JP5049636B2 - 機械式駐車装置 - Google Patents

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この発明は、機械式駐車装置の改良に関し、詳しくは、車両を前進運転で入出庫部から退出できるようした機械式駐車装置に関するものである。
特許文献1には、地上入出庫部の乗入れ床にパレットの形状に略対応した矩形昇降口を形成するとともに、パレットPを移送しながら格納する地下駐車空間の上記昇降口直下にリフト昇降路を形成して上記駐車空間と入出庫部とをリフト昇降路で連絡し、該リフト昇降路を昇降リフトが昇降することにより、車両を駐車空間と入出庫部との間で昇降リフトにより受け渡して入出庫する機械式駐車装置が開示されている。
この特許文献1で採用している昇降リフトは、パレット旋回装置を搭載している。そして、出庫時に車両を方向転換する場合には、昇降リフトをパレット旋回装置が昇降口から乗入れ床上方に突出するように上昇させ、この状態で、上記パレット旋回装置に支持された車載パレットをパレット旋回装置の作動により旋回させて車両を前部が入出庫口に向くように方向転換し、その後、上記昇降リフトをパレットが昇降口に嵌入するように若干下降させてパレットの車路面を乗入れ床と面一にし、利用者が車両に乗り込んで入出庫部から退出するようにしている。
一方、入庫時に車両を方向転換する場合には、昇降リフトをパレットの車路面が乗入れ床と面一になるように入出庫部に上昇させて車両をパレット上に乗り入れ、その後、昇降リフトをパレット旋回装置が昇降口から乗入れ床上方に突出するように上昇させ、この状態で、上記パレット旋回装置に支持された車載パレットをパレット旋回装置の作動により旋回させて車両を前部が入出庫口に向くように方向転換した後、上記昇降リフトを下降させて車両を入出庫部に格納するようにしている。
特公平4−73512号公報
ところで、上記の特許文献1のように、パレットを駐車空間で移送しながら格納するタイプの機械式駐車装置では、パレット裏面に各種の移送用構造物が付設されてその厚みがパレットの厚みに加わっている。したがって、パレット旋回時に上記付設構造物が乗入れ床の昇降口周縁と干渉しないように昇降リフトをパレットの厚みに付設構造物の厚みを加えた分だけ上昇させてパレット旋回装置の旋回レベルを乗入れ床から上方に高く位置付けなければならず、付設構造物の分だけ昇降リフトの昇降ストロークが長くなってリフト昇降路最下部のピットを深く凹設しなければならず、設備費が高騰する。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、昇降リフトの昇降ストロークを短くし、その分だけリフト昇降路最下部のピットを浅くして設備費を削減することである。
上記の目的を達成するため、この発明は、旋回装置を可動式にしたことを特徴とする。
具体的には、この発明は、パレットを移送しながら格納する駐車空間と入出庫部とをリフト昇降路で連絡し、該リフト昇降路を昇降リフトが昇降することにより、車両を上記駐車空間と入出庫部との間で昇降リフトにより受け渡して入出庫する機械式駐車装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、上記昇降リフトは、上下方向に延びる鉛直ガイド手段を有し支柱に昇降可能に支持された支持枠体を備え、該支持枠体には、パレット持上げ旋回装置が昇降可能に搭載され、該パレット持上げ旋回装置は、上記支持枠体に昇降可能に配置された昇降体と、該昇降体の中央上面に鉛直軸回りに回転可能に配置され該昇降体を上昇させてパレットを持ち上げた状態で旋回させる持上げ旋回体とを備え、上記昇降体には、上記支持枠体側の縦枠に摺接し昇降体昇降時に昇降体の横ブレを規制する昇降体横ブレ規制手段が設けられ、上記持上げ旋回体には、昇降体昇降時に上記鉛直ガイド手段に係合して持上げ旋回体の横ブレを規制する持上げ旋回体横ブレ規制手段と、パレット持上げ時にパレットに係合して該パレットの横ブレを規制するパレット横ブレ規制手段とが設けられ、上記パレット持上げ旋回装置は、昇降リフト昇降時には昇降リフト上面から突出しないように最下降位置である退避レベルに位置し、車両方向転換時には昇降リフト上面から突出して最上昇位置である持上げ旋回レベルに位置し、車両入出庫時にはパレットの車路面が入出庫部の乗入れ床と面一になるように昇降リフト上面から突出して上記最下降位置と最上昇位置との間の中間位置である入出庫乗入れレベルに位置するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記パレット持上げ旋回装置は、上記昇降体を昇降させるチェーンスプロケット機構を備え、該チェーンスプロケット機構は、出力軸に駆動スプロケットが固着された昇降駆動モータと、上記昇降体の中央で上記出力軸と平行に延びる連結軸の一端に固着された被動スプロケットと、上記連結軸の両端、及び上記昇降体の両側でかつ上記連結軸と交差する両端側にそれぞれ配置された複数個の中継スプロケットと、上記駆動スプロケットと被動スプロケットとに掛け渡された伝動チェーンと、上記昇降体の両側で上記中継スプロケットに掛け渡され、一端が上記支持枠体側上端に固定されているとともに、他端が上記支持枠体側下端に固定された昇降チェーンとを備え、上記昇降駆動モータの回転トルクを上記駆動スプロケット、被動スプロケット及び伝動チェーンを介して昇降チェーンに伝えることにより、上記昇降体を昇降させるように構成されていることを特徴とする
請求項1に係る発明によれば、昇降リフトは、パレット持上げ旋回装置が昇降リフト上面から突出しない退避レベルに位置した状態で入出庫部の昇降口まで上昇し、その後は、上記パレット持上げ旋回装置が上昇して昇降リフト上面から突出した持上げ旋回レベルに位置して車両の方向転換を行うので、パレット持上げ旋回装置の上昇ストローク分だけ昇降リフトの昇降ストロークを短くでき、その分だけリフト昇降路最下部のピットを深く凹設せずに浅いピットで済み、設備費を削減することができる。
また、パレット持上げ時に、パレット横ブレ規制手段がパレットに係合してパレットの横ブレを規制するので、パレットを安定して持ち上げることができる。
さらに、昇降体昇降時に、昇降体横ブレ規制手段が支持枠体側の縦枠に摺接して昇降体の横ブレを規制するので、昇降体を安定して昇降させることができる。
加えて、昇降体昇降時に、持上げ旋回体の持上げ旋回体横ブレ規制手段が支持枠体の鉛直ガイド手段に係合して持上げ旋回体の横ブレを規制するので、持上げ旋回体を安定して昇降させることができる。
請求項2に係る発明によれば、支持枠体内にチェーンスプロケット機構を収めているため、パレット持上げ旋回装置全体が上記支持枠体から下方にはみ出ず、その分だけリフト昇降路最下部のピットを浅くして設備費をさらに削減することができる
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2はこの発明の実施形態に係る機械式駐車装置としての上下2層の水平循環式駐車装置1を示す。この水平循環式駐車装置1は建物の躯体3内に設置されている。該躯体3は地下埋設部分3aと地上露出部分3bとからなり、地下埋設部分3aで構成される空間を駐車空間5とし、地上露出部分3bで構成される1階の一部の空間を車両Vが出入りする入出庫部7としている。
上記入出庫部7の側壁7aには、上下開閉式の開閉扉9を有する出入り兼用の入出庫口7bが形成されているとともに、入出庫部7の乗入れ床7cにはパレットPの形状よりも大きな矩形昇降口7dが形成され、該昇降口7d周りには乗降デッキ10が昇降口7d内に延出するように設けられ、パレットPと乗降デッキ10との間に大きな隙間ができないようにしている。
一方、上記駐車空間5の片隅(図2右上隅)には、リフト昇降路11が上記入出庫部7の昇降口7dに連通するように設けられ、上記駐車空間5と入出庫部7とをリフト昇降路11で連絡している。そして、昇降リフト13が上記リフト昇降路11を昇降することで上記駐車空間5と入出庫部7とを連絡するようになっている。これより、図2における左方を左、右方を右、上方を前、下方を後とし、左右方向を横移送方向、前後方向を縦移送方向とする。
上記駐車空間5には、互いに平行な2列の前側横移送路A1及び後側横移送路A2と、互いに平行な2列の左側縦移送路B1及び右側縦移送路B2とを上下2層にそれぞれ有し、これら横移送路A1,A2と縦移送路B1,B2とが交互に接続されて矩形循環路Cが上下2層に形成されている。これら循環路C上には、複数枚のパレットPが長辺側をパレット横移送方向に向けて配置されている。これらパレットPの両長辺側両端には、互いに横移送時に係合する一方、縦移送時に離脱する雄連結器p1及び雌連結器p2(図5参照)が1つずつ一体に設けられており、隣り合うパレットPは雄連結器p1と雌連結器p2とで互いに連結されている。そして、上記循環路Cは、各パレットPを左側縦移送路B1及び右側縦移送路B2の対角位置に空スペースを1つずつ形成した状態で1パレット分ずつ横移送方向と縦移送方向とに交互にピッチ送りして水平循環させて移送しながら駐車空間5に格納し、必要に応じて車両Vを上記入出庫部7と上記駐車空間5との間で昇降リフト13により受け渡して入出庫するように構成されている。なお、上記乗降デッキ10には、パレットPが乗入れ床7cの上方に上昇する際にパレットPの雄連結器p1及び雌連結器p2と干渉しないように切欠部(図示せず)が形成されているが、この切欠部を開閉するための可動蓋10aが開閉可能に設けられている(図6及び図8参照)。
上記パレットPの両短辺側裏面には、横行用案内溝レールp3が固着されているとともに、その内方には4個の縦行用車輪p4がパレットPの四隅に略対応するように1個ずつ取り付けられている(図2参照)。また、上記パレットPの左長辺側裏面には横行用被案内溝部材p5が固着されている(図2及び図4)とともに、パレットPの右長辺側裏面の両端寄りには、ガイドピンp6がそれぞれ垂設されている(図5参照)。さらに、上記パレットP裏面の内寄りには、被搭載用チャンネル材p7が上記両横行用案内溝レールp3と平行に固着されている(図4参照)。また、上記パレットPの中央には、長辺に沿って平行に延びる中央隆起部p8が形成され、該中央隆起部p8の両側に車路面p9が形成され、上記中央隆起部p8裏側に中央隆起部凹部p10が中央隆起部p8の形状に対応して形成されている(図5参照)。
上記循環路Cは、前側横移送路A1及び後側横移送路A2毎にそれぞれ前後2列に設置された枠組体15に組み込まれている。これら枠組体15は、複数本の支柱17とこれら支柱17間に橋絡された横移送方向に延びる複数本の梁19とで枠組まれている。上記循環路Cに対応する枠組体15の前後2列の梁19には、多数個の横行用ローラ21が横移送方向に間隔をあけて並設されている。これら横行用ローラ21はパレットPの横行用案内溝レールp3に係合してパレットPを支持し、前側横移送路A1及び後側横移送路A2を横移送されるパレットPを転動案内するようになっている。パレットPの横移送は、前側横移送路A1及び後側横移送路A2にそれぞれ設置された横移送装置23により行われる。この横移送装置23は、両端に係合ローラ25aが回転自在に設けられたクランクアーム25を備え、該クランクアーム25には、ウォーム歯車装置27及びシャフト29を介して横移送モータ31の回転トルクが伝達され、これにより、上記クランクアーム25が水平面内で半回転することで係合ローラ25aがパレットPの横行用被案内溝部材p5を往復移動しつつパレットPを押圧し、前側横移送路A1及び後側横移送路A2で複数枚のパレットPを雄連結器p1及び雌連結器p2で連結した状態で1パレット分横送りするようになっている。
上記循環路Cの四隅には、縦移送路A1,A2と横移送路B1,B2との間で相互に各パレットPの移載を行う2列のころユニット33がそれぞれ枠組体15に取り付けられて設置されている。つまり、この実施形態の循環路Cでは、四隅に左側縦移送路A1及び右側縦移送路A2が位置するように配置されており、左側縦移送路A1の前後部、右側縦移送路A2の後部及び昇降リフト13にころユニット33がそれぞれ設置されている。図2では、左側縦移送路A1の前部及び右側縦移送路A2の後部のころユニット33はパレットPで隠れているため、図示していない。このころユニット33は、横移送路B1,B2の横行用ローラ21群の延長線上で後述する縦移送レール41を横切って該縦移送レール41の走行面と同じ高さに設けられており、横移送方向に回転する複数個のころ部材(図示せず)が横移送方向に向かって並設されてなり、各パレットPを縦移送路A1,A2と横移送路B1,B2との間で相互に乗り移らせるように構成されている。また、上記縦移送路A1,A2の枠組体15には、各パレットPの上記横行用被案内溝部材p5を係合案内する突条部材(図示せず)と、上記ガイドピンp6を係合案内する係合溝部材(図示せず)とが取り付けられている。
上記循環路Cの後側横移送路A2側の左側縦移送路A1及び右側縦移送路A2の枠組体15には、縦移送装置35がそれぞれ設置されている。これら縦移送装置35は、水平面内で鉛直軸回りに回転可能な一対のスプロケット37が縦移送方向に離間して配設され、1条の無端状チェーン39がこれらスプロケット37に巻き掛けられている。上記両スプロケット37の一方は、図示しない駆動モータの回転トルクが伝達され、上記無端状チェーン39を水平面内で循環移動させるようにしている。
上記左側縦移送路A1及び右側縦移送路A2には、縦移送方向に延びる左右2列の縦移送レール41が平行に設置されている。そのうち、左側縦移送路A1の縦移送レール41は後側横移送路B1及び前側横移送路B2に連続して延びているが、右側縦移送路A2の縦移送レール41は後側横移送路B1と前側横移送路B2とで分断され、前側横移送路B2の縦移送レール41は上記昇降リフト13上に設けられている。そして、パレットPの縦行用車輪p4が縦移送レール41上を転動してパレットPを縦移送するようになっている。
上記リフト昇降路11の最下部であるピット11aには、前後2本の支柱43とこれら支柱43間に橋絡された梁45とからなる昇降路枠体47が立設され、上記支柱43の上端及び下端に設けられたスプロケット49に無端状チェーン51を掛け渡し、該無端状チェーン51を昇降モータ53の駆動によって上下方向に走行させることにより、昇降リフト13をガイドローラ55で案内しながらリフト昇降路11を昇降させるようになっている。図1及び図2中、57はカウンタウェイトである。
上記昇降リフト13は、上記支柱43に昇降可能に片持ち支持された片持ち支持枠体59を備え、該片持ち支持枠体59には、左右2本の縦移送レール41が前後方向に延びるように平行に設置され、上記ころユニット33が両縦移送レール41の各々の両端寄りに設置されている。
また、上記片持ち支持枠体59には、パレット持上げ旋回装置61が昇降可能に搭載されている。該パレット持上げ旋回装置61は、図3〜5に拡大して示すように、内部に収容スペースSを有するように枠組まれたベース枠組体65を備え、該ベース枠組体65は上記片持ち支持枠体59内に収められている。
上記ベース枠組体65の収容スペースSには、井桁状に枠組まれた昇降体67が昇降可能に配置されている。つまり、昇降体67は、ベース枠組体65を介して片持ち支持枠体59に昇降可能に配置されている。該昇降体67の四隅には、昇降体横ブレ規制手段としての第1規制ローラ69及び第2規制ローラ71が回転自在に取り付けられ、昇降体67昇降時、これら第1規制ローラ69及び第2規制ローラ71が上記片持ち支持枠体59側であるベース枠組体65の縦枠65aに摺接して昇降体67の前後左右方向への横ブレを規制するようにしている。
上記ベース枠組体65と昇降体67との間には、チェーンスプロケット機構73が上記収容スペースSに収まるように連係されている。具体的には、このチェーンスプロケット機構73は、出力軸75aに2個の駆動スプロケット77が固着された昇降駆動モータ75と、上記昇降体67の中央で上記出力軸75aと平行に延びる連結軸79の一端に固着された2個の被動スプロケット91と、上記駆動スプロケット77と被動スプロケット91との間に配置されたチェーン張り用補助スプロケット93と、上記連結軸79の両端、及び昇降体67両側でかつ上記連結軸79と交差する両端側の10箇所(片側5箇所)にそれぞれ配置された1個又は2個の中継プロケット95とを備え、上記駆動スプロケット77と被動スプロケット91には2条の伝動チェーン97が掛け渡され、該伝動チェーン97に上記補助スプロケット93で所定のテンションを与えている。また、上記昇降体の両側で上記中継プロケット95には1条又は2条の昇降チェーン99が掛け渡され、該昇降チェーン99の各々の一端が上記片持ち支持枠体59側上端であるベース枠組体65の縦枠65a上端に固定されているとともに、上記昇降チェーン99の他端が上記片持ち支持枠体59側下端であるベース枠組体65下端の水平フレーム65bに固定されている。そして、昇降駆動モータ75を起動させてその回転トルクを駆動スプロケット77、被動スプロケット91及び伝動チェーン97を介して昇降チェーン99に伝えることにより、昇降体67を昇降させるようにしている。
上記昇降体67には据付台101が搭載され、該据付台101上には、外周にリング状の被駆動歯車103が嵌着された旋回軸受体105が設置されている。また、該旋回軸受体105の隣には、出力軸107aに駆動歯車109が固着された旋回駆動モータ107が設置され、上記駆動歯車109は上記被駆動歯車103に噛合している。
上記昇降体67の中央上面には、井桁状に枠組まれた持上げ旋回体111が鉛直軸回りに回転可能に配置され、該持上げ旋回体111を上記旋回駆動モータ107の起動によりその回転トルクを駆動歯車109及び被駆動歯車103に伝えて持上げ旋回体111を鉛直軸回りに回転させるようにしている。したがって、上記旋回駆動モータ107、駆動歯車109及び被駆動歯車103により回転駆動装置113が構成されている。そして、上記チェーンスプロケット機構73の作動により上記昇降体67を上昇させてパレットPを持ち上げた状態で、上記旋回駆動モータ107を起動させて上記持上げ旋回体111を旋回させるようにしている。
上記持上げ旋回体111の四隅近傍の上面には、パレット横ブレ規制手段としての第3規制ローラ115及び第4規制ローラ117が回転自在に取り付けられ、パレットP持上げ時、上記第3規制ローラ115がパレットPの中央隆起部凹部p10に係合するとともに、上記第4規制ローラ117がパレットP下面の被搭載用チャンネル材p7に係合してパレットPの前後左右方向への横ブレを規制するようにしている。また、上記持上げ旋回体111の四隅上面には当接部材119が固着され、パレットP持上げ時にこれら当接部材119をパレットP下面の被搭載用チャンネル材p7に衝接させるようにしている。
上記片持ち支持枠体59の両短辺側中央には、上下方向に延びる鉛直ガイド手段としての2枚のガイド板121が間隔をあけてブラケット123を介して立設され、一方、上記持上げ旋回体111の前後両端には、持上げ旋回体横ブレ規制手段としての第制ローラ125がブラケット127を介して取り付けられ、昇降体67昇降時、上記第5規制ローラ125が上記両ガイド板121間に係合して上記持上げ旋回体111の左右方向への横ブレを規制するようにしている。
このように構成されたパレット持上げ旋回装置61は、昇降リフト13昇降時には昇降リフト13上面から突出しないように最下降位置である退避レベルL1に位置し、車両方向転換時には昇降リフト13上面から突出して最上昇位置である持上げ旋回レベルL3に位置し、車両入出庫時にはパレットPの車路面p9が入出庫部7の乗入れ床7cと面一になるように昇降リフト13上面から突出して上記最下降位置と最上昇位置との間の中間位置である入出庫乗入れレベルL2に位置するようにしている(図6,8参照)。
次に、入出庫の具体例として出庫を例に挙げて説明する。以下に括弧書で付した番号は出庫手順を示す。
(1) 駐車空間5の循環路Cで複数枚のパレットPを縦移送路A1,A2の対角位置に空スペースSを形成した状態で縦移送装置35及び横移送装置23の作動により1パレット分ずつ縦移送方向と横移送方向とに交互にピッチ送りして水平循環させ、出庫車両Vを搭載したパレットPを昇降リフト13の縦移送レール41に引き込む(図5参照)。この段階では、持上げ旋回体111は退避レベルL1に下降している。
(2) 昇降リフト13がリフト昇降路11を最上昇位置まで上昇して停止した後、昇降駆動モータ75を起動して昇降体67及び持上げ旋回体111を一体に上昇させる。この間、昇降体67の第1規制ローラ69及び第2規制ローラ71がベース枠組体65の縦枠65aに摺接して昇降体67の前後左右方向への横ブレを規制する。これにより、持上げ旋回体111の当接部材119がパレットPの被搭載用チャンネル材p7に衝接する。この衝接するまでの間において、第3規制ローラ115がパレットPの中央隆起部凹部p10に係合するとともに、第4規制ローラ117がパレットP下面の被搭載用チャンネル材p7に係合してパレットPの前後左右方向への横ブレを規制する。
(3) 昇降体67及び持上げ旋回体111がさらに一体に上昇し、パレットPの縦行用車輪p4が縦移送レール41から上方に離れる。この間、持上げ旋回体111の第5規制ローラ125が片持ち支持枠体59の2枚のガイド板121間に係合して持上げ旋回体111の上昇時における横ブレを規制する。
(4) 昇降体67及び持上げ旋回体111がさらに一体に上昇すると、持上げ旋回体111の第5規制ローラ125が片持ち支持枠体59の2枚のガイド板121間から離脱し、パレットPが乗降デッキ10から上方に突出して持上げ旋回レベルL3に達する(図6及び図7参照)。
(5) 旋回駆動モータ107を起動して持上げ旋回体111を鉛直軸回りに180°回転させ、パレットPを旋回させて車両Vの前部を入出庫口7bに向ける。
(6) 昇降駆動モータ75を逆起動して昇降体67及び持上げ旋回体111を入出庫乗入れレベルL2まで一体に下降させる。これにより、パレットPの車路面p9が乗入れ床7cと面一になる(図8参照)。
(7) 入出庫口7bの開閉扉9が開き、利用者が入出庫部7に入って車両Vに乗り込み、前進運転で入出庫口7bから退出する。
(8) 開閉扉9が閉じ、次の入出庫に備えてそのまま待機するか、次の出庫要求がある場合には、即座に昇降リフト13が駐車空間5の上層又は下層の循環路C側方まで下降する。この下降途中で昇降駆動モータ75を逆起動して昇降体67及び持上げ旋回体111を一体に下降させる。
このように、この実施形態では、昇降リフト13を、パレット持上げ旋回装置61が昇降リフト13上面から突出しない退避レベルL1に位置した状態で入出庫部7の昇降口7dまで上昇させ、その後は、上記パレット持上げ旋回装置61が上昇して昇降リフト13上面から突出した持上げ旋回レベルL3に位置させて車両Vの方向転換を行うようにした。したがって、昇降リフト13の昇降ストロークをパレット持上げ旋回装置61の上昇ストローク分だけ短くできてその分だけリフト昇降路11最下部のピット11aを浅くすることができ、設備費を削減することができる。
また、この実施形態では、ベース枠組体65を片持ち支持枠体59内に収め、かつ昇降体67を昇降させるチェーンスプロケット機構73を上記ベース枠組体65の収容スペースSに収めているので、パレット持上げ旋回装置61全体の上記片持ち支持枠体59下方へのはみ出しをなくすことができ、その分だけリフト昇降路11最下部のピット11aを浅くして設備費をさらに削減することができる。
さらに、この実施形態では、パレットP持上げ時に、第3規制ローラ115をパレットPの中央隆起部凹部p10に係合させるとともに、第4規制ローラ117をパレットP下面の被搭載用チャンネル材p7に係合させてパレットPの前後左右方向への横ブレを規制するので、パレットPを安定して持ち上げることができる。
さらにまた、この実施形態では、昇降体67昇降時に、昇降体67の第1規制ローラ69及び第2規制ローラ71をベース枠組体65の縦枠65aに摺接させて昇降体67の前後左右方向への横ブレを規制するので、昇降体67を安定して昇降させることができる。
加えて、この実施形態では、昇降体67昇降時に、持上げ旋回体111の第5ローラ125を片持ち支持枠体59の2枚のガイド板121間に係合させて持上げ旋回体111の上昇時における左右方向への横ブレを規制するので、持上げ旋回体111を安定して昇降させることができる。
なお、この実施形態では、昇降リフト13が最上昇位置に停止してから昇降体67等の上昇を行ったが、昇降リフト13の上昇する途中で昇降体67等の持上げ旋回レベルL3までの上昇動作を行う並行動作でもよい。
また、この実施形態では、昇降体67を昇降させるのにチェーンスプロケット機構73を採用したが、ラック・ピニオンや電動式又は油圧式ジャッキ等の他の昇降機構を採用してもよい。
さらに、この実施形態では、持上げ旋回体111を被駆動歯車103と駆動歯車109との噛合による歯車電動機構としたが、チェーンスプロケット機構等の旋回機構であってもよい。
また、この実施形態では、昇降リフト13の支持枠体として、前後2本の支柱43に昇降可能に片持ち支持された片持ち支持枠体59を例示したが、前後左右4本の支柱に支持されたいわゆる両持ち支持枠体であってもよい。
さらにまた、この実施形態では、180°乗入れタイプを示したが、90°乗入れタイプにも適用することができるものである。この場合、乗入れ床7cに十字状の昇降口7dを形成し、かつ乗入れ時に形成される開口を塞ぐために可動デッキを設ければよい。
加えて、この実施形態では、機械式駐車装置として、循環路Cが上下2層の水平循環式駐車装置1を示したが、これに限らず、単層や3層以上の場合にも適用できる。さらには、箱型循環式駐車装置、円形循環式駐車装置、あるいはパレットを縦横に移動させるパズル式駐車装置等の他の駐車装置にも適用することができるものである。
この発明は、車両を前進運転で入出庫部から退出できるようした機械式駐車装置について有用である。
水平循環式駐車装置の全体構成図(図2のI−I線における断面図)である。 図1のII−II線における断面図である。 図1のIII −III 線における矢視拡大図である。 図3のIV−IV線における矢視図である。 図4のV−V線における矢視図である。 入出庫部でのパレット持上げ旋回時の状態を示す出庫工程図である。 図6のVII −VII 線における矢視図である。 パレットが下降してその車路面が乗入れ床の乗入れレベルに一致した状態を示す出庫工程図である。
1 水平循環式駐車装置(機械式駐車装置)
5 駐車空間
7 入出庫部
7c 乗入れ床
11 リフト昇降路
13 昇降リフト
43 支柱
59 片持ち支持枠体
61 パレット持上げ旋回装置
65 ベース枠組体
65a 縦枠
67 昇降体
69 第1規制ローラ(昇降体横ブレ規制手段)
71 第2規制ローラ(昇降体横ブレ規制手段)
73 チェーンスプロケット機構
75 昇降駆動モータ
75a 出力軸
77 駆動スプロケット
79 連結軸
91 被動スプロケット
95 中継スプロケット
97 伝動チェーン
99 昇降チェーン
111 持上げ旋回体
113 回転駆動装置
115 第3規制ローラ(パレット横ブレ規制手段)
117 第4規制ローラ(パレット横ブレ規制手段)
121 ガイド板(鉛直ガイド手段)
125 第5規制ローラ(持上げ旋回体横ブレ規制手段)
L1 退避レベル
L2 入出庫乗入れレベル
L3 持上げ旋回レベル
S 収容スペース
P パレット
p9 車路面
V 車両

Claims (2)

  1. パレットを移送しながら格納する駐車空間と入出庫部とをリフト昇降路で連絡し、該リフト昇降路を昇降リフトが昇降することにより、車両を上記駐車空間と入出庫部との間で昇降リフトにより受け渡して入出庫する機械式駐車装置であって、
    上記昇降リフトは、上下方向に延びる鉛直ガイド手段を有し支柱に昇降可能に支持された支持枠体を備え、
    該支持枠体には、パレット持上げ旋回装置が昇降可能に搭載され、
    該パレット持上げ旋回装置は、上記支持枠体に昇降可能に配置された昇降体と、
    該昇降体の中央上面に鉛直軸回りに回転可能に配置され該昇降体を上昇させてパレットを持ち上げた状態で旋回させる持上げ旋回体とを備え、
    上記昇降体には、上記支持枠体側の縦枠に摺接し昇降体昇降時に昇降体の横ブレを規制する昇降体横ブレ規制手段が設けられ、
    上記持上げ旋回体には、昇降体昇降時に上記鉛直ガイド手段に係合して持上げ旋回体の横ブレを規制する持上げ旋回体横ブレ規制手段と、パレット持上げ時にパレットに係合して該パレットの横ブレを規制するパレット横ブレ規制手段とが設けられ、
    上記パレット持上げ旋回装置は、昇降リフト昇降時には昇降リフト上面から突出しないように最下降位置である退避レベルに位置し、車両方向転換時には昇降リフト上面から突出して最上昇位置である持上げ旋回レベルに位置し、車両入出庫時にはパレットの車路面が入出庫部の乗入れ床と面一になるように昇降リフト上面から突出して上記最下降位置と最上昇位置との間の中間位置である入出庫乗入れレベルに位置するように構成されていることを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 請求項1に記載の機械式駐車装置において、
    上記パレット持上げ旋回装置は、上記昇降体を昇降させるチェーンスプロケット機構を備え、
    該チェーンスプロケット機構は、出力軸に駆動スプロケットが固着された昇降駆動モータと、
    上記昇降体の中央で上記出力軸と平行に延びる連結軸の一端に固着された被動スプロケットと、
    上記連結軸の両端、及び上記昇降体の両側でかつ上記連結軸と交差する両端側にそれぞれ配置された複数個の中継スプロケットと、
    上記駆動スプロケットと被動スプロケットとに掛け渡された伝動チェーンと、
    上記昇降体の両側で上記中継スプロケットに掛け渡され、一端が上記支持枠体側上端に固定されているとともに、他端が上記支持枠体側下端に固定された昇降チェーンとを備え、
    上記昇降駆動モータの回転トルクを上記駆動スプロケット、被動スプロケット及び伝動チェーンを介して昇降チェーンに伝えることにより、上記昇降体を昇降させるように構成されていることを特徴とする機械式駐車装置。
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