JP5028935B2 - 結束機及び巻付け具 - Google Patents

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Description

本発明は、巻付け具に巻付けられた被覆線、ツイストタイなどの線状や帯紐状の結束具で袋口を結束するツイストタイ結束機に適用可能な結束機及び巻付け具に関するものである。
詳しくは、巻付け具における回転の有無が検知され、所定の監視設定時間内に巻付け具の回転有りが検出されなかった場合、結束具の引出しを停止することで、結束具の終端部が結束機の内部に浸入することを防止できるようにすると共に、結束具の終端部を結束機の外部に残存できるようにする。
従来、ユーザは、品物などが袋詰めされた袋の口に、線状や帯紐状の結束具(被覆線、ツイストタイ)を自動的に結束する為に、結束機を使用してきた。例えば、ユーザは、袋の口を捻るなどして束ねた後、当該袋の口を結束機の結束口に押し込む。このとき、結束機は、袋の口が結束口に押し込まれたことを感知して、巻付け具(リール)に巻き付けられたツイストタイを所定の長さ引出し、袋の口を周回するようにツイストタイを配置してカットする。カット後、ツイストタイの両先端部を先端S字形状の軸回転部材により保持し、この回転部材を所定数ほどスクリュー回転させる。これにより、ツイストタイがねじられると共に袋の口が結束される。このようにして、袋の口はツイストタイにより自動的に結束される。
このような従来例に関連して特許文献1には、結縛装置が開示されている。この結縛装置によれば、結縛ベース部を備え、スプール(リール)に巻き付けられた所定長の縛り材を捻って袋の袋口を縛るようになされる。これにより、自動的に縛り材で袋口を縛れるようになる。
特開S44−18480号公報(第2頁 図1)
ところで、従来例に係る特許文献1によれば、リールからほどくように縛り材が引出されて、結縛ベース部により縛り材で袋口を縛るようになされる。しかしながら、リールが縛り材によって引っ張られて回転する構成のため、リールから縛り材の終端部が離れても、結縛ベース部は縛り材で袋口を縛ろうとする。このため、縛り材の終端部が結縛ベース部の内部に浸入する場合が多い。これにより、縛り材の終端部が結縛ベース部の内部に残存し、故障の原因となるおそれがある。内部に残った縛り材の終端部を取り出す場合、結縛ベース部を一々分解しなければならないことも多い。
そこで、本発明はこのような従来例に係る課題を解決したものであって、縛り材(結束具)の終端部が結縛装置(結束機)の内部に浸入することを防止すると共に、結束具の終端部が結束機の外部に残存するようにした結束機及び巻付け具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明に係る請求項1に記載の結束機は、巻付け具に巻付けられた結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する結束手段と、前記巻付け具における回転の有無を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された前記巻付け具の回転有無に基づいて、前記結束具の引出しを続行、又は当該結束具の引出しを停止するように前記結束手段を制御する制御手段とを備えた結束機であって、前記検知手段は、前記巻付け具の回転軸を中心とした円周上で、当該巻付け具に設けられた複数の目印と、前記目印を検知する検知部とを有し、前記検知部は、前記目印を検知して検知信号を前記制御手段へ出力し、前記制御手段は、前記検知信号に基づいて、前記結束具の引出しを停止するように前記結束手段を制御し、前記巻付け具の半径をrとし、前記結束具の1回分の使用による引出し量をLとし、隣接する2つの前記目印が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、360°×[L/(2×π×r)]>θを満たすように前記角度θが設定されることを特徴とするものである。
本発明に係る結束機によれば、結束手段は、巻付け具に巻付けられた結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する。検知手段は、巻付け具における回転の有無を検知する。制御手段は、検知された巻付け具の回転有無に基づいて、結束具の引出しを続行、又は当該結束具の引出しを停止するように結束手段を制御する。検知手段は、巻付け具の回転軸を中心とした円周上で、当該巻付け具に設けられた複数の目印と、この目印を検知する検知部とを有している。検知部は、目印を検知して検知信号を制御手段へ出力する。制御手段は、検知信号に基づいて、結束具の引出しを停止するように結束手段を制御する。これらを前提にして、巻付け具の半径をrとし、結束具の1回分の使用による引出し量をLとし、隣接する2つの目印が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、360°×[L/(2×π×r)]>θを満たすように角度θが設定される。これにより、結束具が全て巻付け具から引出された場合、結束具の引出しを停止するので、結束具の終端部が結束機の内部に浸入することを防止できるようになる。
上述した課題を解決するために本発明に係る請求項に記載の巻付け具は、当該巻付け具に巻付けられた結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する結束機に装着可能な巻付け具であって、回転軸と、前記回転軸の両端に取付けられた形状のガイド板とを備え、少なくとも一方の前記ガイド板には、前記回転軸を中心とした円周上に目印が複数の設けられ、前記円形状のガイド板の半径をrとし、前記結束具の1回分の使用による引出し量をLとし、隣接する2つの前記目印が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、360°×[L/(2×π×r)]>θを満たすように前記角度θが設定されていることを特徴とするものである。
本発明に係る巻付け具によれば、結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する結束機に装着可能な場合であって、所定の監視設定時間内に、巻付け具の回転に応じて目印が検出される。これにより、巻付け具の回転の有無を検知できるようになる。
本発明に係る結束機によれば、検知された巻付け具の回転有無に基づいて、結束具の引出しを続行、又は当該結束具の引出しを停止するものである。
この構成によって、結束具の終端部が結束機の内部に浸入することを防止できるようになると共に、結束具の終端部を結束機の外部に残存できるようになる。
本発明に係る巻付け具によれば、結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する結束機に装着可能な場合であって、少なくとも一方のガイド板には、回転軸を中心とした円周上に目印が複数設けられ、当該円形状のガイド板の半径をrとし、結束具の1回分の使用による引出し量をLとし、隣接する2つの目印が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、360°×[L/(2×π×r)]>θを満たすように角度θが設定されているものである。
この構成によって、目印と所定のセンサーとを組み合わせることにより、結束具の1回分の使用による引出し量に対応した巻付け具の回転の有無を検知できるようになる。これにより、検知された巻付け具の回転有無に基づいて、結束具の引出しを停止できるようになる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る結束機及び巻付け具の実施例について説明をする。
図1は、本発明に係る結束機100の構成例を示す斜視図である。図1に示す結束機100は、結束機100の内部機構を保護する為のカバーが取り外されている状態である。結束機100は、結束機構1、リール2、タグ送り機構3、支持台4、センサー7及び制御部40から構成される。
結束機構1は結束手段の一例として機能し、支持台4に上下調整自在に係合されている。例えば、支持台4は支持棒31を備え、この支持棒31は支持台4に対して垂直に取付けられている。支持棒31は、筒31a及び棒部材31bから構成され、この筒31aに棒部材31bが上下動自在に挿入されて固定されている。結束機構1は、リール2に巻付けられたツイストタイ(結束具)14を引出して所定長に切断し、当該ツイストタイ14で袋口を結束する。
タグ送り機構3は結束機構1のリール2に対峙する一端側に取付けられている。タグ送り機構3は、図示しないタグを結束機構1の結束口15に供給するものである。
リール2は支持台4に軸回転自在に固定されている。支持台4はリール支持部5を備え、このリール支持部5は支持台4に固定されている。このリール支持部5にリール2が軸回転自在に取付けられている。例えば、リール支持部5は、リール2の回転軸6を支持する為の半円弧部を有し、この半円弧部にリール2の回転軸6が係合されている。半円弧部の円周は、リール2の回転軸6の円周よりも若干大きく設計されている。これにより、リール2に巻き付けられたツイストタイ14が結束機構1により引き出されると、リール2は、リール支持部5の半円弧部を利用しながら回転する。
リール2は、回転軸6と、回転軸6の両端に取付けられた円形状のリール外板(ガイド板)2a及び2bとを備えている。少なくとも一方のリール外板2aには、回転軸6を中心とした円周上に等間隔で目印の一例を構成する貫通孔8が設けられている。
センサー7は、図中の破線円内のリール支持部5に取付けられ、センサー7と対応する位置に配置された貫通孔8との協働で検出手段の一例として機能する。センサー7及び貫通孔8により、リール2における回転の有無を検知する。
制御部40はリール支持部5に取付けられ、制御手段の一例として機能する。制御部40は、検知されたリール2の回転有無に基づいて、ツイストタイ14の引出しを続行、又はツイストタイ14の引出しを停止するように結束機構1を制御する。例えば、制御部40は、所定の監視設定時間内に、リール2の回転有りが検出されなかった場合、ツイストタイ14の引出しを停止する。
センサー7は検知部の一例として機能し、貫通孔8を検知して検知信号を制御部40へ出力する。制御部40は、この検知信号に基づいてツイストタイ14の引出しを制御する。例えば、所定の監視設定時間にセンサー7により貫通孔8が検知されなかった場合、制御部40はリール2の回転が無かったと判断し、ツイストタイ14の引出しを停止するように結束機構1を制御する。これにより、ツイストタイ14の終端部が結束機構1の内部に浸入することを防止できる。従って、ツイストタイ14の終端部を結束機構1の外部に残存できるようになる。
なお、センサー7には、発光素子により発光した光が受光素子に当たるように双方の素子が向かい合った構造の透過型フォトセンサーを使用する。センサー7は、発光素子により発光された光が、貫通孔8を通過して受光素子で受光されることにより変化する受光素子の出力電流をとらえて制御部40へ検知信号として出力する。
続いて、図1及び図2を参照して結束機100の機能を説明する。図2A〜Dは結束機100の機能例を示す工程図である。図2Aに示すタグ10は、タグ送り機構3により結束機構1へ供給されたものである。タグ10は袋口が束ねられた袋13の近傍に配置される。例えば、ユーザは袋13の袋口を束ね、この袋口を結束機構1の結束口15に配置する。配置後、制御部40は、袋口が結束口15に配置されたことを感知して、タグ送り機構3にタグ10を1枚ほど結束機構1に送るように要求する。この要求を受けて、タグ送り機構3は、タグ10を1枚ほど結束機構1に供給する。結束機構1は、タグ送り機構3により供給されたタグ10を受け取り、袋口の近傍に配置する。このとき、タグ10の切り欠け12a及び12bを基準にして配置位置を調整する。このようにしてタグ10は袋口の近傍に配置される。
図2Bは、タグ10にツイストタイ14を挿入する図である。例えば、結束機構1は、リール2に巻き付けられたツイストタイ14を80mm程度引出し、このツイストタイ14の先端をタグ10のタグ固定用孔11aに挿入する。
図2Cは、タグ10に挿入後のツイストタイ14の形状を規制した図である。例えば、結束機構1は、ツイストタイ14の先端をタグ固定用孔11aに挿入した後、ツイストタイ14の先端をタグ固定用孔11bに挿入する。挿入後、結束機構1はツイストタイ14の所定位置を切断し、ツイストタイ14の全長を80mm程度に設定する。切断後、結束機構1は、ツイストタイ14の両端を袋13に寄せると共に、ツイストタイ14の形状をU字形状に規制する。
図2Dは、タグ10を袋13の袋口にツイストタイ14により固定した図である。例えば、U字形状に規制されたツイストタイ14の両先端部を、図2Cに示す先端S字形状のネジリアーム30のS字部材30bにより保持し、このネジリアーム30の回転軸30aを所定数ほどスクリュー回転させる。これにより、ツイストタイ14がねじられると共に、タグ10が袋13の袋口にツイストタイ14により固定される。このようにして、袋13の袋口を自動的に結束すると共にタグ10を固定する。
図3は、図1に示した破線円内のセンサー7の取付け例を示す拡大図である。図3に示すセンサー7は、センサー7の発光素子と受光素子がリール外板2aを挟むように、リール支持部5に取付けられている。また、センサー7の発光素子と受光素子とを直線で結んだ場合に、センサー7は、この直線がリール外板2aの貫通孔8を通過するように取付けられている。
センサー7は反応出力端子9を備え、この反応出力端子9から回線が引き出され、この回線は制御部40に接続されている。これにより、センサー7は、発光素子により発光された光が、貫通孔8を通過して受光素子で受光されることにより変化する受光素子の出力電流をとらえて検知信号として制御部40へ出力できるようになる。
図4A及びBはリール2の構成例を示す説明図である。図4Aに示すリール2は斜視図であり、ツイストタイ14が巻き付けられていない状態である。リール外板2a及び2bは、樹脂射出成形機により同じ金型を使用して製造される。このため、リール外板2aとリール外板2bは同形であり、これらの外板の各々には、貫通孔8が8個づつ設けられている。リール外板2a及び2bのどちらの貫通孔8を検知しても結果は同じなので、この例では、リール外板2aの貫通孔8を検知している。リール2の半径は100mm程度であり、リール2には、約1000mのツイストタイ14が巻き付けられる。
リール2の回転軸6には、図示しない引掛け部が設けられており、この引掛け部にツイストタイ14の先端部が引っ掛けられて、ツイストタイ14がリール2に巻き付けられている。リール2に巻き付けられたツイストタイ14が全て消耗されると、引掛け部に引っ掛けられ先端部は、結束機構1によるツイストタイ14の引出し力によって引き抜かれるようになっている。これにより、結束機構1やリール2に過剰な負荷がかからないようになる。
図4Bに示すリール2は正面図であり、リール外板2aの円周Pが回転軸6を中心にして一点鎖線で8等分され、1区間の角度θが45°に設定されている。この角度θは、リール2の半径をとし、ツイストタイ14の引出し量をLとし、隣接する2つの貫通孔8が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、
360°×[L/(2×π×)]>θ ・・・(1)
を満たすように角度θが設定される。この例で、リール2の半径を100mmとし、引出し量Lを80mmとしたとき、これらの値を式(1)に当てはめると、式(1)の左辺は45.9°となる。従って、ツイストタイ14を1回分使用した場合に、リール2が最低45.9°回転するので、角度θを45.9°以下に設定すれば貫通孔8を少なくとも1度は検出できることになる。
すなわち、リール2に巻き付けられたツイストタイ14の半径がリール2の半径と略等しい場合、換言すれば、このツイストタイ14の使い始めは、リール2の回転量が、上述した45.9°程度になる。この条件でリール2の回転を検知できるピッチに貫通孔8を配置する。なお、ツイストタイ14を引出して使用していくにつれて、リール2に巻き付けられているツイストタイ14の半径はリール2の半径よりも小さくなっていくので、ツイストタイ14の1回分の使用量に対してリール2は、より多く回転する傾向を示すようになっていく。また、リール外板2aからはみ出すまで、ツイストタイ14がリール2に巻き付けられることは通常では考えられない。
8等分された一点鎖線と円周P交点には、貫通孔8が配置されている。これにより、ツイストタイ14がリール2から引き出されてリール2が回転された場合、少なくとも1度は、リール2の貫通孔8がセンサー7を通過するようになる。
このように、本発明に係るリール2によれば、ツイストタイ14を引出して切断し、当該ツイストタイ14で袋口を結束する結束機100に装着可能な場合であって、少なくとも一方のリール外板2aには、回転軸6を中心とした円周上に等間隔で貫通孔8が設けられているものである。
従って、貫通孔8とセンサー7とを組み合わせることにより、リール2の回転の有無を検知できるようになる。これにより、検知されたリール2の回転有無に基づいて、ツイストタイ14の引出しを停止できるようになる。
図5は、結束機構1の動作例(その1)を示す上面の構成図である。図5に示す結束機構1は、図1に示した結束機構1の内部構造を示したものであり、袋13の袋口を結束する開始前の状態である。結束機構1は、図2A〜Dに示した機能を有する。すなわち、結束機構1はタグ10を袋13の袋口にツイストタイ14により固定する機能を有する。この機能を実現するために、結束機構1は、第1の作動板20、第2の作動板21、カールガイド22、送りローラ23、送り溝24、第1のリンク25、第2のリンク26、第3のリンク27、カッター28、寄せアーム29a及び29b、ネジリアーム30及び連結棒3を備える。なお、図示しないが、結束機構1は歯車、カムなどを複数備え、モータ48の動力を複数の歯車やカムなどを使用して作動板20及び21などへ伝える。また、結束機構1は1個のモータ48により駆動される。
作動板20は、作動板20の一端にローラを有し、作動板20の中央に長孔20aを有している。作動板20のローラは、図示しない歯車に備えられたカム溝に結合されている。作動板20の長孔20aには規制用ボルト20bなどが装着され、作動板20は、長孔20aの長手方向へ移動自在に結束機構1の本体に結合されている。作動板20の他端には、リンク27の一端が回転自在に結合されている。リンク27の他端には、カールガイド22が結合されている。このカールガイド22には、タグ10が装着される。
このリンク27はトルクリミッタ機能を有している。例えば、リンク27は、軸回転可能な2組の部材及びバネから構成され、バネ力や摩擦力により2組の部材の軸回転を止めている。例えば作動板20からの過大な駆動トルクが作用した場合に、2組の部材が向き合う方向へ移動する。これにより、過大な駆動トルクが逃げるので、駆動機構である歯車やカムなどが破損することを防げるようになる。
作動板21は上述した作動板20と同様に、作動板21の一端にローラを有し、作動板21の中央に長孔21aを有している。作動板21のローラは、図示しない歯車に備えられたカム溝に結合されている。作動板21の長孔21aには規制用ボルト21bなどが装着され、作動板21は、長孔21aの長手方向へ移動自在に結束機構1の本体に結合されている。
作動板21の他端には、ハサミ状のリンク25の一端が回転自在に結合されている。ハサミ状のリンク25の一方の他端には、リンク26が軸回転自在に結合されている。リンク26の形状は略D形状であり、リンク26は、略D形状の円弧部に凹部26aを有している。この凹部26aに対応させてカッター28のローラ28aが配置されている。カッター28のローラ28aは、バネ28bを介してリンク26に結合され、一定の方向へ引っ張られている。また、リンク26には寄せアーム29aが固定されている。
ハサミ状のリンク25の他方の他端には、連結棒31が軸回転自在に結合され、この連結棒31には、寄せアーム29bが固定されている。この状態で2個の寄せアーム29a及び29bは、ツイストタイ14の送り経路の一部を構成している。
また、作動板21の他端側の位置する部位の付近には、ネジリアーム30が軸回転自在に設けられている。このネジリアーム30の回転軸30aの先端にはS字形状のS字部材30bが取付けられており、このS字部材30bは、ネジリアーム30の回転軸30aによってスクリュー状に回転する。このように、結束機構1は構成され、タグ10を袋13の袋口にツイストタイ14により固定する。
続いて、ツイストタイ14を80mm引出した状態の結束機構1を説明する。図6は、結束機構1の動作例(その2)を示す上面の構成図である。図6に示す結束機構1は、図5に示した状態からツイストタイ14を80mm引出した状態である。
この例で、結束機構1は、袋13の袋口が結束口15に押し込まれたことを感知して、図1に示したモータ48を回転すると共に歯車を回転する。このとき、回転された歯車に備えられたカム溝に結合された作動板20のローラが、カム溝の形状従って移動する。このローラの移動と共に作動板20は、作動板20における長孔20aの長手方向(矢印P方向)へ移動する。
作動板20が矢印P方向へ移動すると共に、リンク27を介して結合されたカールガイド22は、矢印P方向の反対方向である矢印Q方向へ移動する。例えば、結束口15に押し込まれた袋13の袋口のサイズが大き過ぎて結束口15からはみ出した場合、はみ出した袋13によりカールガイド22が定位置まで移動することができない。このとき、リンク27に備えられたトルクリミッタ機能が作用して作動板20等にかかる過大な駆動トルクを逃がすことができる。
カールガイド22が矢印Q方向へ移動後、カールガイド22はツイストタイ14の送り経路の一部を構成する。続いて送りローラ23が矢印V方向へ回転すると共に、ツイストタイ14が送り溝24、一方の寄せアーム29a、カールガイド22、他方の寄せアーム29bを経て図中の先端部の停止位置Rまで送り出される。この例で送出量は80mmである。このようにして、ツイストタイ14が80mm送出される。
続いて、送出されたツイストタイ14を袋13に結束した状態の結束機構1を説明する。図7は、結束機構1の動作例(その3)を示す上面の構成図である。図7に示す結束機構1は、図6に示した状態からツイストタイ14を袋13に結束した状態である。
この例で、図6に示した停止位置Rまでツイストタイ14が送出された後、結束機構1は、作動板21を矢印Q方向へ移動させる。例えば、作動板21は作動板20と同様に、歯車に備えられたカム溝に結合された作動板21のローラが、カム溝の形状に従って移動する。このローラの移動と共に作動板21は、作動板21における長孔21aの長手方向(矢印Q方向)へ移動する。
作動板21が矢印Q方向へ移動すると共に、ハサミ状のリンク25の一方の他端に結合されたリンク26は、リンク26の凹部26aの山部によりカッター28のローラ28aを押す。これにより、カッター28の刃が一定の方向へ移動されてツイストタイ14を切断する。また、リンク26に固定された寄せアーム29aの先端がネジリアーム30の方向へ移動される。ハサミ状のリンク25の他方の他端に結合された連結棒31に固定された寄せアーム29bの先端も同時に、ネジリアーム30の方向へ移動される。このとき、2個の寄せアーム29a及び29bの先端が、ツイストタイ14の各端部を保持した状態でネジリアーム30の方向へ移動される。移動後、ツイストタイ14の各端部がネジリアーム30のS字部材30bに装着される。ツイストタイ14の各端部が装着された状態で、ネジリアーム30の回転軸30aがスクリュー状に回転される。これにより、ツイストタイ14がねじられて袋13の袋口が結束される。
図8は、結束機100の制御系の構成例を示すブロック図である。図8に示す結束機100は、センサー7、制御部40、信号処理部46、モータ駆動部47、モータ48及びLED49を備える。センサー7、制御部40及びモータ48は、図1に示したものと同一である。
信号処理部46はセンサー7に接続され、センサー7から検知信号S1を入力して検知データD1を制御部40へ出力する。例えば、検出信号S1は、センサー7からの出力電流である。この例で、センサー7がリール2の貫通孔8を検知した場合、出力電流が所定値より大きくなる。信号処理部46は、検出信号S1を二値(デジタル)化して3ビットの検知データD1を制御部40へ出力する。
制御部40は信号処理部46に接続され、CPU41、RAM42、EEPROM43、I/Oポート44及びシステムバス45を有する。EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)43はシステムバス45を介してCPU(Central Processing Unit)41に接続されている。EEPROM43には、結束機100の制御用プログラムなどが保存されている。この制御用プログラムには、リール2の回転の有無の基準となる基準値が設定されている。この基準値は、センサー7からの出力電流に基づいて作成された検知データD1と比較される。
RAM(Random Access Memory)42はシステムバス45を介してCPU41に接続されている。結束機100の電源起動時、RAM42には、制御用プログラムがCPU41により展開される。
CPU41はEEPROM43及びRAM42に接続され、EEPROM43に保存された制御用プログラムを読み出してRAM42に展開する。またCPU41はI/O(Input/Output)ポート44を介して、信号処理部46及びモータ駆動部47に接続されている。またCPU41はLED(Light Emitting Diode)49に接続されている。CPU41は信号処理部46から検知データD1を入力してLED49を点灯制御すると共に、モータ駆動部47を駆動制御する。
この例で、センサー7は、リール2における回転の有無を、所定の監視設定時間内に検知して検知信号S1を信号処理部46を介してCPU41へ出力する。CPU41は、検知信号S1が変換された検知データD1と上述した基準値とを比較し、比較した結果、検知データD1が基準値を満たさないと判断した場合、ツイストタイ14の引出しを停止する。
例えば、CPU41は、検知データD1が上述の基準値より大きければ、センサー7がリール2の貫通孔8を検知したと判断してツイストタイ14の引出しを続行する。また、CPU41は、検知データD1が基準値より小さければ、センサー7がリール2の貫通孔8を検知しなかったと判断して点灯用のLED制御データD3をLED49へ出力すると共に停止用のモータ制御データD2をモータ駆動部47へ出力する。
モータ駆動部47はI/Oポート44及びモータ48に接続され、I/Oポート44を介してCPU41からモータ制御データD2を入力し、このモータ制御データD2に基づいてモータ制御信号S2を作成し、このモータ制御信号S2をモータ48へ出力する。例えば、モータ制御信号S2は、モータ48を停止するものである。
モータ48はモータ駆動部47に接続され、モータ制御信号S2を入力し、このモータ制御信号S2に基づいて回転する。例えば、停止用のモータ制御信号S2の場合、モータ48は回転を停止する。
LED49はCPU41に接続され、CPU41からLED制御データD3を入力し、このLED制御データD3に基づいて点灯する。例えば、点灯用のLED制御データD3の場合、LED49は点灯する。
これにより、モータ48は停止すると共にLED49は例えば赤色に点灯する。従って、LED49の赤色点灯と共に結束機構1が停止することによって、ユーザはツイストタイ14が無くなったことを知ることができる。これにより、ツイストタイ14の終端部が、結束機構1の送りローラ23とカッター28の間などに浸入することを防止できる。従って、ツイストタイ14の終端部を結束機構1の外部に残存できるようになる。
なお、モータ48を一旦停止した場合、図示しない結束機100の主電源が切入りされたり、又はリセットボタンが押されることにより、CPU41はモータ48の停止及びLED49の点灯を解除するように制御する。解除後、結束機100は通常動作となる。すなわち、ユーザが結束機100の結束口15に袋13を押し込むと、CPU41は、モータ駆動部47を駆動させて結束処理を開始する。
続いて、ツイストタイ14で袋13の袋口を結束する結束機100の動作例を説明する。図9は、結束機100の動作例を示すフローチャートである。ツイストタイ14の1回分の使用長を80mmとする。リール2には、ツイストタイ14が10回分の結束動作で消費する量に相当する800mm程度巻き付けられているとする。
これらを袋口を結束する条件として、図9に示すステップT1で、CPU41は、図5に示した結束口15に袋13の袋口がユーザにより押し込まれたかを判定する。押し込まれなかったと判定した場合、再び袋口が押し込まれたかを判定する。押し込まれたと判定した場合、ステップT2へ移行する。
ステップT2で、CPU41はタグ10を結束機構1へ送るようにタグ送り機構3を制御する。例えば、CPU41は、タグ10を1枚送るように要求する制御信号をタグ送り機構3へ出力する。タグ送り機構3は、このタグ要求の制御信号を入力して、タグ10を1枚ほど結束機構1へ送ってステップT3へ移行する。
ステップT3で、CPU41はリール2からツイストタイ14を引出すように結束機構1を制御する。例えば、CPU41は結束機構1のモータ駆動部47へ駆動信号を出力する。モータ駆動部47は、この駆動信号に基づいてモータ48を回転する。モータ48が回転されることにより、図6に示した作動板20が矢印P方向へ移動すると共に、作動板20にリンク27を介して結合されたカールガイド22が矢印Q方向へ移動する。カールガイド22が矢印Q方向へ移動後、カールガイド22はツイストタイ14の送り経路の一部を構成する。続いて送りローラ23が回転すると共に、ツイストタイ14が、送り溝24、一方の寄せアーム29a、カールガイド22、他方の寄せアーム29bを経て先端部の停止位置R(図6参照)まで送られる。この例で送り量は80mmである。このようにして、リール2からツイストタイ14が引出される。続いてステップT4へ移行する。
ステップT4で、CPU41は所定の監視設定時間内にリール2の回転有無を検知する。例えば、監視設定時間は、結束開始時刻から例えば3秒間とする。この結束開始時刻は、袋13の袋口が結束口15に押し込まれたことを感知した瞬間の時刻である。CPU41は、センサー7の出力電流に基づいて作成された検知データD1と基準値とを結束開始時刻から3秒間比較し、比較した結果、検知データD1が基準値より大きければ、センサー7がリール2の貫通孔8を検知したと判断する。すなわち、リール2が回転したと判断してステップT5へ移行する。
ステップT5で、CPU41はツイストタイ14を切断するように制御する。例えば、CPU41は結束機構1のモータ駆動部47へ駆動信号を出力する。モータ駆動部47は、この駆動信号に基づいてモータ48を回転する。モータ48が回転されることにより、作動板21が矢印Q方向へ移動すると共に、ハサミ状のリンク25の一方の他端に結合されたリンク26は、リンク26の凹部26aの山部によりカッター28のローラ28aを押す。これにより、カッター28の刃が一定の方向へ移動されてツイストタイ14が切断されてステップT6へ移行する。
ステップT6で、CPU41はツイストタイ14を袋口へ結束するように制御する。例えば、モータ48が回転されることにより、リンク26に固定された寄せアーム29aの先端がネジリアーム30の方向へ移動されると同時に、ハサミ状のリンク25の他方の他端に結合された連結棒31に固定された寄せアーム29bの先端も、ネジリアーム30の方向へ移動される。このとき、2個の寄せアーム29a及び29bの先端が、ツイストタイ14の各端部を保持した状態でネジリアーム30の方向へ移動される。移動後、ツイストタイ14の各端部がネジリアーム30のS字部材30bに装着される。ツイストタイ14の各端部が装着された状態で、ネジリアーム30の回転軸30aがスクリュー状に回転される。これにより、ツイストタイ14がねじられて袋13の袋口が結束されると共にタグ10が固定される。
また、ステップT4で、CPU41は検知データD1と基準値とを結束開始時刻から3秒間比較し、比較した結果、検知データD1が基準値より小さければ、センサー7がリール2の貫通孔8を検知しなかったと判断する。すなわち、リール2が回転しなかったと判断する。この例で、11回目に結束機100を使用した場合、上述した800mmを使い果たすので、リール2の引っ掛け部に引っ掛けられたツイストタイ14の先端部が外れてリール2が回転しない。続いてステップT7へ移行する。
ステップT7で、CPU41はリール2が結束開始時刻から3秒間を過ぎて無回転状態が識別されたのでLED49を点灯する。例えば、点灯用のLED制御データD3をLED49へ出力する。LED49は、このLED制御データD3を入力して例えば赤色に点灯してステップT8へ移行する。
ステップT8で、CPU41はモータ48を停止してツイストタイ14の引出しを停止する。例えば、CPU41は停止用のモータ制御データD2をモータ駆動部47へ出力する。モータ駆動部47は、このモータ制御データD2に基づいて、停止用のモータ制御信号S2を作成し、このモータ制御信号S2をモータ48へ出力する。モータ48はモータ制御信号S2を入力し、このモータ制御信号S2に基づいて回転を停止し、結束処理が終了となる。
なお、図示しない結束機100の主電源が切入りされたり、又はリセットボタンが押されることにより、CPU41はモータ48の停止及びLED49の点灯を解除するように制御する。例えば、ユーザは、LED49が点灯して結束機100が停止した場合、電源を一旦OFFにして空のリール2をリール支持部5から取外し、新品のリール2をリール支持部5に取り付ける。取付け後、ユーザは、電源をONして新品のリール2ツイストタイ14の先端を結束機構1に引き渡す。これにより、結束作業を開始できるようになる。
このように、本発明に係る結束機100及びその制御方法によれば、検知されたリール2の回転有無に基づいて、ツイストタイ14の引出しを続行、又はツイストタイ14の引出しを停止するものである。
従って、ツイストタイ14の終端部が結束機100の内部に浸入することを防止できるようになると共に、ツイストタイ14の終端部を結束機100の外部に残存できるようになる。
なお、この実施例では、貫通孔8とフォトセンサーを用いてリール2の回転有無を検知する場合を示したが、これに限らず、磁石と磁気センサーを用いてもよい。この場合、リール2の貫通孔8の位置に磁石を取付け、フォトセンサーの替わりに磁気センサーを取付ける。磁石の場合、磁石の取付け位置が変更可能なので、リール2の回転を検知する間隔を変更できるようになる。また、目印は貫通孔8に限らず切り欠け等、センサー7で検知できるものなら何でもよい。また、警報する手段としてLED49を用いた場合について説明したが、これに限らず警報ブザーなどを使用することも考えられる。
また、結束具としてツイストタイを用いて説明したが、針金の如き芯線部材に帯状の被覆を施したツイストタイに限られることなく、断面が略円形状を成す被覆線を結束具として用いる場合にも、本発明は適用できる。また、被覆を施していない針金や、樹脂製の芯線を備えた被覆線、樹脂からのみなる線状部材や帯状部材などを結束具として用いる場合にも適用できる。
本発明は、巻付け具に巻付けられた被覆線、ツイストタイなどの結束具で袋口を結束するツイストタイ結束機に適用して好適なものである。
本発明に係る結束機100の構成例を示す斜視図である。 A〜Dは結束機100の機能例を示す工程図である。 図1に示した破線円内のセンサー7の取付け例を示す拡大図である。 A及びBはリール2の構成例を示す説明図である。 結束機構1の動作例(その1)を示す上面の構成図である。 結束機構1の動作例(その2)を示す上面の構成図である。 結束機構1の動作例(その3)を示す上面の構成図である。 結束機100の制御系の構成例を示すブロック図である。 結束機100の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 結束機構
2 リール(巻付け具)
2a、2b リール外板(ガイド板)
6 回転軸
7 センサー(検知部)
8 貫通孔(目印)
13 袋
14 ツイストタイ(結束具)
40 制御部(制御部)
41 CPU
100 結束機

Claims (4)

  1. 巻付け具に巻付けられた結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する結束手段と、
    前記巻付け具における回転の有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記巻付け具の回転有無に基づいて、前記結束具の引出しを続行、又は当該結束具の引出しを停止するように前記結束手段を制御する制御手段とを備えた結束機であって、
    前記検知手段は、
    前記巻付け具の回転軸を中心とした円周上で、当該巻付け具に設けられた複数の目印と、
    前記目印を検知する検知部とを有し、
    前記検知部は、
    前記目印を検知して検知信号を前記制御手段へ出力し、
    前記制御手段は、
    前記検知信号に基づいて、前記結束具の引出しを停止するように前記結束手段を制御し、
    前記巻付け具の半径をrとし、前記結束具の1回分の使用による引出し量をLとし、隣接する2つの前記目印が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、
    360°×[L/(2×π×r)]>θ
    を満たすように前記角度θが設定されることを特徴とする結束機。
  2. 前記制御手段は、
    所定の監視設定時間内に、前記巻付け具の回転有りが検出されなかった場合、前記結束具の引出しを停止することを特徴とする請求項1に記載の結束機。
  3. 前記制御手段は、当該制御手段によって点灯状態を制御されるLEDを備え、前記結束具の引き出しを停止する際に、前記LEDを点灯させることを特徴とする請求項1に記載の結束機。
  4. 巻付け具に巻付けられた結束具を引出して所定長に切断し、当該結束具で袋口を結束する結束機に装着可能な巻付け具であって、
    回転軸と、
    前記回転軸の両端に取付けられた円形状のガイド板とを備え、
    少なくとも一方の前記ガイド板には、
    前記回転軸を中心とした円周上に複数の目印が設けられ、
    前記円形状のガイド板の半径をrとし、前記結束具の1回分の使用による引出し量をLとし、隣接する2つの前記目印が成す角度をθとし、円周率をπとしたとき、
    360°×[L/(2×π×r)]>θ
    を満たすように前記角度θが設定されていることを特徴とする巻付け具。
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