JP5038943B2 - トルクコンバータの油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロックアップクラッチを備えるトルクコンバータの油圧制御装置に関する。
良好な発進性能や加速性能を得るため、自動変速機にはトルクコンバータが組み込まれている。このトルクコンバータは作動油を介して動力を伝達する滑り要素であるため、定常走行時にはエンジン動力の不要な損失を招く要因となっていた。そこで、トルクコンバータにロックアップクラッチを組み込むことにより、走行状況に応じて入力軸と出力軸とを連結することが一般的となっている。
このロックアップクラッチを急激に締結状態や開放状態に切り換えることは、走行品質を低下させてしまう要因となっていた。そこで、ロックアップクラッチを締結状態や開放状態に向けて滑らかに制御するため、ロックアップクラッチのアプライ室やリリース室に流量調整弁を接続するようにした油圧制御装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。これにより、ロックアップクラッチのアプライ室やリリース室から排出される作動油量を調整することができ、ロックアップクラッチを滑らかに作動させることが可能となる。
特開平4−4354号公報 特開平5−133467号公報 特開平6−26567号公報
ところで、ロックアップクラッチを開放状態に切り換える際には、作動油をリリース室からアプライ室に流してクラッチプレートを開放した後に、この作動油をアプライ室から排出させるようにしている。したがって、ロックアップクラッチを素早く開放するためには、流路抵抗を引き下げてアプライ室から作動油を素早く排出させることが必要であるが、この流路抵抗の引き下げはロックアップクラッチを開放状態に保持する際の作動油量を増大させる要因となっていた。一方、ロックアップクラッチの開放状態を保持する際の作動油量を削減するために流路抵抗を引き上げることは、ロックアップクラッチを開放する際の応答性を低下させる要因となっていた。
本発明の目的は、ロックアップクラッチを開放状態に切り換える際の応答性を向上させるとともに、ロックアップクラッチを開放状態に保持する際の作動油量を削減することにある。
本発明のトルクコンバータの油圧制御装置は、入力要素と出力要素とを直結するロックアップクラッチを備えたトルクコンバータの油圧制御装置であって、前記ロックアップクラッチの締結油室に接続され、クラッチ締結時には前記締結油室に向けて作動油を案内する一方、クラッチ開放時には前記締結油室から排出される作動油を案内するアプライ油路と、前記ロックアップクラッチの開放油室に接続され、クラッチ開放時には前記開放油室に向けて作動油を案内する一方、クラッチ締結時には前記開放油室から排出される作動油を案内するリリース油路と、前記アプライ油路と前記リリース油路とに接続され、クラッチ締結時には前記アプライ油路に作動油を供給して前記リリース油路から作動油を排出する一方、クラッチ開放時には前記アプライ油路から作動油を排出して前記リリース油路に作動油を供給するロックアップ制御弁と、前記ロックアップ制御弁と前記アプライ油路との間に設けられ、前記ロックアップ制御弁を通過する第1排出径路に前記アプライ油路を接続する第1作動状態と、前記第1排出径路よりも流路抵抗の大きな第2排出径路に前記アプライ油路を接続する第2作動状態とに切り換えられる油路切換弁とを有することを特徴とする。
本発明のトルクコンバータの油圧制御装置は、クラッチ開放時には、前記油路切換弁を第1作動状態に保持した状態のもとで前記ロックアップクラッチを開放した後に、前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えて前記ロックアップクラッチの開放状態を保持することを特徴とする。
本発明のトルクコンバータの油圧制御装置は、前記油路切換弁は、前記ロックアップ制御弁と前記リリース油路との間に設けられ、前記油路切換弁を第1作動状態に切り換えることにより、前記リリース油路は前記ロックアップ制御弁を通過する第1供給径路に接続される一方、前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えることにより、前記リリース油路は前記第1供給油路よりも低圧の作動油が流れる第2供給径路に接続されることを特徴とする。
本発明のトルクコンバータの油圧制御装置は、前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えることにより、前記第2供給径路を流れる作動油は前記開放油室から前記締結油室を経て前記第2排出径路に案内されることを特徴とする。
本発明のトルクコンバータの油圧制御装置は、前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えることにより、前記ロックアップ制御弁と前記アプライ油路および前記リリース油路とは遮断されることを特徴とする。
本発明によれば、ロックアップ制御弁を通過する第1排出径路にアプライ油路を接続する第1作動状態と、第1排出径路よりも流路抵抗の大きな第2排出径路にアプライ油路を接続する第2作動状態とに切り換えられる油路切換弁を設けるようにしたので、アプライ油路から排出される作動油量を切り換えて設定することが可能となる。これにより、ロックアップクラッチを開放状態に切り換える際に、アプライ油路から排出される作動油量を多く設定する一方、ロックアップクラッチの開放状態を保持する際に、アプライ油路から排出される作動油量を少なく設定することが可能となる。したがって、ロックアップクラッチを開放状態に切り換える際の応答性を向上させるとともに、ロックアップクラッチを開放状態に保持する際に消費される作動油量を削減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は車両に搭載される無段変速機10を示すスケルトン図である。図1に示すように、無段変速機10は、エンジン11に駆動されるプライマリ軸12と、これに平行となるセカンダリ軸13とを有している。プライマリ軸12とセカンダリ軸13との間には変速機構14が設けられており、セカンダリ軸13と駆動輪15との間には減速機構16や差動機構17が設けられている。
プライマリ軸12にはプライマリプーリ20が設けられており、このプライマリプーリ20は固定シーブ20aと可動シーブ20bとによって構成されている。可動シーブ20bの背面側には作動油室21が区画されており、作動油室21内の圧力を調整してプーリ溝幅を変化させることが可能となっている。また、セカンダリ軸13にはセカンダリプーリ22が設けられており、このセカンダリプーリ22は固定シーブ22aと可動シーブ22bとによって構成されている。可動シーブ22bの背面側には作動油室23が区画されており、作動油室23内の圧力を調整してプーリ溝幅を変化させることが可能となっている。さらに、プライマリプーリ20とセカンダリプーリ22とには駆動ベルト24が巻き掛けられており、プーリ20,22の溝幅を変化させて駆動ベルト24の巻き付け径を変化させることにより、プライマリ軸12からセカンダリ軸13に対する無段変速が可能となっている。
このような変速機構14に対してエンジン動力を伝達するため、クランク軸25とプライマリ軸12との間にはトルクコンバータ30および前後進切換機構31が設けられている。トルクコンバータ30は、クランク軸25にフロントカバー32を介して連結されるポンプインペラ33と、このポンプインペラ33に対向するとともにタービン軸34に連結されるタービンランナ35とを備えている。このトルクコンバータ30内には作動油が供給されており、トルクコンバータ30は作動油を介してポンプインペラ33からタービンランナ35にエンジン動力を伝達する構造を有している。
この滑り要素であるトルクコンバータ30には、エンジン動力の伝達効率を向上させるため、入力要素であるクランク軸25と出力要素であるタービン軸34とを直結するロックアップクラッチ36が設けられている。ロックアップクラッチ36はタービンランナ35に連結されるクラッチプレート37を有しており、このクラッチプレート37はフロントカバー32とタービンランナ35との間に配置されている。クラッチプレート37のタービンランナ35側には締結油室としてのアプライ室38が区画されており、クラッチプレート37のフロントカバー32側には開放油室としてのリリース室39が区画されている。
アプライ室38に作動油を供給してリリース室39から作動油を排出することにより、クラッチプレート37はフロントカバー32に押し付けられ、ロックアップクラッチ36はクランク軸25とタービン軸34とを直結する締結状態となる。一方、リリース室39に作動油を供給してアプライ室38から作動油を排出することにより、クラッチプレート37はフロントカバー32から引き離され、ロックアップクラッチ36はクランク軸25とタービン軸34とを切り離す開放状態となる。また、リリース室39とアプライ室38との圧力を調整することにより、フロントカバー32に対するクラッチプレート37の押し付け力を調整することができ、ロックアップクラッチ36をスリップ状態に制御することが可能となる。なお、ロックアップクラッチ36の開放時にリリース室39に供給される作動油は、アプライ室38を通過して排出されるようになっている。
また、前後進切換機構31は、ダブルピニオン式の遊星歯車列40、前進クラッチ41および後退ブレーキ42を備えている。これら前進クラッチ41や後退ブレーキ42を制御することにより、エンジン動力の伝達径路を切り換えることが可能となっている。前進クラッチ41および後退ブレーキ42を共に開放することにより、タービン軸34とプライマリ軸12とを切り離すことが可能となる。また、後退ブレーキ42を開放して前進クラッチ41を締結することにより、タービン軸34の回転をそのままプライマリプーリ20に伝達することが可能となる。さらに、前進クラッチ41を開放して後退ブレーキ42を締結することにより、タービン軸34の回転を逆転してプライマリプーリ20に伝達することが可能となる。
続いて、トルクコンバータ30が備えるロックアップクラッチ36の油圧制御系について説明する。図2は本発明の一実施の形態であるトルクコンバータ30の油圧制御装置を示す概略図である。図2に示すように、ロックアップクラッチ36のアプライ室38やリリース室39に作動油を供給するため、油圧制御装置には後述する各電磁弁53,66,90に制御信号を出力する制御ユニット50が設けられており、油圧制御装置にはエンジン11に駆動されるオイルポンプ51が設けられている。このオイルポンプ51の吐出口に接続されるライン圧路52にはライン圧制御弁53が接続されており、ライン圧制御弁53によってライン圧が調圧されている。また、分岐するライン圧路54にはトルクコンバータ圧制御弁55(以下、トルコン圧制御弁という)が接続されており、分岐するライン圧路56にはパイロット圧制御弁57が接続されている。トルコン圧制御弁55はライン圧を所定のトルクコンバータ圧Ptに減圧して供給油路58に出力し、パイロット圧制御弁57はライン圧を所定のパイロット圧Ppに減圧してパイロット圧路59に出力する。なお、トルコン圧制御弁55から出力されるトルクコンバータ圧Ptは、後述するロックアップ制御弁60およびスイッチ弁80を介してトルクコンバータ30のアプライ室38やリリース室39に供給されることになる。
ロックアップ制御弁60は、ハウジング61とこれに移動自在に収容されるスプール弁軸62とを有している。ハウジング61は、トルクコンバータ圧Ptを案内する供給油路58が接続される供給ポート61a、後述するスイッチ弁80を介してアプライ室38に連通する給排油路63が接続される給排ポート61b、スイッチ弁80を介してリリース室39に連通する給排油路64が接続される給排ポート61cを有している。また、スプール弁軸62の作動位置を制御するため、スプール弁軸62にはバネ部材65が組み付けられ、ハウジング61には3つのパイロットポート61d〜61fが形成されている。パイロットポート61dにはパイロット圧制御弁57からのパイロット圧Ppを案内するパイロット圧路59が接続されており、パイロットポート61eにはデューティ電磁弁66からのパイロット圧Pcを案内するパイロット圧路67が接続されており、パイロットポート61fには給排油路64から分岐するパイロット圧路68が接続されている。さらに、ハウジング61には2つの排出ポート61g,61hが形成されており、それぞれの排出ポート61g,61hには排出油路69,70が接続されている。
このロックアップ制御弁60は、デューティ電磁弁66から出力されるパイロット圧Pcを制御することにより、スプール弁軸62の作動位置を調整して各ポート61a〜61c,61g,61hの連通状態を制御することが可能となっている。ここで、デューティ電磁弁66は常開式のデューティソレノイドバルブとなっており、デューティ電磁弁66のデューティ比を0%に制御したときにはパイロット圧Pcが最大値(Pp)で出力され、デューティ電磁弁66のデューティ比を100%に制御したときにはパイロット圧Pcが最小値(0)で出力される。また、デューティ比を0%〜100%の間で調整することにより、パイロット圧Pcを最大値〜最小値の間で制御することが可能である。
パイロット圧Pcを最小値に設定することにより、スプール弁軸62をロックアップ締結位置(図2において左方向)に移動させることが可能となる。これにより、ロックアップ制御弁60は、供給ポート61aを給排ポート61bに連通させるとともに、給排ポート61cを排出ポート61gに連通させるロックアップ締結状態となる。一方、パイロット圧Pcを最大値に設定することにより、スプール弁軸62をロックアップ開放位置(図2において右方向)に移動させることが可能となる。これにより、ロックアップ制御弁60は、給排ポート61bを排出ポート61hに連通させるとともに、供給ポート61aを給排ポート61cに連通させるロックアップ開放状態となる。
また、パイロット圧Pcを最小値と最大値との間に設定することにより、スプール弁軸62をロックアップ締結位置とロックアップ開放位置との間で停止させることが可能となる。スプール弁軸62をロックアップ締結位置側の所定位置で停止させることにより、ロックアップ制御弁60は、開口面積を絞りながら供給ポート61aを給排ポート61bに連通させるとともに、開口面積を絞りながら給排ポート61cを排出ポート61gに連通させるスリップ締結状態に制御される。また、スプール弁軸62をロックアップ開放位置側の所定位置で停止させることにより、ロックアップ制御弁60は、開口面積を絞りながら作動油量を絞りながら給排ポート61bを排出ポート61hに連通させるとともに、開口面積を絞りながら供給ポート61aを給排ポート61cに連通させるスリップ開放状態に制御される。
また、油路切換弁としてのスイッチ弁80は、ハウジング81とこれに移動自在に収容されるスプール弁軸82とを有している。ハウジング81には、ロックアップ制御弁60から延びる給排油路63が接続される給排ポート81a、ロックアップ制御弁60から延びる給排油路64が接続される給排ポート81b、アプライ室38に連通するアプライ油路83が接続される給排ポート81c、リリース室39に連通するリリース油路84が接続される給排ポート81dが形成されている。また、ハウジング81には、潤滑圧制御弁85から延びる供給油路86が接続される供給ポート81eが形成されており、オイルクーラ87に連通する排出油路88が接続される排出ポート81fが形成されている。さらに、スプール弁軸82の作動位置を制御するため、スプール弁軸82にはバネ部材89が組み付けられ、ハウジング81にはパイロットポート81gが形成されている。このパイロットポート81gにはオンオフ電磁弁90からのパイロット圧を案内するパイロット圧路91が接続されている。
このスイッチ弁80は、オンオフ電磁弁90から出力されるパイロット圧によって制御される2位置切換弁である。ここで、オンオフ電磁弁90は常閉式のオンオフソレノイドバルブとなっており、オンオフ電磁弁90に対して通電が為されたときにはパイロット圧が出力される一方、オンオフ電磁弁90に対する通電が遮断されたときにはパイロット圧の出力が停止される。このようなオンオフ電磁弁90からスイッチ弁80に対してパイロット圧を供給することにより、スプール弁軸82はバネ力に抗してロックアップ制御位置(図2において左方向)に移動することになる。これにより、スイッチ弁80は、給排ポート81aと給排ポート81cとを連通させるとともに、給排ポート81bと給排ポート81dとを連通させるロックアップ制御状態(第1作動状態)に切り換えられる。一方、オンオフ電磁弁90からスイッチ弁80に対するパイロット圧の供給を遮断することにより、スプール弁軸82はバネ力によってロックアップ開放位置(図2において右方向)に移動することになる。これにより、スイッチ弁80は、供給ポート81eを給排ポート81dに連通させるとともに、給排ポート81cを排出ポート81fに連通させるロックアップ開放状態(第2作動状態)に切り換えられる。
ここで、図3〜図6はロックアップクラッチ36に対する作動油の供給状態を示す説明図である。なお、図3〜図6において網掛け部分は作動油の流れを示している。図3に示すように、ロックアップクラッチ36を締結する際には、オンオフ電磁弁90からスイッチ弁80に対してパイロット圧が出力され、スイッチ弁80がロックアップ制御状態に切り換えられる。また、デューティ電磁弁66からロックアップ制御弁60に対するパイロット圧Pcを最小値に設定することにより、ロックアップ制御弁60はロックアップ締結状態に切り換えられる。これにより、トルコン圧制御弁55から出力される作動油は、ロックアップ制御弁60およびスイッチ弁80を介してロックアップクラッチ36のアプライ室38に供給されることになる。一方、トルクコンバータ30のリリース室39は、スイッチ弁80およびロックアップ制御弁60を介して排出油路69に接続され、リリース室39から排出油路69に作動油が排出されることになる。したがって、アプライ室38のアプライ圧Paが上昇する一方、リリース室39のリリース圧Prが低下することになり、ロックアップクラッチ36は締結状態に切り換えられる。なお、潤滑圧制御弁85から出力される作動油は、スイッチ弁80を介してオイルクーラ87に案内される。
続いて、図4に示すように、スイッチ弁80をロックアップ制御状態に保ちながら、デューティ電磁弁66からロックアップ制御弁60に対するパイロット圧Pcを最小値から引き上げると、パイロット圧Pcの大きさに応じてスプール弁軸62はロックアップ開放位置に向けて移動することになる。これにより、供給ポート61aの開口面積が絞られるため、図3に示す状態に比べてアプライ室38に供給される作動油量が制限される。また、排出ポート61gの開口面積が絞られるため、図3に示す状態に比べてリリース室39から排出される作動油量が制限される。したがって、図3に示す状態に比べて、アプライ圧Paが低下してリリース圧Prが上昇することになり、ロックアップクラッチ36は滑りながら動力を伝達するスリップ状態に切り換えられる。なお、潤滑圧制御弁85から出力される作動油は、スイッチ弁80を介してオイルクーラ87に案内される。
続いて、図5に示すように、スイッチ弁80をロックアップ制御状態に保ちながら、デューティ電磁弁66からロックアップ制御弁60に対するパイロット圧Pcを図4の状態から引き上げると、パイロット圧Pcの大きさに応じてスプール弁軸は更にロックアップ開放位置に向けて移動することになる。これにより、給排ポート61bが絞られながら排出ポート61hに連通するとともに、供給ポート61aが絞られながら給排ポート61cに連通するため、図4に示す状態から更にアプライ圧Paが低下してリリース圧Prが上昇する。このため、ロックアップクラッチ36の締結力は、図4に示す状態から更に低下することになる。なお、潤滑圧制御弁85から出力される作動油は、スイッチ弁80を介してオイルクーラ87に案内される。
続いて、図6に示すように、スイッチ弁80をロックアップ制御状態に保ちながら、デューティ電磁弁66からロックアップ制御弁60に対するパイロット圧Pcを最大値に引き上げると、ロックアップ制御弁60はロックアップ開放状態に切り換えられる。これにより、給排ポート61bが排出ポート61hに連通するとともに、供給ポート61aが給排ポート61cに連通するため、図5に示す状態から更にアプライ圧Paが低下してリリース圧Prが上昇する。このため、クラッチプレート37がフロントカバー32から引き離され、ロックアップクラッチ36は開放状態に切り換えられる。なお、潤滑圧制御弁85から出力される作動油は、スイッチ弁80を介してオイルクーラ87に案内される。
図7はロックアップクラッチ36を開放状態から締結状態に切り換える際の油圧変化を示す説明図である。なお、図7の説明図において、スイッチ弁80はロックアップ制御状態に保持されている。図7に示すように、デューティ制御弁のデューティ比を0%近傍に制御することにより、パイロット圧Pcが最大値で出力されるため、ロックアップ制御弁60はロックアップ開放状態となり、リリース圧Prが上昇してアプライ圧Paが低下することになる。これにより、クラッチプレート37に作用する差圧(Pa−Pr)が負側に最大となるため、クラッチプレート37がフロントカバー32から引き離され、ロックアップクラッチ36は開放状態に制御される。そして、デューティ制御弁のデューティ比を0%から徐々に引き上げることにより、ロックアップ制御弁60のスプール弁軸62がロックアップ締結位置に向けて徐々に移動するため、スプール弁軸62の作動位置に応じてリリース圧Prが低下してアプライ圧Paが上昇することになる。これにより、クラッチプレート37に作用する差圧(Pa−Pr)が負の値から正の値に徐々に変化するため、クラッチプレート37がフロントカバー32に対して徐々に接触した状態となり、ロックアップクラッチ36はスリップ状態に制御される。次いで、デューティ制御弁のデューティ比を100%近傍に制御することにより、パイロット圧Pcが最小値で出力されるため、ロックアップ制御弁60はロックアップ締結状態となり、アプライ圧Paが上昇してリリース圧Prが低下することになる。これにより、クラッチプレート37に作用する差圧(Pa−Pr)が正側に最大となるため、クラッチプレート37がフロントカバー32に押し付けられ、ロックアップクラッチ36は締結状態に制御される。
ここで、バネ部材65のバネ力をFとし、スプール弁軸62が備える弁体62aの受圧面積をA1とし、スプール弁軸62が備える弁体62bの受圧面積をA2とし、スプール弁軸62が備える弁体62cの受圧面積をA3とする。また、受圧面積A1〜A3はA3=A2−A1の関係を有している。ロックアップ制御弁60のスプール弁軸62に作用する推力の釣り合いは、以下の式(1)によって表される。また、アプライ圧Paとリリース圧Prとの差圧(Pa−Pr)は式(1)を変形した以下の式(2)によって表される。パイロット圧制御弁57によってパイロット圧Ppは一定の値に調整されることから、式(2)に示されるように、差圧(Pa−Pr)はデューティ電磁弁66からのパイロット圧Pcに応じて変化することになる。すなわち、パイロット圧Pcを制御することにより、差圧(Pa−Pr)を調整してロックアップクラッチ36の締結力を制御することが可能となっている。
F+Pc×A1+Pa×(A2−A1)=Pp×(A2−A3)+Pr×A3…(1)
Pa−Pr=(Pp×(A2−A3)−Pc×A1−F)/A3…(2)
これまで説明したように、デューティ電磁弁66に対するデューティ比を0%に向けて制御することにより、ロックアップクラッチ36を開放状態に切り換えることが可能である。しかしながら、図6に示すように、トルコン圧制御弁55から出力される作動油は、ロックアップクラッチ36のリリース室39からアプライ室38に案内された後に、アプライ油路83、スイッチ弁80、給排油路63、ロックアップ制御弁60を経て排出油路70に案内されるため、ロックアップクラッチ36を開放状態に保持する際には多くの作動油が消費されることになっていた。特に、ロックアップクラッチ36を開放する際の応答性を向上させるため、ロックアップ制御弁60を介してアプライ油路83に接続される排出油路70の排出抵抗を低く設定することは、アプライ室38から排出される作動油量を不要に増大させる要因となっていた。
そこで、本発明の油圧制御装置においては、スイッチ弁80を介してロックアップクラッチ36からの作動油の排出径路を切り換えることにより、ロックアップクラッチ36の開放状態を保持するために消費される作動油量の削減を図るようにしている。ここで、図8はロックアップクラッチ36を締結状態から開放状態に切り換え、ロックアップクラッチ36の開放状態を保持する迄の油圧変化を示す説明図である。また、図9はロックアップクラッチ36を開放状態に保持する際の作動油の供給状態を示す説明図である。なお、図9において網掛け部分は作動油の流れを示している。
図8に示すように、締結されたロックアップクラッチ36を開放する際には、オンオフ電磁弁90からパイロット圧を出力した状態のもとで、デューティ比が100%から0%に引き下げられる。これにより、図6に示すように、リリース室39にはトルコン圧制御弁55によって調圧された作動油(トルクコンバータ圧Pt)が供給され、この作動油はアプライ室38から、アプライ油路83、スイッチ弁80、給排油路63、ロックアップ制御弁60、排出油路70を経て排出されることになる。ここで、給排油路63、ロックアップ制御弁60の内部流路、排出油路70によって構成される第1排出径路95の流路抵抗は、可能な範囲で低く設定されることから、アプライ室38から素早く作動油を排出させることができ、ロックアップクラッチ36を開放する際の応答性を向上させることが可能となっている。
そして、デューティ比の引き下げによってロックアップクラッチ36が開放されると、図8および図9に示すように、オンオフ電磁弁90からパイロット圧の出力が遮断され、スイッチ弁80がロックアップ開放状態に切り換えられる。これにより、リリース室39には潤滑圧制御弁85から出力される作動油(潤滑圧Plub)が供給され、この作動油はアプライ室38から、アプライ油路83、スイッチ弁80、排出油路88、オイルクーラ87を経て排出されることになる。ここで、排出油路88およびオイルクーラ87によって構成される第2排出径路96は、複雑な内部流路を備えるオイルクーラ87を有することから、第1排出径路95に比べて高い流路抵抗を有している。すなわち、アプライ室38から排出される作動油量を絞ることができるため、ロックアップクラッチ36を開放状態に保持する際の作動油量を削減することが可能となる。なお、ロックアップクラッチ36の開放時には、アプライ室38からの作動油がオイルクーラ87を経て排出されるため、トルクコンバータ30の作動によって上昇した油温を効果的に冷却することが可能となる。
これまで説明したように、ロックアップクラッチ36を開放する際には、スイッチ弁80をロックアップ制御状態に保持した状態のもとで、ロックアップ制御弁60を制御することにより、アプライ油路83から第1排出径路95を介して作動油を排出することができるため、応答良くロックアップクラッチ36を開放することが可能となる。そして、ロックアップクラッチ36が開放された後には、スイッチ弁80をロックアップ開放状態に切り換えることにより、アプライ油路83から流路抵抗の高い第2排出径路96を介して作動油を排出することができるため、ロックアップクラッチ36を開放状態に保持するために消費される作動油量を削減することが可能となる。すなわち、図8に示すように、スイッチ弁80がロックアップ制御状態である場合には、クラッチ開放時の応答性を確保することが可能であるが、アプライ圧Paとリリース圧Prとの圧力差が大きく、ロックアップクラッチ36でのエネルギー損失Aが大きくなる。これに対し、開放されたロックアップクラッチ36を単に保持する場合には、スイッチ弁80をロックアップ開放状態に切り換えることにより、アプライ圧Paとリリース圧Prとの圧力差を小さくして、ロックアップクラッチ36でのエネルギー損失Bを小さくすることができるのである。このように、エネルギー損失を少なくすることにより、オイルポンプ51の負荷を軽減させることができ、延いてはエンジン11の燃費を改善することも可能となる。
また、スイッチ弁80をロックアップ制御状態に切り換えたときには、トルコン圧制御弁55から出力される作動油(トルクコンバータ圧Pt)が、供給油路58、ロックアップ制御弁60の内部流路、給排油路64によって構成される第1供給径路97を経てリリース室39に案内される。一方、スイッチ弁80をロックアップ開放状態に切り換えたときには、潤滑圧制御弁85から出力される作動油(潤滑圧Plub)が、第2供給径路である供給油路86を経てリリース室39に案内される。ここで、潤滑圧Plubはトルクコンバータ圧Ptに比べて低圧(低流量)であることから、この点からもロックアップクラッチ36の開放状態を保持するために消費される作動油量を削減することが可能となる。
さらに、図9に示すように、スイッチ弁80をロックアップ開放状態に切り換えることにより、ロックアップ制御弁60とアプライ油路83およびリリース油路84とが遮断されることになる。この状態のもとでは、ロックアップ制御弁60のスプール弁軸62を作動させても、ロックアップクラッチ36の開放状態に影響を与えることがないため、ロックアップ制御弁60のスプール弁軸62をロックアップ締結位置に向けて移動させておくことが可能となる。これにより、ロックアップクラッチ36を開放状態から締結状態に切り換える際の応答性を向上させることが可能となる。なお、スプール弁軸62の作動位置としては、アプライ圧Paとリリース圧Prとの差圧を0に制御する位置が望ましい。
なお、ロックアップ制御弁60とスイッチ弁80とを設けることにより、ロックアップ制御弁60を制御するデューティ電磁弁66や、スイッチ弁80を制御するオンオフ電磁弁90がフェイル状態に陥った場合であっても、最低限の走行性能を確保することが可能となっている。例えば、デューティ電磁弁66が故障した場合には、ロックアップ制御弁60によってロックアップクラッチ36を制御することが不可能となるが、スイッチ弁80をロックアップ開放状態に制御することにより、ロックアップクラッチ36を開放してトルクコンバータ30を作動させることが可能となる。また、オンオフ電磁弁90が故障してスイッチ弁80がロックアップ制御状態に固定された場合には、ロックアップ制御弁60によってロックアップクラッチ36を制御しながらの走行が可能となる。さらに、オンオフ電磁弁90が故障してスイッチ弁80がロックアップ開放状態に固定された場合であっても、ロックアップクラッチ36が開放された状態での走行が可能となる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、図示するトルクコンバータ30は、無段変速機10に組み込まれるトルクコンバータであるが、これに限られることはなく、他の形式の自動変速機に組み込まれるトルクコンバータに対して本発明を適用しても良い。また、図示するトルクコンバータ30は、単板式のロックアップクラッチ36を備えているが、これに限られることはなく、多板式のロックアップクラッチを備えるようにしても良い。
車両に搭載される無段変速機を示すスケルトン図である。 本発明の一実施の形態であるトルクコンバータの油圧制御装置を示す概略図である。 ロックアップクラッチに対する作動油の供給状態を示す説明図である。 ロックアップクラッチに対する作動油の供給状態を示す説明図である。 ロックアップクラッチに対する作動油の供給状態を示す説明図である。 ロックアップクラッチに対する作動油の供給状態を示す説明図である。 ロックアップクラッチを開放状態から締結状態に切り換える際の油圧変化を示す説明図である。 ロックアップクラッチを締結状態から開放状態に切り換え、ロックアップクラッチの開放状態を保持する迄の油圧変化を示す説明図である。 ロックアップクラッチを開放状態に保持する際の作動油の供給状態を示す説明図である。
符号の説明
25 クランク軸(入力要素)
30 トルクコンバータ
34 タービン軸(出力要素)
36 ロックアップクラッチ
38 アプライ室(締結油室)
39 リリース室(開放油室)
60 ロックアップ制御弁
80 スイッチ弁(油路切換弁)
83 アプライ油路
84 リリース油路
86 供給油路(第2供給径路)
95 第1排出径路
96 第2排出径路
97 第1供給径路

Claims (5)

  1. 入力要素と出力要素とを直結するロックアップクラッチを備えたトルクコンバータの油圧制御装置であって、
    前記ロックアップクラッチの締結油室に接続され、クラッチ締結時には前記締結油室に向けて作動油を案内する一方、クラッチ開放時には前記締結油室から排出される作動油を案内するアプライ油路と、
    前記ロックアップクラッチの開放油室に接続され、クラッチ開放時には前記開放油室に向けて作動油を案内する一方、クラッチ締結時には前記開放油室から排出される作動油を案内するリリース油路と、
    前記アプライ油路と前記リリース油路とに接続され、クラッチ締結時には前記アプライ油路に作動油を供給して前記リリース油路から作動油を排出する一方、クラッチ開放時には前記アプライ油路から作動油を排出して前記リリース油路に作動油を供給するロックアップ制御弁と、
    前記ロックアップ制御弁と前記アプライ油路との間に設けられ、前記ロックアップ制御弁を通過する第1排出径路に前記アプライ油路を接続する第1作動状態と、前記第1排出径路よりも流路抵抗の大きな第2排出径路に前記アプライ油路を接続する第2作動状態とに切り換えられる油路切換弁とを有することを特徴とするトルクコンバータの油圧制御装置。
  2. 請求項1記載のトルクコンバータの油圧制御装置において、
    クラッチ開放時には、前記油路切換弁を第1作動状態に保持した状態のもとで前記ロックアップクラッチを開放した後に、前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えて前記ロックアップクラッチの開放状態を保持することを特徴とするトルクコンバータの油圧制御装置。
  3. 請求項1または2記載のトルクコンバータの油圧制御装置において、
    前記油路切換弁は、前記ロックアップ制御弁と前記リリース油路との間に設けられ、
    前記油路切換弁を第1作動状態に切り換えることにより、前記リリース油路は前記ロックアップ制御弁を通過する第1供給径路に接続される一方、
    前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えることにより、前記リリース油路は前記第1供給油路よりも低圧の作動油が流れる第2供給径路に接続されることを特徴とするトルクコンバータの油圧制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のトルクコンバータの油圧制御装置において、
    前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えることにより、前記第2供給径路を流れる作動油は前記開放油室から前記締結油室を経て前記第2排出径路に案内されることを特徴とするトルクコンバータの油圧制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のトルクコンバータの油圧制御装置において、
    前記油路切換弁を第2作動状態に切り換えることにより、前記ロックアップ制御弁と前記アプライ油路および前記リリース油路とは遮断されることを特徴とするトルクコンバータの油圧制御装置。
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