JP5023289B2 - 遊技機の基板ケース - Google Patents
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また、特許文献2に記載されている基板ケースは、第1封止金具と第2封止金具でもって封印する構造になっている。
さらに、特許文献2に記載の封止機構は、予備の第2封止金具がポケット部に収納されているため封止作業がし難いという問題があった。
蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
相手のケース本体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえ、
前記押圧部材に上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とするものである。
ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
相手の蓋体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえに、
前記押圧部材に上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とするものである。
押圧部材には、係止片の間に上方から嵌め込み可能な側面を有する角形胴部を設けて、
下側突起が前向き状態のときの角形胴部の左右の側面には、上方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けるとともに、
下側突起が前向き状態のときの角形胴部の前後の側面には、突起収納用の長溝を設けることができる。
押圧部材を、その中央部に角柱が挿通される孔部を有するものとしたうえに、
角柱には、位置決め用の面取り面を二つ設け、押圧部材の孔部には前記面取り面を摺動可能な角部を一つ設けて、
この角部を摺動させる面取り面を選択して角柱を孔部に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて角柱に挿着可能とすることができる。
封止部材の垂直基板と封止片とのコーナーには、前記面取り面を摺動可能な角部を設けて、
この角部を摺動させる面取り面を選択して押圧部材を封止部材に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて封止部材に挿着可能とすることができる。
図1は、本発明の基板ケースを示す図であって、1はケース本体、2は前方にスライドしてケース本体1に装着される相手の蓋体、9は保護される回路基板である。ケース本体1は、一端に複数の封止室3が形成され、その反対側は側壁のない蓋体挿通部11となしてある。側壁12の内面には鈎部13が設けられている。封止室3には蓋体挿通部11に向けて開く開口部31が形成されている。ケース本体1は、底面14が螺着されることによって遊技板裏面に固定される。なお、本明細書において、前方とは蓋体2がスライドする方向をいい、後方とはその逆の方向をいい、横方向とは、当該前後の方向に対して水平に直交する方向をいうものとする。
Claims (5)
- ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして封止される蓋体とからなる遊技機の基板ケースにおいて、
蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
相手のケース本体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえ、
前記押圧部材に、上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とする遊技機の基板ケース。 - ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなる遊技機の基板ケースにおいて、
ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
相手の蓋体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえに、
前記押圧部材に上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とする遊技機の基板ケース。 - 封止部材の係止片の内側には、この係止片拡開用の突起を設け、
押圧部材には、係止片の間に上方から嵌め込み可能な側面を有する角形胴部を設けて、
下側突起が前向き状態のときの角形胴部の左右の側面には、上方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けるとともに、
下側突起が前向き状態のときの角形胴部の前後の側面には、突起収納用の長溝を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機の基板ケース。 - 嵌合部を、角柱が立設された底板を有するものとし、
押圧部材を、その中央部に角柱が挿通される孔部を有するものとしたうえに、
角柱には、位置決め用の面取り面を二つ設け、押圧部材の孔部には前記面取り面を摺動可能な角部を一つ設けて、
この角部を摺動させる面取り面を選択して角柱を孔部に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて角柱に挿着可能とした請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の基板ケース。 - 押圧部材の角形胴部に、位置決め用の面取り面を二つ設け、
封止部材の垂直基板と封止片とのコーナーには、前記面取り面を摺動可能な角部を設けて、
この角部を摺動させる面取り面を選択して押圧部材を封止部材に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて封止部材に挿着可能とした請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の基板ケース。
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