JP4858816B2 - チップアップ式自動車用シート - Google Patents

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    • B60N2/3047Cushion movements by rotation only about transversal axis the cushion being hinged at the back-rest

Description

本発明は、シートクッションを着座位置よりシートバックと相対する上段位置まで跳上げ可能なチップアップ式自動車用シートに関するものである。
従来、荷物の載置スペースを車体フロアに確保する等の必要から、シートクッションを着座位置よりシートバックとの相対する上段位置まで跳上げ可能に構成するチップアップ式自動車用シートが知られている。このチックアップ式自動車用シートは、シートクッションを着座位置よりシートバックと相対する上段位置まで一段に跳ね上げて施錠可能なチップアップロック機構を備え付けて構成されている(特許文献1)。
特開2005‐212554
そのチップアップ式自動車用シートにおいては、シートクッションを着座位置より中段の跳上げ位置でもチップアップロック機構で施錠可能に構成すれば、例えば縦長な荷物を車体フロアに載置と共に、小さい荷物を中段位置まで跳ね上げたシートクッションとシートバックとの間に載置する如き荷物の載置形態が取れる。
本発明が解決しようとする課題は、シートクッションを着座位置より中段跳上げ位置,上段跳上げ位置と数段に切り換えて跳上げ可能でしかも各位置で確実に施錠可能なチップアップロック機構を備え付けてチップアップ式自動車用シートを構成することにある。
それに加えて、シートクッションの跳上げ時に確実に開錠可能なチップアップロック機構を備え付けてチップアップ式自動車用シートを構成することにある。
本願の請求項1に係る発明は、上方に湾曲するクッションブラケットの後部側をバックブラケットの下部寄りに枢軸で回転可能に取り付けることから、シートクッションを着座位置よりシートバックと相対する上段位置まで跳ね上げられるもので、
上記枢軸を中心としてクッションブラケットの後部側上縁を略半円弧形に形成し、該略半円弧形の後側,中腹,前側の順で並ぶシートクッションの着座位置用,中段跳上げ位置用,上段跳上げ位置用の各切欠歯をクッションブラケットの後部側上縁に設け、
クッションブラケットの切欠歯と択一に噛合乃至は離脱可能な突起歯を後部側下辺に設けたラッチと、下部側をラッチの後部側上辺に向けるカムとをバックブラケットの板面に支軸で揺動可能に各々装着し、
カムの揺動を下部側の当接で規制する係止段部と、該係止段部の段部縁より少なくとも切欠歯と突起歯との噛合代分だけ深くてカムの揺動を許容する窪み部とをラッチの後部側上辺に設け、
ラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線を基準に、カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線で描くカムの角度向きを鋭角に設定し、ラッチの突起歯とクッションブラケットの切欠歯との噛合状態を該カムの角度向きで保ち、
レバーの引張り操作により、カムをラッチの窪み部に移動させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯より離脱可能とし、レバーの引張り解除により、ラッチを自重でカムと共に復帰させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯と噛合可能に組み立てたチップアップロック機構を備え付けてなることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、下部側を半楕円状に形成したカムを備え、カムの下部側が当接する略J字状を呈する係止段部に加え、該係止段部の段部縁より切欠歯と突起歯との噛合代分より深くてカムの下部側と整合する略U字状を呈する窪み部をラッチの揺動許容兼掛上げ用としてラッチの後部側上辺に設けたチップアップロック機構を組み付けてなることを特徴とする。
本願の請求項1に係る発明では、レバーの引張り操作によりカムをラッチから引上げ揺動すると、カムの下部側がラッチの係止段部より少なくとも切欠歯と突起歯との噛合代分だけ深い窪み部に移動し、ラッチの突起歯がクッションブラケットの切欠歯より離脱可能で互いの噛合状態を解除できるため、シートクッションを着座位置より中段跳上げ位置,上段跳上げ位置のいずれにも跳ね上げられるようになる。
シートクッションの中段跳上げまたは上段跳上げと共に、レバーの引張りを解除すると、ラッチがカムと共に自重で復帰し、カムの下部側がラッチの係止段部に当接することから、ラッチの突起歯がクッションブラケットの切欠歯と噛合状態に保たれる。また、カムの角度向きがラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線を基準に、カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線で描く鋭角に設定されていることから、カムがラッチの係止段部に対するつかい棒的作用を発揮し、ラッチが揺動不能にカムで押え込まれるため、シートクッションを着座位置より中段跳上げ位置,上段跳上げ位置といずれに跳ね上げても、ラッチの突起歯とクッションブラケットの切欠歯との噛合状態を確実に保てる。
本願の請求項2に係る発明では、カムの半楕円状に形成した下部側が当接する略J字状を呈する係止段部に加え、係止段部の段部縁より切欠歯と突起歯との噛合代分より深くてカムの下部側と整合する略U字状を呈する窪み部をラッチの後部側上辺に設けることから、レバーの引張り操作によりカムをラッチの窪み部に移動すると、カムの下部側がラッチの窪み部と嵌り合い、カムがラッチを大幅に掛け上げるため、レバーの引張り操作によりラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯との噛合状態から確実に解除できる。
図示実施の形態は、図1で示すようにクッションブラケット1をサイドフレームに組み立てられたシートクッションと、バックブラケット2をサイドフレームに組み立てられたシートバックとを備え、上方に湾曲するクッションブラケット1の後部側をバックブラケット2の下部寄りに枢軸3で回転可能に取り付けることから、シートクッションを着座位置よりシートバックと相対する上段位置まで跳ね上げられるチップアップ式自動車用シートとして構成されている。
そのチップアップ式自動車用シートは、上端寄りをクッションブラケット1の前寄り下部に支軸4aで枢着したスタンド脚部4を備え、このスタンド脚部4の下端部を車体フロアFの下段側fで後部寄りに設置した受け座4bに係合させて斜めに立脚することから、シートクッションを着座姿勢に保つ。また、バックブラケット2を車体フロアFの上段側fに立設したベースブラケット5で保持させてシートバックを車体フロアFの上段側fに立て付けることによるフロア直付けに設置されている。
そのチップアップ式の自動車用シートには、図2で示すように枢軸3を中心として後部側上縁を略半円弧形に形成すると共に、複数の切欠歯6a,6b,6cを後部側上縁に設けたクッションブラケット1に対するチップアップロック機構が組み付けられている。クッションブラケット1の切欠歯としては、シートクッションの着座戻り位置用6a,中段跳上げ位置施錠用6b,上段跳上げ位置施錠用6cが略円弧形の後側,中腹,前側の順で並ぶよう設けられている。
チップアップロック機構は、ラッチ7,カム8を備えて組み立てられている。ラッチ7は、前部側7aをバックブラケット2の板面に支軸70で枢着することからクッションブラケット1の後部側より上方に揺動可能に取り付けられている。カム8は、下部側8aをラッチ7の後部側7bの上辺に向けて略中腹をバックブラケット2の板面に支軸80で枢着することから上方に揺動可能に取り付けられている。
ラッチ7には、切欠歯6a〜6cと択一に噛合乃至は離脱可能な突起歯71が後部側7bの下辺に設けられている。突起歯71は、中段跳上げ位置施錠用の切欠歯6b,上段跳上げ施錠位置用の切欠歯6cと確実な噛合いを保てるよう前後に亘る二つで形成されている。なお、切欠歯6aはラッチ7の突起歯71をシートクッションの着座戻り位置で受け入れるものとして設けられている。
その突起歯71の他に、カム8の下部側8aが当接する係止段部72,カム8の揺動を許容する窪み部73がラッチ7の後部側7bの上辺に設けられている。カム8の窪み部73は、突起歯71が切欠歯6a〜6cから外れる逃げ空間を保つよう係止段部72の段部縁より少なくとも切欠歯6a〜6cと突起歯71との噛合代分だけ深く窪ませて設ければよい。
カム8の角度向きはラッチ7の係止段部72との関係から、図3で示すようにラッチ7の支軸中心Oとカム8の当接点Pとを結ぶ線Lを基準に、カム8の支軸中心Oとカム8の当接点Pとを結ぶ線Lで描かれる角度θの鋭角を保つよう設定されている。これにより、カム8がラッチ7の係止段部72に対するつかい棒的作用を発揮するため、ラッチ8の突起歯81をクッションブラケット1の切欠歯7b,7cと確実な噛合状態に保てる。その基準線Oは、係止段部72の底面を突起歯71に近づかせて形成することからラッチ7の支軸中心Oより後方に向って下り勾配の斜線となるよう設定するとよい。
図示実施の形態では、カム8として下部側8aを半楕円形に形成したものが備えられている。このカム8の下部形状から、ラッチ7の係止段部72はカム8の当接する略J字状を呈するよう形成されている。その略J字の底面は、カム8の下部側8aを少なくとも半分以上受けられる弯曲面に形成することから、カム8の下部側8aをラッチ7の係止段部72に当接させて安定よく受け止められる。
ラッチ7の窪み部73は、係止段部72の段部縁より切欠歯6a〜6cと突起歯71との噛合代分より深くてカム8の下部側8aと整合する略U字状を呈するよう形成されている。このラッチ7の窪み部73は、カム8がラッチ7の係止段部72より外れて揺動することを許容すると共に、カム8の下部側8aが嵌り込んでラッチ7をクッションブラケット1の後部側から上方に掛上げ揺動するものとして形成されている。そのカム8の揺動により、ラッチ7の突起歯71が切欠歯6a〜6cとの噛合状態から確実に解除するまでラッチ7を引き上げられる。
カム8としては、上部側8bが中腹辺より前方に折れ曲る略くの字状を呈するものが備えられている。カム8の上部側8bには、引張り力を作用するワイヤケーブル9の片ワイヤ端が連結されている。そのワイヤケーブル9は、他ワイヤ端が操作レバー10(図1参照)に連結されている。操作レバー10は乗員が手で引出し揺動することからカム8に引張り力を作用するものとしてシートクッションの前寄り下部に備え付けられている。この操作レバー10によると、乗員が手を掛けることによる引張り操作と共に、シートクッションの跳上げ操作をワンモーションで共に行える。
上述したスタンド脚部4は、図4で示すように片バネ端を支軸4aによる枢着位置よりも上端側に連結し、他バネ端をシートブラケット(図示せず)の前方側に連結する引張バネ11により、シートクッションの下部を収納方向として引張支持されている。このスタンド脚部4は、片ワイヤ端12aを支軸による枢着位置よりも上端側に連結し、シートクッション側の後方に伸びるワイヤケーブル12でシートバック側に連結されている。
シートバック側では、図5で示すように他ワイヤ端12bがバックフレームの適宜個所に立設する掛止め片13で挿通支持されている。このワイヤ端12bは球状のエンドストップとして形成し、ワイヤ軸線を掛止め片13の板面に挿通させて掛止め片13より突出し方向にズレ可能に取り付けられている。
そのワイヤケーブル12は、図6aで示すシートクッションの着座位置から、図6bで示す中段跳あげの直前位置まで引張バネ12(図1参照)に抗してスタンド脚部4を立脚方向に引張り、一方、図6cで示すシートクッションの中段から上段の跳上げ位置でスタンド脚部4の引張りを解除するよう配線されている。これにより、シートクッションの着座戻しに伴うスタンド脚部4の立脚出し、シートクッションの跳上げに伴うスタンド脚部4の収納と連動させられる。なお、ケーブルチューブ12cとしては全長がコンペセータで伸び縮み可能なものが用いられている。
このように構成するチップアップ式自動車用シートでは、乗員が操作レバー10を引張り操作すると、図7で示すように上方の引張力がワイヤケーブル9を介してカム8に作用する。その引張力により(以下、各図の紙面上で説明する。)、カム8が支軸80を中心に時計回りに揺動し、カム8の下部側8aがラッチ7の係止段部72から外れて窪み部73に移動する。
カム8の下部側8aがラッチ7の窪み部73に移動すると、図8で示すようにカム8の下部側8aがラッチ7の窪み部73に嵌り込ことから、ラッチ7が支軸70を中心に、ラッチ7を反時計方向の上方に掛け上げる。このラッチ7は、窪み部73が係止段部72の段部縁より切欠歯6a〜6cと突起歯71との噛合代分より深く形成されているため、ラッチ7の突起歯71がシートブラケット1の切欠歯6aとの噛合状態から確実に解除される。
そのラッチ7の解除と共に、乗員が操作レバー10を持ったままで、図9で示すようにシートクッションを前部側より上方に跳ね上げる。このシートクッションの跳上げを中段位置に設定する場合、図10で示すようにシートクッションを所定の中段跳上げ位置まで持ち上げたならば、操作レバー10から手を離せばよい。この中段跳上げ位置では、スタンド脚部4がシートクッションの下部側に収納されている。
乗員が操作レバー10より手を話すと、図11で示すようにラッチ7が支軸70を中心に自重で揺動戻りすると共に、カム8もラッチ7に連れられて係止段部72に揺動戻りする。
そのラッチ7,カム8の戻りが完了すると、図12で示すようにラッチ7の突起歯71が中段跳上げ位置用の切欠歯6bに噛合し、カム8がラッチ7の係止段部72に対するつかい棒的作用を発揮するため、ラッチ8の突起歯81がクッションブラケット1の切欠歯7bと確実な噛合状態に保たれる。このクッションブラケット1に対するラッチ7,カム8による施錠状態から、荷物を中段跳上げ状態のシートクッションとシートバックとの間に載置しても、シートクッションは荷物の荷重に耐えられる。
上述したと同じレバー操作から、図13で示すようにシートクッションをシートバックと相対する上段位置まで跳ね上げても、図14で示すようにラッチ7の突起歯71が上段跳上げ位置用の切欠歯6cに噛合することから、上述したと同様のクッションブラケット1に対するラッチ7,カム8による施錠状態が得られる。
シートクッションの跳上げ位置から着座位置に戻すときも、上述したと同じレバー操作により、クッションブラケット1に対するラッチ7,カム8による施錠を解除し、乗員が操作レバー10を持ったままでシートクッションを前倒しすればよい。そのシートクッションが中段位置を過ぎて下端位置に至る前に、スタンド脚部5も下端部が受け座に嵌るよう立脚出しするようになる。
本発明に係るチップアップ式自動車用シートを概略的に示す側面図である。 図1の自動車用シートに備えられるチップアップロック機構を示す側面図である。 図2のチップアップロック機構における施錠状態を原理的に示す説明図である。 図1のチップアップ式自動車用シートに備えられるスタンド脚部を示す側面図である。 図5のワイヤケーブルによるスタンド脚部の引張状態をシートバック側で示す説明図である。 図5のワイヤケーブルによるスタンド脚部の引張解除途上状態をシートバック側で示す説明図である。 図5のワイヤケーブルによるスタンド脚部の引張解除状態をシートバック側で示す説明図である。 図2のチップアップロック機構の開錠動きを示す説明図である。 図7のチップアップロック機構の開錠状態を示す説明図である。 図8のチップアップロック機構の開錠に伴うシートクッションの跳上げ手順を示す説明図である。 図1のチップアップ式自動車用シートの中段跳上げ状態を示す説明図である。 図9のチップアップロック機構の施錠戻りを示す説明図である。 図2のチップアップロック機構によるシートクッションの中段跳上げ位置における施錠状態を示す側面図である。 図1のチップアップ式自動車用シートの上段跳上げ状態を示す説明図である。 図2のチップアップロック機構によるシートクッションの上段跳上げ位置における施錠状態を示す側面図である。
符号の説明
1 クッションブラケット(シートクッション)
2 バックブラケット(シートバック)
3 クッションブラケットの枢軸
6a,6b,6c クッションブラケットの切欠歯
7 ラッチ
7a ラッチの前部側
7b ラッチの後部側
70 ラッチの支軸
71 ラッチの突起歯
72 ラッチの係止段部
73 ラッチの窪み部
8 カム
80 カムの支軸
8a カムの下部側
10 カムの操作レバー
ラッチの支軸中心
カムの支軸中心
P カムの当接点
ラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線
カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線

Claims (2)

  1. 上方に湾曲するクッションブラケットの後部側をバックブラケットの下部寄りに枢軸で回転可能に取り付けることから、シートクッションを着座位置よりシートバックと相対する上段位置まで跳ね上げられるチップアップ式自動車用シートにおいて、
    上記枢軸を中心としてクッションブラケットの後部側上縁を略半円弧形に形成し、該略半円弧形の後側,中腹,前側の順で並ぶシートクッションの着座位置用,中段跳上げ位置用,上段跳上げ位置用の各切欠歯をクッションブラケットの後部側上縁に設け、
    クッションブラケットの切欠歯と択一に噛合乃至は離脱可能な突起歯を後部側下辺に設けたラッチと、下部側をラッチの後部側上辺に向けるカムとをバックブラケットの板面に支軸で揺動可能に各々装着し、
    カムの揺動を下部側の当接で規制する係止段部と、該係止段部の段部縁より少なくとも切欠歯と突起歯との噛合代分だけ深くてカムの揺動を許容する窪み部とをラッチの後部側上辺に設け、
    ラッチの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線を基準に、カムの支軸中心とカムの当接点とを結ぶ線で描く角度の鋭角に相応させてカムの角度向きを設定し、ラッチの突起歯とクッションブラケットの切欠歯との噛合状態を該カムの角度向きで保ち、
    レバーの引張り操作により、カムをラッチの窪み部に移動させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯より離脱可能とし、レバーの引張り解除により、ラッチを自重でカムと共に復帰させてラッチの突起歯をクッションブラケットの切欠歯と噛合可能に組み立てたチップアップロック機構を備え付けてなることを特徴とするチップアップ式自動車用シート。
  2. 下部側を半楕円状に形成したカムを備え、カムの下部側が当接する略J字状を呈する係止段部に加え、該係止段部の段部縁より切欠歯と突起歯との噛合代分より深くてカムの下部側と整合する略U字状を呈する窪み部をラッチの揺動許容兼掛上げ用としてラッチの後部側上辺に設けたチップアップロック機構を備え付けてなることを特徴とする請求項1に記載のチップアップ式自動車用シート。
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