JP5030640B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

この発明は、複数の室内機を備える空気調和装置を有する空気調和システムに関するものである。特に季節、動作環境等に応じて、換気装置等の機器を含めた操作対象の機器を設定された操作内容に基づいて制御するものである。
従来から、操作内容を時刻と共に設定してスケジュール管理し、設定された時刻になると、空気調和装置において操作対象の機器に設定された操作内容を実施させるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、発停(運転開始または停止)、運転モード、設定温度、操作禁止設定等の事項を設定する操作内容とし、それらの操作内容を空気調和装置に実施させる曜日、時刻を設定してスケジュール管理をする。また、室内機における運転操作によって換気装置等の機器を連動して運転操作する制御を行っている装置もある(例えば、非特許文献1参照)。
特開2002−286280号公報(第1−6頁、第1図) 三菱電機ビル空調マルチエアコンのカタログ、2006年10月作成、p.113
しかしながら、上述したようなシステムでは、設定された曜日、時刻において、設定された操作内容を空気調和装置に実施させるものであるため、例えば季節や気候の変化に対応するためには、操作内容に対応して事項の設定変更をする必要があり、そのために手間や時間を要していた。また、例えば1日の寒暖のある気候変化や日々の気候状況の変化または使用している環境の実態に合わせた設定をし、空気調和装置、空気調和装置と連動する機器に実施させることは困難であった。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、空気調和装置の状態、時刻等に合わせた設定を行い、空気調和装置、空気調和装置と連動する機器に操作内容を実施させることができる空気調和システムを得ることを目的とする。
この発明に係る空気調和システムは、1または複数の室内機と1または複数の室外機とを冷媒配管接続して構成される空気調和装置と、各室外機および各室内機と通信回線を介して接続され、操作対象の機器に操作指令を含む信号を送信する管理装置とを有する空気調和システムであって、管理装置は、操作対象の機器および操作内容並びに操作対象の機器に操作内容を実施させるための複数の任意の条件、該条件のAND・OR条件および有効期間からなる連動制御情報のデータを設定する処理を行う連動制御情報設定手段と、連動制御情報設定手段が処理した連動制御情報のデータを記憶する記憶手段と、空気調和装置から送信される条件判断を行うためのデータを含む信号に基づいて、記憶手段に記憶された1または複数の連動制御情報のデータから、条件および有効期間を満たすデータを判断し、満たすものと判断した条件および有効期間に係る操作対象の機器に、操作内容に基づく操作指令を送信する連動制御実施判断手段とを備えるものである。
本発明によれば、管理装置において、連動制御情報設定手段により設定した、操作対象の機器および操作内容並びに操作対象の機器に操作内容を実施させるための条件および有効期間からなる連動制御情報のデータに基づいて、連動制御実施判断手段が条件および有効期間を満たすデータを判断し、満たすものと判断した条件および有効期間に係る操作対象の機器に、操作内容に基づく操作指令を送信するようにしたので、条件、有効期間等の設定を詳細に行うことができる。そのため、例えば、スケジュール管理のように時間のみでの規定されることなく、季節によって連動制御しようとする内容が変化する等の場合に、手間や時間を要すことなく設定を行うことができる。また、これにより、季節や気候および1日における寒暖の変化等、使用環境や動作状況に応じた操作対象の機器、操作内容を的確かつ適切に制御することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る冷凍サイクルを利用した空気調和システムを中心とする構成を表す図である。図1において、室外機100および室内機200、汎用制御コントローラ(設備制御装置)300並びに集中コントローラ400は、空気調和装置専用伝送線500により接続され、それぞれ各種データを含む信号の通信を行うことができる。特に本実施の形態においては、管理装置となる集中コントローラ400から、操作対象の機器(以下、操作対象機器という)に対して操作内容に基づく操作指令の信号が送信される。ここで、システム内の機器は、例えばシステム内における固有の番号、アドレス等(以下、アドレスという)を有しており、区別されているものとする。また、各機器が通信を行う際には、信号送信先、送信元のアドレスのデータを含めた信号を送信するものとする。
そして、例えばビル等の建物に設けられた1または複数の室外機(熱源側装置)100(図1では1台である)および1または複数の室内機(負荷側装置)200(図1では3台である)により空気調和装置が構成される。室外機100と各室内機200とは冷媒配管により接続されており、配管中を流れる冷媒の圧力を変化させて冷媒の吸熱、放熱により空気調和を行う。
図2は室外機100の構成例を表す図である。室外機制御手段110は、例えば、室内機通信手段120が受信した集中コントローラ300等からの信号等に基づいて、室外機100を構成する各手段の動作を制御する。ここで、室外機制御手段110は、処理を行うために必要となるデータを記憶する記憶手段(図示せず)を有しているものとする。室外機通信手段120は、空気調和装置専用伝送線500と接続され、空気調和装置専用伝送線500と室外機制御手段110との間における信号通信のインターフェースとなる。室外機温度センサ130は、室外機100周辺の温度(気温)を検知する検知手段である。ここで、室外機温度センサ130は室外機100の構成の一部として記載しているが、例えば別ユニットで設ける等してもよい。
圧縮機140は、吸入した冷媒(気体)を圧縮し、運転周波数に基づく任意の圧力を加えて送り出す(吐出する)。特に限定するものではないが、例えば運転周波数を任意に変化させることにより容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を変化させることができる、インバータ回路を備えた容量可変のインバータ圧縮機としてもよい。室外機側熱交換器150は、熱交換器を通過する冷媒と空気との熱交換を行う。室外機側ファン160は、例えば室外機側熱交換器150に熱交換のための空気を送るものである。四方切換弁170は、例えば冷房運転、暖房運転に応じて、配管経路の切り替えを行うための弁である。アキュムレータ(液分離器)180は、液を溜め、気体の冷媒だけを圧縮機140に吸入させるための装置である。また、室外機側膨張弁190は、室外機制御手段110の指示に基づいて、弁の開度を調整し、冷媒の流量を制御する。
図3は室内機200の構成例を表す図である。室内機制御手段210は、例えば、手元リモートコントローラ280(以下、リモコン280という)からの操作指令を含む信号、室内機通信手段220が受信した信号等に基づいて、室内機200を構成する各手段の動作を制御する。ここで、室内機制御手段210も処理を行うために必要となるデータを記憶する記憶手段(図示せず)を有しているものとする。室内機通信手段220は、空気調和装置専用伝送線500と接続され、空気調和装置専用伝送線500と室内機制御手段210との間における信号通信のインターフェースとなる。
室内機温度センサ230は、例えば室内機200が設けられた室内の温度(気温)を検知する検知手段である。また、室内機湿度センサ240も室内の湿度を検知する検知手段である。室内機温度センサ230、室内機湿度センサ240の検知に係る信号は室内機制御手段210に送信される。ここで、室内機温度センサ230、室内機湿度センサ240は室内機200の構成の一部として記載しているが、例えば別ユニットで設ける等してもよい。室内機制御手段210は、その信号に基づいて、温度、湿度に係るデータの生成、温度、湿度のデータを含む信号を室外機100、集中コントローラ300に送信する等の処理を行う。
室内機側熱交換器250は、熱交換器内を通過する冷媒と空気との熱交換を行う。室内機側ファン260は、室内機側熱交換器250に空気を送り熱交換させ、さらに熱交換された空気を室内に送り込む。室内機側膨張弁270は、室内機制御手段210の指示に基づいて、弁の開度を調整し、冷媒の流量を制御する。これにより、室内機側熱交換器250を通過する冷媒量を制御し、室内機側熱交換器250における冷媒の蒸発等を調整する。リモコン280は、例えば操作者がリモートコントローラ等を介して入力した設定温度、運転モード等の操作指令の信号を室内機制御手段210に送信する。
汎用制御コントローラ300も、制御手段および通信手段(図示せず)を有する。例えば1または複数の汎用機器(汎用設備機器)310と空気調和装置専用伝送線500との間に接続されている。ここで、汎用機器310は、例えば空気調和装置と連動して空気調和を行うための換気装置等の機器、他の空気調和装置だけでなく、照明装置(システム)、防災装置(システム)等、空気調和装置と連動した動作を実施する他の設備機器、システム等であるものとする。本実施の形態においては、例えば、災害等が発生したときに緊急信号を送信する汎用機器310を有しているものとする。
汎用制御コントローラ300は、例えば、空気調和装置において通信する信号またはデータの形式が汎用機器310における形式と異なる場合に、汎用機器310に連動制御を行わせるための操作指示の信号における形式変換を行って汎用機器310に送信する。また、逆に汎用機器310からの信号等の形式変換を行って、集中コントローラ400等に送信する。そして、汎用機器310を操作監視し、空気調和装置と連動した運転等を行わせるようにする。ここで、本実施の形態では、汎用機器310は汎用制御コントローラ300を介して操作内容の信号等を受信するようにしているが、例えば空気調和装置における形式の信号またはデータが処理でき、運転等が行えるのであれば、汎用制御コントローラ300を介さずに空気調和装置専用伝送線500と接続し、通信を行うこともできる。
図4は集中コントローラ400の構成例を表す図である。本実施の形態においてシステムの管理装置となる集中コントローラ400は、外部通信手段410、通信手段420、表示手段430、入力手段440、制御手段450、記憶手段460、時計手段470、連動制御情報設定手段480および連動制御実施判断手段490で構成する。
外部通信手段410は、例えば、イントラネットまたは汎用ネットワーク700と接続し、通信装置との間で各種データを含む信号の通信を行うために設けられている。一方、通信手段420は、室外機100、室内機200および汎用制御コントローラ400との間で各種データを含む信号を通信するためのインターフェースとなる手段である。表示手段430は、制御手段450からの表示信号に基づいて表示を行う。入力手段440は、操作者(オペレータ)がデータ、指示等を入力するために設けられている。また、制御手段450は、例えばマイクロコンピュータで構成され、集中コントローラ400を構成する各手段の動作を制御する。
連動制御情報設定手段480は、入力手段440等から入力されるデータに基づいて連動制御を実施するための条件、操作内容等の情報を連動制御情報として設定し、記憶手段460に連動制御情報のデータを記憶させる設定処理を行う。また、連動制御実施判断手段490は、例えば、空気調和装置に設けられた温度センサ31、湿度センサ32の検知に係る温度、湿度等のデータ、日時のデータ、連動制御情報として設定された条件等のデータに基づいて、システム内の操作対象機器の連動制御に係る実施判断を行う。
記憶手段460は、連動制御情報、空調調和装置、汎用制御コントローラ300の運転状態、システム全体の情報等、集中コントローラ400の各手段が処理を行うためのデータ、処理により生成されたデータ等の各種データを記憶する。時計手段470は、例えば連動制御実施判断手段22が実施判断を行うための日時のデータを生成する。
図5は集中コントローラ400が行う連動制御情報設定内容を表す図である。図5(a)は主として連動制御情報設定手段480が行う処理のフローチャートを表し、図5(b)は連動制御情報の例を表す。次に図5に基づいて本実施の形態における集中コントローラ400の連動制御情報の設定処理について説明する。
まず、オペレータは、連動制御を有効とする期間・時間(以下、有効期間という)に係るデータを入力手段440から入力する。また、連動制御を行うための条件に係るデータを1または複数入力する。そして、条件のデータを複数入力した場合には、複数の条件を全て満たした(AND)ときに連動制御を行うか、または複数の条件の1以上の条件を満たした(OR)ときに連動制御を行うかを設定するためのAND・OR条件に係るデータを入力する。連動制御情報設定手段480は、入力手段440から入力されるこれらのデータに基づいて設定処理を行う(ステップ1。(以下、ステップをSとする))。
例えば、図5(b)の連動制御情報の例において、オペレータが入力手段440から入力したデータに基づいて、連動制御情報設定手段480が処理を行って設定した設定番号1では、有効期間として、「常時」が設定されている。また、2つの条件が設定されており、条件1として「室内機1号機が冷房モードであること」、条件2として「室内機1号機の運転操作がなされたこと」が設定されている。さらにAND・OR条件は、条件1と2とを両方満たした場合に連動制御を実施することを表す「条件1 AND 条件2」が設定されている。この入力に係るデータに基づく表示信号が制御手段15から送信されると、表示手段430は設定された内容を例えば図5(b)に示すように表示する。ここで、図5(b)は、オペレータが確認を行いやすい表示をおこなうように示したものであるが、記憶手段460に実際に記憶するデータの形式は特にこれに限定するものではない。
ここで、本実施の形態においては、上述したように、災害等の場合に、汎用機器310を介して集中コントローラ400に緊急信号が入力される。そこで、緊急信号が入力された場合について条件のデータとして、設定することができる。例えば、図5(b)の連動制御情報の例において、緊急信号が入力されていないことを条件とする場合には、設定番号4における条件1のように「緊急信号入力=通常」と設定を行う。また、緊急信号が入力されたことを条件とする場合には、設定番号5における条件1のように「緊急信号入力=緊急」と設定を行う。これにより、緊急状態と通常状態とを区別した設定をおこなうことができ、状態に応じた制御を行うことができる。
連動制御を行うための有効期間に係るデータおよび条件のデータが設定されると、オペレータは、さらに連動制御を行う操作対象機器および連動制御に係る操作内容のデータを入力手段440から入力する(S2)。例えば、図5(b)の連動制御情報の例において、設定番号1では、操作対象機器として「室内機1号機」が設定されている。また、操作内容として「設定温度=27℃」とする操作について設定されている。
ここで、図5(b)の設定番号4、5および7に示すように、空気調和装置を構成する室外機100、室内機200だけでなく、空気調和装置と連動した動作を行う汎用機器310を設定対象機器として設定することもできる。これにより、汎用機器310についても、連動制御ではなく、操作内容に基づく実施をさせることができる。ここで、操作対象機器が汎用機器310の場合には、汎用制御コントローラ300を介して操作指令の信号を送信することになる。
S1およびS2に基づいて、連動制御情報に係るデータが入力手段440を介して入力されると、連動制御情報設定手段480は、連動制御情報に係るデータを記憶手段460に記憶する(S3)。そして、連動制御情報に係るデータ入力が終了であるか継続されるかどうかを判断し(S4)、継続の場合には、S1に戻り、入力が終了である場合には設定処理を終了する。
図6は集中コントローラ400における連動制御実施判断処理のフローチャートを表す図である。連動制御実施判断手段490は、記憶手段460に記憶された連動制御情報に係るデータに基づいて実施判断処理を定期的に行う。まず、連動制御情報を読み出す設定番号Nを0にセットする(S11)。そして、設定番号Nに「1」を加算する(S12)。
記憶手段460に記憶された設定番号Nの連動制御情報のデータから、有効期間に係るデータ、条件に係るデータおよびAND・OR条件に係るデータを読み出す(S13)。そして、読み出したデータに係る条件が成立し、連動制御を行うかどうかを判断する(S14)。このとき、通信手段12、空気調和装置専用伝送線8を介して送信される信号に含まれる空気調和装置(室外機100、室内機200)、汎用制御コントローラ400(汎用機器410)の状態、温度センサ130若しくは230または湿度センサ240の検知に係る温度、湿度のデータを条件を満たすかどうかの判断に用いる。
条件が成立し、連動制御を行うものと判断した場合は、さらにその設定番号の操作対象機器のデータおよび操作内容のデータを記憶手段460から読み出す(S15)。そして、通信手段420を介して、操作対象機器として設定された機器に対して、操作内容に基づく操作指令の信号を送信する(S16)。信号を受信した機器は、その操作指令に基づいて各手段を動作させる。上述したように、操作対象機器が汎用機器310の場合には、汎用制御コントローラ300に操作指令の信号を送信し、実施させるようにする。
そして、設定された全ての連動制御情報について判断処理を行ったかどうかを判断する(S17)。処理を行ったものと判断すれば連動制御実施判断処理を終了する。一方、処理を終えていないと判断すると、S12に戻り、次の設定番号に設定された連動制御情報について連動制御実施判断処理を繰り返し行う。
以上のように、実施の形態1によれば、集中コントローラ400の連動制御情報設定手段480が、例えば有効期間、条件、AND・OR条件、操作対象機器および操作内容からなる連動制御情報のデータを処理して設定し、連動制御実施判断手段490が条件を満たしたものと判断した場合には、操作対象機器に操作内容に基づく操作指令の信号を送信し、操作に基づく動作を実施させるようにしたので、条件をきめ細かく設定することができ、例えば季節によって連動制御しようとする内容が変化する等の場合に、手間や時間を要すことなく設定を行うことができる。また、通常のスケジュール設定のように、時刻、操作内容が固定されることなく、季節や気候および1日における寒暖の変化等、使用環境や動作状況に応じた操作対象機器、操作内容を的確かつ適切に制御することができる。そのため、例えば時刻のみの強制的な操作変更により室内の使用者の快適性を確保することができる。
さらに、連動制御情報として有効期間のデータを設定するようにしているので、連動制御を行う条件に対して、時間的に有効または無効の設定を行うことができる。そして、汎用機器310を操作対象機器として設定を行うことができるので、汎用機器310についても条件に応じた実施をさせることができる。また、緊急信号入力を条件とすることができ、他の条件も設定することができるので、緊急状態のより細かな条件に応じて、操作対象機器に操作内容に基づく操作指令を送信し、実施させることができる。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2に係る空気調和システムを中心とする構成を表す図である。図7において、図1と同じ番号を付しているものは同様の動作を行うので説明を省略する。上述した集中コントローラ400の外部通信手段410は、例えばイントラネットまたは汎用ネットワーク700を介してルータ710と接続されている。ルータ710はさらに、いわゆるインターネット等の電気通信回線網800と接続されている。一方、遠隔監視装置600は、イントラネット900を介してルータ910と接続され、ルータ910と接続された電気通信回線網800を経由して集中コントローラ400と信号の通信を行うことができる。
遠隔監視装置600は例えばパーソナルコンピュータ等からなり、外部通信手段610、表示手段630、入力手段640、制御手段650、記憶手段660、時計手段670、連動制御情報設定手段680および遠隔連動制御情報変更処理手段690で構成されている。
外部通信手段610は、外部の通信装置との間で各種データを含む信号を送受信するために設けられている。本実施の形態では、上述したように集中コントローラ400と信号の送受信を行うために設けられたものである。表示手段630は、制御手段650からの表示信号に基づいて表示を行う。入力手段640は、設定するデータ、操作指示等を操作者(オペレータ)が入力するために設けられている。また、制御手段650は、遠隔監視装置10の各手段の動作制御等を行う。
連動制御情報設定手段680は、連動制御情報設定手段480と同様に、入力手段640から入力されるデータに基づいて連動制御を実施するための条件、操作内容等の情報を連動制御情報として設定し、記憶手段660に記憶させる設定処理を行う。また、遠隔連動制御情報変更処理手段690は、記憶手段660に記憶された連動制御情報のデータを含む信号を、外部通信手段610等を介して集中コントローラ400に送信し、変更させるための処理を行う。
遠隔記憶手段660は、連動制御情報のデータ等、遠隔監視装置10の各手段が処理を行うために必要となる各種データを記憶する。時計手段670は日時のデータを生成する。
図8は実施の形態2に係る処理を表す図である。図8(a)は遠隔監視装置10と集中コントローラ400とにおいて行われる処理のフローチャートを表し、図8(b)は遠隔監視装置10から連動制御情報を送る信号を表す。本実施の形態は、遠隔監視装置600において処理を行って設定した連動制御情報のデータを、集中コントローラ400の記憶手段460に記憶させる処理について説明する。
まず、オペレータは、有効期間に係るデータを入力手段640から入力する。また、連動制御を行うための条件に係るデータを1または複数入力する。そして、条件のデータを複数入力した場合には、上述したAND・OR条件に係るデータも入力する。連動制御情報設定手段680は、入力手段640から入力されるこれらのデータに基づいて設定処理を行う(S21)。連動制御を行うための有効期間に係るデータおよび条件のデータが設定されると、オペレータは、連動制御を行う操作対象機器および連動制御に係る操作内容のデータを入力手段640からさらに入力する(S22)。このとき、例えば、上述した図5(b)における連動制御情報の例のような設定の内容となる。
S21およびS22に基づいて、連動制御情報に係るデータが入力手段640を介して入力されると、連動制御情報設定手段680は、連動制御情報に係るデータを記憶手段660に記憶する(S23)。そして、連動制御情報に係るデータ入力が終了であるか継続されるかどうかを判断し(S24)、継続する場合にはS21に戻って上記の処理を繰り返し行う。
データ入力が終了であると判断すると、連動制御情報設定手段680は処理を終了する。そして、遠隔連動制御情報変更手段690は、記憶手段660に記憶された連動制御情報のデータを読み出し、外部通信手段610、イントラネット900、ルータ910、電気通信回線網800等を介して、連動制御情報のデータを含む信号を集中コントローラ400に送信する(S25)。
一方、集中コントローラ400側においては、遠隔監視装置600の設定処理に係る連動制御情報のデータを記憶手段460に記憶させる処理を行う。ここでは、連動制御情報設定手段480が処理を行うものとして説明する。連動制御情報設定手段480は遠隔監視装置600からの連動制御情報のデータを含む信号を外部通信手段410が受信したかどうかを、例えば定期的に判断する(S31)。連動制御情報のデータを含む信号を受信したものと判断すると、連動制御情報のデータを記憶手段460に記憶させる(S32)。
図8(b)に示すように、遠隔監視装置600からの信号には、記憶手段460に記憶させる連動制御情報のデータの数が全設定数のデータとして含まれる。連動制御情報設定手段480は、全設定数のデータに基づいて、全ての連動制御情報のデータを記憶させたかどうかを判断する(S33)。全ての連動制御情報のデータの記憶が終了していないと判断すると、S31に戻って処理を繰り返す。
全ての連動制御情報のデータの記憶が終了したものと判断すると、連動制御情報設定手段480は処理を終了し、記憶手段460に記憶された新たな連動制御情報のデータに基づいて、連動制御実施判断手段490が上述したように連動制御実施判断処理を開始する(S34)。
以上のように、実施の形態2によれば、例えば空気調和システムから遠隔の場所に設けられている遠隔監視装置600により設定処理した連動制御情報のデータを含む信号を、電気通信回線網800等により集中コントローラ400に送信し、記憶手段460に記憶するようにしたので、上述の実施の形態の効果に加え、例えば、オペレータが集中コントローラ400において直接しなくても、遠隔監視装置600により連動制御情報の設定、設定の変更等を行うことができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では空気調和装置について説明したが、これに限るものではない。例えば、冷凍、冷蔵倉庫等に利用する冷却装置、ヒートポンプ装置等を有する他の冷凍サイクルを利用したシステムにも適用することができる。また、照明システム等にも適用することができる。
また、上述の実施の形態では、集中コントローラ300が連動制御に関する設定、判断等を行うようにしているが、これに限定するものではない。例えば、室外機制御手段110、室内機制御手段210、リモコン280、汎用制御コントローラ300の制御手段等が行うようにしてもよい。
上述の実施の形態では、汎用制御コントローラ300、空気調和装置専用伝送線500を介して汎用機器310から送信される緊急信号を受信するようにしたが、緊急信号の通信経路は、これに限定されるものではない。例えば、イントラネットまたは汎用ネットワーク700等を介してもよいし、緊急信号専用の通信手段を設けて、緊急信号を受信するようにしてもよい。
実施の形態1に係る空気調和システムを中心とする構成を表す図である。 室外機100の構成例を表す図である。 室内機200の構成例を表す図である。 集中コントローラ400の構成例を表す図である。 集中コントローラ400が行う連動制御情報設定内容を表す図である。 集中コントローラ400連動制御実施判断処理を表す図である。 実施の形態2に係る空気調和システムを中心とする構成を表す図である。 実施の形態2に係る処理を表す図である。
符号の説明
100 室外機、110 室外機制御手段、120 室外機通信手段、130 室外機温度センサ、140 圧縮機、150 室外機側熱交換器、160 室外機側ファン、170 四方切換弁、180 アキュムレータ、190 室外機側膨張弁、200 室内機、210 室内機制御手段、220 室内機通信手段、230 室内機温度センサ、240 室内機湿度センサ、250 室内機側熱交換器、260 室内機側ファン、270 室内機側膨張弁、280 手元リモートコントローラ(リモコン)、300 汎用制御コントローラ、310 汎用機器、400 集中管理装置、410 外部通信手段、420 通信手段、430 表示手段、440 入力手段、450 制御手段、460 記憶手段、470 時計手段、480 連動制御情報設定手段、490 連動制御実施判断手段、500 空気調和装置専用伝送線、600 遠隔監視装置、610 外部通信手段、620 表示手段、640 入力手段、650 制御手段、660 記憶手段、670 時計手段、680 連動制御情報設定手段、690 遠隔連動制御情報変更処理手段、700 イントラネットまたは汎用ネットワーク、710 ルータ、800 電気通信回線網、900 イントラネット、910 ルータ。

Claims (5)

  1. 1または複数の室内機と1または複数の室外機とを冷媒配管接続して構成される空気調和装置と、
    各室外機および各室内機と通信回線を介して接続され、操作対象の機器に操作指令を含む信号を送信する管理装置とを有する空気調和システムであって、
    前記管理装置は、
    前記操作対象の機器および操作内容並びに前記操作対象の機器に前記操作内容を実施させるための複数の任意の条件、該条件のAND・OR条件および有効期間からなる連動制御情報のデータを設定する処理を行う連動制御情報設定手段と、
    該連動制御情報設定手段が処理した連動制御情報のデータを記憶する記憶手段と、
    前記空気調和装置から送信される条件判断を行うためのデータを含む信号に基づいて、前記記憶手段に記憶された1または複数の前記連動制御情報のデータから、前記条件および前記有効期間を満たすデータを判断し、満たすものと判断した前記条件および前記有効期間に係る前記操作対象の機器に、前記操作内容に基づく前記操作指令を送信する連動制御実施判断手段と
    を備えることを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記通信回線に接続され、前記空気調和装置と連動した動作を行う汎用設備装置も前記操作対象の機器とすることを特徴とする請求項1記載の空気調和システム。
  3. 温度を検知する温度検知手段と湿度を検知する湿度検知手段とが前記室外機および/または前記室内機に設けられ、
    前記室外機および/または前記室内機は、前記温度検知手段が検知した温度に係るデータおよび/または前記湿度検知手段が検出した湿度に係るデータを信号に含めて前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1または2記載の空気調和システム。
  4. 前記連動制御情報設定手段は、緊急時に送信される緊急信号に基づく条件を、前記条件として設定する処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和システム。
  5. 前記操作対象の機器および操作内容並びに前記操作対象の機器に前記操作内容を実施させるための条件および有効期間からなる連動制御情報のデータを設定する処理を行う連動制御情報設定手段を備え、該連動制御情報設定手段が行った設定処理に係る連動制御情報のデータを含む信号を、前記管理装置に送信して前記管理装置の前記記憶手段に記憶させる遠隔監視装置をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和システム。
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