JP2016149212A - ケーブルコネクタを有するコネクタ装置 - Google Patents

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置を提供する。
【解決手段】第一ハウジングを有する第一コネクタと、第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有する第二コネクタから成る。第一ハウジングの周壁の一の側に第一ハウジングに一端側を接続したケーブルの他端側を第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられている。第一ハウジングの周壁の一の側に対向する側の外周面に、凹部の底部側に向かうにつれてケーブルの一端側から他端側へケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面と凹部との衝突を通じて、第一コネクタと第二コネクタの嵌合過程にて、第一コネクタを第二コネクタに対してケーブルの一端側から他端側へケーブルの延出方向に沿って移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気コネクタ装置や光コネクタ装置のような互いに嵌合可能なコネクタの組から成る、例えば、電気コネクタ装置や光コネクタ装置、特に、一方がケーブルコネクタであるコネクタ装置に関する。
特許文献1には、この種のコネクタ装置のうち、特に電気コネクタ装置の一例が示されている。このコネクタ装置は、互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタから成る。第一コネクタは、第一ハウジングと、この第一ハウジングに設けられた第一端子を有する。第二コネクタは、第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングと、第二ハウジングに設けられ第一端子と電気的に接続され得る第二端子を有する。
第一ハウジングの周壁の一の側には、第一ハウジングに一端側を接続したケーブルの他端側を第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、これに対応して、第二ハウジングには、ケーブルの他端側を第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられている。
このコネクタ装置において、第一コネクタと第二コネクタを嵌合させるためには2つの動作を必要とする。第一の動作として、先ず、第一コネクタを第二コネクタの凹部に挿入することが必要となる。この第一の動作は、第一コネクタを凹部に対して垂直方向に移動させることによって行われる。次いで、第二の動作として、第一コネクタを凹部に係止させるために、第一コネクタを第二コネクタに対して水平方向に移動させることが必要となる。この第二の動作を通じて、第一コネクタの外周面にて外方に突出する凸部が凹部の内周面にて内方に突出する凸部の下側にスライド移動し、この結果、第一コネクタと第二コネクタはロックされることになる。
特開2013−26159号公報
上記の従来構成では、第一コネクタと第二コネクタをロックさせるために、垂直方向への移動動作と水平方向への移動動作の2つの動作が必要であり、従って、嵌合作業が非常に煩雑であり、例えば、ロボットを用いた自動化には困難であった。
本願発明はこのような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置を提供することを目的とする。更に、このような移動を通じて、第一コネクタと第二コネクタをロックすることもできるコネクタ装置を提供することをも目的とする。
本発明の一つの態様によるコネクタ装置は、互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタを有し、前記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、前記第二コネクタは、前記第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有し、前記第一ハウジングの周壁の一の側に、一端側に前記第一ハウジングを配置したケーブルの他端側を前記第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、前記凹部の周壁の一の側に、前記ケーブルの前記他端側を前記第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられており、前記第一ハウジングの周壁の前記一の側に対向する側の外周面の少なくとも一部に、前記凹部の底部側に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を前記凹部の少なくとも一部と衝突させることにより、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合過程にて、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴として有する。
このような本発明によれば、第一コネクタを第二コネクタに対して押し付けるという一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置が提供される。
上記態様のコネクタ装置において、前記第一ハウジングの周壁の前記一の側の外周面の少なくとも一部に、前記凹部の底部側に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する他の傾斜面が設けられており、これに対応して、前記凹部の周壁の前記一の側の内周面の少なくとも一部に、前記凹部の前記底部に向かうにつれて前記ケーブルの前記他端側から前記一端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する他の傾斜面が設けられており、前記凹部の前記他の傾斜面は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合完了時に、少なくとも前記凹部の前記他の傾斜面と前記第一ハウジングの前記他の傾斜面とが前記ケーブルの延出方向において重なり部分を有するように前記ケーブルの前記他端側から前記一端側に向って突出していてもよい。
このような構成とすることにより、例えば、第一コネクタに接続されたケーブル他端側が持ち上げられて第一コネクタが凹部から不用意に抜出方向に移動されようとしたときでも、第一コネクタのハウジングの傾斜面と、第二コネクタのハウジングの傾斜面とを衝突させて、第一コネクタの抜出を効果的に阻止することができる。
また、上記態様のコネクタ装置において、前記第一ハウジングの上面の前記一の側の少なくとも一部は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合完了時に、前記凹部の前記他の傾斜面の先端部よりも、前記ケーブルの前記一端側から前記他端側に向って突出していてもよい。
このような構成とすることにより、凹部の開口面積をより小さくして、ごみの問題等を解消することができる。
また、上記態様のコネクタ装置において、前記第一ハウジングの前記一の側と前記対向する側以外の側の外周面に外方に突出する突部が設けられており、これに対応して、前記凹部の前記一の側と前記対向する側以外の側の内周面に、前記第一コネクタが前記第二コネクタに載置されたときに前記第一ハウジングの前記突部よりも内方に突出した状態にある載置部が設けられており、前記第一ハウジングに設けられた突部が前記凹部に設けられた載置部を乗り越えることによって、前記第一コネクタは前記第二コネクタにロックされてもよい。
このような構成とすることにより、第一コネクタを第二コネクタに対して押し付けるという一つの動作を通じて、第一コネクタと第二コネクタを互いにロックさせることができる。
更に、上記態様のコネクタ装置において、前記第一ハウジングの外周面と前記凹部の内周面はそれぞれ略矩形であって、前記第一ハウジングの前記突部は、該第一ハウジングの前記一の側と前記対向する側との間に位置する対向する左右各側の外周面にそれぞれに設けられており、前記凹部の前記載置部は、該凹部の前記一の側と前記対向する側との間に位置する対向する左右各側の内周面にそれぞれ設けられていてもよい。
更にまた、上記態様のコネクタ装置において、前記第一ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記突部と、前記第二ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記載置部が一つの組を成し、前記第一ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記突部と、前記第二ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記載置部が他の組を成し、前記第一ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記突部が、前記第二ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記載置部を乗り越えるために要する力が、前記第一ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記突部が、前記第二ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記突部を乗り越えるために要する力よりも小さいのが好ましい。
この構成により、第一コネクタの前側にかかる力を後側へと効率的に分散させて、第一コネクタを第二コネクタに対して安定した状態で押し付けることができる。
また、上記態様のコネクタ装置において、前記衝突を通じて前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させる前に、前記第一ハウジングは、前記一の組の突部と載置部の当接と前記他の組の突部と載置部の当接とを通じて、前記凹部に対して所定の姿勢で維持されるのが好ましい。
この構成により、ユーザは、第一コネクタのハウジングを、実際に、第二コネクタの凹部に収容させる前に、第一コネクタを第二コネクタに安定した状態で位置決めすることができる。
また、上記態様のコネクタ装置において、前記コネクタ装置は電気コネクタ装置であってもよく、前記第一コネクタは、前記第一ハウジングに設けられた第一端子を有し、前記第二コネクタは、前記第二ハウジングに設けられ前記第一端子と電気的に接続され得る第二端子を有する。
また、上記態様のコネクタ装置において、前記第一ハウジングが、前記突部と前記載置部の当接を通じて、前記凹部に対して所定の姿勢で維持されているとき、前記第一端子と前記第二端子は電気的に接続しないのが好ましい。
この構成により、不安定な接触による雑音信号の発生を防止することができる。
更に、上記態様のコネクタ装置において、前記凹部の開口側に、前記第一ハウジング部を前記凹部の前記底部へ向かって案内する案内面が設けられているのが好ましい。
これにより、第一ハウジング部を凹部の底部へ向かってスムーズに案内することができる。
更に、上記態様のコネクタ装置において、前記第二コネクタは基板実装型のコネクタであってもよい。
更に、上記態様のコネクタ装置において、前記凹部の周壁の前記一の側に対向する側の内周面の少なくとも一部に、更に、前記凹部の底部に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を前記第一ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合過程にて、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させてもよい。
また、本発明の他の態様によるコネクタ装置は、互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、前記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、前記第二コネクタは、前記第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有し、前記第一ハウジングの周壁の一の側に、一端側に前記第一ハウジングを配置したケーブルの他端側を前記第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、前記凹部の周壁の一の側に、前記ケーブルの前記他端側を前記第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられており、前記凹部の周壁の前記一の側に対向する側の内周面の少なくとも一部に、前記凹部の底部に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を前記第一ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合過程にて、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴として有する。
本発明の更に他の態様によるコネクタ装置は、互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、前記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、前記第二コネクタは、前記第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有し、前記第一ハウジングの周壁の一の側に、一端側に前記第一ハウジングを配置したケーブルの他端側を前記第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、前記凹部の周壁の一の側に、前記ケーブルの前記他端側を前記第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられており、前記第一コネクタと前記第二コネクタとの嵌合過程にて、前記第一ハウジングの上面と第二ハウジングの前記凹部の底面とが略平行な状態を維持したまま、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴として有する。
本発明によれば、一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置が提供される。更に、このような移動を通じて、第一コネクタと第二コネクタをロックすることができるコネクタ装置も提供される。
本発明の一実施形態によるコネクタ装置の斜視図である。 ケーブルコネクタの底側斜視図である。 基板コネクタ単体の上側斜視図である。 基板コネクタ単体の平面図である。 基板コネクタ単体の断面図である。 嵌合前におけるケーブルコネクタと基板コネクタの平面図である。 図6におけるG−G線断面図である。 図6におけるH−H線断面図である。 図6におけるI−I線断面図である。 嵌合過程における断面図である。 嵌合過程における断面図である。 嵌合過程における断面図である。 嵌合完了時における断面図である。 嵌合完了時における断面図である。 嵌合完了時における断面図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な一つの実施形態によるコネクタ装置について説明する。尚、ここでは電気コネクタ装置10を例に挙げて説明するが、本発明を電気コネクタ装置に限定する意図ではない。
図1に、電気コネクタ装置10の斜視図を、図2に、ケーブルコネクタ20の底側斜視図をそれぞれ示す。電気コネクタ装置10は、互いに嵌合可能な2つのコネクタ20、60の組から成る。各コネクタ20、60はそれぞれ、左右対称形状を有する。図1は、コネクタ20とコネクタ60が嵌合される前の状態をコネクタ20にケーブル1(ここでは特に、電気ケーブル)を取り付けた状態で示したもの、図2は、コネクタ20だけをケーブル1を取り除いた状態で示したものである。
コネクタ20は、ケーブル1の一端側に接続されるケーブルコネクタとして構成されている。一例として2本のケーブル1を接続することができるものとして示したが、勿論、1本又は3本以上のケーブル1を接続することができるものであってもよい。一方、コネクタ60は、基板2に実装された基板コネクタ60として構成されている。一例として基板コネクタ60として示したが、必ずしも基板実装型である必要はなく、例えば、コネクタ20と同様にケーブル型であってもよい。
ケーブルコネクタ20は、ハウジング21と、このハウジング21に設けられた端子22(後述する図8以降に示されている)を有する。端子22は、ケーブル1の一端側に電気的に接続されている。
基板コネクタ60は、ハウジング61と、このハウジング61に設けられた端子62と、更に、補強金具63を有する。端子62は、その実装部62’において、基板2の所定の配線部分に接続されている。ハウジング61には、ケーブルコネクタ20のハウジング21が収容される凹部64が設けられている。凹部64に、ケーブルコネクタ20のハウジング21が収容されることにより、ケーブルコネクタ20の端子22と基板コネクタ60の端子62が接続され、更に、これら端子間の接続を通じて、ケーブル1と基板2の配線部分が電気的に接続されることになる。尚、端子22と端子62は、電気的に接続されれば足り、必ずしも物理的に接続される必要はない。
ケーブルコネクタ20のハウジング21の外周面34は矩形であって、後側33と、これに対向する前側31と、更に、前側31と後側33の間に位置する対向する左右各側35の壁面によって、ハウジング21の周壁が形成されている。ハウジング21の左右各側35の外周面34、換言すれば、前側31と後側33以外の外周面34には、それぞれ、外方に突出する突部51、52が設けられている。これら突部51、52は、基板コネクタ60の一部(91、92)と協働して、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60との間のロック機構を形成する。一方の突部51は前側31寄りに、他方の突部52は後側33寄りに、それぞれ配置されている。前側31寄りの突部51は、半円状に隆起した部分によって形成されており、後側33寄りの突部52は、断面略三角形状の比較的大きな隆起部分として形成されている。突部51の外方への突出の度合いは、突部52のそれより小さく、更に、突部51と突部52の間に、突部51を設けた外面を突部52を設けた外面よりも引っ込める段部53が形成されていることから、突部51は突部52よりも更に内側に引っ込んだ状態とされている。
ハウジング21の上面21Aの前側中央に、前側に突出した状態で、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合を解除するために使用することができる持上げ部23が設けられている。嵌合を解除する際は、この持上げ部23を上方へと持ち上げてケーブルコネクタ20を上向き傾斜姿勢として、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60の凹部64から取り出す。
持上げ部23の上面中央には、ケーブルコネクタ20の厚み方向に貫通した貫通孔26が設けられている。ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合時には、この貫通孔26に基板コネクタ60の一部(66A)が挿入され、この結果、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合状態をより安定させることができる。尚、貫通孔26は、基板コネクタ60の一部(66A)を挿入することができれば足り、必ずしも貫通している必要はない。
尚、ハウジング21の上面21Aから、ハウジング21の外周面34、特に、その後側33にかけて設けられている窪み27は、ケーブルコネクタ20をロボットアーム(図示されていない)で把持するために使用するためのものであって、必ずしも必要なものではない。
ハウジング21の外周面34、特に、その前側31の、持上げ部23を挟んだ左右各側の壁面は、それぞれ、3つの面から形成されている。略中央に位置する傾斜面41Aと、この傾斜面41Aを上下各側から挟み込む比較的小さな垂直面41Bと比較的大きな垂直面41Cとである。特に、略中央に位置する傾斜面41Aは、凹部64の底部78側に向かうにつれてケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って傾斜するように構成されている。この傾斜面41Aは、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合過程にて、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対してケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って移動させる重要な働きを有する。尚、垂直面41B、41Cについては、必ずしも垂直に形成する必要はなく、例えば、それらを傾斜させて傾斜面41Aの一部に組み込んでもよい。
ハウジング21の周壁、特に、その後側33の、窪み27を挟んだ左右各側に、ハウジング21に一端側を接続したケーブル1の他端側1Aをハウジング21の外部に取り出すことができる取出部25が設けられている。本実施形態では、2本のケーブル1を接続可能としていることから、2個の取出部25が設けられている。更に、取出部25の左右各側に、凹部64の底部78側に向かうにつれてケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って傾斜する傾斜面43が設けられている。これらの傾斜面43は、ケーブルコネクタ20が後端側を持ち上げられて不用意に抜出方向に移動されようとしたときに、ケーブルコネクタの抜出を阻止する重要な働きを有する。
ハウジング21の底面21Bには、基板コネクタ60に設けた端子62の立設部62A、62Bが挿入される端子挿入部28A、28Bが設けられている。更に、この底面21Bには、基板コネクタ60の一部(84)と係合するランス24が設けられている。尚、ハウジング21の底部側の縁部には、凹部64への収容をスムーズにするためにテーパー29を設けておくのが好ましい。
図3に、基板コネクタ60単体の上側斜視図を、図4に、その平面図を、図5の(a)に、図4のA−A線断面図、(b)に、図4のB−B線断面図を、それぞれ示す。
ケーブルコネクタ20のハウジング21の外周面34に対応して、基板コネクタ60の凹部64の内周面74は矩形とされており、後側73と、これに対向する前側71と、更に、前側71と後側73の間に位置する対向する左右各側75の壁面によって、凹部64の周壁が形成されている。尚、凹部64の開口側には、ケーブルコネクタ20のハウジング21を凹部64の底部78へ向かって案内する案内面68を設けておくのが好ましい。
ハウジング61の左右各側75の内周面74、換言すれば、前側71と後側73以外の内周面74に、それぞれ、ケーブルコネクタ20の突部51、52に対応して、ケーブルコネクタ20が基板コネクタ60に載置されたときに突部51よりも内方に突出した状態にある載置部91と、同様に、窪み部92’を設けることによってケーブルコネクタ20が基板コネクタ60に載置されたときに突部52よりも内方に突出した状態にある載置部92が設けられている。一方の載置部91は前側71寄りに、他方の載置部92は後側73寄りに、それぞれ配置されている。更に言えば、ケーブルハウジング21に設けられた突部52と、基板コネクタ60に設けられた載置部92は一つの組を成し、また、ケーブルハウジング21に設けられた突部51と、基板コネクタ60に設けられた載置部91が他の組を成す。ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合過程において、ケーブルコネクタ20のハウジング21の突部51、52が、基板コネクタ60の凹部64の載置部91、92を乗り越えることにより、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60にロックされることになる。突部51、52と異なり、載置部91、92の内方への突出の度合いは略同じであるが、ケーブルコネクタ20において、突部52の突出の度合いは突部51のそれより大きく設定されていることから、載置部92を乗り越えた位置92’には、載置部91を乗り越えた位置91’には存在しない大きな窪み部92’を設けて、突部52の突出を許容するようになっている。これらの構造により、突部52が載置部92を乗り越えるために要する力は、突部51が載置部91を乗り越えるために要する力よりも大きくなっていることが好ましい。この結果、嵌合過程において、ケーブルコネクタ20に対して突部52が載置部92を乗り越えるために要する力を印加することで、突部52が載置部92を乗り越えるとともに突部51も載置部91を乗り越え、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して安定した状態で押し付けることができる。仮に、突部52が載置部92を乗り越えるために要する力を、突部51が載置部91を乗り越えるために要する力よりも小さく設定した場合には、突部51が載置部91を乗り越えない状態のまま突部52だけが載置部92を乗り越えてしまい、ケーブルコネクタ20の前側が凹部64に対して持ち上げられて、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して安定した状態で押し付けることができないおそれが生ずる。本願発明では上記の力関係とすることにより、安定した状態で押し付けを行うことができる。
基板コネクタ60の端子62は、左右各側に1つずつ計2つ設けられている。これら2つの端子62は、補強金具63ともに、ハウジング61と一体成形されている。
各端子62の一部62A、62Bは、ハウジング61の左右各側において、前側71の内周面74にその一部を保持された状態で、凹部64の底部78から開口側に向かって立設している。これらの立設部62A、62Bは、それぞれ、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合過程において、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けた端子挿入部28に挿入され、この結果、ケーブルコネクタ20の各端子(22)と接続されることになる。
凹部64の前側71の中央に、立設部62Aと立設部62Bの間を隔てるハウジング壁66が設けられている。ハウジング壁66は、図示のように2つの段部66A、66Bから成っていてもよい。端子間にハウジング壁66を設けることにより、端子間の沿面距離を大きく設定することができるようになっている。
凹部64の内周面74、特に、その前側71の、ハウジング壁66を挟んだ左右各側の壁面には、案内面68に加え、凹部64の底部78側へ向かって、垂直面82と傾斜面81がこれらの順に設けられている。特に、傾斜面81は、ハウジング21に設けた傾斜面41Aと同様に、凹部64の底部78に向かうにつれてケーブル1の一端側から他端側1A(図1参照)へケーブル1の延出方向β(図1参照)に沿って傾斜している。このような傾斜面81を設けることにより、ハウジング21の傾斜面41Aとの衝突を防止することができるようになっている。尚、この傾斜面81は、ハウジング21の傾斜面41Aと同様に、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合過程にて、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対してケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って移動させるために用いることもできる。この点については後述する。
ハウジング61の周壁、特に、その後側73に、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けた取出部25に対応して分離体67を利用して2個の取出部65が設けられている。これらの取出部65は、凹部64に収容されたケーブルコネクタ20のハウジング21の取出部25と連通して、一端側にハウジング21を配置したケーブル1の他端側1Aをハウジング61の外部に取り出すために使用される。
凹部64の内周面74、特に、その後側73の、取出部65が形成されている部分には、凹部64の底部78に向かうにつれてケーブル1の一端側(ケーブル1から見てハウジング21が設けられた側)から他端側1A(図)へケーブル1の延出方向「β」に沿って傾斜する傾斜面83が設けられている。この傾斜面83は、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合完了時に、ケーブルコネクタ20が後端側を持ち上げられて不用意に抜出方向に移動されようとしたときに、ケーブルコネクタ20の一部(43)と衝突して、ケーブルコネクタの抜出を阻止するという重要な働きを有する。
図6乃至図15を参照して、電気コネクタ装置10の嵌合動作を説明する。
図6は、嵌合前におけるケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の平面図、図7は、図6におけるG−G線断面図、図8は、同H−H線断面図、図9は、同I−I線断面図である。図10乃至図12はそれぞれ、嵌合過程における図7乃至図9に対応する図、図13乃至図15はそれぞれ、嵌合完了時における図7乃至図9に対応する図である。
図7乃至図9に示す嵌合前の状態から、図10乃至図12に示す嵌合過程に至る際、ケーブルコネクタ20は、ハウジング21に設けたテーパー29と、基板コネクタ60のハウジング61に設けた案内面68を利用して、基板コネクタ60の凹部64へと導かれる。
その後、ケーブルコネクタ20のハウジング21は、ハウジング21に設けた突部51と、基板コネクタ60のハウジング61に設けた載置部91とが当接し、且つ、ハウジング21に設けた突部52と、基板コネクタ60のハウジング61に設けた載置部92とが当接するまで、基板コネクタ60の凹部64に挿入され、これらの当接を通じて、凹部64に対して所定の姿勢を取る。尚、このとき、ケーブルコネクタ20のハウジング21の前側31の外周面34に設けた傾斜面41Aは、基板コネクタ60の凹部64、特に、その縁69と衝突した状態にあってもよいし、未だ衝突しない状態にあってもよい。この所定の姿勢では、ハウジング21の上面21Aと基板コネクタ60の凹部64の底面78とが略平行な状態となるように、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60に対して位置している。よって、ユーザは、ケーブルコネクタ20のハウジング21を実際に基板コネクタ60の凹部64に収容させる前に、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に位置決めすることができる。尚、ケーブルコネクタ20が基板コネクタ60にこのような所定の姿勢を取っているとき、ケーブルコネクタ20の端子22と、基板コネクタ60の62は、物理的にも電気的にも接続されることはない。従って、不安定な接触による雑音信号の発生を防止することができる。
ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に押し付ける方向に力を加えることにより、図10乃至図12に示す嵌合過程から図13乃至図15に示す嵌合完了状態とすることができる。このとき、ケーブルコネクタ20のハウジング21の前側31の外周面34に設けた傾斜面41Aは、基板コネクタ60の凹部64、例えば、凹部64の縁69と衝突し、この結果、ケーブルコネクタ20は、基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って移動する。更に言えば、先ず、傾斜面41Aが縁69に当接し、この当接状態を維持したままケーブルコネクタ20全体が傾斜面41Aに沿って移動する。このように、傾斜面41Aが基準面となり、縁69に対して擦動することによってケーブルコネクタ20が移動する。
同時に、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けられた突部51、52が、基板コネクタ60の凹部64に設けられた載置部91、92をほぼ同じタイミングで乗り越えて、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60にロックされる。このように、乗り越えるタイミングがほぼ同時となるように設定することにより、基板コネクタ60に対するケーブルコネクタ20の姿勢を略維持したまま、換言すれば、ハウジング21の上面21Aと基板コネクタ60の凹部64の底面78とを略平行な状態のまま、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して移動させることができる。また、この押し付け力を利用して、端子22の接触部22’の隙間に、端子62の立設部62A、62Bが圧入され、端子22と端子62とが電気的に接続される。
その後、ケーブルコネクタ20のハウジング21の後側33の外周面34に設けた傾斜面43は、基板コネクタ60の凹部64の後側の内周面74に設けた傾斜面83の下側に潜り込む。この結果、図15に示すように、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合完了時には、凹部64の傾斜面83は、少なくともハウジング21の傾斜面43と、ケーブル1の延出方向「β」において重なり部分「L4」を有した状態となる。このような重なり部分「L4」を設けることにより、例えば、ケーブルコネクタ20に接続されたケーブル1の後端側が持ち上げられてケーブルコネクタ20が凹部64から不用意に抜出方向に移動されようとしたときでも、ケーブルコネクタ20のハウジング21の傾斜面43と、基板コネクタ60のハウジング61の傾斜面83とを衝突させて、ケーブルコネクタ20の抜出を効果的に阻止することができる。ここで、傾斜面43の基板2(図1参照)或いは凹部64の底部78に対する傾斜角「a」(図15、図9参照)の大きさは、傾斜面83の傾斜角「b」(図15中の拡大図及び図9参照)の大きさより小さく設定されている。これにより、ケーブルの上側への引っ張り時に、傾斜面43のうち下側の部分が、傾斜面83の下側の部分に衝突することになり、抜出を確実に阻止することができる。
ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の嵌合完了時には、また、ハウジング21の上面21Aの後方の一部54が、凹部64の傾斜面83の先端部83’よりも、ケーブル1の一端側から他端側1Aに向って突出して、ケーブル1の上部をより広い範囲で覆う。これにより、凹部64の開口面積をより小さくして、ごみの問題等を解消することができる。更に、嵌合完了時には、ハウジング21の底面21Bに設けたランス24が基板コネクタ60に設けたランス用の窪み84に嵌り込む。
特に図示しないが、変形例として、凹部64に設けた傾斜面81を、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けた傾斜面41Aと同様に、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って移動させるために用いることもできる。この場合には、ケーブルコネクタ20のハウジング21には傾斜面41Aを設けずに、例えば、垂直面41Cに沿う垂直面等に変更する。このように傾斜面41Aを取り除いた場合、ハウジング21の底部の縁31’は、傾斜面81と衝突することになり、この結果、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」(図1参照)に沿って移動される。明らかなように、ケーブルコネクタ20を移動させるために、ハウジング21の傾斜面41Aと凹部64の縁69との衝突を用いることもできるし、また、凹部64の傾斜面81とハウジング21の底部の縁31’との衝突を用いることもできるし、更に、それらの双方を用いることもできる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、本発明のコネクタ装置の構成は、電気コネクタ装置に限らず、光コネクタ装置に利用することもできる。光コネクタ装置に使用する場合には、電気ケーブル1に代えて光ファイバケーブルが接続される。また、ケーブルコネクタ20のハウジング21の外周面34や、基板コネクタ60の凹部64の内周面74は、必ずしも矩形である必要はなく、一の側とこれに対向する側があれば、例えば、平面視円形や正方形等の他の形状であってもよい。その他、様々な変形が可能である。
嵌合時に、垂直方向への移動動作と水平方向への移動動作の2つの動作が必要である様々なコネクタ装置に適用することができる。
1 ケーブル
1A 他端側
2 基板
10 電気コネクタ装置
20 ケーブルコネクタ(第一コネクタ)
21 ハウジング
21A 上面
22 端子
25 取出口
31 前側
31’ 底部の縁
33 後側
34 外周面
35 左右各側
41A 傾斜面
43 傾斜面
51 突部
52 突部
60 基板コネクタ(第二コネクタ)
61 ハウジング
62 端子
64 凹部
65 取出口
68 案内面
71 前側
73 後側
74 内周面
75 左右各側
78 底部
81 傾斜面
83 傾斜面
83’ 先端部
91 載置部
92 載置部

Claims (14)

  1. 互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、
    前記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、
    前記第二コネクタは、前記第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有し、
    前記第一ハウジングの周壁の一の側に、一端側に前記第一ハウジングを配置したケーブルの他端側を前記第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、
    前記凹部の周壁の一の側に、前記ケーブルの前記他端側を前記第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられており、
    前記第一ハウジングの周壁の前記一の側に対向する側の外周面の少なくとも一部に、前記凹部の底部側に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を前記凹部の少なくとも一部と衝突させることにより、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合過程にて、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記第一ハウジングの周壁の前記一の側の外周面の少なくとも一部に、前記凹部の底部側に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する他の傾斜面が設けられており、
    これに対応して、前記凹部の周壁の前記一の側の内周面の少なくとも一部に、前記凹部の前記底部に向かうにつれて前記ケーブルの前記他端側から前記一端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する他の傾斜面が設けられており、
    前記凹部の前記他の傾斜面は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合完了時に、少なくとも前記凹部の前記他の傾斜面と前記第一ハウジングの前記他の傾斜面とが前記ケーブルの延出方向において重なり部分を有するように前記ケーブルの前記他端側から前記一端側に向って突出している請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記第一ハウジングの上面の前記一の側の少なくとも一部は、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合完了時に、前記凹部の前記他の傾斜面の先端部よりも、前記ケーブルの前記一端側から前記他端側に向って突出している請求項2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記第一ハウジングの前記一の側と前記対向する側以外の側の外周面に外方に突出する突部が設けられており、
    これに対応して、前記凹部の前記一の側と前記対向する側以外の側の内周面に、前記第一コネクタが前記第二コネクタに載置されたときに前記第一ハウジングの前記突部よりも内方に突出した状態にある載置部が設けられており、
    前記第一ハウジングに設けられた突部が前記凹部に設けられた載置部を乗り越えることによって、前記第一コネクタは前記第二コネクタにロックされる請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ装置。
  5. 前記第一ハウジングの外周面と前記凹部の内周面はそれぞれ略矩形であって、
    前記第一ハウジングの前記突部は、該第一ハウジングの前記一の側と前記対向する側との間に位置する対向する左右各側の外周面にそれぞれに設けられており、
    前記凹部の前記載置部は、該凹部の前記一の側と前記対向する側との間に位置する対向する左右各側の内周面にそれぞれ設けられている請求項4に記載のコネクタ装置。
  6. 前記第一ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記突部と、前記第二ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記載置部が一つの組を成し、
    前記第一ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記突部と、前記第二ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記載置部が他の組を成し、
    前記第一ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記突部が、前記第二ハウジングの前記一の側寄りに設けられた前記載置部を乗り越えるために要する力が、
    前記第一ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記突部が、前記第二ハウジングの前記対向する側寄りに設けられた前記載置部を乗り越えるために要する力よりも大きい請求項5に記載のコネクタ装置。
  7. 前記衝突を通じて前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させる前に、前記第一ハウジングは、前記一の組の突部と載置部の当接と前記他の組の突部と載置部の当接とを通じて、前記凹部に対して所定の姿勢で維持される請求項4乃至6のいずれかに記載のコネクタ装置。
  8. 前記コネクタ装置は電気コネクタ装置であり、前記第一コネクタは、前記第一ハウジングに設けられた第一端子を有し、前記第二コネクタは、前記第二ハウジングに設けられ前記第一端子と電気的に接続され得る第二端子を有する請求項7に記載のコネクタ装置。
  9. 前記第一ハウジングが、前記突部と前記載置部の当接を通じて、前記凹部に対して所定の姿勢で維持されているとき、前記第一端子と前記第二端子は電気的に接続されることはない請求項8に記載のコネクタ装置。
  10. 前記凹部の開口側に、前記第一ハウジング部を前記凹部の前記底部へ向かって案内する案内面が設けられている請求項1乃至9のいずれかに記載のコネクタ装置。
  11. 前記第二コネクタは基板実装型のコネクタである請求項1乃至10のいずれかに記載の電気コネクタ装置。
  12. 前記凹部の周壁の前記一の側に対向する側の内周面の少なくとも一部に、更に、前記凹部の底部に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を前記第一ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合過程にて、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させる請求項1乃至11のいずれかに記載のコネクタ装置。
  13. 互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、
    前記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、
    前記第二コネクタは、前記第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有し、
    前記第一ハウジングの周壁の一の側に、一端側に前記第一ハウジングを配置したケーブルの他端側を前記第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、
    前記凹部の周壁の一の側に、前記ケーブルの前記他端側を前記第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられており、
    前記凹部の周壁の前記一の側に対向する側の内周面の少なくとも一部に、前記凹部の底部に向かうにつれて前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を前記第一ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、前記第一コネクタと前記第二コネクタの嵌合過程にて、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴とするコネクタ装置。
  14. 互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、
    前記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、
    前記第二コネクタは、前記第一ハウジングを収容する凹部を設けた第二ハウジングを有し、
    前記第一ハウジングの周壁の一の側に、一端側に前記第一ハウジングを配置したケーブルの他端側を前記第一ハウジングの外部に取り出すことができる第一取出部が設けられており、
    前記凹部の周壁の一の側に、前記ケーブルの前記他端側を前記第二ハウジングの外部に取り出すことができる第二取出部が設けられており、
    前記第一コネクタと前記第二コネクタとの嵌合過程にて、前記第一ハウジングの上面と第二ハウジングの前記凹部の底面とが略平行な状態を維持したまま、前記第一コネクタを前記第二コネクタに対して前記ケーブルの前記一端側から前記他端側へ前記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴とするコネクタ装置。
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