JP5023289B2 - 遊技機の基板ケース - Google Patents

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本発明は、回路基板を収納するための遊技機の基板ケースに関するものである。
パチンコ機やスロットマシン等の遊技機においては、入賞確率が書き込まれたROMチップ等の電子部品を実装した回路基板が使われており、これら回路基板は、ケース本体とケース本体の開口部を覆う蓋とからなる基板ケースに収納されている。基板ケースには、内部にある回路基板に実装されているROMチップを交換して不当な利益を得ようとするのを防止するために、蓋を開けることができないようにするための封止構造が設けられている。
従来の封止機構を備えた基板ケースとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。当該基板ケースは、上ケースと下ケースとを雄ネジによって螺着し、その後、前記雄ネジの上部を被服部で覆い、固定部でもって前期被服部を前記上ケースに着脱不可能に取り付けることにより基板ケースを封印し、前記被服部を破壊することでのみ前記封印を解除可能とするものである。これら被服部の予備は複数個備え付けられており、その個数分だけ開封してROMが改造されていないかどうかの検査を行った後に再度封印することが可能な構造になっている。
また、特許文献2に記載されている基板ケースは、第1封止金具と第2封止金具でもって封印する構造になっている。
しかしながら、前述した特許文献1に記載された基板ケースは、被覆する場所とは異なる基盤ケース内の離れた場所に予備の被服部が設置されているため、予備の被服部の場所がわかり難く且つ封印作業がし難いといった問題があった。
さらに、特許文献2に記載の封止機構は、予備の第2封止金具がポケット部に収納されているため封止作業がし難いという問題があった。
特開2003−103006号公報 特開2005−102834号公報
本発明は、上記した従来の問題に鑑み、簡単に且つ間違いなく封止作業を行うことができる遊技機の基板ケースを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明の遊技機の基板ケースは、ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして封止される蓋体とからなる遊技機の基板ケースにおいて、
蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
相手のケース本体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえ、
前記押圧部材に上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とするものである。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなる遊技機の基板ケースにおいて、
ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
相手の蓋体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえに、
前記押圧部材に上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とするものである。
上記した発明において、封止部材の係止片の内側には、この係止片拡開用の突起を設け、
押圧部材には、係止片の間に上方から嵌め込み可能な側面を有する角形胴部を設けて、
下側突起が前向き状態のときの角形胴部の左右の側面には、上方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けるとともに、
下側突起が前向き状態のときの角形胴部の前後の側面には、突起収納用の長溝を設けることができる。
また、嵌合部を、角柱が立設された底板を有するものとし、
押圧部材を、その中央部に角柱が挿通される孔部を有するものとしたうえに、
角柱には、位置決め用の面取り面を二つ設け、押圧部材の孔部には前記面取り面を摺動可能な角部を一つ設けて、
この角部を摺動させる面取り面を選択して角柱を孔部に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて角柱に挿着可能とすることができる。
さらに、押圧部材の角形胴部に、位置決め用の面取り面を二つ設け、
封止部材の垂直基板と封止片とのコーナーには、前記面取り面を摺動可能な角部を設けて、
この角部を摺動させる面取り面を選択して押圧部材を封止部材に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて封止部材に挿着可能とすることができる。
請求項1又は2に係る発明は、押圧部材の封止部材への挿着を、基板ケースの封止不可能な待機状態から封止可能な使用状態に切り替え可能としたので、使用状態に切り替える場合には押圧部材の向きを変えるだけで済むため、簡単な操作でケース本体に蓋体をスライド不能に封止することができる。
請求項3に係る発明は、押圧部材の使用状態では角形胴部の左右側面に設けた凹溝に収納した突起を、傾斜面上を摺動させて凹溝から脱出させることによって、左右側面が突起を押圧するので、封止部材の係止片を拡開することができる。一方、押圧部材の待機状態では角形胴部の前後側面に設けた長溝に突起は収納されたままに維持されるので、封止部材の係止片を拡開することはできない。
請求項4に係る発明は、角部を摺動させる面取り面を選択して角柱を孔部に差し込むことによって、押圧部材の向きを位置決めして角柱に挿着することができる。
請求項5に係る発明は、角部を摺動させる面取り面を選択して押圧部材を封止部材に差し込むことによって、押圧部材の向きを位置決めして封止部材に挿着することができる。
以下に、本発明の実施形態を図に基づき説明する。
図1は、本発明の基板ケースを示す図であって、1はケース本体、2は前方にスライドしてケース本体1に装着される相手の蓋体、9は保護される回路基板である。ケース本体1は、一端に複数の封止室3が形成され、その反対側は側壁のない蓋体挿通部11となしてある。側壁12の内面には鈎部13が設けられている。封止室3には蓋体挿通部11に向けて開く開口部31が形成されている。ケース本体1は、底面14が螺着されることによって遊技板裏面に固定される。なお、本明細書において、前方とは蓋体2がスライドする方向をいい、後方とはその逆の方向をいい、横方向とは、当該前後の方向に対して水平に直交する方向をいうものとする。
蓋体2の一端には、前方に向けて突出する嵌合部5が複数形成されている。この嵌合部5は封止室3に嵌め込まれたときに、開口部31を封鎖するための封止板54と、封止室3の底部の型抜き口を塞ぐための底板53とを有している。嵌合部5には、着脱可能な封止部材6と押圧部材7とが取付けられている。また、蓋体2の側面には、鈎部13に差し込まれる突片21が設けられている。
蓋体2の幅はケース本体1の側壁12内を摺動可能に形成してあるので、ケース本体1に対して蓋体2をスライド移動させることができる。蓋体2を前方にスライドさせて突片21を鈎部13に差し込むことによって、蓋体2の上下方向の移動を規制することができる。また、嵌合部5を、開口部31から封止室3内に差し込むことによっても、底板53の先端が、封止室3に設けたスリット39に差し込まれるので、蓋体2の上下方向の移動を規制することができる。
図2に、本発明の要部構造を示す。図において、一方の押圧部材7aは下側突起73が横向きの待機状態であるが、他方の押圧部材7bは下側突起73が前方を向いた封止可能状態である。封止室3の内部には、上側突起37が下側突起73に対向して設けられ、開口部31の左右には段差38がもうけられている。
図3〜5に、嵌合部5の詳細を示す。嵌合部5は、底板53と、これに垂直な封止板54を有し、封止板54に切断用の薄肉部52が接続されている。底板53には、封止部材6の挿着凹部55と押圧部材7挿着用の角柱56とが設けられている。この角柱56は四角柱の隣り合う2コーナーが面取りされた不等辺六角形の横断面形状をしている。すなわち角柱56は、待機時位置決め面57と使用時位置決め面58とを有している。底板53の先端は、封止室3に設けたスリット39に挿入しやすいように面取りされている。
図6〜8に、封止部材6の詳細を示す。封止部材6は、挿着軸56の挿通孔65が設けられた底板61と、底板61の一端に立設された垂直基板62と、他端に立設されたガイド板63とを有する。挿通孔65は角柱56に対応して不等辺六角形の孔である。垂直基板62の両端には蓋体2のスライド方向とは逆向き、すなわち後方に突出された二枚の係止片64が平行に設けられている。係止片64の内側には係止片64拡開用の突起66が設けられている。突起66の上部は斜めに面取りされている。また、突起66は、後方に向けて横方向の突出量を大ききしてある。この封止部材6は、底面61が挿着凹部55に嵌め込まれて嵌合部5に取付けられている。
押圧部材7の詳細を、図9〜12に示す。押圧部材7は、概略形状四角柱の角形胴部71を有し、角形胴部71の上には傾斜面72を有する下側突起73が二つ左右に離間して設けられている。角形胴部71の左右の側面74で下側突起73の下方には、突起66を収納可能な凹溝75が設けられ、この凹溝75は上方に向けて浅くなる傾斜面76を有している。角形胴部71の前後の側面77には、押圧部材7を待機状態に保持しておくための長溝78が形成されている。また、角形胴部71は挿着軸56が挿通される孔部79を有し、この孔部79には位置決め用の角部80が形成されている。すなわち孔部79は不等辺5角形の横断面形状である。なお、孔部79は、貫通孔でも止まり孔でもよい。
封止室3の詳細を、図13〜16に示す。封止室3は、開口部31と反対側の正面側壁33と、左右の側面34と上面35とを有し、底部には、成形型を抜くために形成される型抜き口32を有する。封止室3の内部の上面35には、開口部31側に傾斜面36を有する上側突起37が左右に離間して二つ設けられている。なお、傾斜面36及び傾斜面72の傾き角は、蓋体2の前進力を直角の下方に変更するので、45°が最適である。さらに、側面34の内側には、拡開された係止片64と噛み合って係止するための段差38が形成されている。
以上のように構成された基板ケースにおいて、待機状態である押圧部材7aは、傾斜面72が横向きに角柱56に挿着されている(図2)。この状態では、角部80は待機時位置決め面57に接触している。そして、ケース本体1を蓋体2で封止するには、傾斜面72を横向きとした待機状態の押圧部材7を封止部材6から取り外して前向きに方向転換し(図17)、図2の押圧部材7bの如く傾斜面72を前向きとして再び封止部材6に軽く差し込む。この状態では押圧部材7bは角部80が使用時位置決め面58に接触して角柱56に挿着されて前向きに位置決めされている。
次いで嵌合部5先端を封止室3の内部に差し込んで、ケース本体1に対して蓋体2をスライド移動させ、上側突起37に下側突起73を当接させる(図18〜21)。この状態では、突起66の上面が凹溝75の傾斜面76に接触した状態であって(図20)、押圧部材7と封止部材6の底面61との間には隙間Sが残存し、封止室3の正面側壁33と封止部材6の垂直基板62との間には隙間Tが残存している(図21)。押圧部材7の側面74によって突起66は横方向に押圧されてはおらず(図20)、よって、係止片66は拡開されてはいない(図19)。
蓋体2をさらにスライドさせて、嵌合部5を封止室3に完全に差し込むと(図22〜25)、封止部材6の垂直基板62が封止室3の正面側壁33に当接するとともに、開口部31は封止板54によって密閉される(図25)。また、型抜き口32は底板53によって密閉される。下側突起73は、上側突起37によって前進を阻まるので、傾斜面72が上側突起37の傾斜面36上を摺動して押圧部材7は下方に押し下げられることになる。これによって、押圧部材7はその底面が底板61に着底する。
この着底した状態では、凹溝75の傾斜面76に当接していた突起66は、傾斜面76を上方に摺動して凹溝75から抜け出し、側面74によって横に押圧されることになる(図26)。この押圧によって、係止片64は横方向に拡開されて、その先端が段差38と噛み合って係止される(図23、26)。よって、嵌合部5を封止室3から引き抜こうとしても、係止片64先端が段差38に引っかかることになるので、引き抜くことはできない。また、突起66は、後方に向けて横方向の突出量を大ききしてあるので、嵌合部5を引き抜こうとすると、係止片64に掛かる拡開力がさらに大きくなることとなる。したがって、蓋体2の前後方向のスライドを不可能にして、基板ケースを封止することができる。
封止を解除するためには、薄肉部52を切断する必要がある。通常は、図29に示すように、ケース本体1側に封止室3が4個、蓋体2側に嵌合部5が4個設けられていて、4回の封止と解除とを繰り返すことができる。なお、これらのケース本体1、蓋体2、封止室3、嵌合部5を、透明のものとすることによって、内部の構造や封止状態を視認することができる。
以上は、ケース本体1に封止室3を設け、蓋体2に嵌合部5を設けた実施例を説明したが、ケース本体1に嵌合部5を設け、蓋体2に封止室3を設けることもできる。すなわち、ケース本体1の一端には、後方に向けて突出する嵌合部5を設けて、この嵌合部5に、垂直基板62の両端から前方に向けて係止片64を突設した封止部材6と、前記係止片64の間に上方から嵌入されてこの係止片64を横方向に拡開する押圧部材7とを、配設する。相手の蓋体2には、嵌合部5が差し込まれる封止室3を設けて、この封止室3内に、差し込まれた押圧部材7を下方に押し下げるための上側突起37と、押圧部材7の押し下げによって拡開された係止片64と噛み合ってして蓋体2をスライド不能に封止するための段差38とを、設けることによっても、既記したものと同様な効果を得ることができる。
図28、29に、上記したものとは別の形態の基板ケースの封止構造を示す。この形態のものにおいては、封止室3には下向き突起37が一つ設けられている。そして、押圧部材7にはこの下向き突起37に対向する傾斜面72を有する上向き突起73が形成されている。なお、上向き突起73の間には待機時に下向き突起37を挿通するための切り溝81が形成されている。胴部71の左右の側面には、係止片拡開用の突起82が設けられており、これに対応して、係止片64には凹溝69が形成されている、この凹溝69は下部に、下方に向けて浅くなる傾斜面69aを有している。すなわち突起82がこの傾斜面69aを下方に摺動することによって、係止片64は横に拡開されるので、段差38と噛み合うことができる。なお、図中の57は、待機時位置決め面であり、58は、使用時位置決め面であって、これらは角部80と接することによって、下側突起73の向きを前方向と右方向との2方向にのみ決定する。
封止前の基板ケースの斜視図である。 封止前の基板ケースの封止構造の内部を透視して示す斜視図である。 嵌合部の斜視図である。 嵌合部の平面図である。 嵌合部の側面図である。 封止部材の斜視図である。 封止部材の平面図である。 封止部材の正面図である。 押圧部材の斜視図である。 押圧部材の正面図である。 押圧部材の平面図である。 押圧部材の側面図である。 封止室の斜視図である。 封止室の斜視図である。 封止室の斜視図である。 封止室の底面図である。 基板ケースの封止構造の斜視図である。 封止直前の基板ケースの封止構造の側面図である。 図18のA−A線における封止構造の水平断面図である。 図19のB−B線における封止構造の垂直断面図である。 図19のC−C線における封止構造の垂直断面図である。 封止完了した基板ケースの封止構造の側面図である。 図22のD−D線における封止構造の水平断面図である。 図23のE−E線における封止構造の垂直断面図である。 図23のF−F線における封止構造の垂直断面図である。 封止完了した基板ケースの封止構造の内部を透視して示す斜視図である。 封止状態の基板ケースを示す斜視図である。 別の形態の基板ケースの封止構造を示す分解斜視図である。 押圧部材が前向きである封止構造の分解斜視図である。
符号の説明
3 封止室、5 嵌合部、6 封止部材、7 押圧部材、7a 横向きの押圧部材、7b 前向きの押圧部材、37 上側突起、38 段差、62 垂直基板、64 係止片、

Claims (5)

  1. ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして封止される蓋体とからなる遊技機の基板ケースにおいて、
    蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
    相手のケース本体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえ、
    前記押圧部材に、上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  2. ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなる遊技機の基板ケースにおいて、
    ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを配設するとともに、
    相手の蓋体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための上側突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛み合って蓋体をスライド不能に封止するための段差とを設けたうえに、
    前記押圧部材に上側突起と係合可能な下側突起を設けて、この押圧部材を、下側突起が横向きの封止不可能状態から前向きの封止可能状態に切り替え可能なものとしたことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  3. 封止部材の係止片の内側には、この係止片拡開用の突起を設け、
    押圧部材には、係止片の間に上方から嵌め込み可能な側面を有する角形胴部を設けて、
    下側突起が前向き状態のときの角形胴部の左右の側面には、上方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けるとともに、
    下側突起が前向き状態のときの角形胴部の前後の側面には、突起収納用の長溝を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機の基板ケース。
  4. 嵌合部を、角柱が立設された底板を有するものとし、
    押圧部材を、その中央部に角柱が挿通される孔部を有するものとしたうえに、
    角柱には、位置決め用の面取り面を二つ設け、押圧部材の孔部には前記面取り面を摺動可能な角部を一つ設けて、
    この角部を摺動させる面取り面を選択して角柱を孔部に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて角柱に挿着可能とした請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の基板ケース。
  5. 押圧部材の角形胴部に、位置決め用の面取り面を二つ設け、
    封止部材の垂直基板と封止片とのコーナーには、前記面取り面を摺動可能な角部を設けて、
    この角部を摺動させる面取り面を選択して押圧部材を封止部材に差し込むことによって、押圧部材を横向きと前向きの2方向に切り替えて封止部材に挿着可能とした請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の基板ケース。


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