JP5049704B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、経路案内や道路交通情報などの音声報知を行うナビゲーション装置に関するものであり、特に、音声報知が他の音声報知と重なったときに何れか一方の音声報知のポイントを変更しあるいは何れか一方の音声報知を別途報知するようにしたナビゲーション装置に関するものである。
従来から、車両に標準装備のナビゲーション装置、携帯可能で任意の車両やオートバイまた歩行時にも使用可能なポータブルナビゲーション装置などが市販されている。また、ナビゲーション機能を搭載した携帯電話装置も市販されている。
これらのナビゲーション装置は種々の音声報知を行う。例えば、複数のGPS衛星からの位置情報を受信することにより現在位置を測位するGPS(Global Position System)測位手段や、車両の進行方向を検出する方位センサを備えたナビゲーション装置は現在位置を検出することができる。現在位置を検出できれば、経路案内で曲がるべき方向を音声で報知したり、進入禁止を音声で警報したり、燃料補給が可能な最後のガソリンスタンドを音声で知らせたりすることができる。
また、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)受信回路、ATIS(Advanced Traveler Information System)受信回路やFM多重放送受信回路を備えたナビゲーション装置は道路交通情報を音声で知らせることができる。広告電波の受信回路を備えたナビゲーション装置は音声で広告の案内をすることができる。車間距離センサを備えたナビゲーション装置は前方や後方の車や障害物との衝突の危険を音声で知らせることができる。車線を撮像するカメラを備えたナビゲーション装置は車両が車線からはみ出ないように音声で注意を促すことができる。
しかしながら、このように多種の音声報知を行うことができると、音声報知が重なるという不具合を生じ易くなる。これを解決する方法として、下記の特許文献1(特開2002−236029号公報)には、各種の案内ポイントに優先順位をつけて、優先順位の高い案内には「A」優先順位の低いものには「B」あるいは「C」をつけ、優先順位が「A」の案内と「B」あるいは「C」の案内とが重なった場合、「A」を優先的に案内し、「B」あるいは「C」の案内はキャンセルする音声案内装置の発明が開示されている。また、この音声案内装置においては、同じ優先順位、例えば、優先順位「A」の案内が二つ重なった場合は、先に出力処理中の案内を報知後、後の案内を報知するように構成している。
特開2002−236029号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された音声案内装置においては、優先順位の低い「B」あるいは「C」の音声報知をしているときに、優先順位の高い「A」の音声報知の要求があったときは、「B」あるいは「C」の音声報知はキャンセルされるので、使用者が途中まで聞いた「B」あるいは「C」の内容を知りたいと思っても知ることができないという問題があった。
例えば、優先順位「B」の「ガソリンが残り少なくなっています。ラストチャンスのガソリンスタンドは左折後5km先です。」という内容を報知している最中に、優先順位「A」の「前方30m先を右折します。」という目的地の経路内容の報知要求があったときは、「ガソリンが残り少なくなっています。ラストチャンスのガソリンスタンドは左折後5km先です。」の音声報知を中断して「前方30m先を右折します。」を音声報知することとなり、燃料切れになる恐れがあった。
また、上記特許文献1に開示された音声案内装置においては、優先順位が同じ音声案内が重なったときは、先に出力処理中の案内が先に案内され、もう一方は先の案内が終わってから案内されるので、使用者にとって音声出力の順序に不満が生じることがあるという問題があった。たとえば、優先順位「A」の「今、左折しようとしている道路は進入禁止です。」という内容を報知している最中に、同じ優先順位「A」の「前方5m先に障害物があります。」という内容の報知要求があったときは、「今、左折しようとしている道路は進入禁止です。」の音声報知が終了した後に「前方5m先に障害物があります。」という内容が報知されることとなり、事故発生の恐れが生じる。
すなわち、上記特許文献1に開示された音声案内装置においては、優先順位の高い案内が重なった場合、両方を案内するように構成されているが、実際の案内ポイントでの案内を必要とする案内か、または、実際の案内ポイントより手前で案内または実際の案内ポイントより先で案内しても構わない案内かを分けていないので、優先順位が「A」の案内であればどんな案内であっても、先に出力処理中の案内が先に案内され、もう一方は先の案内が終わってから案内されるため、上記のような問題点が生ずるものであった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、音声報知を実際の案内ポイントより手前で案内または実際の案内ポイントより先で案内しても構わない案内かを分けておくことができる点に着目し、音声報知が他の音声報知と重なったときに音声報知を消去することなく、予め決められた範囲内で何れか一方の音声報知の出力ポイントを変更しあるいは何れか一方の音声報知を別途報知するようにしたナビゲーション装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、複数の音声報知に係るデータを記憶する第1記憶手段と、走行中に音声報知を要する事象が発生した場合、音声出力手段を介して該事象に応じた音声報知を出力する制御手段と、入力手段と、を有するナビゲーション装置であって、前記ナビゲーション装置は、更に前記複数の音声報知毎の標準開始ポイントである第1開始ポイントと、該第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が他の音声報知と重複する場合に開始ポイントを変更できる変更範囲を記憶した第2記憶手段と、を備え、前記変更範囲は、前記第1開始ポイントよりも手前で音声報知を行う第2開始ポイントと、前記第1開始ポイントよりも後で音声報知を行う第3開始ポイントであり、使用者は前記変更範囲を前記入力手段により設定可能であり、さらに、前記複数の音声報知毎にランクが設けられており、前記制御手段は、前記第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が前記変更範囲を設けていない他の音声報知と重複する場合、前記第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が前記変更範囲を設けているのであれば、前記ランクに関係なく、該音声報知の第1開始ポイントを前記第2開始ポイントまたは第3開始ポイントに変更し、また、ランク下位の音声を報知中に前記変更範囲を設けていないランク上位の音声報知の要求があったときは、前記ランク下位の音声報知の出力を停止し、前記ランク下位の音声報知を録音し、前記ランク上位の音声報知を行い、前記使用者による前記入力手段の操作に基づき前記録音した音声報知を報知させることを特徴とする。
本願の請求項に係る発明は、前記制御手段は、重複する音声報知が同じランクであり、前記変更範囲を設けていない場合には、何れか一方の音声報知の内容を前記表示部に表示させることを特徴とする。
本願の請求項に係る発明は、前記制御手段は、前記音声報知内容の表示を開始するときに鳴動を行うことを特徴とする。
上記のような構成により、本発明は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る発明においては、複数の音声報知に係るデータを記憶する第1記憶手段と、走行中に音声報知を要する事象が発生した場合、音声出力手段を介して該事象に応じた音声報知を出力する制御手段と、入力手段と、を有するナビゲーション装置であって、前記ナビゲーション装置は、更に前記複数の音声報知毎の標準開始ポイントである第1開始ポイントと、該第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が他の音声報知と重複する場合に開始ポイントを変更できる変更範囲を記憶した第2記憶手段と、を備え、前記変更範囲は、前記第1開始ポイントよりも手前で音声報知を行う第2開始ポイントと、前記第1開始ポイントよりも後で音声報知を行う第3開始ポイントであり、使用者は前記変更範囲を前記入力手段により設定可能であり、さらに、前記複数の音声報知毎にランクが設けられており、前記制御手段は、前記第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が前記変更範囲を設けていない他の音声報知と重複する場合、前記第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が前記変更範囲を設けているのであれば、前記ランクに関係なく、該音声報知の第1開始ポイントを前記第2開始ポイントまたは第3開始ポイントに変更し、また、ランク下位の音声を報知中に前記変更範囲を設けていないランク上位の音声報知の要求があったときは、前記ランク下位の音声報知の出力を停止し、前記ランク下位の音声報知を録音し、前記ランク上位の音声報知を行い、前記使用者による前記入力手段の操作に基づき前記録音した音声報知を報知させることを特徴とする。
これにより、音声報知の開始ポイントの変更範囲を記憶し、第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が他の音声報知と重複したときに変更範囲内で重複しないポイントに変更するので、重複する音声を消去することなく予め決められた開始ポイントにおいて聞くことができるようになる。また、重複する音声報知を早めることも、遅くすることもでき、標準の音声報知のタイミングよりも早く報知したほうがよい案内と、標準の音声報知のタイミングより遅くてもよい案内を区別することができるようになる。例えば、ETCの料金案内を料金所手前の標準案内ポイントより早く案内するなど、案内重複時の案内のタイミングを適切に設定できるようになる。また、第1開始ポイントの前後、使用者の好みに応じて音声の報知ポイントを変更することができる。また、中断させられた音声報知を使用者の要求に応じて再生することができる。
請求項に係る発明においては、前記制御手段は、重複する音声報知が同じランクであり、前記変更範囲を設けていない場合には、何れか一方の音声報知の内容を前記表示部に表示させる。
これにより、優先度が同じ音声報知が重複する場合、一方の音声報知を録音し、または、表示により出力することで、いずれの音声報知も適切に出力できるようになる。
請求項に係る発明においては、前記制御手段は、前記音声報知内容の表示を開始するときに鳴動を行うこと。
これにより、使用者は音声報知の内容が表示されたことを知ることができる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのナビゲーション装置を例示するものであって、本発明をこのナビゲーション装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は本実施形態のナビゲーション装置1の要部の構成を示すブロック図である。
GPS測位手段11は複数のGPS衛星からの位置情報の電波を受信して現在位置を演算し、演算した減算位置のデータを後述の制御回路10に出力する。VICS受信回路12はVICSの道路交通情報を受信して制御回路10に出力する。ETC受信回路13は料金や使用区間などの情報を受信して制御回路10に出力する。
距離センサ(前方)14は車両の前方に配設され、前方の障害物との距離や同じ方向に移動している物体(即ち、前方の走行車両)との車間距離を検出して制御回路10に出力する。距離センサ(後方)15は車両の後方に配設され、後方の障害物との距離を検出して制御回路10に出力する。燃料残量センサ16はガソリンの残量を検出して制御回路10に出力する。
HDD記録再生手段17はHDD(ハードディスクドライブ)を有し、地図情報の記録・再生を行う。また、HDD記録再生手段17が有するHDDには各種の音声報知データとともに表示部19に表示する文字データも記憶されている。音声合成回路18は制御回路10が指定する文字の音声を生成して制御回路10に出力する。表示部19はタッチパネルの液晶表示装置であり、現在位置マークを地図に重ね合わせて表示する。スピーカ20は制御回路10の制御により音声合成回路18が生成した音声を出力する。操作部21は使用者がナビゲーションに係る種々の操作を行うためのキー(例えば、再生キー211)などを有する。尚、操作部21は表示部19のタッチパネルも含む。
次に、制御回路10の現在位置検出動作について説明する。車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)のONにより、ナビゲーション装置1が起動すると、制御回路10はHDD記録再生手段17に記憶された地図を呼び出して表示部19に表示させる。そして、GPS測位手段11より現在位置のデータを受信する。
制御回路10は受信した現在位置を示す現在位置マークを表示部19に表示された地図に重ね合わせて表示させる。現在位置マークを地図に重ね合わせるときは、GPS測位手段11から受信した現在位置がHDD記録再生手段17から読み出した地図の最も近い道路上になるように、現在位置マークを道路上に表示させる。これをマップマッチングという。
音声報知は、案内を報知すべき位置に車両が到達した時点で行われ、車両がその位置に到達したことは、GPS測位手段11や自立航法により測位された位置情報に基づいて判断される。
次に、ナビゲーション装置1の経路案内について説明する。
経路案内を行うにはまず、目的地が設定されなければならない。最も一般的な目的地の設定方法は、使用者が操作部21を介して地図を拡大、縮小、スクロールさせて、目的地となる地点にカーソルを合わせる。これを目的地として登録操作する。他の方法として、目的地の名称(例えば、富士山)がわかっている場合、あるいは目的地の種別(例えば、レストラン)がわかっている場合は、キーワードや種別の検索で目的地を設定することができる。また、住所や電話番号がわかっている場合はこれから目的地を設定することができる。
目的地が設定されると、制御回路10は、所定の条件に基づいて現在位置から目的地までの最適な経路を求める。その条件は使用者が設定するものであり、最短距離や、最短時間や、有料道路を除くなど、種々の条件がある。
経路が設定されると、制御回路10は経路案内を開始する。例えば、制御回路10は、経路を区別できる色で表示し、目的地までに距離と到達予測時間を表示し、曲がるべき交差点に所定距離近付くと、音声合成回路18が生成した音声(例えば、「約50m先交差点を右に曲がります。」)をスピーカ20から出力させる。
次に音声報知について説明する。
各種の音声報知のデータは、HDD記録再生手段17が有するHDDに蓄積されている。そして案内を報知すべき位置に車両が到達した時点で該当する音声報知のデータが記憶手段から読み出され、音声合成回路18によって音声合成され、スピーカ20から出力される。経路探索の結果得られた出発地から目的地までの案内経路上の交差点などにおける音声報知は、予め、交差点手前の所定の位置に現在位置が到達した時点で出力されるように経路案内データに設定される。
経路案内における音声報知は、例えば、曲がるべき方向の案内はGPS測位手段11や自立航法により測位された現在位置が交差点の所定距離手前の所定の位置に到達した時点で出力される。その他、予定経路を外れたときの警告、進入禁止道路の通知、現在地近傍の観光案内も同様に、現在位置が予め設定された各種所定の位置に到達した時点で報知される。
また、速度オーバーの警告など、走行中に音声報知を必要とする事象が発生した場合には、適切な位置でそれらの音声報知が出力される。この種の音声報知の契機となる事象は、例えば、VICS受信回路12、ETC受信回路13、距離センサ(前方)14、距離センサ(後方)15、燃料残量センサ16による検出である。
例えば、VICS受信回路12が道路交通情報を受信した時点では停滞・渋滞の通知、悪天候の通知を行う。また、ETC受信回路13がETC情報を受信した時点では料金や使用区間などの通知を行う。
距離センサ(前方)14が前方の物体との距離を検出した時点では衝突危険の警報、車間距離が狭いことの通知を行う。距離センサ(後方)15が後方の物体との距離を検出した時点では衝突危険の警報を行う。燃料残量センサ16がガソリン残量を検出した時点では燃料切れの警告、ガソリンスタンドの案内を行う。このように種々の音声報知が存在すると、音声報知が重複することが予測される。
例えば、図2の例では、車間距離が短い報知と、左折案内の報知と、渋滞の報知の3つが重複する可能性がある。本発明はこのように音声報知が重複したときの処理に関するものである。
図3はRAM(23)に記憶される各音声報知毎の音声報知開始ポイントを示す図である。図3に示す如く、音声報知を行うか否かのON/OFFと、音声報知の開始ポイントが予め設定されている。音声報知の開始ポイントは、夫々の音声報知の標準開始ポイントである第1開始ポイントと、本来は第1開始ポイント「標準」で出力する音声報知であるが、他の音声報知と重複する場合に、第1開始ポイントより手前の位置に開始ポイントを変更できる第2開始ポイント「前」と、本来は第1開始ポイント「標準」で出力する音声報知であるが、他の音声報知と重複する場合に、第1開始ポイントより後の位置に開始ポイントを変更できる第3開始ポイント「後」を記憶している。
尚、各音声報知において第1開始ポイントは全ての音声報知に設定されているが、音声報知の内容によっては第2、第3開始ポイントを設定する必要のないものもある。
また、この音声報知に関する設定は工場出荷時にROM22に記憶され、ナビゲーション装置の電源ON時にRAM23に転送されるが、その後、使用者がRAM23の音声報知ポイントを設定変更することも可能である。また、使用者は、音声報知を行うか否かのON/OFFの設定変更も行うことができるものとする。
また、図3に示すように、第2開始ポイントないし第3開始ポイントとは、絶対的な時刻や位置を示す情報をいうものではなく、音声案内を要する事象に応じて音声報知の開始タイミングを標準的な開始タイミングに対して相対的に設定するための情報である。例えば、車両の進行方向の前方に渋滞がある場合、図3に示すように標準的な音声報知のタイミング(第1開始ポイント)は渋滞箇所の2Km手前と設定し、更に手前の2.5Kmの地点を第2開始ポイントとして設定、第1開始ポイントより後の1.5Kmの地点を第3開始ポイントとして設定している。
図3には、更に夫々の音声報知に対して優先度(重要度)を示すA,B,Cのランクが設定されている。
このランクは、特許文献1に記載されているものと同様に音声報知の事象による優先順位であり、優先順位の高い案内には上位のランク「A」優先順位の低いものには下位のランク「B」あるいはランク「C」を付けている。そして本実施例においては、音声報知が重複する場合、優先度を示すランクに関係なく、何れか一方の音声報知で開始ポイントの変更が可能であれば、開始ポイントを変更することで重複する音声を消去することなく夫々の音声報知を聞くことができるようになる。
しかし、重複した音声報知の何れも音声報知の開始ポイントを変更できない場合は(変更範囲である第2開始ポイント及び第3開始ポイントが設定されていない場合等)、優先度を示すランクを参照して以下のように音声報知の出力処理を行う。
上位のランク「A」の案内と下位のランク「B」あるいは「C」の案内とが重複した場合、上位のランク「A」を優先的に案内し、ランク「B」あるいは「C」の案内は、他の手段、例えば、表示による報知に切り換える。また、ランク「A」の案内同士が重複した場合は、一方の案内を音声で報知し、もう一方は表示により報知を行う。
音声報知にランクを設ける理由として、例えば、距離センサ14や15が、後方から車両が接近していることを検出した時点や、前方の車両に接近し過ぎていることを検出した時点や、経路案内中に急カーブの地点に差しかかった時点で案内する音声報知は、リアルタイムに案内しなければならないものであり、音声報知の開始ポイントを変更することはできないからである。従って、この種の音声報知の優先順位(ランク)は「A」に設定され、音声報知の開始ポイントも当該事象が発生した時点や、急カーブの地点の手前のある距離に車両が到達した時点で案内されるように設定されている。
これに対して、例えば、渋滞情報に関する音声報知のタイミングは比較的自由に設定しても実質的な影響を与えない。2km先が渋滞していることは、別に2、5km手前で報知しても1、5km手前で報知しても支障はないし、また、経路案内中の音声報知において、700m先を左方向に曲る案内を500m手前の位置や300mの手前の位置で報知しても構わない。これらの音声報知の優先順位(ランク)は「B」や「C」に設定されている。
このように本発明は、各音声報知の事象に応じて、標準的な案内の開始ポイントである第1開始ポイントと、第1開始ポイントに対して、それより手前の第2開始ポイント、それより後の第3開始ポイントに開始ポイントを変更できるか否かが設定されている。
本発明においては、図3のような設定を用いて音声報知の事象が発生した時に複数の音声報知が重複するか否かを判別し、重複したときは一方の音声報知が音声案内の開始タイミングを変更できるか否かを判別し、変更できる場合には当該一方の音声報知の開始タイミングを変更し、変更できない場合は、何れか一方の出力方法を変更するようにしたものである。
図4は、あるポイントで報知を行う音声報知が重複する場合に、可能であれば何れか一方の音声報知の開始ポイントを変更する手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートは、ナビゲーション装置1において出発地から目的地までの経路探索を行い、経路データ、各交差点などにおける案内データが作成された後の経路案内処理の手順を示している。
ステップS101の処理においてナビゲーション装置1は経路案内が開始されると、ステップS102の処理においてGPS測位手段11は一定の時間間隔でナビゲーション装置1の現在位置を測位する。
現在位置が測位されるとステップS103の処理でナビゲーション装置1は一定の時間後の位置を推定し、ステップS104の処理に進み、その時点で出力する音声報知の有無を判別する。音声報知が予定されていなければステップS102の測位処理に戻る。音声報知が予定されている場合は、ステップS105の処理に進み、複数の音声報知が重複するか、否かを判別する。
音声報知の重複は、音声報知の開始ポイントが重複する場合の他に、開始ポイントにはずれがあっても、一方の音声報知の開始から終了までの時間と、他方の音声報知の開始から終了までの時間が互いに重複する場合もある。
そこで、本実施例では、開始ポイントの重複を判別する他にも図3に示すように各音声報知毎に設定してある音声報知の報知時間内で他の音声報知が重複するか否かを判別している。
ステップS105の処理において音声報知が重複すると判別された場合、ステップS106の処理に進み、図3に示す各音声報知の開始ポイントの設定範囲を参照して、重複する音声報知の何れかが、その開始ポイントを第2開始ポイント(第1開始ポイントより手前)、または、第3開始ポイント(第1開始ポイントより後)に移動させることができるか、否かを判別する。開始ポイントを移動することができる音声報知がある場合はステップS107の処理において移動可能な音声報知の開始ポイントを移動する。第1開始ポイントより手前に移動する場合は第2開始ポイントに移動し、第1開始ポイントより後に移動する場合は第3開始ポイントに移動する。
ステップS105の判別処理において、音声報知の重複がないと判別された場合、および、ステップS106の判別処理において開始ポイントを移動できる音声報知がないと判別された場合は、ステップS108の処理に進み、各音声報知の開始ポイントを移動せずにステップS109の処理に進む。ステップS109の処理では、推定位置(ステップS103で推定した位置)が目的地に到達したか否か、すなわち、経路案内終了か否かが判別され、経路案内終了でなければステップS102の現在位置の測位処理に戻り、経路案内終了であれば、処理を終了する。
尚、ステップS106の判別処理において、音声報知が重複し、重複する音声報知の何れもが開始ポイントを移動できない場合は、開始ポイントを変更しない(ステップS108)ため、図5のフローチャートに示す重複する音声報知の開始ポイントが変更できない時における音声報知処理手順に従って、案内の出力方法の変更が行われる。
図5において、ステップS201の処理において経路案内が開始され、ステップS202の処理においてGPS測位手段11が現在位置を測位すると、ナビゲーション装置1は、ステップS203の処理において現在位置が何れかの音声報知の開始ポイントであるか否かを判別する。開始ポイントでなければステップS202の測位処理に戻る。
ステップS203の判別処理において音声報知の開始ポイントであると判別されたら、ステップS204の処理に進み、重複する音声報知があるか否かを判別する。各音声報知の第1開始ポイント又は音声報知の音声報知時間の何れかで音声案内が重複するかを含め判別する。重複する音声報知がなければステップS206の処理に進み、設定されている音声報知の出力を開始する。出力される音声報知は重複するものがないので、第1開始ポイントで開始される。
ステップS204の判別処理で、第1開始ポイントで出力される音声報知または音声報知の音声報知時間内で重複する音声報知があると判別された場合には、重複する音声報知の優先度(ランク)が上位のものであるか否かが判別される(ここでは説明を簡単にこするため、ランクは上位と下位の2レベルの場合を例に説明する)。上位のランクの音声報知が重複している場合は、ステップS207の処理に進み、一方の音声報知の出力を開始し、他方の音声報知を録音するか、または、表示部19に表示する。録音された音声報知は他の音声報知が終了後にユーザ選択により音声報知するか、出力方法を表示に変更して表示させることができる。
ステップS205の判別処理において、重複する音声報知のランクが異なる場合は、ステップS208の処理に進み、上位のランクの音声報知の出力を開始するとともに、下位のランクの音声報知を録音または表示する。録音された音声報知の処理はステップS207における処理と同様である。
ステップS206〜208の処理で音声報知出力が開始されると、ステップS209の処理で音声報知が終了したか否かを判別する。音声報知の出力が終了していなければステップS204の処理に戻り、新たな事象に対する音声報知に対して重複する音声報知があるか否かを判別する処理に戻る。
なお、新たに発生した音声報知が重複した場合には、ステップS205の判別処理において、出力中の音声報知と新たに発生した音声報知との優先度の上位、下位を判別し、優先度が同じ場合には新たに発生した音声報知を録音または表示し、出力中の音声報知の優先度より新たに発生した音声報知の優先度が上位の場合は出力中の音声報知の出力を停止し、録音または表示に変更し、優先度の上位の音声報知の出力を開始する。
図6は、このようにして音声出力から表示に出力方法を変更して表示画面に表示された音声報知の内容の一例を示す表示画面の図である。重複した音声報知の内容の一方を表示による出力に変更するので、音声報知が遅れたり、中断されたりしても、使用者は表示により音声報知の内容を知ることができる。また、音声報知内容の表示を開始するときに鳴動をするように構成すれば、使用者は音声報知の出力方法が音声から表示に変更されたことを知ることができる。
音声報知が終了していれば、ステップS210の処理に進み、経路案内が終了(目的地に到達)したか否かを判別する。経路案内が終了していない場合はステップS202の測位処理に戻り、経路案内が終了していれば処理を終了する。
本発明は、多種、多様の音声報知を行うナビゲーション装置に適用することができる。また、ナビゲーション機能を備えた携帯電話装置に適用することができる。
本発明のナビゲーション装置の要部を示すブロック図である。 音声報知が重なる状況を示す図である。 音声報知開始ポイントの範囲の設定を示す表である。 本発明のナビゲーション装置における音声報知重複時の音声報知開始ポイントを変更する手順を示すフローチャートである。 音声報知開始ポイントを変更できない音声報知が重複した時の処理手順を示フローチャートである。 音声報知の内容を表示手段に表示して出力する場合の表示画像の一例を示す図である。
符号の説明
1・・・・・・・ナビゲーション装置
10・・・・・・制御回路
11・・・・・・GPS測位手段
12・・・・・・VICS受信回路
13・・・・・・ETC受信回路
14・・・・・・距離センサ(前方)
15・・・・・・距離センサ(後方)
16・・・・・・燃料残量センサ
17・・・・・・HDD記録再生手段
18・・・・・・音声合成回路
19・・・・・・表示部
20・・・・・・スピーカ
21・・・・・・操作部
221・・・・・再生キー
23・・・・・・RAM

Claims (3)

  1. 複数の音声報知に係るデータを記憶する第1記憶手段と、走行中に音声報知を要する事象が発生した場合、音声出力手段を介して該事象に応じた音声報知を出力する制御手段と、入力手段と、を有するナビゲーション装置であって、
    前記ナビゲーション装置は、更に前記複数の音声報知毎の標準開始ポイントである第1開始ポイントと、該第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が他の音声報知と重複する場合に開始ポイントを変更できる変更範囲を記憶した第2記憶手段と、を備え
    前記変更範囲は、前記第1開始ポイントよりも手前で音声報知を行う第2開始ポイントと、前記第1開始ポイントよりも後で音声報知を行う第3開始ポイントであり、使用者は前記変更範囲を前記入力手段により設定可能であり、
    さらに、前記複数の音声報知毎にランクが設けられており、前記制御手段は、前記第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が前記変更範囲を設けていない他の音声報知と重複する場合、前記第1開始ポイントで出力しようとする音声報知が前記変更範囲を設けているのであれば、前記ランクに関係なく、該音声報知の第1開始ポイントを前記第2開始ポイントまたは第3開始ポイントに変更し、また、ランク下位の音声を報知中に前記変更範囲を設けていないランク上位の音声報知の要求があったときは、前記ランク下位の音声報知の出力を停止し、前記ランク下位の音声報知を録音し、前記ランク上位の音声報知を行い、前記使用者による前記入力手段の操作に基づき前記録音した音声報知を報知させることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記ナビゲーション装置は、更に表示部を備え、前記制御手段は、重複する音声報知が同じランクであり、前記変更範囲を設けていない場合には、何れか一方の音声報知の内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記制御手段は、前記音声報知内容の表示を開始するときに鳴動を行うことを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
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