JP6251500B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6251500B2
JP6251500B2 JP2013134879A JP2013134879A JP6251500B2 JP 6251500 B2 JP6251500 B2 JP 6251500B2 JP 2013134879 A JP2013134879 A JP 2013134879A JP 2013134879 A JP2013134879 A JP 2013134879A JP 6251500 B2 JP6251500 B2 JP 6251500B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
base
protrusion
side walls
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013134879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015011806A (ja
Inventor
政人 長縄
政人 長縄
勇紀 前田
勇紀 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JST Mfg Co Ltd
Original Assignee
JST Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JST Mfg Co Ltd filed Critical JST Mfg Co Ltd
Priority to JP2013134879A priority Critical patent/JP6251500B2/ja
Priority to US14/314,234 priority patent/US9246260B2/en
Priority to EP14174070.4A priority patent/EP2819253B1/en
Priority to CN201410293469.9A priority patent/CN104253356B/zh
Publication of JP2015011806A publication Critical patent/JP2015011806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6251500B2 publication Critical patent/JP6251500B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/516Means for holding or embracing insulating body, e.g. casing, hoods
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/75Coupling devices for rigid printing circuits or like structures connecting to cables except for flat or ribbon cables

Description

本発明は、基板に実装されるベースと電線を保持するソケットとを含むコネクタに関する。
特許文献1には、第1コネクタ(ベース)と第2コネクタ(ソケット)とからなり、ロックのためにスライダを必要とせず部品点数が少ないコネクタが開示されている。特許文献1のコネクタにおいて、第1コネクタと第2コネクタとを嵌合させるには、まず、第2コネクタの側面に設けられた凸部を第1コネクタの側壁に設けられた連通溝に嵌めた状態で第2コネクタを厚さ方向(下方)へと移動させて両コネクタの第1の嵌合を行わせせる。その後に、第2コネクタを奥行き方向手前に移動させることによって、凸部が第1コネクタの側壁に設けられた凹部に沿って移動して第2の嵌合を行わせる。第2の嵌合では、凹部を構成する壁によって第2コネクタの厚さ方向への移動が阻止される。
特開2013−26159号公報
特許文献1に記載されたコネクタでは、上述したように、第1の嵌合の作業時と第2の嵌合の作業時で第2コネクタの移動方向が90°異なるため、嵌合の作業性が優れているとは言い難く、嵌合作業に比較的長い時間を要することになる、及び/又は、嵌合作業ミスが生じやすいといった不利益がある。
本発明の目的は、ソケットとベースとの嵌合作業性に優れたコネクタを提供することである。
本発明に係るコネクタは、基板に実装される絶縁材からなるベースハウジング、及び、前記ベースハウジングに取り付けられたベースコンタクトを含むベースと、絶縁材からなるソケットハウジング、及び、前記ソケットハウジングに取り付けられたソケットコンタクトを含むソケットとを備えたコネクタであって、前記ソケットハウジングは、一方向に延在する互いに平行な2つのソケット側壁を有すると共に、前記ソケットコンタクトに接続された電線が前記ソケットハウジングの後端から前記一方向に引き出されるように電線を保持することが可能であり、前記ベースハウジングは、前記基板に対して直交し且つ前記一方向に延在する互いに平行な2つのベース側壁、及び、前記基板に平行な平板状に形成されて前記2つのベース側壁の下面にそれぞれ結合されたベース底壁を有し、前記2つのベース側壁の間には、後方及び前記基板から離れる方向である上方に向かって開口した、前記ソケットを収容するためのソケット収容室が形成されている。前記ソケットハウジングの前記2つのソケット側壁には、それぞれ、第1突起が形成されており、前記2つのベース側壁間の距離が、前記第1突起の先端間距離以上であり、前記2つのベース側壁の内側面にはそれぞれ第1係合凸部が形成されており、前記第1係合凸部の先端間距離が前記第1突起の先端間距離よりも小さく且つ前記2つのソケット側壁間の距離以上である。そして、前記第1突起が前記第1係合凸部よりも前方に位置し且つ後端が前端よりも下方に位置するように前記基板に対して傾斜した前記ソケットが、前記第1突起が前記ベース底壁に接触するまで上方から前記ソケット収容室内に挿入された状態で、前記ソケットの前端が下方へ移動すると同時に前記第1突起が前記ベース底壁に沿ってスライドして前記第1係合凸部の下方に位置するように前記基板に対する前記ソケットの傾斜角度が徐々に小さくなる方向に前記ソケットを変位させることによって、前記ソケットが前記ソケット収容室内に収容されると共に、前記ソケットコンタクトと前記ベースコンタクトとが電気的に接続されるように構成されている。
本発明に係るコネクタは、電線を後方へと引っ張ることでソケットがベース側壁にガイドされながら移動した後にソケットの前端を下方へ移動させるだけでベースへのソケット嵌合工程が完了するので、嵌合工程の作業性に優れている。また、嵌合状態においてソケット側壁に設けられた第1突起がベース側壁に形成された第1係合凸部の下方に位置するので、電線が上方に変位した場合であっても、ソケットの嵌合が解除されにくくなって、電線の引き回しに対する強度が向上する。さらに、ソケットを下方に移動させるのに伴って第1突起が第1係合凸部を乗り越えてその下方に位置するのではなく、基板に対して傾斜したソケットを後方へと移動させることで第1突起が第1係合凸部の下方に位置するようにしているので、第1係合凸部の上下方向の厚みを大きくすることができて、電線の引き回しに対する強度がより向上する。
前記2つのソケット側壁には、前記基板に対して傾斜して前記ソケット収容室内に部分的に収容された状態の前記ソケットを前記第1突起が前記第1係合凸部の下方に位置するまで後方へと移動させたときに、前記ベース側壁の前方を向いた面に当接する当接面がそれぞれ設けられていることが好ましい。これによると、当接面がベース側壁の前方を向いた面に当接したときに電線を後方へと引っ張るのを止めてソケットの前端を下方へ移動させればよいので、嵌合工程の作業性がさらに向上する。
前記2つのソケット側壁には、それぞれ、前記第1突起よりも前方にある第2突起が形成されていると共に、前記2つのベース側壁の前記内側面には、それぞれ、前記第1係合凸部よりも前方に第2係合凸部が形成されており、前記ソケットの前端が下方へ移動するように前記ソケットを変位させたときに、前記第2突起が前記第2係合凸部を乗り越え、前記ソケットが前記ソケット収容室内に収容された状態において前記第2突起が前記第2係合凸部の下方に位置するように構成されている。これによると、ソケットの前端付近において2つのソケット側壁の対向方向(左右方向)に関するソケットの嵌合保持力を向上させることができる。
この場合、前記2つのベース側壁の前記内側面は、前記第1係合凸部が形成された後方領域と、前記第2係合凸部が形成され且つ前記後方領域よりも後退した前方領域とを含んでおり、前記2つのソケット側壁には前記第1突起よりも前方にそれぞれ隆起部が設けられており、前記第2突起は、前記隆起部の前記ベース側壁に対向した面に形成されており、前記隆起部の後方を向いた面には第3突起が形成されており、前記後方領域の前方端に設けられた前方を向いた面には、第3係合凸部が形成されており、前記ソケットの前端が下方へ移動するように前記ソケットを変位させたときに、前記第3突起が前記第3係合凸部を乗り越え、前記ソケットが前記ソケット収容室内に収容された状態において前記第3突起が前記第3係合凸部の下方に位置するように構成されている。これによると、ソケットの前端付近において電線引き出し方向に関するソケットの嵌合保持力を向上させることができる。

また、前記2つのベース側壁には、前記ベースを前記基板に実装するための補強金具がそれぞれ取り付けられており、前記第1突起が前記第1係合凸部と当接する範囲である係合範囲が、前後方向に関して、前記補強金具の基板対向範囲と少なくとも一部において重複していることが好ましい。これによると、電線が上方に変位した場合であってもベースハウジングが撓みにくくなるため、補強金具のはんだ固着強度よりも小さい強度で第1係合凸部又は第1突起が変形又は破壊されることを抑制することができ、そしてその結果、ソケットハウジング又はベースハウジングの変形によって電線が抜けやすくなることを抑制することができて、電線の引き回しに対する強度がさらに向上する。
本発明に係るコネクタは、嵌合工程の作業性に優れていると共に、優れた嵌合保持力を有している。
本発明の一実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図1に示すコネクタに含まれるソケットの斜視図及びその部分拡大図である。 ソケットコンタクト及びこれに接続された電線の斜視図である。 図1に示すコネクタに含まれるベースの斜視図及びその部分拡大図である。 ソケット及びベースの分離状態での平面図である。 ソケットのベースへの嵌合方法を順に示した断面図である。 ソケット及びベースの嵌合状態での平面図である。 ソケット及びベースの嵌合状態での断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ1は、図示しない基板上に配置されるベース2と、ベースと嵌合するソケット3とを有している。ソケット3は、2本の電線4を保持している。ベース2及びソケット3にはそれぞれベースコンタクト22及びソケットコンタクト32(図3参照)が2つずつ取り付けられており、嵌合状態においてベースコンタクト22とソケット32とが接触して両者が電気的に接続される。また、後述するように、本実施形態に係るコネクタ1にはロック機構が設けられており、嵌合状態において、ソケット3は、ベースに対して6個所でロックされる。
ここで、本実施形態における方向の定義について説明する。すなわち、図1に示すように、基板に対して直交する方向つまり基板からコネクタ1に向かう方向及びその反対方向をそれぞれ上方及び下方とし、ソケット3からの電線4の引き出し方向及びその反対方向をそれぞれ後方及び前方とし、上下方向及び前後方向を基準として右方及び左方が定義される。
次に、ソケット3について、図2及び図3をさらに参照して説明する。ソケット3は、絶縁材からなるソケットハウジング31と、ソケットハウジング31に左右方向(幅方向)に並んで取り付けられた2つのソケットコンタクト32とからなる。ソケットコンタクト32には、図3に示すように、それぞれ電線4が接続されている。具体的には、ソケットコンタクト32は、2対のグリップ32a、32bを有しており、電線4の被覆領域及び心線領域のそれぞれにおいてグリップ32a、32bがかしめ加工で電線4に圧着固定されている。そして、2対のグリップ32a、32bよりも前方に、曲げ加工によって接続部32cが形成されている。接続部32cには、前後方向に直交する平面での断面形状が共にほぼU字形である一対のU字領域32c1、32c2が設けられている。各U字領域32c1、322は、下方に凸となるように形成されている。一対のU字領域32c1、32c2は、互いに接触しつつ左右方向に並んでいる。後述するように、ベースコンタクト22が一対のU字領域32c1、32c2によって弾性的に挟持されることで両者の電気的接続が達成される。
なお、ソケットコンタクト32は、圧着形以外に、圧接形、ピアシング形などの他の形態で電線を固定するものであってもよい。電線としては、同軸ケーブルなどのシールドケーブル、フレキシブルフラットケーブルなどを用いてもよい。
ソケットハウジング31内には2本の電線4を保持する電線収容室(図示せず)が形成されている。この電線収容室に保持された2本の電線4は、ソケットハウジング31の後端に設けられた開口31a、31bから左右方向に並ぶように後方へと引き出される。ソケットハウジング31の下面から前面にかけては、一対のU字領域32c1、32c2の間に対応した位置を露出させるスリット(図示せず)が設けられている。
ソケットハウジング31には、図2(a)に示すように、基板に対して直交し且つ前後方向に延在する互いに平行な2つのソケット側壁311、312が設けられている。2つのソケット側壁311、312には、それぞれ、側面突起320が設けられている。側面突起320は、ソケットハウジング31の上下方向の厚みと同じ長さで上下方向に延びる鉛直突起320a、鉛直突起320aの下部から後方へと延びる後方下突起(第1突起)320b、鉛直突起320aの下部から前方へと延びる前方下突起320c、及び、鉛直突起320aの上部から前方下突起320cと平行に前方へと延びる前方上突起320dを含む。後方下突起320bは後方ほど上下方向の厚みが小さくなっており、その上面は後方に向かうにつれて下方に位置するように傾斜している。鉛直突起320aには、ソケット側壁311、312に直交する後方を向いた面321が設けられている。
ソケットハウジング31の前面上部には、ソケット側壁311、312の前端よりも前方に突出した前面突起330が設けられている。前面突起330の下面には、後述するベースハウジング21の2つの被覆凸部215(図4参照)に対応した位置に、嵌合時に被覆凸部215をそれぞれ収容する2つの溝331、332(図1参照)が設けられている。
2つのソケット側壁311、312には、それぞれ、ソケットハウジング31の上下方向の厚みと同じ長さで上下方向に延びる隆起部340が形成されている。本実施形態において、隆起部340は、側面突起320の前端付近において、前方下突起320cと前方上突起320dとに跨るように設けられている。つまり、隆起部340は、後方下突起320bよりも前方に設けられている。
図2(b)に示すように、隆起部340の先端面(ベース側壁211、212に対向する面)340aの下部には、隆起先端突起(第2突起)341が設けられている。また、隆起部340の後方側面(後方を向いた面)340bの下部には、隆起後方突起(第3突起)342が設けられている。隆起先端突起341及び隆起後方突起342の上面及び下面は、いずれもその全域が傾斜面となっている。本実施形態において、隆起先端突起341と隆起後方突起342は、切れ目無く連続している。
次に、ベース2について、図4及び図5をさらに参照して説明する。図4(a)に示すように、ベース2は、基板に実装される絶縁材からなるベースハウジング21と、ベースハウジング21に左右方向に並んで取り付けられた2つのベースコンタクト22とからなる。
ベースハウジング21は、基板に対して直交し且つ前後方向に延在する互いに平行な2つのベース側壁211、212と、ベース底壁213と、ベース前壁214とを有している。ベース底壁213は、基板に平行な平板状に形成されており、2つのベース側壁211、212の下面にそれぞれ結合されている。ベース前壁214は、ベース底壁213の前端部から上方へと突出するように設けられており、2つのベース側壁211、212からわずかに離隔している。ベース前壁214には、2つのベースコンタクト22が取り付けられている。2つのベースコンタクト22は、基板に対して直交する平板状に形成されており、ベース前壁214に形成された貫通孔(図示せず)に前方から挿入されることによって、ベース前壁214から突出した部分がベース底壁213上において後方へと延在している。
ベース前壁214には、2つのベースコンタクト22を上方から被覆する位置に2つの被覆凸部215が設けられている。また、ベース側壁211、212の後端付近には、金属製のL字形補強金具216がベース側壁211、212の下端及び後端に開口した図示しないスリットに圧入されることで取り付けられている。ベースハウジング21に取り付けられた補強金具216は、基板とはんだ接合される基板に平行な部分(基板対向範囲)と、前記スリットに圧入された基板に直交する部分とを有している。基板対向範囲は、基板に直交する部分の下端から左右方向外側に向かって延在しており、その先端がベース側壁211、212よりも外側に位置している。ベース2は、各補強金具216の基板対向範囲と、2つのベースコンタクト22の前端付近との合計4個所においてはんだ接合により基板に実装される。補強金具216の基板対向範囲は、その全域にわたって、つまり前後方向及び左右方向の全長にわたって基板とはんだ接合される。補強金具216は、前後方向に関して、後述するベース後方凸部230と部分的に重複している。
2つのベース側壁211、212の間であってベース底壁213の上方には、後方及び上方に向かって開口した、ソケット3を収容するためのソケット収容室220が形成されている。
2つのベース側壁211、212の内側面2111、2121の後端付近上部には、それぞれベース後方凸部(第1係合凸部)230が形成されている。ベース後方凸部230は、ベース側壁211、212の上下方向に関する高さの約1/2の厚みを有している。ベース後方凸部230の下面は水平面となっている。ベース後方凸部230の前端面230aは、前後方向と直交する鉛直面となっている。
図5に示すように、2つのベース側壁211、212の内側面2111、2121は、それぞれ、ベース後方凸部230が形成された後方領域211a、212aと、後方領域211a、212aよりも後退した(互いに離れる方向に左右方向へと変位した)前方領域211b、212bとからなる。これによって、後方領域211a、212aの前端には、基板に直交する前方を向いた面2112、2122が形成されている。
図1及び図4(b)に示すように、2つのベース側壁211、212の内側面2111、2121の前方領域211b、212bには、それぞれベース前方凸部(第2係合凸部)240が形成されている。ベース前方凸部240は、前方領域211b、212bの前後方向の全長にわたって形成されている。ベース前方凸部240の下面は、その全域が傾斜面となっている。ベース前方凸部240の上面は、先端に近い一部だけが傾斜面となっている。
図4(b)に示すように、後方領域211aの前端に設けられた基板に直交する前方を向いた面2112には、ベース中間凸部(第3係合凸部)250が形成されている。同様に、後方領域212aの前端に設けられた基板に対して直交する前方を向いた面2122にも、ベース中間凸部(第3係合凸部)250が形成されている。ベース中間凸部250は、面2112、2122の左右方向の全長にわたって形成されている。ベース中間凸部250の上面及び下面は、いずれもその全域が傾斜面となっている。
ここで、ベース2及びソケット3に関する寸法の大小関係について説明する。図5に示すように、2つのベース後方凸部230の先端間距離L1は、2つの後方下突起320bの先端間距離L2よりも小さく且つ2つのソケット側壁311、312間の距離L3以上である。また、2つのベース側壁211、212間の距離L4が、2つの後方下突起320bの先端間距離L2以上である。つまり、これらの距離L1〜L4の間には、L3≦L1<L2≦L4という関係が成り立っている。なお、L1≦L2ではなくL1<L2であるのはベース後方凸部230と後方下突起320bとを係合させるためである。また、2つの隆起部340の先端面間距離L5は、2つの後方領域211a、212a間距離(つまり、2つのベース側壁211、212間の距離L4)よりも大きく、2つのベース前方凸部240の先端間距離L7(2つの前方領域211b、212b間距離L6よりも小さい)よりも小さい(L4<L5<L7<L6)。そして、2つのベース前方凸部240の先端間距離L7は、2つの隆起先端突起341の先端間距離L8よりもやや小さい(L7<L8)。
後述するように、嵌合状態では、ベース後方凸部230の下方に後方下突起320bが位置することになる。しかし、上述したように、2つのベース後方凸部230の先端間距離L1が2つの後方下突起320bの先端間距離L2よりも小さく且つベース後方凸部230の上下方向厚みが大きいため、基板に直交するように下方へと移動させることだけによってソケット3をソケット収容室220内に収容することができない。一方、2つの後方下突起320bの先端間距離L2が2つのベース側壁211、212間の距離L4以下であり、且つ、2つのベース後方凸部230の先端間距離L1が2つのソケット側壁311、312間の距離L3以上であることを利用して、本実施形態のコネクタ1においては、以下のような手順で、ソケット3をソケット収容室220内に収容する。
まず、図6(a)に示すように、ソケット3をベース2の上方に位置させる。このとき、ソケット3の後端が前端よりも下方に位置するようにソケット3を傾ける。なお、図6(a)〜(d)の各図において、ベース2及びソケット3は、図5に示すVI−VI線での断面を描いたものである。
次に、ソケット3を下降させて、図6(b)に示すように、ソケット3の後端がベース後方凸部230よりも前方に位置するようにソケット3を部分的に上方からソケット収容室220内に挿入する。上述したようにL3≦L1且つL2≦L4という関係があるので、この挿入が可能となっている。このとき、後方下突起320bは、ベース底壁213に接触していると共に、ベース後方凸部230よりもやや前方に位置している。操作者は、電線4を保持してソケット3を移動させることができるので、この操作を容易に行うことができる。
続いて、図6(c)に示すように、操作者が電線4を後方へと引っ張ることによって、ソケット3をベース側壁211、212によってガイドさせつつ、後方下突起320bがベース後方凸部230の下方に位置するまでソケット3を後方へと移動させる。図6(c)に示す状態では図6(b)に示す状態よりもソケット3の基板に対する傾斜角度は小さくなっている。上述したようにL1<L2という関係があるので、平面視において後方下突起320bはベース後方凸部230によって隠され、両者が上下に重なり合う。
また、このとき、上述したようにL4<L5<L7という関係があるために、隆起部340の後方側面340bが後方領域211a、212aの前方を向いた面2112、2122に当接する。したがって、図6(c)に示す状態からさらに電線4を後方に引っ張っても、ソケット3は移動せず、ソケット3はソケット収容室220内に収容されない。
さらに、このとき、L7<L8という関係があるために、隆起先端突起341がベース前方凸部240上にあって、隆起部340に設けられた隆起先端突起341及び隆起後方突起342の傾斜面となった下面が、それぞれ、ベース前方凸部240及びベース中間凸部250の傾斜面となった上面に接触している。
その後、図6(d)に示すように、操作者がソケット3の前端付近を下方へと押し込むことによって、ソケット3の前端が下方へ移動するようにソケット3が変位する。すると、隆起先端突起341及び隆起後方突起342が、それぞれ、ベース前方凸部240及びベース中間凸部250を乗り越える。そして、ソケット3がソケット収容室220内に収容されると共に、各ベースコンタクト22が一対のU字領域32c1、32c2によって弾性的に挟持されることでソケットコンタクト32とベースコンタクト22とが電気的に接続される。
なお、上述したように、2つのベース前方凸部240の先端間距離L7は、2つの隆起先端突起341の先端間距離L8よりもやや小さい(L7<L8)が、上述のように隆起先端突起341及び隆起後方突起342の下面と、ベース前方凸部240及びベース中間凸部250の上面とが傾斜面となっていることによって、ソケット3の前端を下方へ移動させる際には、隆起先端突起341及び隆起後方突起342に押圧されたベース側壁211、212が外側へと弾性変形するため、隆起先端突起341及び隆起後方突起342がそれぞれベース前方凸部240及びベース中間凸部250を乗り越えることが可能となっている。
以上のようにして、ソケット3とベース2との嵌合を達成することができる。このように、本実施形態に係るコネクタ1は、電線4を後方へと引っ張ることでソケット3がベース側壁211、212にガイドされながら移動した後にソケット3の前端を下方へ移動させるだけでベース2へのソケット3の嵌合工程が完了するので、従来のようにソケット移動方向が90°異なるということがなく嵌合工程の作業性に優れている。したがって、嵌合作業を比較的短時間で完了させることができ、嵌合作業ミスも生じにくい。しかも、本実施形態では、電線4を後方へと引っ張るのを止めてソケット3の前端を下方へ移動させる開始タイミングを容易に判断することができる。すなわち、隆起部340の後方側面340bが後方領域211a、212aの前方を向いた面2112、2122に当接したときに電線4を後方へと引っ張るのを止めてソケット3の前端を下方へ移動させればよいので、嵌合工程の作業性がさらに向上する。
嵌合状態においては、図7及び図8に示すように、ソケット3がソケット収容室220内に収容されていると共に、ソケットコンタクト32とベースコンタクト22とが電気的に接続されている。なお、図8(a)は図7に示すVIIIA−VIIIA線での断面図であり、図8(b)は図7に示すVIIIB−VIIIB線での断面図である。
図6(d)に示すように、嵌合状態においては、ソケット側壁311、312に設けられた後方下突起320bがベース側壁211、212に形成されたベース後方凸部230の下方にやや離隔して位置している。したがって、電線4が上方に変位してソケット3の後端が上方へと移動しようとした場合であっても、後方下突起320bとベース後方凸部230とが係合してロック機構として機能するため、ソケット3の嵌合が解除されにくくなって、電線4の引き回しに対する強度が向上する。
また、本実施形態では、ソケット3を下方に移動させるのに伴って後方下突起320bがベース後方凸部230を乗り越えてその下方に位置するのではなく、基板に対して傾斜したソケット3を後方へと移動させることで後方下突起320bがベース後方凸部230の下方に位置するようにしているので、嵌合過程においてベース後方凸部230を弾性変形させる必要がない。そのため、ベース後方凸部230の上下方向の厚みを大きくすることができるので、嵌合後方下突起320bが上方へと移動してベース後方凸部230に当接したとしてもベース後方凸部230が弾性変形しにくく、ソケット3の嵌合が解除されにくい。その結果、電線4の引き回しに対する強度がより向上する。
さらに、図8(a)に示すように、嵌合状態ではソケット3の隆起部340に形成された隆起先端突起341が、ベース側壁211、212の内側面2111、2122に形成されたベース前方凸部240の下方に位置している。したがって、ソケット3が左右方向に変位することに伴ってソケット3の前端付近が上方へと移動しようとした場合であっても、隆起先端突起341とベース前方凸部240とが係合してロック機構として機能するため、ソケット3の嵌合が解除されにくい。すなわち、ソケット3の前端付近において2つのソケット側壁311、312の対向方向(左右方向)に関するソケット3の嵌合保持力が向上する。
同様に、図8(b)に示すように、嵌合状態ではソケット3の隆起部340に形成された隆起後方突起342が、ベース側壁211、212の内側面2111、2122に形成されたベース中間凸部250の下方に位置している。したがって、ソケット3が電線4の引き出し方向(前後方向)に変位することに伴ってソケット3の前端付近が上方へと移動しようとした場合であっても、隆起後方突起342とベース中間凸部250とが係合してロック機構として機能するため、ソケット3の嵌合が解除されにくい。すなわち、ソケット3の前端付近において前後方向に関するソケット3の嵌合保持力が向上する。
上述したように、後方下突起320bは後方ほど上下方向の厚みが小さくなっており、その上面は後方に向かうにつれて下方に位置するように傾斜している。そして、後方下突起320bの上面において鉛直突起320aに最も近い領域は水平面となっている。また、ベース後方凸部230の下面はその全域が水平面となっている。したがって、図6(d)に示す嵌合状態において電線4が上方へと引き回されてソケット3が上方へと移動したときに、後方下突起320bの上面の全域がベース後方凸部230の下面と当接するのではなく、後方下突起320bの上面の水平面領域だけがベース後方凸部230の下面と当接することで、後方下突起320bとベース後方凸部230とが係合する。そして、両者の係合範囲は、ベース後方凸部230の下面の前端から後方へと延びており、係合範囲の前後方向長さは、後方下突起320bの上面に設けられた水平面の前後方向長さに等しい。
図7において、前後方向に関する補強金具216の範囲をR1で示し、前後方向に関する後方下突起320bとベース後方凸部230との係合範囲をR2で示す。この図から明らかなように、本実施形態では、R1はR2を包含している。すなわち、後方下突起320bとベース後方凸部230との係合範囲が、前後方向に関して、補強金具216の範囲に包含されている。そのため、電線4が上方に変位した場合であっても、ソケットハウジング31と係合したベースハウジング21が撓みにくくなって、補強金具216のはんだ固着強度よりも小さい強度でベース後方凸部230又は後方下突起320bが変形又は破壊されるといった事態を抑制することができる。そして、その結果、ソケットハウジング31又はベースハウジング21の変形によって電線4が抜けやすくなるといった事態を抑制することができる。よって、電線4の引き回しに対する強度がさらに向上する。
以上、本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更を上述の実施の形態に施すことが可能である。例えば、ソケット及びベースの形状、コンタクトの形状・数・位置、電線の本数・配列方向、並びに、第1〜第3突起及び第1〜第3係合凸部などの形状・位置は、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、ベース後方凸部230の先端及び後方下突起320bの先端が共に平面であるとしているが、これらの少なくとも一方が平面でなくてもよい。その場合、嵌合状態でベース後方凸部230と後方下突起320bとに上下に重なり合う部分が存在するように、「第1係合凸部の先端間距離が第1突起の先端間距離よりも小さい」という条件は、前後方向に関する位置が同じである少なくとも一部の領域において、第1係合凸部の先端間距離が第1突起の先端間距離よりも小さいということを意味しているものとする。
また、上述した実施形態では、後方下突起320bがベース後方凸部230の下方に位置するまでソケット3を後方へと移動させたときに、隆起部340の後方側面340bが後方領域211a、212aの前方を向いた面2112、2122に当接するが、本発明はこれに限定されない。例えば、鉛直突起320aの後方を向いた面321がベース後方凸部230の前端面230aに当接するようになっていてもよい。代替的には、鉛直突起320aの後方を向いた面321及び隆起部340の後方側面340bが、それぞれ、ベース後方凸部230の前端面230a及び後方領域211a、212aの前方を向いた面2112、2122に当接するようになっていてもよい。つまり、図6(b)及び図6(c)に示すようにソケット3を後方へと移動させたときに、ベース側壁211、212の前方を向いた面に当接する当接面が、2つのソケット側壁311、312にそれぞれ設けられていればよい。或いは、このような当接面が設けられていなくてもよい。
上述した実施形態では、隆起部340に隆起先端突起(第2突起)341及び隆起後方突起(第3突起)342を設けているが、隆起後方突起342及びこれに係合するベース中間凸部(第3係合凸部)250を省略してもよい。その場合、隆起部340を省略し、隆起先端突起341をソケット側壁311、312に設けてもよい。さらに、隆起先端突起341及びこれに係合するベース前方凸部(第2係合凸部)240を省略してもよい。
上述した実施形態では、ベース側壁211、212の内側面2111、2121に、ベース後方凸部(第1係合凸部)230が形成された後方領域211a、212aと前方領域211b、212bとを設けているが、もし隆起部340を省略するのであれば、前方領域211b、212b及び後方領域211a、212aを設けずベース側壁211、212の内側面2111、2121を平面としてもよい。
上述した実施形態では、嵌合状態において後方下突起320bとベース後方凸部230とが上下方向にわずかに離隔しているが、両者が接触していてもよい。また、後方下突起320bとベース後方凸部230との係合範囲が、前後方向に関して、補強金具216の範囲と少なくとも一部において重複していれば、電線4の引き回しに対する強度がさらに向上させることができる。ただし、上述した実施形態のように、R1がR2を包含していることが好ましい。
1 コネクタ
2 ベース
3 ソケット
4 電線
21 ベースハウジング
22 ベースコンタクト
31 ソケットハウジング
32 ソケットコンタクト
211、212 ベース側壁
2111、2121 内側面
211a、212a 後方領域
211b、212b 前方領域
2112、2122 面
213 ベース底壁
214 ベース前壁
220 ソケット収容室
230 ベース後方凸部(第1係合凸部)
230a 前端面
240 ベース前方凸部(第2係合凸部)
250 ベース中間凸部(第3係合凸部)
311、312 ソケット側壁
320 側面突起
320a 鉛直突起
320b 後方下突起(第1突起)
320c 前方下突起
320d 前方上突起
321 面
330 前面突起
340 隆起部
340a 先端面
341 隆起先端突起(第2突起)
340b 後方側面(当接面)
342 隆起後方突起(第3突起)

Claims (3)

  1. 基板に実装される絶縁材からなるベースハウジング、及び、前記ベースハウジングに取り付けられたベースコンタクトを含むベースと、絶縁材からなるソケットハウジング、及び、前記ソケットハウジングに取り付けられたソケットコンタクトを含むソケットとを備えたコネクタであって、
    前記ソケットハウジングは、一方向に延在する互いに平行な2つのソケット側壁を有すると共に、前記ソケットコンタクトに接続された電線が前記ソケットハウジングの後端から前記一方向に引き出されるように電線を保持することが可能であり、
    前記ベースハウジングは、前記基板に対して直交し且つ前記一方向に延在する互いに平行な2つのベース側壁、及び、前記基板に平行な平板状に形成されて前記2つのベース側壁の下面にそれぞれ結合されたベース底壁を有し、前記2つのベース側壁の間には、後方及び前記基板から離れる方向である上方に向かって開口した、前記ソケットを収容するためのソケット収容室が形成されており、
    前記ソケットハウジングの前記2つのソケット側壁には、それぞれ、第1突起が形成されており、前記2つのベース側壁間の距離が、前記第1突起の先端間距離以上であり、
    前記2つのベース側壁の内側面にはそれぞれ第1係合凸部が形成されており、前記第1係合凸部の先端間距離が前記第1突起の先端間距離よりも小さく且つ前記2つのソケット側壁間の距離以上であり、
    前記第1突起が前記第1係合凸部よりも前方に位置し且つ後端が前端よりも下方に位置するように前記基板に対して傾斜した前記ソケットが、前記第1突起が前記ベース底壁に接触するまで上方から前記ソケット収容室内に挿入された状態で、前記ソケットの前端が下方へ移動すると同時に前記第1突起が前記ベース底壁に沿ってスライドして前記第1係合凸部の下方に位置するように前記基板に対する前記ソケットの傾斜角度が徐々に小さくなる方向に前記ソケットを変位させることによって、前記ソケットが前記ソケット収容室内に収容されると共に、前記ソケットコンタクトと前記ベースコンタクトとが電気的に接続されるように構成されており、
    前記2つのソケット側壁には、それぞれ、前記第1突起よりも前方にある第2突起が形成されていると共に、前記2つのベース側壁の前記内側面には、それぞれ、前記第1係合凸部よりも前方に第2係合凸部が形成されており、
    前記ソケットの前端が下方へ移動するように前記ソケットを変位させたときに、前記第2突起が前記第2係合凸部を乗り越え、前記ソケットが前記ソケット収容室内に収容された状態において前記第2突起が前記第2係合凸部の下方に位置するように構成され、
    前記2つのベース側壁の前記内側面は、前記第1係合凸部が形成された後方領域と、前記第2係合凸部が形成され且つ前記後方領域よりも後退した前方領域とを含んでおり、
    前記2つのソケット側壁には前記第1突起よりも前方にそれぞれ隆起部が設けられており、前記第2突起は、前記隆起部の前記ベース側壁に対向した面に形成されており、前記隆起部の後方を向いた面には第3突起が形成されており、
    前記後方領域の前方端に設けられた前方を向いた面には、第3係合凸部が形成されており、
    前記ソケットの前端が下方へ移動するように前記ソケットを変位させたときに、前記第3突起が前記第3係合凸部を乗り越え、前記ソケットが前記ソケット収容室内に収容された状態において前記第3突起が前記第3係合凸部の下方に位置するように構成されたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記2つのソケット側壁には、前記基板に対して傾斜して前記ソケット収容室内に部分的に収容された状態の前記ソケットを前記第1突起が前記第1係合凸部の下方に位置するまで後方へと移動させたときに、前記ベース側壁の前方を向いた面に当接する当接面がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記2つのベース側壁には、前記ベースを前記基板に実装するための補強金具がそれぞれ取り付けられており、
    前記第1突起が前記第1係合凸部と当接する範囲である係合範囲が、前後方向に関して、前記補強金具の基板対向範囲と少なくとも一部において重複していることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
JP2013134879A 2013-06-27 2013-06-27 コネクタ Active JP6251500B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134879A JP6251500B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 コネクタ
US14/314,234 US9246260B2 (en) 2013-06-27 2014-06-25 Electrical connector
EP14174070.4A EP2819253B1 (en) 2013-06-27 2014-06-26 Electrical connector
CN201410293469.9A CN104253356B (zh) 2013-06-27 2014-06-26 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134879A JP6251500B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015011806A JP2015011806A (ja) 2015-01-19
JP6251500B2 true JP6251500B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=50981008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013134879A Active JP6251500B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9246260B2 (ja)
EP (1) EP2819253B1 (ja)
JP (1) JP6251500B2 (ja)
CN (1) CN104253356B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6249676B2 (ja) * 2013-08-21 2017-12-20 宏致電子股▲ふん▼有限公司Aces Electronics Co.,Ltd. 電気コネクタ
JP6254542B2 (ja) * 2015-02-10 2017-12-27 ヒロセ電機株式会社 ケーブルコネクタを有するコネクタ装置
JP6584887B2 (ja) * 2015-02-26 2019-10-02 日本圧着端子製造株式会社 ソケットコネクタ
JP6534829B2 (ja) * 2015-02-26 2019-06-26 日本圧着端子製造株式会社 ソケットコネクタ
JP6483038B2 (ja) * 2016-01-22 2019-03-13 ヒロセ電機株式会社 ケーブルコネクタと実装コネクタを有するコネクタ装置、及び、これに用いるコネクタ
CN105811150B (zh) * 2016-05-10 2018-01-16 中航光电科技股份有限公司 板间连接器组件及其子板插头
JP6813724B2 (ja) * 2016-10-31 2021-01-13 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ構造
JP7042711B2 (ja) 2018-07-03 2022-03-28 モレックス エルエルシー コネクタ及びコネクタアセンブリ
JP7202937B2 (ja) * 2018-12-19 2023-01-12 モレックス エルエルシー コネクタ及びコネクタ組立体
TW202118157A (zh) 2019-07-01 2021-05-01 新加坡商安姆芬諾爾富加宜(亞洲)私人有限公司 具有低高度之線對板連接器
CN117293575A (zh) * 2020-03-26 2023-12-26 上海莫仕连接器有限公司 电连接装置及端子

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200527766A (en) * 2003-11-07 2005-08-16 J S T Mfg Co Ltd Socket connector
JP2009181769A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Kyocera Elco Corp コネクタ、プラグコネクタ、及び携帯端末
JP2009231226A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Smk Corp ライトアングルコネクタ
JP4972174B2 (ja) 2009-04-16 2012-07-11 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体
JP4971412B2 (ja) * 2009-12-10 2012-07-11 ヒロセ電機株式会社 プラグ電気コネクタ
JP5351005B2 (ja) * 2009-12-22 2013-11-27 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 電気コネクタ組立体
JP2012003874A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Fujitsu Ltd コネクタ、レセプタクルコネクタ、およびプラグコネクタ
JP5312528B2 (ja) 2011-06-15 2013-10-09 ヒロセ電機株式会社 回路基板用電気コネクタおよび電気コネクタ組立体
JP5774402B2 (ja) * 2011-07-25 2015-09-09 日本圧着端子製造株式会社 一対のロック機構付き電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN104253356B (zh) 2019-02-15
US20150004844A1 (en) 2015-01-01
CN104253356A (zh) 2014-12-31
EP2819253B1 (en) 2020-01-15
EP2819253A1 (en) 2014-12-31
JP2015011806A (ja) 2015-01-19
US9246260B2 (en) 2016-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6251500B2 (ja) コネクタ
EP2242148B1 (en) Electrical connector assembly
JP6014075B2 (ja) 電気コネクタ組立体
JP5347936B2 (ja) レバー式コネクタ
JP4678887B2 (ja) コネクタ組立体
JP2016149212A (ja) ケーブルコネクタを有するコネクタ装置
JP4613747B2 (ja) コネクタ
JP2019117692A (ja) 回路基板用l型電気コネクタ及びその製造方法
KR20160118145A (ko) 전기 커넥터
US11031718B2 (en) Connector with a housing having a locking lance with a restricting portion to restrict outward deformation of the locking lance
KR20170070997A (ko) 커넥터의 록킹 구조 및 커넥터
US9559460B2 (en) Lever-type connector with regulating protrusion on male housing that engages lever on female housing to achieve connection without inclination between male and female housings
JP5688059B2 (ja) 電気コネクタ組立体
US11309653B2 (en) Connector and terminal fitting that include locking portion and restricting piece
JP2010010024A (ja) ケーブル用電気コネクタそしてこれと基板用電気コネクタとを有するコネクタ組立体
JP5362931B2 (ja) 電気コネクタ組立体
TWM548377U (zh) 連接器
JP2016207253A (ja) コネクタと端子金具の接続構造
JP5214503B2 (ja) 差込形電線コネクタ
JP2016076318A (ja) 平型導体付電気コネクタ
JP2019145463A (ja) コネクタ
JP2010140884A (ja) コネクタ
JP2019023961A (ja) 接触片を有する端子、コネクタ、及びコネクタ装置
KR200477957Y1 (ko) Ffc 커넥터
TW202044695A (zh) 連接器及端子

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160609

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160609

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171012

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6251500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250