JP5040677B2 - 反射スクリーンとその製造方法 - Google Patents
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例えばプロジェクタをスクリーン前方の下方側に配置し、プロジェクタからスクリーンに向けて斜め上方に投影画像を照射した場合、スクリーンの表面が凸形状の球状面に形成されていることから、スクリーンの下側は上側と比較して入射角が小さくなる。その結果、球状面で反射した投影光は、スクリーン上側と比較すると、スクリーン下側の方が上側に抜ける割合が多くなるため、反射スクリーン前方の観察者側に十分に反射されず、投影画像のコントラストが低下するという問題がある。
本発明の反射スクリーンは、スクリーン基板の観察面に複数の反射部を有し、前記観察面の法線に対して垂直方向にずれた位置に配置された投影部から、前記観察面に向けて斜めに射出された投影光を、観察側に反射する反射スクリーンであって、前記反射部は、凹または凸の球状面を有し、前記投影部からの距離に応じて径が漸次大きく形成されていることを特徴とするものである。
従って、本発明の反射スクリーンでは、投影部からの距離が大きい位置における反射部の数が減るため、投影光を観察側に反射する箇所も減ることになる。そのため、本発明では、投影部からの距離が大きい位置の反射部からの観察側への反射光が減り、投影部からの距離が小さい位置の反射部からの反射光と同等とすることができ、投影光を反射スクリーンの前方の観察側に均一に反射させることが可能になる。
これにより、本発明では、例えば反射スクリーンの端縁部等、投影光の反射が少ない箇所には反射部の径を小さくして反射部の数を増やし、反射量を大きくするように調整することができる。
従って、本発明の反射スクリーンでは、投影部からの距離が大きい位置における反射部の数を減らすことができる。
これにより、本発明では、投影部から投影された投影光を反射膜によってスクリーン基板の観察側に反射させると共に、反射膜の非形成領域で外光を吸収し、投影画像のコントラストを向上させることができる。また、反射部が凹の球状面を有する場合には、反射膜が凹状に形成されているので、反射スクリーンの外縁部に照射された投影光を反射スクリーンの法線方向により近い方向に反射させ、投影画像のコントラストを向上させることができる。
このように構成することで、反射膜の損傷や劣化を防止することができる。
このように構成することで、観察側から見て反射膜は凸状に形成される。投影光は、スクリーン基板を透過し、凸状の反射膜で反射して観察側に反射される。また、スクリーン基板自体を反射スクリーンの観察面側に対して反射膜の保護層として機能させることができる。
このように構成することで、観察側から見て反射膜は凹状に形成される。投影光は、スクリーン基板を透過し、凹状の反射膜で反射して観察側に反射される。これにより、反射スクリーン外縁部に照射された投影光をより法線方向に近い方向に反射させ、反射スクリーンの投影画像のコントラストを向上させることができる。
また、光透過性を有するスクリーン基板を反射膜の保護層として機能させることができる。
このように構成することで、投影光および外光が反射膜以外で反射することを防止して、投影画像のコントラストを向上させることができる。
このように構成することで、可撓性を有する反射スクリーンを形成することができ、反射スクリーンの巻き取り収納が可能となる。
従って、本発明の反射スクリーンの製造方法では、投影部からの距離が大きい位置における反射部の数が減るため、投影光を観察側に反射する箇所も減ることになる。そのため、本発明では、投影部からの距離が大きい位置の反射部からの反射光が減り、投影部からの距離が小さい位置の反射部からの反射光と同等とすることができ、投影光を反射スクリーンの前方の観察側に均一に反射させることが可能になる。
これにより、本発明では、例えば反射スクリーンの端縁部等、投影光の反射が少ない箇所には反射部の径を小さくして反射部の数を増やし、反射量を大きくするように調整することができる。
これにより、本発明では、投影部からの距離が大きい位置における反射部の数を減らすことができる。
これにより、本発明では、投影部から投影された投影光を反射膜によってスクリーン基板の観察側に反射させると共に、反射膜の非形成領域で外光を吸収し、投影画像のコントラストを向上させることができる。また、反射部が凹の球状面を有する場合には、反射膜が凹状に形成されているので、反射スクリーンの外縁部に照射された投影光を反射スクリーンの法線方向により近い方向に反射させ、投影画像のコントラストを向上させることができる。
これにより、本発明では、反射部において投影光が投影される箇所にターゲットを蒸着して容易に反射面を形成することができる。
これにより、本発明では、反射膜の損傷や劣化を防止することができる。
図1に示すように、反射スクリーン100は、反射スクリーン100の観察面100aの中心点Cを通る法線NLに対して垂直方向(Y軸方向)にずれた位置に配置されたプロジェクタPから、観察面100aに向けて斜めに射出された投影光Lpを、反射スクリーン100の観察側(Z軸正方向側)に反射するものである。反射スクリーン100は、法線NLがZ軸と平行になるように配置されている。
反射膜3の面積は、スクリーン基板1の観察面1aの垂直方向上方(Y軸正方向)側に近づくにつれて徐々に小さくなるように形成されている。反射膜3は、例えば、アルミニウム等の反射性を有する材料によって、後述する蒸着により膜厚が10nm以上かつ5μm以下となるように形成されている。
まず、図4に示すように、平板状のスクリーン基板1上にマスクMを形成する。このマスクMは、酸化クロム(CrO)層Maとクロム(Cr)層Mbとを、スパッタ等により順次積層して形成されたものである。
続いて、このようにスクリーン基板1上に形成されたマスクMに対して、凹部2を形成する位置に開口部Kを形成する。開口部Kは、フォトエッチングやレーザ加工等により形成することができる。
また、ここでは、スクリーン基板1を、仮想光源位置PVからの距離が遠い側(すなわち直径が大きい凹部2が形成される側)の端部からエッチング液ELに浸漬する。スクリーン基板1をエッチング液ELに浸漬する速度としては、最大径の凹部2に対応する位置の開口部Kと、最小径の凹部2に対応する位置の開口部Kとがエッチング液ELに浸漬される時間に所定の時間差が生じる大きさに設定される。
V=(Lc×w)/Rs …(1)
このように浸漬速度及び保持時間を調整することにより、仮想光源位置PVからの距離に応じて径が漸次大きくなる凹部2を有するスクリーン基板1を形成することができる。
続いて、凹部2に反射膜3を形成する。
図3に示すように、スクリーン基板1の観察側(Z軸正方向側)で、スクリーン基板1の観察面1aの法線NLに対して垂直方向下方側(Y軸負方向側)にずれた位置の仮想光源位置PVに蒸着源Sを配置する。そして、蒸着法により反射膜材料を観察面1aに対して斜めに蒸着させ、凹部2の内壁面2aに反射膜3を形成する。反射膜材料としては、例えば、アルミニウム等の反射性に優れた金属材料を用いることができる。
なお、観察面1aについては、反射膜が成膜されないように、マスクを配しておくことが好ましい。
また、このように斜め方向から蒸着法により反射膜3を形成することで、反射膜3の膜厚が反射膜3の非形成領域側の外縁3eに近づくに従って徐々に薄くなるように形成される。
また、反射膜3を蒸着法により形成することで、スプレーコート方法、印刷方法等よりも薄く高品質な反射膜3を形成することができる。
また、観察面1aに対する反射膜材料の蒸着の角度θsを仮想光源位置PVからの投影光Lpの入射角度θpと等しくなるようにすることで、蒸着源Sから各凹部2までの投影光Lpの入射方向の距離の差による反射膜3の面積の差を小さくすることができる。
また、蒸着による反射膜3形成時の真空度は、例えば、約1×10−4Torr〜約1×10−5Torrの範囲であることが望ましい。このようにすることで、形成された反射膜3の表面3aの粗度を上昇させ、より明るい投影画像を得ることができる。
以上、本実施形態の反射スクリーン100の製造方法によれば、図3に示すような反射スクリーン100を製造することができる。
図1に示すように、プロジェクタPはミラーMに向けて投影光Lpを射出する。ミラーMに向けて射出された投影光Lpは、ミラーMによって反射され、仮想光源位置PVから射出されたと仮定した投影光Lpと同様に、スクリーン基板1の観察面1aに対して斜めに入射する。このとき、反射スクリーン100の中心点Cに入射する投影光Lpと、反射スクリーン100の観察面100aとのなす角度θは、約36°となっている。
保護層4に入射した投影光Lpは、保護層4を透過して凹部2の内壁面2aに形成された反射膜3に到達する。反射膜3に到達した投影光Lpは、反射膜3によって反射スクリーン100の観察側に反射される。
ここで、反射スクリーン100には、反射防止層5が形成されているので、観察面100aの上方から観察面100aに入射した外光Loが、保護層4の表面4aで観察側に反射することが防止される。
ここで、スクリーン基板1は、上述のように可視光を吸収可能な光吸収面7を有しているので、凹部2の内壁面2aの反射膜3の非形成領域にある光吸収面7に到達した外光Loは、スクリーン基板1(光吸収面7)によって吸収される。また、スクリーン基板1の凹部2の非形成領域に到達した外光Loも、同様にスクリーン基板1によって吸収される。さらに、反射膜3は凹部2の上方側の、投影光Lpが入射する部分のみに形成されているので、外光Loは反射膜3に入射しない。
したがって、反射スクリーン100の観察面100aに入射した外光Loが、観察側に反射されることが防止できる。
しかも、本実施形態では、反射部が凹で形成されているため、凸のように投影光Lpが遮られることなく、凹部2に到達することができ、全体的に輝度を向上させることができる。
さらに、スクリーン基板1が可撓性を有する材料によって形成されているので、可撓性を有する反射スクリーン100を形成することができ、反射スクリーン100の巻き取りを可能とし、反射スクリーン100をコンパクトに収納することができる。
続いて、反射スクリーン100の第2実施形態について、図8を参照して説明する。
本実施形態では上述の第一実施形態で説明した反射スクリーン100と、スクリーン基板11に凹部2ではなく凸部21がされている点で異なっている。その他の点は第一実施形態と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
図8に示す反射スクリーン200は、プロジェクタPに対して、図1に示す第一実施形態の反射スクリーン100と同様に配置されている。反射スクリーン200のスクリーン基板11は、第一実施形態のスクリーン基板1と同様に、可視光を吸収可能に形成されている。
これにより、略半球状の凸部21が形成される。
また、上記第1実施形態で説明したマスクMを用い、エッチング液へ浸漬する際の速度を調整することにより型を形成してもよい。
次いで、上記と同様に、仮想光源位置PVに蒸着源Sを配置し、蒸着法により反射膜材料を観察面11aに対して斜めに蒸着させ、凸部21の表面に反射膜31を形成する。
この後の工程は、上記第1実施形態と同様である。
図8に示す仮想光源位置PVから射出されたと仮定した投影光Lpは、反射スクリーン200の観察面200aに対して斜めに入射する。
観察面200aに到達した投影光Lpは、反射防止層5に入射する。反射防止層5に入射した投影光Lpは、反射防止層5を透過して保護層4に入射する。
このとき、第1実施形態と同様に、反射防止層5によって投影光Lpが保護層4の表面4aで反射することが防止される。
保護層4に入射した投影光Lpは、保護層4を透過して凸部21に形成された反射膜31に到達する。反射膜31に到達した投影光Lpは、凸状の反射膜31によって反射スクリーン200の観察側に反射される。
続いて、反射スクリーンの第3実施形態について、図9を参照して説明する。
本実施形態では上述の第1実施形態で説明した反射スクリーン100と、スクリーン基板12が光透過性を有する材料によって形成され、スクリーン基板12の観察面12a側とは反対側の面12bに凹部22が形成されている点で異なっている。その他の点は第一実施形態と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。
図9に示す反射スクリーン300は、プロジェクタPに対して、図1に示す第1実施形態の反射スクリーン100と同様に配置されている。
一方、スクリーン基板12の観察面12aとは反対側の面12bには、光を吸収する材料によって光吸収層16が形成されている。光吸収層16は、例えば、染色等によって黒色に着色された樹脂や、黒色の顔料を含有する樹脂等を用いて形成する。光吸収層16は、凹部22の内側を含むスクリーン基板12の観察面12aとは反対側の面12bに、反射膜32を覆うように形成されている。
図1に示すようにプロジェクタPからミラーMに向けて投影光Lpが射出され、図9に示す仮想光源位置PVから射出されたと仮定した投影光Lpと同様に、反射スクリーン300の観察面300aに対して斜めに入射する。
観察面300aに到達した投影光Lpは、図9に示すように、反射防止層51に入射する。反射防止層51に入射した投影光Lpは、反射防止層51を透過してスクリーン基板12に入射する。このとき、反射防止層51によって投影光Lpがスクリーン基板12の観察面12aで反射することが防止される。
スクリーン基板12に入射した投影光Lpは、スクリーン基板12を透過して凹部22に形成された反射膜32に到達する。反射膜32に到達した投影光Lpは、観察側から見て凸状に形成された反射膜32によって反射スクリーン300の観察側に反射される。
すなわち、凹部22の反射膜32の非形成領域に入射した外光Loを、凹部22に充填された光吸収層16によって吸収し、外光Loが反射スクリーン300の観察側に反射することを防止することができる。また、反射スクリーン300の水平方向に隣接する凹部22,22(観察面300a側から見て凸部)の間に投影光Lpを通過させて、垂直方向に隣接する凹部22の反射膜32に入射させることができる。
次に、本発明の第4実施形態について、図10を用いて説明する。
本実施形態では上述の第1実施形態で説明した反射スクリーン100と、スクリーン基板13が光透過性を有する材料によって形成され、スクリーン基板13の観察面13aとは反対側の面13bに凸部(反射部)23が形成されている点で異なっている。その他の点は第一実施形態と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明は省略する。図10に示す反射スクリーン400は、プロジェクタPに対して、図1に示す第1実施形態の反射スクリーン100と同様に配置されている
スクリーン基板13の観察面13aには、第3実施形態と同様の反射防止層51が形成されている。一方、スクリーン基板13の観察面13aとは反対側の面13bには、第3実施形態と同様の光吸収層16が凸部23および反射膜33を覆うように形成されている。
プロジェクタPからミラーMに向けて投影光Lpが射出され、図10に示す仮想光源位置PVから射出された投影光Lpと同様に、反射スクリーン400の観察面400aに対して斜めに入射する。
スクリーン基板13に入射した投影光Lpは、スクリーン基板13を透過して凸部23の表面23aに形成された反射膜33に到達する。反射膜33に到達した投影光Lpは、反射スクリーン400の観察側から見て凹状に形成された反射膜33によって反射スクリーン400の観察側に反射される。
すなわち、凸部23の反射膜33の非形成領域に入射した外光を、凸部23の表面23aを覆う光吸収層16によって吸収し、外光Loが反射スクリーン400の観察側に反射することを防止することができる。
さらに、仮想光源位置PVからの距離に応じて直径が漸次大きくなるように形成されていれば、一様に配置する必要はなく、例えば観察面からの投影光Lpの反射分布に偏りが生じている場合には、当該偏りを有する領域の凹部または凸部の径を調整することにより、反射分布(輝度分布)を補正してもよい。
Claims (15)
- スクリーン基板の観察面に複数の反射部を有し、前記観察面の法線に対して垂直方向にずれた位置に配置された投影部から、前記観察面に向けて斜めに射出された投影光を、観察側に反射する反射スクリーンであって、
前記反射部は、凹または凸の球状面を有し、前記投影部からの距離に応じて径が漸次大きく形成されていることを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射部は、前記投影部からの距離に応じて疎となる分布で配置されることを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1または2に記載の反射スクリーンにおいて、
前記反射部は、前記投影部を臨む面に反射膜を有するとともに、前記反射膜の非形成領域に光吸収面を有することを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記スクリーン基板の前記観察面側に保護層が設けられていることを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記スクリーン基板は光透過性を有する材料によって形成され、
前記凹の球状面は、前記スクリーン基板の前記観察面と反対側の面に設けられた凹部に形成されることを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記スクリーン基板は光透過性を有する材料によって形成され、
前記凸の球状面は、前記スクリーン基板の前記観察面と反対側の面に設けられた凸部に形成されることを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記スクリーン基板の前記観察面側に反射防止層が設けられていることを特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の反射スクリーンにおいて、
前記スクリーン基板が、可撓性を有する材料によって形成されていることを特徴とする反射スクリーン。 - スクリーン基板の観察面に複数の反射部を有し、前記観察面の法線に対して垂直方向にずれた位置に配置された投影部から、前記観察面に向けて斜めに射出された投影光を、観察側に反射する反射スクリーンの製造方法であって、
凹または凸の球状面を有する前記反射部を、前記投影部からの距離に応じて径を漸次大きくして形成する工程を有することを特徴とする反射スクリーンの製造方法。 - 請求項9記載の反射スクリーンの製造方法において、
前記反射部の径は、前記観察面からの前記投影光の反射分布に応じて調整されることを特徴とする反射スクリーンの製造方法。 - 請求項9または10記載の反射スクリーンの製造方法において、
前記反射部を前記投影部からの距離に応じて疎となる分布で配置することを特徴とする反射スクリーンの製造方法。 - 請求項9から11のいずれか一項に記載の反射スクリーンの製造方法において、
少なくとも前記スクリーン基板の前記観察面側に光吸収面を形成する工程と、
前記反射部の前記投影部を臨む面に反射膜を形成する工程とを有することを特徴とする反射スクリーンの製造方法。 - 請求項12記載の反射スクリーンの製造方法において、
ターゲットを有する蒸着源を前記投影部に配置し、前記ターゲットを前記反射部の前記投影部を臨む面に蒸着することを特徴とする反射スクリーンの製造方法。 - 請求項12記載の反射スクリーンの製造方法において、
前記反射部は、凹の球状面を有し、
前記スクリーン基板の前記観察面側に、前記反射部に対応する位置に開口部を有するマスクを設ける工程と、
前記マスクを設けた前記スクリーン基板を、前記投影部からの距離が大きい側からエッチング液に浸漬する工程と、
前記エッチング液に浸漬した前記スクリーン基板を前記投影部からの距離が小さい側から引き上げる工程とを有することを特徴とする反射スクリーンの製造方法。 - 請求項9から14のいずれか一項に記載の反射スクリーンの製造方法において、
前記スクリーン基板の前記観察面側に保護層を設ける工程を有することを特徴とする反射スクリーンの製造方法。
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