JP2867941B2 - センサ内蔵型プリテンショナ付きシートベルト巻取装置 - Google Patents

センサ内蔵型プリテンショナ付きシートベルト巻取装置

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JP2867941B2 JP8021321A JP2132196A JP2867941B2 JP 2867941 B2 JP2867941 B2 JP 2867941B2 JP 8021321 A JP8021321 A JP 8021321A JP 2132196 A JP2132196 A JP 2132196A JP 2867941 B2 JP2867941 B2 JP 2867941B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4628Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
    • B60R22/4652Mechanical triggering means therefor

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の乗り
物のシートベルトに適用されるセンサ内蔵型プリテンシ
ョナ付きシートベルト巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の乗り物用のシートベルトは、
乗員に対し、より適正な拘束状態を実現するためにEL
R(Emergency Locking Retractor )と呼ばれる巻取装
置が採用されることがある。この種の巻取装置は、シー
トベルトのウエビングを巻取る機能を有するとともに緊
急時にウエビングの動き(引出し)をロックして乗員を
拘束する機能を発揮できるようにしている。
【0003】例えば図5に示す従来のプリテンショナ付
きシートベルト巻取装置1は、ボディ(車体)に固定さ
れるベースブラケット2と、ベースブラケット2に設け
られた巻取機本体3を有しており、巻取機本体3のハウ
ジング4にウエビング巻取機構を収容し、ハウジング4
から引出されたウエビング5を巻取ることができるよう
にしている。この巻取装置1は、図6に例示する機械式
センサ10を備えたプリテンショナにより、緊急時にウ
エビング5を一定量引き込むようにしている。図6に示
された機械式センサ10は、図6において左右方向に移
動可能な質量体11を有しており、衝突による減加速度
によって質量体11が左方向に移動したときに、質量体
11によってトリガ12が回動し、撃針13が点火薬1
4に向って前進することにより点火薬14が点火され、
発生するガスによってウエビング5を一定量引き込む力
が発生するように構成されている。
【0004】上記のようなプリテンショナ付きシートベ
ルト巻取装置1は、巻取装置1の運搬・納入時や、ボデ
ィに巻取装置1を艤装する際、あるいはボディから巻取
装置1を取外したときなどにプリテンショナが誤作動し
ないようにするために、安全装置15を備えている。こ
の種の安全装置15は、質量体11の移動を阻止するた
めのロック部材16を備えており、このロック部材16
を図6に矢印で示す距離Sだけ移動させておくことによ
って、質量体11が不用意に移動しないようにしてい
る。
【0005】上記巻取装置1の場合、ロック部材16の
一部(ロック操作アーム16a)をハウジング4の外部
から操作可能としてあり、着脱可能なキャップ17によ
ってロック部材16を所定位置まで回転させてロックオ
フ状態にしたときのみ、キャップ17が抜けるようにし
ている。すなわちキャップ17は、ロックオン状態では
図7(a)に示すように凸部17aがベースブラケット
2の裏面に係止してキャップ17の抜け止めをなしてお
り、キャップ17を回転させて凸部17aをベースブラ
ケット2の切欠き部18に対応させたときに、安全装置
15がロックオフに切替わるとともに、図7(b)に示
すようにキャップ17を抜き取ることができるようにし
ている。従って作業者はキャップ17を取付けたまま巻
取装置1をボディ側に艤装し、艤装完了後にキャップ1
7を回転させてベースブラケット2から引き抜くことに
より、安全装置をロックオフにしたのち、トリム等の内
装材19を装着している。
【0006】上記構成では、図7(a)に示すようにキ
ャップ17を取付けたまま(安全装置をロックオンにし
たまま)トリム等の内装材19を装着しようとしても、
内装材19がキャップ17と干渉することから、ロック
部材16がロックオンのままであることを知ることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなキャップ
17を用いた従来の安全装置15では、キャップ17が
内装材19に届くようにキャップ17の長さをかなり長
く設定しなければならない。また、キャップ17を外し
忘れたまま無理に内装材19をボディに組付けようとす
ると、キャップ17を損傷することがある。しかも内装
材19を設けない車両の場合にはキャップ17のロック
機能を有効に活用することができないなど改善の余地が
あった。
【0008】従ってこの発明の目的は、機械式センサを
内蔵したプリテンショナの安全装置を容易にロックオン
あるいはロックオフ状態にすることができ、巻取装置の
艤装直前まで安全装置を確実にロックオン状態にしてお
くことができるとともに、艤装完了後は確実にロックオ
フ状態に切替えることができるようなセンサ内蔵型プリ
テンショナ付きシートベルト巻取装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された本発明のシートベルト巻取装置は、請求項
1に記載したように、ウエビングを巻取り格納するとと
もにセンサの作動時に上記ウエビングを一定量引き込む
ようにしたセンサ内蔵型プリテンショナ付きシートベル
ト巻取装置であって、上記巻取装置に、上記センサの作
動を不可能にする状態とセンサの作動を可能にする状態
とに切換可能な安全装置と該安全装置を作動させるロッ
クプレートを設け、上記ロックプレートに設けられ上記
センサの作動が不可能な状態に上記ロックプレートを保
持するストッパレバーと、該ストッパレバーを付勢する
レバー付勢手段とを設け、上記ストッパレバーを上記レ
バー付勢手段の付勢力に抗して操作して上記ロックプレ
ートを上記センサの作動が可能な状態に切換えるととも
に上記巻取装置をボディに取付け可能としたことを特徴
とする。この発明の好ましい形態としては、例えば、ハ
ウジングの内部にウエビング巻取機構を有しかつ上記ハ
ウジングから引出されたウエビングをセンサ作動時にハ
ウジング内に一定量引き込むようにした巻取機本体と、
上記巻取機本体に固定されかつ一端側と他端側がそれぞ
れボディに装着されるベースブラケットと、巻取機本体
に設けられかつ上記センサを作動させないロックオン位
置と上記センサを作動させるロックオフ位置とにわたっ
て移動可能な安全装置のロック操作部と、上記ベースブ
ラケットに揺動自在に取付けられていて一端側が上記ブ
ラケットから離れる開位置および上記ブラケットと重な
る閉位置にわたって変位できしかも上記一端側にボディ
に固定するための取付部を有しかつ他端側に上記安全装
置のロック操作部と対向する作動部を有していて上記開
位置のときに上記作動部によって上記ロック操作部をロ
ックオン状態にするロックプレートと、上記ロックプレ
ートを上記開位置の方向に付勢するプレート付勢手段
と、上記ロックプレートに第1の位置と第2の位置とに
わたって移動自在に設けられ上記第1の位置のときに上
記ベースブラケットに接して上記ロックプレートを上記
開位置に保つ凸部を有しかつ上記第2の位置のときに上
記凸部が上記ベースブラケットの開口部に入り込んでロ
ックプレートが上記閉位置に変位することを許容するス
トッパレバーと、上記ストッパレバーを上記第1の位置
の方向に付勢するレバー付勢手段とを具備している。
【0010】上記構成の巻取装置は、ボディに艤装する
前の状態ではプレート付勢手段によってロックプレート
がベースブラケットに対し開位置に移動しており、しか
もレバー付勢手段によってストッパレバーが第1の位置
に移動していることにより、ロックプレートが開位置に
保たれている。このためロックプレートの作動部が安全
装置のロック操作部をロックオン状態に保持しており、
プリテンショナは作動しない。
【0011】上記巻取装置をボディに艤装する際に、ス
トッパレバーを手指で第2の位置まで移動させ、さらに
プレート付勢手段に抗してロックプレートをベースブラ
ケットに重ねる方向(閉位置の方向)に動かす。こうす
ることにより、ロックプレートの作動部が安全装置のロ
ック操作部から離れる方向に移動し、安全装置がロック
オフ位置に切替わる。この状態でロックプレートとベー
スブラケットをタッピングスクリュー等の固定部材によ
ってボディ側に共締めするとともに、ベースブラケット
の他端側をボルトによってボディ側に固定する。こうす
ることにより、巻取装置の艤装が完了し、その後は安全
装置がロックオフ状態に保たれる。
【0012】この巻取装置をボディから取外す際には、
上記とは逆の手順で巻取装置をボディから外す。こうす
ると、プレート付勢手段によってロックプレートが開位
置まで自動的に移動するとともに、レバー付勢手段によ
ってストッパレバーが第1の位置まで移動するため、ロ
ックプレートが開位置に保たれる。これにより、ロック
プレートの作動部がロック操作部をロックオン位置に保
持するようになる。このため安全装置が自動的にロック
オン状態となる。
【0013】請求項2に記載したように安全装置がセン
サの作動を不可能にする状態にある時に第1のウエビン
グ挿通孔と第2のウエビング挿通孔が互いにずれるよう
にした場合には、センサの作動が不可能な状態にある時
にウエビングをスムーズに引出すことができない。この
ため乗員がシートベルトを装着する際などウエビングを
引いたときに異常を容易に判断できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施形態につ
いて図1から図4を参照して説明する。図1および図2
に示すセンサ内蔵型プリテンショナ付きシートベルト巻
取装置20は、巻取機本体21と、ベースブラケット2
2と、ロックプレート23などを備えている。巻取機本
体21は、ハウジング25の内部にウエビング26を巻
取るための周知構造のウエビング巻取機構を収容したも
のであって、ウエビング26がハウジング25の外部に
引出されている。
【0015】巻取機本体21には衝突時に質量体等を用
いた減加速度センサによってウエビング26を一定量引
き込む方向に作動するプリテンショナが設けられてい
る。プリテンショナの駆動源としては前述した図6に示
す火薬式アクチュエータなどであるが、場合によっては
強力なばねを利用した機械式のプリテンショナが採用さ
れてもよい。
【0016】シートベルト巻取装置20は、運搬・納入
時などにプリテンショナが誤作動しないようにするため
の安全装置30を備えている。この安全装置30は、プ
リテンショナのセンサ(例えば図6に示す質量体11)
を作動させないロックオン位置と、センサを作動させる
ロックオフ位置とにわたって移動可能なロック操作部3
1を有している。ロック操作部31は、ハウジング25
内に入る方向に移動したときに安全装置30をロックオ
ンとし、ハウジング25から突出する方向に移動したと
きに安全装置30をロックオフ状態にするように構成さ
れている。
【0017】巻取機本体21にベースブラケット22が
取付けられている。ベースブラケット22は厚手の板金
をプレス成形したものであり、上端部41にタッピング
スクリュー等の固定部材42(図2等に示す)を挿通す
るための取付孔43が形成されている。ベースブラケッ
ト22の上下方向中間部にウエビング引出し部45が設
けられており、このウエビング引出し部45に設けた合
成樹脂製のガイド部材46にウエビング26を通すため
の第1のウエビング挿通孔47が形成されている。
【0018】上記ウエビング引出し部45の下方に左右
一対のヒンジ支持部50が設けられており、このヒンジ
支持部50に水平方向のヒンジ軸51が設けられてい
る。またベースブラケット22の他端(下部)側に、ベ
ースブラケット22の板厚方向に貫通する孔55と、孔
55の下側にボディへの取付孔56が形成されている。
この取付孔56に固定用ボルト57(図4に示す)が挿
通され、ボルト57を車両のボディ60側のナット部材
61に螺合させるようになっている。
【0019】ヒンジ軸51によってロックプレート23
が揺動自在に設けられている。ロックプレート23は厚
手の板金をプレス成形したものであり、図1に示すよう
にロックプレート23の一端側(上端部71)がベース
ブラケット22の上端部41から離れる方向に変位した
位置(開位置)と、図4に示すようにロックプレート2
3の上端部71がベースブラケット22の上端部41と
重なる位置(閉位置)とにわたって変位できるようにな
っている。ロックプレート23の上端部71には、ロッ
クプレート23が上記閉位置のときベースブラケット2
2の取付孔43と合致する位置に、前記固定部材42を
挿通するための取付部として機能する取付孔72が形成
されている。
【0020】ロックプレート23の上下方向中間部にウ
エビング引出し部75が設けられており、このウエビン
グ引出し部75に設けた合成樹脂製のガイド部材76に
ウエビング26を通すための第2のウエビング挿通孔7
7が形成されている。
【0021】第1のウエビング挿通孔47と第2のウエ
ビング挿通孔77は、ロックプレート23が上記開位置
(図1)のときに互いに位置がずれ、ロックプレート2
3が閉位置(図4)に変位したときに互いの位置がほぼ
合致するように設けられている。
【0022】ロックプレート23の下端部に、安全装置
のロック操作部31を操作するための作動部80が設け
られている。この作動部80は、ロック操作部31に向
って突出しており、ロックプレート23が開位置(図
1)のときにロック操作部31を押すことによって安全
装置がロックオン状態となり、ロックプレート23が閉
位置(図4)に変位したときにロック操作部31を押さ
ない方向に変位することによって安全装置がロックオフ
状態に切替わるようにしている。
【0023】上記ロックプレート23は、プレート付勢
手段として機能するばね82によって上記開方向に付勢
されるようになっている。ばね82の一例は薄板ばねを
U状に折曲したものであり、その反発弾性によってロッ
クプレート23を図1において時計回り方向に付勢して
いる。
【0024】ロックプレート23のウエビング引出し部
75の上方にストッパレバー90が設けられている。こ
のストッパレバー90は、第1の位置(下降位置)と第
2の位置(上昇位置)とにわたって往復移動可能に設け
られており、手指を掛けることのできる形状の操作部9
1と、裏面側に凸部92を有している。この凸部92
は、ストッパレバー90が図1に示すように第1の位置
に降下しているときにベースブラケット22に当接する
ことによってロックプレート23を前記開位置に保つ。
また、ストッパレバー90が図4に示すように第2の位
置まで押上げられたときに、凸部92がベースブラケッ
ト22の開口部93に入り込むことによりロックプレー
ト23が前記閉位置に変位することを許容するようにな
っている。このストッパレバー90は、レバー付勢手段
として機能するばね95によって、第1の位置の方向
(下降する方向)に付勢されている。
【0025】次に上記構成の巻取装置20の作用につい
て説明する。上記巻取装置20は、ボディに艤装する前
の単体の状態ではプレート付勢用のばね82によってロ
ックプレート23が図1に示す開位置にあり、しかもレ
バー付勢用のばね95によってストッパレバー90が第
1の位置まで降下していることにより、ロックプレート
23が開位置に確実に保持されている。この状態ではロ
ックプレート23の作動部80が安全装置30のロック
操作部31を押すため安全装置30がロックオン状態に
維持され、プリテンショナは作動しない。
【0026】この巻取装置20をボディに艤装する際
に、ストッパレバー90をばね95の弾力に抗して第2
の位置まで手指によって押上げ、さらにプレート付勢用
のばね82の弾力に抗してロックプレート23を図4に
示す閉位置の方向に押付ける。こうすることにより、ロ
ックプレート23の作動部80が安全装置のロック操作
部31を押さない位置に変位するため、安全装置30が
ロックオフとなる。この状態を保ったまま、ベースブラ
ケット22とロックプレート23の取付孔43,72を
タッピングスクリュ−等の固定部材42によってボディ
に共締めする。ベースブラケット22の下端側はボルト
57によってボディ60に固定される。こうすることに
より、安全装置30がロックオフに保たれた状態でボデ
ィに対する巻取装置20の艤装が完了する。そののち、
必要に応じて樹脂トリム等の内装材を巻取装置20の外
側を覆うように装着する。
【0027】上記実施形態ではベースブラケット22と
ロックプレート23にそれぞれウエビング挿通孔47,
77が設けられており、ロックプレート23が開位置に
あるとき(ロックオン時)には第1のウエビング挿通孔
47と第2のウエビング挿通孔77の位置が合わなくな
るため、ロックプレート23を開位置(ロックオン状
態)にしたまま巻取装置20を無理に(誤って)ボディ
に艤装したとしても、巻取機本体21からウエビング2
6を引出せないか、もしくはウエビング26を引出す際
に大きな抵抗力が発生する。このため巻取装置20が正
しく艤装されていないことを知ることができる。
【0028】上記巻取装置20をボディ60から取外す
際には、固定部材42とボルト57をボディから外して
巻取装置20をボディから取外す。こうするとプレート
付勢用のばね82によってロックプレート23が図1の
開位置方向に回動するとともに、レバー付勢用のばね9
5によってストッパレバー90が第1の位置まで降下す
るため、ロックプレート23が再び開位置に保持され
る。このためロックプレート23の作動部80がロック
操作部31を押すことにより、安全装置30が自動的に
ロックオン状態となる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、機械式センサを内蔵
したプリテンショナ付き巻取装置において、巻取装置を
艤装する直前までの運搬・納入時や取外し時などでは安
全装置を確実にロックオン状態にしておくことができ、
艤装完了後は確実にロックオフ状態にしておくことがで
きるなど、状況に応じて安全装置のロックオン・オフを
容易に切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すプリテンショナ付
き巻取装置のロックオン状態の縦断面図。
【図2】 図1に示された巻取装置の斜視図。
【図3】 図1に示された巻取装置のストッパレバーを
押上げた状態を示す正面図。
【図4】 図1に示された巻取装置のロックオフ状態の
縦断面図。
【図5】 従来の安全装置を備えたプリテンショナ付き
巻取装置の斜視図。
【図6】 プリテンショナのセンサの一例を示す断面
図。
【図7】 図5に示す従来の安全装置の作動態様を示す
断面図。
【符号の説明】
20…シートベルト巻取装置 21…巻取機本体 22…ベースブラケット 23…ロックプレート 25…ハウジング 26…ウエビング 30…安全装置 31…ロック操作部 47…第1のウエビング挿通孔 77…第2のウエビング挿通孔 80…作動部 82…ばね(プレート付勢手段) 90…ストッパレバー 92…凸部 95…ばね(レバー付勢手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−219233(JP,A) 特開 平8−80808(JP,A) 実開 平6−39634(JP,U) 実開 平6−67221(JP,U) 実開 平6−39633(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 22/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエビングを巻取り格納するとともにセン
    サの作動時に上記ウエビングを一定量引き込むようにし
    たセンサ内蔵型プリテンショナ付きシートベルト巻取装
    置であって、 上記巻取装置に、上記センサの作動を不可能にする状態
    とセンサの作動を可能にする状態とに切換可能な安全装
    と該安全装置を作動させるロックプレートを設け、上記ロックプレートに設けられ上記センサの作動が不可
    能な状態に上記ロックプレートを保持するストッパレバ
    ーと、該ストッパレバーを付勢するレバー付勢手段とを
    設け、 上記ストッパレバーを上記レバー付勢手段の付勢力に抗
    して操作して上記ロックプレートを 上記センサの作動が
    可能な状態に切換えるとともに上記巻取装置をボディに
    取付け可能としたことを特徴とするセンサ内蔵型プリテ
    ンショナ付きシートベルト巻取装置。
  2. 【請求項2】上記巻取装置はウエビングが通る第1のウ
    エビング挿通孔を有し、 上記ロックプレートは上記ウエビングが通る第2のウエ
    ビング挿通孔を有し、 上記ロックプレートが上記センサの作動を不可能にする
    状態にある時に上記第1のウエビング挿通孔と上記第2
    のウエビング挿通孔が互いにずれ、 上記安全装置が上記センサの作動を可能にする状態にあ
    る時に上記第1のウエビング挿通孔と上記第2のウエビ
    ング挿通孔が互いにほぼ一致するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のシートベルト巻取装置。
  3. 【請求項3】上記巻取装置のブラケットと上記ロックプ
    レートの一端部に、上記センサが作動不可能な状態のと
    きに互いに位置がずれてボディに取付け困難でありかつ
    上記センサが作動可能な状態のときに互いに位置が合致
    する取付け孔を設け、該取付け孔に挿通する部材によっ
    て上記巻取装置と上記ロックプレートをボディに取付け
    ることを特徴とする請求項1記載のシートベルト巻取装
    置。
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