JP2017181271A - 車載装置、情報提供方法及び情報提供プログラム - Google Patents

車載装置、情報提供方法及び情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ナビゲーション状況と配信情報の案内内容とを考慮した情報提供を可能にする。【解決手段】車載装置は、所定エリアに対応付けられて配信される第1情報を取得する取得手段と、所定エリアへの進入前に、所定エリアを通過するまでの期間において提供される第1情報以外の情報の提供スケジュールを予測し、所定エリア内での第1情報の提供可能性を判定する判定手段と、所定エリア内で第1情報が提供できないときには、第1情報以外の情報の提供スケジュールとの間で第1情報を提供するタイミングを調整し、所定エリアへの進入前に第1情報を提供する提供手段と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、車載装置、情報提供方法及び情報提供プログラムに関する。
従来から、車両に搭載可能な、ナビゲーション機能を有する車載装置が知られている。ナビゲーション機能を有する車載装置は、例えば、自車両の現在位置(緯度、経度)を取得する機能、及び、地図をLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイス上に表示する機能を有し、車両の走行経路を案内する。このような、車載装置として、例えば、スマートフォン、PC(Personal Computer)、ナビゲーション装置、AVN機(車載用オ
ーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機)といった情報処理装置が例示できる。
このような車載装置に対し、車両の現在位置の近傍に存在する店舗等についての広告案内を情報提供センター等を介して配信する技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2008−139169号公報 特開2003−337905号公報
広告案内などのエリアに対応付けられた配信情報は、当該エリアの内部あるいは近傍において運転者等のユーザへ提供することが望ましい。しかしながら、従来の技術では、エリアに対応付けられた配信情報をユーザに提供する場合に、配信情報以外の情報(例えば、ナビゲーションの案内情報)が優先され、適切なタイミングで提供できない場合があった。本発明は、エリアに対応付けられた配信情報を適切なタイミングでユーザに提供することである。
開示の技術の一側面は、車載装置によって例示される。すなわち、車載装置は、所定エリアに対応付けられて配信される第1情報を取得する。車載装置は、所定エリアへの進入前に、所定エリアを通過するまでの期間において提供される第1情報以外の情報の提供スケジュールを予測し、所定エリア内での第1情報の提供可能性を判定する判定手段と、所定エリア内で第1情報が提供できないときには、第1情報以外の情報の提供スケジュールとの間で第1情報を提供するタイミングを調整し、所定エリアへの進入前に第1情報を提供する提供手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、エリアに対応付けられた配信情報を適切なタイミングで提供できる。
本実施形態に係る情報配信システムの構成の一例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す構成図である。 配信広告データDBに登録される広告データの一例を示す図である。 案内音声のスケジューリング処理が行われる車両の走行ルートにつての説明図である。 タイミング制御による案内音声のスケジューリング処理を説明するためのタイムチャートの一例である。 優先度変更による案内音声のケジューリング処理を説明するためのタイムチャートの一例である。 情報配信サーバの処理の一例を示すフローチャートである。 車載装置の、現在位置情報、走行ルート情報に応じた広告情報を取得する処理の一例を示すフローチャートである。 車載装置における、案内音声のスケジューリング処理の一例を示すフローチャートである。 AVN機の一例を示す構成図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る車載装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本車載装置は実施形態の構成には限定されない。
<第1の実施の形態>
<1.システム構成>
図1に、本実施形態に係る情報配信システムの構成の一例を例示する。図1に例示の情報配信システム1は、例えば、車両に搭載可能なナビゲーション機能を有する車載装置に対し、各種の配信情報を提供するシステムである。ナビゲーション機能を有する車載装置は、例えば、自車両の現在位置(緯度、経度)を取得する機能、及び、地図を表示デバイス上に表示する機能を有し、車両の走行経路を案内する。車載装置に対して提供された各種の配信情報は、例えば、表示画像や音声を介して車両の運転者等(以下、ユーザとも称す)に提供される。
図1に例示の本実施形態に係る情報配信システム1は、車載装置10と、情報提供センター等に設けられた情報配信サーバ20とを含む。各種の配信情報には、例えば、緊急情報、交通情報、VICS(登録商標)情報、観光案内情報、店舗等が提供する広告情報が含まれる。各種の配信情報は、例えば、情報配信サーバ20が備えるデータベースに格納される。
情報配信サーバ20は、PC、サーバといった情報処理装置である。車載装置10は、例えば、スマートフォン、PC、ナビゲーション装置、AVN機といった情報処理装置である。情報配信サーバ20と車載装置10とは、通信ネットワークを介して接続する。通信ネットワークには、携帯電話網等の無線ネットワーク、インターネット(Internet)等の公衆ネットワーク、LAN(Local Area Network)等が含まれる。情報配信サーバ20には、通信ネットワークを介して1台以上の車載装置10が接続し得る。各種の配信情報は、通信ネットワークを介して情報配信サーバ20から車載装置10に配信される。
なお、以下では、情報配信サーバ20から配信される配信情報は、企業や店舗等が提供する広告情報であるとして説明する。また、情報配信サーバ20から配信される配信情報は、音声を介してユーザに提供されるものとして説明する。
車載装置10は、車載装置10を搭載する車両の現在位置(緯度、経度)情報、車両の走行経路(ルート)情報を定期的に取得し、取得した上記情報を情報配信サーバ20に送信する。
情報配信サーバ20は、車載装置10から定期的に送信された上記の情報を用いて、車両の現在地点の周辺、車両の走行ルート沿いに存在する広告情報をデータベースから抽出する。情報配信サーバ20の備えるデータベースには、例えば、全国規模の範囲における
広告情報が登録・格納されている。データベースに保持される広告情報には、例えば、広告を配信するエリア(広告配信エリア)、広告データ、音声案内時間等といった案内内容が対応付けられている。
情報配信サーバ20は、車両の現在地点の位置情報、車両の走行ルートに対応してデータベースから抽出された広告情報を通信ネットワークを介して車載装置10に配信する。車載装置10は、情報配信サーバ20から配信された広告情報を受信し、受信した広告情報を車載装置10の備えるフラッシュメモリ等の記憶領域にデータベースとして保持する。
車載装置10は、車両の移動に伴い、所定の周期間隔で車両の現在地点に対応する直近の広告情報をフラッシュメモリ等に保持されたデータベースから抽出すると共に、ナビゲーション状況を取得する。車載装置10は、例えば、車両の走行ルートに沿ったナビゲーション案内の案内音声の予定、車載装置10で利用可能なオーディオコンテンツ(例えば、CD(Compact Disc)等に記録された再生音声、FM/AMといった放送音声等)の使用状況を取得する。そして、車載装置10は、取得したナビゲーション状況と抽出した広告情報の案内内容とを考慮し、広告を案内するタイミングや広告を提供するための案内優先度を変更する。
車載装置10は、例えば、抽出した広告情報についての広告配信エリアが走行予定のルート上に存在するとき、該エリアの進入前に該エリアの走行時における案内音声の提供スケジュールを取得したナビゲーション状況から予測する。車載装置10は、例えば、広告配信エリアの進入前に予測した案内音声の提供スケジュールにおいて、抽出した広告情報についての広告が提供できない場合には、広告配信エリアの進入前に該広告を提供可能なように広告案内のタイミングを調整(変更)する。
また、車載装置10は、例えば、広告配信エリアの進入前においても広告案内を提供するタイミングが存在しない場合には、広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報を特定する。そして、車載装置10は、特定した情報の優先順位を広告案内よりも下げるように調整(変更)して広告を提供する。
広告以外に優先して提供される情報として、例えば、ナビゲーション案内、CD等の再生音声が存在すると想定する。ユーザに提供される情報の優先順位は、例えば、ナビゲーション案内、CD等の再生音声、広告の順である。車載装置10は、例えば、広告配信エリア内において、広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報であるCD等の再生音声を特定し、特定したCD等の再生音声の優先順位を広告案内よりも下げる。広告配信エリア内においては、車載装置10では、CD等の再生音声に変えて広告案内の音声が提供される。
車載装置10は、広告配信エリア、音声案内時間といった案内内容と走行時のナビゲーション状況とに応じて、広告を案内するタイミング、広告を提供するための案内優先度を変更し、広告をユーザに提供することが可能になる。本実施形態の車載装置10によれば、ナビゲーション状況と配信情報の案内内容とを考慮した情報提供が可能になる。
<2.装置構成>
図2は、PCといった情報処理装置の一般的なハードウェア構成の一例を示す構成図である。情報配信サーバ20及び車載装置10は、図2に例示の情報処理装置90により実現される。但し、車載装置10は、例えば、図10で後述するAVN機の一部を構成するとしてもよい。
図2に例示の情報処理装置90は、接続バス96によって相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)91、主記憶装置92、補助記憶装置93、通信IF(Interface)94、入出力IF95を備える。CPU91はプロセッサとも呼ばれる。ただし、CPUは、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPUがマルチコア構成であってもよい。
CPU91は、情報処理装置90全体の制御を行う中央処理演算装置である。CPU91は、補助記憶装置93に記憶されたプログラムを主記憶装置92の作業領域に実行可能に展開し、プログラムの実行を通じて周辺機器の制御を行うことで所定の目的に合致した機能を提供する。主記憶装置92は、CPU91がプログラムやデータをキャッシュしたり、作業領域を展開したりする記憶媒体である。主記憶装置92は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶装置93は、CPU91により実行されるプログラムや、動作の設定情報などを記憶する記憶媒体である。補助記憶装置93は、例えば、HDD(Hard-disk Drive)やSSD
(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、USBメモリ、SD(Secure Digital)メモリカード等である。通信IF94は、情報処理装置90に接続するネットワークとのインターフェースである。入出力IF95は、情報処理装置90に接続するセンサや装置との間でデータの入出力を行うインターフェースである。上記の構成要素はそれぞれ複数に設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。
情報配信サーバ20として機能する情報処理装置90では、例えば、CPU91のプログラムの実行により、図1に例示の広告配信部31の処理が提供される。情報配信サーバ20は、広告配信部31が参照し、或いは、管理するデータの格納先として、補助記憶装置93に配信広告データDB210を備える。
車載装置10として機能する情報処理装置90では、例えば、CPU91のプログラムの実行により、図1に例示の、現在地・走行ルート取得部21、広告受信部22、広告抽出部23、案内音声優先制御部24、音声出力部25、ナビ案内部26、オーディオ再生部27の処理が提供される。但し、以上の各処理部の少なくとも一部の処理がDigital Signal Processor(DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)等によって提供されてもよい。また、以上の各処理部の少なくとも一部が、Field-Programmable Gate Array(FPGA)等の専用large scale integration(LSI)、その他のデジタル回路であって
もよい。また、以上の各処理部の少なくとも一部にアナログ回路が含まれてもよい。なお、車載装置10は、以上の各処理部が参照し、或いは、管理するデータの格納先として、補助記憶装置93に広告データDB201を備える。
<3.機能構成>
(情報配信サーバ)
情報配信サーバ20の広告配信部31は、通信IF94を介して車載装置10から送信された車両の現在位置(緯度、経度)情報、車両の走行ルート情報を取得する。広告配信部31は、取得した上記情報を主記憶装置92の所定の領域に一時的に記憶する。なお、車載装置10から取得した上記情報は、例えば、車載装置10を一意に識別する識別情報と対応付けて記憶される。車載装置10を一意に識別する情報として、例えば、ネットワークID(IPアドレス)が例示できる。
広告配信部31は、配信広告データDB210を参照し、車両の現在位置、車両の走行ルートに対応した広告データの抽出を行う。例えば、広告配信部31は、車両の現在位置を中心として、所定範囲内の広告データを抽出する。ここで、所定範囲とは、予め定められた緯度範囲、経度範囲であり、例えば、車両の現在位置を中心として半径10km内に
対応する緯度範囲、経度範囲が例示できる。
広告配信部31は、配信広告データDB210に登録された広告データの広告配信エリアが、所定範囲内に含まれる広告データを全て抽出する。また、広告配信部31は、車両の走行ルートを広告配信エリアに含む広告データを全て抽出する。抽出された広告データは、通信ネットワークを介して車載装置10に配信される。
図3は、配信広告データDB210に登録される広告データの一例を示す図である。配信広告データDB210は、広告データ毎のレコードを有する。図3において、広告データのレコードは、「No」、「緯度範囲」、「経度範囲」、「広告内容」、「広告再生時間(秒)」の各カラムを有する。
「No」カラムには、配信広告データDB210に登録された広告データを一意に識別する識別番号が格納される。「緯度範囲」カラムには、広告データを配信するエリアの緯度範囲が格納される。「経度範囲」カラムには、広告データを配信するエリアの経度範囲が格納される。「緯度範囲」カラム、「経度範囲」カラムに格納される数値範囲は、例えば、分単位、秒単位を識別可能な数値が格納される。「広告内容」には、車載装置10で再生可能な音声を伴う広告データ(映像・音声データ、音声データ)が格納される。「広告再生時間(秒)」カラムには、広告データの音声再生時間が秒単位で格納される。
なお、配信広告データDB210に登録される配信情報は、少なくとも、上述したように配信エリアの緯度範囲、経度範囲に対応付けられた配信内容、配信内容を再生するための時間を有する。
(車載装置)
車載装置10の現在地・走行ルート取得部21は、ナビ案内部26を介し、定期的に自車両の現在位置(緯度、経度)情報、自車両の走行ルート情報を取得する。上記情報の取得は、例えば、1000m、500mといった予め定められた移動距離の単位で行われる。但し、上記情報の取得は、自車両の走行速度に応じて10分毎、5分毎、1分毎といった予め定められた時間間隔で行うとしてもよい。現在地・走行ルート取得部21は、取得した上記情報を、通信ネットワークを介して情報配信センターに設けられた情報配信サーバ20に送信する。
広告受信部22は、通信ネットワークを介して情報配信サーバ20から配信された広告情報を受信する。広告情報は、車載装置10を搭載する車両の現在位置、走行ルート情報に対応して抽出された配信広告データである。広告情報には、図3を用いて説明したように、広告データを配信するエリアの緯度範囲、経度範囲、音声再生時間が広告データに対応付けられている。広告受信部22は、受信した広告情報を車載装置10が備える補助記憶装置93の広告データDB201に格納する。広告データDB201には、自車両の現在位置、走行ルート情報に対応した最新の広告情報が格納される。
広告抽出部23は、広告データDB201を参照し、所定の周期間隔で自車両の現在地点、走行ルートに対応する広告情報を抽出する。ここで、所定の周期間隔とは、例えば、20秒毎、60秒毎といった予め定められた単位による時間間隔である。但し、広告抽出部23が広告情報の抽出を行う周期間隔は、現在地・走行ルート取得部21が情報配信サーバ20に対して行う定期的な送信間隔より短いことが望ましい。なお、広告抽出部23は、例えば、車両の走行速度に応じて広告情報を抽出する所定の周期間隔を可変するとしてもよい。また、広告抽出部23は、広告情報の抽出を20m、50mといった予め定められた距離単位で行うとしてもよい。広告抽出部23は、広告データDB201から抽出した広告情報を案内音声優先制御部24に引き渡す。
案内音声優先制御部24は、車両の走行ルートにおけるナビゲーション案内の案内音声
の予定をナビ案内部26から取得する。また、案内音声優先制御部24は、車載装置10で利用可能なオーディオコンテンツの使用状況を取得する。そして、案内音声優先制御部24は、広告抽出部23から引き渡された広告情報、取得したナビゲーション案内の案内音声の予定、オーディオコンテンツの使用状況を用いて案内音声を提供するためのスケジュールを予測する。
案内音声優先制御部24は、例えば、抽出した広告情報についての広告配信エリアの進入前に案内音声による広告データが提供できない場合には、広告配信エリアの進入前に該広告データを提供可能なように案内音声の提供スケジュールを変更する。
また、案内音声優先制御部24は、例えば、広告配信エリアの進入前においても広告案内を提供するタイミングが存在しない場合には、広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報を特定する。広告以外に優先して提供される情報の中の優先順位が最も低い情報として、例えば、再生中のCD音声、FM/AMラジオの放送音声等が例示できる。
案内音声優先制御部24は、広告以外に優先して提供される情報の中の優先順位が最も低い情報が特定できる場合には、特定した情報の優先順位を広告案内よりも下げるように変更し、抽出された広告情報の広告データを提供可能なように案内音声の提供スケジュールを変更する。案内音声優先制御部24は、変更後の提供スケジュールに沿って案内音声に係る上記情報を音声出力部25に出力すると共に、案内音声に係る制御信号を音声出力部25に出力する。
音声出力部25は、案内音声に係る音声データをスピーカといった出力デバイスに出力する。案内音声に係る音声データは、案内音声優先制御部24から出力される。また、音声出力部25は、案内音声優先制御部24の制御信号により、再生中のCD音声、FM/AMラジオの放送音声等に対し、一時停止や音量増加・減少といった制御を行う。
ナビ案内部26は、例えば、LCD等の表示デバイスに地図情報を表示する。ナビ案内部26は、例えば、GPS(Global Positioning System)信号を受信する受信装置を介
し、自車両の現在位置(緯度、経度)情報を取得し、取得した自車両の現在位置を表示デバイスに表示された地図上に表示する。また、ナビ案内部26は、表示デバイスに表示された地図上に自車両の走行予定の経路を表示すると共に、音声等により右左折等の進行方向案内を行う。オーディオ再生部27は、例えば、アンテナを介してラジオ放送波等を受信し、放送音声等に復調する。また、オーディオ再生部27は、例えば、CD、MD(Mini Disc)といった可搬記録媒体に記録されたコンテンツデータを読込み、音声信号、映
像信号等を再生する。
<4.案内音声のスケジューリング処理>
(タイミング制御)
図4は、タイミング制御による案内音声のスケジューリング処理が行われる車両の走行ルートについての説明図である。図4において、地点a1は、車載装置10を搭載する車両の現在位置を示す。破線の楕円枠で囲まれた領域e1は、車両の現在位置、走行ルートに対応して抽出された広告情報の広告配信エリア(以下、広告配信エリアe1とも称す)を示す。地点a3は、広告配信エリアe1の進入地点を示し、地点a4は、広告配信エリアe1の通過完了地点を示す。抽出された広告情報には、案内音声b4に示すように、「今ならリッター85円!激安ガソリンスタンド○○が近くにあります。今なら…」といった、「ガソリンスタンド○○」の提供する広告データが含まれる。案内音声b4の広告再生時間は、「20秒」である。
車載装置10を搭載する車両は、地点a1から、経路R1→経路R2→経路R3を経由して地点a2に移動する。地点a1から地点a2に至る走行ルートにおいて、経路R1→経路R2では、案内音声b1に示すように「次、右に曲がってください」といった、音声によるナビゲーション案内が予定されている。同様にして、経路R2→経路R3では、案内音声b2に示す「300m先、左に曲がってください」、案内音声b3に示す「次、左に曲がってください」といったナビゲーション案内が予定されている。地点a1から地点a2に至る走行ルートにおいて、車両が通過予定の経路R2は、「ガソリンスタンド○○」の提供する広告案内の広告配信エリア内に含まれている。
図5は、案内音声のスケジューリング処理を説明するためのタイムチャートの一例である。図5の横軸は、図4に例示の地点a1から、経路R1を経由して広告配信エリアe1に進入し、進入した広告配信エリアe1を車両が通過完了するまでの予測時間を表す。図5において、時間t1は、図4に例示の広告配信エリアe1を通過するために要する通過時間を表し、時間t2、t3、t4は、ナビゲーション案内に要する音声案内時間を表す。時間t5は、広告配信エリアe1において、広告データの提供可能時間を表す。なお、ナビゲーション案内に要する音声案内時間は5秒間として説明する。
車載装置10は、例えば、車両の走行ルート上に広告配信エリアe1を有する広告データの広告再生時間、ルート走行時に予定されるナビゲーション案内の音声案内時間に基づいて、地点a1から広告配信エリアe1を車両が通過完了するまでの案内音声の提供スケジュールを予測する。なお、図3を用いて説明した配信エリアに対応付けられた配信情報の場合も同様にして、配信情報についての案内音声の提供スケジュールが予測される。
車載装置10は、広告配信エリアe1が含まれる走行ルートを走行する際の車両速度を予測する。車載装置10は、例えば、入出力IF95を介して接続する車速センサから車両速度を取得する。そして、車載装置10は、例えば、直近の1分間、5分間、10分間といった単位時間における車両速度の平均値を算出し、算出した平均値を上記走行ルートを走行する際の車両速度(推定速度)とすることができる。なお、車載装置10は、30km/hといった一定の車両速度を推定速度として保持するとしてもよい。また、車載装置10は、走行ルートの道路状況(例えば、片側一車線、片側二車線等)や走行ルートを通過する時間帯に応じて保持する車両速度の値を可変するとしてもよい。例えば、車載装置10は、走行ルートを通過する時間帯が通勤時間帯である場合には、渋滞を考慮して、保持する30km/hといった車両速度を25km/hといった車両速度に可変することができる。
車載装置10は、例えば、地図情報に基づいて、広告配信エリアe1を通過する車両の走行ルート(地点a1→経路R1→経路R2→経路R3)の移動距離を特定する。そして、車載装置10は、特定した移動距離と推定速度から、経路R1を経由して広告配信エリアe1に進入し、進入した広告配信エリアe1を車両が通過完了するまでの経過時間を予測する。図5の例では、車載装置10は、現在地(図4、地点a1)の時点から約40秒経過後に走行ルート上の広告配信エリアe1に進入し、進入した広告配信エリアe1を約60秒経過後に通過完了すると予測する。
また、車載装置10は、経路R1、R2を経由して広告配信エリアe1を通過完了するまでに予定されるナビゲーション案内の提供期間を予測する。図5の例では、車載装置10は、走行ルート上のナビゲーション案内について、現在地(図4、地点a1)の時点から約20秒経過後、35秒経過後、55秒経過後に、それぞれ5秒間の案内音声が発生すると予測する。
車載装置10は、車両の現在地点から走行ルート上に位置する広告配信エリアe1を通
過完了するまでの経過時間軸上に、広告配信エリアe1内を移動する時間t1、ナビゲーション案内に要する時間t2、t3、t4をスケジューリングする。そして、車載装置10は、広告配信エリアe1を移動する時間内での、広告配信エリアe1に対応付けられた広告データの提供可能性(提供の可否)を判定する。
図5の例では、広告配信エリアe1内を移動する時間t1は約20秒であり、時間t1の後半にはナビゲーション案内の案内音声b3を提供する時間t4が予定されている。このため、広告配信エリアe1を移動する時間内では、広告データの提供可能時間(時間t5=時間t1−時間t4)は約15秒間となる。車載装置10は、広告データの広告再生時間と広告配信エリアe1内での提供可能時間との大小関係から、広告配信エリアe1内での広告データの提供は困難と判定する。
車載装置10は、車両の現在地点から走行ルート上に位置する広告配信エリアe1を通過完了するまでの経過時間軸上において、広告データを提供するためのスケジュールを調整する。図5の例では、ナビゲーション案内の案内音声b2を提供する時間t3の終了時から次のナビゲーション案内である案内音声b3である時間t4の開始時までの期間は15秒間である。同様にして、ナビゲーション案内の案内音声b1を提供する時間t2の終了時から案内音声b3の開始時までの期間は10秒間である。また、現時点(車両の現在地点)からナビゲーション案内の案内音声b1の開始時までの期間は20秒間である。
車載装置10は、車両の現在地点から広告配信エリアe1を通過完了するまでの経過時間軸上にスケジューリングされたナビゲーション案内に要する時間t2、t3、t4の開始・終了時期と広告再生時間とに基づいて広告データの提供スケジュールを調整する。図5の例では、現時点からナビゲーション案内の案内音声b1が開始されるまでの期間が20秒間であるため、当該期間に広告データの広告再生時間(時間t6)が割り当てられる。
なお、車両の現在地点から広告配信エリアe1を通過完了するまでの経過時間軸上における広告データの提供スケジュールの調整は、広告配信エリアe1を通過するまでの時間を遡り、広告配信エリアe1に近い時間順に行われる。車載装置10では、例えば、時間t4とt3、時間t3とt2、現時点から時間t2の順に、広告データの広告再生時間を割り当てるための調整が行われる。
図5の例において、例えば、時間t3で示すナビゲーション案内が存在しないと想定する。この場合、車載装置10では、時間t4で示すナビゲーション案内の開始前に広告データの広告再生時間が割り当てられる。車載装置10では、広告配信エリアe1に進入する前に広告データの音声再生が開始される。
また、図5の例において、例えば、時間t2で示すナビゲーション案内が存在しないと想定する。この場合では、車載装置10は、時間t3で示すナビゲーション案内の開始前に広告データの広告再生時間を割り当てる。車両の現在地点から広告配信エリアe1を通過するまでの経過時間軸上では、時間t3で示すナビゲーション案内の開始前の時点が広告配信エリアe1に近いためである。
図5の例において、時間t1は、図4に例示する経路R2上の地点a3から地点a4に至るまでの移動時間である。図4の広告配信エリアe1が、例えば、広告データを配信する店舗を中心とする円形領域と想定する場合、時間t1の前半は店舗に近づくための移動時間であり、時間t1の後半は店舗から遠ざかるための移動時間になる。車両のユーザに対して提供される広告は、店舗から遠ざかるときに配信される場合に比べ店舗に近づくときに配信される場合においてより集客効果が見込める。
このため、車載装置10は、図5に示す時間t1の前半時間を用いて、上述した広告配信エリアe1に対応付けられた広告データの提供可能性を判定するとしてもよい。そして、車載装置10は、図5に示す時間t1の前半時間内での広告データの提供が困難と判定する場合には、時間t1の後半時間を含めて広告データの提供スケジュールを調整するとすればよい。
上述した車載装置10によれば、広告配信エリア、音声案内時間といった案内内容と走行時のナビゲーション状況とに応じて、広告を案内するタイミングを変更し、広告配信エリアに対応付けられた広告データをユーザに提供することが可能になる。車載装置10は、広告以外に優先すべき情報をユーザに提供しつつ、ナビゲーション状況と広告の案内内容とを考慮した適切なタイミングで広告提供が可能になる。
(優先度変更)
図6は、優先度変更による案内音声のケジューリング処理を説明するためのタイムチャートの一例である。図6の横軸は、図4に例示の地点a1から、経路R1を経由して広告配信エリアe1に進入し、進入した広告配信エリアe1を車両が通過完了するまでの予測時間を表す。図6において、時間t1は、図4に例示の広告配信エリアe1を通過するために要する通過時間を表し、時間t2、t3は、ナビゲーション案内に要する音声案内時間を表す。ナビゲーション案内に要する音声案内時間は、図5と同様に5秒間である。時間t7は、車両のユーザが視聴中のCD音声の再生期間を表す。なお、図4に例示の、案内音声b3のナビゲーション案内は存在しないものとして説明する。
車載装置10は、例えば、車両の走行ルート上に広告配信エリアe1を有する広告データの広告再生時間、ルート走行時に予定されるナビゲーション案内の音声案内時間、CD音声の再生期間に基づいて、地点a1から広告配信エリアe1を通過完了するまでの案内音声の提供スケジュールを予測する。なお、ユーザに提供される情報の優先順位は、例えば、ナビゲーション案内、CD音声、広告データの順であるとする。
車載装置10は、図5を用いて説明したように、広告配信エリアe1が含まれる走行ルートを走行する際の車両速度を予測し、地図情報に基づいて、広告配信エリアe1を通過完了するまでの走行ルート上の移動距離を特定する。そして、車載装置10は、特定した移動距離と推定速度から、経路R1を経由して広告配信エリアe1に進入し、進入した広告配信エリアe1を車両が通過完了するまでの経過時間を予測する。また、車載装置10は、経路R1、R2を経由して広告配信エリアe1を通過完了するまでに予定されるナビゲーション案内の提供期間を予測する。また、車載装置10は、CD音声の再生に係る使用状況をナビ案内部26から取得する。
図6の例では、車載装置10は、現在地(図4、地点a1)の時点から約40秒経過後に走行ルート上の広告配信エリアe1に進入し、進入した広告配信エリアe1を約60秒経過後に通過完了すると予測する。また、車載装置10は、走行ルート上のナビゲーション案内について、現在地の時点から約20秒経過後、35秒経過後に、それぞれ5秒間の案内音声が発生すると予測する。また、車載装置10は、CD音声の再生に係る使用状況として、現時点において再生中の楽曲は約80秒経過後まで継続することを特定する。
車載装置10は、車両の現在地点から走行ルート上に位置する広告配信エリアe1を通過完了するまでの経過時間軸上に、広告配信エリアe1内を移動する時間t1、ナビゲーション案内に要する時間t2、t3、CD音声の再生時間(時間t7)をスケジューリングする。そして、車載装置10は、広告配信エリアe1を移動する時間内での、広告配信エリアe1に対応付けられた広告データの提供可能性を判定する。
図6の例では、広告配信エリアe1内を移動する時間t1は約20秒であり、広告再生時間は20秒間であるため、広告配信エリアe1内での広告データの提供は可能である。しかしながら、CD音声の再生時間が広告配信エリアe1の通過後にまで継続するため、車載装置10は、広告配信エリアe1内での広告データの提供は困難と判定する。また、現時点でCD音声は再生中であるため、車載装置10は、図5を用いて説明した経過時間軸上における、広告データを提供するためのスケジュール調整は困難と判定する。
車載装置10は、例えば、広告配信エリアe1を移動する時間t1内において、広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報であるCD音声を特定する。そして、車載装置10は、特定したCD音声の優先順位を広告データよりも下げた場合において、広告配信エリアe1を移動する時間t1内での広告データの提供可能性を判定する。上述したように、図6の例では、広告配信エリアe1内を移動する時間t1は約20秒であり、広告再生時間は20秒間であるため、車載装置10は、広告配信エリアe1内での広告データの提供は可能と判定する。
車載装置10は、広告配信エリアe1を移動する時間t1でのCD音声の優先順位を広告データよりも下げるように変更し、広告配信エリアe1に対応付けられた広告データの広告再生時間(時間t8)を割り当てる。広告配信エリアe1を移動する車載装置10では、例えば、再生中のCD音声が削除(MUTE)あるいは一時停止され、広告データの案内音声が提供される。
なお、図6の例において、広告配信エリアe1を移動する時間t1が45秒後から60秒後までの15秒間である場合には、車載装置10は、広告配信エリアe1内での広告データの提供は困難であると判定する。そして、車載装置10は、広告配信エリアe1を通過するまでの期間、すなわち、現時点から60秒後までの期間において広告データの提供可能性を判定する。車載装置10は、時間t3に示すナビゲーション案内の終了後から広告配信エリアe1を通過完了するまでの期間が20秒間であるため、当該期間において広告データの提供は可能と判定する。そして、車載装置10は、時間t3に示すナビゲーション案内の終了後から広告配信エリアe1を通過するまでの期間での、CD音声の優先順位を広告データよりも下げるように変更し、広告データの広告再生時間を割り当てる。
上記期間の車載装置10では、例えば、時間t3に示すナビゲーション案内の終了後から再生中のCD音声がMUTEあるいは一時停止され、広告データの案内音声が提供される。
また、例えば、広告配信エリアe1を移動する時間t1が45秒後から65秒後までの20秒間である場合、車載装置10は、広告データの広告再生時間を広告配信エリアe1内の移動期間に割り当てることが可能である。しかしながら、時間t3に示すナビゲーション案内は40秒後に終了するため、ナビゲーション案内の終了時点から広告配信エリアe1の通過時点までの期間(25秒間)を広告データを割り当てるための調整期間とすることができる。この場合では、車載装置10は、時間t3に示すナビゲーション案内の終了時点を広告再生時間の開始時期として広告データの案内音声を割り当てるとしてもよい。車載装置10は、広告配信エリアe1の進入前に該広告配信エリアe1に対応付けられた広告データの案内音声を提供することが可能となる。
なお、再生中のCD音声について、例えば、広告配信エリアe1を移動する期間中(例えば、45秒後)に曲間(前後する楽曲の移行期間)が予定される場合には、車載装置10は、曲間の開始時から広告データの案内音声を割り当てるように調整するとしてもよい。この場合の車載装置10では、広告配信エリアe1への進入時から5秒経過後の、再生中のCD音声に対する曲間の開始と共に広告データの案内音声が提供される。車載装置1
0は、再生中の楽曲のCD音声が中途で途切れないように調整できるため、優先順位の変更による干渉を抑制することが可能となる。
上述した車載装置10では、例えば、広告配信エリアの進入前においても広告案内を提供するタイミングが存在しない場合には、広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報が特定できる。車載装置10は、特定した情報の優先順位を広告案内よりも下げるように調整(変更)することで広告の案内音声を提供できる。車載装置10によれば、広告配信エリア、音声案内時間といった案内内容と走行時のナビゲーション状況とに応じて、広告を提供するための案内優先度を変更し、広告配信エリアに対応付けられた広告データをユーザに提供することが可能になる。
<5.処理フロー>
(情報配信サーバ)
図7は、情報配信サーバ20の処理の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、処理の開始は、車載装置10から送信された車両の現在位置(緯度、経度)情報、車両の走行ルート情報の受信のときが例示できる。情報配信サーバ20は、通信IF94を介して通信ネットワークに接続された車載装置10の上記情報を取得する(S1)。情報配信サーバ20は、例えば、車載装置10を一意に識別する識別情報(IPアドレス)と取得した上記情報とを対応付けて主記憶装置92の所定の領域に一時的に記憶する。
情報配信サーバ20は、配信広告データDB210を参照し、車両の現在位置周辺、車両の走行ルートを広告配信エリアに含む広告情報を全て抽出する(S2)。広告情報には、図3を用いて説明した、広告データを配信するエリアの緯度範囲及び経度範囲、車載装置10で再生可能な音声を伴う広告データ、広告データの音声再生時間が含まれる。情報配信サーバ20は、配信広告データDB210から抽出された広告情報を通信IF94を介して接続された通信ネットワークに送信する(S3)。抽出された広告情報は、通信ネットワークを介して車載装置10に配信される。
(車載装置)
図8は、車載装置10の、現在位置情報、走行ルート情報に応じた広告情報を取得する処理の一例を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、処理の開始は、予め定められた時期の到来のときが例示できる。車載装置10は、例えば、1000m、500mといった予め定められた移動距離に応じて、定期的に自車両の現在位置(緯度、経度)情報、自車両の走行ルート情報を取得する。車載装置10は、取得した上記情報を通信IF94を介して通信ネットワークに接続された情報配信サーバ20に送信する(S11)。情報配信サーバ20は、情報提供センターに設けられる。
S11の処理後、車載装置10は、通信IF94を介して、自車両宛に情報配信サーバ20から通信ネットワークに配信された広告情報を取得する(S12)。広告情報には、広告データを配信するエリアの緯度範囲及び経度範囲、車載装置10で再生可能な音声を伴う広告データ、広告データの音声再生時間が含まれる。車載装置10は、取得した広告情報を広告データDB201の所定の領域に格納する。
図9は、車載装置10における、案内音声のスケジューリング処理の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、処理の開始は、予め定められた時期の到来のときが例示できる。車載装置10は、例えば、60秒毎といった単位時間の間隔で、広告データDB201を参照し、自車両の現在地点の周辺、走行ルート沿いに存在する広告情報を抽出する(S21)。車載装置10は、広告データDB201から抽出した広告情報を主記憶装置92の所定の領域に一時的に記憶する。
車載装置10は、抽出した広告情報の中に現在地点、走行ルートを広告配信エリアに含む広告データが存在するかを判定する(S22)。車載装置10は、抽出した広告情報の中に現在地点、走行ルートを広告配信エリアに含む広告データが存在しない場合には(S22,No)、S21の処理に移行し、S21−S22の処理を繰り返す。一方、車載装置10は、抽出した広告情報の中に現在地点、走行ルートを広告配信エリアに含む広告データが存在する場合には(S22,Yes)、S23の処理に移行する。
S23の処理では、車載装置10は、車両の推定速度に基づいて、現在位置の時点においける広告を含む情報の、案内音声の提供スケジュールを予測する。推定速度に基づく広告を含む情報の案内音声の提供スケジュールの予測については、図3を用いて説明した。車載装置10は、予測した提供スケジュールから、広告配信エリアを移動する期間内での、広告データの案内音声の提供可能性を判定する(S24)。車載装置10は、例えば、広告データの音声再生時間と、予測した提供スケジュール上の広告配信エリアを移動する期間との大小関係から広告データの案内音声の提供可能性を判定する。
車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、広告配信エリアを移動する期間内での、広告データの案内音声が提供可能な場合には(S24,Yes)、S25の処理に移行する。S25の処理では、車載装置10は、広告配信エリアを移動する期間内に広告データの案内音声予定をスケジューリングする。車載装置10では、広告配信エリアを移動する期間内に広告データの音声再生時間が割り当てられる。S25の処理後、車載装置10は、広告データの音声再生時間が割り当てられた案内音声の提供スケジュールを主記憶装置92の所定の領域に一時的に記憶し、図9に例示の処理を終了する。
車載装置10では、例えば、案内音声の提供スケジュールに沿って、広告配信エリアを移動する期間内で広告データの案内音声が提供される。
一方、車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、広告配信エリアを移動する期間内での、広告データの案内音声を提供できない場合には(S24,No)、S26の処理に移行する。S26の処理では、車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、広告配信エリアを通過するまでの期間内での、広告データの案内音声の提供可能性を判定する。上記期間内での、広告データの案内音声の提供可能性については図5を用いて説明した。
車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で広告データの案内音声が提供可能な場合には(S26,Yes)、S27の処理に移行する。S27の処理では、車載装置10は、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内に広告データの案内音声予定をスケジューリングする。車載装置10では、例えば、広告配信エリアの進入前の期間内で広告データの音声再生時間が割り当てられる。S27の処理後、車載装置10は、広告データの音声再生時間が割り当てられた案内音声の提供スケジュールを主記憶装置92の所定の領域に一時的に記憶し、図9に例示の処理を終了する。
車載装置10では、例えば、案内音声の提供スケジュールに沿って、広告配信エリアに進入する前の期間内で、広告データの案内音声が提供される。
一方、車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で広告データの案内音声を提供できない場合には(S26,No)、S28の処理に移行する。S28の処理では、車載装置10は、広告以外の優先すべき情報が複数に存在するかを判定する。広告以外の優先すべき情報については、図6を用いて説明した。
車載装置10は、広告以外の優先すべき情報が複数に存在しない場合には(S28、No)、情報提供の優先順位を調整する対象がないため、図9に例示の処理を終了する。予測した提供スケジュール上では、広告データの案内音声を提供するためのタイミング調整、優先度の調整が困難なためである。一方、車載装置10は、広告以外の優先すべき情報が複数に存在する場合には(S28、Yes)、S29の処理に移行する。
S29の処理では、車載装置10は、例えば、広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報を特定する。そして、車載装置10は、特定した情報の優先順位を広告データの案内音声よりも下げるように変更した場合に、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で広告データの案内音声が提供可能かを判定する。優先順位の変更については、図6を用いて説明した。
車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、優先順位の変更を行った際に、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で広告データの案内音声を提供できない場合には(S29,No)、図9に例示の処理を終了する。広告以外に優先して提供される情報の中から優先順位の最も低い情報と広告との間の優先順位の調整を行っても、広告データの案内音声が提供できないためである。
一方、車載装置10は、予測した提供スケジュールにおいて、優先順位の変更を行った際に、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で広告データの案内音声が提供可能な場合には(S29,Yes)、S30の処理に移行する。S30の処理では、車載装置10は、広告以外の優先順位の最も低い情報の優先順位を広告より下げて、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内に広告データの案内音声予定をスケジューリングする。車載装置10では、例えば、広告配信エリアを移動する期間内で、優先順位を変更した広告データの音声再生時間が割り当てられる。S30の処理後、車載装置10は、優先順位を変更した広告データの音声再生時間が割り当てられた案内音声の提供スケジュールを主記憶装置92の所定の領域に一時的に記憶し、図9に例示の処理を終了する。
車載装置10では、例えば、案内音声の提供スケジュールに沿って、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で、優先順位を変更した情報の音声が削除されて広告データの案内音声が提供される。
以上の処理により、車載装置10は、広告配信エリアの進入前に広告及び広告以外の情報についての案内音声の提供スケジュールを予測できる。車載装置10は、広告の音声案内時間(音声再生時間)に基づいて、広告配信エリアを移動する期間内で広告の案内音声の提供可能性を判定できる。車載装置10は、広告配信エリアを移動する期間内で広告の案内音声が提供できない場合には、広告配信エリアの進入前の期間内で広告の案内音声を提供するタイミングを調整できる。この結果、車載装置10は、広告配信エリアの移動期間内で提供できない広告の案内音声を、広告配信エリアに進入するまでの期間内で提供することができる。
車載装置10によれば、広告の広告配信エリア、音声案内時間、広告配信エリア内を走行する際のナビゲーション状況に応じて、広告を案内するタイミングを変更し提供することができる。本実施形態の車載装置10は、配信情報以外に優先すべき情報をユーザに提供しつつ、ナビゲーション状況と配信情報の案内内容とを考慮したタイミングで配信情報を提供できる。
また、車載装置10は、広告配信エリアの進入前の期間内で広告の案内音声を提供するタイミングがない場合には、広告以外に優先すべき情報の中から優先順位が最も低い情報
を特定することができる。車載装置10は、特定した上記情報の優先順位を広告よりも下げるように変更できる。この結果、車載装置10は、広告配信エリアを通過完了するまでの期間内で、特定した上記情報の優先順位を広告よりも下げて、広告の案内音声を提供することができる。
なお、少なくとも、配信エリアの緯度範囲、経度範囲に対応付けられた配信内容、配信内容を再生するための時間を有する配信情報であれば、同様の処理により、車載装置10を介して提供できる。車載装置10によれば、広告の広告配信エリア、音声案内時間、広告配信エリア内を走行する際のナビゲーション状況に応じて、広告を提供するための案内優先度を変更し提供することができる。
<6.AVN機>
図10に、車載装置10としてのAVN機2の一例を例示する。図10の、制御部101は、AVN機2の各部或いは接続された外部機器からの信号、また使用者の操作に基づく各操作部からの操作指示信号等の入力を受け、それら信号に基づきAVN機2、或いは外部機器を統括的に制御する制御部で、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)により構成され、ROM等のメモリに記憶されたプログラムに従い動作する。
放送受信部102は、アンテナにより受信された放送波から、特定の周波数の放送波を選択受信し、復調して当該放送の音声信号及び画像信号を出力する受信部であり、同調回路、復調・復号回路、フレーム管理回路等により構成される。放送受信部102は制御部101からの制御信号により、そのオン/オフ、受信周波数の選択(選局)等の各種動作が制御される。
ディスク再生部103は、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD、ブル
ーレイディスク等のディスクに記録されているデータをピックアップにより読込み、読み込んだデータに基づく、音声信号、映像信号を分配回路108に出力する。ディスク再生部103は、光学ピックアップ、ピックアップディスク駆動機構、ピックアップディスク駆動機構の制御回路、読取信号の復号回路等を備え、制御部101からの制御信号により、オン/オフ、読み込み位置等の各種動作が制御される。
HD(ハードディスク)再生部104は、磁気記録媒体であるハードディスクに記録された各種データから所望のデータを読み出し、読み出した画像信号、音声信号または文字信号等を分配回路108に出力する。ハードディスクには、MP3ファイル等の音楽データやJPEGファイル等の画像データ、ナビゲーション用の地図データ等が記録される。HD再生部104は、読取信号の復号回路等を備え、制御部101からの制御信号によりオン/オフ、読み出すデータ等の各種動作が制御される。
ナビゲーション部105は、ディスプレイ113に表示された地図上に自車位置や目的地までの経路を表示したり、交差点等で音声等により右左折等の進行方向案内を行ったり、VICS情報受信部106から交通情報を受信して表示したり、GPS情報受信部107から自車位置情報を受信して表示したりして、目的地までの経路案内を行う。ナビゲーション部105は、ナビゲーションのために利用される地図情報を記録するハードディスク、各種演算処理を行うCPU(Central Processing unit)、各種処理のためにデータ
を記憶するRAM(Random Access Memory)等のメモリ115を備える。ナビゲーション部105は、制御部101からの制御信号により、オン/オフ、各種動作が制御される。
VICS情報受信部106は、交通情報通信システム(VICS(登録商標):Vehicle Information and Communication System)に係る交通情報を受信し、受信した交通情報を出力する。VICS情報受信部106は、交通情報通信システムからのデータを受信す
る受信機(FM受信機、電波ビーコン受信機、光ビーコン受信機)、受信したデータを復号する復号回路等を備える。GPS情報受信部107は、GPS(登録商標)衛星からのGPS信号に基づき自車位置を検出し、検出した現在位置情報を出力する。GPS情報受信部107は、GPS信号を受信する受信回路、受信したGPS信号に基づき自車位置を算出する演算回路等を備える。
分配回路108は、制御部101の制御信号により、出力することが指定された各種ソース(放送受信部102、ディスク再生部103、HD再生部104、及びナビゲーション部105、図示しない外部記録媒体再生部、外部音声/映像入力部等)の音声信号と画像信号とを画像調整回路109及び音声調整回路110に出力する。分配回路108は、リレーまたはスイッチングトランジスタ等の電子回路で構成されたスイッチ群を備える。
音声調整回路110は、制御部101の制御信号により、入力された音声信号に対し、音量、音声を調整し、調整した音声信号を出力する。音声調整回路110は、音声データを記憶するメモリ、音声データを演算処理するデジタルシグナルプロセッサ等の演算回路、トランジスタ、抵抗、コイル等により構成される増幅または減衰回路や共振回路等を備える。スピーカ111は、音声調整回路110から出力された音声信号を音声として出力する。
画像調整回路109は、制御部101の制御信号により、入力された画像信号に対し、輝度や色調、コントラストなどを調整し、調整した各画像信号を出力する。画像調整回路109は、画像データを記憶するメモリ、画像データを演算処理するデジタルシグナリングプロセッサ等の演算回路等を備える。
画像出力部112は、画像調整回路109から入力された画像信号と、制御部101からディスプレイ113に表示させる表示画像信号とを入力して画像合成等の処理を施し、当該処理を施した画像信号に基づきディスプレイ113を駆動する。
ディスプレイ113は、画像出力部112から入力された画像信号に基づき画像を表示する表示装置である。ディスプレイ113は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、冷陰極フラットパネルディスプレイ等である。ディスプレイ113は、バックライト、液晶パネル、タッチパネル等を備える。
操作部114は、AVN機2に対して使用者が各種操作を行うための入力部であり、例えばタッチパネル、押釦スイッチ、回転操作スイッチ、ジョイスティック等である。操作部114は、AVN2機に対する使用者による各種操作の操作状態を制御部101に出力する。遠隔操作部116は、例えば、赤外線素子等を備えたリモコンである。遠隔操作部116は、操作部114と同様の機能を有する。
ETC車載器120は、ETC(登録商標:Electronic Toll Collection)システムにおいて、ETCレーン側の端末と通信して料金を自動で支払う機能を備えた車載器である。通信ユニット121は、アンテナに接続された、例えば、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、赤外線通信、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信のため
の通信インターフェースである。
<その他:コンピュータが読み取り可能な記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記何れかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。さらに、SSD(Solid State Drive)は、コンピ
ュータ等から取り外し可能な記録媒体としても、コンピュータ等に固定された記録媒体としても利用可能である。
1 情報配信システム
2 AVN機
10 車載装置
20 情報配信サーバ
21 現在地・走行ルート取得部
22 広告受信部
23 広告抽出部
24 音声案内優先制御部
25 音声出力部
26 ナビ案内部
27 オーディオ再生部
31 広告配信部
90 情報処理装置
91 CPU
92 主記憶装置
93 補助記憶装置
94 通信IF
95 入出力IF
96 接続バス
101 制御部
102 放送受信部
103 ディスク再生部
104 HD再生部
105 ナビゲーション部
106 VICS情報受信部
107 GPS情報受信部
108 分配回路
109 画像調整回路
110 音声調整回路
111 スピーカ
112 画像出力部
113 ディスプレイ
114 操作部
115 メモリ
116 遠隔操作部
120 ETC車載器
121 通信ユニット
201 広告データDB
210 配信広告データDB

Claims (6)

  1. 所定エリアに対応付けられて配信される第1情報を取得する取得手段と、
    前記所定エリアへの進入前に、前記所定エリアを通過するまでの期間において提供される前記第1情報以外の情報の提供スケジュールを予測し、前記所定エリア内での前記第1情報の提供可能性を判定する判定手段と、
    前記所定エリア内で前記第1情報が提供できないときには、前記第1情報以外の情報の提供スケジュールとの間で前記第1情報を提供するタイミングを調整し、前記所定エリアへの進入前に前記第1情報を提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 前記判定手段は、前記所定エリアへの進入時点から前半部を通過するまでの期間内での前記第1情報の提供可能性を判定する、請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記提供手段は、第1情報以外の情報が複数に存在する場合には、前記複数に存在する情報の中から情報を提供するための優先順位が最も低い第2情報を特定すると共に、特定した前記第2情報の優先順位を前記第1情報の優先順位よりも下位に変更し、前記所定エリア内で前記第1情報を提供する、請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記提供手段は、第1情報以外の情報が複数に存在する場合には、前記複数に存在する情報の中から情報を提供するための優先順位が最も低い第2情報を特定すると共に、特定した前記第2情報の優先順位を前記第1情報の優先順位よりも下位に変更し、前記所定エリアを通過するまでの期間内で前記第1情報を提供する、請求項1または2に記載の車載装置。
  5. 車両に搭載可能な情報処理装置が、
    所定エリアに対応付けられて配信される第1情報を取得する取得ステップと、
    前記所定エリアへの進入前に、前記所定エリアを通過するまでの期間において提供される前記第1情報以外の情報の提供スケジュールを予測し、前記所定エリア内での前記第1情報の提供可能性を判定する判定ステップと、
    前記所定エリア内で前記第1情報が提供できないときには、前記第1情報以外の情報の提供スケジュールとの間で前記第1情報を提供するタイミングを調整し、前記所定エリアへの進入前に前記第1情報を提供する提供ステップと、
    を実行することを特徴とする情報提供方法。
  6. 車両に搭載可能な情報処理装置に、
    所定エリアに対応付けられて配信される第1情報を取得する取得ステップと、
    前記所定エリアへの進入前に、前記所定エリアを通過するまでの期間において提供される前記第1情報以外の情報の提供スケジュールを予測し、前記所定エリア内での前記第1情報の提供可能性を判定する判定ステップと、
    前記所定エリア内で前記第1情報が提供できないときには、前記第1情報以外の情報の提供スケジュールとの間で前記第1情報を提供するタイミングを調整し、前記所定エリアへの進入前に前記第1情報を提供する提供ステップと、
    を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
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