JP5031535B2 - 温度検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、低電圧動作や低消費電力動作を行うことができる高精度な温度検出回路に関する。
従来、周辺温度に対して線形に変化する電圧を出力する半導体装置を温度検出回路として使用していた。
このような温度検出回路100は、図10に示すように、絶対温度の1次関数となる電圧を発生させる第1の電圧源回路101と、周辺温度の影響を受けることがない所定の基準電圧を発生させる第2の電圧源回路102とを備えていた。
図11は、図10の第1の電圧源回路101及び第2の電圧源回路102の回路例を示した図であり、第1及び第2の各電圧源回路101及び102は同じ回路構成をなしている。但し、図11の2つの電界効果トランジスタにおけるゲート幅W/ゲート長Lの比は、第1の電圧源回路101と第2の電圧源回路102とで異なっている。また、図11の括弧内に示した符号は、第2の電圧源回路102の場合を示している。
第1の電圧源回路101は、高濃度N型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM101aと高濃度P型ゲートを有した電界効果トランジスタM102aとのチャネル長Lの比を適切に調整することで、絶対温度に比例する電圧であるPTAT(Proportional−To−Absolute−Temperature)電圧Vpを出力することができる。同様に、第2の電圧源回路102は、高濃度N型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM101bと高濃度P型ゲートを有した電界効果トランジスタM102bとのチャネル長Lの比を適切に調整することで、所定の基準電圧Vrefを出力することができる。
高濃度N型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM101a及びM101bにおいて、しきい値電圧をVth101とすると共にゲートの濃度をNgとし、高濃度P型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM102a,M102bにおいて、しきい値電圧をVth102とすると共にゲートの濃度をPgとすると、しきい値電圧Vth101及びVth102は、下記(a)式及び(b)式のようになる。
Vth101=φm(Ng)−φs−Qf/Cox+2×φf−Qb/Cox………………(a)
Vth102=φm(Pg)−φs−Qf/Cox+2×φf−Qb/Cox………………(b)
なお、前記(a)式及び(b)式において、φm(Ng)及びφm(Pg)はゲートの仕事関数を、φsは基板の仕事関数を、Qfは酸化膜中の固定電荷を、Coxは酸化膜の単位面積あたりの静電容量を、Qbは反転層と基板間の空乏層内電荷を、φfは基板のフェルミレベルをそれぞれ示している。
更に、ゲートの仕事関数φmは
φm=χ+Eg/2±φf………………(c)
で表すことができ、前記(c)式の右辺第3項目の符号は、ゲートがP型であれば+に、ゲートがN型であれば−になる。但し、Egは、シリコンのバンドギャップを示している。
電界効果トランジスタM101a及びM101bの導電係数をβ101、電界効果トランジスタM102a及びM102bの導電係数をβ102とすると、図11の回路の出力電圧をVoutとすると、出力電圧Voutは、下記(d)式のようになる。
Vout=φm(Pg)−(β101/β102)1/2×φm(Ng)−{1−(β101/β102)1/2}×(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)
=−{log(Pg/Ni)+(β101/β102)1/2log(Ng/Ni)}×kT/q+{1−(β101/β102)1/2}×{χ+Eg/2−(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)}………………(d)
なお、前記(d)式において、kはボルツマン定数を、qは電子の電荷量を、Tは絶対温度を、Niは真性半導体のキャリア濃度をそれぞれ示している。
前記(d)式における右辺の第1項目の係数−{log(Pg/Ni)+(β101/β102)1/2log(Ng/Ni)}や、定数項{1−(β101/β102)1/2}×{χ+Eg/2−(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)}は小さいながらもそれぞれ温度特性を有している。したがって、厳密には出力電圧Voutは、温度Tの1次関数とはならず、実測の結果、出力電圧Voutは、非常に小さい負の2次係数を持つ温度Tの2次関数になる。
これらのことから、第1の電圧源回路101から出力されるPTAT電圧Vpと、第2の電圧源回路102から出力される基準電圧Vrefは、共に負の2次係数を持つ温度Tの2次関数になる。PTAT電圧Vpと基準電圧Vrefは、共に10−7オーダの負の2次係数を有し、かつ(PTAT電圧Vpの2次係数の絶対値)>(基準電圧Vrefの2次係数の絶対値)となることが実験より分かっている。
第1の電圧源回路101は、発生する電圧の負の1次係数が十分な値ではないため、そのままでは高感度な温度検出回路をなすことができない。したがって、図10に示すように、第1の電圧源回路101から出力されるPTAT電圧Vpと、第2の電圧源回路102から出力される基準電圧Vrefとを、減算増幅回路103で減算し増幅した電圧を温度検出回路100の出力電圧である温度検出電圧Vtempとして使用している。温度検出電圧Vtempが周囲温度Tに対して線形に変化するようにすることにより、周囲温度Tに対して温度検出電圧Vtempが線形に変化することを利用して半導体の周囲温度Tの検出を行うことができる。
このようなことから、第1の電圧源回路101から出力されるPTAT電圧Vpと、第2の電圧源回路102から出力される基準電圧Vrefは、下記(e)式と(f)式のように示すことができる。
Vp=a101×T+b101×T+c101………………(e)
Vref=a102×T+b102×T+c102………………(f)
PTAT電圧Vpと基準電圧Vrefとを減算し増幅した電圧が、温度検出回路100の温度検出電圧Vtempとして出力され、温度検出電圧Vtempは、下記(g)式のように示すことができる。なお、下記(g)式において、kは増幅率を示している。
Vtemp=k×{(a101−a102)×T+(b101−b102)×T+(c101−c102)}………………(g)
なお、本発明と異なるが、2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路と、複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路と、前記第1電圧と該基準電圧との減算を行い、該差分を増幅する減算回路とを備えるようにした温度検出回路があった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−242894号公報
しかし、a101>a102であるため、温度検出電圧Vtempは下に凸の2次曲線になり、増幅率kが大きくなればなるほど温度検出電圧Vtempの曲率は大きくなっていた。温度に対して線形に変化するように設計しようとした温度検出回路にとって、このような温度検出電圧Vtempの非線形性は、温度検出精度を悪化させる要因になっていた。温度検出回路100の温度検出電圧Vtempは、図12の実線のようになり、最小二乗法を用いて生成した温度検出電圧Vtempの近似直線は図12の点線Aのようになる。該近似直線Aに平行で、温度検出電圧Vtempの2次曲線における凹部の深さを示す点線Bと点線Cとの距離をDISとし、該DISの値で温度検出電圧Vtempの線形性を示す。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、前記DISの値が小さくなるようにして、温度検出電圧Vtempをより線形に近づけて温度検出精度を向上させることができる温度検出回路を得ることを目的とする。
この発明に係る温度検出回路は、検出した温度に応じた電圧を生成して温度検出電圧として出力する温度検出回路において、
複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、
前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記温度検出電圧として出力する減算増幅回路部と、
を備え、
前記補正回路部は、前記基準電圧を分圧して出力し、前記検出した温度が第1所定値以下になると、電圧が低下する方向に前記温度検出電圧がシフトするように該分圧比を変えて前記基準電圧の電圧補正を行うものである。
また、前記補正回路部は、前記温度検出電圧と所定の参照電圧との電圧比較を行って、前記検出した温度が前記第1所定値以下であるか否かの検出を行うようにした。
この場合、前記補正回路部は、
前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1インピーダンス変換回路と、
前記温度検出電圧と前記参照電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号出力する電圧比較回路と、
該電圧比較回路の出力信号に応じて変えた分圧比で、前記第1インピーダンス変換回路の出力電圧を分圧して出力する分圧回路と、
を備えるようにした。
また、前記分圧回路は、
前記第1インピーダンス変換回路の出力端と接地電圧との間に直列に接続された第2抵抗及び第1抵抗と、
第3抵抗と、
前記電圧比較回路の出力信号に応じてスイッチングを行い、前記第2抵抗に該第3抵抗を並列に接続するスイッチと、
を備えるようにした。
また、前記補正回路部は、前記検出した温度が前記第1所定値よりも大きい第2所定値以上になると、電圧が低下する方向に前記温度検出電圧がシフトするように前記基準電圧の電圧補正を行うようにした。
また、この発明に係る温度検出回路は、検出した温度に応じた電圧を生成して温度検出電圧として出力する温度検出回路において、
複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、
前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記温度検出電圧として出力する減算増幅回路部と、
を備え、
前記補正回路部は、前記基準電圧を分圧して出力し、前記検出した温度が第2所定値以上になると、電圧が低下する方向に前記温度検出電圧がシフトするように該分圧比を変えて前記基準電圧の電圧補正を行うものである。
この場合、前記補正回路部は、
前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1インピーダンス変換回路と、
前記温度に応じて変えた分圧比で、前記第1インピーダンス変換回路の出力電圧を分圧して出力する分圧回路と、
を備えるようにした。
また、前記分圧回路は、
前記第1インピーダンス変換回路の出力端と接地電圧との間に直列に接続された第2抵抗及び第1抵抗と、
該第1抵抗に並列に接続され、制御電極にはオフするように制御信号が入力されたトランジスタと、
を備え、
前記トランジスタは、温度が上昇するとオフリーク電流が流れることにより前記分圧比を変えるようにした。
また、前記減算増幅回路部は、
前記第1電圧のインピーダンス変換を行って出力する第2インピーダンス変換回路と、
一方の入力端である第1入力端に前記補正回路部の出力電圧が入力され、出力端から前記温度検出電圧を出力する演算増幅回路と、
該演算増幅回路の他方の入力端である第2入力端と前記第2インピーダンス変換回路の出力端との間に接続された第4抵抗と、
前記演算増幅回路の出力端と、前記演算増幅回路の第2入力端との間に接続された第5抵抗と、
を備えるようにした。
本発明の温度検出回路によれば、低温部分及び/又は高温部分において温度検出電圧を、電圧が低下する方向にシフトさせる補正を行う補正回路部を備えるようにしたことから、温度検出電圧をより直線に近づけることができるため、温度検出精度を向上させることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。
図1において、温度検出回路1は、第1の電圧源回路2と、第2の電圧源回路3と、補正回路4と、減算増幅回路5とで構成されている。第1の電圧源回路2は、2つの電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、負の温度係数を有する正のPTAT電圧Vpを生成して出力する。
第2の電圧源回路3は、2つの電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない基準電圧Vrefを生成して出力する。補正回路4は、第2の電圧源回路3から出力された基準電圧Vrefを補正して出力する。減算増幅回路5は、温度感度の上昇及び低消費電力化を実現するために、第1の電圧源回路2からのPTAT電圧Vpと補正回路4を介して入力された第2の電圧源回路3からの基準電圧Vrefとの減算を行って増幅し、温度検出電圧Vtempとして出力する。
補正回路4は、演算増幅回路11、コンパレータ12、アナログスイッチ13及び抵抗R1〜R3で構成され、アナログスイッチ13は、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM2及びインバータ14で構成されている。減算増幅回路5は、演算増幅回路21,22及び抵抗R4,R5で構成されている。
補正回路4において、演算増幅回路11は、出力端が反転入力端に接続されてボルテージホロワを形成している。演算増幅回路11の非反転入力端には、基準電圧Vrefが入力され、演算増幅回路11の出力端と接地電圧との間に抵抗R2及びR1が直列に接続されている。抵抗R1と抵抗R2との接続部が補正回路4の出力端をなし、アナログスイッチ13と抵抗R3との直列回路が、抵抗R1と並列に接続されている。アナログスイッチ13において、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2が並列に接続され、NMOSトランジスタM2のゲートはインバータ14の出力端に接続され、インバータ14の入力端とPMOSトランジスタM1のゲートとの接続部がアナログスイッチ13の制御電極をなす。コンパレータ12の反転入力端には温度検出電圧Vtempが入力され、コンパレータ12の非反転入力端には、所定の参照電圧Vcompが入力されており、コンパレータ12の出力端は、アナログスイッチ13の制御電極に接続されている。
減算増幅回路5において、演算増幅回路21の出力端と演算増幅回路21の反転入力端との間には抵抗R5が接続され、演算増幅回路21の反転入力端と演算増幅回路22の出力端との間には抵抗R4が接続されている。演算増幅回路21の非反転入力端は、補正回路4の出力端である抵抗R1とR2との接続部に接続され、演算増幅回路21の出力端から温度検出電圧Vtempが出力される。また、演算増幅回路22は、出力端が反転入力端に接続されてボルテージホロワを形成し、非反転入力端にはPTAT電圧Vpが入力されている。
なお、第1の電圧源回路2は第1の電圧源回路部を、第2の電圧源回路3は第2の電圧源回路部を、補正回路4は補正回路部を、減算増幅回路5は減算増幅回路部をそれぞれなす。また、演算増幅回路11は第1インピーダンス変換回路を、演算増幅回路22は第2インピーダンス変換回路をそれぞれなし、抵抗R1〜R3及びアナログスイッチ13は分圧回路をなし、PTAT電圧Vpは第1電圧をなす。
図2は、図1における第1及び第2の各電圧源回路2,3の回路例を示した図である。なお、第1及び第2の各電圧源回路2,3は同じ回路構成をなしているが、図2の2つの電界効果トランジスタにおけるゲート幅W/ゲート長Lの比は、第1の電圧源回路2と第2の電圧源回路3とで異なっている。また、図2の括弧内に示された符号は、第2の電圧源回路3の場合を示している。
第1の電圧源回路2は、高濃度N型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM1aと高濃度P型ゲートを有した電界効果トランジスタM2aとのチャネル長Lの比を適切に調整することで、絶対温度に比例する電圧であるPTAT電圧Vpを出力することができる。同様に、第2の電圧源回路3は、高濃度N型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM1bと高濃度P型ゲートを有した電界効果トランジスタM2bとのチャネル長Lの比を適切に調整することで、所定の基準電圧Vrefを出力することができる。
高濃度N型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM1a及びM1bにおいて、しきい値電圧をVth1とすると共にゲートの濃度をNgとし、高濃度P型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM2a及びM2bにおいて、しきい値電圧をVth2とすると共にゲートの濃度をPgとすると、しきい値電圧Vth1及びVth2は、下記(1)式及び(2)式のようになる。
Vth1=φm(Ng)−φs−Qf/Cox+2×φf−Qb/Cox………………(1)
Vth2=φm(Pg)−φs−Qf/Cox+2×φf−Qb/Cox………………(2)
なお、前記(1)式及び(2)式において、φm(Ng)及びφm(Pg)はゲートの仕事関数を、φsは基板の仕事関数を、Qfは酸化膜中の固定電荷を、Coxは酸化膜の単位面積あたりの静電容量を、Qbは反転層と基板間の空乏層内電荷を、φfは基板のフェルミレベルをそれぞれ示している。
更に、ゲートの仕事関数φmは
φm=χ+Eg/2±φf………………(3)
で表すことができ、前記(3)式の右辺第3項目の符号は、ゲートがP型であれば+に、ゲートがN型であれば−になる。但し、Egは、シリコンのバンドギャップを示している。
電界効果トランジスタM1a及びM1bの導電係数をβ1、電界効果トランジスタM2a及びM2bの導電係数をβ2とすると、図2の回路の出力電圧をVoutとすると、出力電圧Voutは、下記(4)式のようになる。
Vout=φm(Pg)−(β1/β2)1/2×φm(Ng)−{1−(β1/β2)1/2}×(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)
=−{log(Pg/Ni)+(β1/β2)1/2log(Ng/Ni)}×kT/q+{1−(β1/β2)1/2}×{χ+Eg/2−(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)}………………(4)
なお、前記(4)式において、kはボルツマン定数を、qは電子の電荷量を、Tは絶対温度を、Niは真性半導体のキャリア濃度をそれぞれ示している。
前記(4)式における右辺の第1項目の係数−{log(Pg/Ni)+(β1/β2)1/2log(Ng/Ni)}や、定数項{1−(β1/β2)1/2}×{χ+Eg/2−(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)}は小さいながらもそれぞれ温度特性を有している。したがって、厳密には出力電圧Voutは、温度Tの1次関数とはならず、実測の結果、出力電圧Voutは、非常に小さい負の2次係数を持つ温度Tの2次関数になる。
これらのことから、第1の電圧源回路2から出力されるPTAT電圧Vpと、第2の電圧源回路3から出力される基準電圧Vrefは、共に負の2次係数を持つ温度Tの2次関数になる。PTAT電圧Vpと基準電圧Vrefは、共に10−7オーダの負の2次係数を有し、かつ(PTAT電圧Vpの2次係数の絶対値)>(基準電圧Vrefの2次係数の絶対値)となることが実験より分かっている。
第1の電圧源回路2は、発生する電圧の負の1次係数が十分な値ではないため、そのままでは高感度な温度検出回路をなすことができない。したがって、第1の電圧源回路2から出力されるPTAT電圧Vpと、第2の電圧源回路3から出力される基準電圧Vrefとを、減算増幅回路5で減算及び増幅した電圧を温度検出回路1の温度検出電圧Vtempとして使用する。温度検出電圧Vtempが周囲温度に対して線形に変化するようにすることにより、周囲温度に対して温度検出電圧Vtempが線形に変化することを利用して半導体の周囲温度の検出を行うことができる。
このような構成において、温度検出電圧Vtempが参照電圧Vcompよりも大きい場合、コンパレータ12はハイレベルの信号Scを出力し、アナログスイッチ13はオフして遮断状態になる。このため、基準電圧Vrefは、演算増幅回路11によってインピーダンス変換され、該インピーダンス変換された電圧が、抵抗R1及びR2によって分圧されて演算増幅回路21の非反転入力端に入力される。また、PTAT電圧Vpは、演算増幅回路22によってインピーダンス変換される。演算増幅回路21と抵抗R4,R5によって、抵抗R1及びR2によって分圧された電圧と、演算増幅回路22によってインピーダンス変換されたPTAT電圧Vpとが減算され増幅される。なお、温度検出回路1の動作温度範囲は、−50℃〜125℃であるものとする。
以下、抵抗R1〜R5の各抵抗値をr1〜r5とし、周囲温度がTであるときの、第1の電圧源回路2から出力されるPTAT電圧VpをVp(T)とし、温度検出電圧VtempをVtemp(T)とすると、下記(5)式が成り立つ。
Vtemp(T)=r1/(r1+r2)×(1+r5/r4)×Vref−r5/r4×Vp(T)………………(5)
前記(5)式から、PTAT電圧Vp(T)と、基準電圧Vrefの2次係数である(1+r5/r4)及び{r1/(r1+r2)}の値次第で、温度検出電圧Vtemp(T)は、上に凸又は下に凸の2次曲線を描くが、以下の説明では、温度検出電圧Vtemp(T)が下に凸の2次曲線を描くことを前提に説明する。
図3は、コンパレータ12、抵抗R3及びアナログスイッチ13がない場合の、温度検出電圧Vtempと温度Tとの関係例を示した図である。なお、図3では、実線が温度検出電圧Vtempを示し、点線が最小二乗法による温度検出電圧Vtempの近似曲線を示している。
温度検出回路1では、コンパレータ12、抵抗R3及びアナログスイッチ13を設けることにより、低温領域での温度検出電圧Vtempを低下させるようにシフトさせて、DISの値が小さくなるようにする。すなわち、前記(5)式の{r1/(r1+r2)}の値が大きくなるようにして、電圧が低下する方向に温度検出電圧Vtemp(T)をシフトさせる。
具体的には、温度検出電圧Vtempが参照電圧Vcomp以下になると、コンパレータ12はローレベルの信号Scを出力する。このため、アナログスイッチ13はオンして導通状態になり、抵抗R1に抵抗R3が並列に接続され、前記(5)式のr1が、{r1×r3/(r1+r3)}に置き換わり、図4で示すように、温度検出電圧Vtempが、温度検出電圧Vtempが参照電圧Vcompになるときの温度T1以下では、温度検出電圧Vtempは、電圧が低下する方向にシフトされる。言うまでもなく、図4において、温度T1を超えているときは、温度検出電圧Vtempは、図3と同じ特性を示す。なお、温度T1は第1所定値をなす。
このように、本第1の実施の形態における温度検出回路は、温度T1以下のときには、抵抗R1に抵抗R3を並列に接続して、温度検出電圧Vtemp(T)を、電圧が低下する方向にシフトさせるようにした。このため、前記DISの値を小さくすることができ温度検出電圧Vtempをより線形に近づけることができるため、温度検出精度を向上させることができる。
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、温度T1以下のときに、温度検出電圧Vtempを、電圧が低下する方向にシフトさせるようにしたが、温度T1よりも高い第2所定値をなす温度T2以上のときに、温度検出電圧Vtempを、電圧が低下する方向にシフトさせるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図5は、本発明の第2の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。なお、図5では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図5における図1との相違点は、図1のコンパレータ12、抵抗R3及びアナログスイッチ13をなくし、NMOSトランジスタM11を追加したことにある。これに伴って、図1の補正回路4を補正回路4aにし、図1の温度検出回路1を温度検出回路1aにした。
図5において、温度検出回路1aは、第1の電圧源回路2と、第2の電圧源回路3と、補正回路4aと、減算増幅回路5とで構成されている。補正回路4aは、第2の電圧源回路3から出力された基準電圧Vrefを補正して出力するものであり、演算増幅回路11、NMOSトランジスタM11及び抵抗R1,R2で構成されている。なお、補正回路4aは補正回路部をなしている。
NMOSトランジスタM11は、抵抗R1に並列に接続され、ゲートが接地電圧に接続されて常時オフしている。すなわち、抵抗R1に非常に大きな抵抗値の抵抗を並列に接続したことと等価である。
NMOSトランジスタM11は、図6で示すように、温度T2以上の高温領域になるとオフリークが生じる。このようなオフリークが生じると、NMOSトランジスタM11を抵抗と見た場合の抵抗値が低下したことになるため、図7の実線で示すように、高温領域での温度検出電圧Vtempを、電圧が低下する方向にシフトさせることができる。なお、図7では、点線は従来の温度検出電圧Vtempの場合を示している。
このように、本第2の実施の形態における温度検出回路は、温度T2以上の高温領域になると、NMOSトランジスタM11にオフリークが生じることにより、温度検出電圧Vtempを、電圧が低下する方向にシフトさせるようにした。このため、前記第1の実施の形態と同様に、前記DISの値を小さくすることができ温度検出電圧Vtempをより線形に近づけることができるため、温度検出精度を向上させることができる。
第3の実施の形態.
前記第1の実施の形態による低温領域の温度検出電圧Vtempの低下と、前記第2の実施の形態による高温領域の温度検出電圧Vtempの低下とをそれぞれ行うようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第3の実施の形態とする。
図8は、本発明の第3の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。なお、図8では、図1及び図5と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図8における図1との相違点は、NMOSトランジスタM11を追加したことにある。これに伴って、図1の補正回路4を補正回路4bにし、図1の温度検出回路1を温度検出回路1bにした。
図8において、温度検出回路1bは、第1の電圧源回路2と、第2の電圧源回路3と、補正回路4bと、減算増幅回路5とで構成されている。補正回路4bは、第2の電圧源回路3から出力された基準電圧Vrefを補正して出力するものであり、演算増幅回路11、コンパレータ12、アナログスイッチ13、抵抗R1〜R3及びNMOSトランジスタM11で構成されている。なお、補正回路4bは補正回路部をなす。
NMOSトランジスタM11は、抵抗R1に並列に接続され、ゲートが接地電圧に接続されて常時オフしている。すなわち、抵抗R1に非常に大きな抵抗値の抵抗を並列に接続したことと等価である。
NMOSトランジスタM11は、図6で示すように、温度T2以上の高温領域になるとオフリークが生じる。このようなオフリークが生じると、NMOSトランジスタM11を抵抗と見た場合の抵抗値が低下したことになるため、図9の実線で示すように、高温領域で温度検出電圧Vtempを、電圧が低下する方向にシフトさせることができる。
このようにすることにより、本第3の実施の形態における温度検出回路は、温度検出電圧Vtempが、図4と図7を合わせた図9のような特性になり、DISの値を更に小さくすることができ、温度検出電圧Vtempの特性を更に直線に近づけることができるため、温度検出精度を更に向上させることができる。
なお、前記第1及び第3の各実施の形態において、参照電圧Vcompは基準電圧Vrefを分圧して生成するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。 図1における第1及び第2の各電圧源回路2,3の回路例を示した図である。 図1のコンパレータ12、抵抗R3及びアナログスイッチ13がないときの、温度検出電圧Vtempと温度Tとの関係例を示した図である。 図1の温度検出回路1における温度検出電圧Vtempの特性例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。 図5のNMOSトランジスタM11のオフリーク例を示した図である。 図5の温度検出回路1aにおける温度検出電圧Vtempの特性例を示した図である。 本発明の第3の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。 図8の温度検出回路1bにおける温度検出電圧Vtempの特性例を示した図である。 従来の温度検出回路の例を示したブロック図である。 図10における第1及び第2の各電圧源回路101,102の回路例を示した図である。 図10の温度検出回路100における温度検出電圧Vtempの特性例を示した図である。
符号の説明
1,1a,1b 温度検出回路
2 第1の電源回路
3 第2の電源回路
4,4a,4b 補正回路
5 減算増幅回路
11,21,22 演算増幅回路
12 コンパレータ
13 アナログスイッチ
14 インバータ
R1〜R5 抵抗
M1 PMOSトランジスタ
M2,M11 NMOSトランジスタ

Claims (9)

  1. 検出した温度に応じた電圧を生成して温度検出電圧として出力する温度検出回路において、
    複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
    複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
    前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、
    前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記温度検出電圧として出力する減算増幅回路部と、
    を備え、
    前記補正回路部は、前記基準電圧を分圧して出力し、前記検出した温度が第1所定値以下になると、電圧が低下する方向に前記温度検出電圧がシフトするように該分圧比を変えて前記基準電圧の電圧補正を行うことを特徴とする温度検出回路。
  2. 前記補正回路部は、前記温度検出電圧と所定の参照電圧との電圧比較を行って、前記検出した温度が前記第1所定値以下であるか否かの検出を行うことを特徴とする請求項1記載の温度検出回路。
  3. 前記補正回路部は、
    前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1インピーダンス変換回路と、
    前記温度検出電圧と前記参照電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を出力する電圧比較回路と、
    該電圧比較回路の出力信号に応じて変えた分圧比で、前記第1インピーダンス変換回路の出力電圧を分圧して出力する分圧回路と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の温度検出回路。
  4. 前記分圧回路は、
    前記第1インピーダンス変換回路の出力端と接地電圧との間に直列に接続された第2抵抗及び第1抵抗と、
    第3抵抗と、
    前記電圧比較回路の出力信号に応じてスイッチングを行い、前記第2抵抗に該第3抵抗を並列に接続するスイッチと、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の温度検出回路。
  5. 前記補正回路部は、前記検出した温度が前記第1所定値よりも大きい第2所定値以上になると、電圧が低下する方向に前記温度検出電圧がシフトするように前記基準電圧の電圧補正を行うことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の温度検出回路。
  6. 検出した温度に応じた電圧を生成して温度検出電圧として出力する温度検出回路において、
    複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
    複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
    前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、
    前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記温度検出電圧として出力する減算増幅回路部と、
    を備え、
    前記補正回路部は、前記基準電圧を分圧して出力し、前記検出した温度が第2所定値以上になると、電圧が低下する方向に前記温度検出電圧がシフトするように該分圧比を変えて前記基準電圧の電圧補正を行うことを特徴とする温度検出回路。
  7. 記補正回路部は、
    前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1インピーダンス変換回路と、
    前記温度に応じて変えた分圧比で、前記第1インピーダンス変換回路の出力電圧を分圧して出力する分圧回路と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の温度検出回路。
  8. 前記分圧回路は、
    前記第1インピーダンス変換回路の出力端と接地電圧との間に直列に接続された第2抵抗及び第1抵抗と、
    該第1抵抗に並列に接続され、制御電極にはオフするように制御信号が入力されたトランジスタと、
    を備え、
    前記トランジスタは、温度が上昇するとオフリーク電流が流れることにより前記分圧比を変えることを特徴とする請求項7記載の温度検出回路。
  9. 前記減算増幅回路部は、
    前記第1電圧のインピーダンス変換を行って出力する第2インピーダンス変換回路と、
    一方の入力端である第1入力端に前記補正回路部の出力電圧が入力され、出力端から前記温度検出電圧を出力する演算増幅回路と、
    該演算増幅回路の他方の入力端である第2入力端と前記第2インピーダンス変換回路の出力端との間に接続された第4抵抗と、
    前記演算増幅回路の出力端と、前記演算増幅回路の第2入力端との間に接続された第5抵抗と、
    を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の温度検出回路。
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