JP5028037B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シート等に設けられ、シートクッションに対するシートバックの傾斜角を適宜調節するためのリクライニング装置に関する。
従来、シートクッションとシートバックとの間に介設されたリクライニング装置は、シートクッション側に固定される第1のハウジングと、シートバック側に固定される第2のハウジングとを備え、第1のハウジングに内歯を形成するとともに、この内歯と嵌脱自在の外歯を有するロックプレートを第1及び第2のハウジング間に摺動自在に収容している。
上記構成のリクライニング装置は、第1及び第2のハウジングに複数のスタッド(突起)を所定の間隔で形成し、これらのスタッドをシート側フランジ(あるいはシートクッションフレーム)あるいはシートバック側フランジ(あるいはシートバックフレーム)に形成された孔に挿入した後、溶接することにより各ハウジングは対応するフランジ(あるいはフレーム)に接合されている(例えば、特許文献1あるいは2参照。)。
特開平10−276850号公報(要約、図6) 特開2001−149161号公報(第2頁、図1)
しかしながら、特許文献1あるいは2に記載のように、スタッドあるいは突起をフランジあるいはフレームに溶接して固定した場合、溶接時の熱や熱による歪みが、溶接部の近傍に位置する内部機構に悪影響を与えることがあった。
また、シート側フランジは、スタッドを挿入し溶接するための所定の孔形状が必要となり、加工工数が多いという問題もある。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シートに取り付けるに際し、溶接歪等の内部機構への悪影響を減少するとともに、シート側フランジの形状を簡素化することにより品質及び加工性が向上したリクライニング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、相対的に回動する第1及び第2の部材を備え、前記第1の部材に形成された内歯と噛み合う外歯を前記第2の部材の内部に設け、前記第1及び第2の部材の一方をシートクッションフレームに取り付けるとともに前記第1及び第2の部材の他方をシートバックフレームに取り付け、操作手段を操作して前記第1及び第2の部材の一方を他方に対し回転してシートクッションに対するシートバックの角度を調節するためのリクライニング装置であって、前記第1及び第2の部材を組み付ける取付リングを備え、該取付リングが円形摺接部と円筒状側部とを有し、前記第1の部材を前記円形摺接部と前記第2の部材との間で回動可能な状態で前記円筒状側部を円板状の前記第2の部材の外周面に溶接して接合するとともに前記シートクッションフレームに取り付けられるクッションブラケットに接合したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記第1の部材が前記シートバックフレームに固定される内歯ギヤで、前記第2の部材が前記シートクッションフレームに固定されるガイドブラケットであり、前記操作手段により操作されるカムと、該カムの動きに連係して径方向に摺動する一対のロックギヤを前記ガイドブラケット及び前記内歯ギヤ間に収容したことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記取付リングの円筒状側部が、所定の間隔で形成された複数の接合部と、隣接する前記接合部間に形成された複数の凹部を有し、前記ガイドブラケットが、その外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部を有し、前記取付リングの接合部を前記ガイドブラケットの小径部の径方向外方に配置するとともに、前記ガイドブラケットの大径部を前記取付リングの凹部に嵌入させた状態で、前記接合部を前記ガイドブラケットと前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記クッションブラケットが、その一部の外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部と、他の一部に所定の間隔で形成された複数の接合部嵌入孔を有し、前記取付リングの接合部の一部を、前記クッションブラケットの大径部間のスペースに挿入するとともに、前記取付リングの残りの接合部を前記クッションブラケットの接合部嵌入孔に嵌入させた状態で、前記接合部を前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、前記第1の部材がシートバックフレームに固定される内歯ギヤで、前記第2の部材が前記シートクッションフレームに固定され前記内歯ギヤと噛み合う外歯ギヤであり、該外歯ギヤの外歯と前記内歯ギヤの内歯との噛み合いを保持する一対の楔状部材と、前記外歯ギヤの外歯と前記内歯ギヤの内歯とが噛み合う方向に前記一対の楔状部材を付勢する弾性部材と、前記外歯ギヤを前記内歯ギヤに対し偏心した状態で回転させる回転駆動部材とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記取付リングの円筒状側部が、所定の間隔で形成された複数の接合部と、隣接する前記接合部間に形成された複数の凹部を有し、前記外歯ギヤが、その外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部を有し、前記取付リングの接合部を前記外歯ギヤの小径部の径方向外方に配置するとともに、前記外歯ギヤの大径部を前記取付リングの凹部に嵌入させた状態で、前記接合部を前記外歯ギヤと前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記クッションブラケットが、その一部の外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部と、他の一部に所定の間隔で形成された複数の接合部嵌入孔を有し、前記取付リングの接合部の一部を、前記クッションブラケットの大径部間のスペースに挿入するとともに、前記取付リングの残りの接合部を前記クッションブラケットの接合部嵌入孔に嵌入させた状態で、前記接合部を前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記クッションブラケットが、前記回転駆動部材を保持する回転駆動部材保持部を有することを特徴とする。
本発明によれば、取付リングの円筒状側部をガイドブラケットあるいは外歯ギヤに接合するとともに、シートクッションフレームに取り付けられるクッションブラケットにも接合したので、ガイドブラケットあるいは外歯ギヤは、その外縁部のみを取付リングに接合すればよく、接合(溶接)時の熱影響が内部には殆ど及ばないので、リクライニング装置の品質が向上する。
また、クッションブラケットに取付リングを接合するようにしたので、リクライニング装置のシートクッションフレームへの取り付けは、クッションブラケットを単にシートクッションフレームにボルト等で取り付ければよく、リクライニング装置の加工性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるリクライニング装置Rが両側に取り付けられた車両用シートSを示しており、シートクッション2と、シートクッション2に対し傾倒自在に取り付けられたシートバック4とを備えている。シートクッション2に対するシートバック4の傾斜角は、シートSの片側に設けられた操作レバー6を操作して調節される。
図2及び図3は、図1に示されるシートSを構成するシートクッションフレーム8とシートバックフレーム10を示しており、両図に示されるように、リクライニング装置は、シートクッションフレーム8とシートバックフレーム10との連結部に取り付けられる。なお、図2及び図3に示されるリクライニング装置は後述する実施の形態2にかかるリクライニング装置R1を示しているが、シートクッションフレーム8とシートバックフレーム10は本実施の形態にも同様に使用できる。
図4乃至図10は、本実施の形態にかかるリクライニング装置Rを示しており、後述するクッションブラケットに対向して取り付けられるガイドブラケット12と、ガイドブラケット12に対向してシートバックフレーム10に固定される内歯ギヤ14と、ガイドブラケット12及び内歯ギヤ14間に介設される一対のロックギヤ16と、一対のロックギヤ16を離接する方向に摺動させるカム18とを備えている。ガイドブラケット12と内歯ギヤ14は、その内部にロックギヤ16及びカム18を収容した状態で取付リング20により組み付けられる。カム18は操作レバー6に連結されており、操作レバー6を操作することによりカム18が回動してロックギヤ16が径方向に摺動する。
ガイドブラケット12はプレート状で略円形に形成され、左右のリクライニング装置Rを連結する連結軸21(図2参照)の端部が嵌入してカム18に連結される連結軸嵌入孔12aがその中心部に穿設されるとともに、その内端面(図6における左側端面、すなわち内歯ギヤ14との対向面)には、上部及び下部にそれぞれ前後一対のガイド部材22が幅方向内方に向けて突設されている。各ガイド部材22は、連結軸嵌入孔12aに対して点対称に形状設定されている。また、前後一対のガイド部材22のロックギヤ16との対向面は平行に延在し、対向面間には各ロックギヤ16の一部(後述する噛合部)を摺接状態で嵌装するガイド溝が形成されている。なお、ガイド部材22はガイドブラケット12の所定の部位をプレスすることによりガイドブラケット12と一体的に形成されたものである。さらに、ガイドブラケット12の外縁部には、複数の大径部12cと複数の小径部12dが所定の間隔で交互に形成されている。
また、内歯ギヤ14も略円形に形成され、その内端面(図6における左側端面)には円形突設部24が幅方向内方に向けて突設されており、円形突設部24の中心部にはガイドブラケット12の連結軸嵌入孔12aに対向する貫通孔24aが穿設されるとともに、その周囲には、シートバックフレーム10の下部に形成された複数のピン挿入孔10a(図19あるいは図20参照)に挿入される複数の取付ピン(ピン状突設部)24bが所定の間隔で形成されている。また、内歯ギヤ14の円形突設部24の内側には装着凹部14aが形成されており、その内径寸法は上下に各一対(合計4個)設けられた上述のガイド部材22の外周面の直径より僅かに大きく設定され、内歯ギヤ14の内周面におけるロックギヤ16の係止歯26aと対向する部位には、内歯14bが形成されている。各ガイド部材22は、ガイドブラケット12と内歯ギヤ14とを合わせた状態で、その外周面が内歯ギヤ14の内周面に摺接するように装着凹部14aに嵌め込まれる。
各ロックギヤ16は、ガイドブラケット12のガイド溝に上下動自在に嵌め込まれる噛合部26と、この噛合部26の両側に一体的に形成された第1肩部28及び第2肩部30と、第2肩部30から反対側に位置するロックギヤ16の第1肩部28に向かって延びる脚部32とを備えている。噛合部26は、その先端縁に形成され内歯ギヤ14の内歯14bと噛み合う係止歯26aを有しており、ガイド部材22が装着凹部14aに嵌め込まれた状態で係止歯26aが内歯14bに噛み合うことによりガイドブラケット12と内歯ギヤ14との相対回動が規制される。また、脚部32の先端部内縁には、カム18の一部と係合してロックギヤ16を径方向内方に向かって摺動させるための凸部32aが形成されている。
脚部32の長さ寸法は、内歯ギヤ14の装着凹部14aの内部空間に摺動自在に収容された各ロックギヤ16が、径方向外方に移動して噛合部26に形成された係止歯26aが内歯ギヤ14の内歯14bと噛み合う噛合位置と、径方向内方に移動して噛合部26の係止歯26aと内歯ギヤ14の内歯14bとの噛み合いが解除される噛合解除位置との間を移動できるように設定されている。さらに詳述すると、噛合位置と噛合解除位置との距離は、係止歯26aの歯丈寸法より若干大きめに設定され、ロックギヤ16が連結軸嵌入孔12aから径方向外方に向けて移動することにより噛合部26の係止歯26aが内歯14bに噛み合う一方、ロックギヤ16が連結軸嵌入孔12aの方向に向けて移動することにより、係止歯26aの内歯14bに対する噛み合いが解除される。
カム18は、略六角形状に形成されており、その三つの角部が一方のロックギヤ16に対向するとともに、他の三つの角部が他方のロックギヤ16に対向することで、操作レバー6の操作によりカム18が回動して、その六つの角部により一対のロックギヤ16を適宜摺動させる構成である。
また、カム18の中心部外端面(図6における右側端面)には、ばね保持部18aが幅方向外方に向けて突設されており、その中心部には長孔18bが穿設されるとともに、この長孔18bから径方向外方に延びるスリット18cが形成されている。カム18は、長孔18bに端部が挿入された連結軸21を介して操作レバー6に連結されるとともに、長孔18bと連通するスリット18cに一端が係止された渦巻ばね36の他端がガイドブラケット12の連結軸嵌入孔12aの周縁部に形成された複数のノッチ12bの一つに係止されることによりカム18がロックギヤ16を径方向外方に付勢している。
取付リング20は、円形摺接部20aと円形摺接部20aの外縁部より垂直に延びる円筒状側部20bとを有し、円形摺接部20aには内歯ギヤ14の円形突設部24の外径より僅かに大きい直径の円孔20cが形成されている。また、円筒状側部20bには、後述するクッションブラケットに接合される複数の接合部20dが所定の間隔で形成され、隣接する接合部20dの間にはU字状凹部20eが形成されており、接合部20dと凹部20eの間には、クッションブラケットと当接する当接部20fが形成されている。各接合部20dの幅は、ガイドブラケット12の隣接する大径部12c間のスペースの幅より僅かに小さく設定され、各凹部20eの幅は、ガイドブラケット12の大径部12cの幅より僅かに大きく設定されている。また、円筒状側部20bの内径は、ガイドブラケット12の小径部12dあるいは内歯ギヤ14の外径より僅かに大きく設定され、ガイドブラケット12の大径部12cの外径より小さく設定されている。
リクライニング装置Rを組み立てるに際し、ロックギヤ16、カム18等をガイドブラケット12と内歯ギヤ14との間に介装した状態で、取付リング20を内歯ギヤ14側から内歯ギヤ14とガイドブラケット12とに外装し、内歯ギヤ14の円形突設部24を取付リング20の円孔20cに嵌入させる。このとき、取付リング20の接合部20dはガイドブラケット12の小径部12dの径方向外方に位置しており、ガイドブラケット12の大径部12cは取付リング20の凹部20eに嵌入してその底縁部と当接する。この状態で、取付リング20の接合部20dの径方向外方(図5の矢印の方向(取付リング20の円筒状側部20bに対し直交する方向)からガイドブラケット12に向かってレーザー溶接することにより取付リング20はガイドブラケット12の外周面に一体的に接合され、リクライニング装置Rの組み立てが完了する。
リクライニング装置Rの組み立てが完了すると、ガイドブラケット12と内歯ギヤ14は、取付リング20により回動自在に保持され、内歯ギヤ14の外周面が取付リング20の円筒状側部20bの内周面と摺接し、円形突設部24の径方向外方に位置する内歯ギヤ14の外端面が取付リング20の円形摺接部20aの内端面と摺接することから、内歯ギヤ14の径方向及び幅方向のがたは取付リング20により規制される。すなわち、内歯ギヤ14の径方向及び幅方向の位置決めは取付リング20により行われている。
組み立てが完了したリクライニング装置Rは、クッションブラケット38に接合されるが、このクッションブラケット38の形状について次に説明する。
クッションブラケット38は、所定の形状のプレートをプレスして成形され、その上部外縁には複数の大径部38aと複数の小径部38bが所定の間隔で交互に形成されている。各大径部38aの幅は、取付リング20の各接合部20dの両側に形成された当接部20fの間隔より大きく設定されるとともに、隣接する大径部38a間のスペースの幅は取付リング20の接合部20dの幅より僅かに大きく設定されている。また、大径部38aの外径は、取付リング20の円筒状側部20bの内径より大きく設定されるとともに、小径部38bの外径は、取付リング20の円筒状側部20bの内径より僅かに小さく設定されている。
クッションブラケット38におけるガイドブラケット12の連結軸嵌入孔12aに対向する部位には、連結軸嵌入孔38cが穿設されており、その周囲には複数の接合部嵌入孔38dが所定の間隔で円弧状に穿設されている。接合部嵌入孔38dは、取付リング20の接合部20dを嵌入させるためのもので、接合部嵌入孔38dの曲率半径は、取付リング20の接合部20dの曲率半径に等しく設定されるとともに、接合部嵌入孔38dの長さ及び幅は、取付リング20の接合部20dの長さ及び肉厚より多少大きく設定されている。また、クッションブラケット38の下部には二つのボルト挿入孔38eが穿設されている。
組み立てが完了したリクライニング装置Rは、取付リング20の接合部20dの一部が、クッションブラケット38の大径部38a間のスペースに挿入されるとともに、残りの接合部20dがクッションブラケット38の接合部嵌入孔38dに嵌入されて、接合部20dがクッションブラケット38に溶接される。この時、取付リング20の当接部20fはクッションブラケット38の対向面に当接している。
リクライニング装置Rとクッションブラケット38との接合が完了すると、クッションブラケット38の二つのボルト挿入孔38eにボルトが挿入されてシートクッションフレーム8に取り付けられるとともに、内歯ギヤ14の複数の取付ピン24bがシートバックフレーム10の下部に形成された複数のピン挿入孔10aにそれぞれ挿入され溶接される。
また、連結軸21の一端に操作レバー6が連結されて、操作レバー6の操作により左右のリクライニング装置Rは同期して作動する。
以下、図6を参照して上記構成の本発明にかかるリクライニング装置Rの作用を説明する。
操作レバー6を操作しない通常の着座状態では、渦巻ばね36の弾性力によりカム18は矢印Aの方向に付勢されている。
この状態では、カム18の二つの角部が対向するロックギヤ16の内周面と当接し、ロックギヤ16を径方向外方に押圧してロックギヤ16の係止歯26aと内歯ギヤ14の内歯14bとが噛み合っている。したがって、内歯ギヤ14のガイドブラケット12に対する位置あるいはシートバック4のシートクッション2に対する傾斜角は所定の位置あるいは所定の角度に保持されている。
この状態で、渦巻ばね36の弾性力に抗して操作レバー6を操作すると、カム18は矢印Aの逆方向に回転し、カム18の二つの角部によるロックギヤ16の押圧は解除される。また、カム18のもう一つの角部がロックギヤ16の脚部32の凸部32aと当接して押圧することから、ロックギヤ16の噛合部26はガイド溝に沿って径方向内方に向かって摺動し、係止歯26aと内歯ギヤ14の内歯14bとの噛み合いが解除され、ロックギヤ16は、噛合位置から噛合解除位置まで移動するので、シートバック4のシートクッション2に対する傾倒姿勢(傾斜角度)を任意に設定し得るようになる。
シートバック4のシートクッション2に対する傾倒姿勢を設定後、操作レバー6より手を離すと、渦巻ばね36の弾性力によりカム18は矢印A方向に回転して、ロックギヤ16が径方向外方に摺動し、係止歯26aが内歯ギヤ14の内歯14bと再び噛み合い、シートバックは新たに設定された傾倒姿勢に保持される。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2にかかるリクライニング装置R1が両側に取り付けられた車両用シートS1を示しており、シートクッション2と、シートクッション2に対し傾倒自在に取り付けられたシートバック4とを備えている。シートクッション2に対するシートバック4の傾斜角は、シートS1の片側に設けられた操作ダイヤル40を操作して調節される。
図12乃至図18は、本実施の形態にかかるリクライニング装置R1を示しており、後述するクッションブラケットに対向して取り付けられる外歯ギヤ42と、外歯ギヤ42に対向してシートバックフレーム10に固定される内歯ギヤ44とを備えている。外歯ギヤ42の中央部には、内歯ギヤ44に向かって突設する円形突設部46が形成されており、円形突設部46の外周面に、内歯ギヤ44と噛み合う外歯が形成されている。また、円形突設部46の中心部には、楔状部材挿入孔46aが穿設されており、楔状部材挿入孔46aの周縁部にはクッションブラケットに向かって突出する円筒部46bが形成されている。
一方、内歯ギヤ44の中心部には、外歯ギヤ42に向かって突出する円筒部44aが形成され、その周囲には、シートバックフレーム10に穿設された複数のピン挿入孔10aに挿入される取付ピン(ピン状突設部)44bが所定の間隔で形成されている。
内歯ギヤ44の円筒部44aには、外歯ギヤ42の外歯と内歯ギヤ44の内歯との噛み合いを保持する一対の楔状部材48が移動自在に取り付けられ、楔状部材48の周囲に押圧リング50が取り付けられて、外歯ギヤ42の楔状部材挿入孔46aに挿入される。また、楔状部材48には、外歯ギヤ42の外歯と内歯ギヤ44の内歯とが噛み合う方向に楔状部材48を付勢するスプリング52が取り付けられ、楔状部材48の幅方向外方には、外歯ギヤ42を内歯ギヤ44に対し偏心した状態で回転させる回転駆動部材54が設けられている。回転駆動部材54には円筒状部材の一部を切り欠いたカム(図示せず)が一体的に形成されている。なお、内歯ギヤ44の内歯の歯数は外歯ギヤ42の外歯の歯数より僅かに多く設定されている。
上記構成のリクライニング装置R1の組み立てに際し、上述した実施の形態1において使用した取付リング20を同様に使用することができる。
すなわち、外歯ギヤ42の外縁部には、実施の形態1において使用したガイドブラケット12の外縁部と同様、複数の大径部42aと複数の小径部42bが所定の間隔で交互に形成されており、取付リング20に内歯ギヤ44を嵌入させた状態で、実施の形態1と同様に、取付リング20の接合部20dの径方向外方から外歯ギヤ42に向かってレーザー溶接することにより取付リング20は外歯ギヤ42の外周面に一体的に接合される。
次に、楔状部材48、押圧リング50及びスプリング52を内歯ギヤ44と外歯ギヤ42との間に収容し、回転駆動部材54をさらに取り付けた後、実施の形態1と同様に、取付リング20をクッションブラケット56に取り付けて、接合部20dがクッションブラケット56に溶接される。
なお、クッションブラケット56の形状は、実施の形態1において使用したクッションブラケット38の形状と略同一であるが、クッションブラケット56における外歯ギヤ42の円形突設部46との対向部に円形凹部56aが形成され、円形凹部56aの径方向内側に回転駆動部材54を保持する回転駆動部材保持部56bが突設されている点で、実施の形態1のクッションブラケット38と相違している。
リクライニング装置R1とクッションブラケット56との接合が完了すると、図19及び図20に示されるように、クッションブラケット56の二つのボルト挿入孔56cにボルトが挿入されてシートクッションフレーム8に取り付けられるとともに、内歯ギヤ44の複数の取付ピン44bがシートバックフレーム10の下部に形成された複数のピン挿入孔10aにそれぞれ挿入され溶接される。
また、連結軸21の一端に操作ダイヤル40が連結されて、操作ダイヤル40の操作により左右のリクライニング装置Rは同期して作動する。
上記構成のリクライニング装置R1において、通常の着座状態では、スプリング52により一対の楔状部材48が拡開し、押圧リング50を介して外歯ギヤ42の外歯が内歯ギヤ44の内歯に押し付けられ、外歯ギヤ42の外歯と内歯ギヤ44の内歯との噛み合いが保持される。
この状態で、操作ダイヤル40により回転駆動部材54を回転させると、スプリング52の弾性力に抗してカムにより一対の楔状部材48のいずれか一方が他方に向かって移動し、両者間の隙間が狭くなる。その結果、外歯ギヤ42と内歯ギヤ44との偏心量が減少し、回転駆動部材54をさらに回転させると、一対の楔状部材48が回転駆動部材54とともに回転し、外歯ギヤ42の外歯と内歯ギヤ44の内歯との噛み合い位置が順次回転するので、シートクッション2に対するシートバック4の傾斜角を徐々に変更することができる。
本発明にかかるリクライニング装置は、シートクッションフレームに取り付けられるクッションブラケットとガイドブラケットあるいは外歯ギヤに取付リングの円筒状側部を接合したので、接合時の熱影響を軽減でき、信頼性が高い車両用シートのリクライニング装置として有用である。
本発明の実施の形態1にかかるリクライニング装置が取り付けられた車両用シートの側面図である。 図1の車両用シートを構成するシートクッションフレームとシートバックフレームの斜視図である。 図2のシートクッションフレームとシートバックフレームの側面図である。 クッションブラケットに取り付けられた本発明の実施の形態1にかかるリクライニング装置の斜視図である。 図4のクッションブラケットとリクライニング装置の分解斜視図である。 図5のリクライニング装置の分解斜視図である。 図4のリクライニング装置の正面図である。 図4のリクライニング装置の側面図である。 図7における線IX−IXに沿った断面図である。 図7における線X−Xに沿った断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるリクライニング装置が取り付けられた車両用シートの側面図である。 クッションブラケットに取り付けられた本発明の実施の形態2にかかるリクライニング装置の斜視図である。 図12のクッションブラケットとリクライニング装置の分解斜視図である。 図13のリクライニング装置の分解斜視図である。 図12のリクライニング装置の正面図である。 図12のリクライニング装置の側面図である。 図15における線XVII−XVIIに沿った断面図である。 図15における線XVIII−XVIIIに沿った断面図である。 図12のリクライニング装置のシートクッションフレームとシートバックフレームへの取り付け時の分解斜視図である。 図12のリクライニング装置のシートクッションフレームとシートバックフレームへの取り付け時の別の分解斜視図である。
符号の説明
2 シートクッション、 4 シートバック、 6 操作レバー、
8 シートクッションフレーム、 10 シートバックフレーム、
10a ピン挿入孔、 12 ガイドブラケット、 12a 連結軸嵌入孔、
12b ノッチ、 12c 大径部、 12d 小径部、 14 内歯ギヤ、
14a 装着凹部、 14b 内歯、 16 ロックギヤ、 18 カム、
18a ばね保持部、 18b 長孔、 18c スリット、 20 取付リング、
20a 円形摺接部、 20b 円筒状側部、 20c 円孔、 20d 接合部、
20e 凹部、 20f 当接部、 21 連結軸、 22 ガイド部材、
24 円形突設部、 24a 貫通孔、 24b 取付ピン、 26 噛合部、
26a 係止歯、 28 第1肩部、 30 第2肩部、 32 脚部、
32a 凸部、 36 渦巻ばね、 38 クッションブラケット、 38a 大径部、
38b 小径部、 38c 連結軸嵌入孔、 38d 接合部嵌入孔、
38e ボルト挿入孔、 40 操作ダイヤル、 42 外歯ギヤ、 42a 大径部、
42b 小径部、 44 内歯ギヤ、 44a 円筒部、 44b 取付ピン、
46 円形突設部、 46a 楔状部材挿入孔、 46b 円筒部、 48 楔状部材、
50 押圧リング、 52 スプリング、 54 回転駆動部材、
56 クッションブラケット、 56a 円形凹部、 56b 回転駆動部材保持部、
56c ボルト挿入孔、 R,R1 リクライニング装置、 S,S1 車両用シート。

Claims (8)

  1. 相対的に回動する第1及び第2の部材を備え、前記第1の部材に形成された内歯と噛み合う外歯を前記第2の部材の内部に設け、前記第1及び第2の部材の一方をシートクッションフレームに取り付けるとともに前記第1及び第2の部材の他方をシートバックフレームに取り付け、操作手段を操作して前記第1及び第2の部材の一方を他方に対し回転してシートクッションに対するシートバックの角度を調節するためのリクライニング装置であって、
    前記第1及び第2の部材を組み付ける取付リングを備え、該取付リングが円形摺接部と円筒状側部とを有し、前記第1の部材を前記円形摺接部と前記第2の部材との間で回動可能な状態で前記円筒状側部を円板状の前記第2の部材の外周面に溶接して接合するとともに前記シートクッションフレームに取り付けられるクッションブラケットに接合したことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記第1の部材が前記シートバックフレームに固定される内歯ギヤで、前記第2の部材が前記シートクッションフレームに固定されるガイドブラケットであり、前記操作手段により操作されるカムと、該カムの動きに連係して径方向に摺動する一対のロックギヤを前記ガイドブラケット及び前記内歯ギヤ間に収容したことを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
  3. 前記取付リングの円筒状側部が、所定の間隔で形成された複数の接合部と、隣接する前記接合部間に形成された複数の凹部を有し、前記ガイドブラケットが、その外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部を有し、前記取付リングの接合部を前記ガイドブラケットの小径部の径方向外方に配置するとともに、前記ガイドブラケットの大径部を前記取付リングの凹部に嵌入させた状態で、前記接合部を前記ガイドブラケットと前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする請求項2に記載のリクライニング装置。
  4. 前記クッションブラケットが、その一部の外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部と、他の一部に所定の間隔で形成された複数の接合部嵌入孔を有し、前記取付リングの接合部の一部を、前記クッションブラケットの大径部間のスペースに挿入するとともに、前記取付リングの残りの接合部を前記クッションブラケットの接合部嵌入孔に嵌入させた状態で、前記接合部を前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする請求項3に記載のリクライニング装置。
  5. 前記第1の部材がシートバックフレームに固定される内歯ギヤで、前記第2の部材が前記シートクッションフレームに固定され前記内歯ギヤと噛み合う外歯ギヤであり、該外歯ギヤの外歯と前記内歯ギヤの内歯との噛み合いを保持する一対の楔状部材と、前記外歯ギヤの外歯と前記内歯ギヤの内歯とが噛み合う方向に前記一対の楔状部材を付勢する弾性部材と、前記外歯ギヤを前記内歯ギヤに対し偏心した状態で回転させる回転駆動部材とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
  6. 前記取付リングの円筒状側部が、所定の間隔で形成された複数の接合部と、隣接する前記接合部間に形成された複数の凹部を有し、前記外歯ギヤが、その外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部を有し、前記取付リングの接合部を前記外歯ギヤの小径部の径方向外方に配置するとともに、前記外歯ギヤの大径部を前記取付リングの凹部に嵌入させた状態で、前記接合部を前記外歯ギヤと前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする請求項5に記載のリクライニング装置。
  7. 前記クッションブラケットが、その一部の外縁部に交互に形成された複数の大径部と複数の小径部と、他の一部に所定の間隔で形成された複数の接合部嵌入孔を有し、前記取付リングの接合部の一部を、前記クッションブラケットの大径部間のスペースに挿入するとともに、前記取付リングの残りの接合部を前記クッションブラケットの接合部嵌入孔に嵌入させた状態で、前記接合部を前記クッションブラケットに接合したことを特徴とする請求項6に記載のリクライニング装置。
  8. 前記クッションブラケットが、前記回転駆動部材を保持する回転駆動部材保持部を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のリクライニング装置。
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