JP5023288B2 - 遊技機の基板ケース - Google Patents
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Description
また、特許文献2に記載されている基板ケースは、封印ビスの代わりに係合爪を有した締結具でもって封止する構造になっている。
さらに、特許文献2に記載の封止構造は、係止爪が外側を向いているために、封止部分の側面に小さな孔を開けて係止爪を針金等で外側から押すことで係止が解除されてしまうという問題があった。
蓋体の一端には、蓋体のスライド方向に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から前記スライド方向と逆向きに係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手のケース本体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための下向き突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とするものである。
ケース本体の一端には、蓋体の方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から蓋体のスライド方向に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手の蓋体には、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための下向き突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とするものである。
押圧部材には、係止片の間に上方から嵌め込み可能な側面を設け、この側面に、上方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けて、この凹溝に一時収納された突起を押圧部材の押し下げによって横に押圧するようにすることができる。
押圧部材には、嵌合部が封止室内に差し込まれたときに、下向き突起により摺動されて押圧部材を押し下げるため上向き突起を、前記下向き突起に対向して二つ設けることができる。
蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に下方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手のケース本体には、蓋体に向けて開く開口部を有し、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を上方に押し上げるための下側突起と、押圧部材の押し上げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とするものである。
ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に下方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手の蓋体には、ケース本体に向けて開く開口部を有し、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を上方に押し上げるための下側突起と、押圧部材の押し上げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とするものである。
押圧部材には、係止片の間に下方から嵌め込み可能な側面を設け、この側面に、下方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けて、この凹溝に一時収納された突起を押圧部材の押し上げによって横に押圧するようにすることができる。
押圧部材の上部には、嵌合部が封止室内に差し込まれたときに、下側突起により摺動されて押圧部材を上方に押し上げるための上側突起を、前記下側突起に対向して二つ設けることができる。
請求項3に係る発明は、封止状態では封止部材の係止片は内側から突起が押圧されて拡開されているので、外部から封止室に孔を開けて針金を使って係止片を押しても封止を解除することはできない。よって、開封しようとするとより大きな痕跡が残ることとなるので、不正行為の発見が容易である。
請求項4に係る発明は、下向き突起と上向き突起とがそれぞれ二つ設けてあるので、押圧部材を傾かせることなく封止部材の間に真っ直ぐに押し下げることができる。
請求項7に係る発明は、封止状態では封止部材の係止片は内側から突起が押圧されて拡開されているので、外部から封止室に孔を開けて針金を使って係止片を押しても封止を解除することはできない。よって、開封しようとするとより大きな痕跡が残ることとなるので、不正行為の発見が容易である。
請求項8に係る発明は、下側突起と上側突起とがそれぞれ二つ設けてあるので、押圧部材を傾かせることなく封止部材の間に真っ直ぐに押し上げることができる。
図1は、本発明の基板ケースを示す図であって、1はケース本体、2は前方にスライドしてケース本体1に装着される相手の蓋体、9は保護される回路基板である。ケース本体1は、一端に複数の封止室3が形成され、その反対側は側壁のない蓋体挿通部11となしてある。側壁12の内面には鈎部13が設けられている。封止室3には蓋体挿通部11に向けて開く開口部31が形成されている。ケース本体1は、底面14が螺着、係止などされることによって遊技板裏面に固定される。なお、本明細書において、前方とは蓋体2がスライドする方向をいい、後方とはその逆の方向をいい、横方向とは、当該前後の方向に対して水平に直交する方向をいうものとする。
さらに、側面34の内側には、拡開された係止片64と噛み合って係止するための段差38が形成されている。
この着底した状態では、凹溝75の傾斜面76に当接していた突起66の面取り部67は、傾斜面76を上方に摺動して凹溝75から抜け出し、その後突起66の平面部68が側面74によって横に押圧されることになる(図24。平面部68と側面74は垂直面であるため、係止片64は元の閉じた状態に戻ることなく横方向に拡開された状態で保持されて、その先端が段差38と噛み合って係止される(図23、26)。よって、嵌合部5を封止室3から引き抜こうとしても、係止片64先端が段差38に引っかかることになるので、引き抜くことはできない。
また、突起66は、拡開された係止片64に沿うように後方に向けて横方向の突出量を大きくしてあるので、側面74と突起66の平面部68とは面で接触することになり、係止片64を無理なく拡開させ、拡開された状態を維持することができる。
したがって、蓋体2の前後方向のスライドを不可能にして、基板ケースを封止することができる。
押圧部材7の下部には、嵌合部5が封止室3内に差し込まれたときに、下側突起91により摺動されて押圧部材7を上方に押し上げるための上側突起92が、下側突起91に対向して二つ設けられている。
封止構造を以上のようなものとしてもケース本体1に蓋体2を封止することができる。
Claims (8)
- ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなり、遊技機用の回路基板が配設された遊技機の基板ケースにおいて、
蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手のケース本体には、蓋体に向けて開く開口部を有し、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための下向き突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とする遊技機の基板ケース。 - ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなり、遊技機用の回路基板が配設された遊技機の基板ケースにおいて、
ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に上方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手の蓋体には、ケース本体に向けて開く開口部を有し、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を下方に押し下げるための下向き突起と、押圧部材の押し下げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とする遊技機の基板ケース。 - 係止片の内側には、押圧部材の嵌入によって横方向に押圧されて係止片を拡開するための突起を設けたうえに、
押圧部材には、係止片の間に上方から嵌め込み可能な側面を設け、この側面に、上方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けて、この凹溝に一時収納された突起を押圧部材の押し下げによって横に押圧するようにした請求項1又は2に記載の遊技機の基板ケース。 - 封止室の上部に、二つの下向き突起を左右に離間させて設け、
押圧部材の上部には、嵌合部が封止室内に差し込まれたときに、下向き突起により摺動されて押圧部材を下方に押し下げるための上向き突起を、前記下向き突起に対向して二つ設けた請求項1〜3の何れかに記載の遊技機の基板ケース。 - ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなり、遊技機用の回路基板が配設された遊技機の基板ケースにおいて、
蓋体の先端には、前方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から後方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に下方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手のケース本体には、蓋体に向けて開く開口部を有し、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を上方に押し上げるための下側突起と、押圧部材の押し上げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とする遊技機の基板ケース。 - ケース本体と、このケース本体に前方にスライドして装着される蓋体とからなり、遊技機用の回路基板が配設された遊技機の基板ケースにおいて、
ケース本体の一端には、後方に向けて突出する嵌合部を設けて、
この嵌合部に、垂直基板の両端から前方に向けて係止片を突設した封止部材と、前記係止片の間に下方から嵌入されてこの係止片を横方向に拡開する押圧部材とを、配設するとともに、
相手の蓋体には、ケース本体に向けて開く開口部を有し、嵌合部が差し込まれる封止室を設けて、
この封止室内に、差し込まれた押圧部材を上方に押し上げるための下側突起と、押圧部材の押し上げによって拡開された係止片と噛合して蓋体をスライド不能に封止するための段差とを、設けたことを特徴とする遊技機の基板ケース。 - 係止片の内側には、押圧部材の嵌入によって横方向に押圧されて係止片を拡開するための突起を設けたうえに、
押圧部材には、係止片の間に下方から嵌め込み可能な側面を設け、この側面に、下方に向けて浅くなる傾斜面を有する凹溝を設けて、この凹溝に一時収納された突起を押圧部材の押し上げによって横に押圧するようにした請求項5又は6に記載の遊技機の基板ケース。 - 封止室の下部に、二つの下側突起を左右に離間させて設け、
押圧部材の下部には、嵌合部が封止室内に差し込まれたときに、下側突起により摺動されて押圧部材を上方に押し上げるための上側突起を、前記下側突起に対向して二つ設けた請求項5〜7の何れかに記載の遊技機の基板ケース。
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