JP3746356B2 - プリテンショナ付シートベルトリトラクタ - Google Patents
プリテンショナ付シートベルトリトラクタ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、車両に取り付けられる前や車両から取り外された後等にプリテンショナが誤作動するのを防止する安全装置を備えたプリテンショナ付シートベルトリトラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、シートベルトリトラクタにおいては、車両の衝突時にシートベルトのゆるみを瞬時に巻き取って、乗員の拘束性能を向上させるプリテンショナを備えたシートベルトリトラクタが実用化されている。
【0003】
上記プリテンショナは、衝突センサの検出作用に基づいてインフレータを作動させ、インフレータ内で発生されるガスの圧力によってスプールを回転させてシートベルトのゆるみを瞬時に巻き取るものである。
【0004】
ところで、上記プリテンショナ付のシートベルトリトラクタには、多くの場合車体に取り付けられる前の搬送時等の振動に反応して上記プリテンショナが誤作動するのを防止するための安全装置が設けられている。この安全装置は、例えば、振動センサをロックさせることによって、上記プリテンショナを作動不可能な状態にする。
【0005】
しかし、このような安全装置を備えたプリテンショナにおいて、上記シートベルトリトラクタの車体への組み付け作業時に作業者が安全装置のロック解除をし忘れた場合、プリテンショナは作動不可能な状態のままであり、衝突時に有効に作動しない。
【0006】
これに対処し、例えば、特開平8−188121号公報には、プリテンショナをロック或いはロック解除させるためのレバー部材を備え、このレバー部材を安全ピンによってロック位置に固定したプリテンショナ付のシートベルトリトラクタが開示されている。
【0007】
この技術によれば、上記安全ピンはシートベルトリトラクタから突出されており、車体の組立の際に上記安全ピンがセンターピラーのトリムと干渉するため、作業者は安全ピンを抜かなければセンターピラーのトリムを車体に取り付けることがでないようになっている。
【0008】
このため、上記プリテンショナにおいては、センターピラーを車体に取り付ける際に必ず安全ピンが抜き取られ、上記安全ピンを抜き取られると上記レバー部材はコイルスプリングの付勢力によってロック解除位置まで回動されプリテンショナが作動可能な状態となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シートベルトリトラクタを一旦車体に取り付け、プリテンショナの安全装置のロックを解除した後、再び上記シートベルトリトラクタを車体から取り外す必要があった場合、上記プリテンショナは、取り外し作業時や搬送時の振動によって誤作動する恐れがある。この誤動作を防止するためには、上記プリテンショナの安全装置をロック状態にする必要がある。
【0010】
しかし、上記特開平8−188121号公報に記載の技術では、上記レバー部材はスプリングコイルによってロック解除位置に付勢されており、また、上記レバー部材には手動でロック位置まで回動させるための部材がないため、このレバー部材を再びロック位置に戻し安全ピンを差し込んでプリテンショナを作動不可能な状態とすることは困難である。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、シートベルトリトラクタを車体に取り付ける際は、確実にプリテンショナを作動可能な状態にすることができると共に、一旦車体に取り付けたシートベルトリトラクタを車体から取り外す際は、プリテンショナを容易に作動不可能な状態にすることができる安全装置を備えたプリテンショナ付シートベルトリトラクタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によるプリテンショナ付シートベルトリトラクタは、衝突センサの検出結果に基づいて作動し、シートベルトを巻き取るプリテンショナを備えたシートベルトリトラクタであって、上記プリテンショナを作動可能な状態と作動不可能な状態とに設定可能な安全装置と、上記安全装置から延出された切換軸部と該切換軸部の先端に形成された把持部とを有し、上記把持部の操作により上記安全装置を操作して上記プリテンショナを作動可能な状態と作動不可能な状態とに切り換える切換部と、上記シートベルトが挿通され該シートベルトをガイドする部材の内の一部材と係合し、該一部材を上記シートベルトリトラクタの車室側部分に保持可能な保持具と、上記切換部に連動し、上記プリテンショナの作動可能な状態と作動不可能な状態とに応じて上記保持具を上記シートベルトリトラクタに着脱可能に支持する保持具支持部材とを備え、上記保持具支持部材は、上記プリテンショナが作動不可能な状態のとき上記保持具を上記シートベルトリトラクタに支持することを特徴とする。また、上記保持具によって上記シートベルトリトラクタに固定された状態の上記一部材は、上記シートベルトリトラクタを車体に取り付ける際に、車体の内装用のトリムと干渉する高さを有することを特徴とし、上記一部材は、車体に取り付けられ上記シートベルトのねじれを補正するウェビングガイドであることを特徴とする。
【0013】
すなわち、本発明によるプリテンショナ付シートベルトリトラクタは、車体に取り付けられる以前においては、プリテンショナが作動不可能な状態であって、保持具によってシートベルトをガイドする一部材がシートベルトリトラクタに保持された状態となっている。車体に上記プリテンショナ付シートベルトリトラクタを取り付ける際、作業者は畳んであるシートベルトを延ばして作業できるように上記一部材を取り外すために、上記保持具を上記シートベルトリトラクタから取り外さなければならず、このため作業者は把持部を動作させて上記プリテンショナを作動可能な状態にする必要があるので確実にプリテンショナを作動可能な状態とする。また、上記プリテンショナ付シートベルトリトラクタを車体から取り外す際は、把持部を動作させて容易に上記プリテンショナを作動不可能な状態とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図8は、本発明の一実施の形態を示し、図1は、本発明によるプリテンショナ付シートベルトリトラクタの側面図、図2は、上記プリテンショナ付シートベルトリトラクタの正面図、図3は、プリテンショナが作動不可能な状態でのシートベルトリトラクタの斜視図、図4は、プリテンショナが作動可能な状態でのシートベルトリトラクタの斜視図、図5は、プリテンショナが作動可能な状態でのシートベルトリトラクタの斜視図、図6は、保持具固定部材の正面図、図7は、保持具の斜視図、図8は、シートベルトリトラクタの車体に組み付けた状態での側面図である。
【0015】
図中符号1は、自動車等の車体100に用いられるプリテンショナ付シートベルトリトラクタ(以下、シートベルトリトラクタ1と称す)を示す。
このシートベルトリトラクタ1のリトラクタハウジング2にはリトラクタ本体(図示せず)が内蔵されており、また、このリトラクタハウジング2の基端側にはプリテンショナ3が併設されている。
【0016】
上記リトラクタ本体は、ウェビングドラム(図示せず)等からなる公知のものであり、上記ウェビングドラムに巻回されたシートベルト5(ウェビング)が、リトラクタハウジング2の先端部から延出されている。
【0017】
上記リトラクタハウジング2の先端には、上記シートベルトリトラクタ1を車体100に組み付ける際の支持部としてのアッパーステー6が固着されており、上記シートベルト5は、このアッパーステー6に開口されたベルトガイド口6aに挿通されている。
【0018】
さらに、上記シートベルト5は、ウェビングガイド7,スルーリング8,タング9等の複数の部材に挿通されている。
【0019】
上記ウェビングガイド7,スルーリング8は、シートベルトリトラクタ1の車体100への組立時に、車体100のセンターピラーインナ101に沿って取り付けられ、上記シートベルト5をガイドして使用時のベルトのねじれ等を防止するものである。
【0020】
ここで、上記ウェビングガイド7には、所定高さを有する突部7aが形成されており、この突部7aは、車体100への組み付け時に上記センターピラーインナ101に形成された孔部(図示せず)に嵌合される。また、この突部7aは、センターピラートリム102を取り付ける際の邪魔部材として兼用される。
【0021】
上記プリテンショナ3は、インフレータで発生されるガスによりシートベルト5を巻き取る周知のプリテンショナである。
このプリテンショナ3は、車両の衝突を慣性を基に検出する衝突センサ(図示せず)と、この衝突センサの検出作用に基づいて作動されると内部で例えば窒素ガスを発生するインフレータ10と、このインフレータ10内で発生した窒素ガスのガス圧によって駆動され上記ウェビングドラムを上記シートベルト5が巻き取られる方向に回転駆動させるシリンダやピストン等からなる駆動機構(図示せず)とを有して構成されている。
【0022】
上記インフレータ10には、上記プリテンショナ3を作動可能な状態と作動不可能な状態とに切換えるための安全装置11が設けられている。
この安全装置11は、例えば、上記インフレータ10で窒素ガスを発生させるための点火装置(図示せず)を作動可能な状態と作動不可能な状態とに切換えることによって、上記プリテンショナ3を作動可能な状態と作動不可能な状態とに切換える。なお、この安全装置11は、上記衝突センサを操作して上記プリテンショナ3を作動可能な状態と作動不可能な状態とに切換えるものであってもよい。
【0023】
上記安全装置11には、この安全装置11を操作するための切換部12が形成されている。
この切換部12は、上記リトラクタハウジング2の基端面2aに対峙された状態で上記安全装置11から延出された切換軸部12aと、この切換軸部12aの先端に形成された略長方形の板状の把持部12bとを備えて構成されている。
【0024】
ここで、図3に示すように、上記把持部12bが上記シートベルトリトラクタ1の長手方向に平行な状態にあるとき、上記プリテンショナ3は、作動不可能な状態であり、一方、この状態から作業者が上記把持部12bを把持して上記切換軸部12aを時計周りに90°回転させ、図4および図5に示すように、上記把持部12bが上記シートベルトリトラクタ1の長手方向に垂直な状態にあるとき、上記プリテンショナ3は、作動可能な状態となる。
【0025】
また、上記切換軸部12aには、後述する保持具20を着脱自在に支持する保持具支持部材13が形成されている。
この保持具支持部材13は、例えば立方体形状をなし、上記切換軸部12aと一体的に回動するようになっている。
【0026】
また、上記保持具支持部材13は、上記切換軸部12aが回動され、上記プリテンショナ3が作動不可能な状態となったとき、この保持具支持部材13の一面が上記リトラクタハウジング2の基端面2aに平行に最近接して臨まされるようになっており、上記一面には断面形状がコの字形状の切欠溝13aが形成されている(図6参照)。
【0027】
上記保持具20は、上記ウェビングガイド7を上記シートベルトリトラクタ1に保持するためのものである。
この保持具20は、図7に示すように、略長方形の板部材からなるウェビングガイド当接部20aと、このウェビングガイド当接部20aの一長辺の一端側から垂設された、この保持具20を上記シートベルトリトラクタ1に固定支持するための支持部20bとで構成されている。
【0028】
上記ウェビングガイド当接部20aの略中央部よりもやや長手方向他端寄りには、上記ウェビングガイド7の突部7aと略同形の保持孔20cが開口されている。
また、上記支持部20bの先端部は、外方に略90°の角度で折曲されている。
【0029】
図1〜5中の符号14は、上記シートベルトリトラクタ1を車体に取り付ける際の支持部としてのアンカープレートであり、このアンカープレート14は、上記リトラクタハウジング2の基端側に固着されている。
【0030】
上記構成によるシートベルトリトラクタ1において、このシートベルトリトラクタ1が車体に取り付けられる前の搬送時や保管時等には、図1〜3に示すように、保持具20によってウェビングガイド7がリトラクタハウジング2の正面(車室側の面)基端側に保持されることによりシートベルト5が折り畳まれて安全装置11によってプリテンショナ3が作動不可能な状態に維持されている。
【0031】
詳しくは、上記ウェビングガイド7は、上記保持具20のウェビングガイド当接部20aに当接されるとともに、突部7aが保持孔20cに嵌合され、この状態で、上記リトラクタハウジング2の正面基端側部分に当接されて、上記保持具20と上記リトラクタハウジング2とに挟持されている。
【0032】
このとき、上記プリテンショナ3は作動不可能な状態となっているため、上記把持部12bは、シートベルトリトラクタ1の長手方向に平行な状態にあり、該把持部12bの一側部は上記リトラクタハウジング2の基端面2aに近接して臨まされている。また、上記保持具支持部材13の切欠溝13aも、上記リトラクタハウジング2の基端面2aに近接して臨まされている。
【0033】
そして、上記ウェビングガイド7を保持した上記保持具20は、該保持具20の支持部20bが、上記リトラクタハウジング2の基端面2aと切換部12の把持部12bの一側部とで挟持されるとともに、該支持部20の先端部が上記保持具支持部材13の切欠溝13aに嵌合されることによって、上記シートベルトリトラクタ1に支持されている。
【0034】
尚、上記シートベルト5は、リトラクタ本体によって最大限まで巻回されており、シートベルトリトラクタ1から延出されている部分はテンションのかかっていない状態となっている。また、上記シートベルト5は、図1に示すようにスルーリング8やタング9等の複数の部材と共に、複数重に折り畳まれ、図示しないベルトやクリップ等でリトラクタハウジング2と一体に結わえられて保管或いは搬送される。
【0035】
このように、上記シートベルトリトラクタ1は、車体に組み付けられる前の状態では、安全装置11によってプリテンショナ3が作動不可能な状態に維持されており、たとえ衝撃が加えられても上記プリテンショナ3が作動することがなく安全に保管或いは搬送することができる。
【0036】
次に、このシートベルトリトラクタ1を車体100に組み付ける際の手順について説明する。
まず、上記シートベルトリトラクタ1を、車体100のセンターピラーインナ101等に形成された所定の組み付け位置にボルト止め等によって固定する(図1および図8参照)。
【0037】
次いで、把持部12bを摘んで時計周りに90°回転させ、プリテンショナ3を作動可能な状態とした後(図4参照)、保持具20をプリテンショナ1から取り外す(図5参照)。
【0038】
次いで、図8に示すように、シートベルト5を上記センターピラーインナ101に沿って引き延ばし、ウェビングガイド7,スルーリング8等をそれぞれ上記センターピラーインナ101上の所定位置に取り付けた後、センターピラートリム102を車体100に装着し、上記シートベルトリトラクタ1の組み付け作業を完了する。
【0039】
ところで、上記シートベルトリトラクタ1の組み付け作業工程において、作業者が上記プリテンショナ3を作動可能な状態にセットするのを忘れた場合には、上記ウェビングガイド7が保持具20によって、上記シートベルトリトラクタ1に保持されたままの状態にある。
【0040】
このため作業者は、上記ウェビングガイド7を上記センターピラーインナ101に取り付けることが出来ず、この時点で作業者はプリテンショナ3を作動可能な状態にセットし忘れたことに気づく。
【0041】
さらに、作業者が、上記プリテンショナ3を作動可能な状態にセットし忘れ、上記ウェビングガイド7を上記センターピラーインナ101に取り付け忘れた場合があったとしても、上記センターピラートリム102を車体100に取り付ける際に、上記シートベルトリトラクタ1に保持されたままのウェビングガイド7の突部7aが邪魔部材として上記センターピラートリム102と干渉し(図1,8参照)、該センターピラートリム102を車体に取り付けることが出来ないため、この時点で作業者はプリテンショナ1を作動可能な状態にセットし忘れたことに気づく。
【0042】
このように、本発明によれば、プリテンショナ3を作動可能な状態にセットしなければ、シートベルトリトラクタ1の車体100への組立作業を完了することが出来ないようになっているため、作業者は、確実にプリテンショナ3を作動可能な状態にセットすることが出来る。
【0043】
この場合、作業者は、上記ウェビングガイド7組み付け時と、上記センターピラートリム102組み付け時との二度にわたり上記プリテンショナ3の状態をチェックすることが出来るので、その作業は確実なものとなる。
【0044】
また、本発明によれば、上記プリテンショナ3を作動可能な状態にセットしなければ上記ウェビングガイド7を上記センターピラーインナ101に取り付けることが出来ず、また、その後上記センターピラートリム102を上記センターピラーインナ101に取り付けることが出来ないので、作業手順が必然的に決まり、この組立作業に不慣れな作業者であっても順序よく作業を行うことが出来る。
【0045】
次に、上記シートベルトリトラクタ1の点検や修理のために、車体100から上記シートベルトリトラクタ1を取り外す場合には、作業者は、把持部12bを反時計周りに90°回転することによって容易にプリテンショナ3を作動不可能な状態に戻すことが出来る。
【0046】
なお、この際、上記シートベルトリトラクタ1を車体100に取り付ける以前の状態と同様に、保持具20を用いてウェビングガイド7を上記シートベルトリトラクタ1に保持してプリテンショナ3を作動不可能な状態に戻しても良いし、また、単に上記把持部を回転させてプリテンショナを作動不可能な状態に戻しても良い。
【0047】
このようにプリテンショナ3を容易に作動不可能な状態に戻すことができ、シートベルトリトラクタ1の取り外し作業を、安全に行うことが出来る。
【0048】
ここで、本実施の形態では、保持具20によってシートベルトリトラクタ1に保持される部材は、ウェビングガイド7である例を説明したが、シートベルト5を保持する部材であればこれに限らず、例えば、スルーリング8やタング9をシートベルトリトラクタ1に保持するようにしても良い。勿論、この場合、上記部材は、所定の高さを有し、センターピラートリム102を取り付ける際の邪魔部材として機能するものが好ましい。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、プリテンショナ付シートベルトリトラクタを車体に組み付ける際に確実にプリテンショナを作動可能な状態とすることが出来、また、このプリテンショナ付シートベルトリトラクタの車体への組み付け作業も順序よく行うことが出来る。
【0050】
また、修理や点検のために、上記プリテンショナ付シートベルトリトラクタを車体から取り外す際には、プリテンショナを容易に作動不可能な状態に戻すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリテンショナ付シートベルトリトラクタの側面図
【図2】プリテンショナ付シートベルトリトラクタの正面図
【図3】プリテンショナが作動不可能な状態でのシートベルトリトラクタの斜視図
【図4】プリテンショナが作動可能な状態でのシートベルトリトラクタの斜視図
【図5】プリテンショナが作動可能な状態でのシートベルトリトラクタの斜視図
【図6】保持具固定部材の正面図
【図7】保持具の斜視図
【図8】プリテンショナ付シートベルトリトラクタを車体に組み付けた状態での側面図
【符号の説明】
1 プリテンショナ付シートベルトリトラクタ
3 プリテンショナ
5 シートベルト
7 ウェビングガイド
11 安全装置
12 切換部
12a 切換軸部
12b 把持部
13 保持具支持部材
20 保持具
Claims (3)
- 衝突センサの検出結果に基づいて作動し、シートベルトを巻き取るプリテンショナを備えたシートベルトリトラクタであって、
上記プリテンショナを作動可能な状態と作動不可能な状態とに設定可能な安全装置と、
上記安全装置から延出された切換軸部と該切換軸部の先端に形成された把持部とを有し、上記把持部の操作により上記安全装置を操作して上記プリテンショナを作動可能な状態と作動不可能な状態とに切り換える切換部と、
上記シートベルトが挿通され該シートベルトをガイドする部材の内の一部材と係合し、該一部材を上記シートベルトリトラクタの車室側部分に保持可能な保持具と、
上記切換部に連動し、上記プリテンショナの作動可能な状態と作動不可能な状態とに応じて上記保持具を上記シートベルトリトラクタに着脱可能に支持する保持具支持部材とを備え、
上記保持具支持部材は、上記プリテンショナが作動不可能な状態のとき上記保持具を上記シートベルトリトラクタに支持することを特徴とするプリテンショナ付シートベルトリトラクタ。 - 上記保持具によって上記シートベルトリトラクタに固定された状態の上記一部材は、上記シートベルトリトラクタを車体に取り付ける際に、車体の内装用のトリムと干渉する高さを有することを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ付シートベルトリトラクタ。
- 上記シートベルトをガイドする一部材は、車体に取り付けられ上記シートベルトのねじれを補正するウェビングガイドであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリテンショナ付シートベルトリトラクタ。
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