JP5056040B2 - 光変調器 - Google Patents

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Description

この発明は、電気光学効果を有する基板上に形成される光導波路および電極を備える光変調器に関する。
近年、40Gbpsなど高速の光通信システムにおける光変調器として、LiNb03基板やLiTa02基板などの電気光学結晶に光導波路を形成した光導波路デバイスが用いられている(たとえば、下記特許文献1参照。)。この光導波路デバイスを用いた光変調器は、電気光学結晶板上の一部に金属膜を形成し熱拡散させるか、パターニング後に安息香酸中でプロトン交換するなどして光導波路を形成した後、形成した光導波路近傍に電極を設けることで形成される。
図35は、従来の光変調器を示す平面図である。光変調器3500は、連続光に対して位相変調を行う光変調器である。図35に示すように、電気光学結晶板3510上には光導波路3520が形成されており、光導波路3520に沿って信号電極3530が形成されている。また、信号電極3530を挟んで接地電極3540,3550が形成されている。信号電極3530および接地電極3540,3550はコプレーナ線路を形成する。
中継基板3560を介して駆動回路3570から出力されるマイクロ波は、信号電極3530の端部から入力されて信号電極3530を通過する。光導波路3520と信号電極3530との相互作用部分において、光導波路3520を通過するマイクロ波の電界の作用により光導波路3520の屈折率が変化する。これにより、光導波路3520を通過する光は、信号電極3530を通過するマイクロ波に応じて位相変調される。
図36は、従来の他の光変調器を示す平面図である。図36において、図35に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図36に示す光変調器3600は、連続光に対して強度変調を行うマッハツェンダ型の光変調器である。電気光学結晶板3510上には、入射導波路3610、平行導波路3620a,3620bおよび出射導波路3630が形成されている。平行導波路3620aに沿って信号電極3530が形成されている。
また、平行導波路3620bに沿って接地電極3550が形成されている。平行導波路3620aと信号電極3530との相互作用部分において、平行導波路3620aを通過するマイクロ波の電界の作用により平行導波路3620aの屈折率が変化する。これにより、平行導波路3620aを通過する光は、信号電極3530を通過するマイクロ波に応じて位相変調される。出射導波路3630から出射される光は、平行導波路3620aを通過する光の位相に応じて強度変調される。
図37は、従来の他の光変調器の一部を示す平面図である。図37において、図36に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図37に示すように、信号電極3530の端部には、通常、ワイヤのボンディングが容易になるように幅Wの広い信号パッド3530aが形成される。この場合、信号パッド3530aにおける特性インピーダンスを維持するため、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSは広く形成される。
特開2003−233044号公報
しかしながら、上述した従来技術では、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSを広げると、図37の符号3700に示すようにマイクロ波の放射が増加し、マイクロ波の放射損失が大きくなってしまうという問題がある。図38は、ギャップSと放射損失との関係を示す特性図である。図38に示すように、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSが大きいほど放射損失[dB]は大きくなる。
これに対して、信号電極3530の端部に信号パッド3530aを形成しつつ、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSを狭くすることが考えられる。図39は、従来の他の光変調器の変形例の一部を示す平面図である。図39において、図37に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図39に示すように信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSを狭くすると、信号パッド3530aにおける特性インピーダンス(たとえば50Ω)を維持できなくなる。このため、符号3900に示すように信号パッド3530aにおいてマイクロ波が反射し、マイクロ波の反射損失が大きくなってしまうという問題がある。
図40は、ギャップSと反射損失との関係を示す特性図である。図40に示すように、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSが小さいほど反射損失[dB]は大きくなる。すなわち、ギャップSを大きくすると放射損失が大きくなり、ギャップSを小さくすると反射損失が大きくなる。このため、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSを、反射損失と放射損失との和が最小となる幅に設定することが考えられる。
図41は、ギャップSと反射損失および放射損失の和との関係を示す特性図である。図41に示すように、ここでは、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSが130μmである場合に反射損失と放射損失との和が最小となる。しかし、光変調器3600を40Gbpsなどの高速で動作する場合は放射損失が大きくなり、反射損失と放射損失との和は最小となっても、信号パッド3530aにおける特性インピーダンスを維持できないという問題がある。
図42は、ギャップSとインピーダンスとの関係を示す特性図である。図42に示すように、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSが大きいほど信号パッド3530aにおけるインピーダンス[Ω]は大きくなる。反射損失と放射損失との和が最小となるようにギャップSを130μmに設定した場合、信号パッド3530aにおけるインピーダンスは43Ωとなり、特性インピーダンス(50Ω)を維持することができなくなるという問題がある。
このように、マイクロ波の放射損失を低減するためにギャップSを小さくすると、信号パッド3530aにおける特性インピーダンスを維持できなくなりマイクロ波の反射損失が増加する。マイクロ波の反射損失が増加すると、マイクロ波が駆動回路3560に戻って駆動回路3560への悪影響を及ぼし、光変調器3600の変調性能が劣化するという問題がある。
この発明は、上述した問題点を解消するものであり、駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができる光変調器を提供することを目的とする。
この発明にかかる光変調器は、電気光学効果を有する基板上に形成される光導波路と、前記基板上に形成され、前記光導波路との相互作用部を有する信号電極と、前記基板上に形成され、前記信号電極との間で同軸構造をなす接地電極とを備え、前記信号電極の端部の幅は前記相互作用部の幅よりも大きく、当該信号電極の端部の少なくとも一部の厚みは前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする。
上記構成によれば、信号電極と接地電極とのギャップを大きくすることなくインピーダンスを増加させることができる。
以上説明したように、この発明によれば、駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光変調器の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる光変調器を示す平面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、図1のB−B線断面図である。図1〜図3に示すように、光変調器100は、信号電極110と、接地電極120および接地電極130と、バッファ層140と、基板150と、を備えている。光変調器100は、連続光に対して強度変調を行うマッハツェンダ型の光変調器である。基板150は、電気光学効果を有するLiNb03やLiTa02などの強誘電体材料である。
図1の点線で示すように、基板150には、入射導波路161と、平行導波路162a,162bと、出射導波路163と、が形成されている。入射導波路161へ入射された光は分岐されて平行導波路162a,162bのそれぞれへ出力される。平行導波路162a,162bを通過したそれぞれの光は合波されて出射導波路163から出射される。なお、図2以降の図において、入射導波路161、平行導波路162a、平行導波路162bおよび出射導波路163は図示を省略する。
バッファ層140は基板150の一面に形成されている。バッファ層140は、光を透過する層によって形成されている。バッファ層140は、基板150と、信号電極110,接地電極120および接地電極130と、の間に介在することで、基板150に形成された平行導波路162a,162bを通過する光を信号電極110,接地電極120および接地電極130が吸収して光損失が発生することを防止する。バッファ層140には、たとえば厚さが0.21μmのSiO2を用いる。
信号電極110は、基板150に形成された平行導波路162aに沿ってバッファ層140上に形成されている。接地電極130は、基板150に形成された平行導波路162bに沿ってバッファ層140上に形成されている。基板150にZカット基板を用いる場合は、Z方向の電界による屈折率変化を利用するために、平行導波路162a,162bの真上に信号電極110および接地電極130を配置する。以下、信号電極110および接地電極130が平行導波路162aおよび平行導波路162bに沿って形成されている部分を相互作用部という。
接地電極120および接地電極130は、信号電極110を挟んでバッファ層140上に形成されている。接地電極120および接地電極130は、信号電極110に対して十分に大きい幅を有している。接地電極120および接地電極130は信号電極110との間で同軸構造をなし、信号電極110、接地電極120および接地電極130はコプレーナ線路を形成している。
信号電極110の端部は基板150の端まで導出されている。信号電極110の端部の幅は、平行導波路162aとの相互作用部の幅よりも大きく(広く)形成されている。信号電極110の端部の幅が大きくなっている部分は、他の回路に接続される信号パッド110aとなる。信号パッド110aは、ワイヤなどをボンディングすることによって他の回路の信号ラインに接続される。
接地電極120および接地電極130は、信号電極110に対して十分に大きい幅を有しているため、接地電極120および接地電極130における信号パッド110a近傍がそのまま接地パッド120aおよび接地パッド130aとなる。接地パッド120aおよび接地パッド130aは、ワイヤなどをボンディングすることによって他の回路の接地ラインに接続される。
図2に示すように、信号電極110、接地電極120および接地電極130の、平行導波路162aとの相互作用部の厚みはt1である。また、図3に示すように、信号パッド110aの中央部分110bの厚みは相互作用部の厚みと同じt1である。また、信号パッド110aにおける接地パッド120a近傍の部分110cと、信号パッド110aにおける接地パッド130a近傍の部分110dと、の厚みはt2(<t1)である。また、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みはt1である。
このように、実施の形態にかかる光変調器100においては、信号パッド110aの少なくとも一部の厚みが相互作用部の厚みよりも小さい。ここでは、信号パッド110aにおける接地パッド120aおよび接地パッド130a近傍の厚みが相互作用部の厚みよりも小さい。
光変調器100を高速で駆動する場合、信号電極110における信号パッド110aとは反対側の端部に抵抗を介して終端器を接続し、入射導波路161に連続光を入射して信号パッド110aにマイクロ波信号を印加する。これにより、相互作用部分において、平行導波路162aおよび平行導波路162bの屈折率がそれぞれ+Δna、−Δnaのように変化する。
このため、平行導波路162aを通過する光と平行導波路162bを通過する光との間の位相差が変化し、出射導波路163から強度変調された信号光が出射される。また、電極の断面形状を変化させることでマイクロ波の実行屈折率を制御し、光とマイクロ波の速度を整合させることによって広帯域の光応答特性を得ることができる。
これにより、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップSを大きくすることなく(たとえば、130μm未満)、信号パッド110aにおけるインピーダンスをたとえば50Ωまで増加させることができる。このため、実施の形態にかかる光変調器100によれば、特性インピーダンスを駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができる。
図4は、実施の形態にかかる光変調器の変形例1の一部を示す平面図である。図5は、図4のC−C線断面図である。図4および図5において、図1〜図3に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図4および図5に示すように、光変調器100の変形例1においては、信号パッド110aにおける信号パッド110a全体の厚みが相互作用部の厚みよりも小さい。
具体的には、信号パッド110a全体の厚みはt2(<t1)である。また、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みはt1である。この構成により、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップSを大きくすることなく、信号パッド110aにおけるインピーダンスをより増加させることができる。このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例1によれば、駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができる。
図6は、実施の形態にかかる光変調器の変形例2の一部を示す平面図である。図7は、図6のD−D線断面図である。図6および図7において、図4および図5に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図6および図7に示すように、光変調器100の変形例2は、接地パッド120aおよび接地パッド130aにおける信号パッド110a近傍の厚みが相互作用部の厚みよりも小さい。
具体的には、図7に示すように、信号パッド110aの厚みはt2(<t1)である。また、接地パッド120aにおける信号パッド110a近傍の部分120bの厚みはt2である。また、接地パッド130aにおける信号パッド110a近傍の部分130bの厚みはt2である。ここで、接地パッド120aおよび接地パッド130aの部分120b,130bの厚みを小さくしても、信号パッド110aの電界701は広がらず放射損失は抑えられる。
これにより、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップSを大きくすることなく、信号パッド110aにおけるインピーダンスをより増加させることができる。このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例2によれば、駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができる。
また、信号パッド110aの厚みと、接地パッド120aおよび接地パッド130aの部分120b,130bの厚みと、がともにt2である。これにより、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aの部分120b,130bと、を一度のパターニングで作成することができる。
このため、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aの部分120b,130bと、を形成する第1製膜プロセスと、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが大きい部分と、を形成する第2製膜プロセスと、の2つのプロセスで光変調器100を製造することができ、製造プロセスを簡易にすることができる。
ここで、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aの部分120b,130bと、の厚みを小さくすると、信号パッド110a、接地パッド120aおよび接地パッド130aにおいて高低差(t1とt2)が生じる。このため、高周波特性の測定時にプローブを接触させることが困難となる。特に、40G用などの高周波のプローブの先端は、接触部の高低差によって破損しやすい。40Gのプローブは、特性および操作性の良さから、グランドとシグナルの間隔が100〜400μm程度のものがよく用いられる。
そこで、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みを小さくした部分120b,130bの幅dwは100μm以上とする。これにより、プローブのグランドを、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みを小さくした部分120b,130bに接触させることができる。接地パッド120aおよび接地パッド130aの部分120b,130bの厚みはともにt2であるため、プローブのグランドを安定して接触させることができる。
なお、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例1および変形例2において、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップSは、信号パッド110aの幅に応じて連続的に大きくなるように形成されている。ギャップSを連続的に変化させることで、信号パッド110aにおけるインピーダンスミスマッチを押さえることができる。
また、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aにおいて、厚みが小さい部分の幅は信号パッド110aの幅に応じて連続的に大きくなるように形成されている。信号パッド110aの幅を連続的に変化させることで、信号パッド110aにおけるインピーダンスミスマッチを押さえることができる。
また、実施の形態にかかる光変調器100の変形例1および変形例2において、信号パッド110aの厚み(t2)は、平行導波路162aとの相互作用部の厚み(t1)よりも小さくしつつ1μm以上であることが望ましい。これにより、信号パッド110aに対してボンディングを行うための十分な強度を得ることができる。
図8は、実施の形態にかかる光変調器の変形例3の一部を示す平面図である。図9は、図8のE−E線断面図である。図8および図9において、図6および図7に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。本発明にかかる光変調器100は、少なくとも信号パッド110aの一部が平行導波路162aとの相互作用部の厚みよりも小さくなるように形成される。このため、信号電極110、接地電極120および接地電極130は、厚い部分と薄い部分が存在し、パターニングを2回行うことにより形成される。
図9に示すように、光変調器100の変形例3においては、まず、基板150のバッファ層140上に、符号901で示す第1段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130が厚さt2で形成されている。つぎに、第1段目として形成した信号電極110、接地電極120および接地電極130上に、符号902で示す第2段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130が厚さt1−t2で形成されている。
図8に示すように、第2段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130は、第1段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130の内側に収まるように形成されている。これにより、パターニングのマスク合わせ時のずれや、信号電極110、接地電極120および接地電極130作成時の電極の膨張などで、第2段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130が第1段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130より広がることを回避することができる。
このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例3によれば、第2段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130が第1段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130より広がってギャップSが変化し、特性が大きく劣化することを回避することができる。
たとえば、第2段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130は、第1段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130よりも1μm以上内側(符号801参照)にそれぞれ形成されることが望ましい。なお、実施の形態にかかる光変調器100または光変調器100の変形例1にも適用可能である。
図10は、実施の形態にかかる光変調器の変形例4の一部を示す平面図である。図11は、図10のF−F線断面図である。図10および図11において、図4および図5に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図10および図11に示すように、光変調器100の変形例4においては、信号パッド110aの厚みが、平行導波路162aとの相互作用部から離れるにしたがい連続的に小さくなる傾斜部1001が形成されている。
信号パッド110aの厚みを連続的に変化させるためには、たとえば、局部的にメッキの製膜速度を変える方法を用いることができる。信号パッド110aの厚みを連続的に変化させることで、信号パッド110aにおけるインピーダンスミスマッチを押さえることができる。なお、光変調器100の変形例4は、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例2または変形例3にも適用可能である。
図12は、実施の形態にかかる光変調器の変形例5の一部を示す平面図である。図13は、図12のG−G線断面図である。図12および図13において、図6および図7に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図12および図13に示すように、光変調器100の変形例5においては、信号電極110における相互作用部でない部分全体の厚みが相互作用部の厚みよりも小さく形成されている。
また、接地電極120および接地電極120における相互作用部でない部分全体の厚みが相互作用部の厚みよりも小さく形成されている。これにより、信号電極110、接地電極120および接地電極120における相互作用部でない部分のギャップを小さく設計することができる。このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例5によれば、放射損失をより低減させることができる。特性インピーダンスの維持よりも放射損失の低減を優先させる場合は、このような構成にするとよい。
図14は、実施の形態にかかる光変調器の変形例6の一部を示す平面図である。図15は、図14のH−H線断面図である。図16は、図14のI−I線断面図である。図14〜図16において、図6および図7に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図15に示すように、光変調器100の変形例6の相互作用部においては、信号電極110、接地電極120および接地電極130は2段に分けて形成されている。
具体的には、まず、基板150のバッファ層140上に、符号1501で示す第1段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130が厚さt2で形成されている。つぎに、第1段目として形成した信号電極110、接地電極120および接地電極130上に、符号1502で示す第2段目の信号電極110、接地電極120および接地電極130が厚さt1−t2で形成されている。
また、第2段目に形成された接地電極120および接地電極130は、第1段目に形成された接地電極120および接地電極130の内側に形成されている。これにより、接地電極120および接地電極130における信号電極110近傍の一部の厚みが他の部分よりも小さく形成され、インピーダンスやマイクロ波の実行屈折率を調節することができる。
また、図15および図16に示すように、信号パッド110a、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが小さく形成されている部分の厚みと、相互作用部において第1段目に形成された接地電極120および接地電極130の厚みと、がともにt2である。したがって、信号パッド110a、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが小さく形成されている部分と、相互作用部において第1段目に形成された接地電極120および接地電極130と、を一度のパターニングで作成することができる。
これにより、信号パッド110a、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが小さく形成されている部分と、相互作用部において第1段目に形成された接地電極120および接地電極130と、を形成する第1製膜プロセスと、信号パッド110a、接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが大きく形成されている部分と、相互作用部において第2段目に形成された接地電極120および接地電極130と、を形成する第2製膜プロセスと、の2つのプロセスで信号電極110、接地電極120および接地電極130を製造することができる。
このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例6によれば、光変調器100の製造プロセスを簡易にすることができる。なお、光変調器100の変形例6は、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例1またはその他各種の光変調器100にも適用可能である。
図17は、実施の形態にかかる光変調器の変形例7の一部を示す平面図である。図18は、図17のJ−J線断面図である。図19は、図17のK−K線断面図である。図17〜図19において、図8および図9に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図17に示すように、光変調器100の変形例7は、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aと、他の回路の信号ラインおよび接地ラインと、の接続を中継する中継基板1700をさらに備えている。
中継基板1700は、信号ライン1710と、接地ライン1720と、接地ライン1730と、を備えている。信号ライン1710は、信号パッド110aに対してワイヤボンディングなどによって接続されている。接地ライン1720は、接地パッド120aに対してワイヤボンディングなどによって接続されている。接地ライン1730は、接地パッド130aに対してワイヤボンディングなどによって接続されている。
図18に示すように、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが小さい部分の高さをh1とする。図19に示すように、中継基板1700の信号ライン1710,接地ライン1720および接地ライン1730の高さは、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが小さい部分の高さh1と同じ高さになっている。これにより、信号ライン1710,接地ライン1720および接地ライン1730を、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aにおける高さの揃った部分に接続することができる。
このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例7によれば、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aに対する信号ライン1710,接地ライン1720および接地ライン1730のワイヤボンディングの作業が容易になる。なお、光変調器100の変形例7は、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例1またはその他各種の光変調器100にも適用可能である。
図20は、実施の形態にかかる光変調器の変形例8の一部を示す平面図である。図21は、図20のL−L線断面図である。図22は、図20のM−M線断面図である。図20〜図22において、図17〜図19に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図20に示すように、光変調器100の変形例8の中継基板1700は、筐体1740をさらに備える。符号2000は、中継基板1700を介して光変調器100と接続し、同軸構造を有する光変調器100の駆動回路である。
筐体1740は、光変調器100の接地電極120および接地電極130に対してワイヤボンディングなどによって接続されている。これにより、筐体1740が光変調器100の接地電極の一部となり、信号パッド110aにおけるインピーダンスをより増加させることができる。
図21に示すように、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが大きい部分の高さをh2とする。図22に示すように、中継基板1700の筐体1740における接地電極120および接地電極130と接続する部分の高さは、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが大きい部分の高さh2と同じ高さになっている。
これにより、信号パッド110a,接地パッド120aおよび接地パッド130aの厚みが大きい部分に対する中継基板1700の筐体1740のワイヤボンディングの作業が容易になる。なお、光変調器100の変形例8は、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例1またはその他各種の光変調器100にも適用可能である。
図23は、実施の形態にかかる光変調器の変形例9の一部を示す平面図(その1)である。図24は、図23のN−N線断面図である。図25は、実施の形態にかかる光変調器の変形例9の一部を示す平面図(その2)である。図26は、図25のO−O線断面図である。図23〜図26において、図17〜図19に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図23および図24に示すように、光変調器100の変形例9の中継基板1700は、金リボンや金ワイヤなどによって光変調器100に接続されている。ここでは、中継基板1700の信号ライン1710は、信号パッド110aに対して金リボン2311を介して接続されている。接地ライン1720は、接地パッド120aに対して金リボン2312を介して接続されている。接地ライン1730は、接地パッド130aに対して金リボン2313を介して接続されている。
中継基板1700を、金リボンや金ワイヤなどによって光変調器100に接続する場合、接続部分には半田や導体ペーストを用いる。信号電極110の厚みが変化する境界線2310と、接地電極120の厚みが変化する境界線2320と、接地電極130の厚みが変化する境界線2330と、は基板150における信号パッド110aが設けられた端部とほぼ平行になっている。
これにより、実施の形態にかかる光変調器100の変形例9によれば、境界線2310,2320,2330が壁となり、金リボンや金ワイヤに用いる半田や導体ペーストの余計な流れ込みを抑えることができる。なお、光変調器100の変形例9は、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例1またはその他各種の光変調器100にも適用可能である。
また、図25に示すように、境界線2310,2320,2330を、基板150における信号パッド110aが設けられた端部側に凹の曲線となるように形成してもよい。これにより、境界線2310,2320,2330が壁となり、金リボンや金ワイヤに用いる半田や導体ペーストの余計な流れ込みを抑えることができる。さらに、境界線2310,2320,2330の凹部に半田や導体ペーストが溜まるため、半田や導体ペーストの余計な流れ込みをさらに効果的に抑えることができる。
また、図23および図25に示すように、境界線2310,2320,2330は、基板150における信号パッド110aが設けられた端部からの距離が互いにほぼ等しく形成されていてもよい。これにより、金リボンの長さや半田の量など、信号電極110,接地電極120および接地電極130を同じ条件で中継基板1700に接続することができる。
図27は、実施の形態にかかる光変調器の変形例10の一部を示す平面図である。図28は、図27のP−P線断面図である。図29は、図27のQ−Q線断面図である。図27〜図29において、図1〜図3に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態にかかる光変調器100の変形例10においては、信号パッド110a、電極パッド120aおよび電極パッド130aの厚みは変えずにバッファ層140の一部の厚みを変える。
図27に示すように、光変調器100の変形例10のバッファ層140は、相互作用部近傍のバッファ層140よりも厚みが大きい領域2700を有する。領域2700は信号パッド110a近傍を含む領域である。図28に示すように、相互作用部近傍のバッファ層140の厚みはtb1である。図29に示すように、信号パッド110a近傍を含む領域2700におけるバッファ層140の厚みはtb2(>tb1)である。
相互作用部近傍のバッファ層140の厚みtb1と領域2700の厚みtb2とが異なるようにバッファ層140を形成するためには、たとえば、バッファ層140を2回のパターニングによって形成する方法がある。まず、1回目のパターニングで基板150の一面にバッファ層140を形成し、2回目のパターニングでさらに領域2700のバッファ層140を形成する。
これにより、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップSを大きくすることなく、信号パッド110aにおけるインピーダンスをたとえば50Ωまで増加させることができる。このため、実施の形態にかかる光変調器100の変形例10によれば、駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができる。
ここで、光変調器100の変形例10は、実施の形態にかかる光変調器100、光変調器100の変形例1またはその他各種の光変調器100と組み合わせてもよい。たとえば、バッファ層140に上述した領域2700を形成しつつ、信号パッド110a、電極パッド120aおよび電極パッド130aの厚みを一部変える構成としてもよい。
なお、上述した各種の光変調器100の信号パッド110a近傍の形態は、光変調器100の信号電極110の両端に適用することが望ましい。特に、信号電極110の両端の形態を同じ形態に形成することで、設計が容易になるとともに信号パッド110aにおける特性インピーダンスを維持することができる。
図30は、実施の形態にかかる光変調器に接続された終端器を示す平面図である。信号電極110における中継基板1700を接続した端部とは反対側(出力側)の端部には終端器3000が接続される。終端器3000は、信号電極110の端部に対してワイヤボンディングなどによって接続されている。終端器3000は、信号電極3010と、接地電極3020と、を備えている。信号電極3010は、信号電極110の端部に接続されている。接地電極3020は、接地電極120および接地電極130に接続されている。
信号電極3010と接地電極3020とは、たとえば50Ωの抵抗3030を介して互いに接続されている。終端器3000における信号電極3010の端部との接続部分の高さは、信号電極110の端部における厚みが小さく形成された部分の高さに合わせる。これにより、信号電極110の端部に対する終端器3000のワイヤボンディングの作業が容易になる。
図31は、実施の形態にかかる光変調器のインピーダンスを示す特性図である。図31は、光変調器100のインピーダンスの一例として、光変調器100の変形例2(図6,図7参照)のインピーダンスを示している。横軸は、光変調器100の信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aにおける信号パッド110a近傍と、の厚みt2[μm]を示している。縦軸は、光変調器100の信号パッド110aにおけるインピーダンス[Ω]を有限要素法によって計算した結果を示している。
図31に示すように、信号パッド110aにおけるインピーダンスは、厚さt2を小さくするほど大きくなる。たとえば、従来のようにt2をt1と同じ厚さ34μmとした場合(信号パッド110aなどの厚みを変えない場合)、符号3001に示すように、信号パッド110aにおけるインピーダンスは43Ωとなる。これに対し、t2が1μmの場合(信号パッド110aなどの厚みを小さくした場合)、符号3002に示すように、信号パッド110aにおけるインピーダンスは50Ωとなる。
図32は、実施の形態にかかる光変調器におけるマイクロ波の反射を示す特性図である。図32において、横軸は、光変調器100が入出力するマイクロ波の周波数[GHz]を示している。縦軸は、マイクロ波の反射[dB]を示している。点線は、従来の光変調器におけるマイクロ波の反射を示している。実線は、実施の形態にかかる光変調器100におけるマイクロ波の反射を示している。
図32に示すように、実施の形態にかかる光変調器100は、従来の光変調器と比較してマイクロ波の反射が低減されている。たとえば、マイクロ波が40GHzである場合、本発明によりインピーダンスが43Ωから50Ωに上がると(図31参照)、符号3200に示すようにマイクロ波の反射は約9dB低減される。
図33は、実施の形態にかかる光変調器における放射損失および反射損失を示す特性図である。図33において、横軸は、光変調器100の信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップS[μm]を示している(図34でも同様)。縦軸は、光変調器100における放射損失および反射損失[dB]を示している。
点線は、従来の光変調器における反射損失を示している。実線は、実施の形態にかかる光変調器100における反射損失を示している。太線は、従来の光変調器および実施の形態にかかる光変調器100における放射損失を示している。図33に示すように、実施の形態にかかる光変調器100は、従来の光変調器と比較して反射損失が低減されている。
図34は、実施の形態にかかる光変調器における放射損失および反射損失の和を示す特性図である。図34において、縦軸は、光変調器100における放射損失および反射損失の和[dB]を示している。点線は、従来の光変調器における放射損失および反射損失の和を示している。実線は、実施の形態にかかる光変調器100における放射損失および反射損失の和を示している。図34に示すように、実施の形態にかかる光変調器100は、従来の光変調器と比較して放射損失および反射損失の和が低減されている。
従来の光変調器においては反射損失が大きかったために、信号パッド3530aと接地電極3540,3550とのギャップSを130μm程度に設計することで放射損失および反射損失が最小になっていた。一方、本発明の実施の形態にかかる光変調器100においては反射損失が低減されたため、信号パッド110aと、接地パッド120aおよび接地パッド130aと、のギャップSを100μm程度に設計することで放射損失および反射損失が最小となる。
以上説明したように、この発明にかかる光変調器によれば、信号電極の端部に設けられた信号パッドの少なくとも一部の厚みを相互作用部の厚みよりも小さくすることで、駆動回路との接続を容易にしつつ、高速動作においても放射損失を増加させることなく特性インピーダンスを維持することができる。このため、この発明にかかる光変調器によれば、変調性能を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態では、光変調器がマッハツェンダ型の変調器である場合について説明したが、本発明にかかる光変調器は、電気光学効果を有する基板上に形成される光導波路および電極を備えるその他の変調器にも適応可能である。たとえば、本発明にかかる光変調器は、図35に示した光変調器3500などにも適用可能である。
(付記1)電気光学効果を有する基板上に形成される光導波路と、
前記基板上に形成され、前記光導波路との相互作用部を有する信号電極と、
前記基板上に形成され、前記信号電極との間で同軸構造をなす接地電極とを備え、
前記信号電極の端部の幅は前記相互作用部の幅よりも大きく、当該信号電極の端部の少なくとも一部の厚みは前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする光変調器。
(付記2)前記信号電極の端部における前記接地電極近傍の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする付記1に記載の光変調器。
(付記3)前記信号電極の端部の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする付記2に記載の光変調器。
(付記4)前記信号電極の端部の厚みは1μm以上であることを特徴とする付記3に記載の光変調器。
(付記5)前記接地電極における前記信号電極の端部近傍の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする付記3または4に記載の光変調器。
(付記6)前記接地電極における前記信号電極の端部近傍の厚みは、前記信号電極の端部の厚みと同じであることを特徴とする付記5に記載の光変調器。
(付記7)前記接地電極における前記信号電極の端部と厚みが同じ部分の幅は100μm以上であることを特徴とする付記6に記載の光変調器。
(付記8)前記信号電極および接地電極は、
前記基板上に形成された第1信号電極および第1接地電極と、
前記第1信号電極および第1接地電極上において、前記第1信号電極および第1接地電極の内側にそれぞれ形成された第2信号電極および第2接地電極とから形成されることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記9)前記第2信号電極および第2接地電極は、前記第1信号電極および第1接地電極の1μm以上内側にそれぞれ形成されることを特徴とする付記8に記載の光変調器。
(付記10)前記信号電極と接地電極とのギャップは、前記信号電極の幅に応じて連続的に変化することを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記11)前記信号電極と接地電極とにおける厚みが前記相互作用部よりも小さい部分の幅は、前記信号電極の幅に応じて連続的に変化することを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記12)前記信号電極の端部の少なくとも一部の厚みは、前記相互作用部から離れるにしたがい連続的に小さくなることを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記13)前記信号電極の前記相互作用部でない部分および当該部分近傍の前記接地電極の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする付記1に記載の光変調器。
(付記14)前記相互作用部における前記接地電極は、
前記基板上に形成された第3接地電極と、
前記第3信号電極上で前記第3信号電極の内側に形成された第4接地電極とから形成されていることを特徴とする付記1〜13のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記15)前記信号電極の端部の厚みが小さい部分の厚みは、前記第3信号電極の厚みと同じであることを特徴とする付記14に記載の光変調器。
(付記16)前記信号電極の端部および接地電極と、他の回路の信号ラインおよび接地ラインと、の接続を中継する中継基板をさらに備え、
前記中継基板の信号ラインの高さは、前記信号電極の端部の厚みが小さい部分の高さと同じであることを特徴とする付記1〜15のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記17)前記中継基板は、前記接地電極の厚みが大きい部分に接続される筐体に格納されており、当該筐体における前記接地電極との接続部分の高さは、前記接地電極の厚みが大きい部分の高さと同じであることを特徴とする付記16に記載の光変調器。
(付記18)前記信号電極および接地電極における厚みが変化する境界線は、前記基板における前記信号電極の端部が設けられた端部とほぼ平行にそれぞれ形成されていることを特徴とする付記1〜17のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記19)前記信号電極および接地電極における厚みが変化する境界線は、前記基板における前記信号電極の端部が設けられた端部側に凹の曲線となるようにそれぞれ形成されていることを特徴とする付記1〜17のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記20)前記信号電極および接地電極における厚みが変化する境界線は、前記基板における前記信号電極の端部が設けられた端部からの距離が互いにほぼ等しく形成されていることを特徴とする付記18または19に記載の光変調器。
(付記21)前記信号電極の両端の幅は前記相互作用部の幅よりも大きく、当該信号電極の両端の端部の少なくとも一部の厚みは前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする付記1〜20のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記22)抵抗を有し、前記信号電極の一端に接続される終端器をさらに備え、
前記終端器における前記信号電極の一端との接続部分の高さは、前記信号電極の一端の厚みが小さい部分の高さと同じであることを特徴とする付記21に記載の光変調器。
(付記23)前記信号電極および接地電極は、前記基板上にバッファ層を介して形成されており、
前記信号電極の端部近傍の前記バッファ層の厚みは、前記相互作用部近傍の前記バッファ層の厚みよりも大きいことを特徴とする付記1〜22のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記24)前記信号電極および接地電極は、前記基板上にバッファ層を介して形成されており、
前記信号電極の端部近傍の前記バッファ層の厚みは、前記相互作用部近傍の前記バッファ層の厚みよりも大きいことを特徴とする光変調器。
(付記25)前記基板は強誘電体材料であることを特徴とする付記1〜24のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記26)前記信号電極の端部と接地電極とのギャップは130μm未満であることを特徴とする付記1〜25のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記27)前記信号電極の端部と接地電極とのギャップは100μmであることを特徴とする付記1〜26のいずれか一つに記載の光変調器。
(付記28)前記信号電極と接地電極とはコプレーナ線路を形成していることを特徴とする付記1〜27のいずれか一つに記載の光変調器。
以上のように、この発明にかかる光変調器は、電気光学効果を有する基板上に形成される光導波路および電極を備える光変調器に有用であり、特に、光変調器を高速で駆動する場合に適している。
実施の形態にかかる光変調器を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例1の一部を示す平面図である。 図4のC−C線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例2の一部を示す平面図である。 図6のD−D線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例3の一部を示す平面図である。 図8のE−E線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例4の一部を示す平面図である。 図10のF−F線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例5の一部を示す平面図である。 図12のG−G線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例6の一部を示す平面図である。 図14のH−H線断面図である。 図14のI−I線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例7の一部を示す平面図である。 図17のJ−J線断面図である。 図17のK−K線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例8の一部を示す平面図である。 図20のL−L線断面図である。 図20のM−M線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例9の一部を示す平面図(その1)である。 図23のN−N線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例9の一部を示す平面図(その2)である。 図25のO−O線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器の変形例10の一部を示す平面図である。 図27のP−P線断面図である。 図27のQ−Q線断面図である。 実施の形態にかかる光変調器に接続された終端器を示す平面図である。 実施の形態にかかる光変調器のインピーダンスを示す特性図である。 実施の形態にかかる光変調器におけるマイクロ波の反射を示す特性図である。 実施の形態にかかる光変調器における放射損失および反射損失を示す特性図である。 実施の形態にかかる光変調器における放射損失および反射損失の和を示す特性図である。 従来の光変調器を示す平面図である。 従来の他の光変調器を示す平面図である。 従来の他の光変調器の一部を示す平面図である。 ギャップSと放射損失との関係を示す特性図である。 従来の他の光変調器の変形例の一部を示す平面図である。 ギャップSと反射損失との関係を示す特性図である。 ギャップSと反射損失および放射損失の和との関係を示す特性図である。 ギャップSとインピーダンスとの関係を示す特性図である。
符号の説明
100 光変調器
110 信号電極
110a 信号パッド
120,130 接地電極
120a,130a 接地パッド
140 バッファ層
150 基板
161 入射導波路
162a,162b 平行導波路
163 出射導波路
1700 中継基板
1710 信号ライン
1720,1730 接地ライン
1740 筐体
2000 駆動回路
2311,2312,2313 金リボン

Claims (20)

  1. 電気光学効果を有する基板上に形成される光導波路と、
    前記基板上に形成され、前記光導波路との相互作用部を有する信号電極と、
    前記基板上に形成され、前記信号電極との間で同軸構造をなし、前記信号電極の端部との間にギャップを有する接地電極とを備え、
    前記信号電極の端部の幅は前記相互作用部の幅よりも大きく、当該信号電極の端部の少なくとも一部の厚みは前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする光変調器。
  2. 前記信号電極の端部における前記接地電極近傍の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の光変調器。
  3. 前記信号電極の端部の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の光変調器。
  4. 前記信号電極の端部の厚みは1μm以上であることを特徴とする請求項3に記載の光変調器。
  5. 前記接地電極における前記信号電極の端部近傍の厚みは、前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項3または4に記載の光変調器。
  6. 前記接地電極における前記信号電極の端部近傍の厚みは、前記信号電極の端部の厚みと同じであることを特徴とする請求項5に記載の光変調器。
  7. 前記接地電極における前記信号電極の端部と厚みが同じ部分の幅は100μm以上であることを特徴とする請求項6に記載の光変調器。
  8. 前記信号電極および接地電極は、
    前記基板上に形成された第1信号電極および第1接地電極と、
    前記第1信号電極および第1接地電極上において、前記第1信号電極および第1接地電極の内側にそれぞれ形成された第2信号電極および第2接地電極とから形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の光変調器。
  9. 前記第2信号電極および第2接地電極は、前記第1信号電極および第1接地電極の1μm以上内側にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項8に記載の光変調器。
  10. 前記信号電極と接地電極とのギャップは、前記信号電極の幅に応じて連続的に変化することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の光変調器。
  11. 前記信号電極と接地電極とにおける厚みが前記相互作用部よりも小さい部分の幅は、前記信号電極の幅に応じて連続的に変化することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の光変調器。
  12. 前記信号電極の端部の少なくとも一部の厚みは、前記相互作用部から離れるにしたがい連続的に小さくなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の光変調器。
  13. 前記相互作用部における前記接地電極は、
    前記基板上に形成された第3接地電極と、
    前記第3接地電極上で前記第3接地電極の内側に形成された第4接地電極とから形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の光変調器。
  14. 前記信号電極の端部の厚みが小さい部分の厚みは、前記第3接地電極の厚みと同じであることを特徴とする請求項13に記載の光変調器。
  15. 前記信号電極の端部および接地電極と、他の回路の信号ラインおよび接地ラインと、の接続を中継する中継基板をさらに備え、
    前記中継基板の信号ラインの高さは、前記信号電極の端部の厚みが小さい部分の高さと同じであることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の光変調器。
  16. 前記中継基板は、前記接地電極の厚みが大きい部分に接続される筐体に格納されており、当該筐体における前記接地電極との接続部分の高さは、前記接地電極の厚みが大きい部分の高さと同じであることを特徴とする請求項15に記載の光変調器。
  17. 前記信号電極および接地電極における厚みが変化する境界線は、前記基板における前記信号電極の端部が設けられた端部側に凹の曲線となるようにそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の光変調器。
  18. 前記信号電極の両端の幅は前記相互作用部の幅よりも大きく、当該信号電極の両端の端部の少なくとも一部の厚みは前記相互作用部の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の光変調器。
  19. 前記信号電極および接地電極は、前記基板上にバッファ層を介して形成されており、
    前記信号電極の端部近傍の前記バッファ層の厚みは、前記相互作用部近傍の前記バッファ層の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1〜18のいずれか一つに記載の光変調器。
  20. 前記信号電極の端部と接地電極とのギャップは130μm未満であることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一つに記載の光変調器。
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