JP5024020B2 - バイアス回路 - Google Patents

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Description

この発明は、増幅回路などのアナログ回路にバイアスを供給するバイアス回路に関する。
増幅回路のゲイン(利得)は、増幅回路を構成するトランジスタの相互コンダクタンスgmと、このトランジスタに接続される負荷に依存する。相互コンダクタンスgmは、トランジスタの製造過程や、トランジスタの温度によって変化する。従って、増幅回路のゲインを補償するには、増幅回路を構成するトランジスタの相互コンダクタンスgmを補償することが重要となる。そこで、従来、相互コンダクタンスgmを補償する回路(以下、gm補償回路とする)が公知である。増幅回路のソース接地トランジスタにゲートバイアス(ゲート−ソース間電圧)を供給するバイアス回路には、カレントミラーにより、gm補償回路を流れる電流と同じ量の電流が流れる(例えば、非特許文献1参照。)。それによって、増幅回路のトランジスタのゲートバイアスが制御され、相互コンダクタンスgmが補償されるので、ゲインが補償される。
Behzad Razavi,「Design of Analog CMOS Integrated Circuits」,McGraw−Hill Publishing Co.,(米国),2003年10月1日、P.375−379
しかしながら、従来のバイアス回路では、ゲインの増加時にgm補償回路によりバイアス回路に流れる電流量が減少すると、増幅回路において、ソース接地トランジスタのドレイン端子に接続されたゲート接地トランジスタのバイアス点が上昇する。そのため、そのゲート接地トランジスタのドレイン端子、すなわち増幅回路の出力端子から出力される信号の振幅が大きい場合に、出力信号が歪み、線形性が劣化してしまう。つまり、従来のバイアス回路では、増幅回路の線形性とゲインを両立させることは困難であるという問題点がある。
増幅回路の線形性とゲインを両立させることができるバイアス回路を提供することを目的とする。
このバイアス回路は、トランジスタの相互コンダクタンスgmを補償する電流源(以下、gm補償電流源とする)と、抵抗のばらつきに反比例する電流を生成する電流源(以下、1/r電流源とする)を有し、gm補償電流源により、増幅回路のゲインを決めるソース接地トランジスタに流れる電流を制御するとともに、1/r電流源により、増幅回路の負荷抵抗に応じた電流を流すことによって、ソース接地トランジスタに接続されたゲート接地トランジスタのゲートバイアス点を一定に保つこととする。
従って、増幅回路の前記ソース接地トランジスタに流れる電流が制御されることによって、そのソース接地トランジスタの相互コンダクタンスgmが補償される。また、増幅回路の前記ゲート接地トランジスタのゲートバイアス点が一定に保たれることによって、そのゲート接地トランジスタのドレイン端子における線形性の劣化が抑制される。
このバイアス回路によれば、増幅回路の線形性とゲインを両立させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、このバイアス回路の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかるバイアス回路の構成を示す回路図である。図1に示すように、バイアス回路100は、例えば、8個のトランジスタ1〜8、4個の抵抗9〜12、第1電流源であるgm補償電流源13、および第2電流源である1/r電流源14を備えている。
第1〜第4のトランジスタ1〜4、第1抵抗9およびgm補償電流源13は、増幅回路200のゲインを決めるソース接地トランジスタ(図示例では、符号22および23の各トランジスタ)の相互コンダクタンスgmを補償する回路を構成する。gm補償電流源13は、電源端子Vddと第1トランジスタ1のドレイン端子の間に接続されている。第1トランジスタ1のソース端子は接地されている。第1トランジスタ1のゲート端子は、自身のドレイン端子と第2トランジスタ2のゲート端子に接続されている。gm補償電流源13が第1トランジスタ1に流す電流は、後述するgm補償回路により制御される。
第2トランジスタ2のソース端子は接地されている。第2トランジスタ2のドレイン端子は第3トランジスタ3のソース端子に接続されている。第3トランジスタ3のゲート端子は、自身のドレイン端子と第7トランジスタ7のゲート端子に接続されている。第3トランジスタ3のドレイン端子は第4トランジスタ4のソース端子に接続されている。第3トランジスタ3は、第2バイアス供給トランジスタに相当し、増幅回路200のソース接地トランジスタにゲートバイアスを供給する。第4トランジスタ4のゲート端子は第8トランジスタ8のドレイン端子に接続されている。第4トランジスタ4のソース端子は第1抵抗9の一端に接続されている。第1抵抗9の他端は電源端子Vddに接続されている。
第5〜第8のトランジスタ5〜8、第2抵抗10および1/r電流源14は、増幅回路200の前記ソース接地トランジスタに接続されたゲート接地トランジスタ(図示例では、符号24および25の各トランジスタ)のゲートバイアス点を一定に保つ回路を構成する。1/r電流源14は、電源端子Vddと第5トランジスタ5のドレイン端子の間に接続されている。1/r電流源14の構成については、後述する。第5トランジスタ5のソース端子は接地されている。第5トランジスタ5のゲート端子は、自身のドレイン端子と第6トランジスタ6のゲート端子に接続されている。
第6トランジスタ6のソース端子は接地されている。第6トランジスタ6のドレイン端子は第7トランジスタ7のソース端子に接続されている。第7トランジスタ7のゲート端子は、第3抵抗11を介して増幅回路200の非反転入力端子INに接続されるとともに、第4抵抗12を介して増幅回路200の反転入力端子INXに接続される。
第7トランジスタ7のドレイン端子は第8トランジスタ8のソース端子に接続されている。第8トランジスタ8のゲート端子は自身のドレイン端子に接続されている。第8トランジスタ8のソース端子は第2抵抗10の一端に接続されている。第8トランジスタ8は、第1バイアス供給トランジスタに相当し、増幅回路200のゲート接地トランジスタにゲートバイアスを供給する。第2抵抗10の他端は電源端子Vddに接続されている。バイアス回路100において、各トランジスタは、例えばNチャネルのトランジスタで構成されている。
増幅回路200は、差動増幅回路であり、例えば、電流源トランジスタ21、第1ソース接地トランジスタ22、第2ソース接地トランジスタ23、第1ゲート接地トランジスタ24、第2ゲート接地トランジスタ25、第1負荷抵抗26および第2負荷抵抗27を備えている。電流源トランジスタ21のゲート端子はバイアス回路100の前記第1トランジスタ1のゲート端子に接続されている。電流源トランジスタ21のソース端子は接地されている。電流源トランジスタ21のドレイン端子は、第1ソース接地トランジスタ22のソース端子と第2ソース接地トランジスタ23のソース端子に接続されている。
第1ソース接地トランジスタ22のゲート端子は非反転入力端子INに接続されている。第1ソース接地トランジスタ22のドレイン端子は第1ゲート接地トランジスタ24のソース端子に接続されている。第1ゲート接地トランジスタ24のゲート端子はバイアス回路100の前記第8トランジスタ8のゲート端子に接続されている。第1ゲート接地トランジスタ24のドレイン端子は、第1負荷抵抗26の一端と増幅回路200の非反転出力端子OUTに接続されている。第1負荷抵抗26の他端は電源端子Vddに接続されている。
第2ソース接地トランジスタ23のゲート端子は反転入力端子INXに接続されている。第2ソース接地トランジスタ23のドレイン端子は第2ゲート接地トランジスタ25のソース端子に接続されている。第2ゲート接地トランジスタ25のゲート端子はバイアス回路100の前記第8トランジスタ8のゲート端子に接続されている。第2ゲート接地トランジスタ25のドレイン端子は、第2負荷抵抗27の一端と増幅回路200の反転出力端子OUTXに接続されている。第2負荷抵抗27の他端は電源端子Vddに接続されている。増幅回路200において、各トランジスタは、例えばNチャネルのトランジスタで構成されている。なお、増幅回路200は、上述した構成に限らない。
バイアス回路100および増幅回路200において、トランジスタサイズや抵抗値には次のような関係がある。トランジスタのゲート長については、第1トランジスタ1、第2トランジスタ2、第5トランジスタ5、第6トランジスタ6および電流源トランジスタ21で同じである。また、第3トランジスタ3、第7トランジスタ7、第1ソース接地トランジスタ22および第2ソース接地トランジスタ23で同じである。さらに、第4トランジスタ4、第8トランジスタ8、第1ゲート接地トランジスタ24および第2ゲート接地トランジスタ25で同じである。トランジスタのゲート幅については、電流源トランジスタ21の1/2と第1ソース接地トランジスタ22(第2ソース接地トランジスタ23)と第1ゲート接地トランジスタ24(第2ゲート接地トランジスタ25)との比が、第6トランジスタ6と第7トランジスタ7と第8トランジスタ8との比と同じであり、かつ、第2トランジスタ2と第3トランジスタ3と第4トランジスタ4との比と同じである。
抵抗については、第1負荷抵抗26(第2負荷抵抗27)の抵抗値と第1抵抗9の抵抗値との比が、第3トランジスタ3のWgと第1ソース接地トランジスタ22(第2ソース接地トランジスタ23)のWgとの比と同じである。また、第1負荷抵抗26(第2負荷抵抗27)の抵抗値と第2抵抗10の抵抗値との比が、第7トランジスタ7のWgと第1ソース接地トランジスタ22(第2ソース接地トランジスタ23)のWgとの比と同じである。
ここで、例えば、第1抵抗9、第2抵抗10、第1負荷抵抗26および第2負荷抵抗27は、1個の単位抵抗素子により、または複数個の単位抵抗素子を直列もしくは並列に接続することにより、構成されている。各抵抗を構成する単位抵抗素子は、近接して配置されており、その構造、材質、寸法および抵抗値は同じである。
図2は、gm補償回路の一例を示す回路図である。図2に示すように、gm補償回路300は、4個のトランジスタ31〜34および第5抵抗35を備えている。第9トランジスタ31のソース端子は電源端子Vddに接続されている。第9トランジスタ31のドレイン端子は第10トランジスタ32のドレイン端子に接続されている。第9トランジスタ31のゲート端子は第11トランジスタ33のゲート端子に接続されている。
第10トランジスタ32のゲート端子は、自身のドレイン端子と第12トランジスタ34のゲート端子に接続されている。第10トランジスタ32のソース端子は接地されている。第11トランジスタ33のソース端子は電源端子Vddに接続されている。第11トランジスタ33のドレイン端子は、自身のゲート端子と第12トランジスタ34のドレイン端子に接続されている。第12トランジスタ34のソース端子は第5抵抗35の一端に接続されている。第5抵抗35の他端は接地されている。例えば、第9トランジスタ31および第11トランジスタ33はPチャネルのトランジスタで構成されており、第10トランジスタ32および第12トランジスタ34はNチャネルのトランジスタで構成されている。
gm補償回路300では、第12トランジスタ34の相互コンダクタンスgmが一定になるように制御される。また、例えば、第12トランジスタ34のゲート長およびゲート幅は、増幅回路200の第1ソース接地トランジスタ22あるいは第2ソース接地トランジスタ23のゲート長およびゲート幅と同じになっている。それによって、カレントミラーにより、第12トランジスタ34を流れる電流と比例する電流がバイアス回路100のgm補償電流源13により流れる。なお、gm補償回路300は、上述した構成に限らない。
図3は、1/r電流源の一例を示す回路図である。図3に示すように、1/r電流源400は、3個のトランジスタ41〜43、第6抵抗44およびオペアンプ45を備えている。第13トランジスタ41のソース端子は電源端子Vddに接続されている。第13トランジスタ41のドレイン端子は第14トランジスタ42のドレイン端子に接続されている。第13トランジスタ41のゲート端子は、自身のドレイン端子と第15トランジスタ43のゲート端子に接続されている。
第14トランジスタ42のソース端子は第6抵抗44の一端とオペアンプ45の反転入力端子に接続されている。第14トランジスタ42のゲート端子はオペアンプ45の出力端子に接続されている。第6抵抗44の他端は接地されている。オペアンプ45の非反転入力端子には、基準電圧Vrefが印加される。第15トランジスタ43のソース端子は電源端子Vddに接続されている。第15トランジスタ43のドレイン端子は電流の出力端子Ioutとなる。例えば、第13トランジスタ41および第15トランジスタ43はPチャネルのトランジスタで構成されており、第14トランジスタ42はNチャネルのトランジスタで構成されている。
1/r電流源400では、第6抵抗44の抵抗値が設計値よりも大きい場合、第14トランジスタ42のソース電圧が基準電圧Vrefよりも高くならないように、第13トランジスタ41を流れる電流が減少し、カレントミラーにより、出力端子Ioutから出力される電流が減少する。第6抵抗44の抵抗値が設計値よりも小さい場合には、第14トランジスタ42のソース電圧が基準電圧Vrefよりも低くならないように、第13トランジスタ41を流れる電流が増加し、カレントミラーにより、出力端子Ioutから出力される電流が増加する。つまり、1/r電流源400は、第6抵抗44の抵抗値のばらつきに反比例する電流を流す。
ここで、例えば、第6抵抗44は、第1負荷抵抗26および第2負荷抵抗27と同様に、1個の単位抵抗素子により、または複数個の単位抵抗素子を直列もしくは並列に接続することにより、構成されている。第6抵抗44を構成する単位抵抗素子は、他の単位抵抗素子と構造、材質、寸法および抵抗値が同じであり、第1負荷抵抗26を構成する単位抵抗素子および第2負荷抵抗27を構成する単位抵抗素子に近接して配置されている。
従って、第6抵抗44の抵抗値のばらつきには、第1負荷抵抗26の抵抗値のばらつきおよび第2負荷抵抗27の抵抗値のばらつきが反映されていることになる。つまり、この1/r電流源400、すなわちバイアス回路100の1/r電流源14は、第1負荷抵抗26の抵抗値のばらつきおよび第2負荷抵抗27の抵抗値のばらつきに反比例する電流を流す。なお、1/r電流源400は、上述した構成に限らない。
バイアス回路100の作用について説明する。電流源トランジスタ21に流れる電流および第2トランジスタ2に流れる電流は、カレントミラーにより、第1トランジスタ1に流れる電流、すなわちgm補償電流源13から流れる電流により制御される。従って、第1ソース接地トランジスタ22に流れる電流および第2ソース接地トランジスタ23に流れる電流が、gm補償電流源13により制御されることになる。
また、第3トランジスタ3に流れる電流が、gm補償電流源13により制御されることになる。第7トランジスタ7のゲートバイアス、第1ソース接地トランジスタ22のゲートバイアスおよび第2ソース接地トランジスタ23のゲートバイアスは、第3トランジスタ3により制御されるので、gm補償電流源13により制御されることになる。従って、第1ソース接地トランジスタ22の相互コンダクタンスgmおよび第2ソース接地トランジスタ23の相互コンダクタンスgmが補償される。増幅回路200のゲインは第1ソース接地トランジスタ22および第2ソース接地トランジスタ23によって決まるので、増幅回路200のゲインが補償されることになる。
また、第3トランジスタ3、第4トランジスタ4および第1抵抗9の接続の構成、第1ソース接地トランジスタ22、第1ゲート接地トランジスタ24および第1負荷抵抗26の接続の構成、並びに第2ソース接地トランジスタ23、第2ゲート接地トランジスタ25および第2負荷抵抗27の接続の構成が同じである。従って、第3トランジスタ3のドレイン電圧が第1ソース接地トランジスタ22のドレイン電圧および第2ソース接地トランジスタ23のドレイン電圧と同じになるので、精度が向上する。
また、第6トランジスタ6に流れる電流は、カレントミラーにより、第5トランジスタ5に流れる電流、すなわち1/r電流源14から流れる電流により制御される。従って、第8トランジスタ8に流れる電流は、1/r電流源14から流れる電流により制御されることになるので、第8トランジスタ8のドレイン電圧は、製造ばらつきによらず一定になる。
第1ゲート接地トランジスタ24のゲートバイアスおよび第2ゲート接地トランジスタ25のゲートバイアスは、第8トランジスタ8のドレイン電圧に等しいので、第1ゲート接地トランジスタ24のゲートバイアス点および第2ゲート接地トランジスタ25のゲートバイアス点は、gm補償電流源13から流れる電流の変化や、製造ばらつきによらずに一定になる。従って、増幅回路200の非反転出力端子OUTおよび反転出力端子OUTXでの線形性の劣化が抑制される。
また、第6トランジスタ6、第7トランジスタ7および第8トランジスタ8の接続の構成、電流源トランジスタ21、第1ソース接地トランジスタ22および第1ゲート接地トランジスタ24の接続の構成、並びに電流源トランジスタ21、第2ソース接地トランジスタ23および第2ゲート接地トランジスタ25の接続の構成が同じである。従って、第8トランジスタ8のソース電圧が第1ゲート接地トランジスタ24のソース電圧および第2ゲート接地トランジスタ25のソース電圧と同じになるので、精度が向上する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、製造ばらつきに対して増幅回路200の線形性の補償とゲインの補償を両立させることができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)電流源トランジスタに、ゲインを決めるソース接地トランジスタが接続され、前記ソース接地トランジスタにゲート接地トランジスタが接続され、前記ゲート接地トランジスタに負荷抵抗が接続された構成の増幅回路にバイアスを供給するバイアス回路において、前記電流源トランジスタおよび前記ソース接地トランジスタに、前記ソース接地トランジスタの相互コンダクタンスを補償する電流を流す第1電流源と、前記負荷抵抗に応じて前記ゲート接地トランジスタのゲートバイアスを一定に制御する電流を流す第2電流源と、を備えることを特徴とするバイアス回路。
(付記2)前記ゲート接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するトランジスタのソース端子に接続されている回路構成が、前記ゲート接地トランジスタのソース端子に接続されている回路構成と同じであることを特徴とする付記1に記載のバイアス回路。
(付記3)前記ゲート接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給する第1バイアス供給トランジスタのサイズと前記第1バイアス供給トランジスタのソース端子に接続されているトランジスタのサイズとの比は、前記ゲート接地トランジスタのサイズと前記ゲート接地トランジスタのソース端子に接続されている前記ソース接地トランジスタのサイズとの比に等しいことを特徴とする付記2に記載のバイアス回路。
(付記4)第1バイアス供給トランジスタに、前記第2電流源の流す電流に対応する電流が流れることを特徴とする付記3に記載のバイアス回路。
(付記5)前記ソース接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するトランジスタのドレイン端子に接続されている回路構成が、前記ソース接地トランジスタのドレイン端子に接続されている回路構成と同じであることを特徴とする付記1に記載のバイアス回路。
(付記6)前記ソース接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給する第2バイアス供給トランジスタのサイズと前記第2バイアス供給トランジスタのドレイン端子に接続されているトランジスタのサイズとの比は、前記ソース接地トランジスタのサイズと前記ソース接地トランジスタのドレイン端子に接続されている前記ゲート接地トランジスタのサイズとの比に等しいことを特徴とする付記5に記載のバイアス回路。
(付記7)第2バイアス供給トランジスタに、前記第1電流源の流す電流に対応する電流が流れることを特徴とする付記6に記載のバイアス回路。
実施の形態にかかるバイアス回路の構成を示す回路図である。 gm補償回路の構成を示す回路図である。 1/r電流源の構成を示す回路図である。
符号の説明
21 電流源トランジスタ
22,23 ソース接地トランジスタ
24,25 ゲート接地トランジスタ
26,27 負荷抵抗
13 gm補償電流源
14,400 1/r電流源
4,7,8 トランジスタ
100 バイアス回路
200 増幅回路
300 gm補償回路

Claims (5)

  1. 電流源トランジスタに、ゲインを決めるソース接地トランジスタが接続され、前記ソース接地トランジスタにゲート接地トランジスタが接続され、前記ゲート接地トランジスタに負荷抵抗が接続された構成の増幅回路にバイアスを供給するバイアス回路において、
    前記電流源トランジスタおよび前記ソース接地トランジスタに、前記ソース接地トランジスタの相互コンダクタンスを補償する電流を流す第1電流源と、
    前記負荷抵抗に応じて前記ゲート接地トランジスタのゲートバイアスを一定に制御する電流を流す第2電流源と、を備え
    前記第2電流源は、
    前記ゲート接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給する第1バイアス供給トランジスタと、
    前記第1バイアス供給トランジスタと前記ソース接地トランジスタとに接続されるトランジスタと、
    を備えることを特徴とするバイアス回路。
  2. 電流源トランジスタに、ゲインを決めるソース接地トランジスタが接続され、前記ソース接地トランジスタにゲート接地トランジスタが接続され、前記ゲート接地トランジスタに負荷抵抗が接続された構成の増幅回路にバイアスを供給するバイアス回路において、
    前記電流源トランジスタおよび前記ソース接地トランジスタに、前記ソース接地トランジスタの相互コンダクタンスを補償する電流を流す第1電流源と、
    前記負荷抵抗に応じて前記ゲート接地トランジスタのゲートバイアスを一定に制御する電流を流す第2電流源と、を備え、
    前記ゲート接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するトランジスタのソース端子に接続されている回路構成が、前記ゲート接地トランジスタのソース端子に接続されている回路構成と同じであること
    特徴とするバイアス回路。
  3. 前記第1バイアス供給トランジスタのサイズと前記トランジスタのサイズとの比は、前記ゲート接地トランジスタのサイズと前記ゲート接地トランジスタのソース端子に接続されている前記ソース接地トランジスタのサイズとの比に等しいこと
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のバイアス回路。
  4. 電流源トランジスタに、ゲインを決めるソース接地トランジスタが接続され、前記ソース接地トランジスタにゲート接地トランジスタが接続され、前記ゲート接地トランジスタに負荷抵抗が接続された構成の増幅回路にバイアスを供給するバイアス回路において、
    前記電流源トランジスタおよび前記ソース接地トランジスタに、前記ソース接地トランジスタの相互コンダクタンスを補償する電流を表す第1電流源と、
    前記負荷抵抗に応じて前記ゲート接地トランジスタのゲートバイアスを一定に制御する電流を流す第2電流源と、を備え、
    前記ソース接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するトランジスタのドレイン端子に接続されている回路構成が、前記ソース接地トランジスタのドレイン端子に接続されている回路構成と同じであること
    特徴とするバイアス回路。
  5. 前記ソース接地トランジスタのゲート端子にバイアスを供給する第2バイアス供給トランジスタのサイズと前記第2バイアス供給トランジスタのドレイン端子に接続されているトランジスタのサイズとの比は、前記ソース接地トランジスタのサイズと前記ソース接地トランジスタのドレイン端子に接続されている前記ゲート接地トランジスタのサイズとの比に等しいこと
    特徴とする請求項4に記載のバイアス回路。
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