JP2007237994A - ガーニッシュ - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内の外観を損なうことなく、気流によってシートベルト装置のウェビングがバタつくことを防止したガーニッシュを提供すること。
【解決手段】ガーニッシュ2には、車体の車室内側を覆うと共に、上下方向の中間部にシートベルト装置5のウェビング51が挿通される挿通孔2aが形成されている。ガーニッシュ2には、挿通孔2aから上部にガーニッシュ2の車室内側から車室外側に向けて凹陥3aを凹設して、ウェビング51の脇に立壁部3bが形成される。挿通孔2aは、ガーニッシュ2に、車室外側へ突設された凸部4aと、凹陥3aとによって形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートベルト装置のウェビングが挿通される挿通孔を形成したガーニッシュに関する。
図11は、従来のウェビングが挿通される挿通孔を有するガーニッシュを示す図であり、(a)は要部拡大斜視図、(b)はウェビングの設置状態を示す概略図、(c)はウェビングが自励振動している状態を示す説明図である。
図11(a)、(b)に示すように、シートベルト装置100は、サイドライニング310内に設置されたリトラクタ200から引き出されたウェビング110が、車室内の側壁面を形成するガーニッシュ300の挿通孔330から車室内に引き出されて、スルーアンカ400およびタング(図示せず)を挿通してアンカ(図示せず)に固定される。前記挿通孔330は、車室内のピラーガーニッシュ320に形成された凹陥321と、この凹陥321を車室内側の水平方向から覆うように設けられているサイドライニング310とによって形成されている。
従来からシートベルト装置のウェビングが前後左右方向に揺れるのを防止するための技術としては、ガーニッシュ(センタピラーロアメンバ)側のウェビング挿通孔の下方に、ピラーパネル側に突出するリブ(特許文献1の玉縁32)を形成したセンタピラートリムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、自動車は、窓を開放して走行すると、車室内に吹き込む気流(走行風)によって、シートベルト装置のウェビングが自励振動してバタついたり、風切り音が発生する。このウェビングのバタつきや風切り音を防止する手段としては、整流部材を、ピラーの車室内側のシートベルト装置の上側に設けた自動車のピラー部構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平6−51027号公報(請求項3、図3および図4) 実開昭62−66849号公報(実用新案登録請求の範囲、第3図、第4図、第6図、第8図)
しかしながら、前記特許文献1のようなセンタピラートリムでは、リブの分だけ下側ピラーガーニッシュが車室内に突出してしまい外観が悪化したり、車室内のスペースが狭くなるという問題点がある。
また、前記特許文献2のような自動車のピラー部構造では、車室内側へ整流部材が突出しているために外観が悪くなるという問題点がある。
従来のシートベルト装置100は、車両の走行中に窓を開放すると、図11(a)、(c)に示すように、気流(走行風)が、矢印a方向から車室内に入り込んで、シートベルト装置100の表裏を後方に流れて、矢印b,cで示す対称方向の巻き込み風となる。
すると、シートベルト装置100のウェビング110は、巻き込み風の流れによって、矢印d方向に自励振動しピラーガーニッシュ320を叩いて、「バタバタ」となるいわゆるバタつき音が発生するという問題点がある。
そこで、本発明は、車室内の外観を損なうことなく、気流によってシートベルト装置のウェビングがバタつくことを防止したガーニッシュを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、請求項1に記載のガーニッシュの発明は、車体の車室内側を覆うと共に、上下方向の中間部にシートベルト装置のウェビングが挿通される挿通孔を形成したガーニッシュであって、前記ガーニッシュには、前記挿通孔から上部に当該ガーニッシュの車室内側から車室外側へ向けて凹陥を凹設して前記ウェビングの脇に立壁部が形成されると共に、前記挿通孔は、前記ガーニッシュに、車室外側へ突設された凸部と、前記凹陥とによって形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載のガーニッシュの発明によれば、車両の走行中に窓を開放すると、気流(走行風)が、車室内に入り込んで、シートベルト装置のウェビング付近を車室内の後方側へと流れる。その気流は、ウェビング付近を流れる際に、ガーニッシュの立壁部によって、流れる方向が変化して、ウェビングに当たる量が減少する。その結果、立壁部は、気流によってウェビングがバタつくことや、バタつき音が発生することや、気流の流れる音を抑制できる。
さらに、凸部は、挿通孔において、ガーニッシュから車室外側へ突設されていることにより、凸部の先端の位置を調整して挿通孔の開口面積を小さくすれば、挿通孔内からの気流の流れを減少させることができる。その結果、挿通孔内からの異音を抑制することができる。また、挿通孔は、凸部によって開口面積を小さくすれば、挿通孔内に小物などを落とす虞がなくなる。
ガーニッシュは、ウェビングの脇に立壁部を凹設したことにより、バタつき音を防止する箇所がガーニッシュから車室内側に突出していないため、外観を損ねることがない。
請求項2に記載のガーニッシュの発明は、請求項1に記載のガーニッシュであって、前記凸部の先端は、丸みを付けて形成されると共に、前記立壁部の車室内側の縁よりも車室外側へ延出されていることを特徴とする。
請求項2に記載のガーニッシュの発明によれば、ガーニッシュは、凸部の先端に丸みを付けることで、ウェビングとの摩擦抵抗を低減して引き出し操作が容易になるため、乗員がタンクを持ってウェビングを引き出す際にも、擦れることによって引き出し操作が妨げられることがない。
凸部は、先端が立壁部の車室内側の縁よりも車室外側へ延出していることにより、ウェビングを挿通する挿通孔が小さく見え難く、その挿通孔が立壁部によって隠れるため、見栄えがよく、外観を損ねることがない。
また、凸部は、ウェビングを押さえることによって、ウェビングが振動したときに、波長を短く変えて共振を防止すると共に、バタつきを低減させることができる。
請求項3に記載のガーニッシュの発明は、請求項1または請求項2に記載のガーニッシュであって、前記ウェビングは、前記挿通孔からスルーアンカまでの間の長さの略半分、または、半分以上が、前記立壁部間に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載のガーニッシュの発明によれば、ウェビングは、挿通孔からスルーアンカまでの間の長さの略半分、または、半分以上が、立壁部間に配置されてことにより、前後方向から見て、ウェビングが立壁部に隠れるように配置されることになる。このため、車室内に流れ込んで来る気流がウェビングに当たらないようにすることができる。その結果、気流によるウェビングのバタつきを減らすことができる。
請求項4に記載のガーニッシュの発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のガーニッシュであって、前記ガーニッシュは、上側ガーニッシュと、この上側ガーニッシュの下側に配設された下側ガーニッシュとから構成され、前記挿通孔は、前記上側ガーニッシュに形成された前記凹陥に、前記下側ガーニッシュに設けられた前記凸部が挿入されることによって形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のガーニッシュの発明によれば、上側ガーニッシュの下に下側ガーニッシュを配設する際には、上側ガーニッシュの凹陥に、下側ガーニッシュの凸部を挿入することにより、挿通孔を容易に形成することができる。
その結果、下側ガーニッシュを車体に取り付ける際には、この上側ガーニッシュの凹陥に凸部を挿入することにより、下側ガーニッシュの位置合わせができるため、下側ガーニッシュを容易に組み付けることができる。
シートベルト装置のウェビングをガーニッシュの挿通孔から車室内に引き出して取り付ける作業を行う際にも、ウェビングを上側ガーニッシュの凹陥に入れて、下側ガーニッシュの凸部を凹陥に係合させればよいので、ウェビングの設置作業が容易となる。
本発明に係るガーニッシュによれば、車室内の外観を損なうことなく、気流によってシートベルト装置のウェビングがバタつくことや、バタつきによって発生するバタつき音を防止することができる。
以下、図1〜図4に基づき本発明の実施形態に係るガーニッシュの一例を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの設置状態を示す車両の要部概略断面図である。図2は、本発明の実施形態に係るガーニッシュを示す要部拡大斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係るガーニッシュを示す要部拡大分解斜視図である。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両のフロント側、「後」は車両のリア側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
≪ガーニッシュの構成≫
図1〜図3に示すように、ガーニッシュ2は、車体1の車室内側を覆う部材であり、例えば、ピラー11を覆うピラーガーニッシュ3と、このピラーガーニッシュ3の下側に配設されたサイドライニング4とから構成されている。ガーニッシュ2は、上下方向の中間部に、シートベルト装置5のウェビング51が挿通される挿通孔2aが形成されている。
ガーニッシュ2を構成するピラーガーニッシュ3およびサイドライニング4は、例えば、合成樹脂製の板部材や、緩衝性および断熱性を備えた板部材等によって形成されている。
ガーニッシュ2には、挿通孔2aから上部に、このガーニッシュ2の車室内側から車室外側へ向けて開口した凹陥3aが、ウェビング51に沿って上下方向に向けて凹設されている。この凹陥3aの前後側の両脇には、ウェビング51の前後方向の動きを規制する立壁部3bが形成されている。この立壁部3bは、凹陥3aの内壁面によって形成されている。
<挿通孔の構成>
図1〜図3に示すように、挿通孔2aは、一端がサイドライニング4内に固定されたウェビング51の他端側を車室内側に引き出すと共に、ウェビング51を摺動自在に案内するためのガイド孔である。この挿通孔2aは、ピラーガーニッシュ3の凹陥3aの下端部と、凹陥3a内の奥壁に所定間隔を介在するように係合されたサイドライニング4の凸部4aとによって形成されている。すなわち、挿通孔2aは、ピラーガーニッシュ3に形成された凹陥3aに、サイドライニング4に設けられた平板形状の凸部4aが挿入されることによって、前後方向に細長い孔に形成されてなる。
なお、ガーニッシュ2は、ピラーガーニッシュ(上側ガーニッシュ)3とサイドライニング(下側ガーニッシュ)4とが別体からなるものに限定されるものではない。ガーニッシュ2は、立壁部3bと挿通孔2aを備えていればよく、例えば、ピラーガーニッシュ3とサイドライニング4とを一体形成して、1つの部材からなるガーニッシュ2に挿通孔2aを穿設したものであってもよい。
以下、ピラーガーニッシュ3とサイドライニング4とが別体のガーニッシュ2の場合を例に挙げて説明する。
<ピラーガーニッシュ(上側ガーニッシュ)の構成>
図1に示すように、ピラーガーニッシュ3は、車体1のピラー11の車室内側の上部を覆う内装用板部材である。このピラーガーニッシュ3の下端部には、ガーニッシュ2の車室内側の表面から下側斜めの方向に傾斜して形成された凹陥3aが形成されている。
なお、ピラーガーニッシュ3は、特許請求の範囲に記載の「ガーニッシュ」を構成すると共に、「上側ガーニッシュ」に相当する。
図2に示すように、凹陥3aは、リトラクタ52に巻回されて挿通孔2aからスルーアンカ(「ショルダベルトアンカ」ともいう)54に向けて引き出されたウェビング51の中間部分が、サイドライニング4の凸部4aによって、この凹陥3a内に押し込まれることにより、前後方向から見て隠れるようにするための溝である。凹陥3aは、平面視して略コ字状に形成され、車室内の方向に向かって開口した窪みからなり、ウェビング51の幅S1より、前後方向の長さS2が長く形成されている。凹陥3aの前後の端部には、車幅方向に向けて立壁部3bが形成されている。
立壁部3bは、ウェビング51が前後方向に移動するのを阻止して、リトラクタ52による引き込みや、乗員による引き出しのときのウェビング51の移動をガイドすると共に、ウェビング51が車室内に入って来る気流に当たらないように設けられている。
<サイドライニング(下側ガーニッシュ)の構成>
図1に示すように、サイドライニング4は、車体1のピラー11の車室内側の下部および窓枠部12(図2参照)の下方部位を覆う内装用板部材である。このサイドライニング4の上端部には、前記凸部4aが一体に、車室外側に向けてほぼ直角に折り曲げて形成されている。
なお、サイドライニング4は、特許請求の範囲に記載の「ガーニッシュ」を構成すると共に、「下側ガーニッシュ」に相当する。
凸部4aは、挿通孔2aにおいて、凹陥3aの前後にある立壁部3bに、係合するように、ガーニッシュ2(サイドライニング4)から車体1側(車室外側)に向けて突設されている。この凸部4aは、その先端部が、常にウェビング51の表面を押圧して接触した状態に配設されて、ウェビング51をピラーガーニッシュ3の凹陥3a内に押し込むように配設されている。
≪シートベルト装置の構成≫
図1に示すように、シートベルト装置5は、例えば、シート6に着座した乗員の上半身をウェビング51によって拘束するものであり、例えば、このウェビング51によって固定するアンカーポイントが3つあるいわゆる3点式シートベルトからなる。
このシートベルト装置5は、乗員を拘束するためのウェビング51と、サイドライニング4内に設置されウェビング51の一端側を巻き上げるためのリトラクタ52と、ウェビング51の他端を車体1に固定するアンカ53と、ピラー11の上部に設けられ前記ウェビング51が挿通されるスルーアンカ54と、このスルーアンカ54とアンカ53との間に配置されてウェビング51が挿通されるタング55と、このタング55が着脱されシート6等に固定されるバックル56とを備えている。
なお、シートベルト装置5として、シートベルトアジャスタ機能を備えていないものを例に挙げて説明するが、本発明は、シートベルトアジャスタ機能を備えたものであっても同等の作用効果を備えている。
≪ガーニッシュの作用≫
次に、図1〜図4を参照して、ガーニッシュ2の作用を説明する。
例えば、車両の走行中に窓を開放すると、図2に示すように、気流が、矢印A方向から車室内に入り込んで、ウェビング51の車室内側を矢印Bの後方向に流れる。このとき、挿通孔2a内から車室内に引き出されて配置されたウェビング51は、ピラーガーニッシュ3の凹陥3a内に配置されると共に、その前後側に立壁部3bが配置され、さらに、車室内側から凸部4aによって押圧された状態に配置されている。
このため、ウェビング51は、凹陥3a内に配置されることと、立壁部3bとによって、矢印A方向から車室内に入って来た気流が当たることが抑制される。
さらに、ウェビング51は、ウェビング51の車室内側に配置された凸部4aによって、常に、凹陥3a内の車室外側に向けて押圧されていることにより、凹陥3aの奥壁に近い奥まった位置に配置されるため、気流による影響が抑制される。また、ウェビング51の脇を流れる気流は、立壁部3bに遮られることにより、ウェビング51に当たったとしても巻き込み風とならず、整風となって室内の後方向に流れる。
その結果、走行中に窓を開放しても、気流によってウェビング51がバタつくことや、バタつき音が発生することが抑制される。
また、凸部4aが凹陥3aに入り込んだ状態に配設されていることにより、凸部4aが凹陥3aに入り込んだ分だけ、挿通孔2aを小さくできるため、挿通孔2a内から車室内に流れる気流を減少させて、その気流の流れる音を低減できる。
さらに、挿通孔2aを小さくできるため、挿通孔2a内に小物が入り込むことを防止することができる。
図4は、気流によって振動するウェビングの状態を示す図であり、(a)は凸部がない場合のウェビングの振動状態を示す比較例を示す説明図、(b)は凸部によって押圧されているウェビングの振動状態を示す説明図である。
例えば、図4(a)に示す比較例におけるウェビング7は、リトラクタ52とスルーアンカ54との間が、他の部材によって支持されていないので、その間が直線状態に張った状態にある。このため、走行時に窓から車室内に気流が入り込んで後方向に流れた際には、その気流によってウェビング51が、車室の内外方向に向かって、リトラクタ52とスルーアンカ54との間の長さL1を波長として自励振動する。
図4(a)に示すような比較例の場合、ウェビング7は、波長(L1)が長いため、車室内に入り込んだ気流(走行風)の流れによって、大きく自励振動する。このため、ウェビング7は、自励振動したときに、ピラーガーニッシュ3(図1〜図3)を叩いてバタつき音を発生させる。
これに対して、図4(b)に示す本発明におけるウェビング51は、リトラクタ52とスルーアンカ54との間が、凸部4aによって押圧されている。このため、リトラクタ52とスルーアンカ54との間が、くの字状に曲がって張った状態にある。
すると、走行時に窓から車室内に気流が入り込んで後方向に流れた際に、その気流によってウェビング51が自励振動したとしても、スルーアンカ54と凸部4aの間の長さL2を波長として自励振動する。
このため、図4(b)に示す本発明のウェビング51は、図4(a)に示す比較例のウェビング7の波長(L1)と比較して、波長が略半分の長さL2、または、半分以上の長さとなっている。その結果、ウェビング51が振動したとしても、波長(L2)が短いので、車室内外方向に動く振幅L3も短くなり、ピラーガーニッシュ3に当接しなくなる。なお、喩え、ウェビング51が、ピラーガーニッシュ3に当接しても、波長(L2)の長さに伴ってピラーガーニッシュ3を叩く力も弱くなる。
このように、リトラクタ52とスルーアンカ54との間に、ウェビング51に当接する凸部4aが配設されていることにより、ウェビング51の波長および振幅を半減させて、車室内に入り込んで来る気流(走行風)によってウェビング51がピラーガーニッシュ3を叩いてバタつき音が発生することを抑制できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
≪変形例≫
次に、図5〜図10を参照して、本発明の各変形例を説明する。
なお、各変形例において、図1〜図4に示した前記実施形態に係るガーニッシュ2と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1変形例>
次に、図5を参照して、本発明の第1変形例を説明する。
図5は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの第1変形例を示す凸部の拡大断面図である。
前記実施形態のサイドライニング4に設けた凸部4a(図1〜図4参照)は、図5に示す第1変形例のように、先端部に丸み4bを付けて形成して、立壁部3bの車室内側の縁3cよりも車室外側へ延出させてもよい。
このように、凸部4aの先端部には、前後方向から見て略半円状の丸み4bを付けることにより、凸部4aとウェビング51との摩擦抵抗が小さくなる。その結果、ウェビング51に凸部4aが当接していても、運転者がタング55を持ってウェビング51をスムーズに引き出すことができる。
また、凸部4aの下面には、図5に示すように、側面視して三角形状等からなる補強リブ4cを設けてもよい。このようにすれば、凸部4aの強度を向上させることができる。
<第2変形例>
次に、図6(a)、(b)、(c)を参照して、本発明の第2変形例を説明する。
図6は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの第2変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)はガーニッシュの要部縦断面図、(c)は凹陥に係合される凸部の拡大平面図である。
前記実施形態のピラーガーニッシュ3(図1〜図4参照)は、図6(a)、(b)、(c)に示す第2変形例のように、さらに、凹陥3aの下端部の深さD1を深く形成し、立壁部3bの高さH1を高く形成すると共に、これに応じて凸部4aの先端部を凹陥3aの奥壁の近傍まで入り込むように、凸部4aの突出長さD2を長くしてもよい。
このように、凹陥3aの深さD1を深くして、立壁部3bの高さH1を高くして形成することによって、ウェビング51におけるスルーアンカ54から立壁部3bの上端部3dまでの長さH2は短くなる。これにより、スルーアンカ54付近のウェビング51とピラーガーニッシュ3との間の距離D3を短くすることができる。
このため、ウェビング51は、挿通孔2aからスルーアンカ54までの間において、挿通孔2aよりも上方に位置する部分の長さの略半分以上が、凹陥3aの前後の内壁を形成する立壁部3b間に配置されることになる。
すると、挿通孔2aからスルーアンカ54間(H3)までのウェビング51においては、図6(b)に示すように前後方向から見て、挿通孔2aから立壁部3bの上端部3dまでの長さH1の部分が凹陥3a内に配置されて、立壁部3bの上端部3dからスルーアンカ54までの凹陥3aから出ている箇所の長さH2が短いので、立壁部3bによって、窓から車室内に進入して来る気流に当たる部位が少なくなる。
さらに、その間のウェビング51からピラーガーニッシュ3までの距離D3も短いため、ウェビング51が、立壁部3bによって気流が遮られて、自励振動したり、バタつくことが解消される。
<第3変形例>
次に、図7(a)、(b)、(c)を参照して、本発明の第3変形例を説明する。
なお、後記する本発明の第3変形例(図7)〜第6変形例(図10)は、肉盛り部3e,3f,3h,3iによって、気流がウェビング31に当たることを減らし、ウェビング51がバタつくことを減少させるものである。
図7は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの第3変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)はガーニッシュの要部縦断面図、(c)は(a)の矢視W−W線方向断面図である。
前記実施形態のピラーガーニッシュ3(図1〜図4参照)は、図7(a)、(b)、(c)に示す第3変形例のように、立壁部3bを、ピラーガーニッシュ3の挿通孔2aの前側から上方に向かって配設した肉盛り部3eによって形成してもよい。
この場合、肉盛り部3eは、図7(a)に示すように、下端部をサイドライニング4の上端に配置して、ウェビング51に沿って上方方向に向けて配設する。
肉盛り部3eは、図7(b)に示すように、中央部の厚みを最も厚くし、この中央部から上下方向に向かって徐々に厚さが薄くなるように形成されている。このため、肉盛り部3eの上端部および下端部は、正面視してピラーガーニッシュ3に対して段差がない状態に設置されている。
また、肉盛り部3eは、図7(c)に示すように、ウェビング51が配置されている後端側に、立壁部3bが形成されている。肉盛り部3eは、平面視して立壁部3bの厚さが最大の厚さで、この立壁部3bからピラーガーニッシュ3の表面に沿いながら前側方向に向かって徐々に厚さが薄くなっている。
このように立壁部3bは、ウェビング51の前方側のみに形成しても、図7(c)に示すように、肉盛り部3eがないときの気流の流れCを、実線の矢印Eで示す流れに変えて、気流がウェビング51に当たらないようにガイドすることができる。
このため、ウェビング51は、肉盛り部3eによって気流の流れの向きが変えられることによって、当たる気流が減るため、自励振動したり、バタつくことが抑制される。
<第4変形例>
次に、図8(a)、(b)、(c)を参照して、本発明の第4変形例を説明する。
図8は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの第4変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)はガーニッシュの要部縦断面図、(c)は(a)の矢視X−X線方向断面図である。
前記第3変形例のピラーガーニッシュ3の肉盛り部3e(図7(a)、(b)、(c)参照)は、図8(a)、(b)、(c)に示す第4変形例の肉盛り部3fのように、ウェビング51の後方側に設置してもよい。
この場合の肉盛り部3fおよび立壁部3gは、ウェビング51に対して、前記第3変形例の肉盛り部3eと対称に配置されて形成されている。
このように肉盛り部3fおよび立壁部3gは、ウェビング51の後方側のみに形成しても、図8(c)に示すように、肉盛り部3fがないときの気流の流れFを、実線の矢印Gで示す流れに変えて、気流がウェビング51に当たるのを減少させることができる。
このため、ウェビング51は、肉盛り部3fおよび立壁部3gによって、気流の流れがガイドされて変えられることによって、気流がウェビング51のピラーガーニッシュ3側に巻き込む気流の渦が発生しなくなるので、当たる気流の渦が減るため、自励振動したり、バタつくことが抑制される。
<第5変形例>
次に、図9(a)、(b)を参照して、本発明の第5変形例を説明する。
図9は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの第5変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)は(a)の矢視Y−Y線方向断面図である。
前記第3変形例のピラーガーニッシュ3の肉盛り部3e(図7(a)、(b)、(c)参照)は、図9(a)、(b)に示す第5変形例の肉盛り部3hのように、前後方向に長く形成したものを、スルーアンカ54と挿通孔2aとの間のピラーガーニッシュ3の車室内側に設置してもよい。
このように肉盛り部3hを配設しても、ウェビング51が気流によって自励振動した場合には、ウェビング51は、ピラーガーニッシュ3の車室内側の内壁面から突出した肉盛り部3eによって、ピラーガーニッシュ3に当接することが阻止されるため、バタつくことが抑制される。
<第6変形例>
次に、図10(a)、(b)を参照して、本発明の第6変形例を説明する。
図10は、本発明の実施形態に係るガーニッシュの第6変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)は(a)の矢視Z−Z線方向断面図である。
また、前記第3変形例のピラーガーニッシュ3の肉盛り部3e(図7(a)、(b)、(c)参照)は、図10(a)、(b)に示す第6変形例の肉盛り部3iのように、挿通孔2aとスルーアンカ54との間に、ウェビング51に沿って上下方向に向けて長く形成したものを、ピラーガーニッシュ3の車室内側に設置してもよい。
この場合、肉盛り部3iは、図10(a)に示すように、上端部における前後方向の幅が広く、その上端部から下方の挿通孔2aに向かってその幅が徐々に狭くなるように形成している。
また、肉盛り部3iは、図10(b)に示すように、平面視して、車室内側の先端部が平らな山形状をしている。
このように肉盛り部3iを配設しても、ウェビング51が気流によって自励振動した場合には、ウェビング51は、ピラーガーニッシュ3の車室内側の内壁面から突出した肉盛り部3iによって、ピラーガーニッシュ3に当接することが阻止されるため、バタつくことが抑制される。
本発明の実施形態に係るガーニッシュの設置状態を示す車両の要部概略断面図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュを示す要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュを示す要部拡大分解斜視図である。 気流によって振動するウェビングの状態を示す図であり、(a)は凸部がない場合のウェビングの振動状態を示す比較例を示す説明図、(b)は凸部によって押圧されているウェビングの振動状態を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュの第1変形例を示す凸部の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュの第2変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)はガーニッシュの要部縦断面図、(c)は凹陥に係合される凸部の拡大平面図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュの第3変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)はガーニッシュの要部縦断面図、(c)は(a)の矢視W−W線方向断面図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュの第4変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)はガーニッシュの要部縦断面図、(c)は(a)の矢視X−X線方向断面図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュの第5変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)は(a)の矢視Y−Y線方向断面図である。 本発明の実施形態に係るガーニッシュの第6変形例を示す図であり、(a)は要部斜視図、(b)は(a)の矢視Z−Z線方向断面図である。 従来のウェビングが挿通される挿通孔を有するガーニッシュを示す図であり、(a)は要部拡大斜視図、(b)はウェビングの設置状態を示す概略図、(c)はウェビングが自励振動している状態を示す説明図である。
符号の説明
1 車体
2 ガーニッシュ
2a 挿通孔
3 ピラーガーニッシュ(上側ガーニッシュ)(ガーニッシュ)
3a 凹陥
3b,3g 立壁部
3c 縁
3e,3f,3h,3i 肉盛り部
4 サイドライニング(下側ガーニッシュ)(ガーニッシュ)
4a 凸部
4b 丸み
4c 補強リブ
5 シートベルト装置
11 ピラー
51 ウェビング
54 スルーアンカ

Claims (4)

  1. 車体の車室内側を覆うと共に、上下方向の中間部にシートベルト装置のウェビングが挿通される挿通孔を形成したガーニッシュであって、
    前記ガーニッシュには、前記挿通孔から上部に当該ガーニッシュの車室内側から車室外側へ向けて凹陥を凹設して前記ウェビングの脇に立壁部が形成されると共に、
    前記挿通孔は、前記ガーニッシュに、車室外側へ突設された凸部と、前記凹陥とによって形成されていることを特徴とするガーニッシュ。
  2. 前記凸部の先端は、丸みを付けて形成されると共に、前記立壁部の車室内側の縁よりも車室外側へ延出されていることを特徴とする請求項1に記載のガーニッシュ。
  3. 前記ウェビングは、前記挿通孔からスルーアンカまでの間の長さの略半分、または、半分以上が、前記立壁部間に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガーニッシュ。
  4. 前記ガーニッシュは、上側ガーニッシュと、この上側ガーニッシュの下側に配設された下側ガーニッシュとから構成され、
    前記挿通孔は、前記上側ガーニッシュに形成された前記凹陥に、前記下側ガーニッシュに設けられた前記凸部が挿入されることによって形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のガーニッシュ。
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