会社Fuji スキージヘッド
JP6987438B2 (ja) * 2017-06-05 2022-01-05 日東工業株式会社 電気電子機器収納用箱
JP7039196B2 (ja) * 2017-06-30 2022-03-22 株式会社荏原製作所 給水装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1251072B (it) * 1991-07-09 1995-05-04 Schiavi Armadio componibile per quadri elettrici
DE4439692C1 (de) * 1994-11-05 1996-03-07 Loh Kg Rittal Werk Schaltschrank
DE4439551C1 (de) * 1994-11-05 1995-12-21 Loh Kg Rittal Werk Rahmenschenkel für ein Rahmengestell eines Schaltschrankes
JP3782136B2 (ja) * 1995-09-12 2006-06-07 株式会社東芝 制御盤筐体
TW314275U (en) * 1996-06-11 1997-08-21 Wang Shiou Lian Improved low voltage control panel
JP3523768B2 (ja) * 1997-03-21 2004-04-26 三菱電機株式会社 組立式箱体
JP2002026542A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Kowa Kasei Kk 配線装置及びその配線ブラケット
JP2012147609A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The レール結合部材及びレール結合構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015012190A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6162507B2 (ja) 制御盤用筐体と制御盤
KR101524233B1 (ko) 배전반용 외함 조립체
CN103801465B (zh) 模块类型的落地式离心机
JP2019121589A (ja) ケース、電池モジュール及び電池パック
JPWO2012147218A1 (ja) スイッチギヤ
JP2016225543A (ja) 電気機器収納用箱のフレーム構造
KR20100123156A (ko) 컨트롤 캐비닛용 프레임 및 그 결합구조
JP2015230863A (ja) 蓄電装置用筐体
JP5952110B2 (ja) 制御盤用筺体と制御盤
JPWO2017203770A1 (ja) ヒンジ装置及びそれを備えた収納庫
JP5066469B2 (ja) 筐体
JP2009240124A (ja) 制御盤およびその組み立て方法
KR20120041495A (ko) 조립식 컨트롤 박스
JP3526023B2 (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤの箱体
CN203596870U (zh) 分体电视机底座和分体电视机
JP6512939B2 (ja) 電気機器収納用箱
KR20110071184A (ko) 제어반을 위한 프레임 장치
JP5730118B2 (ja) 機器収納用ラック
JP5587073B2 (ja) スイッチボックス
AU2009251102B2 (en) A Gland Plate Connection System
KR200459261Y1 (ko) 고압 배전반
JP2003348714A (ja) 制御盤
JP5698605B2 (ja) 機器収納用キャビネット
DE19817386A1 (de) Schaltschrank
JPS62262607A (ja) 電器収納盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6162507

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250