JP5049538B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
複数のメモリセルが配置されたメモリアレイと、各メモリセルへのアクセスを複数のポートから行う複数の入出力ポートとを備え、各ポートでの動作期間を夫々のダミー回路を用いて、内部で自己制御を行うマルチポートの半導体記憶装置であって、
各ポート間の干渉を検知する検知回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬する第1のダミー回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬し、ポート間の干渉時にのみ第1のダミー回路とは異なる遅延時間を設定する第2のダミー回路と、
検知回路の検知内容により第1のダミー回路と第2のダミー回路との選択を行う選択回路を有し、
各ポートからのアクセス状態に応じて、選択回路における選択を動的に切り替える、
半導体記憶装置において、
前記検知回路は、
対象ポートの読み出し期間中における列アドレスと、干渉ポートの書き込み期間中における列アドレスが、対象ポートの動作期間中に一致することを検出する回路であることを特徴とする。
前記ポート間の干渉時に選択される第2のダミー回路は、
メモリセルからの読み出しを模擬し更に一定の遅延時間を付加することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置である。
第1のダミー回路は、読み出しデータが“0”である回路部分と“1”である回路部分とを含み、それらの回路部分の検出信号の全てが揃った時点で、動作の終了の信号を出力することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置である。
ダミー回路は、ビットライン配線間シールド構造、若しくは、ビットラインツイスト構造を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置である。
複数のメモリセルが配置されたメモリアレイと、各メモリセルへのアクセスを複数のポートから行う複数の入出力ポートとを備え、各ポートでの動作期間を夫々のダミー回路を用いて、内部で自己制御を行うマルチポートの半導体記憶装置であって、
各ポート間の干渉を検知する検知回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬する第1のダミー回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬し、ポート間の干渉時にのみ第1のダミー回路とは異なる遅延時間を設定する第2のダミー回路と、
検知回路の検知内容により第1のダミー回路と第2のダミー回路との選択を行う選択回路を有し、
各ポートからのアクセス状態に応じて、選択回路における選択を動的に切り替える、
半導体記憶装置において、
マルチポートメモリにおける複数のダミー回路が、
各ポートのクロックタイミングに合わせて常時読み出し動作を模擬する第1のダミー回路と、
各ポートのクロックタイミングに合わせて読み出し期間では読み出し動作を、書き込み期間では書き込み動作を模擬する第2のダミー回路であり、
第2のダミー回路における読み書きの同時動作が、ポート間の干渉となることを特徴とする半導体記憶装置である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るメモリ回路2の回路図である。該メモリ回路図2は、図1に示す従来技術のメモリ回路と略同様の構成を備える。但し、カップリングノイズをモニタするための、従来のダミー回路(Dummy−2)と異なるダミー回路(Dummy−1)を備える点と、いずれのダミー回路を使用するか選択するための、カップリングノイズが起こる条件を検出する回路(DT1,DT2)を備える点が、従来技術のメモリ回路と異なる。
(1)1サイクル目は、ポート1のリード(読み出し)のみが実行されたものである。センスアンプ(SA)がビットラインの振幅を検知することによってデータの出力が完了できている(矢印(ア))。
(2)2サイクル目は、ポート2のライト(書き込み)が実行された直後にポート1のリード(読み出し)が実行されようとしたものである。ポート2のビットラインがライトバッファ(WB)によってフルスイングされた状態で、ポート1のリード(読み出し)が始まっている。ポート1の読み出し途中にポート2の書き込みが終了し、ポート2ではプリチャージ状態に移行している。このビットラインのプリチャージがカップリングノイズとなって、ポート1の読み出しに影響を与えている(矢印(イ)(ウ)参照)。図4に示すポート1のビットラインの“L”を読み出そうとしている側が、ポート2のプリチャージによるカップリングノイズで引き上げられ(矢印(イ))、その結果センスアンプ(SA)での読み出しが遅れてしまう(矢印(ウ))。ここで、センスアンプ(SA)を制御するダミー回路(Dummy−1)が、ノイズによるデータの読み出し遅延を認識できなければ、読み出しを完了するまでにセンスアンプを停止させてしまうために出力が出ないという誤動作を生じることになる。
リード(読み出し)モードにおけるカップリングノイズの有無は、図5に示す検出回路(DT1、DT2)で検出する。リード(読み出し)モードでは、通常、R2E1を選択するが、カップリングノイズ検出信号(DT1)が入力されると、R1E1を内部動作終了信号とするように切り替える。
ポート2の書き込み動作はWCK2で、ポート1の読み出し動作はRCK1で開始する。WCK2が動作することにより、Dummy−1のダミー回路のポート2用ビットラインはフルスイングを行う。この状態でRCK1が立ち上がると、列アドレスが一致していることと、RCK1とWCK2が重なっていることとを検出することによって、DT1がイネーブル状態となる。Dummy−1のダミー回路のポート1用ビットラインは、RCK1に応じて読み出しを行うが、途中ポート2の書き込み終了信号(W1E2)でWCK2が終了させられる(矢印(ク))ため、ポート2用のビットラインではプリチャージが行われる。これがカップリングノイズとなってポート1用のビットラインに影響を与える(矢印(ケ))。その結果、ポート1では読み出し時間が長くなる(矢印(コ))。これは、実際のカップリングノイズによる読み出し時間としては適切な時間である。
カップリングノイズが読み出し時間を遅らせる場合を例に挙げたが、読み出されるデータが“0”か“1”かによって逆の場合も考えられる。しかし、ダミー回路としては遅くなる方に対してタイミングを合わさなければならない。
ポート1の読み出し動作はRCK1で、ポート2の書き込み動作はWCK2で開始する。RCK1の動作開始に応じてビットラインへの読み出しが行われる。Dummy−1、Dummy−2のいずれのダミー回路も読み出し動作を行い、初期の時点ではDummy−2からの信号(R2E1)を終了信号としている。読み出し途中でポート2での書き込み動作が始まると、Dummy−1のポート2用ビットラインがフルスイングを行う(矢印(シ))と同時に、カップリングノイズモードの検出が行われ、DT1が立ち上がる。これにより動作終了信号はR2E1からR1E1へと変更され、読み出し時間は長く取られることになる(矢印(セ)(ソ))。
第2サイクルと第3サイクルでは、プリチャージによるカップリングノイズとライトバッファでのディスチャージによるカップリングノイズとをそれぞれ表した。それらが1つのダミー回路(Dummy−1)で対処できないならば、プリチャージノイズ用のダミー回路とディスチャージノイズ用のダミー回路を夫々設け、それらの出力のAND(論理積)をとって対処する回路を構成してもよい。
本発明は、上記の第1の実施形態に限定されるものではない。上記の第1の実施形態では、ライト(書き込み)モードを模擬するダミー回路を従来のメモリ回路に追加した構成としているが、ノイズによる遅延時間が予め把握されている場合には、単純な遅延成分を従来のダミー回路からの終了信号に追加するようなメモリ回路を構成するようにしてもよい。この場合、タイミング精度はよくないが、回路が容易に構成できるという利点がある。
Claims (5)
- 複数のメモリセルが配置されたメモリアレイと、各メモリセルへのアクセスを複数のポートから行う複数の入出力ポートとを備え、各ポートでの動作期間を夫々のダミー回路を用いて、内部で自己制御を行うマルチポートの半導体記憶装置であって、
各ポート間の干渉を検知する検知回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬する第1のダミー回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬し、ポート間の干渉時にのみ第1のダミー回路とは異なる遅延時間を設定する第2のダミー回路と、
検知回路の検知内容により第1のダミー回路と第2のダミー回路との選択を行う選択回路を有し、
各ポートからのアクセス状態に応じて、選択回路における選択を動的に切り替える、
半導体記憶装置において、
前記検知回路は、
対象ポートの読み出し期間中における列アドレスと、干渉ポートの書き込み期間中における列アドレスが、対象ポートの動作期間中に一致することを検出する回路であることを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記ポート間の干渉時に選択される第2のダミー回路は、
メモリセルからの読み出しを模擬し更に一定の遅延時間を付加することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 第1のダミー回路は、読み出しデータが“0”である回路部分と“1”である回路部分とを含み、それらの回路部分の検出信号の全てが揃った時点で、動作の終了の信号を出力することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- ダミー回路は、ビットライン配線間シールド構造、若しくは、ビットラインツイスト構造を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 複数のメモリセルが配置されたメモリアレイと、各メモリセルへのアクセスを複数のポートから行う複数の入出力ポートとを備え、各ポートでの動作期間を夫々のダミー回路を用いて、内部で自己制御を行うマルチポートの半導体記憶装置であって、
各ポート間の干渉を検知する検知回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬する第1のダミー回路と、
各ポートにおけるメモリセルからの読み出しを模擬し、ポート間の干渉時にのみ第1のダミー回路とは異なる遅延時間を設定する第2のダミー回路と、
検知回路の検知内容により第1のダミー回路と第2のダミー回路との選択を行う選択回路を有し、
各ポートからのアクセス状態に応じて、選択回路における選択を動的に切り替える、
半導体記憶装置において、
マルチポートメモリにおける複数のダミー回路が、
各ポートのクロックタイミングに合わせて常時読み出し動作を模擬する第1のダミー回路と、
各ポートのクロックタイミングに合わせて読み出し期間では読み出し動作を、書き込み期間では書き込み動作を模擬する第2のダミー回路であり、
第2のダミー回路における読み書きの同時動作が、ポート間の干渉となることを特徴とする半導体記憶装置。
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Family Applications (1)
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