JP5060922B2 - 可動接点付きシートおよびスイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話等の電気機器に設けられる可動接点付きシートおよびこれを用いたスイッチ装置に係り、特に、可動接点が可撓性粘着シートに保持されていて、その可撓性粘着シートの可動接点の中央部と重なる部分に、可動接点から離れる方向に突出した押圧操作部を有するものに関する。
従来のスイッチ装置は、基板と、この基板に設けられている固定接点と、中央部が固定接点に対向していて押圧操作により弾性変形して固定接点に接触するドーム状の可動接点と、この可動接点を覆った状態で基板に粘着により固定されているとともに可動接点を粘着により保持している可撓性粘着シートとを備えている。
可動接点の中央部と重なる可撓性粘着シートの部分には、可動接点から離れる方向に突出している押圧操作部が設けられている。この押圧操作部は、ディスペンサーにより熱硬化性樹脂やUV硬化性樹脂を、表面張力を利用して可撓性粘着シートに盛り、硬化させることによって設けられたものである。
このように構成された従来のスイッチ装置が携帯電話等の電気機器に設けられる場合、操作者の手指により押圧操作されるキートップが、スイッチ装置の押圧操作部に対向して配置される。これにより、キートップに手指で押圧力が付与されると、その押圧力が押圧操作部に伝達されて可動接点の中央部に集中する。このとき、可動接点の中央部に伝達された押圧力が可動接点の弾性力よりも大きければ、可動接点が弾性変形(反転)して固定接点に接触し、この結果、スイッチ装置がオンする。
ここで説明した従来のスイッチ装置については特許文献1を参照されたい。
前述した従来のスイッチ装置の作製に際しては、可動接点と、押圧操作部が設けられた可撓性粘着シートとをまとめて一部品として扱うために、可動接点付きシートが用いられる。この可動接点付きシートは、可動接点と、押圧操作部が設けられた可撓性粘着シートとを備えている。この可動接点付きシートにおいて、可動接点は、その中央部が押圧操作部と重なる位置で可撓性粘着シートに粘着されている。
特開2003−100170号公報
前述した従来のスイッチ装置において、押圧操作部は、熱硬化性樹脂やUV硬化性樹脂を、表面張力を利用して可撓性粘着シートに盛り、硬化させることによって設けられるものである。可撓性粘着シートに盛られた樹脂の硬化前の形状は、表面張力により維持されているため、硬化前の樹脂にダレが生じることがある。ダレは押圧操作部の形状や突出量にバラツキを生じさせる。押圧操作部はキートップに付与された押圧力を可動接点に伝達するものであるから、押圧操作部の形状や突出量にバラツキが生じると、キートップから可動接点への押圧力の伝達のされ方にバラツキが生じ、この結果、スイッチ装置の操作感触にバラツキが生じることになる。
本発明は、前述の事情を考慮してなされたものであり、その目的は、可撓性粘着シートに設けられる押圧操作部の形状や突出量のバラツキを低減できる可動接点付きシートおよびスイッチ装置を提供することにある。
本発明の可動接点付きシートおよびスイッチ装置は、前述の目的を達成するために次のように構成されている。
〔1〕本発明の可動接点付きシートは、押圧操作により弾性変形可能な可動接点と、この可動接点を一方の面に設けられた粘着層により保持している可撓性粘着シートとを備えていて、前記可動接点の中央部と重なる前記可撓性粘着シートの部分に、前記可動接点から離れる方向に突出した押圧操作部が設けられている可動接点付きシートであって、前記押圧操作部が前記可動接点から離れる方向に突出した環状突出部と、この環状突出部の根元の内側に形成された底部とを有し、前記環状突出部が前記可撓性粘着シートを塑性変形させることにより形成されたものであり、前記環状突出部と前記底部とによって囲まれた空間に、硬化した樹脂が充填されていることを特徴とする。
このように構成された本発明の可動接点付きシートでは、押圧操作部が環状突出部を有し、この環状突出部が可撓性粘着シートを塑性変形させることにより形成されたものであるので、環状突出部の突出量を押圧操作部の突出量とすることによって、押圧操作部の形状や突出量のバラツキを低減することができる。また、環状突出部と底部とが溶融状態の樹脂を受ける容器として機能して、硬化前の樹脂の形状を確実に維持するので、樹脂を用いた押圧操作部を樹脂のダレを防止しつつ実現できる。
〕本発明の可動接点付きシートは、「〔1〕」に記載の可動接点付きシートにおいて、前記環状突出部がプレス成形により形成されたものであることを特徴とする。
〕本発明の可動接点付きシートは、「〔〕」に記載の可動接点付きシートにおいて、前記可撓性粘着シートは、中空の突出部からなる空気逃がし部を有し、この空気逃がし部が前記可撓性粘着シートにプレス成形により形成されたものであることを特徴とする。
このよう構成された本発明の可動接点付きシートでは、環状突出部と空気逃がし部とを同じ工程でプレス成形により形成することができる。これにより、可動接点付きシートの作製作業の効率を向上させることができる。
〕本発明の可動接点付きシートは、「〔1〕」〜「〔〕」のいずれか1に記載の可動接点付きシートにおいて、可動接点の可撓性粘着シート側とは反対側の面の中央部に、前記可撓性粘着シートから離れる方向に突起する突起部が形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明の可動接点付きシートでは、可動接点が突起部で固定接点に接触することになるので、可動接点の固定接点に対する接触圧を高めることができ、これにより、可動接点と固定接点との導通状態の安定性を向上させることができる。
〕本発明のスイッチ装置は、基板と、この基板に設けられている固定接点と、中央部が前記固定接点に対向していて押圧操作により弾性変形して前記固定接点に接触する可動接点と、この可動接点を覆った状態で前記基板に粘着により固定されているとともに前記可動接点を粘着により保持している可撓性粘着シートとを備えていて、前記可動接点の中央部と重なる前記可撓性粘着シートの部分に、前記可動接点から離れる方向に突出した押圧操作部が設けられているスイッチ装置であって、前記押圧操作部が前記可動接点から離れる方向に突出した環状突出部と、この環状突出部の根元の内側に形成された底部とを有し、前記環状突出部が前記可撓性粘着シートを塑性変形させることにより形成されたものであり、前記環状突出部と前記底部とによって囲まれた空間に、硬化した樹脂が充填されていることを特徴とする。
本発明の可動接点付きシートおよびスイッチ装置によれば、可撓性粘着シートに設けられる押圧操作部の形状や突出量のバラツキを低減でき、これにより、スイッチ装置の操作感触のバラツキを低減できる。
本発明の一実施形態に係る可動接点付きシートおよびスイッチ装置ついて図1〜6を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るスイッチ装置を複数備えたスイッチ装置ユニットの斜視図である。図2は図1に示したスイッチ装置ユニットにおける可動接点付きシートと基板とが分離した状態の斜視図である。図3は図1のIII−III断面図である。図4は図1に示したスイッチ装置に備えられた押圧操作部を示し、(a)はその押圧操作部の図3に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の上面図である。図5は図2に示した可動接点付きシートの図3に対応する断面図である。図6は図3に示したスイッチ装置の動作を説明するための図であり、(a)は可動接点が押圧操作されていない状態のスイッチ装置の断面図であり、(b)は可動接点が押圧操作されている状態のスイッチ装置の断面図である。
図1に示すように、スイッチ装置ユニット1は、複数、例えば21個のスイッチ装置2が、縦7行で横3列の平面状に配列されて一体化されたものである。図2に示すように、このスイッチ装置ユニット1は、可動接点付きシート10を基板3に粘着剤で貼り付けることによって作製される。
各スイッチ装置2は、図3に示すように構成されている。つまり、スイッチ装置2は、基板3と、この基板3に設けられていて基板3の一方の面で露出した円形の固定接点4と、基板3に設けられていて固定接点4を囲んで位置する円環状のコモン接点5とを備えている。さらに、基板3に重ねて配置されている可動接点6と、この可動接点6を覆った状態で基板3に粘着により固定されているとともに可動接点6を粘着により保持している可撓性粘着シート7とを備えている。可撓性粘着シート7は、ポリエチレンテレフタレートやポリイミド等の合成樹脂製のシート本体7a1に粘着層7a2が設けられたものであり、全体が絶縁性を有するものである。
可動接点6はドーム状であり、その上面視形状は図示しないが円形などである。可動接点6は可撓性粘着シート7により保持されていることによって、可動接点6の中央部が固定接点4に対向した状態で、かつ、可動接点6の周縁部がコモン接点5に接触した状態に固定されている。つまり、可動接点6はその中央部を可撓性粘着シート7とともに基板3に近づく方向に押圧操作されて弾性変形(反転)することによって、可動接点6の中央部が固定接点4に接触するようになっている。
可動接点6の周縁部を覆っている可撓性粘着シート7の部分には、基板3に近づく方向への可動接点6の弾性変形の際に、すなわち可動接点6が基板3の方向に押し潰される際に、可動接点6の周縁部が外側に広がるのを許容する許容部7bが形成されている。この許容部7bは、可動接点6の周縁部から離れる方向に膨出していて可撓性粘着シート7と可動接点6の周縁部との間に空間を形成している。この許容部7bはプレス成形により形成されている。
可撓性粘着シート7は、基板3に粘着される面に凹部を形成する中空の突出部からなる空気逃がし部7c,7dを有する。ここで、横方向(図1では左斜め上から右斜め下に向かう方向)に並んだ3個のスイッチ装置2をそれぞれ、左上側から順に第1スイッチ装置、第2スイッチ装置、第3スイッチ装置といって区別すると、空気逃がし部7cは第1スイッチ装置と第2スイッチ装置との間に設けられていて、空気逃がし部7dは第2スイッチ装置と第3スイッチ装置との間に設けられている。これら空気逃がし部7c,7dは、可撓性粘着シート7にプレス成形により形成されている。空気逃がし部7cと基板3との間には、第1スイッチ装置における可撓性粘着シート7と基板3との間の第1空間と、第2スイッチ装置における可撓性粘着シート7と基板3との間の第2空間とを連通させる管状の部分が形成されている。空気逃がし部7bと基板3との間には、第2スイッチ装置における可撓性粘着シート7と基板3との間の第2空間と、第3スイッチ装置における可撓性粘着シート7と基板3との間の第3空間とを連通させる管状の部分が形成されている。つまり、第1,第2,第3空間は連通していて、第1,第2,第3スイッチ装置のうちの第1スイッチ装置において可動接点6が可撓性粘着シート7とともに押し潰されたときに、第1空間内の空気が第2,第3空間に逃げることができるようになっている。第2スイッチ装置や第3スイッチ装置において可動接点6が可撓性粘着シート7とともに押し潰されたときも同様にして、第2空間内や第3空間内の空気が逃げることができるようになっている。
可動接点6の可撓性粘着シート7側とは反対側の面の中央部には、可撓性粘着シート7から離れる方向に突起する複数、例えば3個の突起部6aが形成されている。これにより、押圧操作時に可動接点6の中央部と固定接点4との接触圧が得やすく、すなわち、可動接点6と固定接点4の導通状態が安定しやすくなっている。
図4に示すように、可動接点6の中央部と重なる可撓性粘着シート7の部分には、可動接点6から離れる方向に突出した押圧操作部8が設けられている。この押圧操作部8は、上面視形状が例えば円形に形成されていて、可動接点6から離れる方向に突出した環状突出部8aと、この環状突出部8aと連続していて押圧操作部8の突端を形成している板部8bとを有する。この環状突出部8aと板部8bは、可撓性粘着シート7をプレス成形により塑性変形させて形成されている。なお、図4では、前述した可動接点6の突起部6aを省略してある。
図2に示すように、可動接点付きシート10は、スイッチ装置ユニット1の作製に際して、スイッチ装置ユニット1で使用されるすべての可動接点6と、これらの可動接点6に対応する押圧操作部8が設けられた可撓性粘着シート7とをまとめて一部品として扱うためのものである。この可動接点付きシート10は、図5に示すように、可動接点6と、押圧操作部8が設けられた可撓性粘着シート7とを備えている。この可動接点付きシート10において、各可動接点6の中央部と各押圧操作部8とが重なるように、すなわち、各可動接点6と各押圧操作部8とが同軸上に位置するように、すべての可動接点6と可撓性粘着シート7とが粘着されている。
このように構成されたスイッチ装置ユニット1が携帯電話等の電気機器に設けられる場合、図6(a)に示すように、操作者の手指により押圧操作されるキートップ20が、スイッチ装置2の押圧操作部8に対向して配置される。キートップ20は、電気機器の筐体に保持されるものであって、例えば基板3と平行に筐体に固定された可撓性シート21に固着されている。この可撓性シート21の基板3側の面は押圧操作部8に接触している。つまり、キートップ20に基板3に近づく方向の押圧力が付与されると、その押圧力がキートップ20から可撓性シート21を介して押圧操作部に伝達されて可動接点の中央部に集中する。このとき、キートップ20から可動接点6の中央部に伝達された押圧力が可動接点6の弾性力よりも大きければ、図6(b)に示すように可動接点6が弾性変形(反転)して固定接点4に接触する。この結果、可動接点6を介して固定接点4とコモン接点5とが導通する、すなわち、スイッチ装置2がオンする。なお、図6では、前述した可動接点6の突起部6aを省略してある。
キートップ20に対する押圧力が取り除かれると、可動接点6は復元して固定接点4から離れ、スイッチ装置2はオフする。
本実施形態に係るスイッチ装置2および可動接点付きシート10によれば次の効果を得られる。
本実施形態に係るスイッチ装置2および可動接点付きシート10では、押圧操作部8が環状突出部8aを有し、この環状突出部8aが可撓性粘着シート7を塑性変形させることにより形成されたものであるので、環状突出部8aの突出量を押圧操作部8の突出量とすることによって、押圧操作部8の形状や突出量のバラツキを低減することができる。
本実施形態に係るスイッチ装置2および可動接点付きシート10では、許容部7b、空気逃がし部7c,7d、押圧操作部8がプレス成形により形成されたものであり、これら許容部7b、空気逃がし部7c,7d、押圧操作部8を同じ工程で形成することができる。これにより、可動接点付きシート10の作製作業の効率を向上させることができる。
本実施形態に係るスイッチ装置2および可動接点付きシート10では、可動接点6が突起部6aで固定接点4に接触することになるので、可動接点6の固定接点4に対する接触圧を高めることができ、これにより、可動接点6と固定接点4との導通状態の安定性を向上させることができる。
本実施形態に係る可動接点付きシート10では、可動接点6、押圧操作部8が設けられた可撓性粘着シート7を備えていて、可動接点6と可撓性粘着シート7とが、可動接点6の中央部と押圧操作部8とが重なる位置で粘着されていて、押圧操作部8が可撓性粘着シート7を塑性変形させることにより形成された環状突出部8aを有する。これにより、スイッチ装置2の作製作業の効率の向上に貢献できる。
前述した実施形態に係るスイッチ装置2および可動接点付きシート10における押圧操作部8は、本発明における押圧操作部の一例であり、本発明は押圧操作部を押圧操作部8に限定するものではない。押圧操作部のその他の例としては図7〜11に示すものがある。図7〜11は図5に示した押圧操作部とは別の押圧操作部の例を示し、(a)はその押圧操作部の図5(a)に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の図5(b)に対応する上面図である。
図7に示した押圧操作部30は、上面視形状が八角形の環状突出部30aと、この環状突出部30aと連続していて押圧操作部30の突端を形成している板部30bとを有する。環状突出部30aと板部30bは可撓性粘着シート7をプレス成形により塑性変形させて形成されている。
図8に示した押圧操作部40は、上面視形状が円形の環状突出部40aのみで形成されている。この環状突出部40aも可撓性粘着シート7をプレス成形により塑性変形させて形成されている。
図9に示した押圧操作部50は、上面視形状が十字形の環状突出部50aと、この環状突出部50aと連続していて押圧操作部50の突端を形成している十字形の板部50bとを有する。環状突出部50aと板部50bも可撓性粘着シート7をプレス成形により塑性変形させて形成されている。押圧操作部50では、環状突出部50aの上面視形状が、隣接する辺により形成された90度または270度の角を多数有する形状なので、押圧操作部に押圧操作の方向における強度を、前述した実施形態の押圧操作部8よりもたせやすい。
図10に示した押圧操作部60は、2重の環状突出部60aと、これら2重の環状突出部60aと連続していて押圧操作部60の突端を形成している環状板部60bと、2重の環状突出部60aの根元の内側に形成された底部60cとを有する。2重の環状突出部60aと環状板部60bも可撓性粘着シート7をプレス成形により塑性変形させて形成されている。この押圧操作部60では、2重の環状突出部60aを有するので、押圧操作部の押圧操作の方向における強度を、前述した実施形態の押圧操作部8よりももたせやすい。
図11に示した押圧操作部70は、図10に示した押圧操作部60と同じく、2重の環状突出部60a、環状板部60b、底部60cを有する。2重の環状突出部60aと底部60cとにより形成された空間には、硬化した樹脂70aが充填されている。この押圧操作部70では、環状突出部60aと底部60cとが溶融状態の樹脂70aを受ける容器として機能し、硬化前の樹脂70aの形状を確実に維持するので、樹脂を用いた押圧操作部を樹脂のダレを防止しつつ実現できる。
本発明の一実施形態に係るスイッチ装置を複数備えたスイッチ装置ユニットの斜視図である。 図1に示したスイッチ装置ユニットにおける可動接点付きシートと基板とが分離した状態の斜視図である。 図1のIII−III断面図である。 図1に示したスイッチ装置に備えられた押圧操作部を示し、(a)はその押圧操作部の図3に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の上面図である。 図2に示した可動接点付きシートの図3に対応する断面図である。 図6は図3に示したスイッチ装置の動作を説明するための図であり、(a)は可動接点が押圧操作されていない状態のスイッチ装置の断面図であり、(b)は可動接点が押圧操作されている状態のスイッチ装置の断面図である。 図5に示した押圧操作部とは別の押圧操作部の例を示し、(a)はその押圧操作部の図5(a)に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の図5(b)に対応する上面図である。 図5に示した押圧操作部とは別の押圧操作部の例を示し、(a)はその押圧操作部の図5(a)に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の図5(b)に対応する上面図である。 図5に示した押圧操作部とは別の押圧操作部の例を示し、(a)はその押圧操作部の図5(a)に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の図5(b)に対応する上面図である。 図5に示した押圧操作部とは別の押圧操作部の例を示し、(a)はその押圧操作部の図5(a)に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の図5(b)に対応する上面図である。 図5に示した押圧操作部とは別の押圧操作部の例を示し、(a)はその押圧操作部の図5(a)に対応する拡大断面図であり、(b)はその押圧操作部の図5(b)に対応する上面図である。
符号の説明
1 スイッチ装置ユニット
2 スイッチ装置
3 基板
4 固定接点
5 コモン接点
6 可動接点
6a 突起部
7 可撓性粘着シート
7a1 シート本体
7a2 粘着層
7b 許容部
7c 空気逃がし部
7d 空気逃がし部
8 押圧操作部
8a 環状突出部
8b 板部
10 可動接点付きシート
20 キートップ
21 可撓性シート
30 押圧操作部
30a 環状突出部
30b 板部
40 押圧操作部
40a 環状突出部
50 押圧操作部
50a 環状突出部
50b 板部
60 押圧操作部
60a 2重の環状突出部
60b 環状板部
60c 底部
70 押圧操作部
70a 樹脂

Claims (5)

  1. 押圧操作により弾性変形可能な可動接点と、この可動接点を一方の面に設けられた粘着層により保持している可撓性粘着シートとを備えていて、前記可動接点の中央部と重なる前記可撓性粘着シートの部分に、前記可動接点から離れる方向に突出した押圧操作部が設けられている可動接点付きシートであって、
    前記押圧操作部が前記可動接点から離れる方向に突出した環状突出部と、この環状突出部の根元の内側に形成された底部とを有し、前記環状突出部が前記可撓性粘着シートを塑性変形させることにより形成されたものであり、前記環状突出部と前記底部とによって囲まれた空間に、硬化した樹脂が充填されていることを特徴とする可動接点付きシート。
  2. 請求項1に記載の可動接点付きシートにおいて、
    前記環状突出部がプレス成形により形成されたものであることを特徴とする可動接点付きシート。
  3. 請求項に記載の可動接点付きシートにおいて、
    前記可撓性粘着シートは、中空の突出部からなる空気逃がし部を有し、この空気逃がし部が前記可撓性粘着シートにプレス成形により形成されたものであることを特徴とする可動接点付きシート。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の可動接点付きシートにおいて、
    可動接点の可撓性粘着シート側とは反対側の面の中央部に、前記可撓性粘着シートから離れる方向に突起する突起部が形成されていることを特徴とする可動接点付きシート。
  5. 基板と、この基板に設けられている固定接点と、中央部が前記固定接点に対向していて押圧操作により弾性変形して前記固定接点に接触する可動接点と、この可動接点を覆った状態で前記基板に粘着により固定されているとともに前記可動接点を粘着により保持している可撓性粘着シートとを備えていて、
    前記可動接点の中央部と重なる前記可撓性粘着シートの部分に、前記可動接点から離れる方向に突出した押圧操作部が設けられているスイッチ装置であって、
    前記押圧操作部が前記可動接点から離れる方向に突出した環状突出部と、この環状突出部の根元の内側に形成された底部とを有し、前記環状突出部が前記可撓性粘着シートを塑性変形させることにより形成されたものであり、前記環状突出部と前記底部とによって囲まれた空間に、硬化した樹脂が充填されていることを特徴とするスイッチ装置
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