JP5039318B2 - 車両用シートベルト装置の取付方法及び車両用シートベルト装置の取付構造 - Google Patents

車両用シートベルト装置の取付方法及び車両用シートベルト装置の取付構造 Download PDF

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本発明は、衝突時若しくは衝突予測時に乗員を座席に拘束する車両用シートベルトを車体側に取付ける際の車両用シートベルト装置の取付方法及び車両用シートベルト装置の取付構造の改善に関するものである。
車両用シートベルト装置の取付構造として、車両用シートベルト装置のシートベルト巻取り部分(シートベルト巻き部)を一つのブラケット(シートベルトブラケット)に構成したものが実用に供されている。
実用の車両用シートベルト装置の取付構造は、シートベルト巻取り部分を車体側方に取付けるようにすれば実用上十分であった。
このような車両用シートベルト装置の取付構造として、車体のセンタピラーに開口を形成し、この開口にシートベルト巻取り部分の大半を納めるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−20612号公報(第6頁、図1)
特許文献1の技術を説明する。
図7は従来の基本構成を説明する図であり、車両用シートベルト装置の取付構造200は、車両用シートベルト装置201のシートベルトブラケット202と、このシートベルトブラケット202に回転自在に取付けたスピンドル203と、このスピンドル203に巻取るシートベルト204と、シートベルトブラケット202を取付けるピラー(ボディーフランジ)205と、このピラー205に開けることでスピンドル203に巻いたシートベルト巻き部分206を収納する開口207と、を備えた構成であり、シートベルトブラケット202にピラー205に位置合わせする突起208を備え、ピラー205に突起208を位置決めする位置決め孔209を備える。なお、211はピラー205に溶接したナット、212はシートベルトブラケット202をピラー205に取付けるボルトを示す。
このような車両用シートベルト装置の取付構造200では、一般的に、シートベルトブラケット202の突起208をピラー205の位置決め孔209に嵌合させ、シートベルト巻き部分206をピラー205の開口207に収納し、シートベルトブラケット202の下端(締結部)215をピラー205にボルト締め(締結)するものである。
以下に、車両用シートベルト装置201の取付方法の一例を示す。
図8(a)〜(c)は従来の車両用シートベルト装置の取付方法の一例を示す説明図である。
(a)において、例えば、車両用シートベルト装置の取付構造200では、ピラー202側の位置決め孔209にシートベルトブラケット202側の突起208を矢印a1の如く嵌合させるために、ピラー(ボディーフランジ)205の開口207にシートベルトブラケット202及びシートベルト巻き部分206を矢印a2の如く水平移動するときに、シートベルト巻き部分206の下部が開口に当たる場合がある。
これは、ピラー(ボディーフランジ)205の下方に、例えば、ホイールハウス(不図示)等が位置するために、開口207が十分に取れない場合や、シートベルトブラケット202の下端の締結位置を上方に設定しなければならない場合に起こる問題である。
そこで、(b)において、シートベルトブラケット202からシートベルト204を矢印b1の如く引出し、シートベルト204を車室213側にクリップ214で止め、シートベルトブラケット202のシートベルト巻き部分206の径を小さくする作業が行われる。
そして、(c)において、ピラー205側の位置決め孔209にシートベルトブラケット202側の突起208を矢印c1の如く嵌合させるとともに、シートベルト巻き部分206を矢印c2の如くピラー(ボディーフランジ)205の開口207に通過させ、シートベルトブラケット202の下端(締結部)215をボルト212でピラー(ボディーフランジ)205に締結する。その後に、クリップ214によるシートベルト204の拘束を解除して車両用シートベルト装置201の取付作業を終了する。
すなわち、車両用シートベルト装置の取付構造200では、シートベルトブラケット202からシートベルト204の引出し工程が必要なので、車両用シートベルト装置201の取付作業の作業性の低下を招くという問題があった。
そこで、車体構造的に、ボディーフランジに開口が十分に取れない場合や、シートベルトブラケットの下端の締結位置を上方に設定しなければならない場合にも、車両用シートベルト装置の取付作業の作業性の向上を図ることができる車両用シートベルト装置の取付方法及び車両用シートベルト装置の取付構造が望まれる。
本発明は、ボディーフランジに開口が十分に取れない場合や、シートベルトブラケットの下端の締結位置を上方に設定しなければならない場合に、シートベルトの引出し作業が発生する点を解決し、車両用シートベルト装置の取付作業の作業性の向上を図ることができる車両用シートベルト装置の取付方法及び車両用シートベルト装置の取付構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る車両用シートベルト装置の取付方法の発明は、シートベルト巻き部が締結部に固定されるときには、シートベルト巻き部が締結部より車外側に位置し、且つシートベルト巻き部の外周下端が締結部の上端より下側に位置する車両用シートベルト装置の取付方法であって、シートベルトブラケット、スピンドル及びシートベルト巻き部を主要構成とする巻取り機構のシートベルトブラケットを鉛直方向に上方を車体側へ傾斜させて、巻取り機構のシートベルト巻き部から離間させた位置に且つシートベルトブラケットの上部に形成した突起を、車体側に上下方向に向けて形成された長孔上部に車室側から挿入し、次にシートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を車体側の開口に向けてスイングし、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を略鉛直にした状態で下方に移動させ、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を所定の位置まで降ろし、最後にシートベルトブラケットの下部を車体側の締結部に固定することを特徴とする。
請求項2に係る車両用シートベルト装置の取付構造の発明は、シートベルトブラケットの車体前後方向にスピンドルを回転自在に取付け、このスピンドルにシートベルトの一端を巻取り自在に取付けることでシートベルト巻き部を形成するとともに、車体側にシートベルトブラケットを取付けるボディーフランジを形成し、このボディーフランジにシートベルトブラケット、スピンドル及びシートベルト巻き部を主要構成とする巻取り機構を車室側から車幅外方に通過させることを許容する開口を設け、この開口の上部にシートベルトブラケットを位置合わせするとともに廻り止めをする廻り止め部を形成し、開口の下部にシートベルトブラケットをボルト締めする締結部を形成するとともに、シートベルト巻き部が締結部に固定されるときには、シートベルト巻き部が締結部より車外側に位置し、且つシートベルト巻き部の外周下端が締結部の上端より下側に位置する車両用シートベルト装置の取付構造であって、廻り止め部を車体上下方向に向かう長孔に形成するとともに、シートベルトブラケットの上部をボディーフランジ側に傾斜させ、シートベルトブラケットの上部に廻り止め部に嵌合させ、シートベルトブラケットの下部を車体側にスイングさせ、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を略鉛直にした状態で下方に移動させ、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を所定の位置まで降ろすことが可能な突起を、シートベルト巻き部から離間させた位置に且つシートベルトブラケットの上部に形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、シートベルトブラケット、スピンドル及びシートベルト巻き部を主要構成とする巻取り機構のシートベルトブラケットを鉛直方向に上方を車体側へ傾斜させて、巻取り機構のシートベルト巻き部から離間させた位置に且つシートベルトブラケットの上部に形成した突起を、車体側に上下方向に向けて形成された長孔上部に車室側から挿入し、次にシートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を車体側の開口に向けてスイングし、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を略鉛直にした状態で下方に移動させ、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を所定の位置まで降ろし、最後にシートベルトブラケットの下部を車体側の締結部に固定するようにしたので、シートベルトの引出し作業をすることなく、車両用シートベルト装置の取付作業を完了することができる。この結果、車両用シートベルト装置の取付作業の作業性の向上を図ることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、廻り止め部を車体上下方向に向かう長孔に形成するとともに、シートベルトブラケットの上部をボディーフランジ側に傾斜させ、シートベルトブラケットの上部に廻り止め部に嵌合させ、シートベルトブラケットの下部を車体側にスイングさせ、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を略鉛直にした状態で下方に移動させ、シートベルトブラケット及びシートベルト巻き部を所定の位置まで降ろすことが可能な突起を、シートベルト巻き部から離間させた位置に且つシートベルトブラケットの上部に形成したので、シートベルトブラケットを鉛直方向に上方を車体側へ傾斜させて、シートベルトブラケットの上部に形成した突起を車体側の上下方向の長孔上部に車室側から挿入し、次にシートベルトブラケットのシートベルト巻き部を車体側の開口に振込みながら下方へ落とし込み、最後にシートベルトブラケットの下部を車体側の締結部に固定することができる。この結果、シートベルトの引出し作業を回避することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造を採用した車両の斜視図であり、図中、10は車両、11は車体、13はフロントバンパ、14はボンネット、15は前照灯、16はフロントグリル、17はフロントフェンダ、18はフロントウインドウ、21はルーフ、22は前輪、23は後輪、24は車両用ドアとしての前ドア、25は後ドア、26はドアミラー、27はテールゲート、29はリヤバンパである。
本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造30は、例えば、シートベルトブラケット51(図2参照)の取付位置の下方にホイールハウス28などの構造物が位置して、ボディーフランジ31に開口が十分に取れない場合や、シートベルトブラケット51の下端の締結位置を上方に設定しなければならない場合にも、シートベルト42の引出し作業を回避して、車両用シートベルト装置40の取付作業の作業性の向上を図ることのできる取付構造である。以下、詳細を説明する。
図2は本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造の斜視図であり、車両用シートベルト装置の取付構造30は、車体11側に設けたボディーフランジ(シートベルト支持部材)31に車両用シートベルト装置40を取付ける構造である。
車両用シートベルト装置40は、ボディーフランジ31に設けた巻取り機構(プリテンショナ若しくはリトラクタ)41と、この巻取り機構41から一端を延出自在に設けたシートベルト42と、ボディーフランジ31の上方に設けることでシートベルト42を案内するベルトガイド(スルーアンカ)43と、シートベルト42の中間に介在させるタング(ベルト金具)44と、このタング44を着脱自在に取付けるために車体11側に設けたバックル(不図示)と、シートベルト42の他端を車体11側に止めるアンカ46と、からなる。
なお、47は巻取り機構41をボディーフランジ31に止めるボルト、48はベルトガイド43をボディーフランジ31に止めるボルト、49はアンカ46を車体11側に止めるボルトである。
図3は本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造の正面図であり、巻取り機構41は、基部を構成するシートベルトブラケット51と、このシートベルトブラケット51に回転自在に取付けたスピンドル52と、このスピンドル52に巻取ったシートベルト巻き部53と、シートベルトブラケット51廻りに被せるカバー55,56と、シートブラケット51の上部に設けることでシートベルト42を案内するガイド57と、を備える。
ボディーフランジ31は、フランジ平面61から一段凸状に形成した凸面部62と、この凸面部62から凹状に形成した凹面部63と、これらの凸面部62及び凹面部63に渡って形成することで、巻取り機構41のスピンドル52にシートベルト巻き部53を収納する開口64と、凹面部63且つ開口64の上部に上下方向に延ばした長孔に形成することでシートベルトブラケット51の上部を位置決めするとともに廻り止めをする廻り止め部65と、凸面部62且つ開口64の下部に突出させた突出片に形成することでシートベルトブラケット51の下部をボルト締めする締結部66と、を備える。
ボディーフランジ31は、廻り止め部65を、開口64の上部で且つ車体外方に寄せた部分に形成したものと言える。
廻り止め部65を、開口64の上部で且つ車体外方に寄せた部分に形成することで、シートベルト42の引回しを容易に行うことができる。この結果、車両用シートベルト装置40の簡素化を図ることができる。
ボディーフランジ31は、締結部66を、開口64から突出させた突出片に形成したものと言える。
締結部66を、開口64から突出させた突出片に形成することで、開口64の他の部分を大きく開けることができる。この結果、シートベルト巻き部53を開口64に通過させることを容易に行うことができる。
シートベルトブラケット51は、廻り止め部65に嵌合させるとともにスライドさせる突起71と、締結部66にボルト締めするフランジ部72と、を備える。
図4は本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造の正面図であり、車両用シートベルト装置の取付構造30は、シートベルトブラケット51の車体前後方向にスピンドル52を回転自在に取付け、このスピンドル52にシートベルト42の一端を巻取り自在に取付けることでシートベルト巻き部53を形成するとともに、車体11(図1参照)側にシートベルトブラケット51を取付けるボディーフランジ31を形成し、このボディーフランジ31にシートベルトブラケット51、スピンドル52及びシートベルト巻き部53を車室12(図1参照)側から車幅外方に通過させることを許容する開口64(図3参照)を設け、この開口64の上部にシートベルトブラケット51を位置合わせするとともに廻り止めをする廻り止め部65を形成し、開口64の下部にシートベルトブラケット51をボルト締めする締結部66を形成した車両用シートベルト装置の取付構造において、廻り止め部65を車体上下方向に向かう長孔に形成し、シートベルトブラケット51の上部に長孔に嵌合させる突起71を形成したものと言える。
廻り止め部65を車体上下方向に向かう長孔に形成し、シートベルトブラケット51の上部に長孔に嵌合させる突起71を形成することで、シートベルトブラケット51を鉛直方向に上方を車体側へ傾斜させて、シートベルトブラケット51の上部に形成した突起71を車体11側の上下方向の廻り止め部(長孔)65上部に挿入し、シートベルトブラケット51のシートベルト巻き部53を開口64に振込みながら下方へ落とし込み、シートベルトブラケット51の下部を締結部66に固定することができる。この結果、シートベルト42の引出し作業を回避することができる。
図5(a)〜(c)は本発明に係る車両用シートベルト装置の取付方法の一例を示す説明図である。
(a)において、シートベルトブラケット51の上部をボディーフランジ31側に傾斜させ、シートベルトブラケット51の突起71を長孔に形成したボディーフランジ31の廻り止め部65の上部に嵌合させ、シートベルトブラケット51の下部を矢印f1の如くスイングさせる。なお、67は締結部66に溶接したナットを示す。
(b)において、シートベルトブラケット51及びシートベルト巻き部53を略鉛直にした状態で矢印f2の如く下方に移動させる。
(c)において、シートベルトブラケット51及びシートベルト巻き部53を所定の位置まで降ろし、シートベルトブラケット51のフランジ部72をボディーフランジ31の締結部66にボルト47で固定する。
この結果、車体構造上、ボディーフランジ31に開口64が十分に取れない場合や、シートベルトブラケット51の下端の締結位置を上方に設定しなければならない場合にも、シートベルト42の引出し作業をすることなく、車両用シートベルト装置40の取付作業(組付け作業)を行うことができる。
図6は本発明に係る車両用シートベルト装置の取付方法を示すフローチャートであり、ST××はステップ番号を示す(符号は図1及び図3参照)。
ST01:傾斜・位置合わせ工程
シートベルトブラケット51を鉛直方向に上方を車体11側へ傾斜させて、シートベルトブラケット51の上部に形成した突起71を車体11側の上下方向の廻り止め部(長孔)65上部に挿入する。
ST02:振込み・落とし込み工程
シートベルトブラケット51のシートベルト巻き部53を車体11側の開口64に振込みながら下方へ落とし込む。
ST03:締結工程
シートベルトブラケット51の下部を車体11側の締結部66に固定する。
例えば、ボディーフランジに開口が十分に取れない場合や、シートベルトブラケットの下端の締結位置を上方に設定しなければならない場合に、シートベルトの引出し作業を回避することができるとすれば、車両用シートベルト装置の取付作業の作業性の向上を図ることができるので好ましいことである。
そこで、シートベルトブラケット51を鉛直方向に上方を車体11側へ傾斜させて、シートベルトブラケット51の上部に形成した突起71を車体11側の上下方向の廻り止め部(長孔)65上部に挿入し、次にシートベルトブラケット51のシートベルト巻き部53を車体11側の開口64に振込みながら下方へ落とし込み、最後にシートベルトブラケット51の下部を車体11側の締結部66に固定することで、シートベルト42の引出し作業をすることなく、車両用シートベルト装置40の取付作業を完了することができる。この結果、車両用シートベルト装置40の取付作業の作業性の向上を図ることができる。
尚、本発明に係る車両用シートベルト取付構造は、図2に示すように、シートベルトブラケット51を支持する部材はボディーフランジ(シートベルト支持部材)31であったが、これに限るものではなく、センタピラーやリヤピラーなどの車体側に設けた構造物であればよい。
本発明に係る車両用シートベルト取付構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造を採用した車両の斜視図である。 本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造の斜視図である。 本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造の正面図である。 本発明に係る車両用シートベルト装置の取付構造の正面図である。 本発明に係る車両用シートベルト装置の取付方法の一例を示す説明図である。 本発明に係る車両用シートベルト装置の取付方法を示すフローチャートである。 従来の基本構成を説明する図である。 従来の車両用シートベルト装置の取付方法の一例を示す説明図である。
符号の説明
10…車両、12車室、30…車両用シートベルト装置の取付構造、31…ボディーフランジ、40…車両用シートベルト装置、42…シートベルト、51…シートベルトブラケット、52…スピンドル、53…シートベルト巻き部、64…開口、65…廻り止め部、66…締結部、71…突起。

Claims (2)

  1. シートベルト巻き部が締結部に固定されるときには、前記シートベルト巻き部が前記締結部より車外側に位置し、且つ前記シートベルト巻き部の外周下端が前記締結部の上端より下側に位置する車両用シートベルト装置の取付方法であって、
    シートベルトブラケット、スピンドル及びシートベルト巻き部を主要構成とする巻取り機構の前記シートベルトブラケットを鉛直方向に上方を車体側へ傾斜させて、前記巻取り機構のシートベルト巻き部から離間させた位置に且つ前記シートベルトブラケットの上部に形成した突起を、車体側に上下方向に向けて形成された長孔上部に車室側から挿入し、次に前記シートベルトブラケット及び前記シートベルト巻き部を車体側の開口に向けてスイングし、前記シートベルトブラケット及び前記シートベルト巻き部を略鉛直にした状態で下方に移動させ、前記シートベルトブラケット及び前記シートベルト巻き部を所定の位置まで降ろし、最後に前記シートベルトブラケットの下部を車体側の締結部に固定することを特徴とする車両用シートベルト装置の取付方法。
  2. シートベルトブラケットの車体前後方向にスピンドルを回転自在に取付け、このスピンドルにシートベルトの一端を巻取り自在に取付けることでシートベルト巻き部を形成するとともに、車体側にシートベルトブラケットを取付けるボディーフランジを形成し、このボディーフランジに前記シートベルトブラケット、スピンドル及びシートベルト巻き部を主要構成とする巻取り機構を車室側から車幅外方に通過させることを許容する開口を設け、この開口の上部に前記シートベルトブラケットを位置合わせするとともに廻り止めをする廻り止め部を形成し、開口の下部に前記シートベルトブラケットをボルト締めする締結部を形成するとともに、
    前記シートベルト巻き部が前記締結部に固定されるときには、前記シートベルト巻き部が前記締結部より車外側に位置し、且つ前記シートベルト巻き部の外周下端が前記締結部の上端より下側に位置する車両用シートベルト装置の取付構造であって、
    前記廻り止め部を車体上下方向に向かう長孔に形成するとともに、
    前記シートベルトブラケットの上部を前記ボディーフランジ側に傾斜させ、前記シートベルトブラケットの上部に前記廻り止め部に嵌合させ、前記シートベルトブラケットの下部を車体側にスイングさせ、前記シートベルトブラケット及び前記シートベルト巻き部を略鉛直にした状態で下方に移動させ、前記シートベルトブラケット及び前記シートベルト巻き部を所定の位置まで降ろすことが可能な突起を、前記シートベルト巻き部から離間させた位置に且つ前記シートベルトブラケットの上部に形成したことを特徴とする車両用シートベルト装置の取付構造。
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