JP2008041440A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】抜け止め部材を固定するための新たなパーツを追加することなく抜け止め部材が圧入方向と反対側に移動することを規制する。
【解決手段】本発明におけるコネクタ1はコネクタハウジング2と、奥壁(端子保持壁)4に圧入されている端子金具5と、装着凹部8内に装着されている抜け止め部材10とを備えている。端子金具5をコネクタハウジング2の奥壁4に圧入し、抜け止め部材10を装着凹部8内に装着して係止位置に達したときに保持突起7がスリット11の開口縁部の前面11Aに係合することで、端子金具5が後方へ変位することが規制され、規制部9によって抜け止め部材10が後方へ移動することが規制される。このように、抜け止め部材10を固定するための新たなパーツを用いる必要がなく、部品管理が容易になるとともに、新たなパーツを用いる場合よりもコネクタ1全体の構造を簡素化することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタハウジングの端子保持壁に対して端子金具を圧入することにより形成されるコネクタに関するものである。
この種のコネクタでは、相手側コネクタとの嵌合時に端子金具の先端が相手側コネクタと接触する等して端子金具が抜け方向へ移動することがあるため、抜け止め部材を用いて端子金具が抜け方向へ移動することを規制する方法が一般的に行われている。例えば、下記特許文献1に記載のコネクタは、有底箱形をなすハウジング本体と、ハウジング本体の開口縁部内側に嵌め込まれるハウジングカバーと、ハウジング本体の底面部(端子保持壁)に圧入されて固定される端子金具と、端子保持壁とハウジングカバーとの間に挟持される抜け止め部材とを備えている。また、端子金具には保持突起が設けられており、端子金具が正規の位置まで挿入されると、抜け止め部材が保持突起と係合することで、端子金具がその圧入方向とは逆方向へ変位することが規制されるようになっている。
特開平6−349539号公報
しかしながら、このコネクタは、端子保持壁より圧入方向の手前側に端子保持壁とほぼ同じ大きさの開口を設け、この開口を通じて抜け止め部材を端子保持壁に進入させる必要がある。その結果、抜け止め部材を装着して保持突起と係合させた後には、前記した開口を塞ぎつつ抜け止め部材が圧入方向と反対側に移動することを規制するためのハウジングカバーを設ける必要がある。このように、従来の構造では、端子保持壁より圧入方向の手前側に開口を設けることに伴って抜け止め部材を固定するための新たなパーツ(ハウジングカバー)が必要となり、部品点数が増加して部品管理が煩雑になることに加えて、ハウジングカバーをハウジング本体に固定するための係止構造が別途必要となり、ハウジング全体の構造が複雑になるという問題を有していた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、抜け止め部材を固定するための新たなパーツを追加することなく抜け止め部材が圧入方向と反対側に移動することを規制することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子保持壁を有するコネクタハウジングと、前記端子保持壁に所定の方向から圧入されて保持された端子金具と、前記端子金具に前記端子保持壁よりも圧入方向の手前側に位置して設けられた保持突起と、前記コネクタハウジングに対して前記端子金具の圧入方向とは交差する方向に移動可能に設けられ、係止位置において前記端子保持壁に保持された前記端子金具の前記保持突起に前記圧入方向の手前側で係合する抜け止め部材と、前記コネクタハウジングに設けられ、前記抜け止め部材に係合することで前記抜け止め部材が前記端子金具の圧入方向とは逆方向へ変位することを規制するとともに前記端子金具が同端子金具の圧入方向とは逆方向へ変位することを規制する規制部とを備えるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記抜け止め部材には、前記端子金具のうち前記保持突起よりも前記圧入方向の手前側部分を挿通させるスリットが形成され、前記抜け止め部材は前記端子金具の前記端子保持壁への圧入後に前記装着凹部内に装着されて前記スリットの開口縁部が前記保持突起と係合可能であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記抜け止め部材は、前記装着凹部内において初期位置と前記係止位置との間を移動可能に装着され、前記初期位置にあるときに前記端子金具のうち前記保持突起の部分を挿通させて前記端子金具の圧入が行われる第1の挿通孔と、前記第1の挿通孔と連通して設けられ、前記係止位置にあるときに前記端子金具のうち前記保持突起よりも前記圧入方向の手前側部分を挿通させる第2の挿通孔とを備えるとともに、前記係止位置にあるときに前記第2の挿通孔の開口縁部が前記保持突起と係合可能であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記端子金具のうち前記コネクタハウジングとは反対側の端部はプリント配線板に接続され、少なくとも前記抜け止め部材と前記コネクタハウジングとの接触部分がポッティング材により固化されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によると、端子金具をコネクタハウジングの端子保持壁に圧入した後に抜け止め部材をコネクタハウジング内の係止位置に装着して保持突起と係合可能とし、抜け止め部材と規制部を係合させることで抜け止め部材が端子金具の圧入方向とは逆方向へ変位することが規制されるとともに端子金具が端子金具の圧入方向とは逆方向へ変位することが規制される。このように、抜け止め部材を固定するための新たなパーツを用いる必要がなく、部品管理が容易になるとともに、新たなパーツを用いる場合よりもコネクタ全体の構造を簡素化することができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によると、端子金具を端子保持壁に圧入した後に抜け止め部材をコネクタハウジングに装着して保持突起とスリットの開口縁部とを係合可能にする。また、抜け止め部材の装着方向における端子金具の段数のみを異にした複数仕様のコネクタが設定されている場合には、単独の抜け止め部材で端子金具の抜け止めを行うことができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によると、抜け止め部材を初期位置にセットして端子金具を所定の位置まで圧入した後に抜け止め部材を係止位置まで移動させて保持突起と第2の挿通孔の開口縁部とを係合可能にする。したがって、あらかじめ抜け止め部材をコネクタハウジングに装着しておくことができ、コネクタの取り扱いが容易になる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によると、抜け止め部材を係止位置に装着して端子金具を抜け止めした後に抜け止め部材とコネクタハウジングとの接触部分をポッティング材によって固化しているから、抜け止め部材をコネクタハウジングに対して強力に固定することができる。その結果、端子金具の抜け止め保持力も強化することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。本発明におけるコネクタ1は雄型コネクタであって、合成樹脂製のコネクタハウジング2を有している。コネクタハウジング2には、前方(図1における右方)に開口する第1フード部3と、第1フード部3の奥壁4(本発明における端子保持壁に相当する。)に貫通状態で圧入されて保持されているタブ状の端子金具5とを備えている。一方、奥壁4を中心として第1フード部3と反対側には、後方に開口する第2フード部6が形成されている。そして、第2フード部6の後端開口には、同開口を塞ぐようにしてプリント配線板20が配されている。プリント配線板20は、端子金具5の後端側(プリント配線板20を中心としてコネクタハウジング2と反対側)と半田付けにより接続された後、プリント配線板20から奥壁4にかけての範囲が図示しないポッティング材によって塗布されるようになっている。
端子金具5は直線状をなし、その両端側が尖った形状となっている。また、図1に示すように、幅方向に等間隔で並んだ図示3個の端子金具5が上下2段に配されている。端子金具5の前後方向における略中央には、図6(図面の簡略化のため模式図としてある。)に示すように、幅方向に突出する一対の保持突起7が形成されている。保持突起7は後方に向かうにつれて次第に外方へ向かう勾配の傾斜面7Aと、傾斜面7Aの後端から内方へ向けて切り立った形状の垂直面7Bとを有している。端子金具5は、奥壁4に対して後方(圧入方向の手前側)から奥壁4内に圧入されている。奥壁4の後面において端子金具5が圧入される部分には、端子金具5を正規の圧入位置に誘導するための誘い込み面4Aがすり鉢状に形成されている。
第2フード部6において奥壁4寄りの位置には、抜け止め部材10が配されている。抜け止め部材10は、下方に開口する装着凹部8内に配されている。装着凹部8は、抜け止め部材10の外形寸法とほぼ同一かやや小さめの寸法となっている。抜け止め部材10は上下方向(圧入方向と交差する方向)に移動可能に設けられ、第2フード部6の下面部に貫通して形成されている進入口8Aを通じて装着凹部8内に挿入されるようになっている。尚、以下の説明において、抜け止め部材10が装着凹部8内における上端側まで押し込まれた位置(図5に示す位置)を係止位置という。
抜け止め部材10には、図4に示すように、抜け止め部材10の上端縁から下方に向けて切り欠くことにより、図示3個のスリット11が形成されている。スリット11の幅寸法は、端子金具5のうち保持突起7の垂直面7Bにおける幅寸法よりも小さめで、端子金具5のうち保持突起7より後方部分における幅寸法とほぼ同一寸法となるように設定されている。また、端子金具5が正規の位置まで圧入された状態では、保持突起7の垂直面7Bの位置が、抜け止め部材10の前面のやや前方に位置するようになっている。したがって、端子金具5は、正規の位置まで圧入された後に抜け止め部材10が装着凹部8内に装着されると、保持突起7の垂直面7Bがスリット11の開口縁部の前面11Aに係合することで、後方(圧入方向と逆方向)への変位が規制される。
装着凹部8の内壁を構成する面のうち上下両端部には、係止位置に装着された抜け止め部材10の後方への移動を規制する規制部9が形成されている。規制部9は、図4に示すように、第2フード部6の内周上面から上方に凹設された凹部を構成する内面のうち後面と、装着凹部8の進入口8Aの開口縁部内側における後面とから構成されている。したがって、抜け止め部材10が係止位置まで押し込まれた状態では、図3に示すように、抜け止め部材10の上下両端縁部が規制部9と係合して抜け止め部材10の後方への移動が規制されることになる。この結果、図示しない相手側コネクタとの嵌合時に端子金具5の前端が相手側コネクタと接触して端子金具5に後方へ向かう力が生じたときには、保持突起7がスリット11の開口縁部の前面11Aに係合することで抜け止め部材10が後方へ押圧されるものの、抜け止め部材10の上下両端縁部が規制部9と係合することで抜け止め部材10が後方へ移動することが規制される。尚、本実施形態においては、抜け止め部材10の上下両端縁部と規制部9との接触部分がポッティング材によって固化されることで、抜け止め部材10がより強固に装着凹部8内に保持されるようになっている。
本実施形態は以上のような構造であって、続いてその作用を説明する。
まず、コネクタハウジング2に端子金具5を圧入する。この圧入に際しては、端子金具5の前端が誘い込み面4Aによって誘導されるため、上下方向および幅方向に関して端子金具5を正確な位置に圧入することができる。端子金具5は、保持突起7の垂直面7Bが奥壁4の後面とほぼ面一となる位置まで圧入される。端子金具5の後端側は、プリント配線板20の貫通孔に通された後にプリント配線板20に設けられた図示しないランド部と半田付けによって接続される。
次に、抜け止め部材10を装着凹部8内に装着する。抜け止め部材10が装着凹部8の進入口8Aを通じて挿入されて装着凹部8内の係止位置において、図3に示すように、保持突起7の垂直面7Bがスリット11の開口縁部の前面11Aと前後方向に係合するとともに、抜け止め部材10の上下両端縁部が規制部9と前後方向に係合する。この後、抜け止め部材10の上下両端縁部と規制部9との接触部分がポッティング材によって固化される。これにより、端子金具5の前端が相手側コネクタとの嵌合時に接触して後方に力が加わると、保持突起7がスリット11の開口縁部の前面11Aに当接して抜け止め部材10が後方へ押圧されるものの、抜け止め部材10が規制部9によって固定されて後方への移動が規制されているから、端子金具5が後方へ変位することが規制される。
以上のように、本実施形態では次に示す効果を奏することができる。
1.端子金具5をコネクタハウジング2の奥壁4に圧入した後に抜け止め部材10を装着凹部8内の係止位置に装着して保持突起7がスリット11の開口縁部の前面11Aに係合可能とし、抜け止め部材10と規制部9とを係合させることで抜け止め部材10が端子金具5の圧入方向とは逆方向へ変位することが規制されるとともに端子金具5が端子金具5の圧入方向とは逆方向へ変位することが規制される。このように、抜け止め部材10を固定するための新たなパーツを用いる必要がなく、部品管理が容易になるとともに、新たなパーツを用いる場合よりもコネクタ1全体の構造を簡素化することができる。
2.端子金具5を奥壁4に圧入した後に抜け止め部材10を装着凹部8内に装着して保持突起7の垂直面7Bとスリット11の開口縁部の前面11Aとを係合可能にする。また、抜け止め部材10の装着方向における端子金具5の段数のみを異にした複数仕様のコネクタが設定されている場合に、単独の抜け止め部材10で端子金具5の抜け止めを行うことができる。
3.抜け止め部材10を装着凹部8内の係止位置に装着して端子金具5を抜け止めした後に抜け止め部材10とコネクタハウジング2との接触部分をポッティング材によって固化しているから、抜け止め部材10をコネクタハウジング2に対して強力に固定することができる。その結果、端子金具5の抜け止めに対しても強化することができる。また、プリント配線板20にポッティング材を塗布するのと同時に抜け止め部材10に塗布することができるから、別工程として設定する必要がなく、効率よく塗布することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図7および図8によって説明する。本実施形態におけるコネクタ33は、実施形態1における抜け止め部材10の構造を一部変更したものであり、重複する部分については、その説明を省略する。すなわち、本実施形態における抜け止め部材30は、装着凹部8内において図7に示す初期位置と図8に示す係止位置との間を移動可能に設けられ、端子金具5の位置に対応して挿通孔が貫通して形成されている。この挿通孔は、初期位置にあるときに端子金具5の保持突起7を挿通させて端子金具5の圧入が行われる第1の挿通孔31と、第1の挿通孔31と連通し、係止位置にあるときに保持突起7と係合して端子金具5が後方へ移動することを規制する第2の挿通孔32とから構成されている。第1の挿通孔31の孔形状は、端子金具5の断面形状のうち保持突起7の垂直面7Bにおける外形より大きめとなるように設定されている。一方、第2の挿通孔32の孔形状は、端子金具5の断面形状のうち保持突起7の垂直面7Bにおける外形より小さめで、端子金具5の断面形状のうち保持突起7よりも後方部分における外形よりやや大きめとなるように設定されている。したがって、端子金具5は、抜け止め部材30が装着凹部8内の初期位置にあるときに正規の位置まで圧入され、抜け止め部材30が係止位置まで押し込まれた後に保持突起7の垂直面7Bが第2の挿通孔32の開口縁部の前面32Aと係合可能とされることで、後方への変位が規制される。
以上のように、本実施形態では、抜け止め部材30を初期位置にセットした状態で端子金具5の圧入を行い、端子金具5を所定の位置まで圧入した後に抜け止め部材30を係止位置にまで押し込むと、保持突起7が第2の挿通孔32の開口縁部の前面32Aと係合可能となる。したがって、あらかじめ抜け止め部材30を装着凹部8内の初期位置に装着しておくことができ、コネクタ1の取り扱いが容易になる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではプリント配線板20を備え、プリント配線板20へのポッティング材への塗布に伴って抜け止め部材とコネクタハウジング2との接触部分がポッティング材によって固化されるものを例示したが、本発明によれば、プリント配線板20およびポッティング材を備えたものでなくてもよく、抜け止め部材が装着凹部8内に圧入気味に押し込まれて固定される構成としてもよい。
(2)上記実施形態では端子金具が直線状のものを例示したが、本発明によれば、端子金具は略L字状であってもよく、端子金具の後端側が奥壁4より後方において下方に向けられ、その下端部においてプリント配線板20と接続されているものであってもよい。
(3)上記実施形態では抜け止め部材が下方から装着凹部8内に装着されるものを例示したが、本発明によれば、抜け止め部材が第2フード部6の側方から装着凹部8内に装着されるものであってもよい。
実施形態1におけるコネクタの正面図 その抜け止め部材を装着する前において側方から見た状態を示す断面図 その抜け止め部材を装着した後において側方から見た状態を示す断面図 その抜け止め部材を装着する前において前方から見た状態を示す断面図 その抜け止め部材を装着した後において前方から見た状態を示す断面図とその一部拡大図 その保持突起とスリットの開口縁部とが係合している状態を示す断面の模式図 実施形態2において初期位置にある抜け止め部材が前方から見た状態を示す断面図 その係止位置にある抜け止め部材を前方から見た状態を示す断面図とその一部拡大図
符号の説明
1,33…コネクタ
2…コネクタハウジング
4…奥壁(端子保持壁)
7…保持突起
9…規制部
10,30…抜け止め部材
11…スリット
20…プリント配線板
31…第1の挿通孔
32…第2の挿通孔

Claims (4)

  1. 端子保持壁を有するコネクタハウジングと、
    前記端子保持壁に所定の方向から圧入されて保持された端子金具と、
    前記端子金具に前記端子保持壁よりも圧入方向の手前側に位置して設けられた保持突起と、
    前記コネクタハウジングに対して前記端子金具の圧入方向とは交差する方向に移動可能に設けられ、係止位置において前記端子保持壁に保持された前記端子金具の前記保持突起に前記圧入方向の手前側で係合する抜け止め部材と、
    前記コネクタハウジングに設けられ、前記抜け止め部材に係合することで前記抜け止め部材が前記端子金具の圧入方向とは逆方向へ変位することを規制するとともに前記端子金具が同端子金具の圧入方向とは逆方向へ変位することを規制する規制部とを備えるコネクタ。
  2. 前記抜け止め部材には、前記端子金具のうち前記保持突起よりも前記圧入方向の手前側部分を挿通させるスリットが形成され、前記抜け止め部材は前記端子金具の前記端子保持壁への圧入後に前記装着凹部内に装着されて前記スリットの開口縁部が前記保持突起と係合可能である請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記抜け止め部材は、前記装着凹部内において初期位置と前記係止位置との間を移動可能に装着され、前記初期位置にあるときに前記端子金具のうち前記保持突起の部分を挿通させて前記端子金具の圧入が行われる第1の挿通孔と、前記第1の挿通孔と連通して設けられ、前記係止位置にあるときに前記端子金具のうち前記保持突起よりも前記圧入方向の手前側部分を挿通させる第2の挿通孔とを備えるとともに、前記係止位置にあるときに前記第2の挿通孔の開口縁部が前記保持突起と係合可能である請求項1記載のコネクタ。
  4. 前記端子金具のうち前記コネクタハウジングとは反対側の端部はプリント配線板に接続され、少なくとも前記抜け止め部材と前記コネクタハウジングとの接触部分がポッティング材により固化されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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KR20180113155A (ko) * 2017-04-05 2018-10-15 타이코에이엠피 주식회사 모듈 커넥터 어셈블리

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