JP5024155B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

この発明は、コンバインに関するものである。
特許文献1に例示するように、従来のコンバインは、走行装置の上側に脱穀装置と穀粒貯留装置とを左右に並べて設け、脱穀装置の前方に刈取装置を昇降自在に設け、穀粒貯留装置の前側に操縦部を設け、該操縦部の操縦席の下側にエンジンを設け、操縦席の前方に前側操作パネルを設け、該前側操作パネルの機体外側寄りの位置に操向レバーを設け、該操向レバーの後側にハンドルを設け、前記前側操作パネルの上面にエンジンを始動および停止操作するスタータスイッチや方向指示器を点滅操作する方向指示器操作スイッチを設けて構成している。
また、従来のコンバインには、前側操作パネルの上面の中央部に、エンジン回転数等を表示するメータを配置したものがある。
また、夏季作業の際に操縦者を太陽光から保護するために、操縦席の上方を覆うサンバイザを前側操作パネルから立設させるものが知られている。
特開2005−274271号公報
しかしながら、上述のように、スタータスイッチを前側操作パネルの上面に設けた構成では、操縦者が操縦席から降りた後にエンジンを始動および停止操作しようとしても、このスタータスイッチに手が届きにくく、この操作を容易に行うことができない。
また、前側操作パネルの上面にエンジン回転数等を表示するメータを配置した場合には、このメータによって前側操作パネル上面のスペースを占有してしまうため、他のスイッチ類を配置することが困難となる。一方、この前側操作パネルの上面にスタータスイッチを配置しようとすると、メータを小型化しなければならず、視認性の悪いものとなってしまう。
また、サンバイザを前側操作パネルから立設させた場合も、このサンバイザの設置部位によって前側操作パネル上面のスペースが狭まり、上述と同様の問題が生じる。
この発明は、上述の如き課題を解決するために、次のような技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、走行装置(2)の上側に脱穀装置(3)と穀粒貯留装置(4)とを左右に並べて設け、脱穀装置(3)の前方に刈取装置(5)を昇降自在に設け、穀粒貯留装置(4)の前側に操縦部(6)を設け、該操縦部(6)に備えた操縦席(27)の下側にエンジン(25)を設け、該操縦席(27)の前方に前側操作パネル(39)を設け、該前側操作パネル(39)の機体外側寄りの位置に操向レバー(43)を設け、該操向レバー(43)の後側にハンドル(44)を設け、前記前側操作パネル(39)よりも高い位置でハンドル(44)の機体外側寄りの部位にスイッチボックス(45)を取り付け、該スイッチボックス(45)にエンジン(25)を始動および停止操作するスタータスイッチ(46a)と方向指示器(49)を点滅操作する方向指示器操作スイッチ(46b)を設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
これにより、スタータスイッチ46aや方向指示器操作スイッチ46bを前側操作パネル39上に配置する場合に比べて、前側操作パネル39上のスペースに余裕ができ、他のスイッチ類やメータ類を操作性および視認性良く配置することができるようになる。しかも、操縦者が操縦席27から降りた状態であっても、スイッチボックス45に設けたスタータスイッチ46aを容易に操作してエンジン25を始動および停止操作でき、例えば降車状態でエンジン25を始動して機体の動力部のメンテナンス作業等を容易に行えるようになる。
また、請求項2記載の発明は、前記スイッチボックス(45)に、操縦席(27)の上方を覆う日除け(62)を支持させたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとしたものである。
これにより、日除け62によって日差しを弱めて快適な作業が行えるうえに、日除け62を前側操作パネル39上に立設する場合に比べて、前側操作パネル39上のスペースに余裕ができ、スタータスイッチ46aや方向指示器操作スイッチ46b以外のスイッチ類やメータ類を操作性及び視認性良く配置することができるようになる。しかも、操縦者が操縦席27から降車した状態であっても、スイッチボックス45に設けたスタータスイッチ46aを容易に操作してエンジン25を始動および停止操作でき、例えば降車状態でエンジン25を始動して機体の動力部のメンテナンス作業等を容易に行えるようになる。また、日除け62を支持するための特別なフレームを必要とせず、製造コストが低減される。
請求項1記載の発明によると、前側操作パネル39に配置されるスイッチ類やメータ類の操作性及び視認性を高めて収穫作業の能率を向上させることができると共に、操縦者が操縦席27から降車した状態であっても、スイッチボックス45に設けたスタータスイッチ46aを容易に操作してエンジン25を始動および停止操作することができ、例えばコンバインの動力部のメンテナンスを容易に行えるなど、コンバインの操作性を高めて作業能率を高めることができる。
また、請求項2記載の発明によると、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、日除け62によって日差しを弱めて快適な作業が行えるうえに、日除け62を支持するための特別なフレームを必要とせず、製造コストを低減して安価に提供することができる。
この発明におけるコンバインの実施の形態を、自脱型コンバインを例示して説明する。
図1、図2に示すように、コンバインの機体は、機台1の下側に走行装置2を設け、機台2の上側の左右一側に脱穀装置3を搭載し、機台1の上側の左右他側に穀粒貯留装置4を搭載し、前記脱穀装置3の前方に刈取装置5を昇降自在に設け、前記穀粒貯留装置4の前側に操縦部6を設けて構成する。
前記走行装置2は、機台1の前部に設けたミッションケース7によって駆動される左右の駆動スプロケット8と、機台1に連結した左右の転輪フレーム9に軸支された多数の転輪10とにわたってクローラ11を巻き掛けて構成する。
前記脱穀装置3は、扱胴と排塵処理胴と該排塵処理胴と同軸の二番処理胴とを内装すると共に外側部にフィードチェンを備えた上部の扱室と、該扱室の下側において揺動選別棚と唐箕と一番螺旋と二番螺旋とを備えた選別室とから構成する。
前記穀粒貯留装置4は、機体前後方向に沿う底部搬送螺旋を備えた下部受樋12と、該下部受樋12の上部に嵌合させて取り付けた上部樹脂タンク13とから穀粒貯留容器を構成し、前記脱穀装置3の一番螺旋に続く揚穀螺旋によって収穫された穀粒が投入される構成とする。また、該穀粒貯留容器の後側には、前記底部搬送螺旋から穀粒を引き継いで揚上搬送する縦軸回動自在な揚上搬送筒14と、該揚上搬送筒14の上端部に横軸回動自在に連通させた排出筒15とから構成した穀粒排出装置を設ける。また、前記排出筒15は、基部側の筒体15aと、該基部側の筒体の外側に摺動自在に嵌め合う先端部側の筒体15bとに分割構成し、伸縮駆動装置16aの作動によって伸縮調節自在に構成する。また、前記揚上搬送筒14は、内装する縦方向の螺旋軸を中心として電動モータ(図示省略)によって旋回自在な構成とする。前記基部側の筒体15aの基端部を揚上搬送筒14の上端部に上下回動自在に連通させて接続し、油圧シリンダ16bによって昇降回動自在な構成とする。
前記刈取装置5は、伝動軸を内装し機台1に対して上下回動自在に取り付けた支持筒17と、該支持筒17の先端部に取り付けた左右方向のギヤケース18と、該ギヤケース18から前方へ延出する複数本の分草フレーム19と、該分草フレーム19の先端部に取り付けた分草板20と、前記ギヤケース18から立ち上げた伝動筒21の上端部と前記分草フレーム19とに支持される引起装置22と、前記分草フレーム19の基部の下側に取り付けた刈刃装置23とから構成する。前記機台1側と支持筒17との間に設けた油圧シリンダ24の伸縮作動によって、刈取装置5が昇降する構成とする。
図1〜図5に示すように、前記操縦部6は、機台1上に搭載したエンジン25を覆うエンジンカバー26の上部に操縦席27を設置し、該操縦席27の左手側に、主変速レバー28と、副変速レバー29と、スロットルレバー30と、刈取変速レバー31と、刈取・脱穀クラッチレバー32と、車体自動水平制御の入り切りスイッチ33と、自動方向制御の入り切りスイッチ34と、刈取装置5を非刈取作業高さまで上昇させた場合にフィードチェンを自動停止させるフィードチェン自動停止制御の入り切りスイッチ35と、扱ぎ深さを適正状態に維持制御する扱深自動制御の入り切りスイッチ36とを備えた側部操作パネル37を設ける。即ち、前記主変速レバー28に対して、操縦席27寄りの側に刈取変速レバー31を配置し、反操縦席27側の位置に、車体自動水平制御の入り切りスイッチ33と、自動方向制御の入り切りスイッチ34と、フィードチェン自動停止制御の入り切りスイッチ35と、扱深自動制御の入り切りスイッチ36とを配置する。また、前記副変速レバー29と刈取・脱穀クラッチレバー32とは、主変速レバー28の後側において左右に並べて配置する。
そして、前記操縦席27の前方に所定の間隔をおいて、フロント操作ポスト38を立設し、該フロント操作ポスト38の上端部に前側操作パネル39を取り付ける。
該前側操作パネル39には、その中央部に、エンジン回転数表示メータ40や警告灯41などを配置した表示部42を配置し、該表示部42に対して機体外側寄りの位置に操向レバー43を立設する。該操向レバー43は、その前後傾動操作によって油圧シリンダ24を伸縮作動させて刈取装置5を昇降調節し、その左右傾動操作によってミッションケース7内のサイドクラッチを択一的に遮断操作して機体を旋回させる連繋構成を備える。
また、該前側操作パネル39の機体外側端部からハンドル44の左右一端側の縦フレーム部44aを立ち上げ、該縦フレーム部44aに続く手首載置用フレーム部44bを上方へ突出する湾曲状態に設け、該手首載置用フレーム部44bの左右他端側に続く横フレーム部44cを前記表示部42の上側を迂回するように設け、該横フレーム部44cの端部に続く左右他端側の縦フレーム部44dを前記側部操作パネル37の前端部から立ち上げて構成する。
そして、前記ハンドル44の左右一端側の縦フレーム部44aの下部の外側面部に、スイッチボックス45の後部に形成した凹部を嵌め合わせて締結具を介して締結固定する。これにより、該スイッチボックス45は、前上がり傾斜姿勢で片持ち状態に支持される。尚、前記スイッチボックス45は合成樹脂により成形し、その後部下面側を下方へ突出させて突出部45aを一体形成している。
また、このスイッチボックス45は、図2、図4に示すように、平面視で機体内側が凹んだ湾曲形状に成形しており、上述のようにハンドル44の左右一端側の縦フレーム部44aに取り付けた場合に、操縦席27に着座した操縦者が右前方下方の分草板20等を視認する際に、邪魔になりにくく、操作性を向上させて作業能率を高めることができる。また、このスイッチボックス45は、湾曲形状でありながら前後方向に長いために全幅を小さく構成でき、コンバインの機体全幅をコンパクト化することができる。
該スイッチボックス45の前部には、電源回路をONすると共に前記エンジン25のセルモータを起動するスタータスイッチ46aを設ける。該スタータスイッチ46aをON操作することにより、電源回路がONすると共にセルモータが起動してエンジン25が始動し、該スタータスイッチ46aをOFF操作することによって、電源回路がOFFすると共にエンジン25が停止する構成とする。
これにより、操縦者が操縦席27に着座した状態および降車した状態のいずれの状態であっても、スイッチボックス45に設けたスタータスイッチ46aを容易に操作することができ、コンバインの操作性の向上によって収穫作業の能率を向上させることができる。
そして、前記スイッチボックス45におけるスタータスイッチ46aの後側の部位に、後述するウインカーランプ(方向指示器)49を点滅操作する方向指示器操作スイッチ46bと、警笛を鳴らすホーンスイッチ46cと、作業灯または前照灯を点灯及び消灯操作するライトスイッチ46dとを一体的にユニット化して設ける。
また、前記スイッチボックス45における方向指示器操作スイッチ46bとホーンスイッチ46cとライトスイッチ46dとから成るユニットの後側の部位に、湿田制御スイッチ47を設ける。該湿田制御スイッチ47をON操作することにより、操向レバー43を左右一側へ操作した場合に、ミッションケース7から駆動される左右の駆動スプロケット8,8のうち、旋回内側の駆動スプロケット8を完全に停止させずに緩速で常時駆動しながら旋回する制御が行われ、湿田での旋回を円滑に行うことができる構成とする。
このように、湿田制御スイッチ47をスイッチボックス45の後部に配置することによって、この湿田制御スイッチ47が操向レバー43の側部近傍に配置され、操向レバー43の操作中または操向レバー43の操作開始直前に、この湿田制御スイッチ47をON/OFF操作することが容易となり、旋回操作性を向上させることができる。
以上のように、路上走行時の操作に必要なスイッチ類(スタータスイッチ46a、方向指示器操作スイッチ46b、ホーンスイッチ46c、ライトスイッチ46d、湿田制御スイッチ47)を操向レバー43の右側に集中的に配置することによって、走行中に操向レバー43を把持する右手で、これらのスイッチ類を容易に持ち換え操作でき、操作性が向上する。これによって、作業能率が高まるうえに、路上走行時の安全性も向上する。また、これらスタータスイッチ46a、方向指示器操作スイッチ46b、ホーンスイッチ46c、ライトスイッチ46d、湿田制御スイッチ47は、使用頻度の高い順に前後方向に配置されるため、操作性がより高まる。
また、スイッチボックス45の上面が前上がり傾斜姿勢であるために、該スイッチボックス45の上面に設ける前記スタータスイッチ46a、方向指示器操作スイッチ46b、ホーンスイッチ46c、ライトスイッチ46d、湿田制御スイッチ47の操作性が向上し、作業能率及び走行安全性が高まる。
また、図5に示すように、前記スイッチボックス45の前端部に支持ステー48の上端後部をボルト固定し、該支持ステー48の上端部に方向指示器としてのウインカーランプ49を取り付ける。また、該支持ステー48の下端部に、後方監視用のバックミラー50を取り付ける。
これにより、ウインカーランプ49とバックミラー50とを支持するための特別な部材が不要となり、製造原価の低減によって消費者に安価に提供しうるものとなる。また、このウインカーランプ49とバックミラー50とが従来よりも前方に配置されることとなり、視認性を高めることができる。
また、図1、図3に示すように、スイッチボックス45の下方に、駐車ブレーキ操作レバー51を設ける。該駐車ブレーキ操作レバー51は、操縦部6のステップ52から上側へ突出して設けた駐車ブレーキペダル53に一体に取り付け、手動操作によって該駐車ブレーキペダル53を操作するものである。このように、スイッチボックス45の下方空間を利用して駐車ブレーキ操作レバー51を配置することによって空間の有効利用が図れるうえに、操作装置を機体外側部に集中的に配置することによって、降車状態での操作性を高めることができる。また、刈取装置5の背面側に設けた注油レバー54や、既刈側の分草板20を左右に姿勢調節する分草板遠隔操作レバー55を、上述のスイッチボックス45および駐車ブレーキ操作レバー51等と併せて集中配置することによって、降車状態での操作性を更に高めることができる。
また、図6に示すように、前記前側操作パネル39は合成樹脂による一体成形品であり、前記スイッチボックス45の後部下側に突出形成した突出部45aを挿入するスイッチボックス用孔部(孔部)58を形成する。そして、前記前側操作パネル39の機体外側寄りの部位に形成したスイッチボックス用孔部58に、スイッチボックス45の下部に一体形成した突出部45aを挿し込んだ状態で、該スイッチボックス45の後部を前記ハンドル44の縦フレーム部44aに締結して支持させる構成とする。
そして、図7、図8に示すように、スイッチボックス45に設けたスタータスイッチ46aをフロント操作ポスト38の内部に取り付けた制御装置へ接続する導線59と、湿田制御スイッチ47を制御装置へ接続する導線60と、ウインカーランプ49を制御装置へ接続する導線61とを、スイッチボックス45の内部から突出部45aの内部を経由して前側操作パネル39の下方に配置される制御装置へ接続する。
また、図9、図10に示すように、スイッチボックス45の外側面部に、前後方向に長い楕円形状のウインカーランプ49の基部を埋め込んで取り付け、該ウインカーランプ49のレンズ面をスイッチボックス45の外側面から外方へ突出させて設けるとよい。このように構成すれば、ウインカーランプ49の点滅状態を、機体の側方からだけでなく、機体の前方や後方からも視認でき、安全性が向上する。尚、この構成の場合、スイッチボックス45の前部上面を後部上面よりも急な前上がり傾斜姿勢として、該急傾斜面に設けるスタータスイッチ46aの操作性をより高めることができる。また、急傾斜面に設けるスタータスイッチ46aと、緩傾斜面に設ける方向指示器操作スイッチ46b、ホーンスイッチ46c、ライトスイッチ46d、湿田制御スイッチ47とを容易に区別でき、誤操作を防止することができる。
また、図11〜図13に示すように、ウインカーランプ49を平面視でL字形状に屈曲させて形成し、スイッチボックス45の右側面部から前側面部にわたって沿わせて取り付ける構成としてもよい。このように構成すれば、ウインカーランプ49の点滅状態を、機体の側方からだけでなく、機体の前方や後方からもより良好に視認でき、安全性が更に高まる。
これによって、スタータスイッチ46aを制御装置へ接続する導線59,60,61の露出を少なくして外観上の美観の低下を少なくし、コンバインの商品価値を高めることができる。また、導線59,60,61を保護して断線などの不具合や水による影響を少なくすることができる。
尚、上述の構成により、表示部42を挟んで、右手側にスタータスイッチ46aと方向指示器操作スイッチ46bとホーンスイッチ46cとライトスイッチ46dと湿田制御スイッチ47を配置し、左手側に車体自動水平制御の入り切りスイッチ33と、自動方向制御の入り切りスイッチ34と、フィードチェン自動停止制御の入り切りスイッチ35と、扱深自動制御の入り切りスイッチ36とが配置されるために、操縦席27着座した操縦者が左右両手でスイッチ群を操作でき、操作性が向上する。
また、使用頻度の少ないスタータスイッチ46aを、ハンドル44から前方へ突出するように設けたスイッチボックス45の前部に設けることにより、他の操作頻度の高いスイッチ類を操縦者の近くにレイアウトでき、操作性が向上する。
また、ハンドル44の縦フレーム部44aを操向レバー43の右手側に配置し、該縦フレーム部44aの右手側にスイッチボックス45を配置するために、このスイッチボックス45が操縦席27に着座した操縦者の視界に入りやすく、操作性が向上する。
また、ハンドル44の縦フレーム部44aの下部の外側面部にスイッチボックス45を支持させたことにより、縦フレーム部44aの上部の直線部を乗り降り時の把持部として利用しやすくなり、操縦部6への乗り降りを容易化することができる。
また、スイッチボックス45の上面を操向レバー43の上端部よりも低い位置に配置したことにより、操向レバー43を右側に大きく倒しても、この操向レバー43がスイッチボックス45に干渉しにくく、操向操作を円滑に行うことができる。
また、図14〜図18に示すように、コンバインにパラソル(日除け)62を装着できるように構成する。
即ち、前記スイッチボックス45の前部内側面に支持ステー63の後端部をボルト締結して取り付ける。この支持ステー63の前端部には、上下方向姿勢の筒部64を溶接固定し、該筒部64の上部に設けた螺子孔にノブボルト65bを螺合させて取り付ける。尚、前記支持ステー63でウインカーランプ49の支持ステー48を兼用してもよい。
一方、前記パラソル62は、第1支柱部材62aの上端部から放射状に骨組みを延出させ、この骨組みの上に合成繊維製のシート62bを逢着し、日傘のように構成する。前記第1支柱部材62aの下端部を筒部62cに差し込み、該筒部62cに設けた螺子孔にノブボルト62dを締め込んで、第1支柱部材62aの下端部の抜け及び回転を防止して固定する。前記筒部62cの下部を横向き姿勢のアーム62eの一端部に溶接固定し、該アーム62eの他端部に第2支柱部材62fの上端部を溶接固定する。これによって、前記第1支柱部材62a及び筒部62cと、アーム62eと、第2支柱部材62fとは、クランク状に形成される。該第2支柱部材62fの下端部を前記筒部64に差し込み、ノブボルト65bを締め込んで固定する。これによって、パラソル62が機体側に装着される。
このように、パラソル62を強固に支持したスイッチボックス45に支持させることによって、特別な支持フレームを必要とせずに製造コストを低減できると共に、該パラソル62の取り付け剛性を高めることができる。また、このパラソル62を操縦部6の前方に偏倚した位置に取り付けることとなり、パラソル62の支持部材が操縦者の邪魔になりにくくなる。
また、前記第1支柱部材62a及び筒部62cと、アーム62eと、第2支柱部材62fとは、クランク状に形成されるため、ノブボルト65bを弛めて第2支柱部材62fを回転させれば、操縦席27に対するパラソル62の位置を変更することができ、コンバインの向きと日差しの方向に応じてパラソル62の位置を調節することができる。
コンバインの全体側面図である。 コンバインの前部の平面図である。 コンバインの一部の正面図である。 操縦部の一部の平面図である。 操縦部の一部の側面図である。 前側操作パネルとスイッチボックスの取付関係を示す説明図である。 一部破断して示す操縦部の一部の側面図である。 一部破断して示す操縦部の一部の正面図である。 操縦部の一部の側面図である。 操縦部の一部の平面図である。 操縦部の一部の側面図である。 コンバインの一部の正面図である。 操縦部の一部の平面図である。 コンバインの説明用側面図である。 コンバインの説明用平面図である。 操縦部の一部の側面図である。 操縦部の一部の平面図である。 操縦部の一部の側面図である。
符号の説明
2 走行装置
3 脱穀装置
4 穀粒貯留装置
5 刈取装置
6 操縦部
25 エンジン
27 操縦席
39 前側操作パネル
43 操向レバー
44 ハンドル
45 スイッチボックス
46a スタータスイッチ
46b 方向指示器操作スイッチ
49 方向指示器
62 パラソル(日除け)

Claims (2)

  1. 走行装置(2)の上側に脱穀装置(3)と穀粒貯留装置(4)とを左右に並べて設け、脱穀装置(3)の前方に刈取装置(5)を昇降自在に設け、穀粒貯留装置(4)の前側に操縦部(6)を設け、該操縦部(6)に備えた操縦席(27)の下側にエンジン(25)を設け、該操縦席(27)の前方に前側操作パネル(39)を設け、該前側操作パネル(39)の機体外側寄りの位置に操向レバー(43)を設け、該操向レバー(43)の後側にハンドル(44)を設け、前記前側操作パネル(39)よりも高い位置でハンドル(44)の機体外側寄りの部位にスイッチボックス(45)を取り付け、該スイッチボックス(45)にエンジン(25)を始動および停止操作するスタータスイッチ(46a)と方向指示器(49)を点滅操作する方向指示器操作スイッチ(46b)を設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記スイッチボックス(45)に、操縦席(27)の上方を覆う日除け(62)を支持させたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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