JP6201604B2 - 揺動テーブル装置及び円弧加工装置 - Google Patents

揺動テーブル装置及び円弧加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6201604B2
JP6201604B2 JP2013210648A JP2013210648A JP6201604B2 JP 6201604 B2 JP6201604 B2 JP 6201604B2 JP 2013210648 A JP2013210648 A JP 2013210648A JP 2013210648 A JP2013210648 A JP 2013210648A JP 6201604 B2 JP6201604 B2 JP 6201604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing
swing table
crankshaft
slider
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013210648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015074038A (ja
Inventor
道子 馬場
道子 馬場
幸三 長谷川
幸三 長谷川
拓紀 油井
拓紀 油井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2013210648A priority Critical patent/JP6201604B2/ja
Publication of JP2015074038A publication Critical patent/JP2015074038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6201604B2 publication Critical patent/JP6201604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

本発明は、揺動テーブル装置及び円弧加工装置に関し、特に、円弧形状の加工を処理するためにワークを揺動させる揺動テーブル装置及び該揺動テーブル装置を備えた円弧加工装置に関する。
円形状を有する部品や環状(リング状)に組み付けられる部品の面取りや表面仕上げ等の加工(例えば、研削加工や研磨加工)を行う場合、例えば、特許文献1に記載されたように、回転テーブルの周囲に円弧研削・研磨可能な加工装置を配置して、回転テーブル上に配置されたワークを回転させながら順に加工する方法が既に知られている。また、多数の同部品の円弧研削・研磨を行う場合には、回転テーブル上に複数のワークを載置して、回転テーブルの周囲に配置された一台の加工装置により順に加工することも一般に行われている。
特開2010−207949号公報
しかしながら、ワークを一連の流れ作業で加工するラインでは、回転テーブル上に複数のワークを載置して加工する場合、流れ作業を中断してワークを回転テーブル上に載せ替える作業が発生し、無駄な待ち時間が発生してしまうという問題があった。また、特許文献1のように、回転テーブルの周囲に複数の加工装置を配置した場合には、加工装置どうしが干渉しないように動作をプログラミングしなければならず、セッティングに時間を要するという問題があった。
また、回転テーブル上に一つのワークを載置して個別に加工する方法も考えられるが、必要な円弧部分の加工量に対して回転テーブルによりワークを一周させる距離の方が長く、無駄な作業時間が発生してしまうという問題もあった。
本発明は、上述した問題点を鑑みて創案されたものであり、作業効率の向上を図ることができる、揺動テーブル装置及び円弧加工装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、表面にワークを配置した状態で揺動軸を中心に揺動可能な揺動テーブルと、該揺動テーブルを揺動させる駆動手段と、前記揺動テーブルを揺動可能に支持するとともに前記駆動手段を収容する支持台と、を備え、前記揺動テーブルは、裏面に前記揺動軸の径方向に延伸するように配置されたガイド部材を有し、前記駆動手段は、前記ガイド部材に沿って移動可能なスライダと、該スライダに接続されたクランク軸と、該クランク軸を回動させる駆動モータと、を有し、前記クランク軸は、前記揺動軸からの位置を調整可能なスライドテーブルに配置されている、ことを特徴とする揺動テーブル装置が提供される。
また、本発明によれば、表面にワークを配置した状態で揺動軸を中心に揺動可能な揺動テーブルと、該揺動テーブルを揺動させる駆動手段と、前記揺動テーブルを揺動可能に支持するとともに前記駆動手段を収容する支持台と、を備え、前記揺動テーブルは、裏面に前記揺動軸の径方向に延伸するように配置されたガイド部材を有し、前記駆動手段は、前記ガイド部材に沿って移動可能なスライダと、該スライダに接続されたクランク軸と、該クランク軸を回動させる駆動モータと、を有し、前記クランク軸は、前記揺動軸からの位置を調整可能なスライドテーブルに配置されている揺動テーブル装置と、該揺動テーブル装置に隣接して配置され前記揺動テーブル上のワークを加工する加工装置と、を備えたことを特徴とする円弧加工装置が提供される。
また、前記スライドテーブルの移動方向の前後に配置され伸縮可能なスライドカバーを有していてもよい。
上述した本発明に係る揺動テーブル装置及び円弧加工装置によれば、ワークに対して円弧形状の研削や研磨等の加工を行う場合に、揺動テーブルを揺動させることによってワークを円弧状に移動させることができる。したがって、一つの揺動テーブルに一つのワークを配置して個別に加工することができ、無駄な待ち時間や作業時間を低減することができ、加工装置どうしの干渉を考慮する必要もなく、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る揺動テーブル装置の断面図である。 図1に示した揺動テーブル装置を示す図であり、(a)はA−A矢視断面図、(b)は平面図、である。 揺動テーブルの外側カバー及び内側カバーを示す斜視図である。 揺動角が大きい場合の揺動テーブルの動作を示す図であり、(a)は初期状態、(b)は揺動状態、を示している。 揺動角が小さい場合の揺動テーブルの動作を示す図であり、(a)は初期状態、(b)は揺動状態、を示している。 本発明の実施形態に係る円弧加工装置の正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態に係る揺動テーブル装置の断面図である。図2は、図1に示した揺動テーブル装置を示す図であり、(a)はA−A矢視断面図、(b)は平面図、である。図3は、揺動テーブルの外側カバー及び内側カバーを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る揺動テーブル装置1は、図1〜図3に示したように、表面にワークを配置した状態で揺動軸21を中心に揺動可能な揺動テーブル2と、揺動テーブル2を揺動させる駆動手段3と、揺動テーブル2を揺動可能に支持するとともに駆動手段3を収容する支持台4と、を備え、揺動テーブル2は、裏面に揺動軸21の径方向に延伸するように配置されたガイド部材22を有し、駆動手段3は、ガイド部材22に沿って移動可能なスライダ31と、スライダ31に接続されたクランク軸32と、クランク軸32を回動させる駆動モータ33と、を有している。
支持台4は、略箱形状を有し、例えば、内部に駆動モータ33を収容する第一凹部41と、クランク軸32を収容する第二凹部42と、揺動軸21を支持する第一上面部43と、揺動テーブル2の先端部を支持する第二上面部44と、を有し、第一上面部43と第二上面部44との間には揺動テーブル2とクランク軸32とを接続するための開口部45が形成されている。また、底部には床面や定盤に支持台4を固定するためのフランジ部46が形成されていてもよい。
第一上面部43には、揺動軸21が軸受けを介して回動可能に配置されている。また、第二上面部44には、図1及び図2(b)に示したように、揺動テーブル2の端部を揺動可能に支持する円弧形状のガイドレール47が配置されている。
揺動テーブル2は、加工対象のワークを固定可能な面を有しており、揺動軸21の径方向に長い略平板形状を有している。揺動テーブル2の一端に揺動軸21が配置されており、他端(先端)の裏面にガイドレール47上を移動可能な揺動スライダ23が配置されている。揺動スライダ23が配置される部分の揺動テーブル2の先端部は、自重を支持することができる程度の強度を有していれば、図示したように中間部よりも幅狭に形成してもよい。かかる構成により、揺動テーブル2は、揺動軸21を中心にガイドレール47上を往復動し、揺動される。なお、ガイドレール47と揺動スライダ23との案内機構は、第二上面部44上を走行可能な車輪に置換してもよい。
また、揺動テーブル2の裏面には、揺動軸21側から先端部に向かって直線状に配列された一対のガイド部材22が配置されている。なお、ガイド部材22は、一対に限定されるものではなく、ガイド部材22に係合するスライダ31との組み合わせによって、一本であってもよいし、三本以上であってもよい。
駆動手段3は、揺動テーブル2を揺動させる動力源である。駆動手段3は、例えば、動力源を構成する駆動モータ33と、駆動モータ33の回転速度を減じてトルクを増大させる減速機34と、減速機34の先端に接続されたクランク軸32と、クランク軸32の偏心軸に接続されたスライダ31と、を有している。図1では、減速機34の構成を簡略化して図示している。減速機34は、例えば、駆動モータ33の出力方向を90°変更させる傘歯車(図示せず)を有していてもよい。なお、駆動モータ33及び減速機34の構成は、図示したものに限定されず、支持台4に収容可能な範囲で配置や構成を任意に変更することができる。
クランク軸32は、減速機34の回転軸に接続されたクランクジャーナル32aと、クランクジャーナル32aと偏心した位置に回転可能に配置されるクランクピン32bと、クランクジャーナル32aとクランクピン32bとを連結するクランクアーム32cと、を有している。したがって、駆動モータ33を作動させると、減速機34を介してクランクジャーナル32aが回転し、クランクピン32bがクランクジャーナル32aを中心にして回転することとなる。
クランクピン32bの先端には、スライダ31が接続されている。クランクピン32bは、クランクアーム32c及びスライダ31の両方に対して回転可能に接続されている。スライダ31は、例えば、ガイド部材22に係合し、ガイド部材22に沿って移動可能な車輪31aを有していてもよい。スライダ31は、例えば、図2に示したように、一対のガイド部材22のそれぞれに係合可能な車輪31aと、車輪31aを回転可能に支持する本体31bと、により構成される。なお、スライダ31の構成は、図示したものに限定されず、例えば、車輪31aを省略してもよいし、一対のガイド部材22の対峙する内面に係合する構成であってもよいし、一本のガイド部材に移動可能に係合する構成であってもよい。
かかる構成によれば、駆動手段3によりクランク軸32を回転させると、スライダ31は、クランクジャーナル32aを中心に回転することとなる。したがって、その回転力によって、スライダ31はガイド部材22を押圧し、揺動テーブル2を揺動軸21中心に回動させることができる。
また、クランク軸32は、揺動軸21からの位置を調整可能なスライドテーブル5に配置されている。スライドテーブル5は、例えば、揺動軸21に対して接近又は離隔させるためのボールねじ51を有している。ボールねじ51の一端には駆動モータ52が接続されており、駆動モータ52を作動させることによってボールねじ51を回転させ、それに伴ってスライドテーブル5が軸心方向に移動される。また、スライドテーブル5の両側部にはスライドガイド53が配置されている。
また、スライドテーブル5は、支持台4の第二凹部42内に配置された支持板48上に支持されており、支持板48の両側部にはスライドガイド53を案内するためのガイドレール48aが配置されている。支持板48には、ボールねじ51及び駆動モータ52も支持される。
図示した実施形態では、スライドテーブル5は、支持台4の第二凹部42内に配置しているが、第一凹部41内に配置するようにしてもよい。この場合、スライドテーブル5は、駆動モータ33及び減速機34に接続され、支持台4の底部に沿って移動される。
揺動テーブル装置1には、上述したように上面に開口部45が形成されていることから、例えば、ワークの加工時に加工処理液や洗浄液等が散布される場合には、駆動手段3の腐食や駆動部分にスラッジや切粉等が侵入して摩耗や故障の原因となる可能性がある。そこで、スライドテーブル5の移動方向の前後には、伸縮可能なスライドカバー54が配置されていることが好ましい。
スライドカバー54は、例えば、一端がスライドテーブル5の側面に接続されており、他端が支持台4に接続されており、スライドテーブル5の移動に伴って伸縮可能に構成されている。具体的には、蛇腹式やシャッター式のスライドカバー54が配置される。なお、スライドカバー54の両側部は、図2(a)に示したように、スライドカバー54の移動を案内するとともに支持台4との隙間を狭くするための断面コ字状の補助ガイド4cに挿通されていてもよい。
また、支持台4の開口部45に上部カバー49を配置するようにしてもよい。上部カバー49は、両端が支持台4に接続されるとともに、クランク軸32と干渉しないように開口部49aが形成されている。かかる上部カバー49を配置することにより、クランク軸32やボールねじ51にかかる加工処理液や洗浄液等の分量を低減することができる。
また、支持台4は、揺動テーブル2の端部表面を覆うとともにガイドレール47の外側に配置された円弧形状の外側カバー6と、揺動テーブル2の中間部を貫通するとともにガイドレール47の内側に配置された円弧形状の内側カバー7と、を有している。ここで、図3は、揺動テーブル2の先端部、外側カバー6及び内側カバー7の位置関係を示す部分斜視図であり、支持台4及びガイドレール47の図を省略してある。支持台4の上面部の両側部には側壁4a,4bが配置されている。図2(a)に示したように、外側カバー6及び内側カバー7の両端部は、それぞれ側壁4a,4bに接続され支持されている。なお、外側カバー6は、側壁4a,4bではなく、第二上面部44に固定するようにしてもよい。
揺動テーブル2は、支持台4上のガイドレール47に沿って揺動する構成であるところ、このガイドレール47と揺動テーブル2の裏面に配置された揺動スライダ23との隙間にスラッジや切粉が侵入した場合には、摺動部分が摩耗し、不安定動作や故障の原因となってしまう。そこで、揺動テーブル2の先端部の端面及び表面を覆う外側カバー6を配置することにより、揺動テーブル2の外側から侵入する異物(スラッジ、切粉、これらを含む加工処理液や洗浄液等)を低減している。
また、ガイドレール47の内側を覆う内側カバー7を配置することにより、揺動テーブル2の内側から侵入する異物(スラッジ、切粉、これらを含む加工処理液や洗浄液等)を低減している。図1及び図3に示したように、内側カバー7を配置した場合、揺動テーブル2との干渉を生じることとなる。そこで、揺動テーブル2の先端部には、内側カバー7を挿通するための略L字形状の開口部24が形成されている。
外側カバー6及び内側カバー7は、断面略L字形状を有しており、ガイドレール47の上方部で互いに折り重なるように配置される。このように、ガイドレール47と揺動スライダ23との摺動部分を、外側及び内側の両方から外側カバー6及び内側カバー7により覆い被せることにより、異物の侵入を効果的に抑制することができる。
また、摺動部分の上方に位置する内側カバー7の屋根部分は、内側に向かって下るように傾斜させてもよい。このように、内側カバー7の屋根部分を傾斜させることにより、外側カバー6と内側カバー7との隙間に、加工処理液や洗浄液等が入り込んだ場合であっても、重力によって内側に流し落とすことができ、摺動部分への異物の侵入を効果的に抑制することができる。同様に、外側カバー6の屋根部分についても、外側に向かって下るように傾斜させてもよい。
次に、揺動テーブル2の揺動角θの調整方法について、図4及び図5を参照しつつ説明する。ここで、図4は、揺動角が大きい場合の揺動テーブルの動作を示す図であり、(a)は初期状態、(b)は揺動状態、を示している。図5は、揺動角が小さい場合の揺動テーブルの動作を示す図であり、(a)は初期状態、(b)は揺動状態、を示している。なお、各図において、説明の便宜上、外側カバー6及び内側カバー7の図を省略してある。
図4(a)に示したように、揺動テーブル2が中央部分で停止した状態を初期状態とする。そして、揺動角θを大きくしたい場合には、スライドテーブル5を揺動軸21に接近させるように移動させる(図の矢印方向)。ここでは、揺動角が最大値θmaxを示すように、スライドテーブル5を揺動軸21に最も接近させた状態を図示している。
図4(b)に示したように、この状態で、駆動手段3を作動させると、クランク軸32が回動し、クランクピン32bをクランクジャーナル32aの中心に回動させることができる。このクランク軸32の回動により、スライダ31をガイド部材22に沿って移動させることによって、揺動テーブル2が揺動軸21を中心に回動することとなる。そして、駆動モータ33を逆回転させて、クランク軸32を反対方向に回動させることにより、揺動テーブル2を反対方向に揺動させることができる。
以後、駆動モータ33の出力を定期的に反転させることにより、クランク軸32を反復回動させて、揺動テーブル2を反復揺動させる。なお、クランク軸32と、揺動テーブル2との係合構造を工夫することにより、駆動モータ33の出力を反転させずに、同一方向に回転させ続けたまま、揺動テーブル2を反復揺動させるようにしてもよい。
図5(a)に示したように、揺動角θを小さくしたい場合には、初期状態において、スライドテーブル5を揺動軸21から離隔させるように移動させる(図の矢印方向)。ここでは、揺動角が最小値θminを示すように、スライドテーブル5を揺動軸21に最も離隔させた状態を図示している。
図5(b)に示したように、この状態で、駆動手段3を作動させると、クランク軸32が回動し、クランクピン32bをクランクジャーナル32aの中心に回動させることができる。このクランク軸32の回動により、スライダ31をガイド部材22に沿って移動させることによって、揺動テーブル2が揺動軸21を中心に回動することとなる。そして、駆動モータ33を逆回転させて、クランク軸32を反対方向に回動させることにより、揺動テーブル2を反対方向に揺動させることができる。
上述した実施形態では、クランクアーム32cの長さ、すなわち、クランクピン32bとクランクジャーナル32aとの距離が常に一定であることから、クランク軸32を回動させた場合に、揺動テーブル2の揺動角θが最も大きくなるのは、クランクピン32bとクランクジャーナル32aとを結ぶ直線とがガイド部材22に対して垂直に交差する場合である。
ここで、揺動軸21の中心からクランクジャーナル32aの中心までの距離をLとし、クランクピン32bの中心からクランクジャーナル32aの中心までの距離をCとすれば、Sinθ=C/Lの関係が成り立つ。いま、距離Cは一定であることから、距離Lを小さくすれば揺動角θは大きくなり、距離Lを大きくすれば揺動角θは小さくなる。
なお、上述した実施形態では、クランクピン32bの中心からクランクジャーナル32aの中心までの距離Cを不変に構成しているが、この距離Cを任意に調整可能に構成し、距離Lに加えて距離Cも調整することによって揺動角θを調整するようにしてもよい。
最後に、上述した揺動テーブル装置1を備えた円弧加工装置10について、図6を参照しつつ説明する。ここで、図6は、本発明の実施形態に係る円弧加工装置の正面図である。なお、上述した実施形態と同じ構成部品については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
本実施形態に係る円弧加工装置10は、図1〜図5に示した揺動テーブル装置1と、揺動テーブル装置1に隣接して配置され揺動テーブル2上のワークWを加工する加工装置11と、を備えている。ワークWは、例えば、円形状を有する部品や環状(リング状)に組み付けられる部品であり、揺動テーブル2上に固定治具(図示せず)により固定される。
加工装置11は、例えば、ワークWの面取り、表面仕上げ等の研削加工や研磨加工等を行う装置である。加工装置11は、ワークWを加工する工具12と、工具12を支持するとともに工具12の位置を調整可能な支持アーム13と、工具12や支持アーム13に動力を付与する動力源や制御盤等を有する本体部14と、を有している。
図示した加工装置11の構成は、単なる一例であり、かかる構成に限定されるものではない。例えば、揺動テーブル2の長手方向の側面部に加工装置11を配置してもよいし、揺動テーブル装置1を跨ぐように配置される門型の加工装置11であってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、例えば、揺動テーブル2を水平方向ではなく傾斜面に沿って又は鉛直方向に揺動させるようにしてもよい等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 揺動テーブル装置
2 揺動テーブル
3 駆動手段
4 支持台
4a,4b 側壁
4c 補助ガイド
5 スライドテーブル
6 外側カバー
7 内側カバー
10 円弧加工装置
11 加工装置
12 工具
13 支持アーム
14 本体部
21 揺動軸
22 ガイド部材
23 揺動スライダ
24 開口部
31 スライダ
31a 車輪
31b 本体
32 クランク軸
32a クランクジャーナル
32b クランクピン
32c クランクアーム
33 駆動モータ
34 減速機
41 第一凹部
42 第二凹部
43 第一上面部
44 第二上面部
45 開口部
46 フランジ部
47 ガイドレール
48 支持板
48a ガイドレール
49 上部カバー
49a 開口部
51 ボールねじ
52 駆動モータ
53 スライドガイド
54 スライドカバー

Claims (3)

  1. 表面にワークを配置した状態で揺動軸を中心に揺動可能な揺動テーブルと、
    該揺動テーブルを揺動させる駆動手段と、
    前記揺動テーブルを揺動可能に支持するとともに前記駆動手段を収容する支持台と、を備え、
    前記揺動テーブルは、裏面に前記揺動軸の径方向に延伸するように配置されたガイド部材を有し、
    前記駆動手段は、前記ガイド部材に沿って移動可能なスライダと、該スライダに接続されたクランク軸と、該クランク軸を回動させる駆動モータと、を有し、
    前記クランク軸は、前記揺動軸からの位置を調整可能なスライドテーブルに配置されている、
    ことを特徴とする揺動テーブル装置。
  2. 前記スライドテーブルの移動方向の前後に配置され伸縮可能なスライドカバーを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の揺動テーブル装置。
  3. 請求項1又は2に記載の揺動テーブル装置と、該揺動テーブル装置に隣接して配置され前記揺動テーブル上のワークを加工する加工装置と、を備えたことを特徴とする円弧加工装置。
JP2013210648A 2013-10-08 2013-10-08 揺動テーブル装置及び円弧加工装置 Active JP6201604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210648A JP6201604B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 揺動テーブル装置及び円弧加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210648A JP6201604B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 揺動テーブル装置及び円弧加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015074038A JP2015074038A (ja) 2015-04-20
JP6201604B2 true JP6201604B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=52999309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013210648A Active JP6201604B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 揺動テーブル装置及び円弧加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6201604B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108406479B (zh) * 2018-03-27 2020-04-14 宁波高新区新柯保汽车科技有限公司 汽车配件用打磨装置
CN110091225A (zh) * 2019-06-14 2019-08-06 郑州纬达自动化科技有限公司 全自动气动打磨机及其方法
CN113146340B (zh) * 2021-04-29 2023-01-24 德州科技职业学院 一种数控机械加工用车削打磨一体机
CN114508572A (zh) * 2022-01-24 2022-05-17 浙江陀曼数字技术有限公司 一种非线性传动结构旋转轴的控制方法和装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2178744B1 (ja) * 1972-04-05 1974-08-02 Cmv
US4211512A (en) * 1978-12-20 1980-07-08 Kearney & Trecker Corporation Rotary table with ballscrew drive
JPS5917555Y2 (ja) * 1980-03-07 1984-05-22 豊田工機株式会社 スライド面を保護するカバ−装置
JP2000158260A (ja) * 1998-11-26 2000-06-13 Miyagawa Shirin:Kk 工作機械のテーブル
JP2003117814A (ja) * 2001-10-03 2003-04-23 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd トラバース装置
JP2007253289A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Tdk Corp ワークテーブルの防滴機構及びワイヤソー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015074038A (ja) 2015-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5774360B2 (ja) 工作機械のテーブルユニット
JP6201604B2 (ja) 揺動テーブル装置及び円弧加工装置
JP5609904B2 (ja) 超仕上げ装置
JP6656275B2 (ja) 歯車研削装置
CN207387412U (zh) 一种车床的零件打磨用固定装置
KR101415324B1 (ko) 이동식 다면 절삭 가공장치
JP6078079B2 (ja) クランク軸の少なくともクランクピンを取り囲む平らな肩部を旋削する機械及び方法
EP2670565A1 (en) Grinding machine for the grinding of spring ends
CN107717666A (zh) 一种短管端面自动抛光装置
TWI524967B (zh) Tool grinding machine with tooling function
CN102366904A (zh) 一种齿轮加工机中的刀具移动装置
JP6884242B2 (ja) 歯車研削装置
KR101732993B1 (ko) 플레노 밀러
KR101013293B1 (ko) 공작기계용 인덱스테이블
JP5877566B2 (ja) 穴あけ及び面削りヘッド
US10500658B2 (en) Gear chamfering device and gear processing machine equipped with said gear chamfering device
CN206065940U (zh) 旋转升降分离型分割器
JP6430217B2 (ja) プロファイル研削盤
KR20120072002A (ko) 밀링 공구대의 드라이빙 장치
CN207578062U (zh) 一种短管端面自动抛光装置
JP2008307627A (ja) ドラム型調整車の研磨装置
CN110421447A (zh) 异型小精密件研磨装置
JP6214152B2 (ja) ジグ研削盤
US11241767B2 (en) Pendulum grinding machine
KR100784800B1 (ko) 하이브로 병렬기구용 무빙헤더

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170814

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6201604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250