JP5038485B2 - 格納式シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のシートを、使用状態からフロアに向かってへ倒し込むことにより格納状態にすることができる格納式シートに関する。
格納式シートにおいて、シートを使用状態から後方へ倒し込んで、フロアの凹部に格納するタイプのものでは、特許文献1〜3のものが知られている。このような格納式シートは、例えば、3列シートを有する車両の最後部のシートとして利用されていることが多い。このような、格納式シートにおいて、車両のフロアの前記凹部への積み荷の搭載性を良くするために、そのシートの使用状態の位置は、前記凹部の前方に設定されている。
一方、使用状態のシートに着座する人の足元に空間的な余裕を形成することを、前記積み荷の搭載性よりも優先させたい場合がある。この場合、使用状態のシートの位置は、前記凹部に近接して車両の後方に設定することが望まれる。
ところが、従来の技術では、格納式シートの使用状態における位置を、ユーザの使用意図に応じて調整できるようにした格納式シートは、提案されていない。
特開2006−96140号公報 特開2008−62740号公報 特開2008−80935号公報
本発明の目的は、格納式シートにおいて、ユーザの使用意図に合わせて使用状態のシートの位置を調整できる格納式シートを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明の第一の態様によれば、シートクッション及びそのシートクッションに折り畳み可能に連結されたシートバックを備えるシートと、前記シートクッションの前端に回動自在に取り付けられるとともに、車両フロアに対して回動自在に、かつ、着脱自在に支持されるフロントレッグと、前記シートクッションの後端に設けられるとともに、前記車両フロアに回動自在に支持されるリアレッグと、前記リアレッグの前記車両フロアに対する回動をロックするロック機構とを備え、前記ロック機構のロック解除により、前記車両フロアの格納スペースに格納される格納状態と、前記格納スペースから取り出され使用状態を選択することが可能な格納式シートが提供される。
その格納式シートは、前記リアレッグとシートクッションとの間を連結するとともにシートクッションに揺動自在に支持され、前記格納スペースに対する前記シートクッションの前後方向の位置調整を可能にする中間リンクと、前記シートクッションの前後方向の位置を確定するように、該中間リンクの揺動位置を選択的にロックする角度ロック手段と、前記角度ロック手段のロックを解除する角度ロック解除手段を備え、前記角度ロック手段のロック解除により前記シートクッションの前後の位置を調整可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、角度ロック手段のロック解除によりシートクッションの前後の位置を調整可能であるため、ユーザの使用意図に合わせて使用状態のシートの位置を前側又は後側に調整することができる。
格納式シートには、さらに、前記シートを使用状態から格納状態にするときに前記リアレッグの作動に連動して、前記フロントレッグに回動力を付与する回動力付与リンクを備え、前記回動力付与リンクによる回動力の付与により、前記フロントレッグがシートクッションに対して折り畳まれることが好ましい。
この構成にすれば、前記シートを使用状態から格納状態にするときに、フロントレッグをシートクッションに対して自動的に折り畳みすることができる。
又、格納式シートには、基端が前記車両フロアに対して前後方向に回動自在に連結されるとともに、先端が前記シートクッションに対して連結手段を介して連結された連係リンクを備え、前記連結手段は、前記シートクッションの前後の位置調整の際に、前記連係リンクと前記シートクッションとの連結位置を変更可能であり、前記シートの使用状態と格納状態との間の際に、前記角度ロック手段のロックにより一体化されたリアレッグ及び中間リンクからなるリンク体と、前記連係リンクとにより4節リンクが構成されていることが好ましい。
この構成にすれば、シートを使用状態と格納状態との間の切り換えの際に、シートが前記4節リンクで支えられた状態で行われるため、シートクッションが連係リンクのみで支えられたリンク機構と比較してシートの作動軌跡を安定にしたものとすることができる。又、シートを格納する際の人の操作力を無駄なく作用させることができ、スムースに格納スペースにシートを格納することができる。又、シートの前後の位置調整の際には、連係リンクとシートクッションとの連結位置が連結手段によって変更可能であるため、シートの前後の位置調整に支障をきたすことがない。
又、前記連結手段には、前記シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際に、前記連係リンクと前記シートクッションとの連結をロックする連結ロック手段が設けられていることが好ましい。
この構成にすれば、前記連結ロック手段を備えることにより、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際に、連係リンクとシートクッションとの連結位置が動かない。このため、リアレッグ及び中間リンクからなる1つのリンク体と連係リンクとからなる4節リンクは、安定した構成となり、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えを安定して行うことができ、シートの作動軌跡を安定にしたものとすることができる。
又、格納式シートには、前記シートに設けられ、前記シートバックの前記シートクッションに対する傾斜を変更可能なリクライニング機構と、前記シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、前記リアレッグの回動により前記リクライニング機構のロックを解除する連動機構とを備え、前記シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、前記連動機構によって前記リクライニング機構のロックが解除されることにより、前記シートバックが前方へ倒されて前記シートクッションに重ね合わされることが好ましい。
この構成にすれば、シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、リクライニング機構のロックが解除される。このことにより、シートバックを前方へ倒してシートクッションに重ね合せることができる。この結果、ユーザがリクライニング機構の解除操作を直接行う必要が無く、シートを使用状態から格納状態へする際に、リクライニング機構の解除が自動的に行われてシートを格納状態にすることができる。
使用状態においてシートが前方位置に配置されたときの車両用の格納式シートの各機構を示した側面図。 前方位置に配置された格納式シートの概略側面図。 中間リンクが第1の位置に配置されたときの第2ロック機構の説明図。 中間リンクが第1の位置から第2の位置に移動する際の第2ロック機構の説明図。 中間リンクが第2の位置に配置された際の第2ロック機構の説明図。 シートを格納している際の中間リンクの説明図。 連係リンクとリンク取着部材との連結構造の説明図。 連係リンクとリンク取着部材との連結構造の説明図。 (a)、(b)は第1ロック機構の説明図。 中継レバー156の説明図。 ロック解除操作レバー150の説明図。 ロック解除操作レバー160の説明図。 中継レバー176の説明図。 第8ケーブルとリアレッグとの連結構造の説明図。 使用状態においてシートが後方位置に配置されたときの車両用の格納式シートの各機構を示した概略側面図。 シートを使用状態から格納状態に操作するときの格納式シートの側面図。 シートを格納状態にしたときの格納式シートの側面図。
以下、本発明の格納式シートを具体化した一実施形態について図1〜17を参照して説明する。
シートは、シートクッション10、及びシートバック20を備えている。シートクッション10は、該シートクッション10の骨組を構成するクッションフレーム102を備えている。クッションフレーム102は、左右一対のフロントレッグ30と、一対の中間リンク40を介してシートクッション10に連結された左右一対のリアレッグ50とによって車両フロア100に支持されている。各リアレッグ50の下端部は、シート後方に位置する車両フロア100のシート収納凹部100Aにおいて、ヒンジピン50aにより車両フロア100に結合されている。
なお、図1、図2、図16及び図17においては、左右両側のうち、片側のフロントレッグ30、中間リンク40及びリアレッグ50のみが示されている。又、両フロントレッグ30、両中間リンク40及び両リアレッグ50に付随または関連する部材は、左右対称であるため、以下、片側の構成のみを説明する。
シートバック20は、リクライニング機構60により、リクライニング機構60の中心軸62を支点として前後方向への倒し角度、すなわち、車両フロア100に対する傾斜角度を調整可能である。又、シートバック20は、リクライニング機構60のロックが解除されることにより、前方へ倒し込まれてシートクッション10上に重ね合せた状態に保持することが可能である。
図1に示されるリクライニング機構60は、具体的にはシートクッション10内のクッションフレーム102とシートバック20内の図示しないバックフレームとを結合している。又、図1、図3、及び図4に示すようにフロントレッグ30、及び中間リンク40の上端部は、前記クッションフレーム102に設けられた軸支持片104,106に対して、それぞれ支持軸302,402により前後方向へ回動自在及び揺動自在に連結されている。又、中間リンク40の下端部には、リアレッグ50が連結軸502により、前後方向へ回動自在に連結されている。
フロントレッグ30の下端部及びリアレッグ50の中間部に対応するように、車両フロア100には、アンカー110,120がそれぞれ固定されている。各アンカー110,120に対し、フロントレッグ30の下端部及びリアレッグ50の中間部が第1ロック機構70及び第2ロック機構80によりロックされる。前記各アンカー110,120の上部は、逆U字状に形成されている。第2ロック機構80は、リアレッグ50の前後方向の回動をロックするロック機構に相当する。
ここで、先ず、第1ロック機構70について、図9(a)及び図9(b)を参照して説明する。
図9(a)に示すように第1ロック機構70は、第1係合部材72、第1ストッパ部材73、第1ロック解除レバー74及び第1カムフォロア75を備えている。又、フロントレッグ30の下端部には、アンカー110の上部を係合可能な係合溝32が設けられている。第1係合部材72は、前記フロントレッグ30の係合溝32の近傍に位置するようにフロントレッグ30に対して軸33の周りで回動自在に支持されている。第1係合部材72には、アンカー110の上部に対し係合可能な係合溝72aが形成されている。係合溝72aは図9(a),(b)の左方に向かって開放されている。
第1係合部材72は、図9(a)に示すように係合溝72a及び係合溝32の奥部にアンカー110を保持する係合位置と、図9(b)に示すようにアンカー110を係合溝72a及び係合溝32から解放する解放位置との間で回動される。又、第1係合部材72は、図示しない付勢バネにより、図9(a)において、反時計回り方向、すなわち、解放位置に向かって回動するように付勢されている。
第1ストッパ部材73は、フロントレッグ30に対して回転自在に支持された回転軸34に固定され、回動軸34と共に一体に回動する。一方、第1係合部材72の一側面からは、第1係合突部72bが突出している。第1ストッパ部材73は、図9(a)に示すように、係合位置に配置された第1係合部材72の第1係合突部72bに対して当接し、第1係合部材72の解放位置への回動を阻止する停止位置と、図9(b)に示すように前記第1係合突部72bに対する当接が解除されて、第1係合部材72の解放位置への回動を許容する許容位置との間で回動可能である。
第1ストッパ部材73は、図示しない付勢バネにより、図9(a)において時計回り方向、すなわち、停止位置に向かって回動するように付勢されている。
第1カムフォロア75は、回動軸34に対して一体に固定され、先端部が第1係合部材72の周面に形成されたカム面72cに摺接可能である。そして、第1カムフォロア75は、第1係合部材72のカム面72cの形状に従って回動可能である。
第1ロック解除レバー74は、回動軸34に一体に固定され、第1ケーブルK1に連結されている。図9(a)に示すように、第1ロック解除レバー74は、第1ストッパ部材73が第1係合部材72の第1係合突部72bに当接されている状態で、第1ケーブルK1が作動されると、図9(a)において反時計回り方向に回動される。この結果、第1ロック解除レバー74とともに第1ストッパ部材73が反時計回り方向に回動されることにより、第1係合部材72に対する第1ストッパ部材73のロックが解除される。第1係合部材72に対する第1ストッパ部材73のロックの解除が、第1ロック機構70のロック解除に相当する。
次に第2ロック機構80を図3〜6を参照して説明する。
図3に示すように第2ロック機構80は、第2係合部材82、第2ストッパ部材83、第2ロック解除レバー84、第2カムフォロア85、及び係止部材86を備えている。又、リアレッグ50の中間部には、アンカー120の上部を係合可能な係合溝52が設けられている。第2係合部材82は、リアレッグ50の係合溝52の近傍に位置するようにリアレッグ50に対して軸53の周りで回動自在に支持されている。第2係合部材82には、アンカー120の上部に対し係合可能な係合溝82aが形成されている。係合溝82aは図3において上方へ開放されている。
第2係合部材82は、図3に示すように係合溝82a及び係合溝52の奥部にアンカー120を保持する係合位置と、図6に示すようにアンカー120を係合溝82a及び係合溝52から解放する解放位置との間で回動される。
又、第2係合部材82は、図示しない付勢バネにより、図3において、反時計回り方向、すなわち、解放位置へ向かって回動するように付勢されている。
第2ストッパ部材83は、リアレッグ50に一体に回動自在に支持された回動軸54に一体に固定され、回動軸54とともに回動する。一方、第2係合部材82の一側面からは、第2係合突部82bが突出している。第2ストッパ部材83は、図3に示すように、係合位置に配置された第2係合部材82の第2係合突部82bに対して当接し、第2係合部材82の解放位置への回動を阻止する停止位置と、図6に示すように前記第2係合突部82bに対する当接が解除されて、第2係合部材82の解放位置への回動が許容された許容位置との間を回動可能である。
第2ストッパ部材83は、図示しない付勢バネにより、図3において時計回り方向、すなわち、停止位置に向かって回動するように付勢されている。
第2カムフォロア85は、回動軸54に対して一体に固定され、先端部が第2係合部材82の周面に形成されたカム面82cに摺接可能である。そして、第2カムフォロア85は、第2係合部材82のカム面82cの形状に従って回動する。
第2ロック解除レバー84は、回動軸54に一体に固定され、第2ケーブルK2に連結されている。第2ロック解除レバー84は、図5に示すように、中間リンク40が第2の位置に位置し、かつ第2ストッパ部材83が第2係合部材82の第2係合突部82bに当接されている状態で、図示しない付勢バネの付勢力に抗して第2ケーブルK2が作動されることにより、図6に示すように反時計回り方向に回動される。なお、中間リンク40の第2の位置については後述する。
この結果、第2ロック解除レバー84とともに第2ストッパ部材83が反時計回り方向に回動されることにより、第2係合部材82に対する第2ストッパ部材83のロックが解除される。第2係合部材82に対する第2ストッパ部材83のロックの解除が、第2ロック機構80のロック解除に相当する。
係止部材86は、回動軸54に対して固定され、第2ロック解除レバー84とともに一体に回動するようになっている。係止部材86は、第2係合部材82が係合位置に配置された際には、図3に示すようにその先端部が上方を向く係止位置に配置される。
次に、中間リンク40に設けられた角度ロック機構90を図3〜6を参照して説明する。角度ロック機構90は、中間リンク40の長手方向の略中央部に対して軸92にて回動自在に支持された揺動レバー91を備えている。揺動レバー91の先端部と、中間リンク40の連結軸502近傍の端部との間にはスプリング93が掛け渡されている。従って、揺動レバー91は図3〜6において、反時計回り方向に回動するようにスプリング93により付勢されている。
中間リンク40の長手方向の中央部には、揺動レバー91の基端部及び先端部の間に位置するように、円弧状の長孔42が透設されている。揺動レバー91には、その基端部及び先端部の間に位置するようにピン94が固定されている。ピン94は中間リンク40の長孔42内に挿入されて、長孔42が許容する範囲で移動可能である。すなわち、揺動レバー91は、長孔42の長手方向に延びる範囲で揺動可能である。
又、リアレッグ50の上端には、前後方向に一対の係合凹部56,57が並んで形成されている。リアレッグ50の上端において、係合凹部56,57間には係合凹部56,57の底部よりも上方に位置する通路面58が形成されている。通路面58の係合凹部56,57の底部からの高さは、ピン94が係合凹部56,57のいずれか一方に係合されている状態で揺動レバー91が反係合方向、すなわち、図3において時計回り方向に揺動された際、上方へ移動したピン94が通路面55上を摺接し、又は通路面55から上方に離間した状態で他方の係合凹部56,57へ移動させることが可能な高さに設定されている。
又、係合凹部56を形成する前壁は、上方に延出されて、ピン94が係合凹部56からさらに前方へ移動することを阻止する高さに形成されている。係合凹部56を形成する後壁は、上方に延出されて、ピン94が係合凹部56からさらに後方へ移動することを阻止する高さに形成されている。
そして、前記ピン94は、長孔42の下端に位置する際に、前記係合凹部56,57のいずれか一方に対して選択的に係合可能である。ピン94が係合凹部56に係合されているときは、中間リンク40は、長孔42の下端に係合したピン94により規制されて図3に示す第1の位置に配置される。又、ピン94が係合凹部57に係合されているときは、中間リンク40は、長孔42の下端に係合したピン94により規制され、第1の位置よりも後方へ回動されて図5に示す第2の位置に配置される。この中間リンク40の第1の位置及び第2の位置の間の回動量に基づいて、シートの前後の位置調整が行われる。又、中間リンク40の第1の位置及び第2の位置は、中間リンク40の前方及び後方の揺動位置に相当する。
又、ピン94が係合凹部56,57のいずれか一方に対して選択的に係合されている状態では、揺動レバー91がスプリング93により付勢されて、係合凹部56,57との係合状態が保持される。係合凹部56にピン94が係合されているときのシートの位置を前位置とい、係合凹部57にピン94係合されているときのシートの位置を後位置という。揺動レバー91、ピン94、リアレッグ50の係合凹部56、係合凹部57とにより、角度ロック機構90が構成されている。角度ロック機構90は角度ロック手段に相当する。
中間リンク40の上端側面には、第3ケーブルK3のアウタチューブK3aの端部が固定されている。そして、揺動レバー91の先端は、アウタチューブK3aの端部から突出された第3ケーブルK3に連結されている。中間リンク40上において、支持軸402の周囲には、揺動レバー91の先端とアウターチューブK3aとの間に位置するように半円状のガイド部97が形成されている。そのガイド部97の外周に、前記第3ケーブルK3がガイドされており、軸92を基準とした揺動レバー91に対する操作方向が一定に維持されている。
そして、スプリング93の付勢力に抗して第3ケーブルK3が作動されることにより、揺動レバー91は、図3〜6において時計回り方向に揺動され、すなわち、角度ロック機構90のロックが解除される。
中間リンク40の下端部には、下方へ突出するインターロック部43が設けられている。インターロック部43は、中間リンク40が第1の位置に配置された際、図3に示すように係止位置に配置された係止部材86と係合可能な位置に配置されて、係止部材86の反時計回り方向の回動を阻止し、第2ロック機構80のアンカー120の解放を阻止する。又、インターロック部43は、中間リンク40が後位置に配置された際、図5に示すように係止部材86と係合不能な位置に退避されて、係止部材86の反時計回り方向の回動を許容し、第2ロック機構80のアンカー120の解放を可能にする。
上述のようにして係合凹部56,57のいずれか一方に対するピン94の係合状態の保持により、リアレッグ50に対する中間リンク40の前後方向の連結角度が確定される。この連結角度が確定されることにより、リアレッグ50と中間リンク40とは1つのリンク体を構成する。すなわち、係合凹部56にピン94が係合されている状態では、図3に示すように中間リンク40がリアレッグ50に対して前側に倒れる。一方、係合凹部57にピン94が係合されている状態では、図5に示すように中間リンク40がリアレッグ50に対して後側に倒れる。このようにして、中間リンク40のリアレッグ50に対する角度調整が行われ、シートにおける前位置と後位置の2位置の選択が可能となる。
図1、図2に示すように中間リンク40の前端部及びフロントレッグ30は、回動付与リンクとしての連結リンク98によって連結されている。図1、図3に示すように連結リンク98の後端部は、中間リンク40における支持軸402よりも前方の箇所に対してヒンジピン98bで結合されている。又、図1に示すように連結リンク98の前端部には長孔98aが形成されている。フロントレッグ30における支持軸302の下方の箇所には、ピン30aが固定されている。そのピン30aが長孔98aに対して連結リンク98の長手方向へ摺動自在に係入されることにより、連結リンク98がフロントレッグ30に結合されている。長孔98aは、中間リンク40を第1の位置及び第2の位置にそれぞれ配置できるように、連結リンク98の移動を許容する長さに設定されている。
シートを使用状態から格納状態に移行する際に中間リンク40の作動に連動して、長孔98aの前端部がピン30aに当接することにより、図16に示すように連結リンク98は、フロントレッグ30に対して支持軸302を支点とする反時計回りの回動、すなわち、折り畳み方向の回動を付与する。
次に、連係リンク130について図1、図2、図7、図8を参照して説明する。
クッションフレーム102を車両フロア100に連結する連係リンク130は、下端部がシート収納凹部100Aにおいてヒンジピン132により車両フロア100に結合されている。なお、連係リンク130は、単一の部品であり、本実施形態では、左右の一対のリアレッグ50の間に位置するように設けられているが、連係リンク130はそれに限定されるものではない。又、クッションフレーム102には、リンク取着部材133が固定されている。図7に示すように、リンク取着部材133は、前後方向に延びる円弧状の長孔133aを有し、長孔133aに連係リンク130の上端がピン130aを介して連結されている。ピン130aは、長孔133aに対して前後方向に摺動自在に配置されている。リンク取着部材133の長孔133aとピン130aとにより、連係リンク130をシートクッション10に連結する連結手段が構成されている。
連係リンク130のピン130aは、中間リンク40が第1の位置に配置されたときには、図7に示すように長孔133aの後端に位置し、中間リンク40が後位置に配置されたときには、図7に示すように長孔133aの前端に位置する。
リンク取着部材133の前端には、ロックレバー134が軸135により回動自在に支持されている。ロックレバー134は、前端に設けられた係止片134aが、リンク取着部材133の前端に設けられたストッパ133bに係合することにより、反時計周り方向の回動を規制されている。ロックレバー134の上部側面には係合凹部134bが形成され、長孔133aの前端に位置するピン130aを係入可能である。ロックレバー134は、軸135に巻回された図示しないスプリングによりストッパ133bに係合される方向、すなわち、長孔133aの前端に位置するピン130aを係止する方向に付勢されている。このようにしてロックレバー134は、長孔133aの前端に位置するピン130aを係止状態に保持することが可能であり、ピン130aが係止状態に保持されることにより、連係リンク130のシートクッション10に対する連結位置がロックされる。
又、ロックレバー134がストッパ133bに係止された状態では、図7に示すように長孔133aを横切るロックレバー134の先端面134cは、その長孔133aに対して斜状に配置されるように形成されている。そして、長孔133aの後端に位置するピン130aが前端に向かって移動される際、ピン130aが先端面134cに当接すると、軸135に巻回された図示しないスプリングの付勢力に抗してロックレバー134がピン130aにより下方へ押圧されて、ロックレバー134が時計回り方向に回動される。そして、ロックレバー134が時計回り方向に回動された後にピン130aが長孔133aの前端に到達したとき、ロックレバー134がスプリングの付勢力により、図7に示す位置に復帰して、ピン130aを係合凹部134bに係入させることが可能となっている。
ロックレバー134は、第4ケーブルK4に連結されている。ロックレバー134は、図7に示す状態で、軸135に巻回された図示しないスプリングの付勢力に抗して第4ケーブルK4が作動されることにより、図7において時計回り方向に回動される。このロックレバー134の回動に伴い、長孔133aの前端にてロックされていたピン130aとロックレバー134との係合が解除されて、ピン130aが長孔133aの前端から後端へ移動することが許容される。
前記ロックレバー134により、連係リンク130とシートクッションとの連結位置をロックする連結ロック手段が構成されている。
図11に示すように、シートクッション10の前端面には、ロック解除操作レバー150が軸152を支点として回動自在に取り付けられている。軸152には、ロック解除操作レバー150が回動操作された際に、操作される前の位置にロック解除操作レバー150を復帰させる図示しない復帰バネが設けられている。ロック解除操作レバー150は、シートクッション10の前方から手動によって回動操作することができる。ロック解除操作レバー150の後側面には、第5ケーブルK5が連結されていて、ロック解除操作レバー150の回動操作により、第5ケーブルK5が作動される。
一方、図10に示すようにクッションフレーム102には、ブラケット153が固定されている。ブラケット153には、中継レバー156が軸154を支点として回動自在に取り付けられるとともに、第5ケーブルK5のアウタチューブK5aが固定されている。中継レバー156の軸154には、図示しないスプリングが巻回されていて、中継レバー156を図10において、時計回り方向に回動するように付勢している。
中継レバー156には、図10に示すように複数のケーブル取付け端157〜159が設けられている。第5ケーブルK5は、中継レバー156のケーブル取り付け端157に連結されている。そして、第5ケーブルK5の作動により、中継レバー156は軸154を中心に反時計周りに回動操作される。
又、図12に示すように、シートクッション10の後端面には、ロック解除操作レバー160が軸162を支点として回動自在に取り付けられている。軸162には、ロック解除操作レバー160が回動操作された際に、操作される前の位置にロック解除操作レバー160を復帰させる図示しない復帰バネが設けられている。ロック解除操作レバー160は、シートクッション10の後方から手動によって回動操作することができる。ロック解除操作レバー160の前側面には、第6ケーブルK6が連結されていて、ロック解除操作レバー160の回動操作により、第6ケーブルK6が作動される。
図10に示すブラケット153において、アウタチューブK5aの取り付け部位には、アウタチューブK5aと重なるように第6ケーブルK6のアウターチューブK6aの端部が固定されている。なお、図10では、アウタチューブK5aの下方にアウターチューブK6aが位置しているため、説明の便宜上、図10では、K6aの符号のみ図示する。第6ケーブルK6は、中継レバー156の取り付け端157に連結されている。なお、図10では、第5ケーブルK5の下方に第6ケーブルK6が位置しているため、説明の便宜上、図10では、K6の符号のみ図示する。そして、第6ケーブルK6の作動により、中継レバー156は軸154を中心に反時計回りに回動される。
又、ブラケット153において、中継レバー156のケーブル取付け端158、159に相対する部位には、第3ケーブルK3のアウターチューブK3a、及び第4ケーブルK4のアウターチューブK4aの各端部がそれぞれ固定されている。そして、第5ケーブルK5及び第6ケーブルK6のいずれかかが作動して、中継レバー156が反時計回りに回動すると、第3ケーブルK3及び第4ケーブルK4がそれぞれ作動され、角度ロック機構90のロックを解除させるとともに、ロックレバー134を時計回り方向へ回動させる。
前記ロック解除操作レバー150,160、第5ケーブルK5、第6ケーブルK6、中継レバー156、第3ケーブルK3、揺動レバー91により、角度ロック解除手段が構成されている。
図1に示すように、シートバック20の背面側に配置されている格納レバー170は、シートバック20内部に設けられた図示しないバックフレームに対して軸172を支点として回動可能に取り付けられている。この格納レバー170は、シートバック20の後方から手動によって回動操作することができる。
又、格納レバー170を支持している軸172上には、アーム部材174が設けられている。このアーム部材174は、格納レバー170の回動操作によってこの格納レバー170と共に軸172を支点として回動する。
一方、図13に示すように、クッションフレーム102には、ブラケット173が固定されている。ブラケット173には、中継レバー176が軸177を支点として回動自在に取り付けられるとともに、第7ケーブルK7のアウタチューブK7aが固定されている。中継レバー176の軸177には、図示しないスプリングが巻回されていて、中継レバー176を図13において、時計回り方向に回動するように付勢している。
中継レバー176には、図13に示すように複数のケーブル取付け端178〜180が設けられている。第7ケーブルK7は、中継レバー176のケーブル取り付け端178に連結されている。そして、格納レバー170の回動操作によって、第7ケーブルK7が作動すると、中継レバー176は軸177を中心に反時計回りに回動される。
又、ブラケット173において、中継レバー176のケーブル取付け端179、180に相対する部位には、第1ケーブルK1のアウターチューブK1a、及び第2ケーブルK2のアウターチューブK2aの各端部がそれぞれ固定されている。そして、第7ケーブルK7が作動して、中継レバー176が反時計回りに回動すると、第1ケーブルK1及び第2ケーブルK2がそれぞれ作動され、アンカー110,120をロックしている第1ロック機構70及び第2ロック機構80のロックが解除される。
次にクッションフレーム102に対するリアレッグ50の回動によってリクライニング機構60のロックを解除するための連動機構について説明する。
図1に示すように、リクライニング機構60における中心軸62の軸上には、アーム部材63が設けられている。このアーム部材63を中心軸62と共に回動させることにより、リクライニング機構60のロックが解除される。
又、図14に示すように、シート収納凹部100A内のリアレッグ50の下端部において、ヒンジピン50aの上方には、第8ケーブルK8のアウタチューブK8aの下端部が固定されている。第8ケーブルK8の下端部は、ヒンジピン50aの近傍に固定されている。又、図14に示すようにシート収納凹部100A内において、ヒンジピン50aとアウタチューブK8aの下端部との間に位置するように、車両フロア100には、断面円形をなす固定部材181が固定されている。その固定部材181の前側の周面には、アウタチューブK8aの下端部から突出された第8ケーブルK8が接触するように配置されている。
そして、図14に示すように、使用状態のシートを格納状態に切り換える際に、実線で示すリアレッグ50が、ヒンジピン50aを支点として回動すると、固定部材181により第8ケーブルK8がアウタチューブK8aの下端部から引き出される。第8ケーブルK8の上端は、リクライニング機構60のアーム部材63に連結されていて、上記の第8ケーブルK8の作動により、アーム部材63を介してリクライニング機構60のロックが解除される。リクライニング機構60のアーム部材63とリアレッグ50とを連結する第8ケーブルK8が連動機構に相当する。
次に、使用状態のシートの前後位置の調整を行う場合について説明する。まず、中間リンク40が図1に示す第1の位置、すなわち、シートを前位置P1に配置された使用状態から図15に示す後位置P2に切り換える場合について説明する。
図1に示すロック解除操作レバー150,160のいずれかをユーザが手動で回動操作すると、第5ケーブルK5又は第6ケーブルK6が作動され、図10に示す中継レバー156を介して第3ケーブルK3及び第4ケーブルK4が作動する。
第3ケーブルK3の作動により、角度ロック機構90のロックが解除され、すなわち、図3に示す揺動レバー91が時計回り方向に回動されて、ピン94が係合凹部56から離脱する。又、図7に示す第4ケーブルK4の作動により、ロックレバー134が時計回り方向に移動し、長孔133aの前端へのピン130aの移動を許容する。この状態で、ユーザが手動操作によりシートクッション10を後位置に移動させると、中間リンク40は、ピン94により連結軸502の周りでリアレッグ50に対して後側に回動され、その動きにより、図4に示すようにピン94が通路面58の上方を通過して係合凹部57の上方まで移動する。
一方、図7に示す連係リンク130のピン130aは、リンク取着部材133の長孔133aにおいて図7の後端の位置から前端へ移動する。この後、ユーザが操作した方のロック解除操作レバー150,160の回動操作を解除すると、中継レバー156の軸154に設けられた図示しないスプリング、ロック解除操作レバー150,160にそれぞれ設けられた復帰バネにより、それぞれの部材(ロック解除操作レバー150,160、第5ケーブルK5,第6ケーブルK6、中継レバー156、第3ケーブルK3、第4ケーブルK4)は元の操作前の位置に戻る。このため、図5に示す角度ロック機構90の揺動レバー91はスプリング93により、反時計回り方向に回動して、ピン94を係合凹部57に移動させてロックする。
又、第4ケーブルK4の操作前の元の位置の復帰により、図8に示すようにロックレバー134は、軸135に巻回された図示しないスプリングの付勢力により、長孔133aの前端に位置するピン130aを係合凹部134b内に係入してロックする。なお、図1に示す連結リンク98は、この位置調整の際に長孔98aに係合されているピン30aが図1に示す位置から長孔98aの前端へ移動するだけで、位置調整に支障を来すことがない。
図15に示すように、このようにしてシートの前位置P1から後位置P2への位置調整が完了する。
なお、ユーザがシートを後方へ移動させ、図4に示すようにピン94が通路面58から上方に離間して配置された状態で、ロック解除操作レバー150,160の回動操作を解除した場合には、以下のように動作する。
すなわち、ロック解除操作レバー150,160の回動操作が解除されると、中継レバー156の軸154に設けられた図示しないスプリング、及びロック解除操作レバー150,160にそれぞれ設けられた復帰バネにより、それぞれの部材は元の操作前の位置に戻る。
このとき、揺動レバー91は、スプリング93の付勢力により、反時計回り方向に回動して、ピン94を通路面58上に配置する。この後も、ユーザが手動操作によりシートクッション10を後位置に移動させると、中間リンク40は、連結軸502の周りでリアレッグ50に対して後側に回動される。そして、ピン94が通路面58上を移動して係合凹部57に達すると、図5に示すようにスプリング93の付勢力により揺動レバー91が反時計回りに回動されて、ピン94が係合凹部57内に係入する。
又、上記のようにピン94が通路面58から上方に離間して配置された状態で、ロック解除操作レバー150,160の回動操作をユーザが解除した場合、図7に示すロックレバー134は、長孔133aの前端にピン130aが移動する前に、図7に示すように、係止片134aがストッパ133bに当接した位置に復帰する。この状態で、ユーザがシートを後方に移動させると、ピン130aは、ロックレバー134の先端面134cに当接し、軸135に巻回された図示しないスプリングの付勢力に抗してロックレバー134を時計回り方向に回動させながら、係合凹部134b内に係入する。その後、ロックレバー134がスプリングの付勢力によって、図7に示す位置に再び復帰する。この結果、連係リンク130とシートクッション10の連結位置がロックされることになる。
次に、中間リンク40が第2の位置、すなわち、シートが後位置P2に配置された使用状態から前位置P1に切り換える場合について説明する。ロック解除操作レバー150,160のいずれかをユーザが手動で回動操作すると、第5ケーブルK5又は第6ケーブルK6が作動され、中継レバー156を介して第3ケーブルK3及び第4ケーブルK4が作動する。
第3ケーブルK3の作動により、角度ロック機構90のロックが解除され、すなわち、図5に示す揺動レバー91が時計回り方向に回動されて、ピン94が係合凹部57から離脱する。又、図8に示す第4ケーブルK4の作動により、ロックレバー134が時計回り方向に移動し、図7に2点鎖線で示す位置に配置されて、長孔133aの前端のピン130aの移動を許容する。この状態で、ユーザが手動操作によりシートクッション10を前位置P1に移動させると、中間リンク40は、連結軸502の周りでリアレッグ50に対して前側に回動され、その動きにより、図4に示すようにピン94が通路面58の上方を通過して係合凹部56の上方まで移動する。
一方、図8に示す連係リンク130のピン130aは、ロックレバー134と干渉することなく、リンク取着部材133の長孔133aの前端から後端へ移動する。
この後、ユーザがロック解除操作レバー150,160のいずれかの回動操作を解除すると、中継レバー156の軸154に設けられた図示しないスプリング、ロック解除操作レバー150,160にそれぞれ設けられた復帰バネにより、それぞれの部材(ロック解除操作レバー150,160、第5ケーブルK5,第6ケーブルK6、中継レバー156、第3ケーブルK3、第4ケーブルK4)は元の操作前の位置に戻る。このため、角度ロック機構90の揺動レバー91はスプリング93により、反時計回り方向に回動して、ピン94を係合凹部56に移動させてロックする。
又、図7に示すように第4ケーブルK4の操作前の元の位置への復帰により、ロックレバー134は、軸135に巻回された図示しないスプリングの付勢力により、図7の実線位置まで復帰する。
なお、連結リンク98は、この位置調整の際に長孔98aに係合されているピン30aが図1に示す位置から長孔98aの後端へ向かって移動するだけで、位置調整に支障を来すことがない。
続いて、シートを使用状態から格納状態に操作するときの動きを主として、図5、6、8、9、10、15〜17を参照して説明する。本実施形態では、シートが後位置P2に配置された使用状態のときに、そのシートを使用状態から格納状態にすることができる。すなわち、シートが後位置P2に位置する場合、図5に示すように、中間リンク40のインターロック部43は、係止部材86と係合不能な位置に退避されて、係止部材86の反時計回り方向の回動を許容し、第2ロック機構80のアンカー120の解放が可能な状態にある。
従って、この状態で、まず、図15に示すようにユーザが格納レバー170を軸172の回りに後方へ回動操作すると、第7ケーブルK7を介して、中継レバー176が図13において軸177を中心に反時計周りに回動される。中継レバー176の反時計回りの回動に伴い、第1ケーブルK1及び第2ケーブルK2がそれぞれ作動され、図9(a)及び図6に示すようにアンカー110,120をロックしている第1ロック機構70及び第2ロック機構80のロックが解除される。
この状態で、ユーザが手動でシートを後位置P2から更に後方へ移動させると、図16に示すようにリアレッグ50及び連係リンク130によって支持された状態でシートが後方へ倒れ始める。シートが図16の状態まで倒されると、そのときのリアレッグ50のピン50aの回りの回動量に応じて連結リンク98が後方へ引かれる。そして、長孔98aの前端にピン30aが係合すると、連結リンク98によりフロントレッグ30が支持軸302を支点として図16に示す位置まで回動する。
そして、図14に二点鎖線で示すようにリアレッグ50の回動量に応じて、第8ケーブルK8が引かれて作動することにより、リクライニング機構60のロックが解除される。したがって、図16に示すようにシートバック20を前方へ倒し込んでシートクッション10上に重ね合せることができる。
その後は、シートの自重とユーザの操作力とにより、図17に示すようにシートが車両フロア100のシート収納凹部100Aに格納される。
このように、本実施形態では、シートを使用状態から格納状態に倒し込む操作の途中においてシートバック20を前方へ倒すことにより、シートバック20を倒すための操作力とシートの自重とを利用して、そのままシートを凹部66Aに格納することができる。このため、本実施形態では、リクライニング機構60のロック解除を、格納レバー170の操作力に頼って行う必要がない。
又、シートクッション10が車両フロア100に対して、リアレッグ50及び連係リンク130を含む4節リンク機構によって支持されていることから、シートを図15の使用状態から図17の格納状態まで倒し込むときの作動軌跡が安定する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の格納式シートは、シートクッション10とシートクッション10に折り畳み可能に連結されたされたシートバック20とを備えている。シートクッション10の前端に回動自在に取り付けられたフロントレッグ30は、車両フロア100に対して回動自在に、かつ、着脱自在に支持されている。又、シートクッション10の後端に設けられたリアレッグ50は、車両フロア100に回動自在に支持されている。又、リアレッグ50には、リアレッグ50の車両フロア100に対する回動をロックするロック機構としての第2ロック機構80を備えている。シートは、第2ロック機構80のロック解除により、車両フロア100の格納スペースとしてのシート収納凹部100Aに格納される格納状態と、シート収納凹部100Aから取り出された使用状態とに選択的に設定可能である。
そして、リアレッグ50とシートクッション10との間には、中間リンク40が連結され、シートクッション10の前後方向の位置調整を可能にする。さらに、中間リンク40は、前方及び後方の揺動位置である第1の位置及び第2の位置に中間リンク40を選択的にロックする角度ロック手段としての角度ロック機構90を備えている。又、格納式シートは、角度ロック機構90のロックを解除する角度ロック解除手段を備え、角度ロック解除手段による角度ロック機構90のロック解除により、シートクッション10の前後の位置を調整可能である。
この構成によれば、格納式シートにおいて、角度ロック機構90のロック解除によりシートクッション10の前後の位置が調整可能であるため、ユーザの使用意図に合わせてシートの位置を前側または後側に調整することができる。例えば、シート収納凹部100A内の積み荷の搭載性を優先する場合は、シートをシート収納凹部100Aから取り出して前側に配置することができる。又、ユーザの足元空間に余裕を確保する場合は、シートを後側に配置することができる。
(2)本実施形態の格納式シートは、シートを使用状態から格納状態にするときにリアレッグ50の作動に連動して、フロントレッグ30に回動力を付与する回動力付与リンクとしての連結リンク98を備える。そして、シートを格納状態にする際に、連結リンク98の回動力の付与によりフロントレッグ30がシートクッション10に対して折り畳まれる。
この構成によれば、シートを使用状態から格納状態にするときに、連結リンク98のフロントレッグ30に対する回動力の付与により、フロントレッグ30をシートクッション10に対して自動的に折り畳むことができる。
(3)本実施形態の格納式シートは、基端が車両フロア100に対して前後方向に回動自在に連結されるとともに、先端がシートクッション10に対して連結手段を介して連結された連係リンク130を備えている。この連結手段は、リンク取着部材133の長孔133aとピン130aとにより構成されている。そして、連結手段は、シートクッション10の位置調整の際に、連係リンク130とシートクッション10との連結位置を変更可能である。又、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際には、角度ロック機構90のロックにより一体化されるリアレッグ50と中間リンク40とからなるリンク体と、連係リンク130とにより、4節リンクが構成される。4節は、図2に示すヒンジピン132,ヒンジピン50a,支持軸402,ピン130aに相当する。
この構成によれば、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際には、シートが前記4節リンクで支えられた状態で行われるため、シートの作動軌跡を安定したものとすることができる。この結果、シートを格納する際のユーザの操作力をシートに対して無駄なく作用させることができ、スムースにシート収納凹部100Aにシートを格納することができる。又、シートの前後の位置調整の際には、リンク取着部材133の長孔133aとピン130aとからなる連結手段によるシートクッション10と連係リンク130との連結位置が変更可能であるため、シートの前後の位置調整に支障をきたすことがない。
(4)本実施形態の格納式シートにおいて、リンク取着部材133の長孔133aとピン130aとからなる連結手段には、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際に、連係リンク130とシートクッション10との連結位置をロックする連結ロック手段としてロックレバー134が設けられている。
ロックレバー134を備えることにより、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際に、連係リンク130とシートクッション10との連結位置が動かない。このため、リアレッグ50及び中間リンク40からなる1つのリンク体と連係リンク130とからなる4節リンクは、安定した構成となり、シートの使用状態と格納状態との間の切り換えを、安定した4節リンクでシートを支えられた状態で行うことができ、シートの作動軌跡を安定にしたものとすることができる。
(5)本実施形態の格納式シートは、シートバック20のシートクッション10に対する倒し角度を変更可能なリクライニング機構60を備えている。又、格納式シートは、シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、リアレッグ50の回動によりリクライニング機構60のロックを解除する連動機構を備えている。そして、連動機構は、リクライニング機構60のアーム部材63とリアレッグ50とを連結する第8ケーブルK8を含んでいる。そして、シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、連動機構によってリクライニング機構60のロックが解除されることにより、シートバック20が前方へ倒されてシートクッション10に重ね合わされる。
この構成によれば、シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、リクライニング機構60のロックが解除されることにより、シートバック20を前方へ倒してシートクッション10に重ね合わせることができる。この結果、ユーザがリクライニング機構60の解除操作を直接行う必要が無く、シートを使用状態から格納状態へ切り換える際に、リクライニング機構60の解除が自動的に行われる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、シートを使用状態から格納状態にする際に、角度ロック機構90により角度ロックされた状態でリアレッグと中間リンクとは1つのリンクとなる。又、この1つのリンクと連係リンクとにより、4節リンクが構成される。中間リンクの代わりに、シートクッションの長手方向の中間部と車両フロアとの間に空圧式ダンパー、油圧式ダンパー等のダンパーを連結してもよい。この場合でも、シートの作動軌跡を安定にしたものとすることができ、シートを格納する際の人の操作力を無駄なく作用させることができ、スムースに格納スペースにシートを格納することができる。
前記実施形態では、係合凹部56,57の2つの係合凹部がリアレッグ50の上端部に設けられていたが、係合凹部は3つ以上、前後方向に並んで設けるようにしてもよい。この場合、各係合凹部間には、ピン94が通過可能に通路面58に相当する通路面を形成する。このようにすると、シートの前後調整の位置を、3つ以上にすることができ、ユーザの好みの位置調整をより細かく行うことが可能になる。
前記実施形態では、格納スペースをシート収納凹部100Aによって形成しているが、格納スペースは、凹部に限定されるものではなく、折り畳まれたシートを格納できる空間であればよい。
前記実施形態では、連結ロック手段としてのロックレバー134は、ピン130aが長孔133aの前端に位置するとき、連係リンク130とシートクッション10との連結位置を確定するようにした。この連結位置を確定した状態で、シートを使用状態と格納状態との間で切り換えるようにした。さらに、シートが後位置に配置された場合に、シートを使用状態から格納状態に切り換えられるようにした。
この構成に代えて、連結ロック手段としてのロックレバー134を、リンク取着部材133の後端に設けるようにしてもよい。この場合、ピン130aが長孔133aの後端に位置したとき、ロックレバー134は、連係リンク130とシートクッション10との連結位置を確定する。このように構成すると、シートが前位置に位置した場合にシートを使用状態から格納状態に切り換えることができる。

Claims (5)

  1. シートクッション及びそのシートクッションに折り畳み可能に連結されたシートバックを備えるシートと、前記シートクッションの前端に回動自在に取り付けられるとともに、車両フロアに対して回動自在に、かつ、着脱自在に支持されるフロントレッグと、前記シートクッションの後端に設けられるとともに、前記車両フロアに回動自在に支持されるリアレッグと、前記リアレッグの前記車両フロアに対する回動をロックするロック機構とを備え、前記ロック機構のロック解除により、前記車両フロアの格納スペースに格納される格納状態と、前記格納スペースから取り出された使用状態とを選択することを可能とした格納式シートにおいて、
    前記リアレッグとシートクッションとの間を連結するとともにシートクッションに揺動自在に支持され、前記格納スペースに対する前記シートクッションの前後方向の位置調整を可能にする中間リンクと、
    前記シートクッションの前後方向の位置を確定するように、該中間リンクの揺動位置を選択的にロックする角度ロック手段と、
    前記角度ロック手段のロックを解除する角度ロック解除手段を備え、
    前記角度ロック手段のロック解除により前記シートクッションの前後の位置を調整可能としたことを特徴とする格納式シート。
  2. 前記シートを使用状態から格納状態にするときに前記リアレッグの作動に連動して、前記フロントレッグに回動力を付与する回動力付与リンクを備え、
    前記回動力付与リンクによる回動力の付与により前記フロントレッグがシートクッションに対して折り畳まれることを特徴とする請求項1に記載の格納式シート。
  3. 基端が前記車両フロアに対して前後方向に回動自在に連結されるとともに、先端が前記シートクッションに対して連結手段を介して連結された連係リンクを備え、
    前記連結手段は、前記シートクッションの前後の位置調整の際に、前記連係リンクと前記シートクッションとの連結位置を変更可能であり、
    前記シートの使用状態と格納状態と間の切り換えの際に、前記角度ロック手段のロックにより一体化されたリアレッグ及び中間リンクからなるリンク体と、前記連係リンクとにより4節リンクが構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の格納式シート。
  4. 前記連結手段には、前記シートの使用状態と格納状態との間の切り換えの際に、前記連係リンクと前記シートクッションとの連結をロックする連結ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の格納式シート。
  5. 前記シートに設けられ、前記シートバックの前記シートクッションに対する倒し角度を変更可能なリクライニング機構と、
    前記シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、前記リアレッグの回動により前記リクライニング機構のロックを解除する連動機構とを備え、
    前記シートが使用状態から格納状態へ切り換えられる際に、前記連動機構によって前記リクライニング機構のロックが解除されることにより、前記シートバックが前方へ倒されて前記シートクッションに重ね合されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の格納式シート。
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