JP5044738B2 - 砥石軸装置 - Google Patents
砥石軸装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5044738B2 JP5044738B2 JP2006293969A JP2006293969A JP5044738B2 JP 5044738 B2 JP5044738 B2 JP 5044738B2 JP 2006293969 A JP2006293969 A JP 2006293969A JP 2006293969 A JP2006293969 A JP 2006293969A JP 5044738 B2 JP5044738 B2 JP 5044738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- grindstone
- axis
- static pressure
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 45
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 13
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000005407 grinding (machining) Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
また、スライドベースおよび砥石ヘッドを往復動させるのに出力の大きなモータが必要となり、装置全体が大型化してしまうといった問題点もあった。
さらに、スライドベースおよび砥石ヘッドを往復動させるオシレートリンクの一端部がスライドベースの後端面に取り付けられており、砥石スピンドルとオシレートリンクの一端部との間が離間することとなる。そのため、スライドベースおよび砥石ヘッドをワークの側に移動させると砥石が上方に若干移動し、スライドベースおよび砥石ヘッドをワークと反対の側に移動させると砥石が下方に若干移動することとなり、加工(研削)精度が悪くなってしまうといった問題点もあった。
本発明の参考例としての発明による砥石軸装置は、回転可能に支持されたスピンドルと、前記スピンドルの先端に取り付けられた砥石と、前記スピンドルを収容するスピンドル筐体と、前記スピンドル、前記砥石、および前記スピンドル筐体を備えた砥石用スピンドルモータを、前記スピンドルの回転軸線に沿って往復移動させるレシプロ機構と、前記砥石用スピンドルモータの往復移動をガイドするガイド手段とを備え、前記ガイド手段が、前記スピンドル筐体の外形面そのものを静圧ガイド面として用いる静圧ガイド面構造と、この静圧ガイド面と対向する位置に設けられ、かつ、この静圧ガイド面との間に流体の静圧を生じさせる静圧パッドとを備えている。
本発明においては、前記偏心カムフォロアが、前記スピンドルの回転軸に対して垂直な中心軸回りに回転可能に設けられていることとしてもよい。
本発明による研削盤は、砥石用スピンドルモータの往復動の速度を速めることができるとともに、装置全体の小型化を図ることができる砥石軸装置を具備している。
図1は本実施形態に係る砥石軸装置を具備した研削盤(例えば、内面研削盤)のレイアウトを説明するための概略全体平面図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3は図1中の矢印Aに沿って見た変換部の概略正面図である。
なお、本実施形態にかかるx軸は、図1に示すように、z軸(砥石用スピンドルモータ18の砥石軸19の回転軸線と平行な方向、すなわち、図1において左右方向)に対して斜めに交わるように配置されている。
z軸移動テーブル16は、z軸駆動モータ20によって駆動される送りネジ(図示せず)によって、z軸案内基部14に対してz軸方向に移動するようになっている。z軸案内基部14とz軸移動テーブル16との対向面間(図示せず)には、潤滑油が供給されるようになっており、この潤滑油の静圧によって対向面間のクリアランスが確保されることにより(いわゆる静圧案内により)、z軸移動テーブル16がz軸案内基部14に対して円滑に移動できるようになっている。
スピンドル筐体40は中空円筒状の部材であり、このスピンドル筐体40の内側には、ベアリング等を介して砥石軸19が軸受け支持されている。そして、この砥石軸19は、砥石用スピンドルモータ18に電源が供給されることによって、その回転軸線回りに回転するようになっている。また、この砥石軸19の先端には、ワーク5の形状に応じた砥石4が取り付けられており、砥石軸19が回転すると砥石4も一緒に砥石軸19の回転軸線回りに回転することとなる。
このような溝形態からなる各静圧パッド44は、いずれもモータ収容ハウジング41の内側に形成されている。すなわち、本実施形態ではz軸移動テーブル16上に固定されたモータ収容ハウジング41を有し、このモータ収容ハウジング41の内側には、スピンドル筐体40の外径よりも若干大径のモータ収容スリーブ45が設けられている。そして、スピンドル筐体40の大部分が、このモータ収容スリーブ45内に収容されているとともに、モータ収容スリーブ45の内面4箇所を溝状に削り取ることで、4つの静圧パッド44が形成されている。
また、全ての分岐通路47の途中には絞り部(図示せず)が設けられている。したがって、この絞り部により絞られ減圧された潤滑油が静圧パッド44側に供給され、これにより、静圧パッド44と静圧ガイド面43との間に潤滑油による静圧が発生する。
レシプロ機構50は、駆動軸51と、この駆動軸51を回転駆動する駆動モータ52と、駆動軸51の回転運動を往復直線運動に変換する変換部53と、スピンドル筐体40の後端面(図1において右側の端面)と変換部53とを連結する連結部54とを主たる要素として構成されている。
第1のヨーク56の中央部には、偏心円板55の外周面と嵌合(係合)する内周面を有する貫通孔56aが設けられており、第1のヨーク56の周縁部には、複数個(本実施形態では3個)のカムフォロア58が取り付けられている。また、偏心円板55の外周面と第1のヨーク56の内周面との間にはベアリング59(図1参照)が設けられている。
駆動モータ52に電源が供給されて、その回転軸線C1回りに駆動軸51が回転すると、駆動軸51の先端部に取り付けられた偏心円板55も回転軸線C1回りに回転する。このとき、偏心円板55の中心軸線C2と、駆動軸51の回転軸線C1とは、図3に示すように若干(例えば、0.数mm〜5mm)離間しているため、第1のヨーク55は鉛直方向に若干(例えば、0.数mm〜10mm)、および/または水平方向に若干(例えば、0.数mm〜10mm)往復運動することとなる。第1のヨーク55の鉛直方向の動きは第2のヨーク57の開口部57a内を第1のヨーク56が鉛直方向に往復移動することにより吸収され、第1のヨーク55の水平方向の動きは第2のヨーク57の水平方向の動きとなって取り出される。そして、この第2のヨーク57の水平方向の動きは、連結部54を介してスピンドル筐体40に伝達され、砥石用スピンドルモータ18全体が砥石軸19の回転軸線に沿って往復運動させられることとなる。
また、連結部54の他端部が、スピンドル筐体40の後端面中央部、すなわち、砥石軸19の回転軸線上に取り付けられているので、スピンドル筐体40を往復動させる際の砥石4のブレ(移動)をなくすことができて、ワーク5の加工(研削)精度を向上させることができる。
連結部54の他端部と、スピンドル筐体40の後端面に取り付けられたアーム64との間に偏心カムフォロアが設けられている場合、この偏心カムフォロアを挟み込んでいる連結部54の他端部を解放して偏心カムフォロアを回転可能な状態とした後、この偏心カムフォロアを回転させることにより、モータ収容ハウジング41の前端面から砥石4(または砥石軸19)の先端までの距離を容易に調整することができる。
4 砥石
10 砥石軸装置
18 砥石用スピンドルモータ
19 砥石軸(スピンドル)
40 スピンドル筐体
42 ガイド手段
43 静圧ガイド面
44 静圧パッド
50 レシプロ機構
Claims (3)
- 砥石をドレッシングするドレス装置の回転軸に平行な回転軸線回りに回転可能に支持されたスピンドルと、
前記スピンドルの先端に取り付けられ、ワークを研削する前記砥石と、
前記スピンドルを収容するスピンドル筐体と、
前記スピンドル、前記砥石、および前記スピンドル筐体を備えた砥石用スピンドルモータを、前記スピンドルの回転軸線に沿って往復移動させるレシプロ機構と、
前記砥石用スピンドルモータの往復移動をガイドするガイド手段と、
前記スピンドル筐体の後端面中央部と前記レシプロ機構の一端部とを連結し、前記ワークに対して近接または離間する方向に前記砥石用スピンドルモータの往復移動位置を変更可能な偏心カムフォロアとを備え、
前記ガイド手段が、前記スピンドル筐体の外形面そのものを静圧ガイド面として用いる静圧ガイド面構造と、この静圧ガイド面と対向する位置に設けられ、かつ、この静圧ガイド面との間に流体の静圧を生じさせる静圧パッドとを備え、
前記レシプロ機構が、前記ドレス装置の回転軸および前記スピンドルの回転軸線に直交する方向に延びる駆動軸に対して偏心した中心軸を有し該駆動軸回りに回転可能な偏心円板と、該偏心円板が駆動軸回りに回転することによりその偏心量に応じて、前記ドレス装置と前記砥石とが近接する方向に直交する直交方向および/または前記回転軸線に沿う方向に往復運動するヨークとを備え、該ヨークの前記直交方向の動きを吸収して前記回転軸線に沿う方向の動きを前記砥石軸用スピンドルモータに伝達する砥石軸装置。 - 前記偏心カムフォロアが、前記スピンドルの回転軸に対して垂直な中心軸回りに回転可能に設けられている請求項1に記載の砥石軸装置。
- 請求項1または請求項2に記載の砥石軸装置を具備してなる研削盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006293969A JP5044738B2 (ja) | 2006-10-30 | 2006-10-30 | 砥石軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006293969A JP5044738B2 (ja) | 2006-10-30 | 2006-10-30 | 砥石軸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008110421A JP2008110421A (ja) | 2008-05-15 |
JP5044738B2 true JP5044738B2 (ja) | 2012-10-10 |
Family
ID=39443235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006293969A Active JP5044738B2 (ja) | 2006-10-30 | 2006-10-30 | 砥石軸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5044738B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3136851A1 (de) * | 1980-12-15 | 1982-07-22 | Cincinnati Milacron-Heald Corp., 01606 Worcester, Mass. | Vorrichtung zum hin- und herbewegen der schleifscheibe von schleifmaschinen, insbesondere innenschleifmaschinen |
JPS62130174A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | Seiko Seiki Co Ltd | テ−ブル送り装置 |
JPS6316951A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-23 | Urawa Seisakusho:Kk | 砥石軸を立形円筒静圧スライド機構で支持した内面研削盤 |
JPS6316934A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-23 | Takeshi Chikamoto | 研削盤 |
JPH04183569A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-30 | Osaka Kiko Co Ltd | 自己倣い研磨装置 |
JP3405927B2 (ja) * | 1997-10-31 | 2003-05-12 | 株式会社日平トヤマ | 両頭研削盤 |
JP4389554B2 (ja) * | 2002-12-19 | 2009-12-24 | 日本精工株式会社 | 超仕上げ装置 |
-
2006
- 2006-10-30 JP JP2006293969A patent/JP5044738B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008110421A (ja) | 2008-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5093805B2 (ja) | インデックステーブルのクランプ装置の増力装置 | |
KR101376242B1 (ko) | 가공공구 | |
JP5901531B2 (ja) | 軸方向機械加工装置 | |
JP5609904B2 (ja) | 超仕上げ装置 | |
JP4335653B2 (ja) | プログラム制御式フライス・ボール盤のための機械加工ユニット | |
JP4709257B2 (ja) | レンズ研磨装置 | |
JP5044738B2 (ja) | 砥石軸装置 | |
JP6201604B2 (ja) | 揺動テーブル装置及び円弧加工装置 | |
JP4646222B2 (ja) | テープラップ装置のオシレーション機構 | |
JP5316936B2 (ja) | 超仕上げ装置 | |
JPS635219B2 (ja) | ||
CN109158638B (zh) | 机械式低频振动钻削装置 | |
CN101549409A (zh) | 锥孔镗床 | |
EP1702716A1 (en) | Grinding machine | |
RU2319599C2 (ru) | Устройство для профильной правки периферии шлифовального круга | |
CN103358207A (zh) | 钻床专用煤化工球阀球芯万能磨削装置 | |
CN210081395U (zh) | 一种用于单面精密磨削磨床的上盘装置 | |
CN103537882B (zh) | 一种细长轴表面超声波加工方法及装置 | |
JP4103568B2 (ja) | 超仕上機の砥石押し付け装置 | |
JP2004291122A (ja) | 砥石軸装置 | |
JP2005007485A (ja) | 送り機構および工作機械 | |
JP2015104783A (ja) | 歯車加工装置 | |
JP2012066326A (ja) | フィルムラップ装置、等速自在継手の外側継手部材、車輪用軸受装置のハブ輪、およびフィルムラップ方法 | |
JP4204816B2 (ja) | テーブル駆動装置 | |
CN221416252U (zh) | 一种主轴不易振动的磨头座组件 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120501 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120510 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5044738 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |