JP5065591B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明はX線診断装置に係り、特に天板や撮像系を所定方向に移動して被検体の撮影部位を設定するX線診断装置に関する。
X線診断装置やMRI装置、あるいはX線CT装置などを用いた医用画像診断は、コンピュータ技術の発展に伴って急速な進歩を遂げ、今日の医療において必要不可欠なものとなっている。
消化器診断を目的としたX線診断装置は、通常、患者や受検者(以下では、被検体と呼ぶ。)に対してX線を照射して前記被検体の投影データを収集するX線TV(テレビ)寝台と、前記投影データを処理して画像データを生成する画像データ生成部と、X線TV寝台のX線照射や移動機構を操作する操作部等を備え、X線TV寝台には被検体を載置する天板が設けられている。
そして、例えば、上述のX線診断装置を用いて胃のX線透視撮影を行なう場合、被検体の胃内部に予め注入された造影剤を広範囲な胃壁に付着させるために当該被検体を天板と共に所定範囲(以下では、起倒ストロークと呼ぶ。)で起倒させながらX線撮影する方法が通常行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、この天板の起倒は、被検体の状態(例えば、年齢や障害の有無)に依存することなく一律に設定された起倒ストロークや起倒速度、更には起倒加速度に基づいて行なわれていた。
特開平6−133965号公報
上述のように天板と共に被検体を所定方向に起倒させながらX線撮影を行なう際、速い起倒速度あるいは起倒加速度で仰臥状態から立位状態に移行する被検体は、天板の両脇に取り付けられたハンドグリップ等を握って全身を天板に固定することにより天板からの落下を防止している。
しかしながら、高齢者、幼児、女性、更には病気や障害を抱えている被検体にとってハンドグリップ等による上体の固定は容易ではなく、落下による損傷等を受ける危険性を有していた。又、同様にして、被検体の頭部が脚部より下方になるまで天板を倒す所謂逆傾斜の体位も上述の被検体に対して多大な苦痛を与えるという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、被検体の個人情報に基づいて移動機構を制御することにより、検査中の被検体に対する安全性と検査効率の向上を可能としたX線診断装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明のX線診断装置は、被検体に対してX線を照射するX線照射手段と、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、このX線検出手段が検出したX線情報に基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、前記被検体を載置する天板と、前記天板を起倒する天板起倒手段と、通常移動モードあるいは安全移動モードの選択を行なう移動モード選択手段と、前記安全移動モードが前記移動モード選択手段によって選択された場合、前記天板起倒手段による前記天板の起倒ストロークを予め収集あるいは入力された前記被検体の個人情報に基づいて制御する起倒制御手段とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、被検体の個人情報に基づいて移動機構を制御することにより、検査中の被検体に対する安全性が確保されると共に検査効率が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下に述べる本発明の実施例の特徴は、X線診断装置の寝台に設けられた天板を起倒する際に、天板の起倒ストロークや起倒速度、更には起倒加速度を被検体の個人情報に基づいて設定することにある。この場合の個人情報とは、例えば、被検体の医療情報や被検体情報であり、医療情報として被検体の疾患部位や検査部位、疾患名、健康度(障害度)等が、又、被検体情報として被検体の年齢や性別等があるがこれらに限定されない。
又、以下の実施例では、消化器診断を目的としたX線診断装置について説明するが、これに限定されるものではなく、循環器や他の領域の診断を目的としたX線診断装置であってもよい。
(装置の構成)
本発明の実施例におけるX線診断装置の構成につき図1乃至図7を用いて説明する。但し、図1は、X線診断装置の概略を説明するための図であり、図2は、X線診断装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に示した本実施例のX線診断装置100は、被検体に対しX線を照射して投影データの収集を行なうX線TV寝台1と、X線を照射するための高電圧を発生する高電圧発生部2と、X線TV寝台1に設けられた移動機構部に対する指示信号等を入力する操作部3と、前記X線投影データに基づく画像データの生成とその保存を行なう画像データ生成・記憶部4を備えている。
次に、X線診断装置100における上述の各ユニットの構成と機能につき図2のブロック図を用いて説明する。
X線診断装置100のX線TV寝台1は、X線を被検体150に対して照射するX線発生部11と、被検体150を透過したX線を2次元的に検出すると共に、この検出信号に基づいて投影データを生成するX線検出部12と、X線発生部11とX線検出部12を保持する保持部13を備え、更に、被検体150を載置した天板15と、操作部3から供給される移動制御信号に基づき保持部13に装着されたX線発生部11及びX線検出部12(以下では、これらを纏めて撮像系と呼ぶ。)や天板15を所定方向に移動する移動機構部16を備えている。
X線発生部11は、被検体150に対しX線を照射するX線管111と、X線管111から照射されたX線に対してX線錘(コーンビーム)を形成するX線絞り器112を備えている。X線管111は、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)より放出された電子を高電圧によって加速させてタングステン陽極に衝突させX線を発生させる。一方、X線絞り器112は、X線管111と被検体150の間に位置し、X線管111から照射されたX線ビームを所定の照射サイズに絞り込む機能を有している。
一方、X線検出部12は、X線I.I.を用いた方式やX線検出器を2次元配列した、所謂平面検出器を用いた方式等がある。ここではX線I.I.を用いた方式について述べるが、この方式に限定されるものではなく、平面検出器等他の方式であっても構わない。
即ち、X線検出部12は、X線I.I.121と、光学系122と、X線TV(テレビ)カメラ123と、A/D変換器124を備えている。そして、X線I.I.121及び光学系122は、被検体150を透過したX線を可視光に変換し、更に、光−電子−光変換の過程で輝度の増倍を行なって感度のよい投影データを形成する。そして、X線TVカメラ123は、CCD撮像素子を用いて上述の光学的な投影データを電気信号に変換し、A/D変換器124は、X線TVカメラ123から出力された時系列的な電気信号をデジタル信号に変換する。
次に、保持部13は、例えば、C型アーム(Cアーム)を有し、このCアームの一方の端部にはX線発生部11が、又、他の端部にはX線検出部12が夫々対向させて装着されている。そして、撮像系(即ち、X線発生部11及びX線検出部12)は、移動機構部16における後述の撮像系移動機構161により被検体150の周囲で回動あるいは被検体150の体軸方向へ移動する。
又、被検体150を載置した天板15は、天板起倒機構163により被検体150を所定角度に起倒し、更に、天板移動機構162により被検体150の体軸方向や左右方向へ移動する機能を有している。尚、天板15の起倒や移動についての詳細は後述する。
一方、移動機構部16は、被検体150の周囲で撮像系を回動あるいは移動する撮像系移動機構161と、被検体150を載置した天板15を被検体150の体軸方向あるいは左右方向へ移動する天板移動機構162と、天板15を起倒するための天板起倒機構163と、操作部3から供給された移動制御信号に基づいて駆動信号を生成し上述の撮像系移動機構161、天板移動機構162及び天板起倒機構163を駆動する機構駆動部164を備えている。
次に、X線診断装置100のX線TV寝台1に設けられた天板15及び撮像系とその移動方法につき図3を用いて更に詳しく説明する。
図3は、被検体150を載置する天板15の上方にX線検出部12が、下方にX線発生部11が配置された、所謂アンダーテーブルチューブタイプのX線TV寝台1を示している。そして、天板15は、図示しない被検体150の体軸方向及び左右方向に対しスライド可能に取り付けられ、更に、この天板15には、その長手方向端部に取り付けられ被検体150の脚部を置くためのフットレスト(FR)、被検体150の肩部を固定するショルダーレスト(SR)、被検体150が握ることにより立位におけるフットレストFRからの落下を防止するためのハンドグリップ(HG)等が設けられている。
又、図3に示した矢印A乃至Eは、天板15及び撮像系の起倒/移動/回動の方向を示しており、矢印Aは天板15の起倒方向を、矢印B及び矢印Cは体軸移動方向及び左右移動方向を示している。尚、起倒とは、図4に示すように被検体150を載置した天板15が立位(図4(a))⇔水平位(図4(b))⇔逆傾斜(頭が脚部より下になる図4(c))の範囲で回動する機能である。又、体軸移動方向は天板15の長手方向、左右移動方向は前記体軸移動方向に直角な幅方向を意味している。
一方、矢印Dは、C型の保持部13に沿った撮像系の回動方向を示し、矢印Eは、仰臥した被検体150の体軸に沿った撮像系の移動方向を示している。
図2に戻って、高電圧発生部2は、X線発生部11におけるX線管111の陰極から発生する熱電子を加速するために陽極と陰極の間に印加する高電圧を発生する高電圧発生器21と、操作部3のシステム制御部34から供給されたX線照射指示信号に従い、高電圧発生器21における管電流、管電圧、照射時間等のX線照射条件を制御するX線制御部22を備えている。
一方、画像データ生成・記憶部4は、操作部3における後述の表示部31に表示する画像データの生成と保存を行なう機能を有し、図示しない記憶回路と演算回路を備えている。そして、前記記憶回路には、X線検出部12において収集されたX線投影データが順次保存されて画像データが生成される。一方、前記演算回路は、生成された前記画像データに対し、必要に応じて輪郭強調やS/N改善を目的とした画像処理等の演算を行なう。又、ボーラスDSA画像データの生成に際しては、造影剤投与前の被検体150から収集されたマスク画像データと造影剤投与後の前記被検体150から収集されたコントラスト画像データとの減算処理を行なう。
次に、操作部3は、表示部31と、入力部32と、移動制御パラメータ設定部33と、システム制御部34を備えている。表示部31は、図示しない表示データ生成回路、変換回路及びモニタを備え、前記表示データ生成回路は、画像データ生成・記憶部4が生成した画像データを所定の表示形態に変換し、更に、その付帯情報である被検体情報等を重畳して表示データを生成する。次いで、前記変換回路は、前記表示データ生成回路が生成した表示データに対してD/A変換とテレビフォーマット変換を行なって映像信号を生成し前記モニタに表示する。
次に入力部32は、例えば、液晶からなる表示パネルやキーボード、マウス、ジョイステック、レバー、スイッチ等を有した操作パネルを備え、被検体150の医療情報や被検体情報の入力、撮影条件、表示条件及びX線照射条件の設定、移動モードの選択、撮影開始コマンドの入力、天板15あるいは撮像系に対する移動指示信号の入力等を行なう。但し、天板15の起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度や撮像系の移動速度を設定するための被検体情報や医療情報は、ネットワークを介して接続されたRIS(放射線部門情報管理システム)から読み出すことも可能である。
図5は、操作部3の入力部32に設けられた操作パネルの具体例を示したものであり、操作パネル320には、天板15を起倒するための天板起倒レバー321、撮影開始コマンドを入力する撮影開始ボタン322、天板15の体軸方向移動及び左右方向移動を指示するための天板移動レバー323が設けられ、更に、X線絞り器112の開度調整を行なう絞り調整レバー324や、天板15の起倒及び移動あるいは撮像系の移動に対する移動モードを選択するための移動モード選択ボタン325等が設けられている。
尚、移動モードとして通常移動モードと安全移動モードがあり、安全移動モードは、通常、高齢な被検体や障害等を抱えた被検体に対して天板15の起倒及び移動や撮像系の移動を行なう際に使用される。
再び図2に戻って、操作部3の移動制御パラメータ設定部33は図示しない制御回路と記憶回路を備え、前記記憶回路には、天板15の起倒や移動あるいは撮像系の移動に対する好適なストローク、速度及び加速度等の移動制御情報が被検体の年齢や性別、更には、障害度等に対応させて予め保管されている。そして、前記制御回路は、システム制御部34を介して入力部32あるいはRISから供給された当該被検体150の医療情報や被検体情報に基づき前記記憶回路から抽出した移動制御情報を用いて移動制御パラメータを設定する。
システム制御部34は、図示しないCPUと記憶回路を備え、前記記憶回路には、通常移動モードにおける移動制御パラメータが予め保管され、更に、入力部32において入力/選択/設定された上述の各種情報も前記記憶回路に保存される。そして、前記CPUは、これらの情報に基づいて上述のX線診断装置100が備えた各ユニットを統括的に制御し移動機構の起倒及び移動と画像データの生成及び表示を行なう。
例えば、入力部32の移動モード選択ボタン325にて通常移動モードが選択された場合、システム制御部34は、前記記憶回路に保管された通常移動モードの移動制御パラメータに基づいて天板15の起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度や撮像系の移動速度を設定するための移動制御信号を生成し移動機構部16の機構駆動部164に供給する。
一方、安全移動モードが選択された場合、システム制御部34は、移動制御パラメータ設定部33が入力部32あるいはRISから供給された被検体150の医療情報や被検体情報に基づいて設定した移動制御パラメータを用いて移動制御信号を生成し機構駆動部164に供給する。
次に、操作部3から供給された移動制御信号に基づいて天板15が起倒される際の起倒ストロークと起倒速度及び起倒加速度につき図6及び図7を用いて説明する。
図6は、通常移動モードにおける起倒ストロークと安全移動モードにおける起倒ストロークを説明するための図であり、例えば、通常移動モードにおける起倒ストロークは、逆傾斜の起倒角度(θ=−θ1)から立位の起倒角度(θ=θ3=90度)の範囲で設定される。一方、高齢な被検体や障害を抱えた被検体等を対象とした安全移動モードにおける起倒ストロークは、例えば、水平位(θ=0度>−θ1)から所定の斜位における起倒角度(θ=θ2<θ3)の範囲で設定される。そして、この起倒ストロークは、既に述べたように被検体150の年齢や性別、更には、障害度等に基づいて設定される。
図7は、通常移動モードにおける起倒速度及び起倒加速度と安全移動モードにおける起倒速度及び起倒加速度を説明するための図であり、図7(a)は、同じ加速度α1で起倒する通常移動モードの起倒速度特性MV1と安全移動モードの起倒速度特性MV2を示している。
例えば、通常移動モードでは、期間[t0−t11]において起倒加速度α1で、期間[t11−t21]において一定の起倒速度V1で、又、期間[t21−t31]では起倒加速度―α1で天板15を起立させ、t=t31において起立を停止させる。
一方、安全移動モードでは、期間[t0−t12(t12<t11)]において前記起倒加速度α1で、期間[t12−t22(t22>t21)]において一定の起倒速度V2で、又、期間[t22−t32]では起倒加速度―α1で天板15を起立させ、t=t32において起立を停止させる。
図7(b)は、図7(a)と同様にして起倒加速度α1で起倒する通常移動モードの起倒速度特性MV1と起倒加速度α3(α3≠α1)で起倒する安全移動モードの起倒速度特性MV3を示している。この場合の安全移動モードでは、期間[t0−t13]において起倒加速度α3(α3<α1)で、期間[t13−t23]において一定の起倒速度V3で、又、期間[t23−t33]では起倒加速度―α3で天板15を起立させ、t=t33において起立を停止させる。
上述のように、安全移動モードにおける天板15の起倒速度を通常移動モードの起倒速度より小さな値に設定し、更に、図7(b)に示すように安全移動モードにおける起倒加速度も通常移動モードの起倒加速度より小さな値に設定することにより被検体150に対する安全性は一層向上するが、起倒に要する時間が問題となるような場合には図7(a)に示したように通常移動モードと安全移動モードの起倒加速度を等しく設定してもよく、又、安全移動モードにおける起倒加速度を通常移動モードの起倒加速度より小さく設定し通常移動モード及び安全移動モードの起倒速度を同一になるように設定しても構わない。
(天板の起倒手順)
次に、本実施例の安全移動モードにおける天板の起倒手順につき図8のフローチャートを用いて説明するが、天板15の体軸方向移動及び左右方向移動についても同様の手順で行なうことができる。
X線診断装置100の操作者は、先ず、天板15に被検体150を載置した後(図8のステップS1)、操作部3の入力部32にて撮影条件、表示条件、X線照射条件等を設定し、更に、移動モード選択ボタン325を用いて安全移動モードを選択する(図8のステップS2)。
この選択信号を受信した操作部3のシステム制御部34は、ネットワークを介してRISから予め供給された検査オーダの中から被検体150の医療情報及び被検体情報を収集し(図8のステップS3)、例えば、被検体情報における年齢や性別、医療情報における障害度等の情報を移動制御パラメータ設定部33に供給する。
一方、移動制御パラメータ設定部33の制御回路は、システム制御部34から供給された被検体150の年齢、性別、障害度等の情報に基づき自己の記憶回路に予め保管されている移動制御情報を選択する。そして、選択した移動制御情報に基づき安全移動モードに好適な天板15の起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度を得るための移動制御パラメータを設定し(図8のステップS4)、この移動制御パラメータをシステム制御部34の記憶回路に一旦保存する。
次に、操作者は、入力部32の操作パネルに設けられた天板起倒レバー321を用いて天板15を所定角度に起倒するための指示信号を入力する(図8のステップS5)。この指示信号を受信したシステム制御部34は、自己の記憶回路に保存された上述の移動制御パラメータに基づき所定の起動ストローク内にて天板15を所定の起動速度及び起動加速度で起倒するための移動制御信号を生成し(図8のステップS6)、X線TV寝台1の移動機構部16における機構駆動部164に供給する。
そして、機構駆動部164は、上述の移動制御信号に従って天板起倒機構163に駆動信号を供給し天板15を起倒する(図8のステップS7)。
そして、天板15の起倒により所望の撮影位置に被検体150が設定されたならば、操作者は、撮影開始コマンドを入力部32にて入力し、この撮影開始コマンドを受信したシステム制御部34は、X線診断装置100の各ユニットを統括的に制御してX線撮影を開始する(図8のステップS8)。
そして、最初の撮影位置におけるX線撮影が終了したならば、上述のステップS5乃至ステップS8を繰り返し、複数の起倒角度に対して設定された撮影位置においてX線撮影を行なう。(図8のステップS5乃至S8)。
(変形例)
次に、本実施例の変形例につき図9を用いて説明する。本変形例の特徴は、下肢血管等に投与された造影剤の流れに沿って撮像系を移動することにより、造影剤の先端部(フロントエッジ)のX線撮影を可能とする所謂ボーラスDSA(Digital Subtraction Angiography)やボーラスDA(Digital Angiography)において、撮像系の移動速度を被検体150の医療情報や被検体情報に基づいて制御することにある。
図9は、ボーラスDSAを説明するための図であり、被検体150の大腿動脈における造影剤投与前後のサブトラクション画像を得る際のマスク画像データ(造影剤投与前の画像データ)及びコントラスト画像データ(造影剤投与後の画像データ)の撮影位置と撮影順序を示している。但し、この図9におけるマスク画像データ及びコントラスト画像データの撮影はいずれも撮像系(X線発生器11及びX線検出器12)を鼠ケイ部から足部末端部の方向(X1→XN)に順次移動しながら行なっているが、マスク画像データの撮影は撮像系を足部末端部から鼠ケイ部の方向(XN→X1)に移動して行なってもよい。
このボーラスDSAでは、まず被検体150に対して撮像系を鼠ケイ部から足部末端部の方向に所定速度で移動し、予め設定された複数の撮影位置X1乃至XNにおいて造影剤投与前のマスク画像データを収集して保存する。
次いで、被検体150に造影剤を注入し、前記撮影位置X1乃至XNに造影剤が到達した時点でコントラスト画像データの収集を行なう。更に、このコントラスト画像データと既に保存されているマスク画像データの減算処理によりサブトラクション画像データを生成する。この場合、被検体150の大腿動脈に投与された造影剤の流れ(特にフロントエッジ)を追跡するために、被検体150の医療情報や被検体情報に基づいて設定された移動速度で撮像系を鼠ケイ部から足部末端部の方向に移動する。
この撮像系の移動手順を図10に示したフローチャートを用いて更に詳しく説明する。
(撮像系の移動手順)
X線診断装置100の操作者は、先ず、天板15に被検体150を載置した後(図10のステップS11)、操作部3の入力部32にて撮影条件、表示条件、X線照射条件等を設定し、更に、移動モード選択ボタン325を用いて安全移動モードを選択する(図10のステップS12)。
この選択信号を受信した操作部3のシステム制御部34は、ネットワークを介してRISから予め供給された検査オーダの中から被検体150の医療情報や被検体情報を収集し(図10のステップS13)、例えば、被検体情報における年齢や性別、医療情報における検査部位や疾患名等の情報を移動制御パラメータ設定部33に供給する。
一方、移動制御パラメータ設定部33の制御回路は、システム制御部34から供給された被検体150の年齢、性別、検査部位、疾患名等の情報に基づき自己の記憶回路に予め保管されている移動制御情報を選択し、この被検体150の血流速度に対し好適な撮像系の移動速度を移動制御パラメータとして設定する(図10のステップS14)。
次に、操作者は、撮像系を鼠ケイ部から足部末端部の方向に移動しながら撮影位置X1乃至XNでマスク画像データを撮影し、得られたマスク画像データを画像データ生成・記憶部4の記憶回路に保存する(図10のステップS15)。
次いで、操作者は、被検体150の鼠ケイ部より造影剤を投与した後(図10のステップS16)コントラスト画像データの撮影指示信号を入力部32にて入力する。そして、この指示信号を受信したシステム制御部34は、自己の記憶回路に保存された上述の移動制御パラメータに基づき撮像系を所定速度で移動するための移動制御信号を生成してX線TV寝台1の移動機構部16における機構駆動部164に供給する(図10のステップS17)。
そして、機構駆動部164は、上述の移動制御信号に従って撮像系移動機構161に駆動信号を供給し撮像系を鼠ケイ部から足部末端部に向け移動する(図10のステップS18)。そして、撮像系が所定の撮影位置(X1乃至XN)に到達したならばシステム制御部34は、高電圧発生部2及びX線TV寝台1の各ユニットを制御してコントラスト画像データを収集し(図10のステップS19)、更に、得られたコントラスト画像データとステップS15にて収集されたマスク画像データの減算処理によりボーラスDSA画像データを生成する(図10のステップS20)。
以上述べた本発明の実施例によれば、被検体を載置した天板を所定方向に起倒させてX線撮影における撮影位置を設定する際、天板の起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度を前記被検体の医療情報や被検体情報に基づいて設定しているため検査中の前記被検体に対し高い安全性を確保することができる。
特に、高齢者や障害等を抱えた被検体に対しては、天板の起倒ストロークや起倒速度、更には起倒加速度を通常のX線撮影の場合より小さく設定することにより立位におけるフットレストからの落下を防止することができ、更に、天板の起倒ストロークを小さくすることにより逆傾斜における被検体の苦痛を軽減することができる。
又、天板の起倒ストロークや起倒速度等を小さく設定することにより被検体を天板上に確実に固定することができるため撮影のやり直しが無くなり検査効率が向上する。
更に、被検体に対して好適な天板の起倒ストロークや起倒速度等は、前記被検体の医療情報や被検体情報に基づいて自動的に設定されるため操作者の負担を軽減することができる。
一方、本実施例の変形例によれば、ボーラスDSA等における撮像系の好適な移動速度は被検体の医療情報や被検体情報に基づいて自動的に設定されるため操作者の負担が軽減されるのみならず検査効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施例について述べてきたが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく変形して実施することが可能である。例えば、上述の実施例の安全移動モードにおける天板15の起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度は、被検体150の医療情報や被検体情報に基づいて設定される場合について述べたが、他の個人情報であってもよい。
又、上述のように天板15の起倒を起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度の3つの移動制御パラメータによって制御することにより移動精度を高めることができるが、これらの移動制御パラメータの中の1つあるいは複数によって制御しても構わない。
更に、天板15の移動における移動制御パラメータとして起倒ストローク、起倒速度及び起倒加速度について述べたが、他の移動制御パラメータにより天板15の移動を制御してもよい。
一方、上述の変形例ではボーラスDSA撮影における撮像系の移動方法について述べたが造影剤投与後のコントラスト画像データのみを収集する所謂ボーラスDA撮影や他のX線撮影に対しても適用可能である。
更に、上述の実施例及びその変形例では、消化器診断を目的としたX線診断装置について説明したが、循環器や他の領域の診断を目的としたX線診断装置であっても構わない。
本発明の実施例におけるX線診断装置の概略構成を示す図。 同実施例におけるX線診断装置の全体構成を示すブロック図。 同実施例における天板及び撮像系とその移動方向を説明するための図。 同実施例における立位、水平位及び逆傾斜における天板と被検体の位置を示す図。 同実施例の入力部における操作パネルの具体例を示す図。 同実施例の通常移動モードにおける起倒ストロークと安全移動モードにおける起倒ストロークを説明するための図。 同実施例の通常移動モードにおける起倒速度及び起倒加速度と安全移動モードにおける起倒速度及び起倒加速度を説明するための図。 同実施例における天板の起倒手順を説明するためのフローチャート。 同実施例の変形例におけるボーラスDSAの撮像系移動方向と撮影位置を示す図。 同変形例における撮像系の移動手順を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…X線TV寝台
11…X線発生部
111…X線管
112…X線絞り器
12…X線検出部
121…X線I.I.
122…光学系
123…X線TVカメラ
124…A/D変換器
13…保持部
15…天板
16…移動機構部
161…撮像系移動機構
162…天板移動機構
163…天板起倒機構
164…機構駆動部
2…高電圧発生部
21…高電圧発生器
22…X線制御部
3…操作部
31…表示部
32…入力部
33…移動制御パラメータ設定部
34…システム制御部
320…操作パネル
321…天板起倒レバー
322…撮影開始ボタン
323…天板移動レバー
324…絞り調整レバー
325…移動モード選択ボタン

Claims (7)

  1. 被検体に対してX線を照射するX線照射手段と、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、
    このX線検出手段が検出したX線情報に基づいて画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記被検体を載置する天板と、
    前記天板を起倒する天板起倒手段と、
    通常移動モードあるいは安全移動モードの選択を行なう移動モード選択手段と、
    前記安全移動モードが前記移動モード選択手段によって選択された場合、前記天板起倒手段による前記天板の起倒ストロークを予め収集あるいは入力された前記被検体の個人情報に基づいて制御する起倒制御手段とを
    備えたことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記被検体の個人情報を入力する入力手段を備え、前記起倒制御手段は、前記入力手段によって入力された前記被検体の個人情報に基づいて前記天板の起倒ストロークを制御することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記起倒制御手段は、別途設置された放射線部門情報管理システム(RIS)からネットワーク等を介して供給された前記被検体の個人情報に基づいて前記天板の起倒ストロークを制御することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  4. 前記起倒制御手段は、前記被検体の個人情報に基づいて前記起倒ストロークを移動する前記天板の起倒速度あるいは起倒加速度の少なくとも何れかを制御することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  5. 前記起倒制御手段は、前記被検体の年齢、性別、障害度、疾患名あるいは検査部位の少なくとも何れかを前記個人情報として前記天板の起倒ストロークを制御することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  6. 機構駆動手段を備え、前記機構駆動手段は、前記起倒制御手段によって生成された移動制御信号に基づいて前記天板起倒手段を駆動することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  7. 前記個人情報に基づいて前記被検体に好適な前記起倒ストロークを移動制御パラメータとして設定する移動制御パラメータ設定手段を備え、前記起倒制御手段は、前記移動制御パラメータ設定手段によって設定された前記移動制御パラメータに基づいて前記移動制御信号を生成することを特徴とする請求項6記載のX線診断装置。
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